JP6968446B2 - コネクタ部を備えた電熱ヒータ - Google Patents

コネクタ部を備えた電熱ヒータ Download PDF

Info

Publication number
JP6968446B2
JP6968446B2 JP2019133341A JP2019133341A JP6968446B2 JP 6968446 B2 JP6968446 B2 JP 6968446B2 JP 2019133341 A JP2019133341 A JP 2019133341A JP 2019133341 A JP2019133341 A JP 2019133341A JP 6968446 B2 JP6968446 B2 JP 6968446B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric heater
main body
terminal
lead wire
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019133341A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021018903A (ja
Inventor
繁 園原
有浩 園原
Original Assignee
株式会社テックヘイワ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社テックヘイワ filed Critical 株式会社テックヘイワ
Priority to JP2019133341A priority Critical patent/JP6968446B2/ja
Publication of JP2021018903A publication Critical patent/JP2021018903A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6968446B2 publication Critical patent/JP6968446B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Resistance Heating (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、電熱ヒータに関し、特に、金型に装着する電熱ヒータの取り回しや取付作業性を向上するためのコネクタ部を備えた電熱ヒータに関するものである。
従来より、樹脂成形用等の金型に、加熱手段として複数の電熱ヒータを装着し、隣接する電熱ヒータの接続端子同士を結線部材で接続し、これら電熱ヒータを制御手段により作動させて、各部での温度調整を行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、電熱ヒータの結線部材を可撓性を有するリード線で形成し、各電熱ヒータの配置の自由度を高めた技術が提案されている。
特開2005−322505号公報
ところが、特許文献1の技術によれば、図9に示すように、可撓性を有する結線部材62が電熱ヒータ61に埋設されているため、断線した場合に電熱ヒータ61ごと交換が必要となるという問題もあった。また、電熱ヒータ間を接続する結線部材62が上向きに撓み、金型5に取り付けた状態の外観が繁雑になるという問題もあった。
そこで、本発明の目的は、断線が生じ難く、かつ、金型取り付け後の外観がシンプルな電熱ヒータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の電熱ヒータは、金型に装着される電熱ヒータであって、金型を加熱する本体部と、電熱ヒータを他の電熱ヒータと接続するコネクタ部とを備え、本体部に芯材が埋設され、コネクタ部は、芯材に挿着されたことを特徴とする。
このとき、コネクタ部が、本体部と接続された導電性の筒状部材と、一対の筒状部材を略水平に保持するハウジングとを含み、筒状部材の両端部には、リード線を接続するリード線接続部を設けることができる。
また、筒状部材が、一のリード線接続部と他のリード線接続部の中間部に、本体部と接続された本体接続部を含むように構成することも可能である。
その他、ハウジングは、絶縁性および耐熱性を有する材質を使用することとしても良い。
本発明の電熱ヒータによれば、本体部に埋設した芯材にコネクタ部を挿着したため、コネクタ部と本体部が安定的に結線され、断線が生じ難くなるという効果を有する。さらに、水平に保持された筒状部材の両端部にリード線接続部を設けたため、電熱ヒータ同士を接続した場合に、リード線が上方向に撓むことがない。このため、外観がシンプルになり、省スペース化も実現できる。
本発明の一実施形態を示す電熱ヒータの斜視図である。 電熱ヒータの分解斜視図である。 電熱ヒータの(a)平面図、(b)A−A線断面図である。 コネクタ部の(a)平面図、(b)底面図、(c)正面図(背面図)、(d)右側面図(左側面図)である。 コネクタ部の(a)B−B線断面図、(b)C−C線断面図、(c)D−D線断面図、(d)E−E線断面図である。 電熱ヒータの結線方法を示すC−C線断面図である。 リード線を接続したコネクタ部の内部構造を示す斜視図である。 電熱ヒータの使用状態を示す説明図である。 従来の(a)電熱ヒータ、(b)電熱ヒータの使用状態を示す説明図である。
以下、本発明を金型用の電熱ヒータに具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、電熱ヒータ1は、金型5(図8参照)を加熱する本体部2と、電熱ヒータ1を電熱ヒータ1と同一構成を有する他の電熱ヒータ1に接続するコネクタ部3から構成される。
図2,3に示すように、本体部2は、主碍子11および酸化マグネシウム(マグネシウムパウダー12)を内装した金属ケース4を含む。主碍子11には、複数の接続端子15および芯材14が埋設され、主碍子11の表面にはニクロム線13が巻き回されている。また、ニクロム線13の両端部は、各々異なる接続端子15に接続されている。
金属ケース4はパイプ状に形成され、上端部に位置決め用フランジ6が形成され、位置決め用フランジ6の上部において、コネクタ部3が芯材14に挿着される。また、金属ケース4は、外径22mmのパイプに主碍子11およびマグネシウムパウダー12を装填した後、外径20mmまで圧縮される。圧縮により、ニクロム線13の熱伝導率が向上するとともに、圧縮前の約5倍の断線耐久性が確保できる。
コネクタ部3は、筒状の導電性を有するターミナル31と、ターミナル31を略平行に保持するハウジング21と、リード線53(図6参照)をターミナル31に保持するボルト51から構成される。ハウジング21の材質は、絶縁性および耐熱性を有するアルミナ碍子などが好ましく、ターミナル31の材質は、真鍮などを好適に採用できる。
以下、図4,5に基づいてコネクタ部3の構成を詳説する。なお、ターミナル31を取り付けた状態におけるハウジング21の内部構造を説明するため、図4,5では、芯材14、接続端子15、ボルト51、ナット52を省略している。また、背面図および左側面図は、それぞれ正面図および右側面図と同様に表れるため省略する。ハウジング21は、ターミナル31を上下方向から挟持する上ハウジング22および下ハウジング23から構成される。上ハウジング22には、芯材14を挿通するための挿通穴24と、ボルト51を締緩自在に収容するボルト収容部28と、ドライバーなどの工具54の作用部を受け入れる工具穴26が形成されている。また、上ハウジング22の底面22bには、ターミナル31の外形と相補的な形状を有するターミナル嵌合溝27と、接続端子15の端部15aが嵌め込まれる凹部30が形成されている。そして、上ハウジング22の天面22aには、芯材14の抜け止め用のナット52を受け入れるナット収容部29が形成されている。
下ハウジング23は、芯材14および接続端子15を挿通するための挿通穴24,25が開設されている。また、下ハウジング23の天面23aには、ターミナル31の外形と相補的な形状を有するターミナル嵌合溝27が形成されている。
ターミナル31は、外形が略六角柱形状に形成され、両端部にリード線53に接続されるリード線接続部32と、接続端子15に接続される本体接続部33を備える。また、ターミナル31の開口部31aはテーパ状に形成され、リード線53の裸線部53aをターミナル31の内部に導入し易く設けられている。なお、ターミナル31は、円柱形状や多角柱形状のいずれも選択可能である。特に、多角柱形状を選択した場合には、ターミナル31の回転を防止し、位置決めできるという効果も期待できる。
リード線接続部32は、ボルト51を挿通するボルト挿通穴32aを含む。ボルト挿通穴32aにはネジが切られており、裸線部53aをターミナル31の内部に挿入してボルト51を締めると、裸線部53aがターミナル31に当接して保持され、リード線53とターミナル31が接続される。
本体接続部33は、ターミナル31の長手方向中央部に開設された挿通穴33aを含む。挿通穴33aに接続端子15を挿通させると、接続端子15が挿通穴33aの内側面に当接して保持され、本体部2とターミナル31が接続される。
次に、上記のように構成された電熱ヒータ1において、隣接する電熱ヒータ1をリード線53を用いて相互に接続する方法を図6〜8に基づいて説明する。
図6(a)に示すように、ターミナル31にリード線53の裸線部53aを挿通し、図6(b)に示すように、工具54を用いてボルト51を締めると、図6(c)および図7に示すように、リード線53がターミナル31に当接して保持され、リード線53とターミナル31とが接続される。リード線53の裸線部53aを隣接する電熱ヒータ1のターミナル31に接続してゆくと、図8に示すように、複数の電熱ヒータ1を連ねて接続することが可能となる。
以上のように構成した電熱ヒータ1によれば、本体部2に埋設した芯材14にコネクタ部3を挿着し、コネクタ部3のターミナル31に、本体部2から延びる接続端子15を接続することとしたため、コネクタ部3と本体部2とが安定的に結線され、断線し難くなるという効果を有する。特に、上ハウジング22に形成された凹部30によって、接続端子15の端部15aが確実にハウジング21の内部に保持され、ターミナル31との接続状態が確実に維持される。また、ターミナル31を平行に保持し、ターミナル31の両端部にリード線接続部32を設けたため、電熱ヒータ1を接続した際に、リード線53が上方に向けて撓むことがなく、シンプルな外観を保ちつつ、省スペース化も可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状や構成を適宜に変更して実施することも可能である。例えば、ボルト51の代わりに板バネを配置し、板バネの復元力を利用してリード線53を保持することも可能である。
1 電熱ヒータ
2 本体部
3 コネクタ部
4 金属ケース
5 金型
11 主碍子
12 マグネシウムパウダー
13 ニクロム線
14 芯材
15 接続端子(a:端部)
21 ハウジング
22 上ハウジング(a:天面、b:底面)
23 下ハウジング(a:天面、b:底面)
24 挿通穴(芯材)
25 挿通穴(接続端子)
26 工具穴
27 ターミナル嵌合溝
28 ボルト収容部
29 ナット収容部
30 凹部
31 ターミナル(a:開口部)
32 リード線接続部(a:ボルト挿通穴)
33 本体接続部(a:挿通穴)
51 ボルト
52 ナット
53 リード線(a:裸線部)
54 工具

Claims (4)

  1. 金型に装着される電熱ヒータであって、
    前記金型を加熱する本体部と、前記電熱ヒータを他の電熱ヒータと接続するコネクタ部と、を備え、
    前記コネクタ部は、他の電熱ヒータのコネクタ部と相互に接続可能に設けられ、
    前記本体部に芯材が埋設され、
    前記コネクタ部は、前記芯材に挿着されたことを特徴とする電熱ヒータ。
  2. 前記コネクタ部が、前記本体部と接続された導電性の筒状部材と、一対の前記筒状部材を略水平に保持するハウジングと、を含み、
    前記筒状部材の両端部に、リード線を接続するリード線接続部を設けた請求項1に記載の電熱ヒータ。
  3. 前記筒状部材が、一の前記リード線接続部と他の前記リード線接続部の中間部に、前記本体部と接続された本体接続部を含む、請求項2に記載の電熱ヒータ。
  4. 前記ハウジングは、絶縁性および耐熱性を有する材質からなる請求項2または3に記載の電熱ヒータ。
JP2019133341A 2019-07-19 2019-07-19 コネクタ部を備えた電熱ヒータ Active JP6968446B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019133341A JP6968446B2 (ja) 2019-07-19 2019-07-19 コネクタ部を備えた電熱ヒータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019133341A JP6968446B2 (ja) 2019-07-19 2019-07-19 コネクタ部を備えた電熱ヒータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021018903A JP2021018903A (ja) 2021-02-15
JP6968446B2 true JP6968446B2 (ja) 2021-11-17

Family

ID=74563721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019133341A Active JP6968446B2 (ja) 2019-07-19 2019-07-19 コネクタ部を備えた電熱ヒータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6968446B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022121916A (ja) 2021-02-09 2022-08-22 株式会社東海理化電機製作所 通信装置、制御装置、プログラムおよびシステム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5268039U (ja) * 1975-11-17 1977-05-20
US6794723B2 (en) * 2001-09-12 2004-09-21 Ngk Insulators, Ltd. Matrix type piezoelectric/electrostrictive device and manufacturing method thereof
JP4516783B2 (ja) * 2004-05-10 2010-08-04 繁 園原 電熱ヒータの結線構造
JP2015032371A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 株式会社Khd ソーラーケーブル用分岐コネクタ
JP6674660B2 (ja) * 2016-04-12 2020-04-01 ウシオ電機株式会社 ベース付きランプユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021018903A (ja) 2021-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5427303B2 (ja) 埋設された傾斜コイルバネを備えた電気コネクタ
JPS58220372A (ja) 少なくとも2個のプラグパ−トを組合せてなる電気接続プラグ
JP3207095U (ja) 高接触密度を有するコネクタ
EP3093926B1 (en) Power plug including temperature sensors
JP6968446B2 (ja) コネクタ部を備えた電熱ヒータ
TWI691130B (zh) 模組化插入式連接器及可更換模組印刷電路板
US7540774B1 (en) Coaxial connector
JP6507446B2 (ja) プラグ
US8753132B2 (en) Euro power plug
JP5976944B2 (ja) 電気コネクタ
JP2002237360A (ja) 機器接続部にケーブルを接続するための装置
JP6309303B2 (ja) 電気接続箱
US2850712A (en) Means for connecting electrodes to conductors
US9660357B1 (en) Electrical connector with internal crimping mechanism
JP5483273B2 (ja) オス端子への電線接続構造
JP2008084672A (ja) 合体解除治具
JP6577416B2 (ja) 感電防止構造及び該構造を用いたコネクタ
JP2007012392A (ja) 三芯の電源プラグ
KR200414136Y1 (ko) 삽입형 압착단자
JP2010211988A (ja) 接続端子
KR100957093B1 (ko) 차량용 시거라이터 소켓
US8070513B2 (en) Cable assembly with improved wire holding device
JP3396940B2 (ja) 電線接続器
KR20230119955A (ko) 전원 플러그
US848941A (en) Electrical connecting-plug.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200729

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6968446

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150