JP6976879B2 - シートバックにおけるマット取付構造及び乗り物用シート - Google Patents

シートバックにおけるマット取付構造及び乗り物用シート Download PDF

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Description

本発明は、シートバックにおけるマット取付構造及び乗り物用シートに係る。
特許文献1に記載されているように、乗り物用シートにおけるシートバックの内部構造において、着座乗員の背を支えるためのマットをガイドワイヤを介してシートバックフレームに取り付ける構造が知られている。
具体的には、ガイドワイヤは、概ね上下に延びて左右に離隔並設された一対の縦ワイヤ部と、一対の縦ワイヤ部の下部を左右方向に連結する横ワイヤ部とを有して形成されている。
そして、横ワイヤ部がロワフレームに対しピボット作動可能に支持されると共に、一対の縦ワイヤ部は、上部が直棒状の直状部とされてシートバックフレームのアッパーフレームに形成された挿通孔に上下動可能に挿通支持されている。
特開2015−067172号公報
従来の乗り物用シートのシートバックは、着座した乗員の背から受ける力によってマットが自然位置から後方に移動し、乗員の離座により自然位置に復帰する。このマットの前後移動に伴い、ガイドワイヤにおける縦ワイヤ部の直状部がシートバックフレームの挿通孔内を上下に摺動するようになっている。
ガイドワイヤの表面には潤滑層が形成されているが、挿通孔の縁部にバリなどの尖突部があると、直状部と挿通孔の尖突部との擦れにより潤滑層が徐々に削れ、縦ワイヤ部の上下動が渋くなる場合があった。直状部の上下動が渋くなると、マットの前後動がスムーズではなくなり、着座時のシートバックへの背中の当たり感触について品位が低下する虞がある。
また、車両の追突などで着座乗員の背によりシートバックが後方に強く押されると、マットがシートバックフレームに対し後方へ大きく移動して、直状部が挿通孔から下方に抜け、マットで着座乗員の身体を支えられなくなる虞があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、マットの通常の前後移動ではガイドワイヤの直状部がシートバックフレームの挿通孔内を滑らかに上下動し、マットの後方への移動量が大きくなった場合には、直状部のシートバックフレームの挿通孔からの抜けを防止できる、シートバックにおけるマット取付構造及び乗り物用シートを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の構成を有する。
1) シートバックにもたせかけられた乗員の背からの力を受けるマットをシートバックフレームに取り付けるためのシートバックにおけるマット取付構造であって、
前記マットに取り付けられ、前記シートバックフレームの先端側又は根本側において前記シートバックフレームの長手方向に延びる直状部を先端部位に有したガイドワイヤと、
前記シートバックフレームに形成され前記直状部が前記長手方向に挿通可能な貫通孔と、
を備え、
前記貫通孔は、周縁に、前記直状部の挿通出口側にバーリング形状で突出した高突出部及び前記高突出部に対し小さい突出高さで隣接形成された低突出部を含む突出部を有し、
前記乗員の着座に伴う前記マットの第1の移動では、前記直状部が前記高突出部に接触しながら抜き方向に移動し、
前記マットの移動量が前記第1の移動の移動量から大きくなるにつれて、前記直状部と前記突出部との接触位置が前記低突出部に向け移動するよう構成されていることを特徴とするシートバックにおけるマット取付構造である。
2) 前記直状部が前記低突出部に接触しながら抜き方向に移動しようとした際に、前記低突出部が前記直状部に食い込んで前記直状部の抜き方向の移動が規制されることを特徴とする1)に記載のシートバックにおけるマット取付構造である。
3) シートクッションと、
シートバックと、
前記シートバックの内部に配置されたシートバックフレームと、
前記シートバックフレームに対し1)又は2)に記載のシートバックにおけるマット取付構造で取り付けられたマットと、
を備えた乗り物用シートである。
本発明によれば、マットの通常の前後移動ではガイドワイヤの直状部がアッパーフレームの挿通孔内を滑らかに上下動し、マットの後方への移動量が大きくなった場合には、直状部のアッパーフレームの挿通孔からの抜けを防止できる、という効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態に係る乗物用シートの実施例であるシートSTのフレーム構造を説明するための斜視図である。 図2は、シートSTが備えるマット5及びガイドワイヤ6の上部構造を説明するための部分斜視図である。 図3は、マット5及びガイドワイヤ6の下部構造を説明するための部分斜視図である。 図4は、ガイドワイヤ6をロワパネル部1に固定するホルダ7を説明するための断面図である。 図5は、アッパーパネル部3のショルダ部4における貫通孔4aと貫通孔4aに挿通されたガイドワイヤ6の直状部6d3とを説明するための部分斜視図である。 乗員着座状態における直状部6d3と貫通孔4aとの接触関係を説明するための部分断面図である。 マット5が大きく後方移動した状態での直状部6d3と貫通孔4aとの接触関係を説明するための部分断面図である。
本発明の実施の形態に係るシートバックにおけるマット取付構造の実施例であるマット取付構造TKを備えた乗り物用シートSTのフレーム構造について図1を参照して説明する。
図1は、乗り物用シートST(以下、単に、シートSTとも称する)のフレーム構造を説明するための斜視図である。以下の説明において、前後左右上下の各方向を、図1に示される矢印により、シートSTが車両に搭載された状態に基づいて規定する。左右方向は幅方向とも称する。
図1において、シートSTは、シートクッションフレームFR1をクッション部材で覆ったシートクッションST1と、シートバックフレームFR2をクッション部材で覆ったシートバックST2と、を有する。
シートクッションフレームFR1の下部には、一対の可動レール62,62が取り付けられている。可動レール62,62は、乗り物の車両の床面C1に設置された固定部材としてのレール61,61に対し前後方向に移動可能に支持されている。これにより、シートSTは、レール61,61に対し前後にスライド可能となっている。
シートバックフレームFR2は、シートクッションフレームFR1の後部において、左右に延びる回動軸線CLaまわりに回動可能に支持されている。
シートバックフレームFR2は、パネルによって枠状に形成された、いわゆるパネルフレームであり、根本と先端とを繋ぐ方向が長手方向となっている。
詳しくは、シートバックフレームFR2は、下部において左右方向に延びるロワパネル部1と、ロワパネル部1の左右端から長手方向(図1における概ね上下方向)に立ち上がる左サイドパネル部2L及び右サイドパネル部2Rと、左サイドパネル部2Lと右サイドパネル部2Rの先端部を左右方向(幅方向)に連結するアッパーパネル部3と、を有する。
アッパーパネル部3は、左サイドパネル部2L及び右サイドパネル部2Rに対し、それぞれ傾斜して連結する一対のショルダ部4,4を含んでおり、各ショルダ部4には、貫通孔4aが形成されている(図2も参照)。
シートバックフレームFR2の枠に囲まれた中央空間には、シートバックフレームFR2に支持されたガイドワイヤ6と、ガイドワイヤ6に取り付けられた薄板状のマット5と、が配置されている。
ガイドワイヤ6は、シートバックフレームFR2に対し、一対の貫通孔4aに対応する上部の左右2箇所の支持部SL,SRと、下部の支持部SBと、において支持されている。
次に、マット5及びガイドワイヤ6について、図2及び図3も参照して説明する。
図2は、マット5の上部を後左方やや上から見た部分斜視図であり、図3は、マット5の下部を後右方やや上から見た部分斜視図である。
ガイドワイヤ6は、線状のバネ材で形成されており表面に他部材と摺動性能を向上させる潤滑層が形成されている。
ガイドワイヤ6は、マット5の後面側において左右に離隔して上下に延びる縦ワイヤ部6a,6aと、縦ワイヤ部6a,6aの上部及び下部をそれぞれ連結する上連結部6b及び下連結部6cと、を有する。
ガイドワイヤ6は、さらに、上連結部6bと縦ワイヤ部6aとが連結した連結部Pt1から左右の斜め上方に延びる腕部6dを有する。以下、左側の腕部を腕部6dL、右側の腕部を腕部6dRとする。
マット5は、縦ワイヤ部6a及び上連結部6bに対し、それぞれ複数のファスナ5a及び5bにより、外力に対し分離せず互いが共に変形するように取り付けられている。
下連結部6cは直状に形成され、ロワパネル部1に対し、複数(この例では3つ)のホルダ7によってその軸線CL6cまわりに回動可能に取付られている。
ホルダ7は、例えば樹脂で形成され、ロワパネル部1に対し周知の取付構造(この例ではスナップフィット構造)により取り付けられている。
このホルダ7の取付状態が図4の断面図に示されている。
図4において、ホルダ7は、挿通孔7aを有する基部7bと、基部7bから突出した一対の係合脚7c,7cとを有する。
挿通孔7aには下連結部6cが軸線CL6cまわりに回動自在に挿通されており、ホルダ7は、一対の係合脚7c,7cを、ロワパネル部1に形成された係合孔1aに弾性変形を伴い挿通係合させるスナップフィットによってロワパネル部1に取り付けられている。
腕部6dLと腕部6dRとは、左右対称形状である。以下、代表として腕部6dRについて説明し、部位を示す符号は左右共通とする。
腕部6dRは、上連結部6bと縦ワイヤ部6aとが連結する連結部Pt1から斜上に延びる傾斜延部6d1と、捻り及び曲げの弾性を向上させるために左右方向に屈曲させた屈曲部6d2と、屈曲部6d2から上方に直状に延びる直状部6d3と、を有する。
直状部6d3は、既述のショルダ部4に形成された貫通孔4aに下方から上方に向けて上下動可能に挿通されている。
これにより、マット5及びガイドワイヤ6は、下部においてガイドワイヤ6の下連結部6cがホルダ7によってロワパネル部1に対し軸線CL6cまわりに回動自在に支持され、上部において直状部6d3が貫通孔4aに挿通されて支持されることで、弾性的に前後移動できるようシートバックフレームFR2に取り付けられている。
次に、貫通孔4aの詳細形状について、図5を参照して説明する。
図5は、図2におけるA部の拡大斜視図であり、ガイドワイヤ6における腕部6dLの直状部6d3と、直状部6d3が挿通された左側のショルダ部4の貫通孔4aと、を説明するための図である。
また、図5は、乗員がシートバックST2に背をもたせかけていない状態、すなわち、マット5に外力が付与されていない自然状態における直状部6d3と貫通孔4aの状態を示している。
図5に示されるように、貫通孔4aの周縁には、上方向に突出する突出部4bが、バーリング加工などによって形成されている。
詳しくは、突出部4bは、突出高さが高い高突出部4b1と、突出高さが高突出部4b1よりも低くショルダ部4の表面4hからわずかに突出した低突出部4b2とを含んで形成されている。
さらに詳しくは、高突出部4b1は、乗員の通常の着座及び離座動作に伴うマット5及びガイドワイヤ6の変形で貫通孔4a内の直状部6d3が傾く方向(この例において、概ね前後方向)に形成されている。
この例では、貫通孔4aの周縁を概ね8等分割し、高突出部4b1は、図5において概ね前後方向の一対及び左右方向の一対の4箇所を高突出部4b1とし、斜め方向(左前,右前,左後,右後)を低突出部4b2として形成している。
以下の説明の便宜上、後方側の高突出部4b1を高突出部4b1aとし、前方側の高突出部4b1は高突出部4b1bとする。また、右後方側の低突出部4b2を低突出部4b2aとし、左前方側の低突出部4b2は低突出部4b2bとする。
高突出部4b1及び低突出部4b2を含む突出部4bは、例えば次の加工方法で形成される。
まず、下孔として、貫通孔4aの内径φ4aよりも小径の外接円を有する十字孔を形成し、次いで、外接円と同芯の内径φ4aの円の内側に延出した部分を、バーリング加工により突き出す。
突出部4bの形成方法は、もちろんこの方法に限定されるものではない。
図5に示される自然状態から、シートSTに乗員が着座してシートバックST2に背をもたせかけた着座状態に移行すると、マット5が後方に移動し、それに伴い、ガイドワイヤ6が変形して直状部6d3は貫通孔4a内を下方に移動する。
乗員の通常の着座におけるシートバックST2への背のもたせかけでは、マット5の後方移動量及びガイドワイヤ6の変形量は小さく、直状部6d3は、下方側(マット5側)が実質的に後方に移動して傾いた姿勢で下方に移動する。
図6はこの状態を示した図であり、図6の貫通孔4aは、図5におけるS6−S6位置での断面として示されている。
通常の着座に伴うマット5の後方移動により、図6に示されるように、直状部6d3は、貫通孔4aの軸線CL4aに対し、先端側(図6の上方)が高突出部4b1bに近づくように角度θaで傾き、高突出部4b1bと接触しながら下方に移動する(矢印DRa)
一方、高突出部4b1のそれぞれは、突出高さがバーリング加工として十分な量とされ、先端側の内面は、概ね軸線CL4aと平行になっている。
従って、直状部6d3と高突出部4b1bとの接触角度は、実質的に角度θaとなる。角度θaは、直状部6d3と高突出部4b1bとが接触角度が角度θaで接触しながら下方に移動しても、直状部6d3の表面に形成された潤滑層が削れないように余裕をもった小さい角度となるように設定されている。
マット5の後方移動量が大きくなるにつれて、直状部6d3は、根本側が後方かつ内側へ向くようになる。すなわち、直状部6d3と突出部4bとの接触位置が、高突出部4b1bから隣接する低突出部4b2b側へ徐々に移動する。
そして、マット5の通常着座に伴う後方移動と異なり、乗員が着座した状態で乗り物が追突された場合など、シートバックST2が乗員の背中で強く後方に押された場合、すなわち、マット5の後方移動量が十分大きい場合には、ガイドワイヤ6の腕部6dの変形量も大きくなって、直状部6d3は、先端側(図6の上方)が左斜め前方に大きく傾く姿勢となって下方に移動する。
これにより、直状部6d3は、貫通孔4aの周縁における左斜め前方に形成された低突出部4b2bに接触しながら下方に移動する(矢印DRb)。図7は、この状態を示した図であり、図7の貫通孔4aは、図5におけるS7−S7位置での断面として示されている。
ここで、低突出部4b2のそれぞれは、突出高さが通常のバーリング形状としては不十分な量とされ、先端側の内面は、先端側に向かうに従って軸線CL4aに近づくように軸線CL4aに対し角度θcだけ傾斜した曲面となっている。
一方、直状部6d3の軸線CL7と貫通孔4aの軸線CL4aとのなす角度は、マット5の後方移動量が大きいことから、角度θaよりも大きい角度θbとなっている。
従って、直状部6d3の側面と、直状部6d3が低突出部4b2に接触する接触点Pt3における軸線CL4aに対する接触角度は、実質的に角度θbと角度θcとの和である角度θdとなる(角度θd=角度θb+角度θc)。
また、低突出部4b2は、その立ち上げが不十分なことから、内面側の先端隅部Pt2が断面鋭角の尖った尖突形状になっている。
そのため、直状部6d3は、貫通孔4a内を下降移動する際に、低突出部4d2と接触し、その接触角度が通常着座時の場合よりも大きい角度θdであり、さらに、接触する低突出部4d2の先端隅部Pt2が尖った尖突形状になっていることから、先端隅部Pt2が直状部6d3に容易に食い込み、直状部6d3の下降移動を妨げる。
特に、追突など大きい加速度が発生する場合は、直状部6d3の傾斜下降速度が急激に上昇するため、食い込みがより生じ易い。
このように、マット取付構造TKは、マット5が通常着座での後方移動をした場合には、直状部6d3は貫通孔4aの周縁の高突出部4d1に接触して滑らかに下降移動し、マット5が追突などにより大きく後方移動をした場合には、直状部6d3は低突出部4d2に接触して食い込みが生じ、下降移動が規制される。
そのため、直状部6d3は貫通孔4aから抜けないようになっている。
これにより、マット取付構造TK及びそれを備えた乗り物用シートSTは、通常の着座動作を繰り返しても、着座時のシートバックST2への背中の当たり感触で品位が低下することはなく、車両の追突などにおいてもガイドワイヤ6がアッパーパネル部3から抜けることがないので、シートバックST2のマット5で着座乗員の身体をしっかり支えることができる。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形可能である。
実施例のマット取付構造TKは、ガイドワイヤ6の上部を直状部6d3として貫通孔4aに挿通支持されるものとし、下部に下連結部6cを形成してホルダ7によりフレーム側に支持される構造であるが、上下逆であってもよい。
すなわち、ガイドワイヤの上部がホルダ7によってフレーム側に支持されるものとし、下部を直状部としてフレーム側の貫通孔に挿通支持されるように構成してもよい。
1 ロワパネル部、 1a 係合孔
2L 左サイドパネル部、 2R 右サイドパネル部
3 アッパーパネル部
4 ショルダ部
4a 貫通孔、 4b 突出部、 4h 表面
4b1,4b1a,4b1b 高突出部
4b2,4b2a,4b2b 低突出部
5 マット、 5a,5b ファスナ
6 ガイドワイヤ
6a 縦ワイヤ部、 6b 上連結部、 6c 下連結部
6d,6dL,6dR 腕部、 6d1 傾斜延部、 6d2 屈曲部
6d3 直状部
7 ホルダ
7a 挿通孔、 7b 基部、 7c 係合脚
61 レール、 62 可動レール
CLa 回動軸線、 CL6c 軸線、 C1 床面
FR1 シートクッションフレーム
FR2 シートバックフレーム
Pt1 連結部、 Pt2 先端隅部、 Pt3 接触点
SL,SR,SB 支持部
ST シート(乗り物用シート)
ST1 シートクッション
ST2 シートバック
TK マット取付構造
θa〜θd 角度

Claims (3)

  1. シートバックにもたせかけられた乗員の背からの力を受けるマットをシートバックフレームに取り付けるためのシートバックにおけるマット取付構造であって、
    前記マットに取り付けられ、前記シートバックフレームの先端側又は根本側において前記シートバックフレームの長手方向に延びる直状部を先端部位に有したガイドワイヤと、
    前記シートバックフレームに形成され前記直状部が前記長手方向に挿通可能な貫通孔と、
    を備え、
    前記貫通孔は、周縁に、前記直状部の挿通出口側にバーリング形状で突出した高突出部及び前記高突出部に対し小さい突出高さで隣接形成された低突出部を含む突出部を有し、
    前記乗員の着座に伴う前記マットの第1の移動では、前記直状部が前記高突出部に接触しながら抜き方向に移動し、
    前記マットの移動量が前記第1の移動の移動量から大きくなるにつれて、前記直状部と前記突出部との接触位置が前記低突出部に向け移動するよう構成されていることを特徴とするシートバックにおけるマット取付構造。
  2. 前記直状部が前記低突出部に接触しながら抜き方向に移動しようとした際に、前記低突出部が前記直状部に食い込んで前記直状部の抜き方向の移動が規制されることを特徴とする請求項1記載のシートバックにおけるマット取付構造。
  3. シートクッションと、
    シートバックと、
    前記シートバックの内部に配置されたシートバックフレームと、
    前記シートバックフレームに対し請求項1又は請求項2記載のシートバックにおけるマット取付構造で取り付けられたマットと、
    を備えた乗り物用シート。
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