JP6972381B2 - 室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、制御基板を備える室外機に関する。
従来、空気調和機の室外機として、制御基板を備える室外機が知られている。制御基板には、例えば発熱素子とコンデンサとが実装されており、近傍にリード線が引き回されている。制御基板上において、発熱素子とコンデンサとは、ノイズが生じて誤動作が発生することを抑制するために、通常近傍に配置される。ここで、発熱素子には、発熱素子から発生する熱を放散するヒートシンクが取り付けられている。即ち、ヒートシンクとコンデンサとが近傍に配置されている。また、リード線も、発熱素子から離れた位置に引き回されると、その分ノイズが生じて制御基板の動作に影響を及ぼすおそれがある。このため、通例、ヒートシンク、コンデンサ及びリード線は、近傍に配置される。
特許文献1には、発熱素子とコンデンサとが隣り合って実装された制御基板と、発熱素子から発生する熱を放散するヒートシンクとを備える電装箱が設けられたヒートポンプ装置の室外機が開示されている。特許文献1の制御基板にはコネクタが取り付けられており、コネクタには、送風室又は機械室から引き回されているリード線が差し込まれている。
特開2010−38420号公報
しかしながら、リード線は概してヒートシンク及びコンデンサの近傍に配置されるため、特許文献1に開示されたヒートポンプ装置の室外機を組み立てる際に、作業者がリード線を引っ張ることによって、リード線がコンデンサに接触するおそれがある。これにより、コンデンサが倒れ、コンデンサに設けられた端子部と制御基板とを電気的に接続している半田部が折れて、断線するおそれがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、リード線がコンデンサに接触することを抑制する室外機を提供するものである。
本発明に係る室外機は、発熱素子とコンデンサとが隣り合って実装された制御基板と、発熱素子とコンデンサとの間に配置され制御基板に接続されるリード線と、発熱素子に取り付けられ発熱素子から発生する熱を放散するヒートシンクと、ヒートシンクを支持するヒートシンクホルダーと、を備え、ヒートシンクホルダーは、ヒートシンクの外周を囲む枠部と、ヒートシンクとコンデンサとの間において、枠部から制御基板側と反対方向に延びる延在部と、延在部から突出しリード線を保持する保持部と、を有する。
本発明によれば、ヒートシンクを保持するヒートシンクホルダーが、延在部と保持部とを有し、保持部がリード線を保持する。このため、作業者がリード線を引っ張っても、リード線は動かない。従って、リード線がコンデンサに接触することを抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機1を示す回路図である。 本発明の実施の形態1に係る室外機2を示す組立斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る室外機2を示す前面パネル21、側面パネル22及び天面パネル23が外された分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る室外機2において前面パネル21、側面パネル22及び天面パネル23が外された正面図である。 本発明の実施の形態1に係る電気品箱34を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る制御基板41を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るコンデンサ50bを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る電気品箱34を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係るヒートシンクサポート60及びヒートシンクホルダー70を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るヒートシンクサポート60及びヒートシンクホルダー70について図9とは異なる角度からみた斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るヒートシンクサポート60を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るヒートシンクホルダー70を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るヒートシンクホルダー70について図12とは異なる角度からみた斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るヒートシンクホルダー70を示す上面図である。 本発明の実施の形態1に係る保持部74を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る保持部74を示す上面図である。 本発明の実施の形態1に係る電気品箱34を示す組立斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る電気品箱34を示す断面図である。
実施の形態1.
以下、本発明に係る室外機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機1を示す回路図である。図1に示すように、空気調和機1は、室内空間の空気を調整する装置であり、室外機2と、室内機3とを備えている。室外機2には、例えば圧縮機6、流路切替装置7、室外熱交換器8、室外送風機9及び膨張部10が設けられている。室内機3には、例えば室内熱交換器11及び室内送風機12が設けられている。
圧縮機6、流路切替装置7、室外熱交換器8、膨張部10及び室内熱交換器11が冷媒配管5により接続されて冷媒回路4が構成されている。圧縮機6は、低温且つ低圧の状態の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温且つ高圧の状態の冷媒にして吐出するものである。流路切替装置7は、冷媒回路4において冷媒が流れる方向を切り替えるものであり、例えば四方弁である。室外熱交換器8は、例えば室外空気と冷媒との間で熱交換するものである。室外熱交換器8は、冷房運転時には凝縮器として作用し、暖房運転時には蒸発器として作用する。室外送風機9は、室外熱交換器8に室外空気を送る機器である。
膨張部10は、冷媒を減圧して膨張する減圧弁又は膨張弁である。膨張部10は、例えば開度が調整される電子式膨張弁である。室内熱交換器11は、例えば室内空気と冷媒との間で熱交換するものである。室内熱交換器11は、冷房運転時には蒸発器として作用し、暖房運転時には凝縮器として作用する。室内送風機12は、室内熱交換器11に室内空気を送る機器である。
(運転モード、冷房運転)
次に、空気調和機1の運転モードについて説明する。先ず、冷房運転について説明する。冷房運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。圧縮機6から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、凝縮器として作用する室外熱交換器8に流入し、室外熱交換器8において、室外送風機9によって送られる室外空気と熱交換されて凝縮して液化する。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部10に流入し、膨張部10において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室内熱交換器11に流入し、室内熱交換器11において、室内送風機12によって送られる室内空気と熱交換されて蒸発してガス化する。このとき、室内空気が冷やされ、室内において冷房が実施される。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、圧縮機6に吸入される。
(運転モード、暖房運転)
次に、暖房運転について説明する。暖房運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。圧縮機6から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、凝縮器として作用する室内熱交換器11に流入し、室内熱交換器11において、室内送風機12によって送られる室内空気と熱交換されて凝縮して液化する。このとき、室内空気が暖められ、室内において暖房が実施される。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部10に流入し、膨張部10において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室外熱交換器8に流入し、室外熱交換器8において、室外送風機9によって送られる室外空気と熱交換されて蒸発してガス化する。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、圧縮機6に吸入される。
(筐体20)
図2は、本発明の実施の形態1に係る室外機2を示す組立斜視図である。次に、室外機2について説明する。図2に示すように、室外機2は、筐体20と、内部構成部材30とを有している。筐体20は、前面パネル21、側面パネル22、天面パネル23及びファンガード24を有している。前面パネル21は、内部構成部材30の前面を覆う板金である。側面パネル22は、内部構成部材30の一側面を覆う板金である。天面パネル23は、内部構成部材30の上面を覆う板金である。ファンガード24は、前面パネル21に形成された空気が通過する開口を塞ぐように設けられ、室外機2の内部に異物が侵入することを抑制する。
(内部構成部材30)
図3は、本発明の実施の形態1に係る室外機2を示す前面パネル21、側面パネル22及び天面パネル23が外された分解斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る室外機2において前面パネル21、側面パネル22及び天面パネル23が外された正面図である。次に、内部構成部材30について説明する。図3及び図4に示すように、内部構成部材30は、ベース31と、圧縮機6と、室外熱交換器8と、モータ支持部品32と、室外送風機9と、仕切板33と、電気品箱34とを有している。ベース31は、室外機2の底面を構成する部材である。ここで、前面パネル21、側面パネル22、天面パネル23及びベース31によって、室外機2の外郭が構成されている。
圧縮機6は、ベース31上に設けられている。室外熱交換器8は、例えば断面L字状をなしており、ベース31上に設けられて室外機2の他側面及び背面を構成する。モータ支持部品32は、室外機2の背面を構成する部分の室外熱交換器8の前方に設けられ、室外送風機9を回転駆動させるモータ(図示せず)を支持する。室外送風機9は、モータ支持部品32に取り付けられ、室外機2の背面から空気を吸いこんで室外熱交換器8に送る風路を形成する。仕切板33は、ベース31上から上方に延在する板金であり、室外機2内部を送風室25と機械室26とに区画する。ここで、送風室25には、室外熱交換器8及び室外送風機9が設けられ、機械室26には、圧縮機6及び圧縮機6に接続された冷媒配管5が設けられている。電気品箱34は、電気品を収納するものであり、仕切板33の上端に設けられている。インバータ駆動回路を有する室外機2において、電気品箱34は、制御基板41を収納するために設けられている。
(電気品箱34)
図5は、本発明の実施の形態1に係る電気品箱34を示す分解斜視図である。次に、電気品箱34について説明する。図5に示すように、電気品箱34は、制御基板41と、リード線42(図6参照)と、基板ホルダー43と、カバー44と、端子台サポート45と、エアガイド46と、ヒートシンク47と、ヒートシンクサポート60と、ヒートシンクホルダー70とを有している。
(制御基板41)
図6は、本発明の実施の形態1に係る制御基板41を示す斜視図である。図6に示すように、制御基板41は、複数の電子部品が実装されている基板である。制御基板41には、圧縮機6及び室外送風機9の動作を制御するトランジスタ又はダイオード等の発熱素子50aと、コンデンサ50bとが実装されている。トランジスタ又はダイオード等の発熱素子50aは、制御基板41が駆動している状態で発熱する。制御基板41上において、発熱素子50aとコンデンサ50bとは、隣り合って実装されている。本実施の形態1では、3個のコンデンサ50bが直列に並べられており、それぞれ発熱素子50aに隣接している場合について例示しているが、コンデンサ50bの配置はこれに限定されない。
図7は、本発明の実施の形態1に係るコンデンサ50bを示す斜視図である。図7に示すように、コンデンサ50bは、底面に端子部50cを有しており、端子部50cは、コンデンサ50bと制御基板41とを電気的に接続して半田等によって導通固定される。ここで、制御基板41には、コンデンサ50bの端子部50cと対向する位置に実装穴41aが形成されており、端子部50cが実装穴41aに嵌まって半田等によって導通固定される。
(リード線42)
図8は、本発明の実施の形態1に係る電気品箱34を示す正面図である。図8に示すように、リード線42は、発熱素子50aとコンデンサ50bとの間に配置され、制御基板41に接続される。リード線42は、制御基板41を駆動させる電源を供給するものであり、半田付け等によって制御基板41に電気的に接続されている。
(基板ホルダー43、カバー44、端子台サポート45)
図5に示すように、基板ホルダー43は、制御基板41を収納する枠状の部材であり、例えばABS等の樹脂からなる。カバー44は、制御基板41が収納された基板ホルダー43を覆う部材であり、電気品箱34の上部を構成している。カバー44は、例えば板金製であり、電気品箱34の内部に露等が侵入して制御基板41が濡れて電気的ショートすることを抑制すると共に、火災発生時に制御基板41から炎が延焼することを抑制する。端子台サポート45は、制御基板41を駆動するための電源を供給する端子台(図示せず)をネジ等によって保持して固定するものであり、ネジ等によって基板ホルダー43に固定される。
(ヒートシンク47)
図5に示すように、ヒートシンク47は、例えばアルミニウムからなり、複数のフィン47aを有している。ヒートシンク47は、発熱素子50aに取り付けられて発熱素子50aから発生する熱を放散する。ヒートシンク47は、発熱素子50aに接触した状態でネジ(図示せず)等によって制御基板41に固定されている。ヒートシンク47は、発熱素子50aの温度が上がることを抑制するために、発熱素子50aを冷却する。ヒートシンク47は、室外機2の送風室25に設けられており、室外送風機9が送る空気に熱を放散することによって、発熱素子50aから放熱している。これにより、ヒートシンク47は、発熱素子50aを冷却している。
(エアガイド46)
図5に示すように、エアガイド46は、室外送風機9から送られる空気をヒートシンク47に案内する部材であり、例えば樹脂からなる。エアガイド46は、ヒートシンクサポート60に取り付けられており、送風室25に流れる空気を効率良くヒートシンク47に触れさせる。なお、本実施の形態1では、エアガイド46は、樹脂製としているが、エアガイド46は、樹脂でなくてもよい。
図9は、本発明の実施の形態1に係るヒートシンクサポート60及びヒートシンクホルダー70を示す斜視図である。図10は、本発明の実施の形態1に係るヒートシンクサポート60及びヒートシンクホルダー70について図9とは異なる角度からみた斜視図である。図5、図9及び図10に示すように、ヒートシンクサポート60及びヒートシンクホルダー70は、いずれもヒートシンク47を支持するものである。
(ヒートシンクサポート60)
図11は、本発明の実施の形態1に係るヒートシンクサポート60を示す斜視図である。図11に示すように、ヒートシンクサポート60は、例えば板金であり、基板ホルダー43に固定される固定部61と、固定部61から制御基板41側と反対側に延びる壁部62と、壁部62から水平方向に延びる取付部63とを有している。固定部61は、中央が開口されたサポート開口部61aとなっている枠状の部材である。サポート開口部61aには、ヒートシンク47が挿入される。固定部61は、電気品箱34が仕切板33の上端に配置される際に、基板ホルダー43に固定されて電気品箱34を支持固定する。
壁部62は、仕切板33と共に、室外機2内部を送風室25と機械室26とに区画する。これにより、制御基板41において、ヒートシンク47は送風室25に配置され、コンデンサ50bは機械室26に配置される。取付部63は、ヒートシンクホルダー70が取り付けられる部材であり、底面に引掛り穴63aと位置決めガイド穴63bとが形成されている。
(ヒートシンクホルダー70)
図12は、本発明の実施の形態1に係るヒートシンクホルダー70を示す斜視図である。図13は、本発明の実施の形態1に係るヒートシンクホルダー70について図12とは異なる角度からみた斜視図であり、図14は、本発明の実施の形態1に係るヒートシンクホルダー70を示す上面図である。図12〜図14に示すように、ヒートシンクホルダー70は、例えばABS等の絶縁樹脂からなり、ヒートシンク47とヒートシンクサポート60との間に設けられ、ヒートシンク47とヒートシンクサポート60とを電気的に絶縁する。これにより、金属製の板金であるヒートシンクサポート60と、ヒートシンク47との間に電気が流れることを抑制している。
(枠部71)
ヒートシンクホルダー70は、枠部71と、延在部72と、フランジ部73と、保持部74とを有している。枠部71は、ヒートシンク47の外周を囲い、中央が開口されたホルダー開口部71aとなっている枠状の部材である。枠部71は、ホルダー開口部71aの周囲から制御基板41側と反対側に延びる嵌合壁71bと、嵌合壁71bから突出する突起部71cとを有している。嵌合壁71bは、ヒートシンクサポート60のサポート開口部61aに嵌め込まれる。
突起部71cは、嵌合壁71bがヒートシンク47のサポート開口部61aに嵌め込まれた際に、サポート開口部61aの周囲に引っ掛かる。これにより、ヒートシンクサポート60の固定部61とヒートシンクホルダー70の枠部71とが固定される。ホルダー開口部71aには、ヒートシンク47が挿入される。このように、ヒートシンク47は、サポート開口部61a及びホルダー開口部71aに挿入されることにより、送風室25に露出する。従って、ヒートシンク47は、室外送風機9が送る空気に触れることによって冷却される。
(延在部72)
延在部72は、ヒートシンク47とコンデンサ50bとの間において、枠部71から制御基板41側と反対方向に延びる部材である。延在部72は、ヒートシンクサポート60の壁部62に沿うように延び、壁部62に対向している。延在部72は、コンデンサ50bの下端よりも下方に延びている(図17及び図18参照)。なお、本実施の形態1では、枠部71と延在部72とが一体的に形成されているが、枠部71と延在部72とは別体としてもよい。
(フランジ部73)
フランジ部73は、延在部72の先端に設けられており、第1の掛かり爪73aと、第2の掛かり爪73bと、位置決め突起73cとを有している。第1の掛かり爪73aは、フランジ部73の底面に設けられており、ヒートシンクサポート60の取付部63の引掛り穴63aに引っ掛かる。第2の掛かり爪73bは、フランジ部73の底面に設けられており、ヒートシンクサポート60の取付部63の縁部に引っ掛かる。
位置決め突起73cは、ヒートシンクサポート60の取付部63の位置決めガイド穴63bに対向する位置に設けられている。位置決め突起73cが位置決めガイド穴63bに嵌め込まれることによって、ヒートシンクサポート60とヒートシンクホルダー70とが組み付けられる際に位置決めされる。このように、第1の掛かり爪73aが引掛り穴63aに引っ掛かり、第2の掛かり爪73bが取付部63の縁部に取り付けられることによって、ヒートシンクサポート60の取付部63とヒートシンクホルダー70のフランジ部73とが固定される。
(保持部74)
図15は、本発明の実施の形態1に係る保持部74を示す斜視図であり、図16は、本発明の実施の形態1に係る保持部74を示す上面図である。図15及び図16に示すように、保持部74は、延在部72から突出し、リード線42を保持する部材である。保持部74は、延在部72と一体成形されている。ここで、保持部74は、延在部72において、コンデンサ50bの下端よりも下方の位置に設けられている(図17及び図18参照)。なお、本実施の形態1では、リード線42が3箇所でまとめられているため、保持部74が3つ設けられているが、保持部74の数は、リード線42の数に対応するように適宜変更される。
(腕部81)
保持部74は、腕部81と、抜け防止部82とを有している。腕部81は、延在部72から突出し、延在部72との間にリード線42を内部に保持する空間81aを形成するように屈曲部81bで屈曲する部材である。腕部81は、自身の弾性力によって、外力が加わると屈曲部81bが撓む。これにより、腕部81の先端側に設けられた抜け防止部82が、延在部72から離れる。外力がなくなると、抜け防止部82は、弾性力によって延在部72側に戻る。
(抜け防止部82)
抜け防止部82は、腕部81の先端に設けられており、リード線42が抜けることを防止する部材である。抜け防止部82と延在部72との間には、リード線42が空間81aに挿入される際に腕部81と共に広がって、リード線42が空間81aに挿入された後に腕部81と共に閉じるリード線42の太さよりも幅が狭い入口開口82aが形成されている。即ち、入口開口82aは、外力によって抜け防止部82が延在部72から離れると開き、外力がなくなり弾性力によって抜け防止部82が延在部72側に戻ると閉じる。抜け防止部82は、リード線42が外部から空間81aに進入する際、リード線42を空間81aに導くように傾斜するガイド部83を有している。
次に、リード線42が保持部74に保持される作業について説明する。ヒートシンクサポート60が基板ホルダー43に取り付けられた後、作業者は、制御基板41から引き出されるリード線42を、保持部74のガイド部83にガイドさせて入口開口82aに導く。作業者は、リード線42を入口開口82aに導くと、リード線42を入口開口82aに押し当てる。その際、腕部81の屈曲部81bが撓んで抜け防止部82が延在部72から離れ、入口開口82aが開く。作業者は、開いた入口開口82aにリード線42を通し、リード線42を空間81aに導く。リード線42が空間81aに至ると、抜け防止部82に加わっていた外力が消え、抜け防止部82は、弾性力によって延在部72側に戻る。これにより、入口開口82aが閉じる。従って、作業者が外力を加えない限り、リード線42が自然に空間81aから抜けることが抑制される。
図17は、本発明の実施の形態1に係る電気品箱34を示す組立斜視図であり、図18は、本発明の実施の形態1に係る電気品箱34を示す断面図である。図17及び図18に示すように、コンデンサ50bと延在部72との間の引き出し部90に引き出されたリード線42は、保持部74に保持される。
本実施の形態1によれば、ヒートシンク47を保持するヒートシンクホルダー70が、延在部72と保持部74とを有し、保持部74がリード線42を保持する。このため、作業者が組み付け作業等においてリード線42を引っ張っても、リード線42は動かない。従って、リード線42がコンデンサ50bに接触することを抑制することができる。また、ヒートシンクホルダー70は、樹脂製であるため、ヒートシンクホルダー70と一体的に成形される保持部74は、尖った部分が少ない。従って、リード線42が損傷することを抑制することができる。
また、保持部74は、延在部72において、コンデンサ50bの下端よりも下方の位置に設けられている。このため、リード線42は、コンデンサ50bの下端よりも下方において保持部74に保持されるため、コンデンサ50bに接触することをより抑制することができる。なお、保持部74は、リード線42がコンデンサ50bに接触することを防止することができる位置であれば、コンデンサ50bの下端よりも上方の位置に設けられてもよい。
リード線42が保持されていない場合、リード線42の取り回し作業時等に、制御基板41上に実装されたコンデンサ50bにリード線42が引っ掛かって応力がかかるおそれがある。この場合、コンデンサ50bの端子部50cに応力ストレスがかかり、端子部50cが折れてコンデンサ50bが倒れて断線して、コンデンサ50bと制御基板41との導通が確保されないおそれがある。これに対し、本実施の形態1は、保持部74がリード線42を保持する。このため、リード線42がコンデンサ50bに接触することを抑制することができる。従って、信頼性の高い電気品箱34を備える室外機2を実現することができる。
1 空気調和機、2 室外機、3 室内機、4 冷媒回路、5 冷媒配管、6 圧縮機、7 流路切替装置、8 室外熱交換器、9 室外送風機、10 膨張部、11 室内熱交換器、12 室内送風機、20 筐体、21 前面パネル、22 側面パネル、23 天面パネル、24 ファンガード、25 送風室、26 機械室、30 内部構成部材、31 ベース、32 モータ支持部品、33 仕切板、34 電気品箱、41 制御基板、41a 実装穴、42 リード線、43 基板ホルダー、44 カバー、45 端子台サポート、46 エアガイド、47 ヒートシンク、47a フィン、50a 発熱素子、50b コンデンサ、50c 端子部、60 ヒートシンクサポート、61 固定部、61a サポート開口部、62 壁部、63 取付部、63a 引掛り穴、63b 位置決めガイド穴、70 ヒートシンクホルダー、71 枠部、71a ホルダー開口部、71b 嵌合壁、71c 突起部、72 延在部、73 フランジ部、73a 第1の掛かり爪、73b 第2の掛かり爪、73c 位置決め突起、74 保持部、81 腕部、81a 空間、81b 屈曲部、82 抜け防止部、82a 入口開口、83 ガイド部、90 引き出し部。

Claims (5)

  1. 発熱素子とコンデンサとが隣り合って実装された制御基板と、
    前記発熱素子と前記コンデンサとの間に配置され前記制御基板に接続されるリード線と、
    前記発熱素子に取り付けられ前記発熱素子から発生する熱を放散するヒートシンクと、
    前記ヒートシンクを支持するヒートシンクホルダーと、を備え、
    前記ヒートシンクホルダーは、
    前記ヒートシンクの外周を囲む枠部と、
    前記ヒートシンクと前記コンデンサとの間において、前記枠部から前記制御基板側と反対方向に延びる延在部と、
    前記延在部から突出し前記リード線を保持する保持部と、を有する
    室外機。
  2. 前記保持部は、
    前記延在部において、前記コンデンサの下端よりも下方の位置に設けられている
    請求項記載の室外機。
  3. 前記保持部は、
    前記延在部から突出し、前記延在部との間に前記リード線を内部に保持する空間を形成する弾性を有する腕部と、
    前記腕部の先端に設けられ前記リード線が前記空間に挿入される際に前記腕部と共に広がって前記リード線が前記空間に挿入された後に前記腕部と共に閉じる前記リード線の太さよりも幅が狭い入口開口を前記延在部との間に形成し、前記リード線が抜けることを防止する抜け防止部と、を有する
    請求項1又は2記載の室外機。
  4. 前記抜け防止部は、
    前記リード線を前記空間に導くように傾斜するガイド部を有する
    請求項記載の室外機。
  5. 前記ヒートシンクホルダーは樹脂製である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の室外機。
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