JP6987736B2 - エキスパンションジョイント天井構造 - Google Patents

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本発明は、間隙を介して隣接する第1建物躯体と第2建物躯体との間を連絡する連絡部において前記第1建物躯体側の第1天井部と前記第2建物躯体側の第2天井部との隙間を覆う状態で設けられた天井パネル部材を備えたエキスパンションジョイント天井構造に関する。
上記エキスパンションジョイント天井構造として、連絡部を挟む両建物躯体の相対的な変動に起因して、この連絡部の天井部を覆う天井パネル部材が脱落又は崩壊することを防止するために、天井パネル部材の一端部を一方側の建物躯体に固定すると共に、天井パネル部材の他端部を他方側の建物躯体に対してスライド自在に支持させたものが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
また、一般的な天井パネル部材として、天井基材が繊維質板材で構成されているために超軽量(約1kg/m)で高い柔軟性を有するもの知られている(特許文献2を参照。)。
特開平09−310415号公報 特開2017−193886号公報
特許文献1に記載のエキスパンションジョイント構造において、施工作業性及び安全性の向上を図るべく、特許文献2に記載のような柔軟性が高い天井パネル部材を採用する場合には、建物躯体間の隙間を覆う状態に天井パネル部材の姿勢を安定させるように取り付けることが困難となる。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、エキスパンションジョイント天井構造において、天井基材が繊維質板材で構成された安全性の高い天井パネル部材を採用する場合であっても、当該天井パネル部材を安定して取り付けることができる技術を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、間隙を介して隣接する第1建物躯体と第2建物躯体との間を連絡する連絡部において前記第1建物躯体側の第1天井部と前記第2建物躯体側の第2天井部との隙間を覆う状態で設けられた天井パネル部材と、
前記天井パネル部材の一端部を前記第1天井部に固定する固定機構部と、
前記天井パネル部材の他端部を前記第2天井部にスライド自在に支持させるスライド機構部と、を備えたエキスパンションジョイント天井構造であって、
前記天井パネル部材が、矩形の繊維質板材からなる天井基材と、当該天井基材の少なくとも両側辺部の夫々に添設された撓み変形抑制用の添え材とから構成され、
前記固定機構部が、前記第1天井部の縁部に固定された受け部材と、前記天井パネル部材の天井基材の上面に設置された抑え部材と、を有し、前記受け部材に前記天井パネル部材の一端部を載置した状態で前記抑え部材を前記受け部材に固定して、前記抑え部材と前記受け部材とで前記天井パネル部材の添え材を挟持するように構成されている点にある。
本構成によれば、エキスパンションジョイント天井構造において、天井基材が繊維質板材で構成された安全性の高い天井パネル部材を採用する場合であっても、当該天井パネル部材を安定して取り付けることができる。
即ち、この天井パネル部材は、矩形の繊維質板材からなる天井基材の少なくとも両側辺部の夫々に添設された撓み変形抑制用の添え材を有している。そして、天井パネル部材の一端部を第1天井部に固定する固定機構部において、この天井パネル部材の両側辺部の夫々に添付された一対の添え材が、第1天井部の縁部に固定され天井パネル部材の一端部が載置される受け部材(例えば受け金物)と、当該受け部材に固定され天井パネル部材の天井基材の上面を横断する帯状の抑え部材(例えば受け金物)とで挟持される。すると、これら一対の添え材の姿勢は、第1天井部側の固定機構部から第2天井部側のスライド機構部に延出する状態で安定したものに維持されることになる。よって、これら一対の添え材の間に設けられた繊維質板材からなる天井基材は、これら姿勢が安定された一対の添え材により撓み変形が抑制されることになり、結果、天井パネル部材が安定した姿勢で取り付けられることになる。
本発明の第2特徴構成は、前記スライド機構部が、前記第2天井部に設けられたはね出し部の上面に前記天井パネル部材の端部を載置して構成されている点にある。
本構成によれば、上述のように天井パネル部材が安定した姿勢で取り付けられていることから、第2天井部にはね出し部を設け、そのはね出し部の上面に天井パネル部材の端部を載置するという簡単な構成を採用するだけで、天井パネル部材の端部を第2天井部にスライド自在に支持させるスライド機構部を実現することができる。
本発明の第3特徴構成は、前記抑え部材が、前記天井パネル部材の上面を横断する帯状部と、当該帯状部の両端部から前記天井パネル部材の添え材の外面に沿う方向に屈曲する位置決め用の折片部とを有して形成されている点にある。
本構成によれば、抑え部材を天井パネル部材に取り付けるにあたり、当該抑え部材の帯状部を天井パネル部材の天井基材の上面に沿わせた状態で、当該帯状部の両端部から屈曲する折片部を天井パネル部材の添え材の外面に沿わせることで、当該抑え部材を簡単且つ正確に位置決めすることができる。更に、正確に位置決めされた抑え部材と受け部材とで挟持される添え材の姿勢を正確且つ一層安定したものに維持することができ、この添え材によって形状が規定される天井パネル部材を一層安定した姿勢で取り付けることができる。
本発明の第4特徴構成は、前記固定機構部において、前記抑え部材が前記受け部材に螺子で固定され、当該螺子が前記天井基材を貫通するように配置されている点にある。
本構成によれば、天井パネル部材の天井基材には、その上下を挟む抑え部材と受け部材とにわたる螺子が貫通することになるので、天井パネル部材において柔軟性が高い天井基材のずれを好適に防止することができる。
本発明の第5特徴構成は、前記抑え部材が、下向きに突出形成されて前記天井基材に刺し込まれる刺込部を有する点にある。
本構成によれば、天井パネル部材の上面に設置された抑え部材に突出形成された刺込部が天井基材に刺し込まれているので、天井パネル部材において柔軟性が高い天井基材のずれを好適に防止することができる。
エキスパンションジョイント天井構造の全体構成図 エキスパンションジョイント天井構造の分解斜視図 固定機構部の拡大図 スライド機構部の拡大図 (a)天井パネル部材の分解図、(b)天井パネル部材の短手方向の断面図
本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1に示すエキスパンションジョイント天井構造(以下、「本天井構造」と呼ぶ。)100は、間隙を介して隣接する第1建物躯体10と第2建物躯体20との間を連絡する通路等の連絡部30において、第1建物躯体10側の第1天井部11と第2建物躯体20側の第2天井部21との隙間30aを覆う状態で設置された天井構造として構成されている。
この連絡部30には、図2にも示すように、その天井部を覆う複数の天井パネル部材40が並設設置されている。
天井パネル部材40としては、施工作業性及び安全性の向上を図るべく、天井基材41(図3参照)が繊維質板材で構成された超軽量(約1kg/m)で高い柔軟性を有するものが用いられている。更に、連絡部30を挟む両建物躯体10,20の地震等による相対的な変動に起因して、天井パネル部材40の脱落又は崩壊を防止するために、天井パネル部材40の一端部40aは、固定機構部50により一方側の第1建物躯体10に固定されていると共に、天井パネル部材40の他端部40bは、スライド機構部60により他方側の第2建物躯体20に対してスライド自在に支持されている。
そして、本天井構造100は、上記のように天井基材41が繊維質板材で構成されていることから柔軟性が高い天井パネル部材40を採用する場合であっても、当該天井パネル部材40を安定して取り付けるための特徴構成を採用している。かかる特徴構成を実現するための、天井パネル部材40、固定機構部50、及びスライド機構部60に関連する詳細構成に関して、以下に説明を加える。
〔天井パネル部材〕
図5に示すように、天井パネル部材40は、軽量な繊維質材である天井基材41を主要構成とする矩形板状の軽量天井材として構成されている。即ち、天井パネル部材40には、繊維質材の一例であるグラスウールを矩形板状に成形した天井基材41と、天井基材41の両側辺部41aの夫々に添設されて当該天井基材41の撓み変形を抑制する帯板状の撓み変形抑制用の添え材42と、天井基材41の下面部を被覆する不燃性又は難燃性で可撓性を有した表面材43が備えられている。
撓み変形抑制用の添え材42は、例えば、アルミ合金やスチールなどで製作された細長い帯板状の板材にて構成されている。添え材42の幅寸法(図5中の上下方向に沿う高さ寸法)は、天井基材41の高さ寸法(厚み寸法)と同一又は略同一である。また、添え材42の長さ寸法は、天井基材41の外周辺部のうちの長辺部の長さ寸法と同一又は略同一である。そして、この添え材42は、天井基材41の一対の長辺部の各々の端面部の全域を覆う状態で当該長辺部の端面部の全域に接着剤などの接着手段で接合されている。
この添え材42により、重量の増加を極力抑えながら天井基材41の撓み剛性が適切且つ効率的に補強されている。よって、天井パネル部材40が添え材42の間に架設された状態で天井パネル部材40の長手方向中間部が垂れ下がるのが抑制される。しかも、天井パネル部材40の長手方向に沿って互いに向かい合う一対の受け部材51,61に天井パネル部材40を架設させた状態(図2を参照。)では、天井基材41の両側辺部41aの全域に接合させた添え材42も一対の受け部材51,61に架設することができる。よって天井パネル部材40が落下し難い状態で適切に架設されることになる。
尚、本実施形態では、天井基材41の両側辺部41aにのみ添え材42を添設しているが、両側辺部41a以外の辺部に対しても同様の添え材を添設しても構わない。
不燃性又は難燃性の表面材43は、例えば、ガラスペーパーなどの素材にて構成され、添え材42が配置された天井基材41の両側辺部41aを巻く状態で、天井基材41の下面部、当該両側辺部41a、上面部の両側辺部41a側を被覆するように構成されている。当該表面材43は、張力を付与して皺をなくした状態で、天井基材41の両側辺部41aに接着接合された添え材42に接着剤などの接着手段で接合されている。
〔固定機構部〕
図1及び図3に示すように、第1建物躯体10側の第1天井部11を構成する天井パネル16は、第1建物躯体10の天井スラブ等から垂下する吊りボルト12により支持された野縁受け13に対してクリップ14を介して取り付けられた野縁15の下面に固定されている。そして、固定機構部50は、第1天井部11の隙間30a側(第2建物躯体20に近い側)の縁部11aにおいて、天井パネル部材40の一端部40aを第1天井部11に固定するものとして構成されている。
即ち、固定機構部50は、第1天井部11の縁部11aに固定された受け部材51と、天井パネル部材40の天井基材41の上面40cに設置された抑え部材52と、を有する。
受け部材51は、第1天井部11の縁部11aに沿って長尺な金物で構成されている。このような金物で構成された受け部材51は、天井パネル部材40と天井パネル16との隙間を覆う状態で野縁受け13の端部に固定された見切り材として構成されている。そして、受け部材51の上面には、天井パネル部材40の一端部40aが載置される受け面51aが段部として形成されている。
抑え部材52は、図2にも示すように、受け部材51の長手方向に沿った天井パネル部材40の幅全体に亘る金物として構成されている。また、抑え部材52は、受け部材51に天井パネル部材40の一端部40aを載置した状態で天井パネル部材40の天井基材41の上面40cに設置されて受け部材51に固定されるものとして構成されている。
そして、図2に示すように、固定機構部50は、抑え部材52と受け部材51とで天井パネル部材40の添え材42を挟持するものとして構成されている。即ち、天井パネル部材40において天井基材41の両側辺部41aの夫々に添付された一対の添え材42が、天井パネル部材40の一端部40aが載置される受け部材51と、その天井パネル部材40の上面40cを横断する帯状の抑え部材52とで挟持される。
すると、これら一対の添え材42の姿勢は、第1天井部11側の固定機構部50から第2天井部21側に延出する状態で安定したものに維持される。よって、一対の添え材42の間に設けられた繊維質板材からなる天井基材41は、これら姿勢が安定された一対の添え材42により撓み変形が抑制されることになり、結果、天井パネル部材40が安定した姿勢で取り付けられることになる。
抑え部材52は、天井パネル部材40の上面40cを受け部材51の長手方向に沿って横断する帯状部52Aと、当該帯状部52Aの長手方向の両端部から天井パネル部材40の添え材42の外面42a(図5参照)に沿う方向に屈曲する位置決め用の折片部52Bと、当該帯状部52Aのスライド機構部60側の端部から下向きに突出形成されて天井基材41に形成された切込部41bに刺し込まれる刺込部52Cと、を有して形成されている。
このような抑え部材52を採用することにより、抑え部材52を天井パネル部材40に取り付けるにあたり、当該抑え部材52の帯状部52Aを、天井パネル部材40の天井基材41の上面40cに沿わせた状態で、当該帯状部52Aの両端部から屈曲する折片部52Bを天井パネル部材40の添え材42の外面42aに沿わせることで、当該抑え部材52が簡単且つ正確に位置決めされる。すると、この抑え部材52と受け部材51とで挟持される添え材42の姿勢が正確且つ一層安定したものに維持されることになって、この添え材42によって形状が規定される天井パネル部材40が一層安定した姿勢で取り付けられている。更に、抑え部材52に突出形成された刺込部52Cが天井基材41の切込部41bに刺し込まれるので、天井パネル部材40において柔軟性が高い天井基材41のずれが好適に防止されている。
また、天井パネル部材40の一端部40aの上面40cに設置された抑え部材52は、当該天井パネル部材40の一端部40aが載置される受け部材51に対して、当該抑え部材52の長手方向に沿って複数配置された螺子56により固定される。また、これら螺子56は、上方側から抑え部材52に形成された螺子孔52aに挿通され、天井基材41を貫通した上で、受け部材51の受け面51aに形成された螺子孔51bに螺合するように取り付けられる。即ち、天井パネル部材40の天井基材41には、その上下を挟む抑え部材52と受け部材51とにわたる螺子56が貫通することになる。よって、この螺子56により、天井パネル部材40において柔軟性が高い天井基材41のずれが好適に防止されている。尚、螺子56として下穴が不要なドリルビスを用いる場合には、螺子孔51b,52aを予め形成しておかなくてもよい。
〔スライド機構部〕
図1及び図4に示すように、第2建物躯体20側の第2天井部21を構成する天井パネル26は、第2建物躯体20の天井スラブ等に固定された吊り柱22及び当該吊り柱22の下端に固定された連結部材23により支持された野縁受け24に対して取り付けられた野縁25の下面に固定されている。そして、スライド機構部60は、第2天井部21の隙間30a側(第1建物躯体10に近い側)の縁部21aにおいて、天井パネル部材40の他端部40bを第2天井部21にスライド自在に支持させるものとして構成されている。
即ち、スライド機構部60は、第2天井部21の縁部21aに固定された受け部材61を有する。
受け部材61は、第2天井部21の縁部21aに沿って長尺な金物で構成されている。このような金物で構成された受け部材61は、天井パネル部材40と天井パネル26との隙間を覆う状態で野縁25の端部に固定された見切り材として構成されている。そして、受け部材61の上面には、天井パネル部材40の他端部40bが載置される受け面61aが形成されている。
そして、この受け面61aに載置された天井パネル部材40は、水平方向に沿ってスライド自在となる。
更に、第2天井部21の縁部21aは、吊り柱22よりも第1建物躯体10側にはね出すはね出し部とされている。そして、スライド機構部60は、このはね出し部とされた縁部21aの上面を上記受け面61aとして、当該受け面61aに天井パネル部材40の端部40bを載置している。また、はね出し部とされた第2天井部21の縁部21aと天井パネル部材40の端部40bとの重なり幅は、天井パネル部材40の先端と吊り柱22との間の隙間の幅と略同等のものとされている。このことで、第1建物躯体10と第2建物躯体20との距離が縮小するように両者が相対的に変動して天井パネル部材40が吊り柱22に接近する方向にスライドした場合であっても、吊り柱22に対する天井パネル部材40の端部40bの衝突が抑制され、逆に、第1建物躯体10と第2建物躯体20との距離が拡大するように両者が相対的に変動して天井パネル部材40が吊り柱22から離間する方向にスライドした場合であっても、天井パネル部材40がスライド機構部60から脱落することが防止される。
また、天井パネル部材40が吊り柱22等に衝突した場合でも、柔軟な天井パネル部材40が容易に変形すると共に、当該天井パネル部材40の一端部40aが固定機構部50にて確実に固定されていることから、当該天井パネル部材40の脱落やその周辺部材の破壊や脱落が好適に防止される。
尚、第2天井部21の縁部21aにおける第1建物躯体10側へのはね出し幅や、その第2天井部21の縁部21aと天井パネル部材40の端部40bとの重なり幅等については、適宜変更しても構わない。
〔別実施形態〕
本発明の他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記実施形態では、スライド機構部60において、第2天井部21の縁部21aを吊り柱22よりも第1建物躯体10側にはね出すはね出し部としたが、吊り柱22に対する天井パネル部材40の端部40bの衝突を回避できる範囲内で、はね出し部とされた第2天井部21の縁部21aのはね出し量及びその有無については適宜変更しても構わない。
(2)上記実施形態で説明した固定機構部50において、第1天井部11の縁部11aに固定された受け部材51と、天井パネル部材40の天井基材41の上面に設置された抑え部材52とについては、受け部材51に天井パネル部材40の一端部40aを載置した状態で抑え部材52を受け部材51に固定して、当該抑え部材52と受け部材51とで天井パネル部材40の添え材42を挟持するものであれば良く、そのような構成の範囲内で受け部材51や抑え部材52の形状を適宜変更可能である。
(3)上記実施形態では、固定機構部50において、受け部材51に対して抑え部材52を螺子56で固定したが、当該螺子56以外の別の固定手段で固定しても構わない。
10 建物躯体
10 第1建物躯体
11 第1天井部
11a 縁部
16 天井パネル
20 建物躯体
20 第2建物躯体
21 第2天井部
21a 縁部(はね出し部)
26 天井パネル
30 連絡部
30a 隙間
40 天井パネル部材
40a 一端部
40b 他端部
40c 上面
41 天井基材
41a 両側辺部
42 添え材
42a 外面
50 固定機構部
51 受け部材
52 抑え部材
52A 帯状部
52B 折片部
52C 刺込部
56 螺子
60 スライド機構部
61 受け部材
100 エキスパンションジョイント天井構造

Claims (5)

  1. 間隙を介して隣接する第1建物躯体と第2建物躯体との間を連絡する連絡部において前記第1建物躯体側の第1天井部と前記第2建物躯体側の第2天井部との隙間を覆う状態で設けられた天井パネル部材と、
    前記天井パネル部材の一端部を前記第1天井部に固定する固定機構部と、
    前記天井パネル部材の他端部を前記第2天井部にスライド自在に支持させるスライド機構部と、を備えたエキスパンションジョイント天井構造であって、
    前記天井パネル部材が、矩形の繊維質板材からなる天井基材と、当該天井基材の少なくとも両側辺部の夫々に添設された撓み変形抑制用の添え材とから構成され、
    前記固定機構部が、前記第1天井部の縁部に固定された受け部材と、前記天井パネル部材の天井基材の上面に設置された抑え部材と、を有し、前記受け部材に前記天井パネル部材の一端部を載置した状態で前記抑え部材を前記受け部材に固定して、前記抑え部材と前記受け部材とで前記天井パネル部材の添え材を挟持するように構成されているエキスパンションジョイント天井構造。
  2. 前記スライド機構部が、前記第2天井部に設けられたはね出し部の上面に前記天井パネル部材の端部を載置して構成されている請求項1に記載のエキスパンションジョイント天井構造。
  3. 前記抑え部材が、前記天井パネル部材の上面を横断する帯状部と、当該帯状部の両端部から前記天井パネル部材の添え材の外面に沿う方向に屈曲する位置決め用の折片部とを有して形成されている請求項1又は2に記載のエキスパンションジョイント天井構造。
  4. 前記固定機構部において、前記抑え部材が前記受け部材に螺子で固定され、当該螺子が前記天井基材を貫通するように配置されている請求項1〜3の何れか1項に記載のエキスパンションジョイント天井構造。
  5. 前記抑え部材が、下向きに突出形成されて前記天井基材に刺し込まれる刺込部を有する請求項1〜4の何れか1項に記載のエキスパンションジョイント天井構造。
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