JP5145268B2 - スクリーン装置におけるガイド枠の取付機構 - Google Patents

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Description

本発明は、窓用サッシの室内側の開口部に取り付けるようにしたスクリーン装置におけるガイド枠の取付機構に関するものであり、更に具体的には、以下に詳述する摺動式スクリーン装置ばかりでなく、縦引きあるいは横引きの巻取り式スクリーン装置にも適用できるガイド枠の取付機構に関するものである。
特許文献1において開示されているように、障子が室の外側に開く外開き窓、辷り出し窓等においては、防虫用の網戸等として、障子の開閉に支障のない窓用サッシの室内側に取り付けられる摺動式スクリーン装置が既に知られている。該摺動式スクリーン装置においては、窓用サッシの障子装設位置よりも室内側の開口部に、左右相対向して一対のガイド枠が取付けられ、該一対のガイド枠間の上部に、スクリーンを巻き掛けて上記ガイド枠に沿う方向に折り返させる巻掛け部材が設けられ、上記開口部に張設可能な長さを有する上記スクリーンの摺動方向の両端に上記ガイド枠でガイドされる桟が固定され、スクリーンの張設時には、室内側の桟を最下位に位置させ、スクリーンの非張設時には両桟をガイド枠の長さ方向の中央部付近において会合させるように形成している。
上記摺動式スクリーン装置は、それを窓用サッシの室内側に設置する場合に、少なくとも、上記ガイド枠を左右のサッシ枠に取り付ける必要があり、更に、上記巻掛け部材及びその支持部材を、それらを覆うカバーと一体化して、あるいは、該支持部材とカバーとを個別的にサッシ枠に取り付ける必要がある。
なお、一端にガイド枠でガイドされる桟を取り付けたスクリーンの他端を巻取り軸に巻き取るようにした縦引きまたは横引きの巻取り式スクリーン装置においても、上記摺動式スクリーン装置と同様に、上記ガイド枠を左右または上下一対のサッシ枠に取り付け、更に、上記巻取り軸及びその支持部材をそれらを覆うカバーと一体化して、あるいは、該支持部材とカバーとを個別的にサッシ枠に取り付ける必要がある。
このような摺動式スクリーン装置や巻取り式スクリーン装置をサッシ枠に取り付けるに当たり、上記カバーはその形状が大きいことから、サッシ枠への取付手段に多くの選択肢があるが、上記ガイド枠は、左右または上下のサッシ枠に直接的に取り付ける必要があり、また、上記巻掛け部材あるいは巻取り軸の支持部材もサッシ枠に直接的に取り付ける必要が生じることもある。
このような場合に、上記ガイド枠や巻掛け部材あるいは巻取り軸の支持部材を直接的にサッシ枠にねじ止めするのが一般的であるが、何らかの都合で摺動式スクリーン装置を撤去することになった場合に、上記ガイド枠や巻掛け部材等の支持部材をサッシ枠から取り外すと、そのサッシ枠に上記ガイド枠等を取り付けていたねじ孔がきずとして残ることになるため、上記ねじ止めによるガイド枠等のサッシ枠に対する固定は望まれないことが多い。
なお、上述したように、摺動式スクリーン装置や巻取り式スクリーン装置をサッシ枠に取り付ける場合に、上記カバーはその形状が大きいことから、サッシ枠への取付手段に多くの選択肢があって、たとえねじ止めすることがあっても、そのねじ止め位置を比較的目立たない位置にするなどの対応を行うことができるが、上記ガイド枠や巻掛け部材あるいは巻取り軸の支持部材の場合には、その取付位置の移動可能範囲が小さいので、撤去後に目立つ位置にねじ孔を開けることになる場合が少なくない。
また、上記摺動式スクリーン装置等の設置工事では、サッシ等に対する孔開けや摺動式スクリーン装置等の一定の手順による組み付けを行う必要があり、特殊な工具を用いることもあるため、一般的には施工業者によって行われているが、摺動式スクリーン装置や巻取り式スクリーン装置自体をユニット化して、上述した左右のサッシ枠に取り付けるガイド枠と、カバーと一体化した巻掛け部材あるいは巻取り軸、及びその支持部材をサッシ枠に取り付け、または、個別的にサッシ枠に取り付ける該巻掛け部材あるいは巻取り軸とその支持部材とカバーとをサッシ枠に取り付ければよいようにし、しかも、その取付手段を簡単化した場合には、特別な工具を用いることなく素人でも容易に摺動式スクリーン装置の装脱操作ができるようになり、施工業者にとっても著しい施工時間の短縮を図ることが可能になる。
特許第3484699号公報
本発明の技術的課題は、スクリーン装置の設置作業を簡単化して設置コストを低廉化することにある。
また、本発明の他の技術的課題は、スクリーン装置の取り付けのための構造を簡素化して、特別な工具を用いることなく素人でも容易に着脱操作ができるようにした該スクリーン装置におけるガイド枠の取付機構を提供することにある。
本発明の更に他の技術的課題は、一旦設置したスクリーン装置を何らかの都合で撤去することになった場合に、サッシ枠にガイド枠等を取り付けていたねじ孔がきずとして残るのを防止できるようにしたスクリーン装置におけるガイド枠の取付機構を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明に係るガイド枠の取付機構は、窓用サッシの開口部のサッシ枠に相対向して取り付けられる一対のガイド枠を備え、該ガイド枠に沿ってスクリーン及びその端部に取り付けた桟を摺動させることにより該スクリーンを開閉できるようにしたスクリーン装置において、上記ガイド枠を上記サッシ枠に取り付けるための取付機構であって、上記ガイド枠の取付面に、その長手方向に沿って、口縁を対向する溝蓋により狭窄化した取付溝を設け、上記サッシ枠に取り付けた取付金具における上記ガイド枠の固定部に、上記ガイド枠の取付溝の口縁の幅に相当する径の固定孔、及び該孔を上記取付溝の方向に向けて当該固定部の外側に開かせる開溝を設け、上記取付金具の固定部に上記ガイド枠を固定するためのラッチを、ハンドル状の回転操作部から側方に突出する軸部の先端に係止板を連結したものとして構成し、更に具体的には、下記構成を有するものとして構成している。
即ち、上記ラッチの軸部は、上記軸部は、上記ガイド枠における取付溝の口縁の幅内及び上記取付金具における固定部の固定孔内に収まる径を有し、且つ上記ガイド枠の溝蓋及び取付金具の固定部を回転操作部と係止板との間に挟み着けるに必要な長さを有するものとし、上記係止板は、ガイド枠における上記取付溝の狭窄化した口縁の幅よりも大きい周縁部を有することにより、該取付溝に嵌入係止可能で、該溝内で少なくとも回転操作部がガイド枠に交差する姿勢からガイド枠に沿う姿勢をとる範囲で回転可能な板状に形成され、上記ガイド枠の取付溝に係止板を嵌入したラッチの軸部を取付金具の固定部における開溝を通してその固定孔に嵌入したのち、該ラッチの回転操作部を軸部の周りで回転させ、該回転操作部にガイド枠に沿う姿勢を保持させて該ガイド枠を取付金具に固定可能にしていることを特徴とするものである。
本発明に係るガイド枠の取付機構の好ましい実施形態においては、上記取付金具における上記ガイド枠の固定部が、サッシ枠に取り付けるガイド枠の室外側に位置するように配設され、該固定部に対して室内側からガイド枠の取付溝を当接させて、上記ラッチによりそれらを固定状態に保持させる構成が採用される。
本発明に係るガイド枠の取付機構の他の好ましい実施形態においては、上記ラッチと取付金具との間に、該回転操作部をガイド枠に沿う姿勢をとるように回転させたときに、その姿勢を越えて回転するのを抑止するストッパを備え、具体的には、上記係止板が、各辺がガイド枠における上記取付溝の溝幅より僅かに小さい長さを有する正方形で、その一対の対角部に、当該係止板を取付溝内において90°の範囲で回転可能にする角丸部を有するもの等として構成される。
本発明に係るガイド枠の取付機構の他の好ましい実施形態においては、上記ラッチと取付金具との間に、該ラッチにおける回転操作部にガイド枠に沿う姿勢を保持させて、該ラッチによりガイド枠を取付金具に固定している状態において、該ラッチが取付金具における固定部に対してガイド枠の取付溝方向に移動するのを抑制する移動抑制手段を備えているものとして構成される。上記移動抑制手段は、例えば、上記取付金具におけるガイド枠の固定部に設けた固定孔を該固定部の外側に開かせる開溝を、該孔の径よりも小幅とし、上記ラッチの軸部が、上記ガイド枠における取付溝の口縁の幅内及び上記取付金具における固定部の固定孔内に収まるが、該固定孔の開溝の幅よりも大きい径を有し、且つ該ラッチにおける回転操作部にガイド枠に沿う方向と直交する姿勢を保持させた状態において、上記軸部の対向面にその径を上記開溝の幅を通るところまで切除した小幅部を有するものとして構成される。
また、本発明の好ましい実施形態においては、上記ラッチの回転操作部のストッパが、上記取付金具の一部に回転操作部側に突出させた凸部により形成され、上記ストッパが、回転操作部がガイド枠に沿う姿勢をとったときに該回転操作部に設けた凹部に係合して該姿勢を保持させると共に、該回転操作部が取付金具における固定部に対してガイド枠の取付溝方向に移動するのを抑制する移動抑制手段を形成するものとして構成される。
上述したように、スクリーン装置のガイド枠の設置に取付金具を用いることにより、その取付金具のサッシ枠に対する固定位置を適宜選択して、仮にねじ止めするにしても、一旦設置したスクリーン装置を撤去すときに、ねじ孔等がきずとして目立たない位置に、該取付金具を取り付けておくことができる。
また、上記取付金具の固定部に対して室内側からガイド枠の取付溝を当接させて、上記ラッチによりそれらを固定状態に保持し、更に、該ラッチによる上記ガイド枠の固定時には、その回転操作部が取付溝の長手方向を向く姿勢をとるように形成することにより、上記ガイド枠の固定状態において、その固定部分が室内側から見えない位置にあるように構成することができる。
更に、本発明の好ましい実施形態においては、上記ガイド枠を上記サッシ枠に取り付けるための取付金具の該サッシ枠に対する取り付けを、その取付部に、ねじ軸が通るねじ孔と、それに連通させて、窓用サッシを建物開口部枠に取り付けているねじを弛めた状態でそのねじ軸を上記ねじ孔に通すためのねじ頭挿通孔またはねじ軸導入溝を設け、上記取付金具をサッシ取付用のねじで窓用サッシと共締めで固定される。
また、スクリーンの巻掛け部材または巻取り軸を支持させる支持部材のサッシ枠に対する取り付けを、その取付部に、ねじ軸が通るねじ孔と、それに連通させて、窓用サッシを建物開口部枠に取り付けているねじを弛めた状態でそのねじ軸を該ねじ孔に通すためのねじ頭挿通孔またはねじ軸導入溝を設け、上記支持部材をサッシ取付用のねじで窓用サッシと共締めで固定される。
このようなスクリーン装置のガイド枠等の取付機構によれば、サッシ枠にスクリーン装置の取付金具及びスクリーンの巻掛け部材を支持させる支持部材を取り付けるためのねじ孔を開ける必要がない。
上述した本発明によれば、スクリーン装置の設置作業を簡単化して設置コストを低廉化し、また、スクリーン装置の取り付けのための構造を簡素化して、特別な工具を用いることなく素人でも容易に着脱操作ができるようにした該スクリーン装置におけるガイド枠の取付機構を提供することができる。更に、一旦設置したスクリーン装置を何らかの都合で撤去することになった場合に、サッシ枠にガイド枠等を取り付けていたねじ孔がきずとして残るのを防止できるようにしたスクリーン装置を得ることができる。
窓用サッシに対して本発明の第1実施例に係るガイド枠の取付機構を適用した摺動式スクリーン装置の縦断面図である。 図1における窓用サッシ及び摺動式スクリーン装置の要部水平拡大断面図である。 上記ガイド枠の取付金具をサッシ枠に取り付ける状態を示す要部拡大斜視図である。 上記取付金具に上記ガイド枠を取り付けるためのラッチを示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 上記ラッチによりガイド枠を取付金具に取り付ける直前の状態を示す要部拡大斜視図である。 上記ラッチの軸部をガイド枠の取付溝と取付金具の固定孔に嵌入した状態を示す部分拡大正面図である。 上記ラッチによるガイド枠の固定完了状態を示す要部拡大斜視図である。 上記実施例におけるスクリーンの巻掛け部材を支持させる支持部材のサッシ枠に対する取付状態を示す要部拡大斜視図である。 上記第1実施例における取付金具及びラッチの変形例を示す斜視図である。 図9のラッチの正面側の斜視図である。 図9のラッチによる取付金具へのガイド枠の取付状態を示す正面図である。 窓用サッシに対して本発明の第2実施例に係るガイド枠の取付機構を適用した横引きの巻取り式スクリーン装置の縦断面図である。 図12における窓用サッシ及び横引き巻取り式スクリーン装置の水平断面図である。 上記第2実施例において用いている取付金具及びラッチの構成を示す斜視図である。 図14のラッチ構成を示し、(A)は側面図、(B)は正面図である。 図14のラッチによる取付金具へのガイド枠の取付状態を示す正面図である。
図1及び図2は、窓用サッシ2に対して本発明に係るガイド枠の取付機構を適用したスクリーン装置の一例を示している。
図示の摺動式スクリーン装置5は、防虫、遮光、断熱、目隠し、装飾等を目的として窓用サッシ2に設置されるもので、概略的には、建物開口部枠1に取り付ける窓用サッシ2の障子4の装設位置よりも室内側の開口部のサッシ枠3に左右相対向して取り付けられる一対のガイド枠10と、該一対のガイド枠10間の上部に設けられ、スクリーン7を巻き掛けて上記ガイド枠10に沿う方向に折り返させる巻掛け部材20と、上記開口部に張設可能な長さを有する上記スクリーン7の摺動方向の両端にほぼ同形の桟22,23がそれぞれ固定され、該桟22,23の各両端をスクリーン7と共に上記ガイド枠10にガイドさせるように組み付けられるスクリーンユニット6とを備えている。
上記摺動式スクリーン装置5は、スクリーン7の張設時には、図1に示すように、巻掛け部材20に巻き掛けたスクリーン7の室内側の桟23が上記開口部の最下位に位置し、スクリーン7の非張設時には、ガイド枠10の長さ方向の中央部付近において両桟22,23が会合するように形成されたものである。
なお、上記摺動式スクリーン装置5に代えて、縦引きの巻取り式スクリーン装置を用いることもでき、この巻取り式スクリーン装置は、スクリーンの下端に左右のガイド枠でガイドされる桟を取り付け、該スクリーンの上端を巻取り方向にばね付勢された巻取り軸に巻き取るようにして、上記巻取り軸をカバー内に収容して上記開口部に取り付け、あるいは、上記巻取り軸の支持部材とカバーとを個別的に上記開口部に取り付けるようにした周知のものである。
窓用サッシ2の室内側の開口部に左右相対向して取り付けられる上下方向に長い一対のガイド枠10は、互いに対称形状をなすものであり、図2及び図3からわかるように、窓用サッシ2におけるサッシ枠3に取付金具11を介して取り付けられるもので、スクリーン7とその両端に設けた桟22,23の摺動を個別的にガイドする隣接配置された各2条の平行な溝状の桟ガイド12,13を備えている。それらのガイド枠10は、溝状をなす桟ガイド12,13の開口をサッシ枠3の開口部の内側に向けて設置され、上記開口側と直交する障子側の側面にガイド枠10の取付面を設け、該取付面には、口縁を対向する溝蓋15により狭窄化した取付溝14を設けている。
また、上記桟ガイド13の各内底には、スリット13aを設けているが、これは、スクリーン7の両側縁に設けた柔軟で滑り性の高い係止部をその内側に係止させて、スクリーン7の両側縁が桟ガイド13から離脱するのを防ぐためのものである。
上記摺動式スクリーン装置5に代えて、縦引きの巻取り式スクリーン装置を用いることもできる。この縦引きの巻取り式スクリーン装置は、サッシ枠3に左右相対向して取り付けられる一対のガイド枠10間の上部に、スクリーン7を巻取る巻取り軸が設けられ、該巻取り軸に巻き取ったスクリーンをガイド枠10に沿って導出するものであるため、この巻取り式スクリーン装置では1条の桟ガイドを設けることになり、この場合にも同様に、桟ガイド13の各内底にスリット13aを設け、スクリーン7の両側縁に設けた柔軟で滑り性の高い係止部をその内側に係止させて、スクリーン7の両側縁が桟ガイド13から離脱するのを防ぐように構成される。
また、上記一対のガイド枠10間の上部に配置される上記スクリーン7を巻き掛けるための巻掛け部材20は、図1及び図8に示しているように、両端が窓用サッシ2における上記サッシ枠3に取り付けられた支持部材21によって回転可能に軸支される円筒状の部材により形成され、該巻掛け部材20に巻き掛けたスクリーン7を上記ガイド枠10に沿う方向に折り返させるものである。上記支持部材21は、円形凹部によって形成される巻掛け部材20の受け部21aを備えると共に、該受け部21a上に連なるように、巻掛け部材20を落とし込むための導入路21bを備えている。上記巻掛け部材20は、その室内側をカバー25によって覆い隠すように形成しているが、該カバー25は、適宜位置においてサッシ枠3や上記支持部材21等に固定されるものである。
上記サッシ枠3に取り付けるガイド枠10の取付金具11は、図3に明瞭に示すように、金属板の折曲により、該サッシ枠3に対して取り付ける取付部26と上記ガイド枠10を固定するための固定部27とを連設したものとして構成され、上記取付金具11の固定部27には、ガイド枠10の取付溝14の口縁の幅に相当する径の一対の固定孔27a、即ち、該取付溝14の口縁の幅と同径の固定孔27aと、それら孔27aを上記取付溝14の方向に向けて当該固定部27の外側に開かせる該孔27aの径よりも小幅の開溝27bを設け、一方、上記サッシ枠3への取付部26には、後述するねじ孔26aとそれに連通させたねじ軸導入溝26bとを設けている。図3に示す取付金具11では、二つの固定孔27aを対向配置して、その双方を以下に説明するラッチ30による固定に利用し、あるいはその一方を選択使用できるようにしたものを示しているが、この取付金具11は、図5及び図6に示すように、一つの固定孔27a及び開溝27bを設けたものを用いることもできる。
上記取付金具11の固定部27に上記ガイド枠10を固定するためのラッチ30は、図4〜図7に示すように、作業者が手で操作するハンドル状の回転操作部31と、該回転操作部31にその端部から側方に突出するように連結した軸部32と、該軸部32を介して回転操作部31連結された係止板33とを備えたものである。
上記軸部32は、上記ガイド枠10における取付溝14の口縁の幅内及び上記取付金具11における固定部27の固定孔27a内に収まるように、それらの取付溝14及び固定孔27aよりも僅かに小さく、しかし該固定孔27aの開溝27bの幅よりも大きい径を有しているが、該軸部32の対向面に、その径を上記開溝27bに通せるところまで切除した小幅部32aを形成している。また、該軸部32は、上記ガイド枠10の溝蓋15及び取付金具11の固定部27を回転操作部31と係止板33との間に挟み着けるに必要な長さを有するものとして形成している。
一方、上記係止板33は、図4の(B)からわかるように、各辺がガイド枠10における上記取付溝14の溝幅より僅かに小さい長さを有する正方形で、その一対の対角部に、当該係止板33を取付溝14内において90°の範囲で回転可能にする角丸部を有するものとして形成し、その角丸部のない対角部により、回転操作部31をガイド枠10に沿う姿勢をとるように回転させたときに、その姿勢を越えて回転するのを抑止するストッパを形成させているが、かかる形態に限るものではなく、ガイド枠10における上記取付溝14の狭窄化した口縁の幅よりも大きい周縁部33aを有することにより、該取付溝14に嵌入係止可能で、該溝14内で少なくとも一定角度範囲において、例えば、少なくとも回転操作部31がガイド枠10に直交する姿勢からガイド枠10に沿う姿勢をとる範囲で回転可能な板状に形成されたものであればよい。
上記ラッチ30によるガイド枠10の取付金具11に対する固定は、図5に示すように、ガイド枠10の取付溝14にその溝端からラッチ30の係止板33を嵌入したうえで、該ラッチ30の軸部32を、その小幅部32aにより取付金具11の固定部27における開溝27bを通過させて、図6に示すように、該固定部27の固定孔27aに嵌入させ、その後、図7に示すように、該ラッチ30の回転操作部31を取付溝14に沿う方向に向けることにより軸部32を回転させ、上記小幅部32aを開溝27bに対面させることにより、該軸部32を固定孔27aから離脱不能な姿勢にして、ガイド枠10を取付金具11に保持させるものである。この状態では、取付溝14の溝蓋15と取付金具11の固定部27が、ラッチ30の回転操作部31と係止板33との間に挟着されるが、後述する第2実施例において示すように、係止板33に弾性的な変形による押圧部を設けることにより、上記回転操作部31と係止板33との間に上記溝蓋15と取付金具11の固定部27とを弾性的に挟着することができる。
上記取付金具11における上記ガイド枠10の固定部27は、図2に示すように、該取付金具11のサッシ枠3に対する取付部26の室外側(障子4側)に位置するようにして該サッシ枠3に取り付け、その固定部27がガイド枠10の室外側に位置するようにスクリーン装置のガイド枠10を配設し、そのため、該ガイド枠10の取付溝14を取付金具11の固定部27に対して室内側から当接させて、上記ラッチ30によりそれらを固定状態に保持させるようにしている。
このように、スクリーン装置5のガイド枠10をサッシ枠3に直接的にねじ止め等により固定することなく、そのガイド枠10の設置に取付金具11を用いることにより、その取付金具11のサッシ枠3に対する固定位置を適宜選択し、あるいは該金具11の形状や取付部26におけるねじ孔26aの位置を変更したものを用意し、仮に該金具11をサッシ枠3にねじ止めするにしても、一旦設置したスクリーン装置5を撤去すときに、ねじ孔等がきずとして目立たない位置に、該取付金具11を取り付けておくことができる。しかも、上述のように、取付金具11の固定部27に対して室内側からガイド枠を当接させてそれらを固定すると、その取付金具11による固定部分をガイド枠10によって室内側から見えない位置に隠すことができる。
また、上記ラッチ30は、そのハンドル状の回転操作部31から軸部32が側方に突出するものとして構成し、上記ラッチ30の軸部32における小幅部32aを取付金具11の固定部27における開溝27bを通してその固定孔27aに嵌入する際、該ラッチの回転操作部31が、図6に示すように、取付溝14の長手方向と直交する方向に向く姿勢をとり、そして、該回転操作部31により軸部32を回転させて該ラッチ30の軸部32を固定孔27aから離脱不能な姿勢にした際に、該回転操作部31が取付溝14の長手方向を向く姿勢をとるように形成している。この姿勢では、上述したように、上記ガイド枠10の固定状態において、その固定部分が室内側から見えない位置にあるため、室内側からみて美観のある摺動式スクリーン装置5の設置を行うことができる。
上記回転操作部31にガイド枠10に沿う姿勢を保持させると、該ラッチ30の軸部32を固定孔27aから離脱不能にできる構成は、ガイド枠10を取付金具11に固定している状態において、該ラッチ30が取付金具11における固定部27に対してガイド枠10の取付溝14の方向に移動するのを抑制する移動抑制手段を形成するものである。
上記取付金具11のサッシ枠3に対する取り付けは、図3に示すように、その取付金具11の取付部26に、窓用サッシ2のサッシ枠3を建物開口部枠1に取り付けている既存のねじ9のねじ軸9aが通る前記ねじ孔26aと、それに連通させて、上記ねじ9を弛めた状態でそのねじ軸9aを上記ねじ孔26aに通すための前記ねじ軸導入溝26bとを設け、上記ねじ9を弛めた状態で上記取付金具11のねじ軸導入溝26bを通して上記ねじ孔26aの位置まで移動させ、上記サッシ取付用のねじ9で窓用サッシ2と共締めで固定するようにしている。
一方、スクリーンの巻掛け部材20を支持させる支持部材21のサッシ枠3に対する取り付けのため、図8に示すように、その支持部材21の取付部40には、窓用サッシ2のサッシ枠3を建物開口部枠1に取り付けているねじ9のねじ軸9aが通るねじ孔41aと、それに連通させて、上記ねじ9を弛めた状態でそのねじ軸9aを該ねじ孔41aに通すためのねじ頭挿通孔41bとを設けている。そして、上記支持部材21の取付部40をサッシ取付用のねじ9で窓用サッシと共締めで固定するようにしている。
この支持部材21のサッシ枠3に対する取り付けのために上記取付部40に設けているねじ孔41aとそれに連通するねじ頭挿通孔41bからなる構成は、前記取付金具11のサッシ枠3に対する取り付けの場合において、図3のねじ孔26aとねじ軸導入溝26bに代えて用いることができ、また、逆に上記図3のねじ孔26aとねじ軸導入溝26bとは、上記支持部材21のサッシ枠3に対する取り付けのために、上記ねじ孔41aとそれに連通するねじ頭挿通孔41bに代えて用いることができる。
図9〜図11は、上記取付金具11及びラッチ30の変形例を示すもので、この変形例の取付金具11Aの固定部28には、ガイド枠10の取付溝14の口縁の幅に相当する径の一対の固定孔28aと、それらの孔28aを上記取付溝14の方向に向けて当該固定部28の外側に開かせる該孔28aの径と同幅の開溝28bを設けると共に、上記一対の固定孔28aの間に、該固定部28の一部の切り起しにより、この取付金具11Aに適用するラッチ30Aのハンドル状の回転操作部31Aの当接面側に突出させた凸部29を形成している。
上記凸部29は、図11に示すように、ラッチ30Aの回転操作部31Aがガイド枠10に沿う姿勢をとったときに、該回転操作部31Aに設けた一対の凹部35のいずれかに係合して、該姿勢を越えて回転操作部31Aが回転するのを抑止するストッパとして機能すると共に、該回転操作部31Aが取付金具11Aにおける固定部28に対してガイド枠10の取付溝14方向に移動するのを抑制する移動抑制手段を形成するものである。なお、上述したように、固定部28における固定孔28aはその径と同幅の開溝28bによって取付溝14の方向に向けて開かせているので、上記ラッチ30Aの軸部32は、固定孔28aに嵌入する円形断面に形成している。
上記取付金具11Aのサッシ枠3への取付部26及び該サッシ枠3への取付構造は、図3によって説明した前記取付金具11の場合と変わるところがない。
図12及び図13は、窓用サッシに対して本発明の第2実施例に係るガイド枠の取付機構を適用して横引きの巻取り式スクリーン装置45を取り付けた構成態様を示し、また、図14〜図16は、この第2実施例においてガイド枠50の取り付けに適用する取付金具51及びラッチ70の構成を示している。上記横引きの巻取り式スクリーン装置45は、第1実施例における摺動式スクリーン装置5と同様に、防虫、遮光、断熱、目隠し、装飾等を目的として窓用サッシ2の開口部に設置されるものであるが、建物開口部枠1に取り付ける窓用サッシ2の上下のサッシ枠3に相対向して取り付けられる一対のガイド枠50と、該サッシ枠3の左右に取り付けられる巻取りボックス65、及びスクリーン47の先端に取り付けた可動桟62の受け枠63とを備えている。
上記巻取りボックス65は、その内部に上記スクリーン47を巻いた巻取り軸60が回転可能に支持され、その巻取り軸60の内部に収容したスプリングによりスクリーン47の巻取り方向に回転するように付勢されている。一方、上記巻取りボックス65とは反対側のサッシ枠3には、該スクリーン47の導出側端に取り付けた可動桟62を受ける受け枠63を備え、該受け枠63と可動桟62にマグネット64aと磁性体64bからなる吸着手段を設けて、可動桟62を受け枠63に着脱自在に保持させるようにしている。そして、上記スクリーン47の両側端(図1では上下端)には、柔軟で滑り性の高い係止部を設けて、上下のガイド枠50内における桟ガイド53内に設けたスリット53aの内側に係止させ、スクリーン7の両側縁が桟ガイド13から離脱するのを防ぐように構成している。
窓用サッシ2の室内側の開口部の上下に相対向して取り付けられる水平方向に長い一対のガイド枠50は、互いに対称形状をなすものであり、図12からわかるように、窓用サッシ2におけるサッシ枠3に取付金具51を介して取り付けられるもので、スクリーン47の両端及び可動桟62の摺動をガイドする上記桟ガイド53を備え、それらのガイド枠50は、桟ガイド53の開口をサッシ枠3の開口部の内側に向け、障子側の側面にガイド枠50の取付面を設け、該取付面には、図14に明瞭に示すように、口縁を対向する溝蓋55により狭窄化した取付溝54を設けている。
上記取付金具51におけるガイド枠50の固定部68には、図9によって説明した取付金具11Aと同様な構成を有するもので、ガイド枠50の取付溝54の口縁の幅に相当する径の一対の固定孔68aと、それらの孔68aを上記取付溝54の方向に向けて固定部68の外側に開かせる該孔の径と同幅の開溝68bを設けると共に、上記一対の固定孔68aの間に、該固定部68の一部の切り起しによりラッチ70の回転操作部71側に突出する凸部69を形成している。なお、この取付金具51は、図9によって説明した取付金具11Aと比べて上記凸部69の形状がガイド枠50の取付溝54の長手方向と直交する方向に長くなっている点で相違するものである。
上記凸部69は、図16に示すように、ラッチ70の回転操作部71がガイド枠50の長手方向に沿う姿勢をとったときに、該回転操作部71に設けた凹部75の壁面にその中央部付近において係合し、該姿勢を越えて回転操作部71が回転するのを抑止するストッパとして機能すると共に、該回転操作部71が取付金具51における固定部68に対してガイド枠50の取付溝54方向に移動するのを抑制する移動抑制手段を形成するものである。
上記ラッチ70は、第1実施例のラッチ30及びその変形例(図10)のラッチ30Aと本質的に変わるところがないものではあるが、ラッチ30Aと比べて、上記取付金具51いおける凸部69との関連において凹部75の形状が相違し、また、係止板73におけるハンドル状の回転操作部71の長手方向と直交する方向に、弾性的な変形による押圧部73aを設けることにより、上記回転操作部71と係止板73との間に上記溝蓋55と取付金具51の固定部68とを弾性的に挟着する点で相違している。
上記取付金具51のサッシ枠3への取付部及び該サッシ枠3への取付構造は、図3によって説明した前記取付金具11の場合と変わるところがない。また、上記第2実施例におけるその他の構成は、第1実施例と実質的に変わるところがない。
なお、図12における上側のガイド枠50を取り付けるラッチ70は、回転操作部71を未だガイド枠50の長手方向に向けていない状態を示し、同下側のラッチ70は、回転操作部71をガイド枠50の長手方向に向けて室内側から見えないようにした状態を示している。
1 建物開口部枠
2 窓用サッシ
3 サッシ枠
5 摺動式スクリーン装置
7 スクリーン
9 ねじ
9a ねじ軸
10,50 ガイド枠
11,11A,51 取付金具
12,13 桟ガイド
14 取付溝
15 溝蓋
20 巻掛け部材
21 支持部材
22,23 桟
26 取付部
26a,41a ねじ孔
26b ねじ軸導入溝
27,28,68 固定部
27a,28a,68a 固定孔
27b,28b,68b 開溝
30,30A,70 ラッチ
31,31A,71 回転操作部
32 軸部
32a 小幅部
33,73 係止板
33a 周縁部
41b ねじ頭挿通孔
45 巻取り式スクリーン装置
73a 押圧部

Claims (9)

  1. 窓用サッシの開口部のサッシ枠に相対向して取り付けられる一対のガイド枠を備え、該ガイド枠に沿ってスクリーン及びその端部に取り付けた桟を摺動させることにより該スクリーンを開閉できるようにしたスクリーン装置において、上記ガイド枠を上記サッシ枠に取り付けるための取付機構であって、
    上記ガイド枠の取付面に、その長手方向に沿って、口縁を対向する溝蓋により狭窄化した取付溝を設け、
    上記サッシ枠に取り付けた取付金具における上記ガイド枠の固定部に、上記ガイド枠の取付溝の口縁の幅に相当する径の固定孔、及び該孔を上記取付溝の方向に向けて当該固定部の外側に開かせる開溝を設け、
    上記取付金具の固定部に上記ガイド枠を固定するためのラッチを、ハンドル状の回転操作部から側方に突出する軸部の先端に係止板を連結したものとして構成し、
    上記軸部は、上記ガイド枠における取付溝の口縁の幅内及び上記取付金具における固定部の固定孔内に収まる径を有し、且つ上記ガイド枠の溝蓋及び取付金具の固定部を回転操作部と係止板との間に挟み着けるに必要な長さを有するものとし、上記係止板は、ガイド枠における上記取付溝の狭窄化した口縁の幅よりも大きい周縁部を有することにより、該取付溝に嵌入係止可能で、該溝内で少なくとも回転操作部がガイド枠に交差する姿勢からガイド枠に沿う姿勢をとる範囲で回転可能な板状に形成され、
    上記ガイド枠の取付溝に係止板を嵌入したラッチの軸部を取付金具の固定部における開溝を通してその固定孔に嵌入したのち、該ラッチの回転操作部を軸部の周りで回転させ、該回転操作部にガイド枠に沿う姿勢を保持させて該ガイド枠を取付金具に固定可能にしている、
    ことを特徴とするスクリーン装置におけるガイド枠の取付機構。
  2. 上記取付金具における上記ガイド枠の固定部が、サッシ枠に取り付けるガイド枠の室外側に位置するように配設され、該固定部に対して室内側からガイド枠の取付溝を当接させて、上記ラッチによりそれらを固定状態に保持させている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置におけるガイド枠の取付機構。
  3. 上記ラッチと取付金具との間に、該回転操作部をガイド枠に沿う姿勢をとるように回転させたときに、その姿勢を越えて回転するのを抑止するストッパを備えている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載したスクリーン装置におけるガイド枠の取付機構。
  4. 上記係止板が、各辺がガイド枠における上記取付溝の溝幅より僅かに小さい長さを有する正方形で、その一対の対角部に、当該係止板を取付溝内において90°の範囲で回転可能にする角丸部を有するものとして構成され、上記係止板により前記ストッパを形成させている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のスクリーン装置におけるガイド枠の取付機構。
  5. 上記ラッチと取付金具との間に、該ラッチにおける回転操作部にガイド枠に沿う姿勢を保持させて、該ラッチによりガイド枠を取付金具に固定している状態において、該ラッチが取付金具における固定部に対してガイド枠の取付溝方向に移動するのを抑制する移動抑制手段を備えている、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載したスクリーン装置におけるガイド枠の取付機構。
  6. 上記取付金具におけるガイド枠の固定部に設けた固定孔を該固定部の外側に開かせる開溝を、該孔の径よりも小幅とし、上記ラッチの軸部が、上記ガイド枠における取付溝の口縁の幅内及び上記取付金具における固定部の固定孔内に収まるが、該固定孔の開溝の幅よりも大きい径を有し、且つ該ラッチにおける回転操作部にガイド枠に沿う方向と直交する姿勢を保持させた状態において、上記軸部の対向面にその径を上記開溝の幅を通るところまで切除した小幅部を有するものとし、
    これによって上記移動抑制手段を構成させた、
    ことを特徴とする請求項5に記載のスクリーン装置におけるガイド枠の取付機構。
  7. 上記ラッチの回転操作部のストッパを、上記取付金具の一部に回転操作部側に突出させた凸部により形成し、上記ストッパを、回転操作部がガイド枠に沿う姿勢をとったときに該回転操作部に設けた凹部に係合して該姿勢を保持させると共に、該回転操作部が取付金具における固定部に対してガイド枠の取付溝方向に移動するのを抑制する移動抑制手段を形成させている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のスクリーン装置におけるガイド枠の取付機構。
  8. 上記ガイド枠を上記サッシ枠に取り付けるための取付金具の該サッシ枠に対する取り付けを、その取付部に、ねじ軸が通るねじ孔と、それに連通させて、窓用サッシを建物開口部枠に取り付けているねじを弛めた状態でそのねじ軸を上記ねじ孔に通すためのねじ頭挿通孔またはねじ軸導入溝を設け、
    上記取付金具をサッシ取付用のねじで窓用サッシと共締めで固定している、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のスクリーン装置におけるガイド枠の取付機構。
  9. スクリーンの巻掛け部材または巻取り軸を支持させる支持部材のサッシ枠に対する取り付けを、その取付部に、ねじ軸が通るねじ孔と、それに連通させて、窓用サッシを建物開口部枠に取り付けているねじを弛めた状態でそのねじ軸を該ねじ孔に通すためのねじ頭挿通孔またはねじ軸導入溝を設け、
    上記支持部材をサッシ取付用のねじで窓用サッシと共締めで固定している、
    ことを特徴とする請求項8に記載のスクリーン装置におけるガイド枠の取付機構。
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