JP6972566B2 - 梱包箱 - Google Patents

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Description

本発明は、梱包箱に関する。
フラップを有し、フラップの先端を折り曲げて補強部を形成した梱包箱であって、内側フラップと、内側フラップの先端を折り曲げて形成した補強部と、内側フラップを覆う一対の外側フラップを有し、補強部は、その両端部のそれぞれが一対の外側フラップとそれぞれ略垂直に一続きとなるそれぞれの面に当接するように配置される梱包箱が知られている(特許文献1)。
特開2010−83490号公報
本発明は、輸送時の被梱包物への衝撃を低減させつつ被梱包物を固定することができる梱包箱を提供する。
前記課題を解決するために、請求項1記載の梱包箱は、
被梱包物を収納するための開口を互いに向き合う内蓋で覆って閉じる梱包箱であって、
前記内蓋を覆う外蓋と、
前記内蓋に対して略垂直に設けられ、前記内蓋と前記外蓋の間で前記外蓋を支持する支柱と、を備え、
前記支柱は、前記内蓋の一部に複数の切り込みと折り目線により区画された切り離し部分の一部を前記内蓋から切り離して前記切り離し部分を前記切り込みと前記折り目線に沿って折り曲げて構成される、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の梱包箱において、
被梱包物を収納するための開口を互いに向き合う内蓋で覆って閉じる梱包箱であって、
前記内蓋を覆う外蓋と、
前記内蓋に対して略垂直に設けられ、前記内蓋と前記外蓋の間で前記外蓋を支持する支柱と、を備え、
前記支柱は、前記内蓋の一部に複数の切り込みと切取線により区画された切り離し部分を前記切取線で切断することで前記内蓋から切り離して前記切り離し部分を折り曲げ線前記切り込みに沿って折り曲げて構成される、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の梱包箱において、
前記内蓋は互いに向かい合う位置に複数あって、前記内蓋の一方は、前記内蓋の一方を構成する辺のうち、前記内蓋の他方に近い辺を折り曲げて形成された起立部を有し、
前記支柱は、前記切り離し部分に形成された前記複数の切り込みが、前記起立部の端部に形成された前記切り込みと相互に嵌まり合って固定される、
ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の梱包箱において、
前記支柱は、前記被梱包物の外形の一部を囲むように前記切り離し部分を前記折り目線に沿って折り曲げて構成され、前記被梱包物の外形の一部に嵌り込む位置に配置される、
ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の梱包箱において、
前記支柱は、前記被梱包物の外形の突起部を覆うように配置される、
ことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1項に記載の梱包箱において、
前記内蓋は、前記内蓋が閉じられたときに内部に収納された前記被梱包物の外形に接触
する、
ことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の梱包箱において、
前記内蓋は、前記開口の内側に折り込まれ、前記内蓋が閉じられたときに内部に収納された前記被梱包物の外形に接触する、
ことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項又はに記載の梱包箱において、
前記切り離し部分は、前記外蓋の開閉方向の長さの範囲内で形成された前記内蓋の一部に設けられる、
ことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項ないしのいずれか1項に記載の梱包箱であって、
前記切り離し部分は、前記外蓋の開閉方向の長さの範囲内で形成された前記内蓋の一部に設けられる、
ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、支柱を別パーツで用意する場合に比較して、梱包支柱の紛失を抑制することができる
請求項2に記載の発明によれば、支柱を別パーツで用意する場合や支柱を切り起こしで作成する場合に比較して、梱包時の支柱の紛失抑制と支柱を形成する作業の作業効率を両立させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、支柱を内蓋に安定して配置することができる。
請求項4に記載の発明によれば、支柱で被梱包物を固定することができる。
請求項5に記載の発明によれば、被梱包物の突起部の破損を抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、支柱の強度を増加させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、支柱に衝撃が加わった際に、内蓋の面が被梱包物に接触していない場合に比較して、支柱への衝撃を内蓋の面で吸収することができる。
請求項8に記載の発明によれば、折り込みがない構成に比較して、被梱包物に加わる衝撃を抑制することができる。
請求項9に記載の発明によれば、被梱包物をより確実に固定するとともに、被梱包物の突起部に加わる衝撃を抑制することができる。
請求項10に記載の発明によれば、梱包箱の材料を有効に利用して支柱を構成することができる。
第1実施形態に係る梱包箱の第1の内蓋、第2の内蓋及び第1の外蓋、第2の外蓋を開いた状態を示す斜視図である。 梱包箱の第1の内蓋、第2の内蓋を閉じた状態を示す斜視図である。 梱包箱の第1の内蓋、第2の内蓋及び第1の外蓋、第2の外蓋を開いた状態を示す平面図である。 梱包箱の展開図である。 第1の内蓋と第2の内蓋との間に支柱が形成された梱包箱を側板を不図示にして示す斜視図である。 (a)は被梱包物を収納して第1の内蓋、第2の内蓋を閉じた梱包箱を第1の外蓋を不図示にして示す平面模式図、(b)は(a)におけるA−A断面模式図である。 変形例に係る梱包箱の第1の内蓋、第2の内蓋及び第1の外蓋、第2の外蓋を開いた状態を示す斜視図である。 変形例に係る梱包箱の第1の内蓋、第2の内蓋を閉じた状態を示す斜視図である。 変形例に係る梱包箱の展開図である。 第1の内蓋と第2の内蓋との間に支柱が形成された変形例に係る梱包箱を側板を不図示にして示す斜視図である。 (a)は被梱包物を収納して第1の内蓋、第2の内蓋を閉じた変形例に係る梱包箱を第1の外蓋を不図示にして示す平面模式図、(b)は(a)におけるA−A断面模式図である。 第2実施形態に係る梱包箱の展開図である。 第2実施形態に係る梱包箱を側板を不図示にして示す斜視図である。 (a)は被梱包物を収容して第1の内蓋、第2の内蓋を閉じた第2実施形態に係る梱包箱を第1の外蓋を不図示にして示す平面模式図、(b)は(a)におけるA−A断面模式図である。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
「第1実施形態」
(1)梱包箱の構成
図1は梱包箱100の第1の内蓋121、第2の内蓋122及び第1の外蓋131、第2の外蓋132を開いた状態を示す斜視図、図2は梱包箱100の第1の内蓋121、第2の内蓋122を閉じた状態を示す斜視図、図3は梱包箱100の第1の内蓋121、第2の内蓋122及び第1の外蓋131、第2の外蓋132を開いた状態を示す平面図、図4は梱包箱100の展開図である。
以下、図面を参照しながら梱包箱100の構成を説明する。
(1.1)梱包箱の全体構成
梱包箱100は図1、2に示すように四角柱形状を呈しており、第1の折り曲げ部101を介して相互に連続して設けられた4枚の側板111、112、113、114を有している。図4の展開図に示すように、側板111と側板114とをつなげるために、側板111には、第1の折り曲げ部101(図4における一点鎖線)を介して接続片115が設けられている。
そして、これら4箇所の第1の折り曲げ部101を山折りに折り曲げ、接続片115の第1の折り曲げ部101が側板114の縁部と一致するようにして接続片115を側板114に貼り合わせることにより、4枚の側板111、112、113、114で囲まれた四角柱状の内部空間Sを有し、内部空間S内に収納される被梱包物TCが出し入れされる開口100aを備えた筒状体が形成される。
側板111には、第1の折り曲げ部101と交差(直交)した第2の折り曲げ部102(図4における一点鎖線)を介して第1の内蓋121が設けられている。第1の内蓋121は開口100aの一方側を閉塞するもので、その先端側には、第1の折り曲げ部101と交差(直交)した切り込み102a、102b(図4における実線)が形成され、切り離し部分としての先端部121Aの一部が第1の内蓋本体部121Bから切り離されるようになっている。先端部121Aは、後述する第1の外蓋131の開閉方向の長さの範囲内で形成されることが、梱包箱100の材料ロスを削減するうえで好ましい(図4中 L1≧L2)。
切り込み102a、102bの間には折り目線としての折り曲げ部102c(図4における一点鎖線)が形成され、先端部121Aが谷折りで約90°折り曲げられるとともに、切り込み102a、102bと交差(直交)する方向に設けられた切り込み102d、102eで折り曲げられ後述する支柱150が形成されるようになっている。
第1の内蓋121の基端側は第2の折り曲げ部102と同方向に形成された折り曲げ部102h(図4における破線)で谷折りに約90°折り曲げられ、第1の内蓋121の内面121bが収納された被梱包物TCの上面と接触するようになっている。
側板113には、第1の折り曲げ部101と交差(直交)した第2の折り曲げ部102と同方向に延びる第3の折り曲げ部103(図4における一点鎖線)を介して第2の内蓋122が設けられている。第2の内蓋122は第1の内蓋121が閉鎖する開口100aの他方側を閉塞するもので、その先端側には、第1の折り曲げ部101と交差(直交)した折り曲げ部103a(図4における破線)が形成され先端側が谷折りで約90°折り曲げられて起立部122Aが形成されるようになっている。
起立部122Aの先端側には、切り込み103c、103dが形成され、第1の内蓋121の先端部121Aの切り込み102f、102gと相互に嵌まり合って第1の内蓋121と第2の内蓋122を跨ぐように支柱150が固定されるようになっている。
第2の内蓋122の基端側は第2の折り曲げ部102と同方向に形成された折り曲げ部103b(図4における破線)で谷折りに約90°折り曲げられ、第2の内蓋122の裏面122bが収納された被梱包物TCの上面と接触するようになっている。
側板114には、第1の折り曲げ部101と交差(直交)した第2の折り曲げ部102と同方向に延びる第4の折り曲げ部104(図4における一点鎖線)を介して第1の外蓋131が設けられている。第1の外蓋131は第1の内蓋121及び第2の内蓋122を開閉可能に覆う覆い部材であり、その先端側には、第1の折り曲げ部101と交差(直交)した折り曲げ部104a(図4における一点鎖線)が形成され先端側が山折りで約90°折り曲げられるようになっている。
また、折り曲げ部109上のほぼ中央位置には孔131aが形成され、第1の外蓋131を開く際に指を掛けて開放できるようになっている。
側板112には、第1の折り曲げ部101と交差(直交)した第2の折り曲げ部102と同方向に延びる第5の折り曲げ部105を介して第2の外蓋132が設けられている。第2の外蓋132は第1の外蓋131を覆う覆い部材であり、閉じられた第1の外蓋131に接着等で貼り合わせることで第1の内蓋121、第2の内蓋122、第1の外蓋131がロックされて開放が阻止される。
また、第2の外蓋132の略中央部位置には2列のミシン目132aが互いに平行な直線上に設けられており、これにより、2列のミシン目132aに挟まれた切り離し片133が形成されている。梱包箱100の開封時は、切り離し片133の先端を摘んで切り離し片133の基端側に向かって引っ張ることで、ミシン目132aに沿って切り離し片133が第2の外蓋132から切り離されるようになっている。
図4に示すように、側板111、112、113、114の第1の内蓋121、第2の内蓋122及び第1の外蓋131、第2の外蓋132と反対側には、第6の折り曲げ部106(図4における一点鎖線)を介して、それぞれ底板141、142、143、144が設けられている。
底板141は第6の折り曲げ部106から遠ざかるにつれて細くなる第1の底板141Aと第2の底板141Bからなり、先端部の略中央部位置で三角状の切込みが形成され、三角状の頂点から底板141の折り曲げ部106の一方の端部に向かう折り曲げ部106a(図4における破線)が形成されている。一方、展開状態で底板141と隣接する底板142は、第6の折り曲げ部106から遠ざかるにつれて対称に細くなる形状に形成されている。
そして、このように形成された底板141と底板142は、側板111、112が第1の折り曲げ部101で折り曲げられる際に、底板141の折り曲げ部106aと底板142の一辺142aとが一致するようにして張り合わされ、第1の底板141Aの先端部が差込片141Aaとなる。
底板143及び底板144も、底板141及び底板142と同様に形成され、側板113、114が第1の折り曲げ部101で折り曲げられる際に、底板143の折り曲げ部106a(図4における破線)と底板144の一辺144aとが一致するようにして張り合わされ、第1の底板143Aの先端部が差込片143Aaとなる。
そして、それぞれの底板141及び底板143の折り曲げ部106aは谷折りされて、差込片141Aaが底板143と底板144との貼り合せ部に差し込まれ、差込片143Aaは底板141と底板142との貼り合せ部に差し込まれることで容易に開放してしまうことのない底部が形成される。
(2)内蓋
図5は第1の内蓋121と第2の内蓋122との間に支柱150が形成された梱包箱100を側板112を不図示にして示す斜視図、図6(a)は被梱包物TCを収納して第1の内蓋121、第2の内蓋122を閉じた梱包箱100を第1の外蓋131を不図示にして示す平面模式図、(b)は(a)におけるA−A断面模式図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る梱包箱100の第1の内蓋121、第2の内蓋122の構成について説明する。
梱包箱100は、開口100aを第1の内蓋121及び第2の内蓋122で閉鎖することで内部空間S内に収納された被梱包物TCを固定する。
第1の内蓋121は、先端部121Aが折り曲げ部102cを残して、切り込み102a、102bで第1の内蓋本体部121Bから切り離され、切り込み102d、102eでそれぞれ約90°折り曲げられる。
第2の内蓋122は、先端側が折り曲げ部103aを谷折りで約90°折り曲げられて起立部122Aが形成される。起立部122Aの先端部には切り込み103c、103dが形成され、第1の内蓋121の折り曲げられた先端部121Aの切り込み102f、102gと嵌め合わされて(図5 矢印参照)、図2、図6(a)に示すように、開口100aを閉鎖した第1の内蓋121、第2の内蓋122を跨ぐように支柱150が形成される。これにより、支柱150を別パーツで用意する場合に比較して、梱包時に支柱150の紛失を抑制することができる。
支柱150は被梱包物TCの外形の一部TCaに嵌まり込む位置に配置され、図6(a)に示すように、平面視で内部が角柱状の空間S1を有し、空間S1内に被梱包物TCの外形の一部TCaが嵌まり込んで被梱包物TCの突起部を囲むように覆った状態で固定する。これにより、被梱包物TCの突起部の破損を抑制することができる。
また、支柱150は、図6(b)に示すように、第1の内蓋121、第2の内蓋122のそれぞれの上面121a、122a上に略垂直に配置されて第1の外蓋131を支持する。そして、第1の内蓋121、第2の内蓋122は、それぞれの内面121b、122bが被梱包物TCの開口100aに向いた面TCbと接して被梱包物TCを固定することになる。
これにより、被梱包物TCの外形と梱包箱の内部形状に合わせたパッドを用いて、そのパッドを内蓋で抑える構成に対して、パッドを無くし、輸送時の被梱包物TCへの衝撃を低減させることができる。
梱包箱100の材料として、表裏のライナーと、ライナー間に挟まれて波状に成形された段を有する中芯と、が接着剤等によって積層された公知の段ボールシートを用いる場合には、段ボールシートのフルートが延在する方向が支柱150の高さ方向と一致するように展開されることが望ましい。これにより、第1の内蓋121、第2の内蓋122と第1の外蓋131、第2の外蓋132との間に配置される支柱150の強度を増加させることができる。
(3)外蓋
梱包箱100は、開口100aを第1の内蓋121及び第2の内蓋122で閉鎖することで内部空間S内に収納された被梱包物TCを支柱150で固定した状態で、第1の外蓋131を閉じて支柱150を介して第1の内蓋121及び第2の内蓋122を覆う。
そして、第2の外蓋132を折り曲げて、第2の外蓋132に形成された切り離し片133よりも先端側の貼り付け部132bを先に閉じられた第1の外蓋131の表面に接着剤等で張り合わせることで第1の内蓋121、第2の内蓋122、第1の外蓋131がロックされて開放が阻止される。
梱包箱100を開封して、被梱包物TCを取り出す場合には、第2の外蓋132から切り離し片133を切り離すことで、第1の外蓋131を開くことができる状態になる。
「変形例」
図7は変形例に係る梱包箱100の第1の内蓋121、第2の内蓋122及び第1の外蓋131、第2の外蓋132を開いた状態を示す斜視図、図8は梱包箱100の第1の内蓋121、第2の内蓋122を閉じた状態を示す斜視図、図9は梱包箱100の展開図、図10は第1の内蓋121と第2の内蓋122との間に支柱150Aが形成された梱包箱100を側板112を不図示にして示す斜視図、図11(a)は被梱包物TCを収納して第1の内蓋121、第2の内蓋122を閉じた梱包箱100の平面模式図、(b)は(a)におけるA−A断面模式図である。
変形例に係る梱包箱100は、支柱150Aが、第1の内蓋121の先端部121Aが切り離されて(図7 矢印参照)、切り込み102c、102d、102eでそれぞれ約90°折り曲げられて別パーツとして形成される。
形成された支柱150Aは、図8に示すように、第2の内蓋122の起立部122Aに嵌め込まれて、開口100aを閉鎖した第1の内蓋121、第2の内蓋122を跨ぐように配置される。これにより、梱包時の支柱150Aの紛失抑制と支柱150Aを形成する作業の作業効率を両立させることができる。
具体的には、第1の内蓋121は、図9の展開図に示す切取線102gで先端部121Aが切り取られ、切り取られた先端部121Aは、切り込み102d、102e、102fでそれぞれ約90°折り曲げられる。そして、折り曲げられた先端部121Aは、切り込み102gと切り込み102iが互いに嵌まり合って、平面視で矩形状の空間S2を有する筒体状の支柱150Aが形成される。
別パーツとして形成された支柱150Aは、図10に示すように、切り込み102d、102eが、第2の内蓋122の起立部122Aに形成された切り込み103b、103cと嵌め合わされて、開口100aを閉鎖した第1の内蓋121、第2の内蓋122を跨ぐように配置される。これにより、支柱150Aを第1の内蓋121、第2の内蓋122に安定して配置することができる。
被梱包物TCは、図11(a)に示すように、外形の一部TCaが空間S2に嵌まり込んで回転が阻止された状態で固定される。また、支柱150Aは、図11(b)に示すように、第1の内蓋121、第2の内蓋122のそれぞれの上面121a、122a上に略垂直に配置されて第1の外蓋131を支持する。
これにより、被梱包物TCの外形と梱包箱の内部形状に合わせたパッドを用いて、そのパッドを内蓋で抑える構成に対して、パッドを無くし、輸送時の被梱包物TCへの衝撃を低減させることができる。
「第2実施形態」
図12は第2実施形態に係る梱包箱100Aの展開図、図13は梱包箱100Aを側板112を不図示にして示す斜視図、図14(a)は被梱包物TCを収容して第1の内蓋1210、第2の内蓋122を閉じた梱包箱100Aの平面模式図、(b)は(a)におけるA−A断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、梱包箱100Aについて説明するが、第1実施形態に係る梱包箱100と共通の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る梱包箱100Aは、第1の内蓋1210に被梱包物TCの外形の一部TCaに合わせて切り抜き部1210ABが形成されている点で第1実施形態に係る梱包箱100と異なっている。
図12に示すように、側板111には、第1の折り曲げ部101と交差(直交)した第2の折り曲げ部102(図12における一点鎖線)を介して第1の内蓋1210が設けられている。第1の内蓋1210は開口100aの一方側を閉塞するもので、その先端側には、第1の折り曲げ部101と交差(直交)した切り込み102a、102b(図12における実線)が形成され、先端部1210Aが第1の内蓋本体部1210Bから切り離されるようになっている。
切り離された先端部1210Aは、切り込み102c、102d、102eでそれぞれ約90°折り曲げられる。そして、折り曲げられた先端部1210Aは、切り込み102fと切り込み102gが互いに嵌まり合って、平面視で矩形状の空間S2を有する筒体状の支柱150Aが形成される。
形成された支柱150Aは、図13に示すように、第2の内蓋122の起立部122Aに形成された切り込み103b、103cと嵌め合わされて、開口100aを閉鎖する第1の内蓋1210、第2の内蓋122を跨ぐように配置される。
図14に示すように、第1の内蓋1210の基端側は第2の折り曲げ部102と同方向に形成された折り曲げ部102h(図12における破線)で谷折りに約90°折り曲げられ、第1の内蓋1210の裏面1210bが収納された被梱包物TCの上面と接触し、切り抜き部1210ABが被梱包物TCの外形の一部TCaに嵌まり込むようになっている。
また、第2の内蓋122の基端側は第2の折り曲げ部102と同方向に形成された折り曲げ部103c(図12における破線)で谷折りに約90°折り曲げられ、第2の内蓋122の裏面122bが収納された被梱包物TCの上面と接触するようになっている。
本実施形態に係る梱包箱100Aによれば、支柱150Aに被梱包物TCの外形の一部TCaが嵌まり込んで被梱包物TCの突起部を囲むように覆った状態で固定するとともに、切り抜き部1210ABに被梱包物TCの外形の一部TCaが嵌まり込むことで、被梱包物TCをより確実に固定して、被梱包物TCに加わる衝撃を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態として、具体例を挙げて説明したが、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本実施の形態での梱包箱は四角柱形状であるが、五角柱以上の多角柱形状でもよく、被梱包物が収納される空間がある様々な形状が適用される。また、梱包箱に収納される被梱包物としては大きさを問わず、梱包箱に収容される様々なものが適用される。
100、100A、100B・・・梱包箱
101・・・第1の折り曲げ部
102・・・第2の折り曲げ部
103・・・第3の折り曲げ部
104・・・第4の折り曲げ部
105・・・第5の折り曲げ部
106・・・第6の折り曲げ部
102c、102h、103a、103b、103c・・・折り曲げ部
111、112、113、114・・・側板
115・・・接続片
121、1210・・・第1の内蓋
121A・・・先端部(第1の内蓋)
1210AB・・・切り抜き部
122・・・第2の内蓋
131・・・第1の外蓋
132・・・第2の外蓋
133・・・切り離し片
141、142、143、144・・・底板
150、150A・・・支柱
TC・・・被梱包物

Claims (9)

  1. 被梱包物を収納するための開口を互いに向き合う内蓋で覆って閉じる梱包箱であって、
    前記内蓋を覆う外蓋と、
    前記内蓋に対して略垂直に設けられ、前記内蓋と前記外蓋の間で前記外蓋を支持する支柱と、を備え、
    前記支柱は、前記内蓋の一部に複数の切り込みと折り目線により区画された切り離し部分の一部を前記内蓋から切り離して前記切り離し部分を前記切り込みと前記折り目線に沿って折り曲げて構成される、
    ことを特徴とする梱包箱。
  2. 被梱包物を収納するための開口を互いに向き合う内蓋で覆って閉じる梱包箱であって、
    前記内蓋を覆う外蓋と、
    前記内蓋に対して略垂直に設けられ、前記内蓋と前記外蓋の間で前記外蓋を支持する支柱と、を備え、
    前記支柱は、前記内蓋の一部に複数の切り込みと切取線により区画された切り離し部分を前記切取線で切断することで前記内蓋から切り離して前記切り離し部分を折り曲げ線前記切り込みに沿って折り曲げて構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の梱包箱。
  3. 前記内蓋は互いに向かい合う位置に複数あって、前記内蓋の一方は、前記内蓋の一方を構成する辺のうち、前記内蓋の他方に近い辺を折り曲げて形成された起立部を有し、
    前記支柱は、前記切り離し部分に形成された前記複数の切り込みが、前記起立部の端部に形成された前記切り込みと相互に嵌まり合って固定される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の梱包箱。
  4. 前記支柱は、前記被梱包物の外形の一部を囲むように前記切り離し部分を前記折り目線に沿って折り曲げて構成され、前記被梱包物の外形の一部に嵌り込む位置に配置される、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の梱包箱。
  5. 前記支柱は、前記被梱包物の外形の突起部を覆うように配置される、
    ことを特徴とする請求項4に記載の梱包箱。
  6. 前記内蓋は、前記内蓋が閉じられたときに内部に収納された前記被梱包物の外形に接触
    する、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の梱包箱。
  7. 前記内蓋は、前記開口の内側に折り込まれ、前記内蓋が閉じられたときに内部に収納された前記被梱包物の外形に接触する、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の梱包箱。
  8. 前記内蓋は、前記被梱包物の外形の一部に合わせて形成された切り抜きを有し、前記内蓋が閉じられたときに前記切り抜きが内部に収納された前記被梱包物の外形の一部に嵌り込んで前記被梱包物を固定する、
    ことを特徴とする請求項又はに記載の梱包箱。
  9. 前記切り離し部分は、前記外蓋の開閉方向の長さの範囲内で形成された前記内蓋の一部に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の梱包箱。
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