JP2020089030A - 電動車両 - Google Patents

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Tomokazu Masuda
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Abstract

【課題】充電終了時に充電用リレーの溶着診断が行なわれていないときでもシステム起動時に充電用リレーの溶着異常による不都合を回避する。【解決手段】スタンド側接続部と車両側接続部との接続が行なわれていない状態でシステム起動が行なわれたときには、充電用リレーとシステムメインリレーとがオフの状態で、動力用電力ラインと補機用電力ラインとに接続された電力変換装置により補機用バッテリの電力を用いてコンデンサを充電する。そして、この状態で車両側接続部と充電用リレーとの間の充電用電力ラインの電圧を検出する電圧センサにより検出される電圧に基づいて充電用リレーの溶着異常を診断する。【選択図】図2

Description

本発明は、電動車両に関し、詳しくは、車外の直流充電スタンドからの電力によって車載した蓄電装置を充電する電動車両に関する。
従来、この種の電動車両としては、車外の直流充電スタンドからの電力を用いた蓄電装置の充電の終了後に充電用リレーの溶着診断を行なうものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、充電終了後にスタンド側コネクタがインレットから外され、インレットを覆う蓋が閉じた後に充電用リレーの溶着診断が行なわれる。
特開2016−073110号公報
しかしながら、インレットを覆う蓋が閉じた後に充電用リレーの溶着診断が行なう場合、インレットの蓋が設けられていない車両には適用することができない。また、インレットに蓋が設けられているが、蓋が閉じていることを検知できないときには充電用リレーの溶着診断を行なうことができない。充電用リレーの溶着診断を行なうことができない場合、スタンド側コネクタをインレットに接続するように促し、スタンド側コネクタがインレットに接続しているのを確認して充電用リレーの溶着診断を行なうものもあるが、充電用リレーが溶着しているときには、スタンド側コネクタをインレットに接続する際に大電流が流れて機器を破損する恐れがある。
本発明の電動車両は、充電終了時に充電用リレーの溶着診断が行なわれていないときでもシステム起動時に充電用リレーの溶着異常による不都合を回避することを主目的とする。
本発明の電動車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の電動車両は、
走行用の動力を出力する電動機と、
前記電動機を駆動する駆動回路と、
蓄電装置と、
前記蓄電装置と前記駆動回路とを接続する動力用電力ラインに取り付けられたシステムメインリレーと、
前記動力用電力ラインの前記システムメインリレーと前記駆動回路との間に取り付けられたコンデンサと、
前記システムメインリレーと前記駆動回路との間の前記動力用電力ラインと補機バッテリが接続された補機用電力ラインとに接続され、前記動力用電力ラインと前記補機用電力ラインとの間で電圧を変更して電力を供給する電力変換装置と、
車外の直流充電スタンドのスタンド側接続部に接続する車両側接続部と、
前記システムメインリレーと前記駆動回路との間の前記動力用電力ラインと前記車両側接続部とを接続する充電用電力ラインに取り付けられた充電用リレーと、
前記車両側接続部と前記充電用リレーとの間の前記充電用電力ラインの電圧を検出する電圧センサと、
前記システムメインリレー、前記充電用リレー、前記電力変換装置を制御する制御装置と、
を備える電動車両であって、
前記制御装置は、前記スタンド側接続部と前記車両側接続部との接続が行なわれていない状態でシステム起動が行なわれたときには、前記充電用リレーと前記システムメインリレーとがオフの状態で前記電力変換装置により前記コンデンサを充電し、この状態で前記電圧センサにより検出される電圧に基づいて前記充電用リレーの溶着異常を診断する、
ことを特徴とする
この本発明の電動車両では、スタンド側接続部と車両側接続部との接続が行なわれていない状態でシステム起動が行なわれたときには、充電用リレーとシステムメインリレーとがオフの状態で電力変換装置によりコンデンサを充電する。そして、この状態で電圧センサにより検出される電圧に基づいて充電用リレーの溶着異常を診断する。これにより、充電終了時に充電用リレーの溶着診断が行なわれていないときでもシステム起動時に充電用リレーの溶着異常による不都合(機器の破損など)を回避することができる。なお、充電用リレーの溶着異常が生じていないと診断したときにはシステム起動を行ない、充電用リレーの溶着異常が生じていると診断したときには溶着異常の際の処理(例えばシステム起動の停止などの処理)を行なう。
本発明の一実施例としての電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。 電子制御ユニット70により実行されるレディオン時処理の一例を示すフローチャートである。 変形例の電子制御ユニット70により実行されるレディオン時処理の一例を示すフローチャートである。 変形例の電子制御ユニット70により実行されるレディオン時処理の一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電気自動車20は、図示するように、モータ32と、インバータ34と、バッテリ36と、昇圧コンバータ40と、高電圧側電力ライン42と、低電圧側電力ライン44と、システムメインリレー38と、充電用電力ライン50と、車両側インレット54と、電子制御ユニット70と、を備える。
モータ32は、同期発電電動機として構成されており、永久磁石が埋め込まれた回転子と、三相コイルが巻回された固定子と、を備える。このモータ32の回転子は、駆動輪22a,22bにデファレンシャルギヤ24を介して連結された駆動軸26に接続されている。
インバータ34は、モータ32に接続されると共に高電圧側電力ライン42に接続されている。このインバータ34は、6つのトランジスタと、6つのダイオードと、を有する周知のインバータ回路として構成されている。
バッテリ36は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されており、低電圧側電力ライン44に接続されている。
昇圧コンバータ40は、高電圧側電力ライン42と低電圧側電力ライン44とに接続されており、2つのトランジスタと、2つのダイオードと、リアクトルと、を有する周知の昇降圧コンバータ回路として構成されている。
高電圧側電力ライン42の正極母線と負極母線とには高電圧側コンデンサ46が接続されており、低電圧側電力ライン44の正極母線と負極母線とには低電圧側コンデンサ48が取り付けられている。低電圧側電力ライン44には、システムメインリレー38が取り付けられている。このシステムメインリレー38は、低電圧側電力ライン44の正極母線に設けられた正極側リレーSMRBと、低電圧側電力ライン44の負極母線に設けられた負極側リレーSMRGと、負極側リレーSMRGをバイパスするようにプリチャージ用抵抗Rとプリチャージ用リレーSMRPとが直列接続されたプリチャージ回路と、を有する。低電圧側電力ライン44には、補機バッテリ86や図示しない補機が接続された補機用電力ライン84との間で電力をやりとりするDC/DCコンバータ82が接続されている。
充電用電力ライン50は、一端は低電圧側電力ライン44のシステムメインリレー38より昇圧コンバータ40側(モータ32側)に接続され、他端は車両側インレット54に接続されている。充電用電力ライン50には、充電用リレー52が取り付けられている。充電用リレー52は、充電用電力ライン50の正極側ラインに設けられた正極側リレーDCRBと、充電用電力ライン50の負極側ラインに設けられた負極側リレーDCRGと、を有する。充電用電力ライン50は、外部直流電源装置120の外部側コネクタ154を車両側インレット54に接続することにより、外部直流電源装置120からの外部側充電用電力ライン150に接続される。外部直流電源装置120は、図示しないが、外部の商用電源に接続されており、商用電源からの電力を直流電力に変換して外部側充電用電力ライン150から供給する。
車両側インレット54には、外部側コネクタ154を接続したときに、外部側コネクタ154を介して外部直流電源装置120の外部側接続ライン158に接続される接続ライン58と、外部側コネクタ154を介して外部直流電源装置120に接続される外部側通信ライン160に接続される通信ライン60と、が接続されている。
電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に、処理プログラムを記憶するROM74やデータを一時的に記憶するRAM76,図示しないフラッシュメモリ,図示しない入出力ポート、図示しない通信ポートなどを備える。
電子制御ユニット70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。電子制御ユニット70に入力される信号としては、例えば、モータ32の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ(例えばレゾルバ)32aからの回転位置θm,バッテリ36の端子間に取り付けられた電圧センサ36aからの電圧VB,バッテリ36の出力端子に取り付けられた電流センサ36bからの電流IBを挙げることができる。また、高電圧側コンデンサ46の端子間に取り付けられた電圧センサ46aからの高電圧側コンデンサ46(高電圧側電力ライン42)の電圧VH,低電圧側コンデンサ48の端子間に取り付けられた電圧センサ48aからの低電圧側コンデンサ48(低電圧側電力ライン44)の電圧VLも挙げることができる。充電用電力ライン50に取り付けられた電圧センサ50aからの充電電圧Vchgも入力されている。また、電子制御ユニット70の入力ポートには車両側インレット54に接続された接続ライン58や、車両側インレット54に取り付けられたリッドセンサ56からのリッド信号ライン62が接続されている。なお、電子制御ユニット70は、車両の駆動制御装置としても機能するため、システム起動に必要な情報や走行制御に必要な情報も入力されている。これらの情報としては、例えば、スタートスイッチ77からのスタート信号や,図示しないシフトレバーの操作位置を検出するシフトポジションセンサからのシフトポジション,図示しないアクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサからのアクセル開度,図示しないブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサからのブレーキペダルポジション,図示しない車速センサからの車速などを挙げることができる。
電子制御ユニット70からは、各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。電子制御ユニット70から出力される信号としては、例えば、インバータ34のトランジスタへのスイッチング制御信号,昇圧コンバータ40のトランジスタへのスイッチング制御信号、システムメインリレー38への駆動制御信号、充電用リレー52への駆動制御信号、運転席前方のインストルパネルに配置されたディスプレイ78への表示信号、レディランプ79への点灯信号、DC/DCコンバータ82のトランジスタへのスイッチング制御信号などを挙げることができる。
電子制御ユニット70は、通信ポートに接続された通信ライン60が外部側通信ライン160に接続されることにより、外部側直流電源装置120と通信を行なう。
次に、こうして構成された実施例の電気自動車20の動作、特にシステム起動されたときの動作について説明する。図2は、電子制御ユニット70により実行されるレディオン時処理の一例を示すフローチャートである。このルーチンは、外部直流電源装置120からの電力を用いた充電が開始されたときに実行される。スタートスイッチ77がオン(レディオン)されたときに実行される。
レディオン時処理が実行されると、電子制御ユニット70は、まず、DC/DCコンバータ82を駆動して補機バッテリ86からの電力により低電圧側電力ライン44のシステムメインリレー38と昇圧コンバータ40との間に取り付けられた低電圧側コンデンサ48を充電する処理を実行する(ステップS100)。そして、充電用ライン50に取り付けられた電圧センサ50aからの充電電圧Vchgを入力し(ステップS110)、充電電圧Vchgが閾値Vref未満であるか否かを判定する(ステップS120)。ここで、閾値Vrefは、DC/DCコンバータ82により充電された低電圧側コンデンサ48の電圧より小さく値0より大きい値として予め定められている。充電用リレー52の正極側リレーDCRBと負極側リレーDCRGとの双方に溶着が生じている異常のときには、電圧センサ50aに低電圧側コンデンサ48の電圧が作用するから、充電電圧Vchgは閾値Vref以上となる。一方、充電用リレー52の正極側リレーDCRBと負極側リレーDCRGとのうちの少なくとも一方に溶着が生じていないときには、電圧センサ50aに低電圧側コンデンサ48の電圧は作用しないから、充電電圧Vchgは閾値Vref未満となる。したがって、充電電圧Vchgが閾値Vref未満であるか否かの判定は、充電用リレー52に溶着異常が生じているか否かの診断となる。
ステップS120で充電電圧Vchgが閾値Vref未満であると判定したときには、充電用リレー52に溶着異常が生じていないと判断し、システムメインリレー38をオンとして(ステップS130)、本処理を終了する。一方、充電電圧Vchgが閾値Vref未満ではないと判定したときには、充電用リレー52に溶着異常が生じていると判断し(ステップS140)、システムメインリレー38をオンとすることなく本処理を終了する。
図2のレディオン時処理では、スタートスイッチ77がオン(レディオン)されたときには、DC/DCコンバータ82を駆動して補機バッテリ86からの電力により低電圧側コンデンサ48を充電する。そして、低電圧側コンデンサ48の電圧を用いて充電用リレー52の溶着異常の診断を行なう。これにより、充電終了時に充電用リレー52の溶着診断が行なわれていないときでもレディオン(システム起動時)に充電用リレー52の溶着異常による不都合を回避することができる。
図2のレディオン時処理に代えて図3のレディオン時処理を実行してもよい。図3のレディオン時処理が実行されると、電子制御ユニット70は、まず、図2のレディオン時処理と同様に、DC/DCコンバータ82を駆動して補機バッテリ86からの電力により低電圧側コンデンサ48を充電し(ステップS200)、充電用ライン50に取り付けられた電圧センサ50aからの充電電圧Vchgを入力し(ステップS210)、充電電圧Vchgが閾値Vref未満であるか否かを判定する(ステップS220)。閾値Vrefは、図2のレディオン時処理の閾値Vrefと同様である。
ステップS120で充電電圧Vchgが閾値Vref未満ではないと判定したときには、充電用リレー52に溶着異常が生じていると判断し(ステップS300)、低電圧側コンデンサ48をディスチャージし(ステップS310)、レディランプ79が点滅しているときには消灯して(ステップS320)、本処理を終了する。
ステップS120で充電電圧Vchgが閾値Vref未満であると判定したときには、充電用リレー52の片極溶着診断が未診断であるか否かを判定する(ステップS230)。片極溶着診断は、診断が実行されると診断結果はRAM76や図示しないフラッシュメモリに記憶されるから、その診断結果が記憶されているか否かに基づいて未診断か否かを判定することができる。片極溶着診断が実行されていると判定したときには、システムメインリレー38をオンとし(ステップS280)、レディランプ79を点灯して(ステップS290)、本処理を終了する。
ステップS230で充電用リレー52の片極溶着診断が未診断であると判定したときには、レディランプ79を点滅させ(ステップS240)、充電用リレー52の片極溶着診断を行なう(ステップS250,S260)。即ち、充電用リレー52の片極をオンとして電圧センサ50aからの充電電圧Vchgが閾値Vref未満であるか否かを判定する。この片極溶着診断は、充電用リレー52の正極側リレーDCRBと負極側リレーDCRGの各々に行なわれる。
ステップS260で充電電圧Vchgが閾値Vref未満であると判定したときには、片極溶着診断により充電用リレー52の両極に溶着はないと診断され、充電用リレー52をオフとし(ステップS270)、システムメインリレー38をオンとし(ステップS280)、点滅しているレディランプ79を点灯して(ステップS290)、本処理を終了する。
ステップS260で充電電圧Vchgが閾値Vref未満ではないと判定したときには、片極溶着診断により充電用リレー52の片極に溶着異常があると診断し(ステップS300)、低電圧側コンデンサ48をディスチャージし(ステップS310)、点滅しているレディランプ79を消灯して(ステップS320)、本処理を終了する。
図3のレディオン時処理では、スタートスイッチ77がオン(レディオン)されたときには、DC/DCコンバータ82を駆動して補機バッテリ86からの電力により低電圧側コンデンサ48を充電する。そして、低電圧側コンデンサ48の電圧を用いて充電用リレー52の溶着異常の診断を行なう。この診断で溶着異常はないと判定されたときには、片極溶着診断が未診断のときには片極溶着診断を行なう。この際、レディランプ79を点滅させることにより、処理を行なっていることをユーザに通知することができる。もとより、充電終了時に充電用リレー52の溶着診断が行なわれていないときでもレディオン(システム起動時)に充電用リレー52の溶着異常による不都合を回避することができる。
また、図4のレディオン時処理を実行するものとしてもよい。図4のレディオン時処理が実行されると、電子制御ユニット70は、まず、溶着異常の診断が未診断であるか否かを判定する(ステップS400)。溶着異常の診断が未診断であると判定したときには、リッドセンサ56からの信号に基づいてリッド(車両側インレット54の蓋)が閉じているか否かを判定する(ステップS410)。リッドが閉じていると判定したときには、DC/DCコンバータ82を駆動して補機バッテリ86からの電力により低電圧側コンデンサ48を充電し(ステップS440)、充電用ライン50に取り付けられた電圧センサ50aからの充電電圧Vchgを入力し(ステップS450)、充電電圧Vchgが閾値Vref未満であるか否かを判定する(ステップS460)。充電電圧Vchgが閾値Vref未満であると判定したときには、充電用リレー52に溶着異常が生じていないと判断し、システムメインリレー38をオンとして(ステップS470)、本処理を終了する。一方、充電電圧Vchgが閾値Vref未満ではないと判定したときには、充電用リレー52に溶着異常が生じていると判断し(ステップS480)、システムメインリレー38をオンとすることなく本処理を終了する。ステップS400で溶着異常の診断は未診断ではないと判定されたときにもステップS440〜S480の処理が行なわれる。
ステップS410でリッドが閉じていない(開いている)と判定したときには、「リッドが開いています。閉じて下さい。」などのリッドが開いている旨を通知し(ステップS420)、充電用リレー52の溶着異常の診断は未診断とし(ステップS430)、本処理を終了する。なお、リッドが開いている旨の通知は、ディスプレイ78に表示したり、音声出力したりすることにより行なうことができる。
図4のレディオン時処理では、スタートスイッチ77がオン(レディオン)されたときに充電用リレー52の溶着異常の診断が未診断であるときにはリッドが閉じているか否かを判定する。そして、リッドが閉じていると判定したときにDC/DCコンバータ82を駆動して補機バッテリ86からの電力により低電圧側コンデンサ48を充電し、低電圧側コンデンサ48の電圧を用いて充電用リレー52の溶着異常の診断を行なう。これにより、リッドが開いていることによる不都合(例えば、感電など)のリスクを低減することができる。もとより、充電終了時に充電用リレー52の溶着診断が行なわれていないときでもレディオン(システム起動時)に充電用リレー52の溶着異常による不都合を回避することができる。
実施例の電気自動車20では、蓄電装置として、バッテリ36を用いるものとしたが、蓄電可能な装置であればよく、キャパシタなどを用いるものとしてもよい。実施例の電気自動車20では、昇圧コンバータ40を備えるものとしたが、昇圧コンバータ40を備えないものとしてもよい。
実施例では、モータ32を備える電気自動車20の形態とした。しかし、モータ32に加えてエンジンも備えるハイブリッド自動車の形態としてもよいし、燃料電池を搭載する自動車の形態としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、モータ32が「電動機」に相当し、昇圧コンバータ40やインバータ34が「駆動回路」に相当し、バッテリ36が「蓄電装置」に相当し、システムメインリレー38が「システムメインリレー」に相当し、低電圧側コンデンサ48が「コンデンサ」に相当し、DC/DCコンバータ82が「電力変換装置」に相当し、車両側インレット54が「車両側接続部」に相当し、充電用リレー52が「充電用リレー」に相当し、電圧センサ50aが「電圧センサ」に相当し、電子制御ユニット70が「制御装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電動車両の製造産業などに利用可能である。
20 電気自動車、22a,22b 駆動輪、24 デファレンシャルギヤ、26 駆動軸、32 モータ、32a 回転位置検出センサ、36b 電流センサ、34 インバータ、36 バッテリ、36a,46a,48a 電圧センサ、38 システムメインリレー、40 昇圧コンバータ、42 高電圧側電力ライン、44 低電圧側電力ライン、46 高電圧側コンデンサ、48 低電圧側コンデンサ、50 充電用電力ライン、50a 電圧センサ、52 充電用リレー、54 車両側インレット、56 リッドセンサ、58 接続ライン、60 通信ライン、62 リッド信号ライン、70 電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、77 スタートスイッチ、78 ディスプレイ、82 DC/DCコンバータ、84 補機用電力ライン、86 補機バッテリ、120 外部直流電源装置、150 外部側充電用電力ライン、154 外部側コネクタ、158 外部側接続ライン、160 外部側通信ライン、DCRB 正極側リレー、DCRG 負極側リレー、R プリチャージ用抵抗、SMRB 正極側リレー、SMRG 負極側リレー、SMRP プリチャージ用リレー。

Claims (1)

  1. 走行用の動力を出力する電動機と、
    前記電動機を駆動する駆動回路と、
    蓄電装置と、
    前記蓄電装置と前記駆動回路とを接続する動力用電力ラインに取り付けられたシステムメインリレーと、
    前記動力用電力ラインの前記システムメインリレーと前記駆動回路との間に取り付けられたコンデンサと、
    前記システムメインリレーと前記駆動回路との間の前記動力用電力ラインと補機バッテリが接続された補機用電力ラインとに接続され、前記動力用電力ラインと前記補機用電力ラインとの間で電圧を変更して電力を供給する電力変換装置と、
    車外の直流充電スタンドのスタンド側接続部に接続する車両側接続部と、
    前記システムメインリレーと前記駆動回路との間の前記動力用電力ラインと前記車両側接続部とを接続する充電用電力ラインに取り付けられた充電用リレーと、
    前記車両側接続部と前記充電用リレーとの間の前記充電用電力ラインの電圧を検出する電圧センサと、
    前記システムメインリレー、前記充電用リレー、前記電力変換装置を制御する制御装置と、
    を備える電動車両であって、
    前記制御装置は、前記スタンド側接続部と前記車両側接続部との接続が行なわれていない状態でシステム起動が行なわれたときには、前記充電用リレーと前記システムメインリレーとがオフの状態で前記電力変換装置により前記コンデンサを充電し、この状態で前記電圧センサにより検出される電圧に基づいて前記充電用リレーの溶着異常を診断する、
    ことを特徴とする電動車両。
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