JP6972566B2 - 梱包箱 - Google Patents
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Description
被梱包物を収納するための開口を互いに向き合う内蓋で覆って閉じる梱包箱であって、
前記内蓋を覆う外蓋と、
前記内蓋に対して略垂直に設けられ、前記内蓋と前記外蓋の間で前記外蓋を支持する支柱と、を備え、
前記支柱は、前記内蓋の一部に複数の切り込みと折り目線により区画された切り離し部分の一部を前記内蓋から切り離して前記切り離し部分を前記切り込みと前記折り目線に沿って折り曲げて構成される、
ことを特徴とする。
被梱包物を収納するための開口を互いに向き合う内蓋で覆って閉じる梱包箱であって、
前記内蓋を覆う外蓋と、
前記内蓋に対して略垂直に設けられ、前記内蓋と前記外蓋の間で前記外蓋を支持する支柱と、を備え、
前記支柱は、前記内蓋の一部に複数の切り込みと切取線により区画された切り離し部分を前記切取線で切断することで前記内蓋から切り離して前記切り離し部分を折り曲げ線前記切り込みに沿って折り曲げて構成される、
ことを特徴とする。
前記内蓋は互いに向かい合う位置に複数あって、前記内蓋の一方は、前記内蓋の一方を構成する辺のうち、前記内蓋の他方に近い辺を折り曲げて形成された起立部を有し、
前記支柱は、前記切り離し部分に形成された前記複数の切り込みが、前記起立部の端部に形成された前記切り込みと相互に嵌まり合って固定される、
ことを特徴とする。
前記支柱は、前記被梱包物の外形の一部を囲むように前記切り離し部分を前記折り目線に沿って折り曲げて構成され、前記被梱包物の外形の一部に嵌り込む位置に配置される、
ことを特徴とする。
前記支柱は、前記被梱包物の外形の突起部を覆うように配置される、
ことを特徴とする。
前記内蓋は、前記内蓋が閉じられたときに内部に収納された前記被梱包物の外形に接触
する、
ことを特徴とする。
前記内蓋は、前記開口の内側に折り込まれ、前記内蓋が閉じられたときに内部に収納された前記被梱包物の外形に接触する、
ことを特徴とする。
前記切り離し部分は、前記外蓋の開閉方向の長さの範囲内で形成された前記内蓋の一部に設けられる、
ことを特徴とする。
前記切り離し部分は、前記外蓋の開閉方向の長さの範囲内で形成された前記内蓋の一部に設けられる、
ことを特徴とする。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
(1)梱包箱の構成
図1は梱包箱100の第1の内蓋121、第2の内蓋122及び第1の外蓋131、第2の外蓋132を開いた状態を示す斜視図、図2は梱包箱100の第1の内蓋121、第2の内蓋122を閉じた状態を示す斜視図、図3は梱包箱100の第1の内蓋121、第2の内蓋122及び第1の外蓋131、第2の外蓋132を開いた状態を示す平面図、図4は梱包箱100の展開図である。
以下、図面を参照しながら梱包箱100の構成を説明する。
梱包箱100は図1、2に示すように四角柱形状を呈しており、第1の折り曲げ部101を介して相互に連続して設けられた4枚の側板111、112、113、114を有している。図4の展開図に示すように、側板111と側板114とをつなげるために、側板111には、第1の折り曲げ部101(図4における一点鎖線)を介して接続片115が設けられている。
そして、これら4箇所の第1の折り曲げ部101を山折りに折り曲げ、接続片115の第1の折り曲げ部101が側板114の縁部と一致するようにして接続片115を側板114に貼り合わせることにより、4枚の側板111、112、113、114で囲まれた四角柱状の内部空間Sを有し、内部空間S内に収納される被梱包物TCが出し入れされる開口100aを備えた筒状体が形成される。
また、折り曲げ部109上のほぼ中央位置には孔131aが形成され、第1の外蓋131を開く際に指を掛けて開放できるようになっている。
そして、このように形成された底板141と底板142は、側板111、112が第1の折り曲げ部101で折り曲げられる際に、底板141の折り曲げ部106aと底板142の一辺142aとが一致するようにして張り合わされ、第1の底板141Aの先端部が差込片141Aaとなる。
そして、それぞれの底板141及び底板143の折り曲げ部106aは谷折りされて、差込片141Aaが底板143と底板144との貼り合せ部に差し込まれ、差込片143Aaは底板141と底板142との貼り合せ部に差し込まれることで容易に開放してしまうことのない底部が形成される。
図5は第1の内蓋121と第2の内蓋122との間に支柱150が形成された梱包箱100を側板112を不図示にして示す斜視図、図6(a)は被梱包物TCを収納して第1の内蓋121、第2の内蓋122を閉じた梱包箱100を第1の外蓋131を不図示にして示す平面模式図、(b)は(a)におけるA−A断面模式図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る梱包箱100の第1の内蓋121、第2の内蓋122の構成について説明する。
第2の内蓋122は、先端側が折り曲げ部103aを谷折りで約90°折り曲げられて起立部122Aが形成される。起立部122Aの先端部には切り込み103c、103dが形成され、第1の内蓋121の折り曲げられた先端部121Aの切り込み102f、102gと嵌め合わされて(図5 矢印参照)、図2、図6(a)に示すように、開口100aを閉鎖した第1の内蓋121、第2の内蓋122を跨ぐように支柱150が形成される。これにより、支柱150を別パーツで用意する場合に比較して、梱包時に支柱150の紛失を抑制することができる。
これにより、被梱包物TCの外形と梱包箱の内部形状に合わせたパッドを用いて、そのパッドを内蓋で抑える構成に対して、パッドを無くし、輸送時の被梱包物TCへの衝撃を低減させることができる。
梱包箱100は、開口100aを第1の内蓋121及び第2の内蓋122で閉鎖することで内部空間S内に収納された被梱包物TCを支柱150で固定した状態で、第1の外蓋131を閉じて支柱150を介して第1の内蓋121及び第2の内蓋122を覆う。
そして、第2の外蓋132を折り曲げて、第2の外蓋132に形成された切り離し片133よりも先端側の貼り付け部132bを先に閉じられた第1の外蓋131の表面に接着剤等で張り合わせることで第1の内蓋121、第2の内蓋122、第1の外蓋131がロックされて開放が阻止される。
図7は変形例に係る梱包箱100の第1の内蓋121、第2の内蓋122及び第1の外蓋131、第2の外蓋132を開いた状態を示す斜視図、図8は梱包箱100の第1の内蓋121、第2の内蓋122を閉じた状態を示す斜視図、図9は梱包箱100の展開図、図10は第1の内蓋121と第2の内蓋122との間に支柱150Aが形成された梱包箱100を側板112を不図示にして示す斜視図、図11(a)は被梱包物TCを収納して第1の内蓋121、第2の内蓋122を閉じた梱包箱100の平面模式図、(b)は(a)におけるA−A断面模式図である。
形成された支柱150Aは、図8に示すように、第2の内蓋122の起立部122Aに嵌め込まれて、開口100aを閉鎖した第1の内蓋121、第2の内蓋122を跨ぐように配置される。これにより、梱包時の支柱150Aの紛失抑制と支柱150Aを形成する作業の作業効率を両立させることができる。
これにより、被梱包物TCの外形と梱包箱の内部形状に合わせたパッドを用いて、そのパッドを内蓋で抑える構成に対して、パッドを無くし、輸送時の被梱包物TCへの衝撃を低減させることができる。
図12は第2実施形態に係る梱包箱100Aの展開図、図13は梱包箱100Aを側板112を不図示にして示す斜視図、図14(a)は被梱包物TCを収容して第1の内蓋1210、第2の内蓋122を閉じた梱包箱100Aの平面模式図、(b)は(a)におけるA−A断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、梱包箱100Aについて説明するが、第1実施形態に係る梱包箱100と共通の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
また、第2の内蓋122の基端側は第2の折り曲げ部102と同方向に形成された折り曲げ部103c(図12における破線)で谷折りに約90°折り曲げられ、第2の内蓋122の裏面122bが収納された被梱包物TCの上面と接触するようになっている。
例えば、本実施の形態での梱包箱は四角柱形状であるが、五角柱以上の多角柱形状でもよく、被梱包物が収納される空間がある様々な形状が適用される。また、梱包箱に収納される被梱包物としては大きさを問わず、梱包箱に収容される様々なものが適用される。
101・・・第1の折り曲げ部
102・・・第2の折り曲げ部
103・・・第3の折り曲げ部
104・・・第4の折り曲げ部
105・・・第5の折り曲げ部
106・・・第6の折り曲げ部
102c、102h、103a、103b、103c・・・折り曲げ部
111、112、113、114・・・側板
115・・・接続片
121、1210・・・第1の内蓋
121A・・・先端部(第1の内蓋)
1210AB・・・切り抜き部
122・・・第2の内蓋
131・・・第1の外蓋
132・・・第2の外蓋
133・・・切り離し片
141、142、143、144・・・底板
150、150A・・・支柱
TC・・・被梱包物
Claims (9)
- 被梱包物を収納するための開口を互いに向き合う内蓋で覆って閉じる梱包箱であって、
前記内蓋を覆う外蓋と、
前記内蓋に対して略垂直に設けられ、前記内蓋と前記外蓋の間で前記外蓋を支持する支柱と、を備え、
前記支柱は、前記内蓋の一部に複数の切り込みと折り目線により区画された切り離し部分の一部を前記内蓋から切り離して前記切り離し部分を前記切り込みと前記折り目線に沿って折り曲げて構成される、
ことを特徴とする梱包箱。 - 被梱包物を収納するための開口を互いに向き合う内蓋で覆って閉じる梱包箱であって、
前記内蓋を覆う外蓋と、
前記内蓋に対して略垂直に設けられ、前記内蓋と前記外蓋の間で前記外蓋を支持する支柱と、を備え、
前記支柱は、前記内蓋の一部に複数の切り込みと切取線により区画された切り離し部分を前記切取線で切断することで前記内蓋から切り離して前記切り離し部分を折り曲げ線前記切り込みに沿って折り曲げて構成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の梱包箱。 - 前記内蓋は互いに向かい合う位置に複数あって、前記内蓋の一方は、前記内蓋の一方を構成する辺のうち、前記内蓋の他方に近い辺を折り曲げて形成された起立部を有し、
前記支柱は、前記切り離し部分に形成された前記複数の切り込みが、前記起立部の端部に形成された前記切り込みと相互に嵌まり合って固定される、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の梱包箱。 - 前記支柱は、前記被梱包物の外形の一部を囲むように前記切り離し部分を前記折り目線に沿って折り曲げて構成され、前記被梱包物の外形の一部に嵌り込む位置に配置される、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の梱包箱。 - 前記支柱は、前記被梱包物の外形の突起部を覆うように配置される、
ことを特徴とする請求項4に記載の梱包箱。 - 前記内蓋は、前記内蓋が閉じられたときに内部に収納された前記被梱包物の外形に接触
する、
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の梱包箱。 - 前記内蓋は、前記開口の内側に折り込まれ、前記内蓋が閉じられたときに内部に収納された前記被梱包物の外形に接触する、
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の梱包箱。 - 前記内蓋は、前記被梱包物の外形の一部に合わせて形成された切り抜きを有し、前記内蓋が閉じられたときに前記切り抜きが内部に収納された前記被梱包物の外形の一部に嵌り込んで前記被梱包物を固定する、
ことを特徴とする請求項6又は7に記載の梱包箱。 - 前記切り離し部分は、前記外蓋の開閉方向の長さの範囲内で形成された前記内蓋の一部に設けられる、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の梱包箱。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017016392A JP6972566B2 (ja) | 2017-02-01 | 2017-02-01 | 梱包箱 |
Publications (2)
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ID=63110916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6972566B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
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JPS5536335Y2 (ja) * | 1975-08-16 | 1980-08-27 | ||
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US4625908A (en) * | 1983-10-31 | 1986-12-02 | Emery Roy W | Container lock construction |
JP5179303B2 (ja) * | 2008-09-16 | 2013-04-10 | 三菱樹脂株式会社 | 梱包箱、及び箱入りロール |
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2017
- 2017-02-01 JP JP2017016392A patent/JP6972566B2/ja active Active
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