JP6988612B2 - 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置 - Google Patents

液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6988612B2
JP6988612B2 JP2018051699A JP2018051699A JP6988612B2 JP 6988612 B2 JP6988612 B2 JP 6988612B2 JP 2018051699 A JP2018051699 A JP 2018051699A JP 2018051699 A JP2018051699 A JP 2018051699A JP 6988612 B2 JP6988612 B2 JP 6988612B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
liquid discharge
discharge head
pressure chamber
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018051699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019162770A (ja
Inventor
達哉 鮫島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2018051699A priority Critical patent/JP6988612B2/ja
Publication of JP2019162770A publication Critical patent/JP2019162770A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6988612B2 publication Critical patent/JP6988612B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)からなる記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置(例えばインクジェット記録装置)が知られている。
液体を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)においては、圧力室(個別液室)の液体を加圧する効率を高めるなどの目的で、共通液室あるいは共通液室に通じる液体導入部から流体抵抗部を介して圧力室に液体を供給する構成が知られており、幅の狭い流体抵抗部と、流体抵抗部の下流側の圧力室、及び上流側の共通液室あるいは液体導入部などの流路を形成する流路板(流路部材)が用いられる。
流路及び流体抵抗部を構成する場合、板状部材に流路となる溝部等を形成するとき、寸法ばらつきが生じることがある。そのため、流路の断面積にばらつきが生じて流体抵抗(流体抵抗値)がばらつくという課題がある。
このような問題は流路の形状が複雑化し、構成する部材の数が多くなるほど発生しやすくなる。
その結果、液体吐出ヘッドの液体吐出特性の悪化(吐出液滴速度ばらつきの増大)、液体の循環特性のばらつきによる吐出特性の悪化を招くこととなる。さらに、流路内で液体を循環させながら吐出するタイプの液体吐出ヘッドの場合は、液体の循環特性のばらつきによる放置可能時間の短縮につながるという問題がある。
一方、高い液体吐出精度を得るためには、構成部材の寸法精度に加えて、流路板と他の部材(例えば、ノズル板や振動板)との接合強度や信頼性も要求される。接合には接着剤が使用されることが一般的であるが、接着剤のはみ出しが生じることがあり、はみ出し量の差異によって流路の断面積のばらつきをまねくおそれがある。
特許文献1では、圧力発生室の並設方向の側面を画成する隔壁と振動板とが圧力発生室の並設方向と交差する方向に沿って複数設けられた無機材料からなる柱状部材によって接合されていると共に、隔壁と振動板との間の柱状部材の周囲には、樹脂からなる接着層が形成されている液体噴射ヘッドが開示されている。かかる態様では、振動板の隔壁による拘束を低減させて、振動板の変位特性を向上することができる。また、振動板と隔壁とを接着層と柱状部材とで接合することで、振動板と隔壁との接合強度が低下して剥離等の不具合が発生するのを抑制することができる。さらに、振動板と隔壁との隙間が柱状部材によって規定されるため、樹脂のはみ出しや不足などによる変位特性のばらつきを抑制することができる。
また、特許文献2では、流路部材と振動板との接合面は接着剤により接合され、振動板は部位によって積層数が異なる積層構造であり、加圧液室へ液体を供給可能な開口部に複数のフィルタ孔が形成されたフィルタ部を有し、フィルタ部に当接または近接する流路部材の側壁と、振動板の積層数が最も多い厚肉部とが、積層方向において重ならない液滴吐出ヘッドが開示されている。このような構成により、振動板と流路部材との間に必要とされる接合強度が確保され、かつ接合に用いた接着剤の流出が抑制される。
上述のように、流路板において流路を形成する部材の寸法ばらつき(例えば、隔壁幅や隔壁間隔のばらつき)を有する場合、流路の断面積のばらつきを解消することが必要である。流路内で液体を循環させながら吐出するタイプのヘッドにおいても、液体の循環量を安定させるため、液体を供給する側の流体抵抗と液体を排出する側の流体抵抗の比を一定に保つことが有効である。
特許文献1及び特許文献2に記載の液体吐出ヘッドにおいては、構成部材の接合に用いられる接着剤のはみ出しが制御されるが、流路を構成する部材の寸法ばらつきに起因した流路の液体の流れの方向の断面積(流体抵抗値)のばらつきを抑制することは困難であり、吐出特性のばらつきを解消できないおそれがある。
そこで、本発明は、流路を構成する部材の寸法ばらつきにかかわらず、ノズルから吐出される液滴の吐出特性のばらつきが低減された液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の液体吐出ヘッドは、液滴を吐出する複数のノズルが形成されたノズル板と、少なくとも複数の前記ノズルに連通する複数の圧力室を区画する隔壁が形成された流路板と、前記圧力室を画成するように前記流路板の前記ノズル板で覆われた面と対向する面を覆う振動板と、前記振動板を振動させて前記圧力室内の液体を加圧する圧力を発生するための駆動手段と、を備え、前記圧力室を区画する隔壁は、前記ノズル板との接合部及び前記振動板との接合部の周縁に、接合に用いた接着剤のはみ出しを有し、前記隔壁と前記ノズル板及び前記振動板とを接合する接着剤量が、前記隔壁の幅に応じて異なり、前記隔壁の幅の値が所定の値よりも大きい場合、前記所定の値よりも小さい場合と比べて、前記圧力室空間への前記接着剤のはみ出し量が少なくなる態様で前記接着剤が塗布されたことを特徴とする液体吐出ヘッドである。
本発明によれば、流路を構成する部材の寸法ばらつきにかかわらず、ノズルから吐出される液滴の吐出特性のばらつきが低減された液体吐出ヘッドを提供することができる。
液体吐出ヘッドの一例を示す液室(圧力発生室)長手方向に沿った断面図である。 液体吐出ヘッドにおける液室短手方向に沿った断面の要部概略図である。 液体吐出ヘッドにおける液室平面方向に沿った断面の要部概略図であり、圧力室部の上面図である 本発明に係る液体を吐出する装置の一例としての画像形成装置の機構部の全体構成を説明する側面説明図である。 本発明に係る液体を吐出する装置の一例としての画像形成装置の機構部の要部平面説明図である。 本実施形態に係る液体吐出ヘッドの圧力室の断面を模式的に示す説明図である。 本実施形態に係る液体吐出ヘッドの圧力室の断面を模式的に示す説明図である。 本実施形態に係る液体吐出ヘッドの圧力室平面方向に沿った断面を模式的に示す説明図である。 本発明に係る液体吐出ユニットの一例示す要部平面説明図である。 本発明に係る液体吐出ユニットの他の例を示す正面説明図である。
以下、本発明に係る液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
なお、「液体吐出ヘッド」とは、ノズルから液体を吐出・噴射する機能部品である。
吐出される液体は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。本実施形態においては、積層型圧電素子を使用する例について説明するが、これに限定されない。
液体吐出ヘッドの一例について図1、図2及び図3を参照して説明する。
図1は本発明を適用可能な液体吐出ヘッド(インクジェットヘッド)の液室長手方向に沿った断面図である。
図2は同液体吐出ヘッドにおける液室短手方向に沿った断面の要部概略図であり、図2(A)は図1のA−A断面であり、図2(B)は図1とは異なる形状(圧力室2aや流体抵抗部2bが流路板2を貫通する形で形成されている形状)の流路板2を有する液体吐出ヘッドの液室長手方向に沿った断面図の一例である。
図3は、同液滴吐出ヘッドにおける液室平面方向に沿った断面の要部概略図であり、圧力室部の上面図である。
この液体吐出ヘッドは、インク供給口1bと共通液室1aとなる彫り込みを形成したフレーム1と、流体抵抗部2b、圧力室(圧力発生室)2aとなる彫り込みとノズル3aに連通する連通口2cを形成した流路板2と、ノズル3aを形成するノズル板3と、島状凸部6a、ダイアフラム部6bおよびインク流入口6cを有する振動板6と、振動板に接着層7を介して接合された駆動手段としての積層圧電素子5と、積層圧電素子5を固定しているベース4を備えている。
ベース4はチタン酸バリウム系セラミックからなり、積層圧電素子5を2列配置して接合している。
積層圧電素子5は、厚さ10〜50μm/1層のチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)の圧電層と、厚さ数μm/1層の銀・パラジューム(AgPd)からなる内部電極層とを交互に積層している。内部電極層は両端で外部電極に接続する。
積層圧電素子5はハーフカットのダイシング加工により櫛歯上に分割され、1つ毎に駆動部5cと支持部(非駆動部)5dとして使用する。外部電極の外側はハーフカットのダイシング加工で分割されるように、切り欠き等の加工により長さを制限しており、これらは複数の個別電極5bとなる。他方はダイシングでは分割されずに導通しており共通電極5aとなる。
駆動部の個別電極5bにはFPC8が半田接合されている。また、共通電極5aは積層圧電素子の端部に電極層を設けて回し込んでFPC8のGnd電極に接合している。
FPC8には図示しないドライバICが実装されており、これにより駆動部5cへの駆動電圧印加を制御している。
振動板6は、薄膜のダイアフラム部6bと、このダイアフラム部6bの中央部に形成した駆動部5cとなる積層圧電素子5と接合する島状凸部(アイランド部)6aと、フレーム1に接合する梁を含む厚膜部と、インク流入口6cとなる開口を電鋳工法によるNiメッキ膜を2層重ねて形成している。
ダイアフラム部6bの厚さは3μm、幅は35mm(片側)である。
また、共通液室1aに面する個所には振動板が1層からなる薄膜部6dを設け、共通液室1aの圧力を吸収する機能を設けている。
この振動板6の島状凸部6aと積層圧電素子5の駆動部5c、振動板6とフレーム1の結合は、ギャップ材を含んだ接着層7をパターニングして接着している。
流路板2はシリコン単結晶基板を用いて、流体抵抗部2b、圧力室2aとなる彫り込み、およびノズル3aに対する位置に連通口2cとなる貫通口をエッチング工法でパターニングして形成している。
エッチングで残された部分が圧力室2aの隔壁2dとなる。また、このヘッドではエッチング幅を狭くする部分を設けて、これを流体抵抗部2bとした。
ノズル板3は金属材料、例えば電鋳工法によるNiメッキ膜等で形成したもので、インク滴を飛翔させるための微細な吐出口であるノズル3aを多数形成している。このノズル3aの内部形状(内側形状)は、ホーン形状(略円柱形状又は略円錘台形状でもよい。)に形成している。また、このノズル3aの径はインク滴出口側の直径で約20〜35μmである。また各列のノズルピッチは150dpiとした。
このノズル板3のインク吐出面(ノズル表面側)は、図示しない撥水性の表面処理を施した撥水処理層を設けている。PTFE−Ni共析メッキやフッ素樹脂の電着塗装、蒸発性のあるフッ素樹脂(例えばフッ化ピッチなど)を蒸着コートしたもの、シリコン系樹脂・フッ素系樹脂の溶剤塗布後の焼き付け等、インク物性に応じて選定した撥水処理膜を設けて、インクの滴形状、飛翔特性を安定化し、高品位の画像品質を得られるようにしている。
インク供給口1bと共通液室1aとなる彫り込みを形成するフレーム1は樹脂成形で作製している。
このように構成した液体吐出ヘッドにおいては、記録信号に応じて駆動部5cに駆動波形(10〜50Vのパルス電圧)を印加することによって、駆動部5cに積層方向の変位が生起し、振動板6を介して圧力室2aが加圧されて圧力が上昇し、ノズル3aからインク滴が吐出される。
その後、インク滴吐出の終了に伴い、圧力室2a内のインク圧力が低減し、インクの流れの慣性と駆動パルスの放電過程によって圧力室2a内に負圧が発生してインク充填行程へ移行する。このとき、インクタンクから供給されたインクは共通液室1aに流入し、共通液室1aからインク流入口6cを経て流体抵抗部2bを通り、圧力室2a内に充填される。
流体抵抗部2bは、吐出後の残留圧力振動の減衰に効果が有る反面、表面張力による最充填(リフィル)に対して抵抗になる。流体抵抗部を適宜に選択することで、残留圧力の減衰とリフィル時間のバランスが取れ、次のインク滴吐出動作に移行するまでの時間(駆動周期)を短くできる。
本実施形態に係る液体吐出ヘッドについて、図6、図7及び図8に基づき説明する。
図6及び図7は、圧力室2aの液体の流れ方向に垂直な断面を示したもので、図8は圧力室2aの液体の流れ方向に水平な方向の断面図を示したものである。
また、図8(A)における液体の流れ方向に垂直な断面は図6、図8(B)における液体の流れ方向に垂直な断面は図7に対応している。
本実施形態に係る液体吐出ヘッドは、液滴を吐出する複数のノズル3aが形成されたノズル板3と、少なくとも複数のノズル3aに連通する複数の圧力室2aを区画する隔壁2dが形成された流路板2と、圧力室2aを画成するように流路板2のノズル板3で覆われた面と対向する面を覆う振動板6と、振動板6を振動させて圧力室内の液体を加圧する圧力を発生するための駆動手段(積層圧電素子)5と、を備え、圧力室2aを区画する隔壁2dは、ノズル板3との接合部及び振動板6との接合部の周縁に、接合に用いた接着剤9のはみ出しを有し、隔壁2dとノズル板3及び振動板6とを接合する接着剤9の量(以下、塗布量)が、隔壁2dの幅に応じて異なる液体吐出ヘッドである。
また、接着剤9の塗布量は、隔壁2dによって区画される圧力室2aの液体の流れ方向に垂直な断面における幅Wcに応じても異なる。幅Wcは、隔壁2dの幅、または隔壁2dの間隔(ピッチ)により規定される。
隔壁2dとノズル板3及び振動板6とを接合するのに使用される接着剤9の塗布量は、隔壁の幅の値が所定の値よりも大きい場合、所定の値よりも小さい場合と比べて多くなっている。
そして、隔壁の幅の値が所定の値よりも大きい場合は、所定の値よりも小さい場合と比べて、圧力室空間への接着剤9のはみ出し量が少なくなる態様で接着剤9が塗布されている。
接着剤9のはみ出し量は、図6及び図7中に示すはみ出した領域の幅Wbで表される。
なお、所定の値は、複数の圧力室2aの値から求めた平均値であることが好ましい。
すなわち、図6〜図8に示すように、圧力室2aの幅Wcが、複数の圧力室2aの幅Wcの平均値と比較して大きい場合(隔壁2dの間隔が大きい、または隔壁2dの幅の値が小さい場合)には、接着剤9の圧力室2aの空間へのはみ出し量Wbが多く、小さい場合(隔壁2dの間隔が小さい、または隔壁2dの幅の値が大きい場合)に、接着剤9の圧力室2aへはみ出し量Wbが少ない。
上記の構成を実現するためには、圧力室2aの幅Wc(隔壁2dの間隔、または隔壁2dの幅)の大小に応じて接着剤9の塗布量またははみ出し量Wbを制御する必要がある。
制御方法としては、例えば、インクジェット法やマイクロディスペンサ法などを用いて塗布位置と塗布量を制御可能であるデジタル印刷による方法が挙げられる。
圧力室2aの幅Wc(隔壁2dの間隔、または隔壁2dの幅)の大小を測定する方法としては、例えば、CCDによる光学観察や、レーザーによる測長などの方法が挙げられる。
事前に圧力室2aの幅Wc(隔壁2dの間隔、または隔壁2dの幅)を測定することで得られる情報に基づき、基準となる値(例えば、同一流路板上のすべての圧力室2aの幅Wcの平均値)を算出しておき、当該基準となる値に応じて、それぞれの隔壁2dに対する接着剤9の塗布量とはみ出し量Wbを制御する事によって、上述の構成を実現することができる。
接着剤9の塗布量及びはみ出し量Wbの基準となるのは、圧力室2aの液体の流れ方向の垂直断面積であり、隔壁2dの幅にかかわらず、当該断面積が一定となるように接着剤9の量を制御することが好ましい。
断面積については、例えば、CCDによる光学観察等により得られた画像から算出する方法などが挙げられる。
すなわち、本実施形態の液体吐出ヘッドは、圧力室2aの接着剤9のはみ出した部分を除いた空間部分の断面積が、液体の流れ方向に垂直な方向の一の断面において、複数の圧力室間で略同一となっている。
また、本実施形態の液体吐出ヘッドを構成する流路板2は、さらに圧力室2aに連通して圧力室内の液体の一部を回収する循環流路を区画する隔壁が形成されてなるものであってもよい。
この場合、流路板2としては、流体抵抗部2b、圧力室2a、及び供給流路が形成された部材と、圧力室2aを介して供給流路と循環流路とを連通する連通口が形成された部材と、循環流路が形成された部材とを積層した構成が挙げられる。
循環流路が形成された液体吐出ヘッドとしては、例えば、特許文献3(特開2015−71289号公報)に記載の構成を採用することができる。
上述の本実施形態の液体吐出ヘッドによれば、流路の隔壁幅のばらつきに対する流路の断面積のばらつきを低減することが可能となるため、流路を構成する部品がばらつきを有する場合であっても、構成される流路の流体抵抗値のばらつきを低減することが出来る。
これにより、ノズルから吐出される液滴の吐出特性のばらつきを低減することができ、液滴吐出特性を向上させ、高性能,高信頼性である液滴吐出ヘッドを実現することが可能となる。
上述の本発明に係る液体吐出ヘッドを備えた液体を吐出する装置の一例について図4及び図5を参照して説明する。
なお、図4は液体を吐出する装置の全体構成を説明する側面説明図、図5は同装置の要部平面説明図である。
この液体を吐出する装置はシリアル型インクジェット記録装置であり、装置本体11の左右の側板21A、21Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド31、32でキャリッジ33を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して図5中矢印D1で示す方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ33には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出するための液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド34a、34b(区別しないときは「記録ヘッド34」という)を複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド34は、それぞれ2つのノズル列を有し、記録ヘッド34aの一方のノズル列はブラック(K)の液滴を、他方のノズル列はシアン(C)の液滴を、記録ヘッド34bの一方のノズル列はマゼンタ(M)の液滴を、他方のノズル列はイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。
なお、記録ヘッド34としては、1つのノズル面に複数のノズルを並べた各色のノズル列を備えるものなどを用いることもできる。
また、キャリッジ33には、記録ヘッド34のノズル列に対応して各色のインクを供給するための第2インク供給部としてのサブタンクであるサブタンク35a、35b(区別しないときは「サブタンク35」という)を搭載している。
このサブタンク35には、カートリッジ装填部14に着脱自在に装着される各色のインクカートリッジ(メインタンク)10y、10m、10c、10kから、供給ポンプユニット24によって各色の供給チューブ36を介して、各色の記録液が補充供給される。
一方、給紙トレイ12の用紙積載部(圧板)41上に積載した用紙42を給紙するための給紙部として、用紙積載部41から用紙42を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)43及び給紙コロ43に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド44を備え、この分離パッド44は給紙コロ43側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙42を記録ヘッド34の下方側に送り込むために、用紙42を案内するガイド部材45と、カウンタローラ46と、搬送ガイド部材47と、先端加圧コロ49を有する押さえ部材48とを備えるとともに、給送された用紙42を静電吸着して記録ヘッド34に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト51を備えている。
この搬送ベルト51は、無端状ベルトであり、搬送ローラ52とテンションローラ53との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。
また、この搬送ベルト51の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ56を備えている。
この帯電ローラ56は、搬送ベルト51の表層に接触し、搬送ベルト51の回動に従動して回転するように配置されている。
この搬送ベルト51は、図示しない副走査モータによってタイミングを介して搬送ローラ52が回転駆動されることによって、図5中矢印D2で示すベルト搬送方向に周回移動する。
さらに、記録ヘッド34で記録された用紙42を排紙するための排紙部として、搬送ベルト51から用紙42を分離するための分離爪61と、排紙ローラ62及び排紙コロである拍車63とを備え、排紙ローラ62の下方に排紙トレイ13を備えている。
また、装置本体11の背面部には両面ユニット71が着脱自在に装着されている。
この両面ユニット71は搬送ベルト51の逆方向回転で戻される用紙42を取り込んで反転させて再度カウンタローラ46と搬送ベルト51との間に給紙する。
また、この両面ユニット71の上面は手差しトレイ72としている。
さらに、キャリッジ33の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド34のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構81を配置している。
この維持回復機構81には、記録ヘッド34の各ノズル面をキャピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という)82a、82b(区別しないときは「キャップ82」という)と、ノズル面をワイピングするためのワイパ部材(ワイパブレード)83と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け84と、キャリッジ33をロックするキャリッジロック87などとを備えている。
また、このヘッドの維持回復機構81の下方側には維持回復動作によって生じる廃液を収容するための廃液タンク100が装置本体に対して交換可能に装着される。
また、キャリッジ33の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け88を配置し、この空吐出受け88には記録ヘッド34のノズル列方向に沿った開口部89などを備えている。
このように構成したこの液滴を吐出する装置においては、給紙トレイ12から用紙42が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙42はガイド45で案内され、搬送ベルト51とカウンタローラ46との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド37で案内されて先端加圧コロ49で搬送ベルト51に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、帯電ローラ56に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト51が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。
このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト51上に用紙42が給送されると、用紙42が搬送ベルト51に吸着され、搬送ベルト51の周回移動によって用紙42が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ33を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド34を駆動することにより、停止している用紙42にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙42を所定量搬送後、次の行の記録を行う。
記録終了信号又は用紙42の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙42を排紙トレイ13に排紙する。
そして、記録ヘッド34のノズルの維持回復を行うときには、キャリッジ33をホーム位置である維持回復機構81に対向する位置に移動して、キャップ部材82によるキャッピングを行ってノズルからの吸引を行うノズル吸引、画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出動作などの維持回復動作を行うことにより、安定した液滴吐出による画像形成を行うことができる。
本願において、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッド又は液体吐出ユニットを備
え、液体吐出ヘッドを駆動させて、液体を吐出させる装置である。液体を吐出する装置に
は、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を
気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。
この「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手
段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
例えば、「液体を吐出する装置」として、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装
置である画像形成装置、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形
成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像
が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパター
ン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板、圧電素子などの電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セルなどの媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体」は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
また、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」としては他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用
紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶
液中に分散した組成液をノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装
置などがある。
なお、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
次に、本発明に係る液体吐出ユニットについて説明する。
「液体吐出ユニット」とは、液体吐出ヘッドに機能部品、機構が一体化したものであり、液体の吐出に関連する部品の集合体である。例えば、「液体吐出ユニット」は、ヘッドタンク、キャリッジ、供給機構、維持回復機構、主走査移動機構の構成の少なくとも一つを液体吐出ヘッドと組み合わせたものなどが含まれる。
ここで、一体化とは、例えば、液体吐出ヘッドと機能部品、機構が、締結、接着、係合などで互いに固定されているもの、一方が他方に対して移動可能に保持されているものを含む。また、液体吐出ヘッドと、機能部品、機構が互いに着脱可能に構成されていても良い。
例えば、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとヘッドタンクが一体化されているものがある。また、チューブなどで互いに接続されて、液体吐出ヘッドとヘッドタンクが一体化されているものがある。ここで、これらの液体吐出ユニットのヘッドタンクと液体吐出ヘッドとの間にフィルタを含むユニットを追加することもできる。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとキャリッジが一体化されているものがある。
また、液体吐出ユニットとして、図9に示すように液体吐出ヘッド404を、走査移動機構493の一部を構成するガイド部材401に移動可能に保持させて、液体吐出ヘッド404と走査移動機構493が一体化されているものがある。また、液体吐出ヘッド404とキャリッジ403と主走査移動機構493が一体化されているものがある。
図9に示す液体吐出ユニットは、上述の液体を吐出する装置を構成している部材のうち、側板491A、491B及び背板491Cで構成される筐体部分と、主走査移動機構493と、キャリッジ403と、液体吐出ヘッド404で構成されている。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドが取り付けられたキャリッジに、維持回復機構の一部であるキャップ部材を固定させて、液体吐出ヘッドとキャリッジと維持回復機構が一体化されているものがある。
また、液体吐出ユニットとして、図10に示すように、ヘッドタンク若しくは流路部品444が取付けられた液体吐出ヘッド404にチューブ456が接続されて、液体吐出ヘッド404と供給機構が一体化されているものがある。このチューブ456を介して、液体貯留源の液体が液体吐出ヘッドに供給される。
なお、流路部品444はカバー442の内部に配置されている。流路部品444に代えてヘッドタンクを含むこともできる。また、流路部品444の上部には液体吐出ヘッド404と電気的接続を行うコネクタ443が設けられている。
主走査移動機構は、ガイド部材単体も含むものとする。また、供給機構は、チューブ単体、装填部単体も含むものする。
1 フレーム1
1a 共通液室1a
1b インク供給口1b
2 流路板2
2a 圧力室(圧力発生室)2a
2b 流体抵抗部2b
3 ノズル板3
3a ノズル3a
4 ベース4
5 積層圧電素子5
5a 共通電極5a
5b 個別電極5b
5c 駆動部5c
5d 支持部(非駆動部)5d
6 振動板6
6a 凸部6a
6b ダイアフラム部6b
6c インク流入口6c
7 接着層
8 FPC
9 接着剤
11 画像形成装置
特開2010−221434号公報 特開2013−224007号公報 特開2015−71289号公報

Claims (6)

  1. 液滴を吐出する複数のノズルが形成されたノズル板と、
    少なくとも複数の前記ノズルに連通する複数の圧力室を区画する隔壁が形成された流路板と、
    前記圧力室を画成するように前記流路板の前記ノズル板で覆われた面と対向する面を覆う振動板と、
    前記振動板を振動させて前記圧力室内の液体を加圧する圧力を発生するための駆動手段と、を備え、
    前記圧力室を区画する隔壁は、前記ノズル板との接合部及び前記振動板との接合部の周縁に、接合に用いた接着剤のはみ出しを有し、
    前記隔壁と前記ノズル板及び前記振動板とを接合する接着剤量が、前記隔壁の幅に応じて異なり、前記隔壁の幅の値が所定の値よりも大きい場合、前記所定の値よりも小さい場合と比べて、前記圧力室空間への前記接着剤のはみ出し量が少なくなる態様で前記接着剤が塗布されたことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記圧力室の前記接着剤のはみ出した部分を除いた空間部分の断面積が、液体の流れ方向に垂直な方向の一の断面において、複数の前記圧力室間で略同一であることを特徴とする請求項に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記流路板は、さらに前記圧力室に連通して前記圧力室内の液体の一部を回収する循環流路を区画する隔壁が形成されてなることを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記流路板が、シリコンから形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  5. 請求項1からのいずれかに記載の液体吐出ヘッドを備えることを特徴とする液体吐出ユニット。
  6. 請求項1からのいずれかに記載の液体吐出ヘッドを備えることを特徴とする液体を吐出する装置。
JP2018051699A 2018-03-19 2018-03-19 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置 Active JP6988612B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018051699A JP6988612B2 (ja) 2018-03-19 2018-03-19 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018051699A JP6988612B2 (ja) 2018-03-19 2018-03-19 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019162770A JP2019162770A (ja) 2019-09-26
JP6988612B2 true JP6988612B2 (ja) 2022-01-05

Family

ID=68065176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018051699A Active JP6988612B2 (ja) 2018-03-19 2018-03-19 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6988612B2 (ja)

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1029303A (ja) * 1996-04-18 1998-02-03 Minolta Co Ltd インクジェット記録ヘッド
JP3674817B2 (ja) * 1998-07-17 2005-07-27 リコープリンティングシステムズ株式会社 オンデマンド型マルチノズルインクジェットヘッドの製造方法
JP3555653B2 (ja) * 1998-09-30 2004-08-18 セイコーエプソン株式会社 インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法
JP3056195B1 (ja) * 1999-02-02 2000-06-26 新潟日本電気株式会社 インクジェットプリントヘッド及びその製造方法
JP2001047620A (ja) * 1999-08-09 2001-02-20 Ricoh Co Ltd インクジェットヘッド
JP2003112425A (ja) * 2001-10-05 2003-04-15 Seiko Epson Corp インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP4284913B2 (ja) * 2002-01-16 2009-06-24 パナソニック株式会社 インクジェットヘッドおよびその製造方法ならびにインクジェット式記録装置
JP2003276190A (ja) * 2002-03-20 2003-09-30 Kyocera Corp インクジェット記録ヘッド
JP2006027122A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Fuji Photo Film Co Ltd 液滴吐出ヘッド及びその製造方法並びに画像形成装置
WO2006053799A1 (en) * 2004-11-19 2006-05-26 Agfa Graphics Nv Improved method of bonding a nozzle plate to an inkjet printhead
JP5218183B2 (ja) * 2009-03-17 2013-06-26 株式会社リコー 液体吐出ヘッド及びその製造方法、画像形成装置
JP5914969B2 (ja) * 2011-01-13 2016-05-11 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP5849552B2 (ja) * 2011-05-20 2016-01-27 株式会社リコー インクジェットヘッド及びその製造方法、並びに画像形成装置
JP2013173284A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置
JP2013176894A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置
JP5703246B2 (ja) * 2012-02-29 2015-04-15 富士フイルム株式会社 液体吐出装置及び液体供給装置
JP2016060101A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 株式会社リコー 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP6463107B2 (ja) * 2014-12-05 2019-01-30 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
JP2017217820A (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 株式会社リコー 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019162770A (ja) 2019-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6943040B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP6658353B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP7059640B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP6712408B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置及び画像形成装置
JP6999088B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP2015166144A (ja) 液体吐出ヘッド、画像形成装置
JP2019142174A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP2020146876A (ja) 液体吐出ヘッド、及び液体吐出装置
JP7064160B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
US8960876B2 (en) Liquid ejection head and image forming apparatus
JP6980991B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP6950552B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
JP2017193128A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、および液体を吐出する装置
JP6961930B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP6988612B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
JP7052402B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体吐出装置及び画像形成装置
JP6973051B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP7095495B2 (ja) 液体吐出ヘッドおよび液体を吐出する装置
JP7068645B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体を吐出する装置及び液体吐出ヘッドの製造方法
JP7056085B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP7027950B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP7047423B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
JP2019147287A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP2019209595A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP7151319B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211115

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6988612

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151