JP6966526B2 - 配線回路基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、配線回路基板の製造方法に関する。
配線回路基板は、配線などの導体部および各種の絶縁層が基材上において積層形成されて、製造される。導体部および絶縁層は、例えばフォトリソグラフィ法によって、パターン形成される。このような配線回路基板の製造過程に含まれる各工程は、高い製造効率を実現するために、いわゆるロールトゥロール方式で実施されることがある。ロールトゥロール方式での配線回路基板の製造方法に関する技術については、例えば下記の特許文献1に記載されている。
特開2005−85944号公報
ロールトゥロール方式での配線回路基板の製造ラインに供される基材がシート状の金属製基材である場合、当該基材の表面には異物が付着していることがある。金属製基材を構成する金属の種類、および、基材の製造プロセスによっては、当該異物は多数にわたる。そのような金属製基材を用いて配線回路基板をロールトゥロール方式で製造する場合、金属製基材において所定の工程(工程P)で加工が施された側の面(加工面)と、その反対側において金属製基材表面が露出して異物を伴う裏面とは、工程Pの後に金属製基材が巻き取られてロールの形態をとる状態において重なり合う。そのため、加工面には、裏面から異物が転写されやすい。
工程Pが、フォトリソグラフィ法によってパターニングされることとなる絶縁膜を形成する工程(即ち、金属製基材上への感光性樹脂含有組成物の塗工による絶縁膜形成工程)である場合、その後の露光工程では、加工面側にある絶縁膜の表面の各所に異物が付着している状態で当該絶縁膜は露光処理され、絶縁膜における異物付着箇所は適切に露光されない。このような露光工程を経た絶縁膜は、その後の現像工程にて適切にパターニングされないことがある。例えば、絶縁膜において露光工程時に異物が付着していた箇所が現像工程にて除去されて、絶縁膜の当該箇所には、絶縁膜直下の金属製基材が臨むピンホールが形成されてしまう。絶縁膜上において、このようなピンホールを含む領域に配線がパターン形成されると、当該配線と金属製基材との間でショートが発生してしまい、配線の信頼性が損なわれる。
本発明は、形成される配線の信頼性を確保するのに適した配線回路基板の製造方法を提供する。
本発明[1]は、第1面と当該第1面とは反対側の第2面とを有する長尺の金属製基材であるワークフィルムをロールトゥロール方式により送り出し及び巻き取りながら、前記第1面上に、感光性樹脂を含有する組成物を塗工して絶縁膜を形成し、且つ、巻き取られる前記ワークフィルムにおいて前記第2面と前記絶縁膜との間に保護フィルムを介在させる、第1工程と、前記第1工程を経た前記ワークフィルムをロールトゥロール方式により送り出し及び巻き取りながら、前記絶縁膜上から前記保護フィルムを剥離し、且つ当該絶縁膜に対して露光処理して潜像パターンを形成する、第2工程と、前記第2工程を経た前記絶縁膜を現像処理してパターニングする第3工程とを含む、配線回路基板の製造方法を含む。
本方法の第1工程では、上述のように、ロールトゥロール方式において、ワークフィルムである金属製基材の第1面上に絶縁膜が形成された後に当該絶縁膜と金属製基材の第2面との間に保護フィルムを介在させつつワークフィルムが巻き取られる。そのため、第1工程に供される金属製基材の第2面に異物が付着している場合であっても、第1工程後にロールの形態をとるワークフィルムにおいて、第2面から絶縁膜への異物の転写を抑制することができる。そして、本方法の第2工程では、ロールトゥロール方式において、絶縁膜上から保護フィルムを剥離した後に当該絶縁膜(第2面からの異物の転写が抑制された絶縁膜)に対して露光処理するため、絶縁膜に対して所定のパターンで適切に露光処理して潜像パターンを形成することができ、その後の第3工程では、現像処理によって絶縁膜を適切にパターニングすることができる。
このような本方法によると、絶縁膜における異物の付着に起因するピンホールの形成を抑制しつつ当該絶縁膜をパターニングすることができる。そのため、例えば、絶縁膜上に配線がパターン形成される場合に、当該配線と金属製基材との間のショートを抑制することができる。したがって、本方法は、形成される配線の信頼性を確保するのに適する。
本発明[2]は、前記第3工程を経た前記絶縁膜上に配線を形成する第4工程を更に含む、上記[1]に記載の配線回路基板の製造方法を含む。
このような構成においては、第4工程で絶縁膜上に形成される配線と金属製基材との間のショートを抑制することができる。したがって、当該構成は、形成される配線の信頼性を確保するのに適する。
本発明[3]は、前記第1工程における前記ワークフィルムは、前記金属製基材の前記第1面上のベース絶縁層と、当該ベース絶縁層上の配線とを更に含み、前記第1工程において形成される前記絶縁膜は、カバー絶縁層として、前記金属製基材の前記第1面上において前記ベース絶縁層および前記配線を覆う、上記[1]に記載の配線回路基板の製造方法を含む。
このような構成によると、配線を覆う絶縁膜における異物の付着に起因するピンホールの形成を抑制しつつ当該絶縁膜をパターニングすることができるため、ピンホールの形成が抑制された絶縁膜によって配線を適切に被覆することができる。したがって、当該構成は、形成される配線の信頼性を確保するのに適する。
本発明[4]は、前記金属製基材は、CuまたはCu合金よりなる、上記[1]から[3]のいずれか一つに記載の配線回路基板の製造方法を含む。
圧延銅箔などの、CuまたはCu合金よりなる金属製基材は、表面に異物が付着している場合が多いものの、本方法によると、そのような金属製基材を用いる場合においても、絶縁膜への異物の付着を上述のように抑制することができる。
本発明[5]は、前記保護フィルムはポリプロピレンフィルムである、上記[1]から[4]のいずれか一つに記載の配線回路基板の製造方法を含む。
このような構成は、第1工程でワークフィルムとともに巻き取られる保護フィルムにおいて、ワークフィルムへの追従性を確保して、しわの発生を抑制するのに適する。
本発明[6]は、前記保護フィルムは、30μm以上70μm以下の厚みを有する、上記[1]から[5]のいずれか一つに記載の配線回路基板の製造方法を含む。
このような構成は、第1工程でワークフィルムとともに巻き取られる保護フィルムにおいて、ワークフィルムへの追従性を確保して、しわの発生を抑制するのに適する。
本発明[7]は、前記感光性樹脂はポリイミド樹脂である、上記[1]から[6]のいずれか一つに記載の配線回路基板の製造方法を含む。
このような構成は、配線回路基板における例えばベース絶縁層やカバー絶縁層として、絶縁性および耐熱性に優れた絶縁膜を上記組成物から形成するのに適する。
本発明の配線回路基板の製造方法の一実施形態における一部の工程を表す。図1Aは用意工程を表し、図1Bは第1の絶縁膜形成工程を表し、図1Cは第1の露光工程を表し、図1Dは第1の現像工程を表す。 図1に示す工程の後に続く工程を表す。図2Aは第1のキュア工程を表し、図2Bはシード層形成工程を表し、図2Cはレジスト膜形成工程を表し、図2Dは第2の露光工程を表す。 図2に示す工程の後に続く工程を表す。図3Aは第2の現像工程を表し、図3Bは導体部形成工程を表し、図3Cはレジストパターン除去工程を表し、図3Dはシード層部分除去工程を表す。 図3に示す工程の後に続く工程を表す。図4Aは第2の絶縁膜形成工程を表し、図4Bは第3の露光工程を表し、図4Cは第3の現像工程を表し、図4Dは第2のキュア工程を表す。 図1Bに示す工程(第1の絶縁膜形成工程)におけるロールトゥロール方式の態様を表す。 図1Cに示す工程(第1の露光工程)におけるロールトゥロール方式の態様を表す。 図4Aに示す工程(第2の絶縁膜形成工程)におけるロールトゥロール方式の態様を表す。 図4Bに示す工程(第3の露光工程)におけるロールトゥロール方式の態様を表す。
図1から図8は、本発明の配線回路基板の製造方法の一実施形態を表す。本方法は、ワークフィルムWに対してロールトゥロール方式で各種の処理および加工を施して、例えば後記の配線回路基板Xを製造するための方法である。
本製造方法では、まず、図1Aに示すように、ワークフィルムWとして、長尺の金属製基材10を用意する(用意工程)。金属製基材10は、加工が施される第1面11と、これとは反対側の第2面12とを有する。金属製基材10の構成材料としては、例えば、Cu、Cu合金、ステンレス、および42アロイが挙げられ、加工容易性の観点からは、好ましくはCuおよびCu合金が挙げられる。金属製基材10の厚みは、例えば10μm以上、好ましくは15μm以上であり、例えば500μm以下、好ましくは300μm以下である。本工程では、このような金属製基材10が、ワークフィルムWとして、図5に示すロールR1の形態で用意される。
金属製基材10の第1面11は、必要に応じて洗浄処理される。洗浄処理としては、例えばプラズマ洗浄が挙げられる。
本製造方法では、次に、図1Bに示すように、金属製基材10上に、感光性樹脂を含有する組成物(ワニス)C1を塗工して、ベース絶縁層となる絶縁膜20を形成する(第1の絶縁膜形成工程,本発明における第1工程の一態様)。具体的には、図5に示すように、ロールトゥロール方式により、ワークフィルムWである金属製基材10をロールR1から送り出し及びロールR2へと巻き取りながら、図1Bに示すように金属製基材10の第1面11上に組成物C1をコーター51から塗布し、塗布した組成物C1を乾燥炉52を通過させることによって乾燥して絶縁膜20(図5では図示略)を形成する。絶縁膜20は、未硬化の状態にあり、その表面には異物が付着しやすい。感光性樹脂としては、例えば、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、アクリル樹脂、ポリエーテルニトリル樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などの合成樹脂が挙げられ、形成される絶縁膜20の絶縁性および耐熱性の観点からは、好ましくはポリイミド樹脂が用いられる。絶縁膜20の厚みは、例えば3μm以上、好ましくは5μm以上であり、また、例えば50μm以下、好ましくは30μm以下である。
本工程では、図5に示すように、絶縁膜20の形成後にロールR2へと巻き取られるワークフィルムWにおいて、既に巻き取られたワークフィルムWの絶縁膜20と次に巻き取られるワークフィルムWの第2面12との間に保護フィルムFを介在させる。保護フィルムFは、別途用意されたロールRFから、絶縁膜20と第2面12との間に送り出される。保護フィルムFとしては、例えば、ポリプロピレン(PP)フィルム、ポリエチレン(PE)フィルム、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、およびポリエチレンナフタレート(PEN)フィルムが挙げられる。好ましくは、ポリプロピレンフィルムが用いられる。また、保護フィルムFの厚みは、好ましくは30μm以上、より好ましくは35μm以上であり、また、好ましくは70μm以下、より好ましくは65μm以下である。
本製造方法では、次に、図1Cに示すように、絶縁膜20に対して露光処理して潜像パターン20’を形成する(第1の露光工程,本発明における第2工程の一態様)。具体的には、図6に示すように、ロールトゥロール方式により、第1の絶縁膜形成工程を経たワークフィルムWをロールR2から送り出し及びロールR3へと巻き取りながら、絶縁膜20(図6では図示略)上から保護フィルムFを剥離し、絶縁膜20を露光装置53によって露光処理し、図1Cに示すように、絶縁膜20において潜像パターン20’を形成する。露光処理では、例えば、所定パターンの開口部を有するマスク(図示せず)を介して絶縁膜20に紫外線Lを照射する。
次に、図1Dに示すように、絶縁膜20を現像処理してパターニングする(第1の現像工程,本発明における第3工程の一態様)。具体的には、ワークフィルムWをロールトゥロール方式により送り出し及び巻き取りながら、第1の露光工程を経た絶縁膜20を現像処理してパターニングする。これにより、所定パターンの絶縁層21が形成される。現像処理では、例えば、絶縁膜20を有するワークフィルムWを所定の現像液の浴中に浸漬して当該浴を通過させる。現像液としては、例えば、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムなどのアルカリ溶液を用いることができる。
次に、図2Aに示すように、絶縁層21を加熱して硬化させる(第1のキュア工程)。加熱温度は例えば200〜450℃であり、加熱時間は例えば0.5〜48時間である。硬化した絶縁層21は、製造される配線回路基板において、後記の導体部34が積層形成されるベース絶縁層として機能する。
次に、図2Bに示すように、ワークフィルムW上に、シード層31を形成する(シード層形成工程)。シード層31は、後記の電気めっき法において通電層として機能する要素であり、ワークフィルムWにおいて、金属製基材10の第1面11とその上の絶縁層21とを覆うように形成される。シード層31の構成材料としては、例えば、Cr、Cu、Ni、Ti、およびこれらの合金が挙げられる。シード層31は、単層構造を有してもよく、2層以上の多層構造を有してもよい。また、シード層31の厚みは、例えば10〜1000nmである。このようなシード層31の形成方法として、例えば、スパッタリング法、電解めっき法、および無電解めっき法が挙げられ、好ましくはスパッタリング法が挙げられる。
次に、図2Cに示すように、ワークフィルムWにレジスト膜32を形成する(レジスト膜形成工程)。例えば、ワークフィルムWをロールトゥロール方式により送り出し及び巻き取りながら、感光性を有するドライフィルムレジストを、ワークフィルムWに対してそのシード層31を覆うように貼り合わせることにより、レジスト膜32を形成する。レジスト膜32の厚みは、例えば5μm以上であり、また、例えば100μm以下である。
本製造方法では、次に、図2Dに示すように、レジスト膜32に対して露光処理して潜像パターン32’を形成する(第2の露光工程)。露光処理では、例えば、所定パターンの開口部を有するマスクを介してレジスト膜32に紫外線を照射する。
次に、図3Aに示すように、レジスト膜32を現像処理してパターニングし、所定の開口部33aを有するレジストパターン33を形成する(第2の現像工程)。現像処理は、例えばスプレーエッチング方式で行うことができる。或いは、現像処理では、レジスト膜32を有するワークフィルムWを所定の現像液の浴中に浸漬して当該浴を通過させてもよい。
次に、図3Bに示すように、導体部34を形成する(導体部形成工程)。具体的には、電気めっき法により、レジストパターン33の開口部33a内の領域にてシード層31上に金属材料を成長させる。金属材料としては、好ましくは銅が用いられる。形成される導体部34の厚みは例えば1μm以上であり、また、例えば50μm以下である。
次に、図3Cに示すように、ワークフィルムWからレジストパターン33を例えばエッチングによって除去する(レジストパターン除去工程)。
次に、図3Dに示すように、シード層31において、上述のレジストパターン除去によって露出した部分を、例えばエッチングにより除去する(シード層部分除去工程)。これにより、シード層31とその上の導体部34を含む配線35が形成される(図2Bに示す上述のシード層形成工程から本工程までの一連の過程は、本発明における第4工程の一例である)。
次に、図4Aに示すように、ワークフィルムW上に、感光性樹脂を含有する組成物を塗工して、カバー絶縁層となる絶縁膜40を形成する(第2の絶縁膜形成工程,本発明における第1工程の一態様)。本工程に供されるワークフィルムWは、金属製基材10に加えて、その第1面11上の絶縁層21と、絶縁層21上の配線35とを含む。
本工程では、具体的には、図7に示すように、ロールトゥロール方式により、ワークフィルムWをロールR4から送り出し及びロールR5へと巻き取りながら、図4Aに示すように、金属製基材10の第1面11上に絶縁層21と配線35を覆うように組成物(ワニス)C2をコーター61から塗布し、塗布した組成物C2を乾燥炉62を通過させることによって乾燥して絶縁膜40(図7では図示略)を形成する。絶縁膜40は、金属製基材10の第1面11上において絶縁層21と配線35を覆う。絶縁膜40は、未硬化の状態にあり、その表面には異物が付着しやすい。感光性樹脂としては、例えば、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、アクリル樹脂、ポリエーテルニトリル樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などの合成樹脂が挙げられ、形成される絶縁膜40の絶縁性および耐熱性の観点からは、好ましくはポリイミド樹脂が用いられる。絶縁膜40の厚み(絶縁膜20からの高さ)は、例えば2μm以上、好ましくは5μm以上であり、また、例えば50μm以下、好ましくは30μm以下である。
本工程では、図7に示すように、絶縁膜40の形成後にロールR5へと巻き取られるワークフィルムWにおいて、既に巻き取られたワークフィルムWの絶縁膜40と次に巻き取られるワークフィルムWの第2面12との間に保護フィルムFを介在させる。保護フィルムFは、別途用意されたロールRFから、絶縁膜40と第2面12との間に送り出される。
本製造方法では、次に、図4Bに示すように、絶縁膜40に対して露光装置63によって露光処理して潜像パターン40’を形成する(第3の露光工程,本発明における第2工程の一態様)。具体的には、図8に示すように、ロールトゥロール方式により、第2の絶縁膜形成工程を経たワークフィルムWをロールR5から送り出し及びロールR6へと巻き取りながら、絶縁膜40(図8では図示略)上から保護フィルムFを剥離し、絶縁膜40を露光処理し、図4Bに示すように、絶縁膜40において潜像パターン40’を形成する。露光処理では、例えば、所定パターンの開口部を有するマスク(図示せず)を介して絶縁膜40に紫外線を照射する。
次に、図4Cに示すように、絶縁膜40を現像処理してパターニングする(第3の現像工程,本発明における第3工程の一態様)。具体的には、ワークフィルムWをロールトゥロール方式により送り出し及び巻き取りながら、第3の露光工程を経た絶縁膜40を現像処理してパターニングする。これにより、絶縁層41が形成される。現像処理では、例えば、絶縁膜40を有するワークフィルムWを所定の現像液の浴中に浸漬して当該浴を通過させる。現像液としては、例えば、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムなどのアルカリ溶液を用いることができる。
次に、図4Dに示すように、絶縁層41を加熱して硬化させる(第2のキュア工程)。加熱温度は例えば200〜450℃であり、加熱時間は例えば0.5〜48時間である。硬化した絶縁層41は、製造される配線回路基板において、配線35を覆うカバー絶縁層として機能する。
その後、金属製基材10を、所定パターンの外形を有するように加工してもよい。
以上のようにして、配線回路基板Xが製造される。
図1Bおよび図5を参照して上述した第1の絶縁膜形成工程では、ロールトゥロール方式において、ワークフィルムWである金属製基材10の第1面11上に絶縁膜20が形成された後に、絶縁膜20と金属製基材10の第2面12との間に保護フィルムFを介在させつつワークフィルムWが巻き取られる。そのため、第1の絶縁膜形成工程に供される金属製基材10の第2面12に異物が付着している場合であっても、同工程後にロールR2の形態をとるワークフィルムWにおいて、第2面12から絶縁膜20への異物の転写を抑制することができる。そして、図1Cおよび図6を参照して上述した第1の露光工程では、ロールトゥロール方式において、絶縁膜20上から保護フィルムFを剥離した後に絶縁膜20(第2面12からの異物の転写が抑制された絶縁膜20)に対して露光処理するため、絶縁膜20に対して所定のパターンで適切に露光処理して潜像パターン20’を形成することができ、その後の図1Dに示す第1の現像工程では、現像処理によって絶縁膜20を適切にパターニングすることができる。
このような本方法によると、絶縁膜20における異物の付着に起因するピンホールの形成を抑制しつつ絶縁膜20をパターニングすることができる。そのため、絶縁膜20上に形成される上述の配線35と金属製基材10との間のショートを抑制することができる。したがって、本方法は、形成される配線35の信頼性を確保するのに適する。
また、図4Aおよび図7を参照して上述した第2の絶縁膜形成工程では、ロールトゥロール方式において、ワークフィルムW上に絶縁膜40が形成された後に、絶縁膜40と金属製基材10の第2面12との間に保護フィルムFを介在させつつワークフィルムWが巻き取られる。そのため、第2の絶縁膜形成工程に供されるワークフィルムWにおける金属製基材10の第2面12に異物が付着している場合であっても、同工程後にロールR5の形態をとるワークフィルムWにおいて、第2面12から絶縁膜40への異物の転写を抑制することができる。そして、図4Bおよび図8を参照して上述した第3の露光工程では、ロールトゥロール方式において、絶縁膜40上から保護フィルムFを剥離した後に絶縁膜40(第2面12からの異物の転写が抑制された絶縁膜40)に対して露光処理するため、絶縁膜40に対して所定のパターンで適切に露光処理して潜像パターン40’を形成することができ、その後の図4Cに示す第3の現像工程では、現像処理によって絶縁膜40を適切にパターニングすることができる。
このような本方法によると、絶縁膜40における異物の付着に起因するピンホールの形成を抑制しつつ絶縁膜40をパターニングすることができるため、ピンホールの形成が抑制された絶縁膜40によって上述の配線35を適切に被覆することができる。このような観点からも、本方法は、形成される配線35の信頼性を確保するのに適する。
本方法における金属製基材10は、上述のように、好ましくはCuまたはCu合金よりなる。圧延銅箔などの、CuまたはCu合金よりなる金属製基材は、表面に異物が付着している場合が多いものの、本方法によると、そのような金属製基材を金属製基材10として用いる場合においても、絶縁膜20,40への異物の付着を上述のように抑制することができる。
本方法における保護フィルムFは、上述のように、好ましくはポリプロピレンフィルムである。このような構成は、上述の第1の絶縁膜形成工程および第2の絶縁膜形成工程において、ワークフィルムWとともに巻き取られる保護フィルムFのしわの発生を抑制するのに適する。
また、保護フィルムの厚みは、上述のように、好ましくは30μm以上、より好ましくは35μm以上であり、また、好ましくは70μm以下、より好ましくは65μm以下である。このような構成は、上述の第1の絶縁膜形成工程および第2の絶縁膜形成工程において、ワークフィルムWとともに巻き取られる保護フィルムFのしわの発生を抑制するのに適する。
以上のように、本方法は、ロールトゥロール方式において配線回路基板Xを効率よく製造するのに適するとともに、形成される配線35の信頼性を確保するのに適する。
本方法では、図1Bおよび図4Aを参照して上述した工程以外の工程においても、保護フィルムFを介在させつつワークフィルムWをロールに巻き取ることにより、ワークフィルムWにおける加工面への上記異物の付着を抑制してもよい。
〔実施例1〜7〕
図1A〜図3D、図5、および図6を参照して上述した各工程を下記のように実施して、金属製基材10上に絶縁層21とその上の配線35とを所定パターンで形成し、実施例1〜7の配線回路基板を作製した(実施例ごとに、20ロールのワークフィルムWのそれぞれにおける全長100mの領域にわたり複数の配線回路基板を作製した)。
図1Aに示す用意工程では、金属製基材10として、長尺の圧延銅箔(厚み10μm)を用意した。
図1Bに示す第1の絶縁膜形成工程では、金属製基材10上に、感光性樹脂として所定のポリイミド樹脂を含有する組成物C1を塗工して絶縁膜20を形成した。具体的には、図5に示すように、ロールトゥロール方式により、金属製基材10をロールR1から送り出し及びロールR2へと巻き取りながら、ワークフィルムWである金属製基材10の第1面11上に組成物(ワニス)C1を塗布し、塗布した組成物C1を乾燥して絶縁膜20(厚み10μm)を形成した。本工程では、巻き取られるワークフィルムWにおいて、第2面12と絶縁膜20との間に保護フィルムFを介在させた。保護フィルムFとして、実施例1では、厚み40μmのポリプロピレン(PP)フィルム(溶融温度は170℃)を使用し、実施例2では、厚み60μmのPPフィルム(溶融温度は170℃)を使用し、実施例3では、厚み38μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(溶融温度は260℃)を使用し、実施例4では、厚み50μmのPETフィルム(溶融温度は260℃)を使用し、実施例5では、厚み125μmのPETフィルム(溶融温度は260℃)を使用し、実施例6では、厚み50μmのポリエチレンナフタレート(PEN)フィルム(溶融温度は265℃)を使用し、実施例7では、厚み50μmのPEフィルム(溶融温度は135℃)を使用した。
図1Cに示す第1の露光工程では、絶縁膜20に対して露光処理して潜像パターン20’を形成した。具体的には、図6に示すように、ロールトゥロール方式により、ワークフィルムWをロールR2から送り出し及びロールR3へと巻き取りながら、絶縁膜20(図6では図示略)上から保護フィルムFを剥離した後に絶縁膜20を露光処理し、図1Cに示すように、絶縁膜20において潜像パターン20’を形成した。露光処理では、所定パターンの開口部を有するマスクを介して、絶縁膜20に対し、波長365nmの紫外線を照射した。
図1Dに示す第1の現像工程では、ワークフィルムWをロールトゥロール方式により送り出し及び巻き取りながら、第1の露光工程を経た絶縁膜20を現像処理してパターニングし、所定パターンの絶縁層21形成した。現像処理には、水酸化ナトリウム/エタノールアミン溶液を現像液として使用した。
図2Aに示す第1のキュア工程では、絶縁層21を加熱して硬化させた。加熱温度は400℃であり、加熱時間は2時間である。
図2Bに示すシード層形成工程では、ワークフィルムWにおいて、金属製基材10の第1面11とその上の絶縁層21とを覆うように、スパッタリング法によってCr膜およびCu膜を総厚みが100nmになるように積層形成した。
図2Cに示すレジスト膜形成工程では、ワークフィルムWをロールトゥロール方式により送り出し及び巻き取りながら、感光性を有するドライフィルムレジストを、ワークフィルムWに対してそのシード層31を覆うように貼り合わせることにより、レジスト膜32を形成した。
図2Dに示す第2の露光工程では、レジスト膜32に対して露光処理して潜像パターン32’を形成した。露光処理では、例えば、所定パターンの開口部を有するマスクを介して、レジスト膜32に対し、波長365nmの紫外線を照射した。
図3Aに示す第2の現像工程では、レジスト膜32を現像処理してパターニングし、所定の開口部33aを有するレジストパターン33を形成した。現像処理には、炭酸ナトリウム水溶液を現像液として使用した。
図3Bに示す導体部形成工程では、シード層31を通電層として使用する電気めっき法により、レジストパターン33の開口部33a内に銅配線(厚みは10μm)を形成した。
図3Cに示すレジストパターン除去工程では、エッチング液として水酸化ナトリウム水溶液を使用するエッチングにより、ワークフィルムWからレジストパターン33を除去した。
図3Dに示すシード層部分除去工程では、エッチング液として硝酸第二セリウムアンモニウム溶液を使用するエッチングにより、シード層31において上述のレジストパターン除去によって露出した部分を除去した。
〔比較例1〕
保護フィルムFを使用しなかったこと以外は実施例1〜7の配線回路基板と同様にして、比較例1の配線回路基板を作製した。
〈不良率〉
実施例1〜7および比較例1の各配線回路基板において、形成した配線ごとに金属製基材との間にショートが発生しているかどうかを調べた。そして、形成した配線の総数に対する、金属製基材との間にショートが発生している配線の数の割合を不良率(%)として算出した。この不良率について、10%未満である場合を「〇」と評価し、10%以上である場合を「×」と評価した。その結果を表1に掲げる。
〈耐熱性〉
実施例1〜7の各配線回路基板の製造過程で使用した保護フィルムの耐熱性について、保護フィルムの溶融温度が140℃以上である場合を「〇」と評価し、保護フィルムの溶融温度が140℃未満である場合を「×」と評価した。その結果を表1に掲げる。
〈しわの抑制〉
実施例1〜7の各配線回路基板について、しわの抑制の程度を調べた。具体的には、しわの抑制の程度に関し、実施例ごとの20ロールのワークフィルム(配線回路基板形成領域は1ロールにつき全長100m)のうち、しわの発生したワークフィルムの数の割合が、10%未満であった場合を「〇」と評価し、10%以上25%未満であった場合を「△」と評価した。25%以上であった場合を「×」と評価した。その結果を表1に掲げる。
Figure 0006966526
X 配線回路基板
W ワークフィルム
F 保護フィルム
10 金属製基材
11 第1面
12 第2面
C1,C2 組成物
20,40 絶縁膜
20’,40’ 潜像パターン
21,41 絶縁層
31 シード層
32 レジスト膜
33 レジストパターン
33a 開口部
34 配線
R1〜R6 ロール

Claims (7)

  1. 第1面と当該第1面とは反対側の第2面とを有する長尺の金属製基材であるワークフィルムをロールトゥロール方式により送り出し及び巻き取りながら、前記第1面上に、感光性樹脂を含有する組成物を塗工して絶縁膜を形成し、且つ、巻き取られる前記ワークフィルムにおいて前記第2面と前記絶縁膜との間に保護フィルムを介在させる、第1工程と、
    前記第1工程を経た前記ワークフィルムをロールトゥロール方式により送り出し及び巻き取りながら、前記絶縁膜上から前記保護フィルムを剥離し、且つ当該絶縁膜に対して露光処理して潜像パターンを形成する、第2工程と、
    前記第2工程を経た前記絶縁膜を現像処理してパターニングする第3工程と、を含むことを特徴とする、配線回路基板の製造方法。
  2. 前記第3工程を経た前記絶縁膜上に配線を形成する第4工程を更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の配線回路基板の製造方法。
  3. 前記第1工程における前記ワークフィルムは、前記金属製基材の前記第1面上のベース絶縁層と、当該ベース絶縁層上の配線とを更に含み、
    前記第1工程において形成される前記絶縁膜は、カバー絶縁層として、前記金属製基材の前記第1面上において前記ベース絶縁層および前記配線を覆うことを特徴とする、請求項1に記載の配線回路基板の製造方法。
  4. 前記金属製基材は、CuまたはCu合金よりなることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一つに記載の配線回路基板の製造方法。
  5. 前記保護フィルムはポリプロピレンフィルムであることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一つに記載の配線回路基板の製造方法。
  6. 前記保護フィルムは、30μm以上70μm以下の厚みを有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一つに記載の配線回路基板の製造方法。
  7. 前記感光性樹脂はポリイミド樹脂であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一つに記載の配線回路基板の製造方法。
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