JP6970140B2 - 電源ユニットの検査装置 - Google Patents

電源ユニットの検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6970140B2
JP6970140B2 JP2019097002A JP2019097002A JP6970140B2 JP 6970140 B2 JP6970140 B2 JP 6970140B2 JP 2019097002 A JP2019097002 A JP 2019097002A JP 2019097002 A JP2019097002 A JP 2019097002A JP 6970140 B2 JP6970140 B2 JP 6970140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
supply unit
cable
power
inspection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019097002A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020190524A (ja
Inventor
鉄文 野澤
潤 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Interactive Entertainment Inc
Original Assignee
Sony Interactive Entertainment Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Interactive Entertainment Inc filed Critical Sony Interactive Entertainment Inc
Priority to JP2019097002A priority Critical patent/JP6970140B2/ja
Priority to CN202010411487.8A priority patent/CN111983497B/zh
Publication of JP2020190524A publication Critical patent/JP2020190524A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6970140B2 publication Critical patent/JP6970140B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/40Testing power supplies
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R29/00Arrangements for measuring or indicating electric quantities not covered by groups G01R19/00 - G01R27/00
    • G01R29/26Measuring noise figure; Measuring signal-to-noise ratio

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Description

本発明は、電源ユニットの検査装置に関する。
一般に、外部の交流電源から供給される電力によって動作する電気機器は、電源ユニットを内蔵している。電源ユニットは、外部の交流電源から入力される電流を直流電流に変換して、電気機器内部の電気回路等に供給するために用いられる。この電源ユニットは、動作時に各種のノイズを発生させるおそれがある。具体的には、周囲の空中にノイズとなる不要な電磁波を放射したり、電源ユニットの入力、及び出力側それぞれの電流経路を経由して周囲の機器にノイズを伝搬させたりすることがある。そのため、電源ユニットを製造するメーカーは、電源ユニットに対してノイズ対策を施すとともに、実際に製造した電源ユニットから発生するノイズをどの程度抑えられているかを事前に検査して、目標とする性能を確保している。
電源ユニットを内蔵した電気機器を実際に使用すると、電源ユニットを単体で検査したときには発生しなかったノイズが電源ユニットから発生することがある。このような事態が生じると、電源ユニットを単体で検査しても事前に十分なノイズ対策ができているかを確認することができず、電源ユニットの製造開発に支障が生じることになる。
本発明は上述した実情を考慮してなされたものであって、その目的の一つは、電源ユニットを実際に使用した時に発生するおそれがあるノイズを、事前の検査で発見することのできる電源ユニットの検査装置、及び検査方法を提供することにある。
本発明に係る電源ユニットの検査装置は、電気機器に搭載されて使用される電源ユニットから発生するノイズを測定するための電源ユニットの検査装置であって、前記電源ユニットの検査時に、前記電源ユニットのグラウンドに電気的に接続される導電体と、前記電源ユニットから供給される電力を消費する負荷と、一端が前記導電体に電気的に接続される少なくとも1本のダミーケーブルと、を備えることを特徴とする。
本発明に係る電源ユニットの検査方法は、電気機器に搭載されて使用される電源ユニットの検査方法であって、前記電源ユニットのグラウンドに対して、少なくとも1本のダミーケーブルを電気的に接続する工程と、前記ダミーケーブルが接続された状態で、前記電源ユニットから負荷に対して電力を供給させる工程と、前記負荷に対して電力が供給されている状態で、前記電源ユニットから発生するノイズを測定する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明に係る検査システムは、電気機器に搭載されて使用される電源ユニットと、前記電源ユニットから発生するノイズを測定するための検査装置と、を含む検査システムであって、前記検査装置は、前記電源ユニットの検査時に、前記電源ユニットのグラウンドに電気的に接続される導電体と、前記電源ユニットから供給される電力を消費する負荷と、一端が前記導電体に電気的に接続される少なくとも1本のダミーケーブルと、を備えることを特徴とする。
本発明の実施の形態に係る電源ユニットの検査装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電源ユニットの検査装置の本体部を正面方向から見た断面図である。 検査装置による検査の対象となる電源ユニットが搭載される電気機器の使用例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電源ユニットの検査装置1の概略構成を示す図であって、背面上方から見た斜視図である。検査装置1は、電源ユニット2が発生させるノイズを測定するために用いられる装置であって、図1に示されるように、フレーム11と、台座12と、負荷13と、電源ケーブル14と、複数のダミーケーブル15と、を含んで構成されている。なお、図1において検査装置1は、その本体部がテーブルTの上に配置されている。また、図2は検査装置1のフレーム11内の様子を示す図であって、検査装置1の本体部を正面方向から見た断面図である。
本実施形態において電源ユニット2は、コンピュータ50に搭載されて使用されるためのものである。ここで、コンピュータ50の使用状況の具体例について、図3を用いて説明する。コンピュータ50は、例えば家庭用ゲーム機等であって、電源ユニット2を内蔵している。電源ユニット2は電源ケーブル51経由で外部の交流電源と接続され、この電源ケーブル51経由で入力される電力を直流電流に変換してコンピュータ50内部の電気回路や電子部品に供給する。
また、コンピュータ50は、複数の接続機器が接続された状態で使用されることが想定されている。具体的に、コンピュータ50に対して表示装置52、操作デバイス53、及び通信機器54の3個の接続機器が接続されることが想定されている。
表示装置52は、液晶ディスプレイ等であって、映像信号を伝送する信号ケーブル55を介してコンピュータ50と接続される。表示装置52は、コンピュータ50から信号ケーブル55経由で送信される映像信号を受信し、その映像信号に応じた映像を表示する。また、表示装置52には電源ケーブル56が接続され、表示装置52はこの電源ケーブル56を経由して外部の電源から供給される電力によって動作する。
操作デバイス53は、家庭用ゲーム機のコントローラ等であって、USB等の通信規格に基づく信号ケーブル57を介してコンピュータ50と接続される。操作デバイス53は、ユーザーから各種の操作入力を受け付けて、その内容を示す操作情報を信号ケーブル57経由でコンピュータ50に送信する。なお、操作デバイス53は内蔵された充電池等の内部電源が供給する電力、又は信号ケーブル57経由でコンピュータ50から供給される電力によって動作する。そのため、表示装置52と異なり、操作デバイス53に対して電源供給のための電源ケーブルは接続されていない。
さらに本実施形態では、操作デバイス53に対してヘッドセット58が接続可能になっている。ヘッドセット58は、信号ケーブル59を介して操作デバイス53に接続される。ヘッドセット58は、信号ケーブル57及び信号ケーブル59を経由してコンピュータ50から送信される音声信号に応じた音声を再生したり、装着したユーザーの発話内容を示す音声信号を信号ケーブル59及び信号ケーブル57経由でコンピュータ50に送信したりする。操作デバイス53と同様に、ヘッドセット58も内蔵された充電池等の内部電源が供給する電力によって動作し、電源ケーブルは接続されていない。なお、ヘッドセット58の代わりに音声再生に特化したヘッドホンが接続されてもよい。
通信機器54は、コンピュータ50とは別のパーソナルコンピュータ等のコンピュータであって、信号ケーブル60を介してコンピュータ50と接続され、コンピュータ50との間で各種のデータを授受する。ここで信号ケーブル60は、例えばLANケーブル等であってよい。通信機器54には電源ケーブル61が接続され、通信機器54はこの電源ケーブル61経由で外部の電源から供給される電力によって動作する。
検査装置1は、電源ユニット2が上述したコンピュータ50に搭載された際の動作環境と近い動作環境で動作できるように構成されている。以下、検査装置1を構成する要素について、図1及び図2を用いて説明する。
フレーム11は、略直方体形状のケースであって、金属板などの導電体によって形成されている。フレーム11内には、負荷13が設置されている。このフレーム11は、コンピュータ50のフレームシャーシに対応している。
台座12は、フレーム11の上面に配置されている。検査対象となる電源ユニット2は、この台座12上に設置される。台座12は、金属板などの導電体によって形成されており、フレーム11と電気的に接続されている。ここでは台座12は、導電性のガスケット12aによってフレーム11と接続されているものとする。この台座12に対して電源ユニット2の筐体をねじ止めなどで固定することで、電源ユニット2のグラウンドは台座12及びフレーム11と電気的に接続されている。
負荷13は、フレーム11内に配置されており、その入力側は検査装置1が備える電源入力端子(不図示)と接続されている。電源ユニット2の検査時には、電源ユニット2の出力端子と検査装置1の電源入力端子が接続される。これにより、電源ユニット2から供給される電力が負荷13に入力される。
図2では、負荷13はフレーム11内でフレーム11と連結された金属板上に設置されている。この負荷13は、コンピュータ50内で電源ユニット2から供給される電力によって動作する電気回路等に対応する。負荷13は、コンピュータ50内の電気回路等と同程度の電力を消費するものであることが望ましい。また、負荷13は、スイッチ等の操作によって消費電力が変化するものであってもよい。こうすれば、負荷13の消費電力を変化させることによって様々な動作条件で電源ユニット2のノイズ測定を行うことができる。
負荷13のグラウンドは、フレーム11と電気的に接続されている。これにより、負荷13のグラウンドは、フレーム11、及び台座12を介して電源ユニット2のグラウンドと接続され、電源ユニット2と負荷13のグラウンドが共通化している。
電源ケーブル14は、電源ユニット2に接続されて、交流電源から供給される電力を電源ユニット2に入力する。電源ケーブル14は、例えば100Vや230Vの交流電源から供給される電力を電源ユニット2に入力するものであってよい。電源ケーブル14は、コンピュータ50に電力を供給するために用いられる電源ケーブル51と同じものであってもよい。少なくとも電源ケーブル14は、コンピュータ50の使用時に使用される電源ケーブル51と同程度の長さを備えることが望ましい。
複数のダミーケーブル15は、いずれも導線を内蔵し、その導線の一端がフレーム11の外面に電気的に接続されている。なお、ダミーケーブル15の導線は、例えばネジ止めやはんだ付けなど、各種の方法でフレーム11の外面に接続されてよい。これにより、各ダミーケーブル15は、フレーム11、及び台座12を介して電源ユニット2のグラウンドに接続されることになる。本実施形態では、各ダミーケーブル15はフレーム11の上面に接続されている。なお、複数のダミーケーブル15は、互いに遠ざかるようにフレーム11から放射状に配置されている。
これらのダミーケーブル15は、それぞれ、コンピュータ50の使用時にコンピュータ50に対して接続される接続ケーブルに対応している。具体的に本実施形態では、前述したように表示装置52、操作デバイス53、及び通信機器54の3個の接続機器がコンピュータ50に対して直接接続されることが想定されており、そのためコンピュータ50には、電源ユニット2に電源を供給する電源ケーブル以外に3本の接続ケーブルが接続することになる。この3本の接続ケーブルに対応して、ダミーケーブル15a、15b、及び15cの3本のダミーケーブル15がフレーム11に接続されている。すなわち、ダミーケーブル15aは、コンピュータ50と表示装置52を接続する信号ケーブル55、及び表示装置52にさらに接続される電源ケーブル56に対応している。ダミーケーブル15bは、コンピュータ50と操作デバイス53を接続する信号ケーブル57、及び操作デバイス50とさらにその先のヘッドセット58とを接続する信号ケーブル59に対応している。ダミーケーブル15cは、コンピュータ50と通信機器54を接続する信号ケーブル60、及び通信機器54にさらに接続される電源ケーブル61に対応している。
コンピュータ50に各種のケーブルを介して接続機器が接続された状態では、これらのケーブルが一種のアンテナとして作用し、電源ユニット2からのノイズを放射、又は伝搬することがある。そこで本実施形態に係る電源ユニットの検査装置1は、実際の電源ユニット2使用時にコンピュータ50に接続されることが想定されるケーブルに対応するダミーケーブル15を備えることで、コンピュータ50を実際に使用した際に発生し得るノイズと近い内容のノイズを電源ユニット2から発生させることが期待できる。このダミーケーブル15は、電源ユニット2に対してアンテナとして作用することを目的としたものなので、フレーム11に接続される側と逆側の端部は何らかの機器に接続されるわけではなく、信号や電力を伝送する用途で使用されるものでもない。
なお、各ダミーケーブル15はアンテナとして作用すればよいので、コンピュータ50に接続される対応するケーブルと同じ材質や太さの導線を備える必要は必ずしもない。また、各ダミーケーブル15は、それぞれ1本で複数のケーブルに対応することとしているが、対応するケーブルと同じように複数本のケーブルに分かれておらずともよく、1本のケーブルであってよい。一方、コンピュータ50に接続されるケーブルと近い作用を奏するために、各ダミーケーブル15の長さは、対応するケーブルの長さに近いことが望ましい。すなわち、ダミーケーブル15aは対応する信号ケーブル55と電源ケーブル56の長さの合計に相当する長さを有することが望ましい。同様に、ダミーケーブル15bは信号ケーブル57と信号ケーブル59の長さの合計に相当する長さを有することが望ましく、ダミーケーブル15cは信号ケーブル60と電源ケーブル61の長さの合計に相当する長さを有することが望ましい。ただし、コンピュータ50に接続される各種ケーブルの長さは、常に一定であるとは限らず、様々な長さのケーブルが接続される可能性がある。そのため、各ダミーケーブル15の長さも、対応するケーブルの長さと完全に一致している必要はない。
複数のダミーケーブル15の中には、フレーム11に接続される側と逆側の一端が開放端となっているものが含まれている。また、フレーム11に接続される側と逆側の一端が接地されているものが含まれている。両者の違いは、各ダミーケーブル15が外部電源に接続される電源ケーブルに対応しているか否かに応じて決定されている。すなわち、電源ケーブル56に対応するダミーケーブル15a、及び電源ケーブル61に対応するダミーケーブル15cのそれぞれは、その一端が床面において接地されている。これは、これらの電源ケーブル56及び61がコンピュータ50の使用時に外部電源に接続されることに対応している。一方、内部の充電池等の内部電源で動作したり、コンピュータ50から供給される電力によって動作したりすることで、直接的に電源ケーブルが接続されない操作デバイス53及びヘッドセット58に対応するダミーケーブル15bは、その一端が開放されており、接地されていない。これにより、ダミーケーブル15a及び15cは一種のループアンテナとして作用し、ダミーケーブル15bは一種のモノポールアンテナとして作用する。これらは、コンピュータ50に接続される各ケーブルの作用と類似するものとなる。
以下、以上説明した検査装置1を用いた電源ユニット2のノイズ測定の流れの一例について説明する。まず、検査対象となる電源ユニット2を台座12に固定する。これにより、負荷13のグラウンドと電源ユニット2のグラウンドがフレーム11、及び台座12を介して電気的に接続されるとともに、各ダミーケーブル15がフレーム11、及び台座12を介して電源ユニット2のグラウンドに電気的に接続された状態になる。その後、電源ユニット2と負荷13を接続し、電源ケーブル14を電源ユニット2に接続する。そして、電源ケーブル14経由で電源ユニット2に交流電力を供給し、電源ユニット2を動作させる。電源ユニット2は供給される電力を直流電流に変換し、負荷13に入力して電力を消費させる。
このように電源ユニット2を動作させた状態において、電源ユニット2から発生するノイズの測定を行う。具体的には、電源ユニット2の周囲に設置した測定器を用いて、電源ユニット2から放射される電磁波の強度を測定する。このとき、測定器の位置を変化させたり、電源ユニット2が搭載された検査装置1全体を回転させたりすることで、電源ユニット2から複数の方向に放射される電磁波を測定することが望ましい。また、このような電磁波の測定を正確に行うために、検査装置1を電波暗室内に設置した状態で測定を行うことが望ましい。また、電源ケーブル14の上流側(電源ユニット2と逆側)や、各ダミーケーブル15の先端側(電源ユニット2と逆側)の位置に測定器を取り付けて、ケーブル経由で伝搬するノイズ電流を測定する。これにより、各種の経路で電源ユニット2から発生するノイズの強さを測定し、発生するノイズが目標とする基準以下になっているか否かを検証することができる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る電源ユニットの検査装置1によれば、コンピュータ50の使用時に近い動作環境で電源ユニット2を動作させ、コンピュータ50に搭載された状態に比較的近いノイズを電源ユニット2から発生させることができる。これにより、コンピュータ50に実際に電源ユニット2を搭載した状態で試験を行うことなく、コンピュータ50に電源ユニット2を搭載した際に発生するノイズの強さを検証することができる。
なお、本発明の実施の形態は、以上説明したものに限られない。例えば以上の説明では、電源ユニット2はコンピュータ50に内蔵されることとしたが、電源ユニット2はコンピュータ50に限らず、各種の電気機器に内蔵されるものであってよい。この場合にも、電源ユニット2が内蔵される電気機器の使用時に、電気機器に接続される接続機器までのケーブルに対応したダミーケーブル15を接続した状態で電源ユニット2の検査を行うことによって、実際の使用時に発生しうるノイズの大きさを事前に検査することができる。また、以上の説明におけるダミーケーブル15の総数や接地されるダミーケーブル15の数、一端が開放されるダミーケーブル15の数も例示に過ぎず、電源ユニット2が搭載される電気機器に接続することが想定されるケーブルの数や接続機器の接続形態に応じて変化してよい。
また、以上の説明におけるフレーム11の構造は例示に過ぎず、これと異なる構造を有してもよい。また、以上の説明ではフレーム11と電気的に接続された台座12に電源ユニット2を設置することとしたが、フレーム11に電源ユニット2を直接接続してもよい。この場合、台座12はなくともよい。また、ダミーケーブル15はフレーム11ではなく台座12に接続されることとしてもよい。いずれにせよ、電源ユニット2のグラウンドと電気的に接続される導電体に対してダミーケーブル15の一端を電気的に接続させることによって、ダミーケーブル15をアンテナとして作用させ、コンピュータ50搭載時に比較的近いノイズを電源ユニット2から発生させることができる。
1 検査装置、2 電源ユニット、11 フレーム、12 台座、12a ガスケット、13 負荷、14 電源ケーブル、15a,15b,15c ダミーケーブル、50 コンピュータ、51,56,61 電源ケーブル、52 表示装置、53 操作デバイス、54 通信機器、55,57,59,60 信号ケーブル、58 ヘッドセット。

Claims (10)

  1. 電気機器に搭載されて使用される電源ユニットから発生するノイズを測定するための電源ユニットの検査装置であって、
    前記電源ユニットの検査時に、前記電源ユニットのグラウンドに電気的に接続される導電体と、
    前記電源ユニットから供給される電力を消費する負荷と、
    一端が前記導電体に電気的に接続される少なくとも1本のダミーケーブルと、
    を備え
    前記ダミーケーブルは、前記導電体に接続される側と逆側の一端が接地される
    ことを特徴とする電源ユニットの検査装置。
  2. 電気機器に搭載されて使用される電源ユニットであって、電源ケーブルに接続され、当該電源ケーブル経由で外部電源から入力される電力を供給する電源ユニットから発生するノイズを測定するための電源ユニットの検査装置であって、
    前記電源ユニットの検査時に、前記電源ユニットのグラウンドに電気的に接続される導電体と、
    前記電源ケーブルが前記電源ユニットに接続された状態で、前記電源ケーブル経由で外部電源から前記電源ユニットに入力され、前記電源ユニットから供給される電力を消費する負荷と、
    一端が前記導電体に電気的に接続される、前記電源ケーブルとは別の少なくとも1本のダミーケーブルと、
    を備えることを特徴とする電源ユニットの検査装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電源ユニットの検査装置において、
    前記電気機器は、複数の接続機器を接続するために複数の接続ケーブルが接続された状態で使用され、
    前記導電体には、前記複数の接続ケーブルに対応する複数のダミーケーブルが接続される
    ことを特徴とする電源ユニットの検査装置。
  4. 請求項に記載の電源ユニットの検査装置において、
    前記複数のダミーケーブルのうちの少なくとも1本は、前記導電体に接続される側と逆側の一端が開放端となっている
    ことを特徴とする電源ユニットの検査装置。
  5. 請求項3又は4に記載の電源ユニットの検査装置において、
    前記複数の接続機器のうち、外部から供給される電力によって動作する接続機器に対応するダミーケーブルは、前記導電体に接続される側と逆側の一端が接地され、それ以外のダミーケーブルは、前記導電体に接続される側と逆側の一端が開放端となっている
    ことを特徴とする電源ユニットの検査装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の電源ユニットの検査装置であって、
    前記負荷のグラウンドが、前記導電体に電気的に接続されている
    ことを特徴とする電源ユニットの検査装置。
  7. 電気機器に搭載されて使用される電源ユニットの検査方法であって、
    前記電源ユニットのグラウンドに対して、少なくとも1本のダミーケーブルを電気的に接続し、当該ダミーケーブルの前記グラウンドに接続される側と逆側の一端を接地する工程と、
    前記ダミーケーブルが接続された状態で、前記電源ユニットから負荷に対して電力を供給させる工程と、
    前記負荷に対して電力が供給されている状態で、前記電源ユニットから発生するノイズを測定する工程と、
    を含むことを特徴とする電源ユニットの検査方法。
  8. 電気機器に搭載されて使用される電源ユニットの検査方法であって、
    前記電源ユニットのグラウンドに対して、少なくとも1本のダミーケーブルを電気的に接続する工程と、
    前記ダミーケーブルとは別の電源ケーブルを前記電源ユニットに接続する工程と、
    前記ダミーケーブル及び前記電源ケーブルが接続された状態で、外部電源から前記電源ケーブル経由で前記電源ユニットに入力される電力を、前記電源ユニットから負荷に対して供給させる工程と、
    前記負荷に対して電力が供給されている状態で、前記電源ユニットから発生するノイズを測定する工程と、
    を含むことを特徴とする電源ユニットの検査方法。
  9. 電気機器に搭載されて使用される電源ユニットと、
    前記電源ユニットから発生するノイズを測定するための検査装置と、
    を含む検査システムであって、
    前記検査装置は、
    前記電源ユニットの検査時に、前記電源ユニットのグラウンドに電気的に接続される導電体と、
    前記電源ユニットから供給される電力を消費する負荷と、
    一端が前記導電体に電気的に接続される少なくとも1本のダミーケーブルと、
    を備え
    前記ダミーケーブルは、前記導電体に接続される側と逆側の一端が接地される
    ことを特徴とする検査システム。
  10. 電気機器に搭載されて使用される電源ユニットであって、電源ケーブルに接続され、当該電源ケーブル経由で外部電源から入力される電力を供給する電源ユニットと、
    前記電源ユニットから発生するノイズを測定するための検査装置と、
    を含む検査システムであって、
    前記検査装置は、
    前記電源ユニットの検査時に、前記電源ユニットのグラウンドに電気的に接続される導電体と、
    前記電源ケーブルが前記電源ユニットに接続された状態で、前記電源ケーブル経由で外部電源から前記電源ユニットに入力され、前記電源ユニットから供給される電力を消費する負荷と、
    一端が前記導電体に電気的に接続される、前記電源ケーブルとは別の少なくとも1本のダミーケーブルと、
    を備えることを特徴とする検査システム。
JP2019097002A 2019-05-23 2019-05-23 電源ユニットの検査装置 Active JP6970140B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019097002A JP6970140B2 (ja) 2019-05-23 2019-05-23 電源ユニットの検査装置
CN202010411487.8A CN111983497B (zh) 2019-05-23 2020-05-15 电源单元的检查装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019097002A JP6970140B2 (ja) 2019-05-23 2019-05-23 電源ユニットの検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020190524A JP2020190524A (ja) 2020-11-26
JP6970140B2 true JP6970140B2 (ja) 2021-11-24

Family

ID=73442016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019097002A Active JP6970140B2 (ja) 2019-05-23 2019-05-23 電源ユニットの検査装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6970140B2 (ja)
CN (1) CN111983497B (ja)

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3292291B2 (ja) * 1997-08-12 2002-06-17 矢崎総業株式会社 車両用電源線及び車両用電源線の異常検出装置
US6037782A (en) * 1998-02-20 2000-03-14 Hewlett-Packard Company Automatic adjustment of cables which aids in set-up of equipment under test for electromagnetic compatibility measurements
JP2004325212A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Nippon Telegraph & Telephone East Corp 雑音検出装置
JP2007040894A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Funai Electric Co Ltd 電磁妨害波測定装置
CN100392411C (zh) * 2005-10-11 2008-06-04 上海华虹集成电路有限责任公司 非接触智能卡噪声检测方法及其检测电路
JP2007248107A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Harada Sangyo Kk 電源ノイズ検出装置
JP5143052B2 (ja) * 2009-02-24 2013-02-13 株式会社日立製作所 ノイズ解析設計方法およびノイズ解析設計装置
JP5369969B2 (ja) * 2009-07-31 2013-12-18 日本電気株式会社 電源ノイズ測定回路および測定方法
CN101887095B (zh) * 2010-07-01 2013-11-27 苏州泰思特电子科技有限公司 一种用于数字式重力计量设备的辐射噪声测试方法
CN103592584B (zh) * 2013-11-19 2016-02-10 国家电网公司 一种基于电磁波检测的变电站放电源定位方法
KR101984548B1 (ko) * 2015-01-19 2019-05-31 엘에스산전 주식회사 Plc 아날로그 입출력 모듈의 전원부 노이즈 감지장치
JP6359988B2 (ja) * 2015-02-24 2018-07-18 ファナック株式会社 ノイズ検出装置
JP6501587B2 (ja) * 2015-03-30 2019-04-17 株式会社パナソニックシステムネットワークス開発研究所 電磁界模擬装置
CN105116316B (zh) * 2015-07-14 2017-12-05 工业和信息化部电子第五研究所 集成电路电源噪声测量系统
JP6052355B1 (ja) * 2015-08-24 2016-12-27 株式会社デンソーEmcエンジニアリングサービス 試験装置
CN106019169A (zh) * 2016-05-11 2016-10-12 深圳市优必选科技有限公司 电源纹波噪声测试探头及测试方法
CN107561376A (zh) * 2016-06-30 2018-01-09 中兴通讯股份有限公司 一种电源噪声测量的方法及装置
CN106886636B (zh) * 2017-01-23 2019-10-25 西安电子科技大学 一种高速电路系统最坏电源噪声的精确预测方法
JP6298202B1 (ja) * 2017-07-13 2018-03-20 株式会社岩崎電機製作所 電線検査装置
JP6530455B2 (ja) * 2017-08-28 2019-06-12 プロライト株式会社 電源装置
JP6907827B2 (ja) * 2017-09-01 2021-07-21 株式会社Ihi ラインノイズ試験装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN111983497B (zh) 2024-03-29
CN111983497A (zh) 2020-11-24
JP2020190524A (ja) 2020-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9154972B2 (en) Methods and apparatus for testing electronic devices with antenna arrays
CN106018891B (zh) 使用同轴针的悬臂式探针卡
JPWO2009025070A1 (ja) 試験システムおよびドーターユニット
JP2010511873A5 (ja)
JP2002261645A (ja) 無線モジュール及び電子機器
KR20200109903A (ko) 정전기 유도 구조를 포함하는 전자 장치
US20080096426A1 (en) Coupling device for testing antenna
JP6970140B2 (ja) 電源ユニットの検査装置
KR101199593B1 (ko) 전자 제어 유닛에 대한 전자파 양립성 테스트를 위한 부하 장치
JP2011501819A (ja) ディスプレイ装置およびその電磁波の低減方法
KR101913274B1 (ko) 프로브 카드의 전기적 특성 측정장치
JP5500166B2 (ja) アンテナユニットおよび電子装置
JP6501587B2 (ja) 電磁界模擬装置
US20060080053A1 (en) Method of measuring unnecessary electromagnetic radiation, apparatus and system for measuring unnecessary electromagnetic radiation
KR102252063B1 (ko) 전원 공급유닛의 전자파 시험장치
JP6716107B2 (ja) 測定用プローブ
US20080265926A1 (en) Test head
JP2002228698A (ja) 電界プローブ
Huang et al. Investigation and mitigation of radio frequency interference caused by weak grounding of USB type-C receptacle connector
JP2000267759A (ja) ヒンジ部に電源コネクタを有する電子機器
CN218445781U (zh) 一种手提式屏蔽线缆故障定位装置
TWI576601B (zh) Anti - interference detection system of electronic device and its test antenna
TW201141102A (en) Noise budget and wireless product test method applying the same
KR20210146505A (ko) 정션 블록의 emc 성능 시뮬레이션 장치 및 방법
JP2004347462A (ja) 電子機器及び動作状態測定システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211028

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6970140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150