JP6971460B2 - ラベル発行装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ラベル発行装置に関する。
食品に含まれる栄養成分や熱量(エネルギー)を表示する情報出力装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、食品表示法により、食品に関する栄養成分の表示(基本5項目)が義務付けられている。詳細には、基本5項目としては、熱量(エネルギー)、たんぱく質、脂質、炭水化物、及び食塩相当量の表示や、表記順などが規定されている。
ラベル発行装置は、ラベルを発行する場合、原材料、添加物、予備印字項目などの文字列、栄養成分などを用紙に印字することで、ラベルを発行する。
特開2011−201293号公報
一般的なラベル発行装置では、栄養成分表示と、栄養成分表示に関連する設定項目、詳細には、食品に含まれる原材料名、原材料の量、添加物、添加物の量などは、別々の設定画面にて設定を行っているので、栄養成分表示に関する印字の管理が複雑である。
本発明のラベル発行装置は、少なくとも以下の構成を具備するものである。
印字フォーマットにどの印字項目をどこに印字するかを設定し、ラベルを印刷するラベル発行装置であって、
少なくとも栄養成分表示を含む印字項目を商品毎に記憶する記憶手段を備え
前記商品毎に設定された項目に所定の文字列が含まれた場合、前記栄養成分表示の印字をしないことを特徴とする
本発明によれば、ラベル発行装置単体で、商品表示基準に基づく栄養成分表示に関する設定や管理を、容易に行うことができるラベル発行装置を提供することができる。
また、本発明によれば、栄養成分表示の設定登録において、容易に、設定や設定変更を行うラベル発行装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る印刷装置としてのラベル発行装置の全体図。 本発明の実施形態に係るラベル発行装置(印刷装置)の概念図、(a)は断面図、(b)は(a)の拡大図。 本発明の実施形態に係るラベル発行装置(印刷装置)の電気的な機能ブロック図。 ラベル発行装置(印刷装置)の記憶部に記憶されているデータの一例を示す図、(a)は商品ファイルの一例を示す図、(b)は原材料ファイルの一例を示す図、(c)は添加物ファイルの一例を示す図、(d)は栄養成分ファイルの一例を示す図。 ラベル発行装置(印刷装置)により発行されるラベルの一例を示す図、(a)は100gあたりの栄養成分表示を有するラベルの一例を示す図、(b)は1パック当たりの栄養成分表示を有するラベルの一例を示す図。 本発明の実施形態に係るラベル発行装置(印刷装置)の動作の一例を示すフローチャート。 ラベル発行装置(印刷装置)の設定画面の一例を示す図、(a)は栄養成分操作キー画面を示す図、(b)は栄養成分表の設定画面を示す図、(c)は複数の単位のいずれか又は2つ以上の単位を印字する設定例を示す図。 ラベル発行装置(印刷装置)の設定画面の一例を示す図、(a)は商品の原材料や添加物などの設定画面の一例を示す図、(b)は報知処理により報知されるポップアップ画面の一例を示す図。 ラベル発行時、栄養成分表示の確認や更新が保留の場合、ラベル発行装置(印刷装置)の発行中止画面の一例を示す図。
本発明の実施形態に係る印刷装置は、商品情報と、該商品情報に関連する第一情報と第二情報を記憶する記憶部と、第一情報と第二情報を入力する入力部と、入力部により第二情報を更新した場合に、第一情報を確認するように報知する制御部と、を備える。例えば、第一情報は、食品の栄養成分表示であり、第二情報は、食品に含まれる原材料、添加物、及び内容量である。
また、本発明の実施形態に係る印刷装置としてのラベル発行装置は、食品表示基準に基づく食品の栄養成分表示を行う。このラベル発行装置は、表示部と、食品情報に食品の栄養成分表示及び栄養成分表示に関連する設定項目を関連付けて記憶する記憶部と、食品に関する情報を入力する入力部と、入力部からの入力により栄養成分表示に関連する設定項目が更新された場合、少なくとも栄養成分表示の栄養成分名称、表示値、単位のいずれかを確認するよう、例えば表示部などにより報知する制御部とを有する。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態を説明する。本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。尚、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
本実施形態では、印刷装置としてのラベル発行装置を説明する。
図1に示したように、本発明の実施形態に係る印刷装置としてのラベル発行装置100は、装置本体部100bに、表示部15や操作入力部14、ラベル用紙に印字を行いラベルを発行する印字部17等が設けられている。操作入力部14は、例えば、タッチパネル式操作入力装置、操作ボタンやスイッチなどのハードキーであってもよい。
また、本実施形態では、ラベル発行装置100は、例えば、食品などの商品(物品)の質量を計量する計量装置91を電気的に接続可能に構成されており、計量装置91により計量された商品の質量に基づいて、その質量や価格を印字したラベルを発行してもよい。
詳細には、図2に示したように、本発明の実施形態に係るラベル発行装置100は、ラベル発行装置の本体部100b内にロール状のラベル用紙1が回転可能に支持され、そのラベル用紙1の繰出し方向前方位置にそのラベル用紙1の用紙搬送手段2と印字部3、及び印字後のラベル用紙1を目的の長さのラベルLに切断する断裁部4が配置されている。
ラベル発行装置100に装着されるラベル用紙1は、一側面が印字面で他側面が粘着面をなした帯状の感熱紙で形成された、いわゆる、台紙レスのラベルロールである、印字部3により印字されたラベル用紙1は、印字部3より下流側に配置した断裁部4で裁断されることにより、目的の長さのラベルLが発行される。
ラベル用紙1を繰り出す搬送手段は、ケースAの周壁に開設したラベル発行口近傍に配置した上下一対のローラ2a,2bからなる下流側の用紙搬送手段2と、その用紙搬送手段2より上流側に所定間隔をおいて配置した印字部3を兼ねた上流側の用紙搬送手段とからなる。上流側の印字部3は、ラベル用紙1の下方に位置するプラテンローラ3aとラベル用紙1の上方に位置されるサーマルヘッド3bとで構成され、下流側の用紙搬送手段2におけるラベル用紙1の下方に配置されるローラ2bと印字部3のプラテンローラ3aはモータ5によって駆動回転するように構成されている。
また、用紙搬送手段2におけるラベル用紙1の上方に配置されるローラ2aは、板バネ6により下方のローラ2b側に付勢され、それによってラベル用紙1をローラ2bとで挟持し、駆動回転するローラ2bとの摩擦力でラベル用紙1が搬送されるように構成されている。
印字部3におけるサーマルヘッド3bは、スプリング7でプラテンローラ3a側へ付勢され、印字及びラベル用紙1の搬送が安定して行われるように構成されている。
また、上記した用紙搬送手段2の下側のローラ2bと印字部3のプラテンローラ3aは、夫々の表面に剥離剤がコーティングされており、ラベル用紙1の裏側に塗着されている粘着剤が付着しないようにしてあり、それによってラベル用紙1の搬送が円滑に行われるようになっている。なお、ローラ2bとプラテンローラ3aのラベル用紙1との接着防止は上述した形態に限らず、例えばローラ2b及びプラテンローラ3a自体又は最外周部分を易剥離性の部材で構成してもよい。
用紙搬送手段2における下側のローラ2bと印字部3のプラテンローラ3aを駆動させる駆動機構8は、図2に示すようにステッピングモータ5の回転軸に取り付けたプーリ8aの回転を小プーリ8bと同軸の大プーリ8cにベルト8dを介して伝達し、その大プーリ8cの回転はローラ2bに固着したプーリ(図示省略)とプラテンローラ3aに固着したプーリ(図示省略)にベルト(図示省略)を介して伝達されるように構成されている。
また、前記した用紙搬送手段2におけるローラ2aと印字部3のサーマルヘッド3bは軸9を中心として上下方向に起伏回動自在なるように構成した器枠10に取り付け、軸9を中心として器枠10を上方に回動することでローラ2aはローラ2bから、サーマルヘッド3bはプラテンローラ3aから夫々離間し、ラベル用紙1のセットを容易に行うことができるように構成されている。
上述した用紙搬送手段2と印字部3との間には、用紙搬送手段2と印字部3とで水平状に支持されるラベル用紙1を目的の長さのラベルに切断する断裁部4が設置されている。
断裁部4は、ラベル用紙1を挟んで上下に配置した一対の切断刃4a,4bで構成され、切断刃4a又は切断刃4bの一方、或いは切断刃4a,4bの両方を上下移動させてラベル用紙1を裁断する。
また、ラベル用紙(ラベルロール)の交換は、ドロップイン(自動フィード・オートカット)仕様、或いは手動セット仕様の何れでもよい。
図3に示したように、ラベル発行装置100は、制御部11(CPU)、記憶部としてのROM12やRAM13、操作入力部14、表示部15、通信部16、印字部17(印字部3)、断裁部4としての切断部18、報知部19などを有する。ラベル発行装置100の各構成要素は、バスなどの通信線を介して電気的に接続されている。
制御部11(CPU)は、ラベル発行装置100の各構成要素を統括的に制御する。制御部11は、記憶部に記憶されている制御プログラムを実行することにより、コンピュータとしてのラベル発行装置100に本発明に係る機能を実現させる。
ROM12は、制御プログラム等を格納し、ラベル発行装置が起動されると同時に制御部11によって、プログラムが実行される。
RAM13は、各種データなどを記憶する。本実施形態では、RAM13は、図4に示したように、印字データとして商品ファイル(商品記憶手段)、原材料ファイル(原材料記憶手段)、添加物ファイル(添加物記憶手段)、栄養成分ファイル(栄養成分記憶手段)等、及び各種印字フォーマットを格納する。印字フォーマットは、どの印字項目をどこに印字するかということを指示できるようになっている。
また、記憶部は、商品毎の栄養成分表の各データ、詳細には、栄養成分名、質量(基準となる単位当たりの質量)、含有率、単位、印字順、栄養成分表の印字有無、栄養成分メッセージ、栄養成分イメージなどを記憶している。
操作入力部14は、商品番号等の印字するデータや印字フォーマットデータ等を入力、設定或いは呼び出すための操作部で、テンキー及び各種の操作キーで構成されている。
表示部15は、制御部11の制御により、設定画面、印字イメージ、印字データ等の各種画像や文字などを表示する。
また、ラベル発行装置100の操作入力部14、表示部15としては、タッチパネル式操作入力部を有していてもよく、例えば、原材料、添加物、内容量、栄養成分などの各種データの設定を行うことができ、また、画像等を用いたプリセットキーにタッチすることにより印刷を指示することができるように構成されている。
通信部16は、制御部11の制御により、例えば、上位管理装置、POSレジスタなどと有線式通信路または無線式通信路を介してデータ通信を行う。また、通信部16は、例えば、上位管理装置などから、印字データとして商品ファイル、栄養成分、原材料、添加物、内容量、栄養成分表等の情報(データ)などを、指定の印字フォーマットに組み合わせた印字指示を通信により受信する。
印字部17は、制御部11の制御により、上述したように、サーマルヘッド等によりラベル用紙1に発色印字する印字部である。
切断部18(断裁部4)は、制御部11の制御により、ラベル用紙1に印字された部分(ラベルL)を、ラベル用紙に印字される印字データの印字方向の印字量に応じた長さに裁断する。
報知部19は、制御部11の制御により、各種の報知を行う。報知部19は、スピーカなどの発音装置であってもよいし、表示装置などであってもよい。
次に、記憶部に記憶される商品ファイル、原材料ファイル、添加物ファイル、栄養成分ファイルなどについて、簡単に説明する。
各ファイルが独立記憶するデータ同士を対応付ける方法は、前記何れかのファイルに記憶する対象データへ対応付けたい識別情報を設定記憶させる(リンク付ける)ことにより、独立する各ファイルに記憶されたデータ同士を紐付けることが可能となる。すなわち、別途、構成情報(組合わせ)ファイルを記憶させておくことなく、必要最小限のファイル構成によりデータを有効に活用することができる。
商品ファイルは、図4(a)示すように、食品毎に識別情報、名称、値段、内容量等の項目が設定されている。
原材料ファイルは、図4(b)に示すように、識別情報、原材料コード、原材料名(例えば、強力粉、牛乳、黄卵等)、含有量等の項目で構成され、前記商品ファイル、栄養成分ファイルとは識別情報で紐付けされている。
添加物ファイルは、図4(c)に示すように、識別情報、添加物コード、添加物名(例えば、アミノ酸、着色料等)、含有量等の項目で構成され、前記商品ファイル、栄養成分ファイル、原材料ファイルとは識別情報で紐付けされている。
栄養成分ファイルは、図4(d)に示すように、食品を表す識別情報、栄養成分コード、栄養成分名(例えば、たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミンA、ビタミンC等)、栄養成分量、基準量等の項目で構成され、前記商品ファイルとは識別情報で紐付けされている。基準量は、各栄養成分について1日の必要摂取量の目安を表す。
本実施例では、商品ファイル、原材料ファイル、添加物ファイル、栄養成分ファイルをそれぞれのファイルで記憶管理する方式を示しているがこれに限らず、前記商品ファイル、原材料ファイル、添加物ファイル、栄養成分ファイルで記憶する情報を一つのファイルで記憶管理してもよい。また、図4に示した各ファイルは、食品の識別情報をプライマリー(primary)、原材料コードまたは添加物コード、または栄養成分コードをセコンダリー(secondary)のキー(索引)或いはリレーション(relation)構造であり、それぞれのファイルが記憶管理する情報をそのままの状態で一つのファイルに移行し記憶管理することができる構造になっている。
記憶するファイルとしては、関係データベース(リレーショナルデータベース、SQL)、XMLデータベースファイル、インデックスファイル等で記憶管理してもよい。なお、XMLデータベースは、多くの異なる項目を含んだ多様なデータを扱う場合や、後から項目の追加等の仕様変更が予想される場合等に適している。
上述した制御部11の機能の一例を詳細に説明する。
制御部11は、入力部(操作入力部14)からの入力により養成分表示に関連する設定項目が更新された場合、少なくとも栄養成分表示の各栄養成分の名称、値、単位のいずれかを確認するよう報知する。
詳細には、制御部11は、記憶部に記憶されている栄養成分表示に関連する設定項目の更新を検知した場合、栄養成分表示の設定項目の表示値を再入力するように促す報知処理を行う。栄養成分表示に関連する印字項目は、少なくとも、原材料、添加物、内容量のいずれかの情報である。つまり、制御部11は、報知処理として、栄養成分登録の必須項目(基本5項目など)のデータ、及び単位の設定忘れを報知する処理を行う。
また、制御部11は、商品マスタ、商品情報にて原材料や重量など栄養成分表示に関連のある項目が新規、削除、更新された場合に、例えば、商品登録を禁止し、必ず必要な項目(栄養成分表示の項目)を入力させる処理を行ってもよい。
また、制御部11は、栄養成分表示の基本5項目のデータ(数値・文字列)単位を複数設定する処理を行ってもよい。また、制御部11は、推奨項目についての表示・印字順を簡単並べ替える処理を行ってもよい。こうすることで、ある商品情報を、他の商品情報へコピーする場合、文字欠けや表示・印字順を間違えることを防止することができる。
また、制御部11の制御により、操作入力部14や表示部15などに操作可能に表示される設定画面は、栄養成分表示の法令必須項目の印字順番が予め規定されている複数の栄養成分を表示する栄養成分表示入力部を有する。栄養成分表示入力部は、栄養成分毎に表示値と表示単位を少なくとも1組設定する。
制御部11は、食品単位に関する表記が販売単位の場合、商品情報の規格質量値の更新を検知すると、前記栄養成分表示の表示値を再入力するように報知処理を行う。
また、制御部11の制御により、操作入力部14や表示部15などに操作可能に表示される設定画面は、栄養成分表示に関する印字の有無を設定する、栄養成分表示に関する印字有無設定部を有する。制御部11は、印字有無設定部により印字の無設定から有設定に更新した場合に、栄養成分表示の入力を報知し、前記栄養成分表示の設定履歴があった場合に、栄養成分表示の直前情報を表示部に表示する処理を行う。
また、制御部11は、記憶部に記憶されている商品名称や広告文やその他自由に設定できる文字列情報等に含まれるデータに基づいて、栄養成分表示の有無を判定する。
また、本発明の実施形態に係るラベル発行装置は、例えば、図5に示されたようなラベルLを発行する。詳細には、図5(a)は100gあたりの栄養成分表示を有するラベルの一例を示す図である。図5(b)は1パック当たりの栄養成分表示を有するラベルの一例を示す図である。
図5(a)に示したラベルLには、例えば、商品としての食品の消費期限、加工日、商品コードなどを示すバーコード、商品名「例えば、天然若ぶり照焼き、等」、原材料、添加物、栄養成分表示、内容量、数量1P(1ピース)、価格(税込価格)、生産者名、生産者の住所、所定のマークなどが印字されている。
栄養成分表示としては、例えば、エネルギー(熱量)、タンパク質、脂質、炭水化物、食塩相当量(塩分相当量)、それぞれの100gあたりの質量(または割合)、及びそれぞれの単位が印字されている。
また、図5(b)に示したラベルLには、1パック当たりの栄養成分表示(推定値)が記載されている。
栄養成分表示に関する基本5項目については、その表示順が以下のように、予め規定されている。
1.熱量(kcal)
2.たんぱく質(g)
3.脂質(g)
4.炭水化物(g)
5.食塩相当量(mg)
食塩相当量は、以下の数式により算出される。
食塩相当量(g)=ナトリウム(mg)×2.54÷1000
栄養成分表示は、各栄養成分を羅列した形式や、表形式であってもよく、表示値と単位を複数表記してもよい。詳細には、栄養成分表示の各栄養成分は、含有量と含有率、カロリーとジュールなど複数表記してもよい。海外居住者の多い場所などでは、表示単位を併記することで容易に栄養成分表を理解させることができる。
上述した栄養成分によっては、ゼロと表示できるものの基準が規定されている。例えば、たんぱく質の場合は、0.5gまでは“ゼロ”と表示できるので、数値入力した場合や再計算した場合、タンパク質の量が基準値以下のとき、強制的に「0」と表示してもよい。
また、同様に最小表示の位も決まっているので、数値入力に対して自動的に丸めてもよい。
なお、図5に示したラベルLの印字内容を、例えば、2枚以上の複数のラベルに分けて印字してもよい。
図6は、ラベル発行装置の動作の一例を示すフローチャートである。図7、図8はラベル発行装置の設定画面の一例を示す図である。詳細には、図7(a)は栄養成分操作キー画面(栄養成分表示入力部141)を示す図である。図7(b)は栄養成分表の設定画面を示す図である。図7(c)は複数の単位のいずれか又は2つ以上の単位を印字する設定例を示す図である。
図8(a)は商品の原材料や添加物などの設定画面の一例を示す図である。図8(b)は報知処理により報知されるポップアップ画面147の一例を示す図である。図9はラベル発行時、栄養成分表示の確認や更新が保留の場合、ラベル発行装置(印刷装置)の発行中止画面の一例を示す図である。
次に、図6〜図9、上述した図1〜図5などを参照しながら、本発明の一実施形態に係るラベル発行装置の動作の一例を説明する。
ステップST1において、商品登録の設定を行う。詳細には、制御部11は、商品登録設定画面にて、操作入力部14からの信号に基づいて、商品データ、具体的には、商品名称、値段、内容量、トレイの種類、原材料名、各原材料の質量(規格質量)または含有量(割合)、添加物名、各添加物の質量(規格質量)または含有量(割合)、識別情報、などを設定する。制御部11は、設定された情報を記憶部に記憶する。
ステップST2において、制御部11は、図7(a)に示したように、栄養成分表設定画面(栄養成分操作キー画面)にて、操作入力部14からの信号に基づいて、栄養成分の名称とデータ単位などの登録を行う。詳細には、図7(a)に示したように、ラベル発行装置は、栄養成分表示の法令必須項目の印字順番が予め規定された複数の栄養成分を表示する栄養成分表示入力部141を有する。具体的には、詳細には、図7(a)に示した栄養成分表の設定画面では、カロリー(熱量またはエネルギー)、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量、必要に応じて、ビタミンCなどのビタミン類等、それぞれのデータ単位を設定することができる。
なお、義務表示である基本5項目(カロリー(熱量またはエネルギー)、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量)は、デフォルト設定となっている。データ単位についてもデフォルト値が設定されている。栄養成分の各項目の表記は、使用する現場などで異なる場合があるので、必要に応じて修正が可能である。
また、図7(a)に示した設定画面では、データ単位も複数設けることができる。例えば、カロリー(熱量)の場合、kcal、J(ジュール)などを設定することができる。たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量などは、mgや%などを設定することができる。なお、上記設定画面にて、識別情報、栄養成分コード、栄養成分名(栄養成分名称)、データ単位、栄養成分量、基準量などを登録するように構成されていてもよい。制御部11は、設定された情報を記憶部に記憶する。
また、図7(a)に示した設定画面では、栄養成分毎に、印字の要、不要を設定することができる(連動印字設定)。
ステップST3において、制御部11は、商品マスタにて栄養成分表示を設定する。詳細には、例えば、図7(b)に示したように、商品マスタにて、各栄養成分のデータを入力することができる。また、商品マスタにて、栄養成分表示の印字の有無などを設定する。具体的には、日替り弁当など、食材が変更される商品(食品)では、印字が不要である。図7(b)に示した設定画面には、栄養成分表示に関する印字の有無を設定する、栄養成分表示に関する印字有無設定部143を有する。設定画面にて、栄養成分の印字を「なし」に設定することもできる。
また、図7(b)に示した設定画面では、栄養成分の各データの質量(または含有率など)を設定することができる。制御部11は、設定された情報を記憶部に記憶する。
また、栄養成分表示の設定画面では、栄養成分コメントなど、所定の印字項目も併せて登録しておくことができる。例えば、栄養成分表示の設定画面では、栄養成分表示に関し、1袋(〇〇〇)g当たり、1個あたり、〇個あたり、などの設定を行うことができる。
また、本発明の実施形態に係る印刷装置は、複数の単位のいずれか又は2つ以上の単位を印字するように設定を行う場合、例えば、図7(c)に示したように、カロリーについて、単位としてkcal(キロカロリー)、kJ(キロジュール)のいずれか、または両方を印字するように設定することができる。また、本実施形態では、印刷装置は、例えば、たんぱく質について、単位としてmg、割合の単位である%のいずれか、または両方を印字するように設定することができる。印刷装置は、栄養成分表示の各項目について、同様に複数の単位を併記することができる。
また、制御部11は、栄養成分表示コメント欄への文字列入力の際には、強調表示(たっぷり、アップ、オフ等)についても、栄養成分による上限下限値など制限があるので、設定時アラートや登録拒否するように処理してもよい。
また、不定貫商品に限らず、定貫(定額)商品の場合、フラグ管理により、基準値(例えば100g)単位の成分量を設定することで、実重量により算出して印字することもできる。
また、定貫(定額)の場合は、内容量欄を参照して、算出するようにすれば、内容量のみを修正する場合も変更が容易である。
また、例えば、不定貫商品の場合、1パック(###g)当たり、栄養成分の各項目が***gと表示する場合、###gは実質量とし、栄養成分の各項目の1g当たりの成分量に、上記実質量を乗算することで、上記1パック(###g)当たりの栄養成分の各項目の質量(成分量)***gを、制御部が算出してもよい。
また、定貫商品の場合、「規格質量」を設定変更・更新毎に算出してもよい。
制御部11は、基準値、例えば、100gや100ml単位での表記以外で、食品単位(1パックあたり、1食あたり、など)に設定する場合、基準値に対する含有量、規格質量、表記方法に基づいて、食品単位などの含有量などを算出する。
制御部11は、操作入力部14からの信号に基づいて、上述した設定について、発行前の所定のタイミングで変更することができる。
ステップST4において、制御部11は、操作入力部14からの信号に基づいて、ラベルイメージ作成指示を示す信号を検出した場合、記憶部に記憶されている情報(商品名、原材料、添加物、内容量、栄養成分表示など)に基づいて、印字イメージを表示部に表示する処理を行う。
ステップST5において、制御部11は、記憶部に記憶されている栄養成分表示に関連する設定項目の変更を検出したか否かを判別する。詳細には、記憶部に記憶されている、栄養成分表示に関連する設定項目(例えば、各商品の原材料や添加物など)について、修正前の情報と修正後の情報を示す履歴情報に基づいて、制御部11が変更の有無を検出する処理を行う。その変更を検出した場合、ステップST6の処理に進み、それ以外の場合、ステップST8の処理に進む。
具体的には、例えば、図8(a)に示したように、栄養成分表示に関連する設定項目(例えば、原材料や添加物など)に関する設定画面にて、添加物の量や種類などが修正された場合、制御部11は、栄養成分表示に関連する設定項目が変更されたと判別する。
ステップST6において、制御部11は、記憶部に記憶されている栄養成分表示に関連する設定項目の更新を検知した場合、栄養成分表示の設定項目の表示値を再入力するように促す報知処理を行う。詳細には、図8(b)に示した例では、制御部11は、表示部にポップアップ画面147を表示し、栄養成分表示の設定項目の表示値を再入力するように促す報知処理を行う。
図8(b)に示した例では、「はい」ボタンが操作された場合、制御部11は、図7に示した栄養成分表示の設定画面を表示部に表示して、栄養成分表示を修正する処理を行い(ステップST7)、ステップST4の処理に進む。「いいえ」ボタンが操作された場合、制御部11は、栄養成分表示に関する修正を行わない。この場合、設定保存の保留状態として管理してもよいし、変更内容を破棄して更新を無効にしてもよい。
尚、設定保存の保留状態を管理すれば、該当する商品を検索したり、一覧表示などから選択することで、再設定を行うこともできる。さらに、ラベル発行画面で商品を指定した場合でも、栄養成分表示の設定を行うよう報知することもできる。また、栄養成分表示を印字しない発行方法に切り替えたり、印字を中止することもできる。
なお、制御部11は、記憶部に記憶されている栄養成分表示に関連する設定項目の更新を検知した場合、直接、図7に示す栄養成分表示に関する設定画面を表示して、操作者(ユーザ)に、栄養成分表示の設定項目の表示値を再入力させる処理(ステップST7)を行ってもよい。
ステップST8において、制御部11は、記憶部に記憶されたラベルデータ(商品ファイル、原材料ファイル、添加物ファイル、栄養成分ファイルなど)を、印字部17によりラベル用紙に印刷する処理を行い、ラベル用紙を所定の長さに切断部により切断して、例えば、図5に示したようなラベルLを発行する。
尚、ラベル発行時、栄養成分表示の確認や更新が保留の場合、図9に示したように、ラベル発行装置(印刷装置)の制御部11が発行中止画面(ポップアップ画面148)を表示部15に表示するように制御してもよい。すなわち、正確ではない栄養成分表示を印字することを防止することができる印刷装置を提供することができる。
以上、説明したように、本発明の実施形態に係る印刷装置としてのラベル発行装置100は、商品情報と、該商品情報に関連する第一情報と第二情報を記憶する記憶部(ROM12、RAM13など)と、第一情報と第二情報を入力する入力部(操作入力部14)と、入力部(操作入力部14)により第二情報を更新した場合に、第一情報を確認するように報知する制御部11とを有する。
例えば、第一情報は、食品の栄養成分表示であり、第二情報は、食品に含まれる原材料、添加物、及び内容量である。
すなわち、印刷装置(ラベル発行装置)単体で、例えば、商品表示基準に基づく栄養成分表示に関する設定や管理を、容易に行うことができる印刷装置(ラベル発行装置)を提供することができる。
また、本発明の実施形態に係る印刷装置としてのラベル発行装置100の制御部11は、第二情報が更新された場合、入力部(操作入力部14)から第一情報を入力可能に制御する。詳細には、制御部11は、第二情報が更新された場合、第一情報を入力する入力部を起動して、第一情報を入力可能とするように制御を行う。
例えば、図8(b)に示したように、食品に含まれる原材料、添加物、及び内容量のいずれかが修正された場合、栄養成分表示の項目を修正するようにポップアップ画面が表示部に表示され、栄養成分表示を修正する場合、栄養成分表示の各項目を修正する設定画面が操作可能に表示され、その設定画面から、栄養成分表示の各項目の確認や修正を簡単に設定することができる。
また、本発明の実施形態に係る印刷装置としてのラベル発行装置100は、第一情報の印字有無を設定する、印字有無設定部を備える。すなわち、第一情報として、例えば、食品の栄養成分表示の各項目について、印字の有無を簡単に設定することができる。
また、本発明の実施形態に係る印刷装置としてのラベル発行装置100の制御部11は、印字有無設定部により、印字設定を印字無設定から印字有設定に変更した場合、第一情報を入力するように報知し、第一情報に関する設定履歴があった場合に、該設定履歴を表示部15に表示するように制御する。
すなわち、設定履歴に基づいて簡単に第一情報に関する設定を行うことができる。 詳細には、本発明の実施形態に係るラベル発行装置100は、図7(b)に示したように、栄養成分表示に関する印字の有無を設定する、栄養成分表示に関する印字有無設定部143を有する。制御部11は、印字有無設定部143により印字の無設定から有設定に更新した場合に栄養成分表示の入力を促すように報知処理を行い、栄養成分表示の設定履歴があった場合に、その栄養成分表示の直前情報を表示部に表示する処理を行う。
詳細には、日替商品など内容物が頻繁に変わる商品については、栄養成分表示は、免除されている。ラベル発行装置は、「栄養成分表示印字」あり・なしにて、栄養成分表示の印字の有無を制御するが、例えば、幕の内弁当が<日替幕の内弁当>になった場合、栄養成分表示登録を記憶部に設定履歴として記憶しておく。制御部11は、再び、その栄養成分表示が必要になったとき、記憶部に記憶されている栄養成分表示の過去の設定履歴を呼出して、その栄養成分表示を用いて設定する。この場合、栄養成分表示に関するデータ入力の再入力が不要となる。
また、本発明の実施形態に係る印刷装置としてのラベル発行装置100の制御部11は、記憶部に記憶されている商品情報に含まれるデータに基づいて、第一情報の印字有無を決定する。
詳細には、本発明の実施形態に係るラベル発行装置100は、記憶部に記憶されている商品名称に含まれるデータに基づいて、栄養成分表示の有無を判定してもよい。詳細には、商品マスタの所定の設定項目(例えば商品名称)に所定の文字(例えば、日替わりなど)が含まれていることを検知した場合、栄養成分表示の印字をしないように設定する。すなわち、この場合、設定処理を簡略化することができ、操作者の入力負荷を低減することができる。
また、本発明の実施形態に係るラベル発行装置100は、食品表示基準に基づく食品の栄養成分表示の出力を行う。具体的には、ラベル発行装置100は、表示部15と、食品情報に食品の栄養成分表示及び栄養成分表示に関連する設定項目を関連付けて記憶する記憶部(RAM13など)と、食品に関する情報を入力する入力部(操作入力部14)と、入力部からの入力により栄養成分表示に関連する設定項目が更新された場合、少なくとも前記栄養成分表示の栄養成分名称、表示値、単位のいずれかを確認するよう報知する制御部11とを有する。詳細には、制御部11は、表示部15により画面表示により報知処理を行ってもよいし、スピーカや音声処理回路などの報知部19を介して報知処理を行ってもよい。
栄養成分表示に関する設定項目は、少なくとも原材料、添加物、内容量のいずれかである。
上述した栄養成分表示に関連する設定項目の更新には、例えば、栄養成分表示の推奨・任意表記(つまり必須以外の項目)が入力されていた場合、その追加や削除なども含まれる。
すなわち、栄養成分表示に関連する項目、例えば、原材料、添加物、スペシャルメッセージ(予備印字項目)、質量(定額商品)、内容量(単位)、例えば、本、g、kgなどが変更された場合、例えば、基準値(100g単位、100ml単位)での表示値は必ず変更されるので、栄養成分表示の表示値もおのずと確認が必要になる。その場合、ラベル発行装置100の制御部11は、上述した報知処理を行い、栄養成分表示の設定画面へ遷移することで、修正忘れを防止することができる。
また、ラベル発行装置単体で、商品表示基準に基づく栄養成分表示に関する設定や管理を、容易に行うことができるラベル発行装置を提供することができる。
また、本発明の実施形態によれば、栄養成分表示の基本5項目の設定漏れや表記順の間違いを事前に防止すると共に、栄養成分表示の設定登録において、容易に、設定や設定変更を行うラベル発行装置を提供することができる。
また、ラベル発行装置は、基本5項目以外の推奨項目についての表示・印字順を簡単に並べ変えることができる。
また、ラベル発行装置は、他の商品情報へコピーする際に、文字欠けを防止し、表示順や印字順の間違えを防止することができる。
また、本発明の実施形態に係るラベル発行装置100は、図7に示したように、栄養成分表示の法令必須項目の印字順番が予め規定された複数の栄養成分を表示する栄養成分表示入力部141を有する。この栄養成分表示入力部141は、栄養成分毎に表示値と表示単位を少なくとも1組、または複数組、設定することができる。
すなわち、ラベル発行装置は、栄養成分表示の基本5項目のデータ(数値・文字列など)単位を1組、または複数、規定された記載順に設定することができる。
また、本発明の実施形態に係るラベル発行装置100の制御部11は、食品単位に関する表記が販売単位の場合、商品情報の規格質量値の更新を検知すると、前記栄養成分表示の表示値を再入力するように報知処理を行う。
詳細には、基準値、例えば、100gや100ml単位での表記以外で、食品単位(1パックあたり、1食あたり、など)の場合、制御部11は、商品情報の規格質量値の更新を検知すると、栄養成分表示の表示値を再入力するように報知する。すなわち、栄養成分表示の修正忘れを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
また、ラベル発行装置は、台紙レスラベルを使用する場合、ラベル長さの調整ができるので特に問題はないが、台紙ありラベルなどラベルサイズやラベルカット長が決まっている場合、印字範囲に問題があるときは、当然報知を行い正しく設定登録が行われるまで商品マスタの新規設定、訂正更新など完了しないように処理を行い、設定ミスを防止する。
さらに、台紙ありラベルの印字部を複数装備する場合は、より無駄のないラベルサイズ(空白部が少ない)へ切替て、栄養成分表示の印字なしで印刷してもよい。
また、ラベル発行装置の印字部は、モノクロ印字、赤黒印字、カラー印字、いずれの形態でもよい。
また、ラベル発行装置の制御部11は、商品マスタの所定の設定項目(例えば商品名称や広告文など付加情報も含む)に所定の文字(例えば、日替わりなど)が含まれると、栄養成分表示の印字をしないなどの処理をしてもよい。
また、ラベル発行装置で発行されたラベルを、コンベアなどの搬送部により搬送される被貼付物へ貼付する、ラベル発行機能付き自動値付装置に、本発明に係るラベル発行装置を適用してもよい。
また、包装フィルムなどにより包装された物品に、ラベル発行装置で発行されたラベルを貼付する、ラベル発行機能付き包装値付装置に、本発明に係るラベル発行装置を適用してもよい。
また、管理装置と通信で接続されたラベル発行システムで、商品情報を管理してもよい。その場合、ラベル発行装置(印刷装置)と同じように商品情報を入力し、原材料・添加物・内容量などを変更した場合、同様に栄養成分表示を確認するように報知し、入力画面を表示してもよいし、設定を保留もしくは廃棄してもよい。
また、設定が保留された商品情報を、ラベル発行装置側へ一斉にダウンロードする際には、該当する商品情報をダウンロード対象から外してもよいし、保留状態のままダウンロード対象にしてもよい。但し、その場合、ラベル発行装置側では、設定が保留された商品を印字する際に、単体運用同様に印字禁止、もしくは入力をするように報知、もしくは栄養成分表示を印字しない方法でラベル発行してもよい。
また、ラベル発行装置で入力した栄養成分表示については、管理装置へ送信して商品情報を更新してもよいし、ラベル発行後、破棄してもよいし、一括ダウンロードでもよいし、商品呼出操作した、その都度印刷情報を受信してもよい。また、操作担当者情報や栄養成分表示等入力した入力者情報を含め、発行実績を管理装置にラベル発行装置が送信してもよい。
また、上述した実施形態では、印刷装置としてラベル発行装置を例に説明したが、ラベル、レシートなど用紙に印刷を行う装置であれば、どのような装置でもよい。
また、上述した実施形態では、栄養成分表示と原材料・添加物・内容量に関連した実施例であったが、例えば、栄養成分表示を第一情報とし、原材料、添加物、内容量などを第二情報として、第二情報を変更した結果、第一情報について必ず内容を確認する必要がある、もしくは、変更を余儀なくされる関係性があるものであれば、第一情報と第二情報は特に限定されるものではない。
また、以上、まとめると、本発明の実施形態に係る印刷装置としてのラベル発行装置は、以下の付記のように記載することもできる。
[付記1]
食品表示基準に基づく栄養成分表示の出力を行うラベル発行装置であって、
表示部と、
食品情報に食品の栄養成分表示及び前記栄養成分表示に関連する設定項目を関連付けて記憶する記憶部と、
食品に関する情報を入力する入力部と、
前記入力部からの入力により前記栄養成分表示に関連する設定項目が更新された場合、少なくとも前記栄養成分表示の各栄養成分の名称、値、単位のいずれかを確認するよう報知する制御部と、
を有することを特徴とするラベル発行装置。
[付記2]
前記栄養成分表示に関する設定項目は、少なくとも原材料、添加物、内容量のいずれかであることを特徴とする付記1に記載のラベル発行装置。
[付記3]
前記栄養成分表示の印字の有無を設定する、印字有無設定部を備えることを特徴とする付記1または付記2に記載のラベル発行装置。
[付記4]
前記制御部は、前記印字有無設定部により、印字設定を無設定から有設定に変更した場合、栄養成分表示の入力を報知し、栄養成分に関する設定履歴があった場合に、直前情報を表示部に表示することを特徴とする付記3に記載のラベル発行装置。
[付記5]
前記制御部は、前記記憶部に記憶されている商品情報に含めれるデータに基づいて、前記栄養成分表示の有無を判定することを特徴とする付記1から付記4のいずれか1項に記載のラベル発行装置。
1…ラベル用紙
3、17…印字部
11…制御部(CPU)
12…ROM(記憶部)
13…RAM(記憶部)
14…操作入力部(入力部)
15…表示部
100…ラベル発行装置(印刷装置)
141…栄養成分表示入力部
143…印字有無設定部
147…ポップアップ画面(報知用画面)
L…ラベル

Claims (2)

  1. 印字フォーマットにどの印字項目をどこに印字するかを設定し、ラベルを印刷するラベル発行装置であって、
    少なくとも栄養成分表示を含む印字項目を商品毎に記憶する記憶手段を備え
    前記商品毎に設定された項目に所定の文字列が含まれた場合、前記栄養成分表示の印字をしないことを特徴とするラベル発行装置。
  2. 前記記憶手段は、前記栄養成分表示の設定履歴を記憶し、前記商品にて前記所定の文字列を削除した後に、再度追加された場合、前記設定履歴から前記栄養成分表示を用いて設定することを特徴とする請求項1に記載のラベル発行装置。
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