JP6966320B2 - 電動車両 - Google Patents

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Description

本発明は、電動車両に関し、詳しくは、搭載している蓄電装置と外部直流電源装置に接続して外部充電を行なう電動車両に関する。
従来、この種の電動車両としては、直流電源による充電終了後であって車両外部の直流電源の充電ケーブルと接続する接続コネクタが充電ケーブルに接続された状態で、接続コネクタと蓄電装置との間の接続を許容する第1充電リレー及び第2充電リレーの溶着診断を行なうものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、車両走行中に、第1充電リレー及び第2充電リレーの一方のみの溶着診断を行なう。
特開2013−188068号公報
上述の車両では、接続コネクタと充電ケーブルの接続を確認するための接続ラインを備え、車両側と外部の直流電源側と通信を伴って充電し、充電中に接続ラインからの信号に基づいて接続コネクタと充電ケーブルとが接続されているか否かの判定を行なう。接続コネクタが充電ケーブルに接続された状態で充電を終了する際には、充電リレーの溶着診断を行なう。接続コネクタが充電ケーブルに接続されていないと判定したときには、感電などの防止のために、直ちに車両に搭載した蓄電装置を切り離すようにシステムメインリレーをオフとする。充電中に接続ラインに断線異常が生じたときにも、接続コネクタが充電ケーブルに接続されていないと判定するから、直ちに車両に搭載した蓄電装置を切り離すようにシステムメインリレーをオフとする。こうした車両では、起動時に、充電リレーの溶着診断を行なわずに充電を終了したと判断したときには、充電リレーの溶着診断を行なうために充電ケーブルを接続コネクタに接続するのを要請する場合がある。この場合、充電中に充電ケーブルが接続コネクタに接続されていないと判定したときには、起動時に充電ケーブルを接続コネクタに接続することが要請され、車両の起動に時間を要する。また、接続ラインに断線異常が生じているときには、溶着診断を行なうことができないために走行できない場合が生じる。
本発明の電動車両は、接続ラインに断線異常が生じたときでも走行を可能とすることを主目的とする。
本発明の電動車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の電動車両は、
蓄電装置と、
前記蓄電装置から電力ラインに供給された電力により動力を出力する電動機と、
前記蓄電装置の前記電力ラインへの接続および接続の解除を行なうシステムメインリレーと、
前記電力ラインの前記システムメインリレーより前記電動機側に接続された充電ラインに取り付けられ、外部直流電源装置の外部側接続部に接続される車両側接続部と、
前記充電ラインに取り付けられた充電用リレーと、
前記車両側接続部と前記外部側接続部とを介して前記外部直流電源装置に接続される通信ラインと、
前記車両側接続部に前記外部側接続部が接続されているのを確認するための接続ラインと、
前記システムメインリレーと前記充電リレーとを制御すると共に前記外部直流電源装置との通信を伴って前記外部直流電源装置からの電力による前記蓄電装置の充電を制御する制御装置と、
を備える電動車両であって、
前記制御装置は、
前記蓄電装置の充電中に前記車両側接続部と前記外部側接続部との接続が確認できないときには、直ちに前記システムメインリレーをオフとして前記蓄電装置の充電を終了し、
前記車両側接続部と前記外部側接続部との接続が確認されている状態で前記蓄電装置の充電を終了する際には、前記システムメインリレーをオンした状態で前記充電用リレーの溶着診断を行なったあとで前記システムメインリレーをオフして前記蓄電装置の充電の終了を完了し、
車両を起動する際、前記蓄電装置の充電を終了する際の前記充電用リレーの溶着診断により前記充電用リレーが溶着していると診断したときには車両の走行を制限し、
車両を起動する際、前記蓄電装置の充電を終了する際に前記充電用リレーの溶着診断が実行されていなかったときには、前記車両側接続部に前記外部側接続部を接続するよう要請すると共に前記車両側接続部と前記外部側接続部との接続を確認し、前記車両側接続部と前記外部側接続部との接続が確認できないときには走行を禁止し、前記車両側接続部と前記外部側接続部との接続が確認できたときには前記充電用リレーの溶着診断を行なって溶着していると診断したときには車両の走行を制限するものであり、
更に、
前記制御装置は、前記蓄電装置の充電中に、前記接続ラインによる前記車両側接続部と前記外部側接続部との接続が確認できないときでも前記通信ラインによる前記外部直流電源装置との通信が可能なときには、前記充電用リレーの溶着診断を行なってから前記蓄電装置の充電を終了する、
ことを特徴とする。
本発明の電動車両では、蓄電装置と、蓄電装置から電力ラインに供給された電力により動力を出力する電動機と、蓄電装置の電力ラインへの接続および接続の解除を行なうシステムメインリレーと、外部直流電源装置の外部側接続部に接続される車両側接続部と、充電用リレーと、車両側接続部と外部側接続部とを介して外部直流電源装置に接続される通信ラインと、車両側接続部に外部側接続部が接続されているのを確認するための接続ラインとを備える。車両側接続部は、電力ラインのシステムメインリレーより電動機側に接続された充電ラインに取り付けられている。充電ラインに充電用リレーが取り付けられている。
本発明の電動車両は、蓄電装置の充電中に車両側接続部と外部側接続部との接続が確認できないときには、直ちにシステムメインリレーをオフとして蓄電装置の充電を終了する。これにより、システムメインリレーがオンされていることによる不都合(感電など)を抑制することができる。また、車両側接続部と外部側接続部との接続が確認されている状態で蓄電装置の充電を終了する際には、システムメインリレーをオンした状態で充電用リレーの溶着診断を行なったあとでシステムメインリレーをオフして蓄電装置の充電の終了を完了する。これにより、次回の車両の起動時に充電用リレーの溶着の有無に対する処理を迅速にすることができる。
本発明の電動車両は、車両を起動する際、蓄電装置の充電を終了する際の充電用リレーの溶着診断により充電用リレーが溶着していると診断したときには車両の走行を制限する。車両の走行の制限としては、例えば、充電用リレーの正極側または負極側の一方のリレーだけが溶着しているときには車両側接続部が閉状態であることを条件に走行を許可し、充電用リレーの正極側と負極側の双方が溶着しているときには走行を禁止するものを考えることができる。また、本発明の電動車両は、車両を起動する際、蓄電装置の充電を終了する際に充電用リレーの溶着診断が実行されていなかったときには、車両側接続部に外部側接続部を接続するよう要請する。そして、車両側接続部と外部側接続部との接続を確認し、車両側接続部と外部側接続部との接続が確認できないときには走行を禁止する。これにより、充電用リレーが溶着していることの不都合(感電など)を抑制することができる。一方、車両側接続部と外部側接続部との接続が確認できたときには充電用リレーの溶着診断を行なって溶着していると診断したときには車両の走行を制限する。これにより、充電用リレーの溶着診断をより確実に行なうことができ、充電用リレーが溶着していることの不都合(感電など)を抑制することができる。
更に、本発明の電動車両は、蓄電装置の充電中に、接続ラインによる車両側接続部と外部側接続部との接続が確認できないときでも通信ラインによる外部直流電源装置との通信が可能なときには、充電用リレーの溶着診断を行なってから蓄電装置の充電を終了する。これにより、接続ラインの断線異常のときでも、次の車両の起動時に充電用リレーの溶着診断を行なうことなく、走行の許可または走行の制限を行なうことができる。これらの結果、接続ラインに断線異常が生じたときでも走行を可能とすることができる。
ここで、接続ラインによる車両側接続部と外部側接続部との接続が確認できないときでも通信ラインによる外部直流電源装置との通信が可能なときには、直ちに充電用リレーの溶着診断を行なって充電を終了してもよいし、充電を完了するのを待って充電用リレーの溶着診断を行なって充電を終了してもよい。
本発明の一実施例としての電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。 電子制御ユニット70により実行される充電終了時溶着診断処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 電子制御ユニット70により実行される起動時溶着診断処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電気自動車20は、図示するように、モータ32と、インバータ34と、バッテリ36と、昇圧コンバータ40と、高電圧側電力ライン42と、低電圧側電力ライン44と、システムメインリレー38と、充電用電力ライン50と、車両側インレット54と、電子制御ユニット70と、を備える。
モータ32は、同期発電電動機として構成されており、永久磁石が埋め込まれた回転子と、三相コイルが巻回された固定子と、を備える。このモータ32の回転子は、駆動輪22a,22bにデファレンシャルギヤ24を介して連結された駆動軸26に接続されている。
インバータ34は、モータ32に接続されると共に高電圧側電力ライン42に接続されている。このインバータ34は、6つのトランジスタと、6つのダイオードと、を有する周知のインバータ回路として構成されている。
バッテリ36は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されており、低電圧側電力ライン44に接続されている。
昇圧コンバータ40は、高電圧側電力ライン42と低電圧側電力ライン44とに接続されており、2つのトランジスタと、2つのダイオードと、リアクトルと、を有する周知の昇降圧コンバータ回路として構成されている。
高電圧側電力ライン42の正極母線と負極母線とには高電圧側コンデンサ46が接続されており、低電圧側電力ライン44の正極母線と負極母線とには低電圧側コンデンサ48が取り付けられている。低電圧側電力ライン44には、システムメインリレー38が取り付けられている。このシステムメインリレー38は、低電圧側電力ライン44の正極母線に設けられた正極側リレーSMRBと、低電圧側電力ライン44の負極母線に設けられた負極側リレーSMRGと、負極側リレーSMRGをバイパスするようにプリチャージ用抵抗Rとプリチャージ用リレーSMRPとが直列接続されたプリチャージ回路と、を有する。
充電用電力ライン50は、一端は低電圧側電力ライン44のシステムメインリレー38より昇圧コンバータ40側(モータ32側)に接続され、他端は車両側インレット54に接続されている。充電用電力ライン50には、充電用リレー52が取り付けられている。充電用リレー52は、充電用電力ライン50の正極側ラインに設けられた正極側リレーDCRBと、充電用電力ライン50の負極側ラインに設けられた負極側リレーDCRBと、を有する。充電用電力ライン50は、外部直流電源装置120の外部側コネクタ154を車両側インレット54に接続することにより、外部直流電源装置120からの外部側充電用電力ライン150に接続される。外部直流電源装置120は、図示しないが、外部の商用電源に接続されており、商用電源からの電力を直流電力に変換して外部側充電用電力ライン150から供給する。
車両側インレット54には、外部側コネクタ154を接続したときに、外部側コネクタ154を介して外部直流電源装置120の外部側接続ライン158に接続される接続ライン58と、外部側コネクタ154を介して外部直流電源装置120に接続される外部側通信ライン160に接続される通信ライン60と、が接続されている。
電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に、処理プログラムを記憶するROM74やデータを一時的に記憶するRAM76,図示しないフラッシュメモリ,図示しない入出力ポート、図示しない通信ポートなどを備える。
電子制御ユニット70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。電子制御ユニット70に入力される信号としては、例えば、モータ32の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ(例えばレゾルバ)32aからの回転位置θm,バッテリ36の端子間に取り付けられた電圧センサ36aからの電圧VB,バッテリ36の出力端子に取り付けられた電流センサ36bからの電流IBを挙げることができる。また、高電圧側コンデンサ46の端子間に取り付けられた電圧センサ46aからの高電圧側コンデンサ46(高電圧側電力ライン42)の電圧VH,低電圧側コンデンサ48の端子間に取り付けられた電圧センサ48aからの低電圧側コンデンサ48(低電圧側電力ライン44)の電圧VLも挙げることができる。また、充電用電力ライン50に取り付けられた電圧センサ50aからの充電電圧Vchgも入力されている。また、電子制御ユニット70の入力ポートには車両側インレット54に接続された接続ライン58や、車両側インレット54に取り付けられたリッドセンサ56からのリッド信号ライン62が接続されている。なお、電子制御ユニット70は、車両の駆動制御装置としても機能するため、走行制御に必要な情報も入力されている。これらの情報としては、例えば、図示しないが、イグニッションスイッチからのイグニッション信号や,シフトレバーの操作位置を検出するシフトポジションセンサからのシフトポジション,アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサからのアクセル開度,ブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサからのブレーキペダルポジション,車速センサからの車速などを挙げることができる。
電子制御ユニット70からは、各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。電子制御ユニット70から出力される信号としては、例えば、インバータ34のトランジスタへのスイッチング制御信号,昇圧コンバータ40のトランジスタへのスイッチング制御信号、システムメインリレー38への駆動制御信号、充電用リレー52への駆動制御信号などを挙げることができる。
電子制御ユニット70は、通信ポートに接続された通信ライン60が外部側通信ライン160に接続されることにより、外部側直流電源装置120と通信を行なう。
次に、こうして構成された実施例の電気自動車20の動作、特にバッテリ36を外部直流電源装置120からの電力を用いた充電(以下、単に「外部充電」という。)による充電用リレー52の溶着診断を行なう際に動作について説明する。図2は、電子制御ユニット70により実行される充電終了時溶着診断処理ルーチンの一例を示すフローチャートであり、図3は、電子制御ユニット70により実行される起動時溶着診断処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。図2の充電終了時溶着診断処理ルーチンは、車両側インレット54に外部側コネクタ154が接続されて外部充電が終了したときに実行される。図3の起動時溶着診断処理ルーチンは、車両のシステム起動時に実行される。以下、順に説明する。
図2の充電終了時溶着診断処理ルーチンが実行されると、電子制御ユニット70は、まず、接続ライン58による車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続を確認する(ステップS100)。接続ライン58による車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続が確認されたときには、外部充電の終了であるか否かを判定する(ステップS110)。この終了判定は、例えば、予め設定した充電時間が経過したときや、バッテリ36が満充電に至ったとき、操作者によって充電終了の操作が行なわれたときに、外部充電を終了すると判定することにより行なうことができる。外部充電の終了ではないと判定したときには、ステップS100の接続ライン58による車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続を確認する処理に戻り、外部充電を継続する。したがって、接続ライン58による車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続の確認が継続している間は、外部充電の終了が判定されるまで外部充電が継続される。
ステップS110で外部充電は終了であると判定したときには、外部充電の終了処理を行ない(ステップS120)、充電用リレー52の溶着診断を行なう(ステップS130)。外部充電の終了処理は、例えば、外部直流電源装置120への充電の終了の通信などを挙げることができる。充電用リレー52の溶着診断は、例えば、正極側リレーDCRBや負極側リレーDCRBをオンオフした際に電圧センサ50aにより検出される充電用電力ライン50の電圧の変化に基づいて行なうことができる。こうした溶着診断の結果が溶着であるか否かを判定し(ステップS140)、充電用リレー52は溶着していないと診断したときには未溶着(正常)を確定し(ステップS150)、システムメインリレー38を遮断して(ステップS170)、本ルーチンを終了する。一方、ステップS140で充電用リレー52は溶着していると判定したときには、溶着(異常)を確定し(ステップS160)、システムメインリレー38を遮断して(ステップS170)、本ルーチンを終了する。
ステップS100で接続ライン58による車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続が確認されないときには、通信ライン60による外部直流電源装置120との通信が途絶しているか否かを判定する(ステップS180)。通信ライン60による外部直流電源装置120との通信が途絶していないと判定したときには、車両側インレット54と外部側コネクタ154とは接続されているが、接続ライン58に断線が生じていると判断する。この場合、外部充電の終了するための充電終了処理を行ない(ステップS120)、充電用リレー52の溶着診断を行ない(ステップS130)、充電用リレー52の未溶着(正常)か溶着(異常)の確定し(ステップS140〜S160)、システムメインリレー38を遮断して(ステップS170)、本ルーチンを終了する。
ステップS180で通信ライン60による外部直流電源装置120との通信が途絶していると判定したときには、車両側インレット54と外部側コネクタ154とが接続されていないと判断し、感電などの不都合を回避するために、直ちにシステムメインリレー38を遮断し(ステップS190)、充電用リレー52の溶着診断未実施を記録し(ステップS200)、本ルーチンを終了する。充電用リレー52の溶着診断未実施の記録は、例えば、電子制御ユニット70の図示しないフラッシュメモリの所定アドレスに書き込むことによって行なうことができる。
次に、図3の起動時溶着診断処理ルーチンを用いて起動時における充電用リレー52の溶着診断について説明する。起動時溶着診断処理ルーチンが実行されると、電子制御ユニット70は、まず、外部充電の終了時の溶着診断を確認する(ステップS300)。外部充電の終了時の溶着診断の確認は、充電用リレー52の未溶着(正常)の確定、充電用リレー52の溶着(異常)の確定、充電用リレー52の溶着診断の未実施のいずれであるかの確認である。外部充電の終了時の溶着診断において、充電用リレー52は未溶着(正常)に確定しているときには、走行を許可して(ステップS310)、本ルーチンを終了する。一方、ステップS300で、外部充電の終了時の溶着診断において、充電用リレー52は溶着(異常)に確定しているときには、走行制限を課して(ステップS320)、本ルーチンを終了する。走行制限としては、充電用リレー52の正極側リレーDCRBや負極側リレーDCRBの一方だけが溶着している場合には、リッド信号ライン62を介してリッドセンサ56からのリッド信号により充電リッドが閉のときに走行を許可し、充電リッドが開のときに走行を禁止する。また、充電用リレー52の正極側リレーDCRBと負極側リレーDCRBの双方が溶着している場合には走行を禁止する。
ステップS300で外部充電の終了時の溶着診断は未実施であると判定したときには、まず、外部側コネクタ154を車両側インレット54に接続する旨の要請を行なう(ステップS330)。続いて、接続ライン58による車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続が外部側コネクタ154を車両側インレット54に接続する旨の要請が行なわれてから所定時間内に行なわれたか否かを確認する(ステップS340)。ここで、所定時間は、要請が行なわれてから車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続を行なうのに十分な時間(例えば5秒や10秒)などを用いることができる。接続ライン58による車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続が所定時間内に確認できないときには、走行を禁止し(ステップS350)、本ルーチンを終了する。接続ライン58による車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続が所定時間内に確認できたときには、充電用リレー52の溶着診断を行なって(ステップS360,S370)、充電用リレー52が未溶着(正常)であると診断したときには、走行を許可して(ステップS380)、本ルーチンを終了する。充電用リレー52が溶着(異常)であると診断したときには、走行制限を課して(ステップS320)、本ルーチンを終了する。この場合の走行制限は、ステップS300で充電用リレー52は溶着(異常)に確定していると判定したときと同様である。
以上説明した実施例の電気自動車20では、バッテリ36の外部充電中に車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続が確認できないときには、直ちにシステムメインリレー38をオフとしてバッテリ36の充電を終了する。これにより、システムメインリレー38がオンされていることによる不都合(感電など)を抑制することができる。また、車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続が確認されている状態でバッテリ36の外部充電を終了する際には、システムメインリレー38をオンした状態で充電用リレー52の溶着診断を行なったあとでシステムメインリレー38をオフしてバッテリ36の充電の終了を完了する。これにより、次回の車両の起動時に充電用リレー52の溶着の有無に対する処理を迅速にすることができる。
実施例の電気自動車20は、車両をシステム起動する際、バッテリ36の外部充電を終了する際の充電用リレー52の溶着診断により充電用リレー52の溶着(異常)が確定しているときには、車両の走行を制限する。これにより、充電用リレー52の溶着の程度により走行を行なうことができる。
実施例の電気自動車20は、車両をシステム起動する際、バッテリ36の充電を終了する際に充電用リレー62の溶着診断が未実施のときには、車両側インレット54に外部側コネクタ154を接続するよう要請する。そして、車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続を確認し、車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続が確認できないときには走行を禁止する。これにより、充電用リレー52が溶着していることの不都合(感電など)を抑制することができる。一方、車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続が確認できたときには充電用リレー52の溶着診断を行なう。これにより、充電用リレー52の溶着診断をより確実に行なうことができる。そして、この溶着診断により充電用リレー52が溶着していると診断したときには車両の走行を制限する。これにより、充電用リレー52が溶着していることの不都合(感電など)を抑制することができる。
実施例の電気自動車20は、バッテリ36の外部充電中に、接続ライン58による車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続が確認できないときでも通信ライン60による外部直流電源装置20との通信が途絶していないときには、充電用リレー52の溶着診断を行なってからバッテリ36の外部充電を終了する。これにより、接続ライン58の断線異常のときでも、次の車両のシステム起動時に充電用リレー52の溶着診断を行なうことなく、走行の許可または走行の制限を行なうことができる。これらの結果、接続ライン58に断線異常が生じたときでも走行を可能とすることができる。
実施例の電気自動車20では、接続ライン58による車両側インレット54と外部側コネクタ154との接続が確認できないときでも通信ライン60による外部直流電源装置120との通信が途絶していないと判定したときには、直ちに充電用リレー52の溶着診断を行なって外部充電を終了するものとした。しかし、外部充電を完了するのを待って充電用リレー52の溶着診断を行なって外部充電を終了するものとしてもよい。
実施例の電気自動車20では、蓄電装置として、バッテリ36を用いるものとしたが、蓄電可能な装置であればよく、キャパシタなどを用いるものとしてもよい。
実施例では、モータ32を備える電気自動車20の形態とした。しかし、モータ32に加えてエンジンも備えるハイブリッド自動車の形態としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、バッテリ36が「蓄電装置」に相当し、モータ32が「電動機」に相当し、システムメインリレー38が「システムメインリレー」に相当し、車両側インレット54が「車両側接続部」に相当し、充電用リレー52が「充電用リレー」に相当し、通信ライン60が「通信ライン」に相当し、接続ライン58が「接続ライン」に相当し、電子制御ユニット70が「制御装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電動車両の製造産業などに利用可能である。
20 電気自動車、22a,22b 駆動輪、24 デファレンシャルギヤ、26 駆動軸、32 モータ、32a 回転位置検出センサ、32u,32v,36b 電流センサ、34 インバータ、36 バッテリ、36a,46a,48a 電圧センサ、40 昇圧コンバータ、42 高電圧側電力ライン、44 低電圧側電力ライン、46 高電圧側コンデンサ、48 低電圧側コンデンサ、50 充電用電力ライン、52 充電用リレー、54 車両側インレット、56 リッドセンサ、58 接続ライン、60 通信ライン、62 リッド信号ライン、70 電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、120 外部直流電源装置、150 外部側充電用電力ライン、154 外部側コネクタ、158 外部側接続ライン、160 外部側通信ライン、DCRB 正極側リレー、DCRG 負極側リレー、R プリチャージ用抵抗、SMRB 正極側リレー、SMRG 負極側リレーSMRG、SMRP プリチャージ用リレー。

Claims (1)

  1. 蓄電装置と、
    前記蓄電装置から電力ラインに供給された電力により動力を出力する電動機と、
    前記蓄電装置の前記電力ラインへの接続および接続の解除を行なうシステムメインリレーと、
    前記電力ラインの前記システムメインリレーより前記電動機側に接続された充電ラインに取り付けられ、外部直流電源装置の外部側接続部に接続される車両側接続部と、
    前記充電ラインに取り付けられた充電用リレーと、
    前記車両側接続部と前記外部側接続部とを介して前記外部直流電源装置に接続される通信ラインと、
    前記車両側接続部に前記外部側接続部が接続されているのを確認するための接続ラインと、
    前記システムメインリレーと前記充電リレーとを制御すると共に前記外部直流電源装置との通信を伴って前記外部直流電源装置からの電力による前記蓄電装置の充電を制御する制御装置と、
    を備える電動車両であって、
    前記制御装置は、
    前記蓄電装置の充電中に前記車両側接続部と前記外部側接続部との接続が確認できないときには、直ちに前記システムメインリレーをオフとして前記蓄電装置の充電を終了し、
    前記車両側接続部と前記外部側接続部との接続が確認されている状態で前記蓄電装置の充電を終了する際には、前記システムメインリレーをオンした状態で前記充電用リレーの溶着診断を行なったあとで前記システムメインリレーをオフして前記蓄電装置の充電の終了を完了し、
    車両を起動する際、前記蓄電装置の充電を終了する際の前記充電用リレーの溶着診断により前記充電用リレーが溶着していると診断したときには車両の走行を制限し、
    車両を起動する際、前記蓄電装置の充電を終了する際に前記充電用リレーの溶着診断が実行されていなかったときには、前記車両側接続部に前記外部側接続部を接続するよう要請すると共に前記車両側接続部と前記外部側接続部との接続を確認し、前記車両側接続部と前記外部側接続部との接続が確認できないときには走行を禁止し、前記車両側接続部と前記外部側接続部との接続が確認できたときには前記充電用リレーの溶着診断を行なって溶着していると診断したときには車両の走行を制限するものであり、
    更に、
    前記制御装置は、前記蓄電装置の充電中に、前記接続ラインによる前記車両側接続部と前記外部側接続部との接続が確認できないときでも前記通信ラインによる前記外部直流電源装置との通信が可能なときには、前記充電用リレーの溶着診断を行なってから前記蓄電装置の充電を終了する、
    ことを特徴とする電動車両。
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