JP6977946B2 - トイレ用介護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被介護者がトイレを利用する際に、ズボン等の衣類を着脱して使用するに便なる車イス型の介護装置と、その着衣の着脱を自動化すべき装置に関する。
被介護者の主要な悩みの一つはトイレの使用であり、且つ、その際にズボン等の衣類を脱いで又着るという行為を伴うことであり、ときには、これが排泄行為そのものより面倒となってしまう場合も多い。
それが歩行に障害等があり車イスを利用する人等にあっては、その面倒さは倍加してしまう。
例えば、座った姿勢からの脱ぎ着が困難なことから一旦立ち姿勢とさせるが、その姿勢を支えるため、被介護者一人に対して2人以上の介護者が立ち会い、一方が後ろから背中を抱える等して身体を支え、他方が前に回ってズボンを引き下げる等してようやく便器に着座させて行っているのが現状である。
又、この着衣の脱ぎ着は、他人の介護を伴うときには被介護者にとって男女を問わず羞恥心を覚えるものであり、年齢に関係なく非常な抵抗感の強い行為となっている。
これに対し、従来技術では、有効な手段がほとんど提案されておらず、例えば特許文献1に車椅子の使用方法として、座面に円柱状部材を結びつけたチェーンを配し、チェーンの回動とともにズボンを引き下げようとする手段が提案されているが、しかし、斯かる手段では、座ったままの姿勢からズボンを下げることは困難で、部材が空回りして有効な引き下げ手段とはならない等の課題をかかえている。
特開2016−179047号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、便器を跨いで挿入可能な車イス型の介護装置であって、使用の前にズボン等の着衣を脱がす行為及び使用後の着衣行為を容易とすることができる機能を備え、更には、ズボン等の上げ下げを自動化できる機能を備えた介護装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、請求項1記載のトイレ用介護装置は、
被介護者の下半身着衣の一部を掴む把持体と、
該把持体を立ち姿勢の人体の腰部の側面に沿って移動させる移送体と、
該移送体を脱衣の際には下降方向へ着衣の際には上昇方向へ導く誘導体と、
を備えてなり、
把持体が、先端部に被介護者の下半身着衣の一部を把持可能なグリップを配した湾曲状の前ア−ム及び後アームを配設して形成され、
移送体が、基部を中心に該アームを開閉動可能に軸着した移送駒を設けて形成され、
誘導体が、垂直路と水平路をカーブ状に連接した誘導溝を刻設して該移送駒と係合する誘導枠を設けて形成されてなることを特徴とする。
請求項2記載のトイレ用介護装置は、(a)後脚貫を排してトイレに挿入可能な寸法幅を有する脚を配すると共に該脚の下端に前後動を可能とする車輪を備えた脚部と、
(b)左右に正面L字型の座板を2つ組み合わせて上コの字型をなすと共にその底辺がトイレを若干上まわる高さとした座面を形成し、該L字型の座板を頭部を軸として左右に開閉動自在とした座部と、
(c)被介護者の脇部を貫通可能な脇支持板を上下及び左右に移動可能に配設した背もたれ部と、
(d)上記脚部と座部との間に介設して上記座部及び背もたれ部を傾斜状に上昇させ得る昇降部と、
(e)被介護者の下半身着衣の一部を掴む把持体と、該把持体を立ち姿勢の人体の腰部の側面に沿って移動させる移送体と、該移送体を脱衣の際には下降方向へ着衣の際には上昇方向へ導く誘導体とを配した下半身着衣の脱着部と、
から成り、
把持体が、先端部に被介護者の下半身着衣の一部を把持可能なグリップを配した湾曲状の前ア−ム及び後アームを配設して形成され、
移送体が、基部を中心に該アームを開閉動可能に軸着した移送駒を設けて形成され、
誘導体が、垂直路と水平路をカーブ状に連接した誘導溝を刻設して該移送駒と係合する誘導枠を設けて形成されてなることを特徴とする。
請求項3記載のトイレ用介護装置は、昇降部がスライド溝とリンクを組み合わせたスライドリンク機構の一部にモーターを付加してなることを特徴とする。
請求項4記載のトイレ用介護装置は、座部の一部にハンドルを付設したことを特徴とする。
請求項5記載のトイレ用介護装置は、座部の一部にモニターを付設したことを特徴とする。
請求項6記載のトイレ用介護装置は、トイレ後方に車体を検知する位置センサーを付設したことを特徴とする。
本発明に係るトイレ用介護装置にあっては、脇の支持板を上下及び左右に移動可能に配設した背もたれ部によって、支持体が被介護者の脇部に挟まれ、且つ、その人の背丈に合わせて脇支持板を上下動、又、背幅に合わせて左右動させることで、該支持板が被介護者の背丈・背幅に一致したものとなり、姿勢をしっかり固定し、安定させることができる。
該装置をトイレ室に導いて既設のトイレを本装置が囲んで収納状態とし、昇降部を上昇させると、座部及びこれに一体化した背もたれ部が傾斜状に立ち上がり、連れて被介護者も腰を浮かせて立った姿勢となる。次いで、L字型の座板を左右に開動させると、間に隙間が形成され、座板が腰部から離れて着衣を下げることができる体勢となる。そこで、介護者は、その安定した姿勢を保った被介護者のズボン等を掴んで容易に脱がすことができる。
ズボン等を脱いだ後、昇降部を下降させ元の平行な状態とすると、被介護者はそのままで排泄、シャワー、乾燥等を行うことができる。
使用後には、昇降部を再度立ち上げ、上記と同じように傾斜状に立ち上げ、一旦脱いだズボン等を引き上げて元の着衣状態に戻すことができる。
そして、L字型の座板を左右に閉動させ、昇降部を下降させると、元の着座した状態に戻り、そのまま退室することができる。
また、本発明に係るトイレ用介護装置にあっては、被介護者の下半身着衣の一部を掴む把持体によって、被介護者のズボン等下半身着衣の一部が掴まれ、それが移送体によって立ち姿勢の人体の腰部の側面に沿って移送される。
このとき、誘導体によって脱衣の際には移送体が下降方向へと導かれ、着衣の際には上昇方向へと導かれる。
従って、トイレ用介護にあって困難とされる下半身着衣の脱着が、極めて円滑且つ労力の負担少なく行うことができる。
そして、本発明に係るトイレ用介護装置にあっては、被介護者のトイレ内でのズボン等下半身着衣を脱着する際の姿勢等を安定とすることができると共に、その脱着作業を自動化することができる。
さらに、本発明に係るトイレ用介護装置にあっては、先端部に被介護者の下半身着衣の一部を把持可能なグリップを配した湾曲状の前ア−ム及び後アームを配設して形成された把持体によって、被介護者のズボン等下半身着衣が確実に掴まれる。
これが基部を中心に該アームを開閉動可能に軸着した移送駒を設けて形成された移送体によって、立ち姿勢の人体の腰部の側面に沿って確実に移送される。
その際、垂直路と水平路をカーブ状に連接した誘導溝を刻設して該移送駒と係合する誘導枠によって、移動が円滑となる。
請求項3記載のトイレ用介護装置にあっては、昇降部をスライド溝とリンクを組み合わせたスライドリンク機構の一部にモーターを付加してなるものとすることで、機構が簡潔な機構で作動の確実なものとなる。
請求項4記載のトイレ用介護装置にあっては、座部の一部にハンドルを付設することで、被介護者は使用中に該ハンドルを握って姿勢を安定させることができ、腰を浮かせる等の姿勢があっても負担にならない。
請求項5記載のトイレ用介護装置にあっては、座部の一部にモニターを付設することで、各工程でのモーターの入、切等の操作の管理を一元的に行うことができる。
請求項6記載のトイレ用介護装置にあっては、トイレ後方に車体を検知する位置センサーを付設することで、入室時における前進を自動化することができる。
本発明介護装置(脱着部なし)の全体斜視図である。 本発明介護装置(脱着部なし)をトイレに配置した状態の全体斜視図である。 本発明介護装置(脱着部なし)の側面図である。 本発明介護装置(脱着部なし)の正面図である。 本発明介護装置の座部の拡大斜視図で、(A)が座板が閉じた状態、(B)が開いた状態を示す。 本発明介護装置の背もたれ部の一部縦断側面図である。 本発明介護装置の背もたれ部の背面図である。 脱着部を施した発明の全体斜視図である。 同上発明の座部の拡大斜視図で、(A)座板が閉じて脱着部が上にある場合、(B)座板が開いて脱着部が下動した場合を示す。 同上発明の脱着部の拡大図で、(A)が正面図、(B)が背面図である。 同上発明の脱着部のアームの開閉動を示す平面図である。 本発明介護装置の使用の各工程を示す模式的側面図で、(A)が入室時を示し、(B)が停止した状態を示す。 同上(A)昇降部が上昇して立ち上がった状態を示し、(B)座板が開く状態を示す。 同上(A)がズボンを引き下げる状態を示し、(B)昇降部が下降した状態を示す。 同上(A)昇降部が上昇して立ち上がる状態を示し、(B)がズボンを引き上げる状態を示す。 同上(A)昇降部が下降して元に戻った状態を示し、(B)が退室する状態を示す。
以下本発明の実施の形態を、図面を基に説明する。
本発明トイレ用介護装置1は全体として、前後動を可能とする脚部10、トイレの若干上に位置する座部20と、脇部を支持可能な背もたれ部30と、座部及び背もたれ部を傾斜状に昇降させる昇降部40の各部から成る。
脚部10は、前方に左前脚11a、右前脚11bを備え、後方に左後脚12a、右後脚12bを備え、その前方に上前脚貫13a、下前脚貫13bを配し、後方でトイレより高い位置に後脚貫14を配する。
側面にも脚貫を配し、左側に上左側脚貫15a、下左側脚貫15b、右側に上右側脚貫16a、下右側脚貫16bを設ける。
斯くして立方の枠体を形成するが、この立方の枠体の形成にあたって、前方の下前脚貫13bに相当すべき下後脚貫は排して、設けないものとする。
これは装置本体1を後退動させたとき、該脚貫がトイレと衝突してしまい、後退動を妨げるからである。この意味から、上部に設ける後脚貫14も、トイレより高い位置となるよう形成する。
同様の目的から、上前脚貫13a、下前脚貫13b及び後脚貫14は、トイレが収納できるようトイレの横幅より若干大きな寸法幅とする。
そして、該枠体の下端部となる下左側脚貫15b及び下右側脚貫16bには、前進及び後退動のための車輪17a、17b、17c、17dを配設する。
又、下前脚貫13bには、被介護者の足を載せるステップ18を配する。
そして望ましくは、装置本体が後退動してトイレ蓋部に近づくであろう位置を想定し、その位置で左後脚12a又は右後脚12bを感知して、警告又は停止させる位置センサー19を床面に立設する。
車輪17を自走型とする場合には、モーターM1を枠体の一部に付設する。又、各モーターへはバッテリーBにて電力を供給する。
被介護者を着座させる座部20は、左右に左座枠21及び右座枠22からなる枠体を形成する。該左座枠21には、上下に上左座枠21a、下左座枠21bを配し、前後には前左座枠21c、後左座枠21dを配して四辺形を形成する。同様に右座枠22には、上下に上右座枠22a、下右座枠22bを配し、前後には、前右座枠22c、後右座枠22dを配して四辺形を形成する。
座の前方となる前左座枠21c、前右座枠22cには、被介護者が握るための左ハンドル23a、右ハンドル23bを付設する。
そして、左右の左座枠21及び右座枠22には、正面L字型をなす左座板24及び右座板25を連設する。
該L字型とする態様は、該左座板24を2つに分けて、側部にあたる方を側左座板24a、底部にあたる方を底左座板24bとし、両者を略直角に繋いでL字型とする。同様に右座板25も2つに分けて、一方を側右座板25a、他方を底右座板25bとし、両者を繋いでL字型とする。
そして、左右の左座枠21及び右座枠22を2つ組み合わせて上コの字型の座面を形成するものとする。
即ち、通常の座席が上コの字型の座面を形成するのに対し、本発明では、これを中心から2分割する態様とし、左右の左座枠21及び右座枠22が正面L字型を成すものとする。
左座枠21及び右座枠22が組み合わされると、底左座板24b及び底右座板25bとが接合して平坦面をなし、着座面を形成する。
そして、該左座板24,右座板25の上部には、それぞれ回動のための左軸芯26a、右軸芯26bを配設し、動力源としてのモーターM2を連結させる。
軸芯26a、26bを軸としてL字型の左座板24及び右座板25が左右に開閉動し、開動によって両者が離れて中間に隙間が形成され、閉動によって両者が結合し上コの字型が形成される機構となる。
上記左座板24,右座板25の回動に対応して、左座板24及び右座板25の側左座板24a、底左座板24bは、望ましくは両者を折り畳み自在とする。
折り畳みの態様は、直角をなすL字型の交差角がより小さく畳まれるよう、戻る場合には逆に、畳まれた二片の交差角が開いて元の直角のL字型に戻るように働くものとする。
例えば、側左座板24aと底左座板24bとの交差部内側に軸体を介在させて回動自在とし、一方、該軸体には戻しバネを介在させて、折り畳み動と逆の復元動を可能とする。且つ、側左座板24a及び底左座板24bとの交差部には45度の斜辺をそれぞれ形成し、復元時に互いが交わって直角をなし、それ以上開かない構成とする。
上記態様は、右左座板25においてもまったく同様である。
これは、上記L字型の左座板24及び右座板25が開く方向に回動する場合には、その一部が、周囲を囲まれた座枠によって衝突する虞があり、特に底左座板24b及び底右座板25bと下左座枠21b及び下右座枠22bとの間で衝突の虞があり、これを回避するためである。
座板の底面となる底左座板24b及び底右座板25bの高さは、既設のトイレに対し、その座面より若干高くなる高さとする。
上記ハンドルの先には、モニター28を付設し、該モニター28には各操作に対応したボタンを配設又は表示されるものとし、該モニター28の操作により運転を可能とする。
上記座部20の後方には、背もたれ部30が形成され、該背もたれ部30は、背板31と脇ホルダー32とから成る。
背板31は、被介護者を座部の背面から支えるため、連結板27を介して座部20と一体化される。
一方、脇ホルダー32は、該背板31の前面にホルダー板33を配し、該ホルダー板33には、左スライダー34a、右スライダー34bを配設する。該左スライダー34a、右スライダー34bは、左スクリュ−ネジ35a及び右スクリューネジ35bと歯合し、連結したモーターM3の回転によって上下移動可能に連設される。
該ホルダー板には上下に上横溝36a、下横溝36bが刻設され、そこに左支持板37a、右支持板37bが交差部に溝を刻んで嵌着される。該左支持板37a及び右支持板37bは、ホルダー板33に対して直角方向に突き出るように形成され、被介護者の脇部に挟まれて、被介護者を立ち姿勢状態に支えんとするものである。
その為、左支持板37a及び右支持板37bの先端部は、被介護者の脇部を囲うよう盛り上がり状に形成するのが好ましい。
該左支持板37a、右支持板37bには、左右逆方向の右ネジ及び左ネジを刻んだスクリューネジ38bを配し、ウォームギア38aと歯合させて、これをモーターM4に連結させる。モーターM4の回転をウォームギア38aを介してスクリューネジ38bに伝え、その回転により歯合した左支持板37a及び右支持板37bがスライダーとなって、ある方向には互いが離反し、逆方向には寄り合うようにスライド移動する。
即ち、左支持板37aと右支持板37bとの間隔を、被介護者の背幅に合わせた寸法に調整可能とする。
更に、背板31の一部には、被介護者の姿勢維持のためのシートベルトを付設しても良い。
上記の如く、座部20と背もたれ部30とは連結板27を介して一体的に連結されるが、
一体化された座部20と背もたれ部30は脚部10との間に昇降部40が介設され、該昇降部40は、座部20及び背もたれ部30を傾斜状に上昇させる機構とする。
該昇降部40には、例えばスライドリンク機構が挙げられる。
脚部10の上左側脚貫15aを基部とし、座部20の下左座枠21bを上杆体としたとき、左前杆体41a及び左後杆体41bを配して節部43a、43b、43c、43dでリンクさせ、該下左座枠21bに併設させて左スライド溝45を配設し、該左スライド溝45に節部43dを嵌着させてなるスライドリンク機構を構成する。
即ち、上杆体となる下左座枠21bに併設させた左スライド溝45に節部43dを移動自在に嵌着させ、該節部43dの支持体をなす左後杆体41bにモーターM5を介して正逆転可能なギアを歯合させ、節部43bを軸として左後杆体41bを回動可能とする。必要に応じて左ストッパー47を左後脚12aから突設させる。
作動にあたっては、モーターM5の始動でギアが正回転し、節部43bを中心軸として左後杆体41bが回動し、先端の節部43dが左スライド溝45に沿って後方に移動すると、リンクした下左座枠21bが節部43cを軸として立ち上がり状態に回動し、併設した下左座枠21bの回動に伴って背もたれ部30を傾斜状に上昇させる。
下降にあたっては、逆方向に働き、ギアが逆転し、節部43dが左スライド溝45に沿って前方に移動し、下左座枠21bが下降方向が回動して、背もたれ部30を元の状態に戻すものとなる。元の状態で座部20が不安定となる虞がある場合には、左ストッパー47を介設することで安定化させることができる。
尚、該昇降部40は、このスライドリンク機構に替えて、四節リンク機構とすることも可能である。
同様に、右側では、上右側脚貫16bを基部とし、下右座枠22bを上杆体としたとき、右前杆体42a及び右後杆体42bを配して節部44a、44b、44c、44dでリンクさせ、該下右座枠22bに併設させて右スライド溝46を配設し、該右スライド溝46に節部44dを嵌着させてなるスライドリンク機構を構成する。
その節部の一部、節部44dにモーターM5を連設させ、その回動力で、前杆体及び後杆体が回動し座部20及び背もたれ部30を起立させ、略「く」の字状の傾斜状に立ち上げるものとする。
ところで、本発明は被介護者のズボン等の下半身着衣を自動的に脱ぎ又は履く為の装置に関するもので、被介護者の下半身着衣の一部を掴む把持体(A)と、該把持体を立ち姿勢の人体の腰部の側面に沿って移動させる移送体(B)と、該移送体を脱衣の際には下降方向へ着衣の際には上昇方向へ導く誘導体(C)とを備えてなる。
そして、請求項2の発明を説明すると、該発明は上記(A),(B),(C)を着衣の脱着部として組み合わせてなる。
その具体化した内容を以下に説明する。
把持体(A)は、アーム体として左右に左アーム及び右アームが配設され、その左アーム側には左前アーム52a及び左後アーム53aの先端部に左グリップ54aが配設される。
該左グリップ54aは、例えば、2つの爪片を対向位置に配し、一方がズボン等の内側に挿入可能で、他方がこれを外側から押さえるものとし、互いが接合したときズボン等を把持し、離れたときこれを解放するものとする。
右アーム側においても、右前アーム52b及び右後アーム53bが配され、同様の構成となる。
即ち、左グリップ54a及び右54bがズボン等の着衣の一部を前後及び左右から把持し、左前アーム52a、左後アーム53a及び右前アーム52b、右後アーム53bが開方向に回動したとき、ズボン等を身体から離して脱ぎ易くし、閉方向に回動したとき、元の着衣に戻る状態とする。
移送体(B)は、左右に左移送駒及び右移送駒が配設され、左側には左移送駒55aが配設され、中央に左基部56aが配される。該左基部56aには、前方に左前アーム52aが、後方に左後アーム53aが連結されて湾曲状を形成する。一部にモーターM7が連結される。そして、左基部56aを中心軸として、左前アーム52a及び左後アーム53aが互いに離れて開く方向と、互いが近づいて閉じる方向に回動自在とする。
湾曲状とは、被介護者が履いたズボン等の腰部を側方から囲う形状をいい、左右の誘導枠で腰部全体を囲う状態となる
右側においても、右移送駒55bが配され、同様の構成となる。
誘導体(C)は、左右に左誘導枠及び右誘導枠が配設され、左誘導枠57aには、内部に誘導溝58aが刻設され、その誘導溝58aは、垂直路58(1)aと水平路58(2)a及びカーブ状の連結路58(3)とが連通して形成される。
該垂直路58(1)aは、被介護者が腰を曲げた姿勢にあってズボン等を一旦後方に引き下げ、水平路58(2)aは逆にこれを前方の膝付近まで引き出し、連結路58(3)は前後方向を徐々に変換させるものである。引き上げはこの逆となり、全体でズボン等の引き下げ及び引き上げを誘導するものである。
右側においても、右57bが配され、同様の構成となる。
そして、上記左誘導溝58aに沿って往復移動可能に左把持片51aが装着される。
互いが装着されて往復移動する態様には、例えば、誘導溝の溝形状に沿ってラックを刻設し、誘導枠の基端にピニオンを形成し、互いを歯合させて、モーターM6からのベルトを介してこれを回転動させ、前後に往復動させる態様がある。
次いで、本発明介護装置の使用に伴う作用及び効果を説明する。
本発明は主として自力での歩行が困難な人を対象とするが、これに限らず、自力ではズボン等の脱ぎ着が厄介となる人を含む。
斯かる人がトイレの前に立ち、例えば車イスを使用する人であれば、該イスから本装置へと乗り換えを行う。
そして、座部20の座板24,25に着座させる。
次いで、本装置にあっては、被介護者の姿勢を支えるべく、先ず、被介護者の両腕を挙げてもらい、そこに支持板を挟み込む体勢とする。
モーターM3を始動させ、背もたれ部30の背板31の前面に配したホルダー板33に設けた左スクリュ−ネジ35a及び右スクリューネジ35bを回転させ、歯合した左スライダー34a、右スライダー34bを上下動させ、左支持板37a、右支持板37bがその人の背丈に丁度合った高さに調整する。
又、モーターM4を始動させて、ホルダー板33の上横溝36a、下横溝36bに突設された左支持板37a、右支持板37bを左右方向にスライドさせて、その人の背幅に合った寸法幅に調整する。
斯くして、着座した被介護者の脇部に左支持板37a、右支持板37bが挟み込まれ、且つ、それがその人の背丈・背幅にピッタリと一致したものになる。
モーターとセンサー及び記録媒体を組み合わせて位置を登録し、これらを自動化することも可能である。
準備が整ったら入室へと移り、扉を開いて、脚部10のモーター1を始動させ、車輪17a、17b・・を駆動させてトイレ内に入室し、所定位置に至ったところで位置センサー19が作動して、車輪の進行を停止する。
このとき、脚部10の立方枠には、前方の下前脚貫13bに相当すべき下後脚貫は排され、且つ、後脚貫14はトイレより高い位置に形成されているので、本装置とトイレとは衝突する危険がなく、又、既設のトイレが本装置立方枠のなかにすっぽり収納されたものとなる。
次いで、被介護者のズボン等下半身に着けた衣類を脱がす行為へと移り、先ず、被介護者を腰を上げた姿勢へと立ち上げる。
それには、先ず、モーター5を始動させて、脚部10と座部20との間に介設された昇降部40を起動させ、上側脚貫15a、下座枠21b、前杆体41a及び後杆体41bを、略「く」の字型となる傾斜状に、立ち上げる。
次に、モータ−M2を始動させて、L字型の左座板24及び右座板25を左右に開動させ、座板と被介護者の腰部とを離し、中間に隙間の形成された形とする。
このとき、L字型の左座板24及び右座板25は、開動に伴って、その一部が座枠やトイレに衝突する虞があるが、左座板24及び右座板25を上下に折り畳み自在とすることでこれを回避することができる。
斯することで、座部20及び背もたれ部30が立ち上がり、これに連れて支持された被介護者も立ち上がり、腰の浮いた姿勢となる。
このとき被介護者は一般的に不安定な状態となり易いが、上記の如く、背もたれ部30に配設された左支持板37a、右支持板37bは被介護者の脇部に挟み込まれた状態とし、且つ、それが人の背丈・背幅にピッタリ一致するよう調整されたものであることから、被介護者を両脇からしっかり支えて、姿勢を極めて安定的に保つことができる。シートベルトを用いればさらに安定するものとなる。
この結果、被介護者が腰を浮かせ且つ後方には座板が開いた隙間が形成されているので、それを利用して被介護者のズボン等を引き下げ、脱衣させる作業を容易に行うことが可能となる。
脱衣が終了したところで、昇降部40を降下させ、立ち上げた座部20及び背もたれ部30を元の平行な状態へと戻す。
尚、このとき座部20の左座板24及び右座板25は、左右に開いたままとする。
これにより被介護者は、トイレの座部に直接座ることができ、そこで、従来と同様の仕様で、排泄、シャワー、乾燥等をおこなうことができる。
このときボタン等は既設のものを使用するのが原則であるが、本装置のモニター等から送信する形態とすることも可能である。
さて、排泄等が無事完了したら今度は、上記とは逆の脱いだ衣類の着衣行為に移る。
上記と同様、モーターM5を始動させて、脚部10と座部20との間に介設された昇降部40を起動させ、座部20及び背もたれ部30を傾斜状に立ち上げる。
すると、上記と同様、被介護者は両脇に差し込まれた支持板に支持されて安定的状態で腰を浮かせると共に、後方には座板の開いた隙間形成により、それを利用して被介護者のズボン等を引き上げ、着衣させる作業を容易に行うことができる。
着衣作業が終了したら、モータ−M2を始動させて、L字型の左座板24及び右座板25を左右に閉動させ、元の両者が接合した状態に戻す。
更に、昇降部40を逆動させて、座部20及び背もたれ部30を元の状態に戻し、被介護者は、最初の本装置に着座した状態となる。
以上で、トイレ室内での作業をすべて終了し、モーターM1を始動させて、入室したときとは逆方向の扉側へと車輪を回転させ、室外へと退場する。
ところで、本発明にあっては、被介護者の下半身着衣の一部を掴む把持体によって、被介護者のズボン等下半身着衣の一部が掴まれ、ズボン等を脱がす端緒となる。それが移送体によって立ち姿勢の人体の腰部の側面に沿って移送される。このとき、移動の走路は誘導体によって導かれ、脱衣の際には移送体が下降方向へと導かれ、ズボン等が下に引き下げられる。逆に、着衣の際には上昇方向へと導かれ、もとの着衣状態へと引き上げられる。従って、トイレ用介護にあって困難とされる下半身着衣の脱着が、極めて円滑となる。且つ、自動化によって労力の負担は極めて少ないものとなる。
移送体が人体の腰部の側面に沿って移動する立ち姿勢は、前屈した中腰の立姿勢及び直立した姿勢等に有効である。
更に、本介護装置における請求項2の発明の作用及び効果について説明する。
請求項2の発明にあっては、ズボン等下半身着衣の脱着部を備えることで、トイレ室内では介護者を必要とすることなく、自動化を促すことが特徴となる。
以下使用法の説明にあっては、既述と重なる部分については省略し、説明する。
使用に先だって、車イスを使用する人であれば、該イスから本装置へと乗り換え、座部20の座板24,25に着座させ、背もたれ部40の左右の支持板37a、37bを被介護者の背丈及び背幅に合わせて調整することは上記同様である。
脱着部の把持体(A)を活用し、把持片のアーム先端に配したグリップを、被介護者のズボン等に差し込んで、これを把持する。
即ち、被介護者の腰部を左右両脇から捉える位置に配された左把持片51aの前アーム52a、52b及び左後アーム53a、53bの先には左グリップ54a、54a、右グリップ54b、54bが配設されている。そのグリップ54a、54bに備えられた対をなす2つの爪片の一方をズボン等の内側に挿入し、他方がこれを外側から押さえる等して接合させ、ズボン等を把持する。
これによって、これからトイレを使用する被介護者の着衣は、本脱着部50に把持されたものとなるが、この作業は被介護者一人では困難な場合が多いので、予め介護者の助けを受けて行うものとする。
そしてこの後、本装置が入室し、所定位置で自動停止し、昇降部の作動で座部及び背もたれ部が傾斜状に起立し、座部のL字型の座板が左右に開動するまでは上記同様である。その結果、被介護者が腰を浮かせ且つ後方には座板が開いた隙間が形成された状態となっている。
そこで、モーターM7を始動させると、湾曲状に形成された左側前方のアーム52a、後方のアーム53a、及び右側前方のアーム52b、後方のアーム53bが、左側は基部56a、右側は基部56bを中央位置として、左右に離れる方向、つまり開く方向に回動する。
すると、上述の如く、該アームの先端は、左グリップ54a、54a、右グリップ54b、54bがそれぞれズボン等の一部を把持しているので、アームの回動にともなって、ズボン等が身体から引き離された状態となる。
これによって、ズボン等が身体に密着していると、これを引き下げて脱がすことが困難であるところ、これを可能とする。
次いで、ズボン等を足の肘付近にまで引き下げる作業に入る。
ここで、移送体(B)及び誘導体(C)が作用し、移送体(B)には左移送駒55a、右移送駒55bが設けられ、中央位置に左基部56a及び右基部56bが配設されている。
又、誘導体(C)には、左誘導枠57a及び右誘導枠57bが設けられ、内部には誘導溝58a、誘導溝58bが刻設されている。
そこで、モーターM6を入力すると、移送駒が誘導溝に沿って移動し、これが該誘導溝58aの垂直路58(1)aに掛かると、被介護者が腰を曲げた姿勢にあってズボン等を一旦後方に引き下げる方向に働く。連結路58(3)では前後方向が徐々に変換され、水平路58(2)aに掛かると、逆にズボン等を下げつつ前方へ引き出す方向へと働き、膝付近まで引き下げた状態とする。
即ち、誘導溝及びこれに係合した移送駒によって被介護者のズボン等を脱がす行為がすべて自動的になされるものとなる。
この状態で、昇降部40を下降させ、座部20が水平状態となったところで、排泄等の行為を行う。
排泄等が終了したら、ズボン等の引き上げ作業に入り、これは上記ズボン等の引き下げ作業とは逆の作用となる。
昇降部40を稼働させて、座部20及び背もたれ部30を傾斜状に立ち上げた後、
モーターM6を入力すると、移送駒が該誘導溝に沿って移動し、先ず水平路58(2)aでは膝付近にあったズボン等を後方へと引き上げ、連結路58(3)で方向が徐々に変換され、
垂直路58(1)aで前方に引き上げる方向に働く。
これによって、被介護者の一旦脱いだズボン等を引き上げる行為がすべて自動的になされるものとなる。
昇降部40を下降させて、座部20等を元の水平状態に戻す。
上記アームを閉動させてズボン等を元の身体に密着した状態に戻す。
これには、上記と逆で、モーターM7を始動させ、湾曲状に形成された左側前方のアーム52a、後方のアーム53a等を基部56a、56bを中央位置として、左右に閉じる方向に回動する。
すると、身体から離されていたズボン等が元に戻り、密着した着衣状態となる。
さて退室してきたら、室外で待機していた介護者が、当初とは逆にアーム先端のグリップ54a等の把持を解除して被介護者を完全に元の着衣状態とする。
これによって、被介護者のズボン等の着衣の脱ぎ着は、ほぼ自動化されたものとなる。
斯くして、発明によれば、従来被介護者一人に対して2人以上の介護者が立ち会ってズボン等上げ下ろしを行っていたものを、ほぼ一人で且つ労力を大幅に軽減させて行なうことが可能となった。又、発明によれば、このズボン等の上げ下ろしをほぼ自動化させて行うことができ、被介護者の羞恥心が完全に払拭されたものになると共に、介護者の労力の軽減も一層大幅なものとなる。
1 本介護装置
10 脚部
11a 左前脚
12a 左後脚
13a 上前脚貫
13b 下前脚貫
14 後脚貫
15a 上左側脚貫
15b 下左側脚貫
17a、17b、17c、17d 車輪
18 ステップ
19 位置センサー
20 座部
21a 上左座枠
21b 下左座枠
21c 前左座枠
21d 後左座枠
23a 左ハンドル
24a 側左座板
24b 底左座板
26a 左軸芯
26b 右軸芯
27 連結板
28 モニター
30 背もたれ部
31 背板
32 脇ホルダー
33 ホルダー板
34a 左スライダー
35a 左スクリューネジ
36a 上横溝
36b 下横溝
37a 左支持板
38a ウォームギア
38b スクリューネジ
40 昇降部
41a 左前杆体
41b 左後杆体
42a 右前杆体
42b 右後杆体
43a、43b、43c、43d 節部
44a、44b、44c、44d 節部
45 左スライド溝
47 左ストッパー
50 脱着装置
51a 左把持片
52a 左前アーム
53a 左後アーム
54a 左グリップ
55a 左移送駒
56a 左基部
57a 左誘導枠
58a 左誘導溝
58(1)a 左垂直路
58(2)a 左水平路
58(3)a 左連結路
T 既設トイレ
B バッテリー

Claims (6)

  1. 被介護者の下半身着衣の一部を掴む把持体と、
    該把持体を立ち姿勢の人体の腰部の側面に沿って移動させる移送体と、
    該移送体を脱衣の際には下降方向へ着衣の際には上昇方向へ導く誘導体と、
    を備えてなり、
    把持体が、先端部に被介護者の下半身着衣の一部を把持可能なグリップを配した湾曲状の前ア−ム及び後アームを配設して形成され、
    移送体が、基部を中心に該アームを開閉動可能に軸着した移送駒を設けて形成され、
    誘導体が、垂直路と水平路をカーブ状に連接した誘導溝を刻設して該移送駒と係合する誘導枠を設けて形成されてなることを特徴とするトイレ用介護装置。
  2. (a)後脚貫を排してトイレに挿入可能な寸法幅を有する脚を配すると共に該脚の下端に前後動を可能とする車輪を備えた脚部と、
    (b)左右に正面L字型の座板を2つ組み合わせて上コの字型をなすと共にその底辺がトイレを若干上まわる高さとした座面を形成し、該L字型の座板を頭部を軸として左右に開閉動自在とした座部と、
    (c)被介護者の脇部を貫通可能な脇支持板を上下及び左右に移動可能に配設した背もたれ部と、
    (d)上記脚部と座部との間に介設して上記座部及び背もたれ部を傾斜状に上昇させ得る昇降部と、
    (e)被介護者の下半身着衣の一部を掴む把持体と、該把持体を立ち姿勢の人体の腰部の側面に沿って移動させる移送体と、該移送体を脱衣の際には下降方向へ着衣の際には上昇方向へ導く誘導体とを配した下半身着衣の脱着部と、
    から成り、
    把持体が、先端部に被介護者の下半身着衣の一部を把持可能なグリップを配した湾曲状の前ア−ム及び後アームを配設して形成され、
    移送体が、基部を中心に該アームを開閉動可能に軸着した移送駒を設けて形成され、
    誘導体が、垂直路と水平路をカーブ状に連接した誘導溝を刻設して該移送駒と係合する誘導枠を設けて形成されてなることを特徴とするトイレ用介護装置。
  3. 請求項2に記載のトイレ用介護装置において、昇降部がスライド溝とリンクを組み合わせたスライドリンク機構の一部にモーターを付加してなることを特徴とするトイレ用介護装置。
  4. 請求項2又は3に記載のトイレ用介護装置において、座部の一部にハンドルを付設したことを特徴とするトイレ用介護装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれか記載のトイレ用介護装置において、座部の一部にモニターを付設したことを特徴とするトイレ用介護装置。
  6. 請求項2乃至5のいずれか記載のトイレ用介護装置において、トイレ後方に車体を検知する位置センサーを付設したことを特徴とするトイレ用介護装置
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