JP6993274B2 - セル型製氷機 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、給水トレーが製氷位置とトレー洗浄位置の途中に位置している状態で製氷機の運転が再開された場合であっても、給水トレーを製氷位置と中間切換え位置とトレー洗浄位置に正しく位置させて、製氷作業を適正に行えるセル型製氷機を提供することにある。
離氷工程において、給水トレー12および給水タンク13が製氷位置からトレー洗浄位置まで下降傾動するのに要する合計時間は約40~50秒であり、製氷位置から離氷位置まで下降傾動するのに要する時間は5~15秒である。また、洗浄前段位置からトレー洗浄位置まで下降傾動するのに要する時間は5~15秒である。
(製氷工程)製氷工程においては、制御部40で傾動モーター35や加圧ポンプ24の運転状態を制御し、さらに電磁弁50の開閉状態を制御して、給水トレー12をトレー洗浄位置から貯水位置と製氷前段位置と製氷位置に切換えて製氷を行う。トレー洗浄位置における駆動アーム36は、図9に示すように時計の文字盤の7時の位置にあって、給水トレー12および給水タンク13を下り傾斜姿勢に保持しており、第2スイッチ46はオン状態に切換っている。
制御部40は、傾動モーター35が製氷位置またはトレー洗浄位置の各起動位置で起動してから、時間記憶部59に記憶させてあるタイマー58で計時した所定の時間、あるいは予め設定した時間が経過しているにも拘らず、各位置に設けた第1スイッチ45または第2スイッチ46の出力信号が変化しない場合にリトライ動作を複数回行って、それでもなお各スイッチ45・46の出力信号が変化しない場合に故障記憶部60に故障情報を記憶させる。
図11のフローチャートにおいて、例えば傾動モーター35を製氷位置(起動位置)で起動した(S1)のち、第1スイッチ45がオン状態かオフ状態かを(S2)で判定し、第1スイッチ45がオフ状態に切換らず(S2でNO)、起動から10秒(第1時間=t1)が経過した場合(S3でYES)には、第1スイッチ45が分離不良を生じている可能性があるので、A制御へ移行しリトライ動作を実行する。また、傾動モーター35を製氷位置(起動位置)で起動した(S1)のち、第1スイッチ45がオフ状態に切換った場合(S2でYES)には、第2スイッチ46がオン状態に切換った否かを(S4)で判定し、第2スイッチ46がオン状態に切換らず(S4でNO)、起動から40秒(位置切換時間=t2)が経過した場合(S5でYES)には、第2スイッチ46が接触不良を生じているものと判定して(S7)、そのことを故障記憶部60に記憶させ、スイッチ故障の判定を終了する。(S4)において第2スイッチ46が起動から40秒が経過する前にオン状態に切換った場合(S4でYES)には、制御部40は第1スイッチ45および第2スイッチ46が正常であると判定して(S6)、スイッチ故障の判定を終了する。
図12に示すように、リトライ動作では、カウンターを初期化(S10)し、傾動モーター35を所定時間停止(S11)したのち、給水トレー12が製氷位置へ戻る向きに傾動モーター35を駆動する(S12)。このときの傾動モーター35は、給水トレー12が製氷位置から途中停止位置まで移動するのに要した時間(t3=10秒)が経過するまで(S13でYES)駆動されて、給水トレー12を製氷位置へ戻し、傾動モーター35を停止させる(S14)。停止から5秒間が経過したらカウンターを加算(S15)したのち、リトライ動作が所定の回数(5回)に達したか否かを判定し(S16)、リトライ動作が5回未満である場合(S16でNO)には、再び傾動モーター35を駆動して給水トレー12を製氷位置からトレー洗浄位置(切換位置)へ向かって移動させ(S17)、傾動モーター35が起動してから10秒が経過するまでに、第1スイッチ45がオフ状態に切換るか否かを再度確認する(S18~S19)。第1スイッチ45がオン状態のまま(S18でNO)で、傾動モーター35の起動から10秒(第1時間=t1)が経過した場合(S19でYES)には、1回目のリトライ動作を終了して(S11)へ移行し、2回目のリトライ動作を行う。
制御部40は、例えば、傾動モーター35が製氷位置(起動位置)で起動してから40秒(位置切換時間t2)が経過しているにも拘らず、トレー洗浄位置(切換え位置)側の第2スイッチ46がオン状態に切換わらない場合に不良判定を行う。
上記のように、両スイッチ45・46のいずれか一方が故障した状態における制御部40は、第1制御動作と第2制御動作に従って傾動モーター35を駆動して、給水トレー12を製氷位置またはトレー洗浄位置に向かって移動させる。詳しくは図1に示すように、各スイッチ45・46のいずれか一方が故障した状態では、制御部40は、故障記憶部60の故障情報の有無を確認し(S30)し、どちらのスイッチが故障しているかを特定する(S31)。第1スイッチ45が故障していない場合(S31でNO)には、第1スイッチ45を故障時基準位置側のスイッチとして(S32)、給水トレー12が第1スイッチ45へ向かって上昇する向きに傾動モーター35を駆動し、製氷位置に位置させる(S33)。このように、制御部40は、第1制御動作では故障記憶部60の故障情報に基づき、給水トレー12が正常に作動している故障時基準位置側のスイッチ45に向かって移動するように傾動モーター35を駆動させており、第2スイッチ46が故障している場合の第1制御動作は(S30)~(S33)までとなる。
10 製氷ケース
12 給水トレー
13 給水タンク
14 位置切換え構造
17 位置検知構造
35 傾動モーター
40 制御部
45 第1スイッチ(第1センサー)
46 第2スイッチ(第2センサー)
58 タイマー
59 時間記憶部
60 故障記憶部
61 異常停止記憶部
Claims (4)
- 製氷ケース(10)および給水トレー(12)と、給水トレー(12)を製氷位置とトレー洗浄位置の間で揺動操作する位置切換え構造(14)と、給水トレー(12)の位置を検知する位置検知構造(17)と、位置切換え構造(14)の傾動モーター(35)の駆動状態を制御する制御部(40)を備えているセル型製氷機であって、
位置検知構造(17)は、給水トレー(12)が製氷位置に切換ったことを検知する第1センサー(45)と、給水トレー(12)がトレー洗浄位置に切換ったことを検知する第2センサー(46)を備えており、
制御部(40)は、時間記憶部(59)と故障記憶部(60)とを備えており、
時間記憶部(59)には、傾動モーター(35)が製氷位置またはトレー洗浄位置で起動してから、トレー洗浄位置または製氷位置に切換るまでのタイマー(58)の計時情報が記憶されており、
故障記憶部(60)には、制御部(40)が各センサー(45・46)のいずれか一方が故障していると判定した場合の故障情報が記憶されており、
両センサー(45・46)のいずれか一方が故障した状態において、制御部(40)は、第1制御動作と第2制御動作に従って傾動モーター(35)を駆動して、給水トレー(12)を製氷位置またはトレー洗浄位置に向かって移動させており、
第1制御動作では、故障記憶部(60)の故障情報に基づき、給水トレー(12)が正常に作動している故障時基準位置側の一方のセンサー(45・46)に向かって移動するように傾動モーター(35)を駆動させており、
第2制御動作では、故障時基準位置側の一方のセンサー(45・46)の出力信号を基準にして、給水トレー(12)が故障時切換位置側の他方のセンサー(46・45)の側へ向かって移動するように、傾動モーター(35)を時間記憶部(59)の計時情報に基づき駆動することを特徴とするセル型製氷機。 - 制御部(40)は、傾動モーター(35)が製氷位置またはトレー洗浄位置の起動位置で起動してから第1時間(t1)が経過しているにも拘らず、起動位置側のセンサー(45・46)がオフ状態に切換らない場合にリトライ動作を実行しており、
リトライ動作では、傾動モーター(35)を駆動して給水トレー(12)を起動位置へ戻し所定時間停止させたのち、再び傾動モーター(35)を駆動して給水トレー(12)を切換位置へ向かって移動させ、第1時間(t1)が経過するまでに起動位置側のセンサー(45・46)がオフ状態に切換ったか否かを確認しており、
上記のリトライ動作を複数回行っても、起動位置側のセンサー(45・46)がオフ状態に切換らない場合に、制御部(40)は起動位置側のセンサー(45・46)が分離故障していると判定して故障記憶部(60)に故障情報を記憶させている請求項1に記載のセル型製氷機。 - 制御部(40)は、傾動モーター(35)が製氷位置またはトレー洗浄位置の起動位置で起動してから、時間記憶部(59)に記憶させてある位置切換時間(t2)が経過しているにも拘らず、切換え位置側のセンサー(45・46)がオン状態に切換らない場合に不良判定を行っており、
不良判定時の制御部(40)は、通常の製氷工程と離氷工程を繰返し行って、その繰返し回数が所定の回数に到達した時点で、切換え位置側のセンサー(45・46)がオン状態に切換らない場合に、切換え位置側のセンサー(45・46)が接触故障していると判定して故障記憶部(60)に故障情報を記憶させている請求項1、または2に記載のセル型製氷機。 - 制御部(40)の異常停止記憶部(61)に、電流の供給が一時的に停止された異常停止情報が記憶されており、
給水トレー(12)が製氷位置とトレー洗浄位置の途中に位置している状態で製氷機の運転が再開されると、制御部(40)は、異常停止記憶部(61)の異常停止情報と故障記憶部(60)の故障情報に基づき傾動モーター(35)を駆動して、給水トレー(12)を故障時基準位置へ向かって移動させており、
故障時基準位置へ移動した給水トレー(12)を位置基準にして、製氷工程と離氷工程を交互に行う請求項1から3のいずれかひとつに記載のセル型製氷機。
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