JP6983702B2 - ルーフレール固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ルーフレール固定構造に関するものである。
例えば、特許文献1に開示されているように、荷物等を固定するためのルーフレールが車両に対して取り付けられる場合がある。このようなルーフレールは、ナットやボルト等を有する締結構造によって、車両のルーフパネルに対して締結される。特許文献1においては、中空のルーフレールの内部に配置されたナットと、ルーフレールを貫通してナットと螺合されたスタッドボルトとを有するルーフレール締結構造を採用している。
このルーフレール締結構造では、スタッドボルトの下端部がルーフレールの下方に突出されている。ルーフレールを車両のルーフパネルに取付ける際には、スタッドボルトの下端部を車両のルーフパネルの所定の貫通孔に差し込み、ルーフレールの下方からスタッドボルトの下端部に別のナットを回転させながら螺合させる。これによって、ルーフレールの下方に新たに取り付けられたナットと、ルーフレールの内部に配置されたナットとに挟持されることによって、ルーフレールが車両のルーフパネルに締結される。
特開2009−298230号公報
しかしながら、近年、ルーフレールは車両の前後方向に長尺化されており、上述のようなスタッドボルトとナットとを対とするような締結機構が、ルーフレールの長手方向に対して多数必要とされている。この結果、ルーフレールをルーフパネルに対して取り付けるためには、多数のボルトを締める必要があり、取付作業者の作業負担が増大している。また、締結機構の数だけルーフパネルに対してボルトを挿通するための貫通孔が必要となり、貫通孔の数だけルーフレールの水密対策を要し、コストが増す。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、ルーフパネルに対してルーフレール本体を固定するための固定構造であって、ルーフレール本体の取付作業を簡易化し、かつ、ルーフパネルに必要となる貫通孔の数を削減可能とすることにより、水密対策の部品点数を削減し、コストを低減することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、ルーフレール本体をルーフパネルに対して固定するルーフレール固定構造であって、上記ルーフパネルを貫通することなく上記ルーフパネルの上面に固定された被取付部と、上記ルーフレール本体の下面から下方に突出すると共に上記ルーフレール本体を上記ルーフパネルの上面に沿って移動させることで上記被取付部に装着される取付部と、上記ルーフパネルと上記ルーフレール本体とを上下方向に締結する締結機構とを備えるという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記被取付部が、上記取付部の装着時の移動方向に向けて開口する開口部を有する箱部を有し、上記箱部が、上記被取付部に装着された上記取付部を上方から覆う天壁部と、上記被取付部に装着された上記取付部を、上記ルーフレール本体の短手方向にて挟んで配置される一対の側壁部とを有するという構成を採用する。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記被取付部が、上記箱部に設けられると共に上記取付部を上記ルーフパネルに向けて付勢する付勢部を有するという構成を採用する。
第4の発明は、上記第1〜第3いずれかの発明において、上記被取付部と当該被取付部に装着される上記取付部とを有する装着機構を複数備え、上記装着機構と上記締結機構とが上記ルーフレール本体の長手方向に沿って配列されているという構成を採用する。
第5の発明は、上記第4の発明において、上記ルーフレール本体の長手方向にて、上記締結機構が端部のみに配置されているという構成を採用する。
本発明によれば、ルーフパネルを貫通することなくルーフパネルの上面に固定された被取付部と、ルーフレール本体の下面から下方に突出すると共にルーフレール本体をルーフパネルの上面に沿って移動させることで被取付部に装着される取付部とを備えている。このため、ボルトやナットを有する締結機構に換えて、ルーフレール本体をルーフパネルの上面に沿って移動させるのみで装着可能な上記被取付部と上記取付部とによってルーフレール本体をルーフパネルに対して固定することができる。このため、ルーフレール本体が長尺化しても、締結機構(例えばボルト及びナット)の数を増やすことなくルーフレール本体をルーフパネルに対して固定することができる。したがって、本発明によれば、ルーフパネルに対してルーフレール本体を固定するための固定構造であって、ルーフレール本体の取付作業を簡易化し、かつ、水密対策の部品点数を削減してコストを低減することが可能となる。
本発明の一実施形態におけるルーフレール固定構造によってルーフパネルに対して固定されるルーフレールの概略構成を示す斜視図であり、(a)が斜め上方から見た斜視図であり、(b)が斜め下方から見た斜視図である。 本発明の一実施形態におけるルーフレール固定構造によってルーフパネルに対して固定されるルーフレール及びルーフパネルを含む断面図である。 本発明の一実施形態におけるルーフレール固定構造の装着機構の取付部とリベットとの概略構成を含む分解斜視図である。 発明の一実施形態におけるルーフレール固定構造の被取付部の概略構成を示す図であり、(a)が斜視図であり、(b)が断面図である。 本発明の一実施形態におけるルーフレール固定構造によるルーフレールの固定方法の説明図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るルーフレール固定構造の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態のルーフレール固定構造1によってルーフパネルPに対して固定されるルーフレールRの概略構成を示す斜視図であり、(a)が斜め上方から見た斜視図であり、(b)が斜め下方から見た斜視図である。また、図2は、ルーフレールR及びルーフパネルPを含む断面図である。
ルーフレールRは、図1に示すように、長尺状の部材であり、長手方向が車両の前後方向に沿うようにルーフパネルPの上面に対して取り付けられる外装部品である。ルーフレールRは、車幅方向に離間して平行に2本がルーフパネルP上に設けられており、荷物を載置可能とされている。このようなルーフレールRは、荷物が固定される長尺状のルーフレール本体R1と、後述する装着機構2の取付部2a及びリベット2b(図3参照)と、後述する締結機構3のボルト螺合部3aとを備えている。図1(b)に示すように、取付部2aとボルト螺合部3aとは、ルーフレール本体R1の長手方向に沿って配列されており、配列方向における両端部にボルト螺合部3aが配置され、2つのボルト螺合部3aの間に複数(本実施形態においては4つ)の取付部2aが配置されている。
ルーフパネルPは、車両の天井部を構成するための鋼板からなるパネル部材である。このルーフパネルPは、本実施形態のルーフレール固定構造によって固定されるルーフレールRを下方から支持し、ルーフレールRに対して載置された荷物の荷重を受ける。このようなルーフパネルPには、図2に示すように、後述する締結機構3のボルト3bが貫通するための貫通孔P1が設けられている。貫通孔P1は、各々の締結機構3のボルト螺合部3aの下方に配置されている。本実施形態においては、上述のようにボルト螺合部3aが2つ設けられているため、ルーフパネルPに対して2つのみの貫通孔P1が設けられている。
本実施形態のルーフレール固定構造1は、上述のようなルーフパネルPに対してルーフレールRを固定するための機構であり、図2に示すように、装着機構2と、締結機構3とを備えている。
装着機構2は、本実施形態において4つ設けられており、ルーフレール本体R1の長手方向において、締結機構3に挟まれるように配置されている。各々の装着機構2は、取付部2aと、リベット2bと、被取付部2cとを備えている。図3は、装着機構2の取付部2aとリベット2bとの概略構成を含む分解斜視図である。この図に示すように、取付部2aは、リベット2bによってルーフレール本体R1の下面に固定される基部2a1と、基部2a1の下方に設けられると共に被取付部2cに装着されるフック部2a2とを備えている。
基部2a1は、ルーフレール本体R1の長手方向に沿って長いプレート状の部位であり、長手方向の両端部にリベット2bが挿通される挿通孔2a3が形成されている。この基部2a1は、上面をルーフレール本体R1の下面に面接触させた状態で、リベット2bによってルーフレール本体R1に固定されている。
フック部2a2は、基部2a1の長手方向における略中央から下方に垂下する根本部位2a4と、根本部位2a4の下端から車両の後方側に向けて延出する先端部位2a5とを有する略L形状とされている。先端部位2a5は、図2及び図3に示すように、基部2a1の下方に配置されており、基部2a1の下面に対して一定の隙間を有して対向配置されている。このようなフック部2a2の先端部位2a5は、被取付部2cの後述する箱部2c1に対して車両の前方側から挿入される部位である。
リベット2bは、取付部2aの基部2a1を貫通してルーフレール本体R1に設けられた取付孔R2(図3参照)に嵌入されており、基部2a1をルーフレール本体R1に対して固定している。本実施形態では、リベット2bは、基部2a1の長手方向の端部の各々に対して設けられることにより2つ設置されている。
被取付部2cは、ルーフパネルPを貫通することなく、溶接等によってルーフパネルPの上面に対して固定されている。図4は、被取付部2cの概略構成を示す図であり、(a)が斜視図であり、(b)が断面図である。被取付部2cは、箱部2c1と、板バネ部2c2(付勢部)とを備えている。
箱部2c1は、車両の前方に向けて開口された開口部2c3を有する箱状の部位である。この箱部2c1は、被取付部2cに装着された取付部2aの先端部位2a5を上方から覆う天壁部2c4と、被取付部2cに装着された取付部2aをルーフレール本体R1の短手方向(車幅方向)にて挟んで配置される一対の側壁部2c5と備えている。また、箱部2c1は、開口部2c3の反対側の端部を閉塞する奥壁部2c6を備えている。この箱部2c1は、取付部2aの先端部位2a5が車両の前方方向から挿入される部位であり、挿入された先端部位2a5を上方及び側方から囲むことで、取付部2aが上方及び側方に移動することを規制する。
板バネ部2c2は、箱部2c1の天壁部2c4の車両前方側の端部からさらに車両前方側に向けて延出して設けられており、この板バネ部2c2は、車両前方に向かうに連れてルーフパネルPの上面に近づくように傾斜して設けられており、最も先端の縁部が上方に向けて湾曲されている。
この板バネ部2c2は、外力が作用していない状態では、先端部とルーフパネルPの離間寸法D(図4(b)参照)が取付部2aの先端部位2a5の厚さ寸法よりも小さく設定されている。このため、取付部2aの先端部位2a5が箱部2c1に挿入された場合には、先端部位2a5によって上方に持ち上げられる。このようにして持ち上げられた板バネ部2c2の復元力によって、取付部2aの先端部位2a5(すなわち取付部2a)は、ルーフパネルPの上面に向けて付勢される。
また、板バネ部2c2の最も先端の縁部が上方に湾曲されているため、取付部2aの先端部位2a5を箱部2c1に挿入する場合に、板バネ部2c2の先端に当接した先端部位2a5を板バネ部2c2の下方に確実に潜り込ませることが可能となる。
このような装着機構2は、被取付部2cの箱部2c1に対して、取付部2aの先端部位2a5が挿入されることによって、取付部2aが被取付部2cに対して装着される。つまり、ルーフレール本体R1に固定された取付部2aが、ルーフレール本体R1を車両の前方から下方に移動させることによって、箱部2c1の開口部2c3から箱部2c1の内部に挿入される。これによって、取付部2aが被取付部2cに装着され、さらにはルーフレール本体R1がルーフパネルPに対して装着される。
なお、装着機構2の取付部2aは、ルーフレールRの製造時にルーフレール本体R1に固定されている。また、装着機構2の被取付部2cは、ルーフパネルPの製造時にルーフパネルPに固定されている。このため、ルーフレールRをルーフパネルPに固定する作業を行う際に、取付部2aや被取付部2cの取付作業を行う必要はない。
図2に戻り、締結機構3は、本実施形態において2つ設けられており、ルーフレール本体R1の長手方向において、ルーフレール本体R1の両端部に配置されている。各々の締結機構3は、ボルト螺合部3aと、ボルト3bとを備えている。
ボルト螺合部3aは、ルーフレール本体R1に設けられており、ボルト3bの軸部が螺合される雌ネジ部が内周面に形成された略円筒状の部位である。このボルト螺合部3aは、ルーフレール本体R1と同一材料にてルーフレール本体R1と一体的に形成されていても良いし、ルーフレール本体R1と異なる材料に形成されてルーフレール本体R1に固定されていても良い。また、例えば、ボルト螺合部3aの下端面は、取付部2aの先端部位2a5の下面と同一面に配置されている。これらのボルト螺合部3aは、装着機構2の取付部2aが被取付部2cに装着された場合に、ルーフパネルPの貫通孔P1を介してボルト3bが螺合可能なように、ルーフパネルPの貫通孔P1の直上に配置されるように設けられている。
ボルト3bは、頭部を下側にして軸部が下方からルーフパネルPを貫通してボルト螺合部3aに螺合されており、頭部がルーフパネルPの下面に当接されている。このようなボルト3bがボルト螺合部3aに螺合されることによって、ボルト螺合部3aが設けられたルーフレール本体R1と、ボルト3bの頭部により下方から支持されるルーフパネルPとが上下方向に締結される。
このような本実施形態のルーフレール固定構造1にてルーフレールRをルーフパネルPに固定する場合には、ボルト3bが取り外された状態にて、図5に示すように、ルーフレール本体R1を装着位置よりも車両の前方に変位させて配置する。続いて、ルーフレール本体R1をルーフパネルPの上面に沿って、車両の前方側から後方側に向けて水平移動させる。
このようにルーフレール本体R1をルーフパネルPに対して水平移動させると、取付部2aの先端部位2a5が被取付部2cの箱部2c1の内側に挿入され、装着機構2によってルーフレールRが上方、後方、左右方向(車幅方向)に固定される。この際、取付部2aの先端部位2a5は、被取付部2cの板バネ部2c2によってルーフパネルPに対して付勢される。
このように装着機構2の取付部2aが被取付部2cに装着されると、締結機構3のボルト螺合部3aがルーフパネルPの直上に配置される。その後、締結機構3のボルト3bをルーフパネルPの下方から貫通孔P1を介してボルト螺合部3aに螺合させ、ルーフレール本体R1とルーフパネルPとを上下方向から締結する。これによって、ボルト螺合部3aは、車両の前方に対しても固定される。
以上のような本実施形態のルーフレール固定構造1は、ルーフパネルPを貫通することなくルーフパネルPの上面に固定された被取付部2cと、ルーフレール本体R1の下面から下方に突出すると共にルーフレール本体R1をルーフパネルPの上面に沿って移動させることで被取付部2cに装着される取付部2aと、ルーフパネルPとルーフレール本体R1とを上下方向に締結する締結機構3とを備えている。
このような本実施形態のルーフレール固定構造1によれば、ボルトやナットを有する締結機構に換えて、ルーフレール本体R1をルーフパネルPの上面に沿って移動させるのみで装着可能な装着機構2(被取付部2c及び取付部2a)によってルーフレール本体R1をルーフパネルPに対して固定することができる。このため、ルーフレール本体R1が長尺化しても、締結機構3の数を増やすことなくルーフレール本体R1をルーフパネルPに対して固定することができる。したがって、本実施形態のルーフレール固定構造1によれば、ルーフレール本体R1の取付作業を簡易化し、かつ、水密対策の部品点数を削減してコストを低減することが可能となる。
また、本実施形態のルーフレール固定構造1においては、被取付部2cが、取付部2aの装着時の移動方向に向けて開口する開口部2c3を有する箱部2c1を有し、箱部2c1が、被取付部2cに装着された取付部2aを上方から覆う天壁部2c4と、被取付部2cに装着された取付部2aを、ルーフレール本体R1の短手方向にて挟んで配置される一対の側壁部2c5とを有する。このような本実施形態のルーフレール固定構造1によれば、取付部2aが被取付部2cに装着されることによって、ルーフレール本体R1が上方、左右方向に移動することを規制することができる。
また、本実施形態のルーフレール固定構造1においては、被取付部2cが、箱部2c1に設けられると共に取付部2aをルーフパネルPに向けて付勢する板バネ部2c2を有する。このため、取付部2aさらにはルーフレール本体R1をルーフパネルPの上面に対して付勢することができる。したがって、本実施形態のルーフレール固定構造1によれば、取付部2aとルーフパネルPとの間に隙間が生じて、ルーフレール本体R1が振動すること等を防止することができる。
また、本実施形態のルーフレール固定構造1においては、被取付部2cと被取付部2cに装着される取付部2aとを有する装着機構2を複数備え、装着機構2と締結機構3とがルーフレール本体R1の長手方向に沿って配列されている。このため、車幅方向における幅が狭いルーフレール本体R1に対して、多くの装着機構2を設けることができ、より確実にルーフレール本体R1をルーフパネルPに対して固定することができる。
また、本実施形態のルーフレール固定構造1においては、ルーフレール本体R1の長手方向にて、締結機構3が端部のみに配置されている。このため、作業者がボルト3bを取り付ける位置を容易に把握することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、車両の前方から後方に向けてルーフレール本体R1をスライドすることによって、取付部2aを被取付部2cに装着する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、箱部2c1の開口部2c3を車両の左右いずれかの方向に向けて開口させることによって、左右方向にルーフレール本体R1をスライドさせることによって、取付部2aを被取付部2cに装着する構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、取付部2aの先端部位2a5を被取付部2cの箱部2c1に挿入することによって、取付部2aを被取付部2cに装着する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、取付部2aや被取付部2cに爪部を設け、この爪部を相手側に係止することによって、取付部2aを被取付部2cに装着する構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、締結機構3を2つ備える構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、締結機構3を1つのみにする構成も採用することが可能である。
また、上記実施形態においては、締結機構3をルーフレール本体R1の長手方向における端部のみに配置する構成を採用した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、締結機構3をルーフレール本体R1の長手方向における端部以外の位置に配置することも可能である。
また、上記実施形態においては、取付部2aをルーフパネルPに向けて付勢する板バネ部2c2を備える構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、コイルバネやゴム等の他の付勢部を用いて取付部2aをルーフパネルPに向けて付勢する構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、ルーフレール本体R1の設置領域におけるルーフパネルPの上面が平面である構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。ルーフレール本体R1をスライドさせることによって取付部2aを被取付部2cに装着可能であれば、ルーフパネルPの上面が部分的あるいは全体的に湾曲面である構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、リベット2bによって取付部2aがルーフレール本体R1に固定された構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、取付部2aがルーフレール本体R1の一部として設けられた構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態において、ルーフレールRは、金属製であっても、樹脂製であっても良いことはもちろんである。
1……ルーフレール固定構造、2……装着機構、2a……取付部、2a1……基部、2a2……フック部、2a3……挿通孔、2a4……根本部位、2a5……先端部位、2b……リベット、2c……被取付部、2c1……箱部、2c2……板バネ部(付勢部)、2c3……開口部、2c4……天壁部、2c5……側壁部、2c6……奥壁部、3……締結機構、3a……ボルト螺合部、3b……ボルト、P……ルーフパネル、P1……貫通孔、R……ルーフレール、R1……ルーフレール本体、R2……取付孔

Claims (3)

  1. ルーフレール本体をルーフパネルに対して固定するルーフレール固定構造であって、 前記ルーフパネルを貫通することなく前記ルーフパネルの上面に固定された被取付部と、
    前記ルーフレール本体の下面から下方に突出すると共に前記ルーフレール本体を前記ルーフパネルの上面に沿って移動させることで前記被取付部に装着される取付部と、
    前記ルーフパネルと前記ルーフレール本体とを上下方向に締結する締結機構と
    を備え
    前記被取付部と当該被取付部に装着される前記取付部とを有する装着機構を複数備え、 前記装着機構と前記締結機構とが前記ルーフレール本体の長手方向に沿って配列されており、
    前記装着機構と前記締結機構との配列方向の端部の各々に前記締結機構が配置され、
    前記ルーフレール本体の長手方向にて、前記締結機構が端部のみに配置されている
    ことを特徴とするルーフレール固定構造。
  2. 前記被取付部は、前記取付部の装着時の移動方向に向けて開口する開口部を有する箱部を有し、
    前記箱部は、前記被取付部に装着された前記取付部を上方から覆う天壁部と、前記被取付部に装着された前記取付部を、前記ルーフレール本体の短手方向にて挟んで配置される一対の側壁部とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のルーフレール固定構造。
  3. 前記被取付部は、前記箱部に設けられると共に前記取付部を前記ルーフパネルに向けて付勢する付勢部を有することを特徴とする請求項2記載のルーフレール固定構造。
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