JP5242194B2 - ランナー取付具 - Google Patents

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Description

本発明は、壁下地となる間柱の上端部を保持する天井側ランナーを梁に取付けるためのランナー取付具であって、天井側ランナーを梁に容易に取付可能なランナー取付具に関する。
壁下地となる間柱の上端部を保持する天井側ランナーを梁に取付けるためのランナー取付具が知られている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2006−125087号公報
しかしながら、上述した従来のランナー取付具(ランナー取付片)は、鋲により梁に取付けられ、タッピングネジでランナーに取付けられる構成なので、鋲及び鋲を打つ鋲打ち機などの工具、タッピングネジをねじ込むスクリュードライバーなどの工具が必要になり、作業が煩わしいという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、ランナーを梁に容易に取付可能なランナー取付具を提供する。
本発明に係るランナー取付具は、長尺板と長尺板の幅方向の両側縁より一方向に垂直に延長する側板とを備えた天井側ランナーを梁の水平板に取付けるためのランナー取付具において、上基板と、下基板と、上基板と下基板とを連結する連結板と、上基板より一方方向に延長するよう設けられた一対の梁挟み片と、基板より一方方向とは反対方向に延長するように設けられた一対のランナー挟み片とを備え、一対の梁挟み片と基板とが梁の水平板の幅方向両端縁側を挟むとともに、一対のランナー挟み片が天井側ランナーの両方の側板の下端の位置で折曲されて側板の外表面と内表面とを挟み込むことにより、天井側ランナーを梁の水平板に取付けることを特徴とする。
本発明に係るランナー取付具は、長尺板と長尺板の幅方向の両側縁より一方向に垂直に延長する側板とを備えた天井側ランナーを梁の水平板に取付けるためのランナー取付具において、上基板と、下基板と、上基板と下基板とを連結する連結板と、上基板より一方方向に延長するよう設けられた一対の梁挟み片と、基板より一方方向とは反対方向に延長するように設けられた一対のランナー挟み片とを備え、基板の上面が梁の水平板の下面と対向するように設置された状態において、一方の梁挟み片が、梁の水平板の幅方向の一端縁を経由して梁の水平板の上面に位置されたことによって梁の水平板の上面に位置された一方の梁挟み片と基板とで水平板の一端縁側を挟むとともに、他方の梁挟み片が、梁の水平板の幅方向の他端縁を経由して梁の水平板の上面に位置されたことによって梁の水平板の上面に位置された他方の梁挟み片と基板とで水平板の他端縁側を挟み、天井側ランナーが互いに平行に対向する側板との間で形成された凹部開口を下に向けた状態で長尺板の上面を基板の下面に向けて設置された状態において、一方のランナー挟み片が、天井側ランナーの一方の側板の外表面に沿って下方に延長して一方の側板の下端を経由して一方の側板の内表面に位置されることによって一方の側板を挟むとともに、他方のランナー挟み片が、天井側ランナーの他方の側板の外表面に沿って下方に延長して他方の側板の下端を経由して他方の側板の内表面に位置されることによって他方の側板を挟むことによって、天井側ランナーを梁の水平板に取付けることを特徴とする。
本発明に係るランナー取付具は、長尺板と長尺板の幅方向の両側縁より一方向に垂直に延長する側板とを備えた天井側ランナーを梁の水平板に取付けるためのランナー取付具において、下基板と、下基板の両側縁から一方方向に延長するように設けられた一対の連結片と、この一対の連結片の上端縁からそれぞれ互いに離反する方向に延長するように向けられて下基板と平行な一対の上基板と、各上基板より一方方向に延長するよう設けられた一対の梁挟み片と、下基板より一方方向とは反対方向に延長するよう設けられた一対のランナー挟み片とを備え、一対の梁挟み片と上基板とが梁の水平板の幅方向両端縁側を挟むとともに、一対のランナー挟み片が天井側ランナーの両方の側板の下端の位置で折曲されて側板の外表面と内表面とを挟み込むことにより、天井側ランナーを梁の水平板に取付けることを特徴とする。
長尺板と長尺板の幅方向の両側縁より一方向に垂直に延長する側板とを備えた天井側ランナーを梁の水平板に取付けるためのランナー取付具において、下基板と、下基板の両側縁から一方方向に延長するように設けられた一対の連結片と、この一対の連結片の上端縁からそれぞれ互いに離反する方向に延長するように向けられて下基板と平行な一対の上基板と、各上基板より一方方向に延長するよう設けられた一対の梁挟み片と、下基板より一方方向とは反対方向に延長するよう設けられた一対のランナー挟み片とを備え、上基板の上面が梁の水平板の下面と対向するように設置された状態において、各上基板の一方の梁挟み片が、梁の水平板の幅方向の一端縁を経由して梁の水平板の上面に位置されたことによって梁の水平板の上面に位置された一方の梁挟み片と上基板とで水平板の一端縁側を挟むとともに、各上基板の他方の梁挟み片が、梁の水平板の幅方向の他端縁を経由して梁の水平板の上面に位置されたことによって梁の水平板の上面に位置された他方の梁挟み片と上基板とで水平板の他端縁側を挟み、天井側ランナーが互いに平行に対向する側板との間で形成された凹部開口を下に向けた状態で長尺板の上面を下基板の下面に向けて設置された状態において、一方のランナー挟み片が、天井側ランナーの一方の側板の外表面に沿って下方に延長して一方の側板の下端を経由して一方の側板の内表面に位置されることによって一方の側板を挟むとともに、他方のランナー挟み片が、天井側ランナーの他方の側板の外表面に沿って下方に延長して他方の側板の下端を経由して他方の側板の内表面に位置されることによって他方の側板を挟むことによって、天井側ランナーを梁の水平板に取付けることを特徴とする。
梁挟み片は、梁挟み片を梁の水平板の上面側に折り曲げやすくするための折曲補助部を上基板との境界近傍部分に備え、ランナー挟み片は、ランナー挟み片の先端側を天井側ランナーの側板の内表面側に折り曲げやすくするための折曲補助部を下基板の下面から下方に天井側ランナーの側板の高さ寸法に相当する長さだけ離れた所定位置に備えたことも特徴とする。
本発明に係るランナー取付具によれば、上基板と下基板と連結板とを備え、一対の梁挟み片が上基板より一方方向に延長するよう設けられ、一対のランナー挟み片が下基板より反対方向に延長するよう設けられたので、ランナー取付によって天井側ランナーが梁の水平板に取付けられた場合に、梁の水平板の下面と天井側ランナーの長尺板の上面との間に隙間が形成されるので、梁の水平板の下面に耐火被覆材を吹付けることが可能となり、耐火仕様の界壁下地を容易に構築できる。
本発明に係るランナー取付具によれば、下基板と、一対の連結片と、一対の上基板とを備え、一対の梁挟み片が各上基板より一方方向に延長するよう設けられ、一対のランナー挟み片が下基板より反対方向に延長するよう設けられので、ランナー挟み片に加わる荷重をランナー挟み片の両側の上方に設けられた梁挟み片を介して梁の下側の水平板で支持できる構造となり、安定した界壁下地を構築できる。また、ランナー取付によって天井側ランナーが梁の水平板に取付けられた場合に、梁の水平板の下面と天井側ランナーの長尺板の上面との間に隙間が形成されるので、梁の水平板の下面に耐火被覆材を吹付けることが可能となり、耐火仕様の界壁下地を容易に構築できる。
梁挟み片及びランナー挟み片がそれぞれ折曲補助部を備えたので、作業性の良いランナー取付具が得られる。
最良の形態1
図1乃至図4は最良の形態1を示し、図1はランナー取付具1を示し、図2はランナー取付具1によって天井側ランナー4が梁5に取付けられた状態を示し、図3はランナー取付具1を用いたランナー取付け方法を示し、図4は界壁の下地構造を示す。
図4を参照し、界壁の下地構造を説明する。マンションやビルのような連続住宅の各住戸間を区切る界壁の下地構造は、床側ランナー2、界壁間柱3、天井側ランナー4、梁5、ランナー取付具1を備える。
床側ランナー2は、長尺板25aと長尺板25aの幅方向の両側縁28a;28aより一方向に延長する側板26a;26aとを備えた断面凹形状に形成された金属製の長尺物である。床側ランナー2は、互いに平行に対向する一対の側板26aと側板26aとの間で形成された凹部開口27aが上を向くように配置されて、長尺板25aが基礎天端や鋼製根太のような界壁基礎30に図外のアンカーボルト、鋲などの固定具によって固定される。
梁5は、垂直基板20と垂直基板20の上端に設けられた上側の水平板21と垂直基板20の下端に設けられた下側の水平板22とを備えた例えば断面I形状の長尺鋼(いわゆるI形鋼)や断面H形状の長尺鋼(いわゆるH形鋼)により形成され、その長手方向の両端が、当該長手方向と直交する図外の壁下地に設けられた図外の梁と連結される。
天井側ランナー4は、床側ランナー2と同じ構成である。すなわち、長尺板25と長尺板25の幅方向の両側縁28より一方向に延長する側板26とを備えた断面凹形状に形成された金属製の長尺物である。この天井側ランナー4は、互いに平行に対向する一対の側板26と側板26の間で形成された凹部開口27が下を向くように配置されて、ランナー取付具1によって梁5の下側の水平板22に取付けられる。
凹部開口27aが上を向くように固定具によって界壁基礎30に取付けられた床側ランナー2の凹部内に界壁間柱3の下端部29が嵌め込まれ、凹部開口27が下を向くようにランナー取付具1によって梁5の下側の水平板22に取付けられた天井側ランナー4の凹部内に界壁間柱3の上端部31が嵌め込まれることによって、界壁間柱3が垂直に設置される。複数本の界壁間柱3が例えば300mm程度の間隔を隔てて配置されることで界壁下地1aが構築される。
図1を参照し、ランナー取付具1の構成を説明する。ランナー取付具1は、基板6と、基板6より一方方向に延長するよう設けられた一対の梁挟み片7と、基板6より一方方向とは反対方向に延長するように設けられた一対のランナー挟み片8とを備える。ランナー取付具1は、一対の梁挟み片7と基板6とが梁5の水平板22の幅方向両端縁33;35側を挟むとともに、一対のランナー挟み片8が天井側ランナー4の両方の側板26;26の下端48の位置で折曲されて側板26の外表面47と内表面49とを挟み込むことにより、天井側ランナー4を梁5の水平板22に取付ける金具である。
基板6は、矩形の下基板9と、下基板9の両側の上方に設けられた一対の上基板10;10と、下基板9と上基板10とを連結する連結板12;12とを備える。矩形の下基板9及び矩形の上基板10は、梁5の水平板22の長手方向において互いに平行に対向する一対の一方側縁と、梁5の水平板22の幅方向において互いに平行に対向する一対の他方側縁とを備える。一対の連結板12;12は、下基板9の一対の一方側縁13a;13aから一方方向に延長するように設けられる。一対の上基板10;10は、一対の連結板12;12の上端縁16からそれぞれ互いに離反する方向に延長して下基板9と平行に対向するように設けられる。即ち、基板6は、1つの下基板9、梁5の水平板22の長手方向において所定間隔を隔てて設けられた2つの連結板12及び2つの上基板10を備える。
一対の梁挟み片7;7は、上基板10の一対の他方側縁17;17より一方方向に延長するように設けられる。一対の梁挟み片7は、一対の上基板10のそれぞれに設けられる。図2に示すように、上基板10の上面18が梁5の水平板22の下面32と接触して対向するように設置された状態において、一対の梁挟み片7のうちの一方の梁挟み片7aが、梁5の水平板22の幅方向の一端縁33を経由して梁5の水平板22の上面34に位置されたことによって梁5の水平板22の上面34に位置された一方の梁挟み片7aと梁5の水平板22の下面32に接触した基板6とで水平板22の一端縁33側を挟むとともに、他方の梁挟み片7bが、梁5の水平板22の幅方向の他端縁35を経由して梁5の水平板22の上面34に位置されたことによって梁5の水平板22の上面34に位置された他方の梁挟み片7と梁5の水平板22の下面32に接触した基板6とで水平板22の他端縁35側を挟む。このように、梁5の水平板22の上面34に位置された一対の梁挟み片7a(7);7b(7)と梁5の水平板22の下面32に接触した基板6とで水平板22を挟み込むことによって、ランナー取付具1が梁5の水平板22に取付けられることになる。
梁挟み片7は、梁挟み片7を梁5の水平板22の上面34側に折り曲げやすくするための折曲補助部40を上基板10との境界近傍部分に備える。例えば、梁挟み片7は、上基板10の上面18から上方に梁5の水平板22の板厚に相当する長さだけ離れた部分が横幅の狭い折曲補助部40として形成され、折曲補助部40の上方には折曲補助部40の横幅より幅広の梁挟み片本体7tを備えた構成としたことにより、梁挟み片本体7tが折曲補助部40で折れ曲がりやすくなり、作業性の良いランナー取付具1となる。
一対のランナー挟み片8;8は、下基板9の一対の他方側縁14より一方方向とは反対方向に延長するように設けられる。図2に示すように、天井側ランナー4が凹部開口27を下に向けた状態で長尺板25の上面45が下基板9の下面46と接触するよう設置された状態において、一対のランナー挟み片8のうちの一方のランナー挟み片8aが、天井側ランナー4の一方の側板26の外表面47に沿って下方に延長して一方の側板26の下端48を経由して一方の側板26の内表面49に位置されることによって一方の側板26を挟むとともに、他方のランナー挟み片8bが、天井側ランナー4の他方の側板26の外表面47に沿って下方に延長して他方の側板26の下端48を経由して他方の側板26の内表面49に位置されることによって他方の側板26を挟む。このように、一対のランナー挟み片8a(8);8b(8)によって天井側ランナー4の一対の側板26の外表面47、下端48、内表面49を覆うように側板26を挟み込むことによって、天井側ランナー4がランナー取付具1に取付けられる。
ランナー挟み片8は、ランナー挟み片8の先端52を天井側ランナー4の側板26の内表面49側に折り曲げやすくするための折曲補助部50を下基板9の下面46から下方に天井側ランナー4の側板26の高さ寸法に相当する長さだけ離れた所定位置に備える。折曲補助部40は、例えば、ランナー挟み片8の所定位置において水平方向に並ぶようにランナー挟み片8に形成された複数の貫通孔51により形成されたことによって、ランナー挟み片8の折曲補助部50より先端52側が折曲補助部50で折れ曲がりやすくなり、作業性の良いランナー取付具1となる。
図3を参照し、ランナー取付具1を用いた天井側ランナー4の梁5への取付け方法を説明する。各上基板10に設けられた一対の梁挟み片7が梁5の水平板22の幅方向の両側縁33;35を挟み込むように、上基板10の上面18を梁5の水平板22の下面32に押し付ける。この状態で、梁挟み片7を折曲補助部40で折り曲げて梁挟み片本体7t;7tを水平板22の上面34の方向に回転させる。これにより、梁5の水平板22が上基板10と梁挟み片7とで挟まれることによってランナー取付具1が梁5の水平板22に取付けられる。次に、下基板9に設けられた一対のランナー挟み片8;8間に、凹部開口27を下に向けて天井側ランナー4を挿入し、下基板9の下面46に天井側ランナー4の長尺板25の上面45を押し付ける。この状態で、ランナー挟み片8を折曲補助部50で折り曲げて、ランナー挟み片8の先端52側を天井側ランナー4の側板26の内表面49の方向に回転させる。これにより、天井側ランナー4の側板26がランナー挟み片8で挟まれることによってランナー取付具1に天井側ランナー4が取付けられる。つまり、梁挟み片7と上基板10とによって梁5の下側の水平板22を挟むことでランナー取付具1が当該水平板22に取付けられ、ランナー挟み片8によって天井側ランナー4の側板26を挟むことで天井側ランナー4がランナー取付具1に取付けられ、このようにして、天井側ランナー4がランナー取付具1によって梁5の水平板22に取付けられる。
尚、ランナー取付具1の基板6が、下基板9と、下基板9の両側の上方に設けられた一対の上基板10と、下基板9と上基板10とを連結する連結板12とを備えたことによって、上述のようにランナー取付具1により互いに連結状態に取付けられた梁5の水平板22の下面32と天井側ランナー4の長尺板25の上面45との間に隙間S(図2;図4参照)が形成されるので、この隙間Sを利用して、梁5の下側の水平板22の下面32に耐火被覆材を吹付けることが可能となり、耐火仕様の界壁下地1aを容易に構築できるようになる。
最良の形態1によるランナー取付具1によれば、梁挟み片7及びランナー挟み片8を折曲する作業だけで天井側ランナー4を梁5に容易に取付けることができるランナー取付具1が得られる。
最良の形態1によるランナー取付具1によれば、ランナー挟み片8の両側の上方に梁挟み片7;7を備えたので、ランナー挟み片8に加わる荷重をランナー挟み片8の両側の梁挟み片7を介して梁5の下側の水平板22で支持できる構造となり、安定した界壁下地1aを構築できる。
最良の形態1によるランナー取付具1によれば、梁5の水平板22の下面32と天井側ランナー4の長尺板25の上面45との間に隙間Sが形成されるので、梁5の水平板22の下面32に耐火被覆材を吹付けることが可能となり、耐火仕様の界壁下地1aを容易に構築できる。
最良の形態1によるランナー取付具1によれば、梁挟み片7及びランナー挟み片8がそれぞれ折曲補助部40;50を備えたので、作業性の良いランナー取付具1が得られる。
最良の形態2
図5に示すように、基板6が矩形状の1つの基板6により形成されたランナー取付具1であってもよい。即ち、矩形の基板6が、梁5の水平板22の長手方向において互いに対向する一対の一方側縁13と、梁5の水平板22の幅方向において互いに対向する一対の他方側縁14とを備え、最良の形態1と同形状の梁挟み片7が、基板6の一対の他方側縁14の長手方向における両方の端部80;80より一方方向に延長するように設けられ、最良の形態1と同形状のランナー挟み片8が、基板6の一対の他方側縁14の長手方向における中央部81より一方方向とは反対方向に延長するように設けられた構成のランナー取付具1であってもよい。
最良の形態2によるランナー取付具1によれば、梁挟み片7及びランナー挟み片8を折曲する作業だけで天井側ランナー4を梁5に容易に取付けることができるランナー取付具1が得られる。
最良の形態2によるランナー取付具1によれば、ランナー挟み片8の両側に梁挟み片7を備えたので、ランナー挟み片8に加わる荷重をランナー挟み片8の両側の梁挟み片7を介して梁5の下側の水平片で支持できる構造となり、安定した界壁下地1aを構築できる。
最良の形態3
最良の形態1;2では、一対の梁挟み片7を2組備えた構成のランナー取付具1を示したが、一対の梁挟み片7を1組だけ備えた構成のランナー取付具1としてもよい。
最良の形態3によるランナー取付具1によれば、梁挟み片7及びランナー挟み片8を折曲する作業だけで天井側ランナー4を梁5に容易に取付けることができるランナー取付具1が得られる。
梁挟み片7やランナー挟み片8の形状、折曲補助部40;50の構成は、梁挟み片7、ランナー挟み片8、折曲補助部40;50の機能を達成できるものであれば、上述した形状や構成以外でもよい。
ランナー取付具の斜視図(最良の形態1)。 ランナー取付具によって天井側ランナーが梁に取付けられた状態を示す断面図(最良の形態1)。 ランナー取付具を用いたランナー取付け方法を示す図(最良の形態1)。 界壁の下地構造を示す図(最良の形態1)。 ランナー取付具の斜視図(最良の形態2)。
符号の説明
1 ランナー取付具、4 天井側ランナー、5 梁、6 基板、7 梁挟み片、
8 ランナー挟み片、9 下基板、10 上基板、12 連結板、12a 連結片、
18 基板の上面、22 水平板、25 長尺板、26 側板、27 凹部開口、
28 長尺板の幅方向の両側縁、32 水平板の下面、
33 水平板の幅方向の一端縁、34 水平板の上面、
35 水平板の幅方向の他端縁、40,50 折曲補助部、41 境界近傍部分、
45 長尺板の上面、46 基板の下面、47 側板の外表面、48 側板の下端、
49 側板の内表面、52 ランナー挟み片の先端。

Claims (5)

  1. 長尺板と長尺板の幅方向の両側縁より一方向に垂直に延長する側板とを備えた天井側ランナーを梁の水平板に取付けるためのランナー取付具において、
    上基板と、下基板と、上基板と下基板とを連結する連結板と、上基板より一方方向に延長するよう設けられた一対の梁挟み片と、基板より一方方向とは反対方向に延長するように設けられた一対のランナー挟み片とを備え、
    一対の梁挟み片と基板とが梁の水平板の幅方向両端縁側を挟むとともに、一対のランナー挟み片が天井側ランナーの両方の側板の下端の位置で折曲されて側板の外表面と内表面とを挟み込むことにより、天井側ランナーを梁の水平板に取付けることを特徴とするランナー取付具。
  2. 長尺板と長尺板の幅方向の両側縁より一方向に垂直に延長する側板とを備えた天井側ランナーを梁の水平板に取付けるためのランナー取付具において、
    上基板と、下基板と、上基板と下基板とを連結する連結板と、上基板より一方方向に延長するよう設けられた一対の梁挟み片と、基板より一方方向とは反対方向に延長するように設けられた一対のランナー挟み片とを備え、
    基板の上面が梁の水平板の下面と対向するように設置された状態において、一方の梁挟み片が、梁の水平板の幅方向の一端縁を経由して梁の水平板の上面に位置されたことによって梁の水平板の上面に位置された一方の梁挟み片と基板とで水平板の一端縁側を挟むとともに、他方の梁挟み片が、梁の水平板の幅方向の他端縁を経由して梁の水平板の上面に位置されたことによって梁の水平板の上面に位置された他方の梁挟み片と基板とで水平板の他端縁側を挟み、
    天井側ランナーが互いに平行に対向する側板との間で形成された凹部開口を下に向けた状態で長尺板の上面を基板の下面に向けて設置された状態において、一方のランナー挟み片が、天井側ランナーの一方の側板の外表面に沿って下方に延長して一方の側板の下端を経由して一方の側板の内表面に位置されることによって一方の側板を挟むとともに、他方のランナー挟み片が、天井側ランナーの他方の側板の外表面に沿って下方に延長して他方の側板の下端を経由して他方の側板の内表面に位置されることによって他方の側板を挟むことによって、天井側ランナーを梁の水平板に取付けることを特徴とするランナー取付具。
  3. 長尺板と長尺板の幅方向の両側縁より一方向に垂直に延長する側板とを備えた天井側ランナーを梁の水平板に取付けるためのランナー取付具において、
    下基板と、下基板の両側縁から一方方向に延長するように設けられた一対の連結片と、この一対の連結片の上端縁からそれぞれ互いに離反する方向に延長するように向けられて下基板と平行な一対の上基板と、各上基板より一方方向に延長するよう設けられた一対の梁挟み片と、下基板より一方方向とは反対方向に延長するよう設けられた一対のランナー挟み片とを備え、
    一対の梁挟み片と上基板とが梁の水平板の幅方向両端縁側を挟むとともに、一対のランナー挟み片が天井側ランナーの両方の側板の下端の位置で折曲されて側板の外表面と内表面とを挟み込むことにより、天井側ランナーを梁の水平板に取付けることを特徴とするランナー取付具。
  4. 長尺板と長尺板の幅方向の両側縁より一方向に垂直に延長する側板とを備えた天井側ランナーを梁の水平板に取付けるためのランナー取付具において、
    下基板と、下基板の両側縁から一方方向に延長するように設けられた一対の連結片と、この一対の連結片の上端縁からそれぞれ互いに離反する方向に延長するように向けられて下基板と平行な一対の上基板と、各上基板より一方方向に延長するよう設けられた一対の梁挟み片と、下基板より一方方向とは反対方向に延長するよう設けられた一対のランナー挟み片とを備え、
    上基板の上面が梁の水平板の下面と対向するように設置された状態において、各上基板の一方の梁挟み片が、梁の水平板の幅方向の一端縁を経由して梁の水平板の上面に位置されたことによって梁の水平板の上面に位置された一方の梁挟み片と上基板とで水平板の一端縁側を挟むとともに、各上基板の他方の梁挟み片が、梁の水平板の幅方向の他端縁を経由して梁の水平板の上面に位置されたことによって梁の水平板の上面に位置された他方の梁挟み片と上基板とで水平板の他端縁側を挟み、
    天井側ランナーが互いに平行に対向する側板との間で形成された凹部開口を下に向けた状態で長尺板の上面を下基板の下面に向けて設置された状態において、一方のランナー挟み片が、天井側ランナーの一方の側板の外表面に沿って下方に延長して一方の側板の下端を経由して一方の側板の内表面に位置されることによって一方の側板を挟むとともに、他方のランナー挟み片が、天井側ランナーの他方の側板の外表面に沿って下方に延長して他方の側板の下端を経由して他方の側板の内表面に位置されることによって他方の側板を挟むことによって、天井側ランナーを梁の水平板に取付けることを特徴とするランナー取付具。
  5. 梁挟み片は、梁挟み片を梁の水平板の上面側に折り曲げやすくするための折曲補助部を上基板との境界近傍部分に備え、ランナー挟み片は、ランナー挟み片の先端側を天井側ランナーの側板の内表面側に折り曲げやすくするための折曲補助部を下基板の下面から下方に天井側ランナーの側板の高さ寸法に相当する長さだけ離れた所定位置に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のランナー取付具。
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