JP6977517B2 - 燃料噴射制御装置 - Google Patents
燃料噴射制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6977517B2 JP6977517B2 JP2017234431A JP2017234431A JP6977517B2 JP 6977517 B2 JP6977517 B2 JP 6977517B2 JP 2017234431 A JP2017234431 A JP 2017234431A JP 2017234431 A JP2017234431 A JP 2017234431A JP 6977517 B2 JP6977517 B2 JP 6977517B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection
- peak
- fuel injection
- air bleeding
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
例えば、特許文献1に記載されている技術では、燃料供給系の駆動回路を制御する電子制御ユニットに接続されたエア抜きツールが、噴射弁が閉弁している状態で燃料供給ポンプを駆動して燃料供給系の圧力を上昇させる。そして、燃料供給系の圧力が上昇してから噴射弁を開弁することにより、燃料供給系の空気を抜こうとしている。
したがって、本開示の一態様の燃料噴射制御装置では、噴射弁に供給されるピーク電流のピークタイミングに基づいて、噴射弁が空気を噴射する空噴射をしているか、燃料噴射をしているかを高精度に判定できる。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示すECU10は、噴射弁2の燃料噴射を制御する。ECUは、Electronic Control Unitの略である。
[1−2.処理]
ECU10が実行する空気抜き処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
S400の判定がNoである、つまり内燃機関に噴射弁2が取り付けられていないか、取り付けられても正式な交換ではないために取り付けフラグがオフの場合、本処理は終了する。
[1−3.効果]
以上説明した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
[2−1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
ECU10が実行する空気抜き処理について、図4および図5のフローチャートに基づいて説明する。
図4のS414、S416以外のS410、S412、S418、S420の空気抜き処理は、第1実施形態の図3のS400〜S406の処理と実質的に同一であるから、説明を省略する。
図5のS430において噴射制御部12は、電流検出部16が検出するピーク電流の電流値に基づいて検出したピーク電流のピークタイミングと、前回の空気抜き制御において学習した噴射弁2で最初に空噴射を実行したときの初回のピークタイミングとの差が所定差以下であるか否かを判定する。
[2−3.効果]
以上説明した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1a)、(1b)に加え、以下の効果を奏する。
上記の第2実施形態において、S410、S416、S418、S430、S434が噴射判定部の処理に対応し、S412、S432が電流制御部の処理に対応し、S412、S418、S420、S432〜S436が空気抜き制御部の処理に対応し、S416、S430、S434の処理がピーク検出部の処理に対応する。
[3−1.第2実施形態との相違点]
第3実施形態は、基本的な構成は第2実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第2実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
ECU10が実行する空気抜き処理について、図6および図7のフローチャートに基づいて説明する。
S448以外のS440〜S446の処理は、第2実施形態の図4のS410、S412、S418、S420の処理と実質的に同一であるから、説明を省略する。
図7のS450において噴射制御部12は、前回の空気抜き処理が終了した直後の燃料噴射時のピークタイミングと、現在のピーク電流のピークタイミングとの差が所定差以上であるか否かを判定する。
[3−3.効果]
以上説明した第3実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1a)、(1b)と第2実施形態の効果(2a)と同じ効果を奏する。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
Claims (7)
- 内燃機関に燃料を噴射する噴射弁(2)の燃料噴射を制御する燃料噴射制御装置(10)であって、
前記噴射弁に供給して前記噴射弁を閉弁状態から開弁させるピーク電流を制御するように構成された電流制御部(12、14、S402、S412、S432、S442、S452)と、
前記ピーク電流がピーク値に到達するピークタイミングを検出するように構成されたピーク検出部(12、16、S404、S416、S430、S434、S444、S450、S454)と、
前記ピーク検出部が検出する前記ピークタイミングに基づいて、前記噴射弁が空気を噴射する空噴射をしているか、燃料噴射をしているかを判定するように構成された噴射判定部(12、S400、S404、S410、S416、S418、S430、S434、S440、S444、S450、S454)と、
を備える燃料噴射制御装置。 - 請求項1に記載の燃料噴射制御装置であって、
前記噴射弁が前記空噴射をしていると前記噴射判定部が判定すると、前記噴射弁から空気を抜く空気抜き制御を実行するように構成された空気抜き制御部(12、14、S402〜S406、S412、S418、S420、S432〜S436、S442〜S446、S452〜S456)をさらに備える、
燃料噴射制御装置。 - 請求項1または2に記載の燃料噴射制御装置であって、
前記噴射判定部(S400、S410、S440)は、さらに、前記噴射弁が前記内燃機関に取り付けられると前記噴射弁は前記空噴射をしていると判定するように構成されている、
燃料噴射制御装置。 - 請求項2または請求項2を引用する請求項3に記載の燃料噴射制御装置であって、
前記空気抜き制御部(S404、S418、S434、S444)は、前記空気抜き制御を実行してから前記ピークタイミングが変化する変化量が所定量以上であると前記噴射判定部(S404、S418、S434、S444)が判定すると、前記空気抜き制御を終了するように構成されている、
燃料噴射制御装置。 - 請求項2または請求項2を引用する請求項3または4に記載の燃料噴射制御装置であって、
前記空気抜き制御部(S454)は、前記空気抜き制御が開始されてから前記ピーク検出部が検出する前記ピークタイミングと、燃料噴射時の前記ピークタイミングとの差が所定差未満であると前記噴射判定部(S454)が判定すると、前記空気抜き制御を終了するように構成されている、
燃料噴射制御装置。 - 請求項2または請求項2を引用する請求項3から5のいずれか一項に記載の燃料噴射制御装置であって、
前記噴射判定部(S416、S430)は、前記空気抜き制御が開始されるときの前記ピークタイミングを記憶しておき、前記ピーク検出部が検出する前記ピークタイミングと、記憶していた前記ピークタイミングとの差が所定差以下の場合、前記噴射弁が前記空噴射をしていると判定するように構成されている、
燃料噴射制御装置。 - 請求項2または請求項2を引用する請求項3から6のいずれか一項に記載の燃料噴射制御装置であって、
前記空気抜き制御部(S406、S420、S436、S446、S456)は、前記空気抜き制御の実行を開始してから所定時間が経過すると、前記空気抜き制御を終了するように構成されている、
燃料噴射制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017234431A JP6977517B2 (ja) | 2017-12-06 | 2017-12-06 | 燃料噴射制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017234431A JP6977517B2 (ja) | 2017-12-06 | 2017-12-06 | 燃料噴射制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019100293A JP2019100293A (ja) | 2019-06-24 |
JP6977517B2 true JP6977517B2 (ja) | 2021-12-08 |
Family
ID=66976454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017234431A Active JP6977517B2 (ja) | 2017-12-06 | 2017-12-06 | 燃料噴射制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6977517B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2985464B2 (ja) * | 1992-01-14 | 1999-11-29 | 株式会社デンソー | 燃料装置の異常原因判定装置 |
JP3801226B2 (ja) * | 1995-01-17 | 2006-07-26 | 株式会社デンソー | 内燃機関の燃料供給装置 |
JP2006207453A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
JP4513609B2 (ja) * | 2005-03-10 | 2010-07-28 | 株式会社デンソー | 燃料噴射制御装置 |
JP2009074373A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Hitachi Ltd | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
JP5162005B2 (ja) * | 2011-05-25 | 2013-03-13 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関用燃料噴射制御装置 |
JP5862513B2 (ja) * | 2012-08-23 | 2016-02-16 | 国産電機株式会社 | 2サイクルエンジン用オイルポンプの制御方法及び制御装置 |
JP6570444B2 (ja) * | 2015-12-23 | 2019-09-04 | ボッシュ株式会社 | 燃料噴射装置の制御装置 |
JP2017186968A (ja) * | 2016-04-06 | 2017-10-12 | トヨタ自動車株式会社 | エンジン燃料系の燃料充填方法 |
-
2017
- 2017-12-06 JP JP2017234431A patent/JP6977517B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019100293A (ja) | 2019-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6535737B2 (ja) | 燃料噴射装置の制御装置 | |
US10156199B2 (en) | Drive system and drive method for fuel injection valves | |
JP2011021489A (ja) | 燃料噴射制御装置 | |
US20100275680A1 (en) | Method and device for carrying out an adaptation and a diagnosis of emission-relevant control devices in a vehicle | |
JP6977517B2 (ja) | 燃料噴射制御装置 | |
CN102052182A (zh) | 用于减少火花塞积垢的方法和设备 | |
JP4062336B2 (ja) | 燃料噴射量学習制御方法 | |
US9835107B2 (en) | Monitoring device for fuel injection quantity control device | |
JP5572683B2 (ja) | エンジンの制御装置および制御方法 | |
JP6512065B2 (ja) | 電子制御装置 | |
JP5556760B2 (ja) | エンジン制御装置 | |
JP2009126451A (ja) | 車両用制御装置 | |
JP6172040B2 (ja) | 電子制御装置 | |
US9181891B2 (en) | Method and device for identifying errors in emission-relevant control devices in a vehicle | |
JP2022025426A (ja) | 噴射制御装置 | |
JP5162005B2 (ja) | 内燃機関用燃料噴射制御装置 | |
CN111026093B (zh) | 一种判断ecu异常下电的方法及系统 | |
JP2018080630A (ja) | 内燃機関 | |
JP7127256B2 (ja) | 燃料噴射制御装置 | |
JP5343922B2 (ja) | 燃料噴射制御装置 | |
JP2017133438A (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御装置及び燃料噴射システム | |
JP5846078B2 (ja) | 電子制御装置 | |
JP2001323836A (ja) | クランク同期タスクの異常検出方法 | |
JP6158580B2 (ja) | エンジン | |
JP6172204B2 (ja) | 燃料噴射量制御装置の監視装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210929 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211012 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211025 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6977517 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |