JP6986982B2 - 駐車装置 - Google Patents
駐車装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6986982B2 JP6986982B2 JP2018011268A JP2018011268A JP6986982B2 JP 6986982 B2 JP6986982 B2 JP 6986982B2 JP 2018011268 A JP2018011268 A JP 2018011268A JP 2018011268 A JP2018011268 A JP 2018011268A JP 6986982 B2 JP6986982 B2 JP 6986982B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lift
- guide
- counterweight
- guide member
- vertical direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
図1は、本発明の実施形態による駐車装置10の全体構成図である。図2は、図1のII−II矢視図である。図3は、図1のIII−III矢視図である。図1は、図2のX−X線矢視図である。駐車装置10は、本実施形態ではエレベータ式駐車装置である。エレベータ式駐車装置10は、入庫した自動車1を載せて昇降路4を昇降するリフト3と、昇降路4の横に配置され自動車1を格納する格納棚5とを備える。
駐車装置10は、リフト3を昇降させるために、カウンターウェイト7と索状体9と吊り下げ機構11を備える。カウンターウェイト7は、リフト3の重量の少なくとも一部を支持する。索状体9は、一例では、一端側部分がリフト3に連結され、この一端側部分から上方に延びて、索状体9の吊り下げ機構11に掛けられ、吊り下げ機構11から下方に延びて、他端側部分がカウンターウェイト7に連結されている。図1では、索状体9は、ワイヤロープであるが、他のもの(例えばチェーン)であってもよい。索状体9の他端側部分とカウンターウェイト7との連結は、両者同士の固定であってもよいし、他の方式によるものであってもよい。例えば、図示を省略するが、索状体9の他端側部分は、カウンターウェイト7に設けられた従動シーブに掛けられて、その後、上方へ延びて当該他端側部分の先端が駐車装置10の静止構造体13に結合されていてもよい。
本実施形態では、リフト3とカウンターウェイト7の昇降を案内するために、駐車装置10は、鉛直方向に延びるガイド部材15を備える。ガイド部材15は、リフト3とカウンターウェイト7の両方の昇降を案内する。本実施形態では、ガイド部材15は、格納棚5を支える支持部17を有する棚柱である。
図3のように、2つの第1ガイド部材15が、リフト3の縦方向一方側(図3の上側)において、それぞれ、昇降路4の横方向両側に設けられている。また、図3のように、2つの第2ガイド部材27が、リフト3の縦方向他方側において、それぞれ、昇降路4の横方向両側に設けられている。第1ガイド部材15は、リフト3とカウンターウェイト7の両方の昇降を案内し、第2ガイド部材27は、リフト3の昇降を案内する。したがって、図3の例では、カウンターウェイト7の昇降は、2つの第1ガイド部材15により案内され、リフト3の昇降は、2つの第1ガイド部材15と2つの第2ガイド部材27とにより案内される。
各第1ガイド部材15は、本実施形態では、以下で説明する構成を有する。2つの第1ガイド部材15は、横方向に直交する鉛直面に関して互いに対称な構成を有していてよい。図4(A)は、図3における左側の第1ガイド部材15付近の部分拡大図である。
各第2ガイド部材27は、本実施形態では、以下で説明する構成を有する。なお、2つの第2ガイド部材27は、横方向に直交する鉛直面に関して互いに対称な構成を有していてよい。図5(A)は、図3における左側の第2ガイド部材27付近の部分拡大図である。
図4(B)は図4(A)のB−B矢視図である。図4(B)のように、第1ガイド部材15は、複数の柱要素16を連結機構35により鉛直方向に連結して構成されている。各柱要素16は、上述した1対の離間部15a,15bと結合部15cを有する。
以下は、本実施形態による効果の一例であり、本発明を限定するものではない。
2つの第1ガイド部材15は、各水平方向のうち一部の方向におけるリフト3の揺れを制限し、2つの第2ガイド部材27は、各水平方向のうち、少なくとも残り方向におけるリフト3の揺れを制限する。そのための構成は、上述に限定されない。例えば、当該構成の別の一例は、図6に示す構成であってもよい。図6は、図4(A)において一部を変更した図である。
第1ガイド部材15と第2ガイド部材27の一方または両方には、格納棚5を支持する支持部17,29が設けられていなくてもよい。この場合、格納棚5は、第1ガイド部材15と第2ガイド部材27の一方または両方とは異なる適宜の構造体により支持されてよい。
吊り下げ機構11は、リフト3の重量の少なくとも一部がカウンターウェイト7により相殺されるように、索状体9を介してリフト3とカウンターウェイト7を吊り下げていればよく、図2の例に限定されない。例えば、1本の索状体9がリフト3から延びて回転部材11aに掛けられ(例えば巻かれ)、別の索状体9がカウンターウェイト7から延びて同じ回転部材11aに逆方向に掛けられ(例えば巻かれ)ていることにより、リフト3の重量の少なくとも一部がカウンターウェイト7により相殺されてもよい。
所定の入庫エリアに乗り込んだ自動車1が、適宜の駆動機構によりリフト3(図1の場合にはリフト3上のパレット2)に載せられてもよい。
入出庫階よりも高い階と低い階の一方または両方に1つ又は複数の格納階が存在してよい。また、駐車装置10は、格納階が地上よりも低い位置にある地下駐車装置であってもよい。
Claims (8)
- 入庫した自動車を積載し昇降駆動されるリフトと、
カウンターウェイトと、
前記リフトの重量の少なくとも一部が前記カウンターウェイトにより相殺されるように、索状体を介して前記リフトと前記カウンターウェイトを昇降可能に吊り下げる吊り下げ機構と、
鉛直方向に延びるガイド部材とを備え、
前記ガイド部材は、前記リフトと前記カウンターウェイトの両方の昇降を案内し、
前記ガイド部材は、前記カウンターウェイトの昇降を案内するウェイトガイド部と、前記リフトの昇降を案内するリフトガイド部とを有し、
前記ガイド部材は、水平面による断面において、1対の離間部と、結合部とを有し、
該1対の離間部は、所定の離間方向に互いに間隔をおいて位置し、前記離間方向と交差する方向に延びており、
前記結合部は、一方の前記離間部の中間位置から他方の前記離間部の中間位置まで延びて前記1対の離間部を互いに結合しており、
前記一方の離間部は、前記交差する方向の端部において角部を有し、該角部は前記ウェイトガイド部を構成する、駐車装置。 - 前記リフトの昇降路の横に配置された格納棚を備え、
該格納棚と前記リフトとの間で横方向に自動車が受け渡されるようになっており、
前記ガイド部材は、前記格納棚を支える支持部を有する棚柱である、請求項1に記載の駐車装置。 - 前記ガイド部材は、前記角部を形成し互いに異なる水平方向を向く2つの面を含み、
前記カウンターウェイトは、前記ウェイトガイド部により昇降を案内される被ガイド部を有し、該被ガイド部は、前記角部の前記2つの面をそれぞれ水平方向に覆うように位置する、請求項1に記載の駐車装置。 - 前記交差する方向における、前記他方の離間部の端面が、前記リフトガイド部を構成する、請求項1又は3に記載の駐車装置。
- 前記リフトの昇降路の横に配置された格納棚を備え、
該格納棚と前記リフトとの間で横方向に自動車が受け渡されるようになっており、
前記ガイド部材は、前記格納棚を支える支持部を有する棚柱であり、
前記棚柱は、複数の柱要素を連結機構で鉛直方向に連結して構成されており、
前記連結機構は、鉛直方向に見た場合に、前記1対の離間部の少なくともいずれかの前記離間部における中間部位に位置する、請求項1、3、又は4に記載の駐車装置。 - 入庫した自動車を積載し昇降駆動されるリフトと、
カウンターウェイトと、
前記リフトの重量の少なくとも一部が前記カウンターウェイトにより相殺されるように、索状体を介して前記リフトと前記カウンターウェイトを昇降可能に吊り下げる吊り下げ機構と、
鉛直方向に延びるガイド部材とを備え、
前記ガイド部材は、前記リフトと前記カウンターウェイトの両方の昇降を案内し、
前記リフトの昇降路の横に配置された格納棚を備え、
該格納棚と前記リフトとの間で横方向に自動車が受け渡されるようになっており、
前記ガイド部材は、前記格納棚を支える支持部を有する棚柱であり、
前記リフトには、自動車が縦方向を向いて積載されるようになっており、
前記ガイド部材を第1ガイド部材として、
前記リフトの縦方向一方側において、前記昇降路の横方向両側にそれぞれ設けられた2つの前記第1ガイド部材と、
前記リフトの縦方向他方側において、前記昇降路の横方向両側にそれぞれ設けられ鉛直方向に延びる2つの第2ガイド部材と、を備え、
前記格納棚は、前記昇降路の横方向両側にそれぞれ設けられ、前記2つの第1ガイド部材は、それぞれ前記昇降路の横方向両側の前記格納棚を支える棚柱であり、前記2つの第2ガイド部材は、それぞれ前記昇降路の横方向両側の前記格納棚を支える棚柱であり、
各前記第2ガイド部材は、前記リフトの昇降を案内するリフトガイド部を有し、
前記2つの第1ガイド部材は、各水平方向のうち一部の方向における前記リフトの揺れを制限し、
前記2つの第2ガイド部材の前記リフトガイド部は、前記各水平方向のうち残り方向における前記リフトの揺れを制限する、駐車装置。 - 入庫した自動車を積載し昇降駆動されるリフトと、
カウンターウェイトと、
前記リフトの重量の少なくとも一部が前記カウンターウェイトにより相殺されるように、索状体を介して前記リフトと前記カウンターウェイトを昇降可能に吊り下げる吊り下げ機構と、
鉛直方向に延びるガイド部材とを備え、
前記ガイド部材は、同一断面形状で鉛直方向に延びており当該同一断面形状からなる部材であり、
当該部材が、前記リフトと前記カウンターウェイトの両方に、直接、接触して、当該両方の昇降を案内する、駐車装置。 - 前記部材は、H形鋼である、請求項7に記載の駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018011268A JP6986982B2 (ja) | 2018-01-26 | 2018-01-26 | 駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018011268A JP6986982B2 (ja) | 2018-01-26 | 2018-01-26 | 駐車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019127785A JP2019127785A (ja) | 2019-08-01 |
JP6986982B2 true JP6986982B2 (ja) | 2021-12-22 |
Family
ID=67473108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018011268A Active JP6986982B2 (ja) | 2018-01-26 | 2018-01-26 | 駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6986982B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0826681B2 (ja) * | 1992-09-07 | 1996-03-13 | 健一 村上 | 車両などの多段立体方式収納構造 |
JPH11210257A (ja) * | 1998-01-28 | 1999-08-03 | Nissei Build Kogyo Co Ltd | 立体駐車装置用のエレベータ装置 |
-
2018
- 2018-01-26 JP JP2018011268A patent/JP6986982B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019127785A (ja) | 2019-08-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100586830C (zh) | 电梯系统 | |
KR20120126673A (ko) | 도르래를 이용한 양중장치 및 이를 이용한 양중방법 | |
JP4774429B2 (ja) | エレベーター装置 | |
JP6477255B2 (ja) | 機械室レスエレベータ | |
JP5329031B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP6986982B2 (ja) | 駐車装置 | |
CN104428235A (zh) | 电梯装置 | |
JP4993201B2 (ja) | 物品搬送装置 | |
CN110714640A (zh) | 机械式驻车装置及其控制方法 | |
JP4341565B2 (ja) | 乗込口の横行装置 | |
JP6122069B2 (ja) | かご枠、及びエレベータ | |
JP2018204375A (ja) | 縦列型エレベータパーキング | |
JP4601771B2 (ja) | エレベーターの昇降路装置 | |
JP6749220B2 (ja) | エレベータ式駐車装置とその制御方法 | |
JP6970552B2 (ja) | 作業用防護装置 | |
CN110040601A (zh) | 用于双层电梯的h形框架 | |
CN105143083A (zh) | 电梯装置 | |
JP6944356B2 (ja) | 機械式駐車装置 | |
US3018903A (en) | Vehicle parking system | |
JP2932879B2 (ja) | キャブ付き出し入れ装置 | |
JP4861676B2 (ja) | エレベーター装置 | |
JP2537093B2 (ja) | 機械式駐車装置の支持構造 | |
JP4329104B2 (ja) | 駐車装置の昇降リフト構造 | |
JP4428892B2 (ja) | 駐車装置 | |
JP2003276967A (ja) | 相互間隔可変ダブルデッキエレベーターかご |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210813 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211008 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211130 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6986982 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |