JP6966294B2 - テーピング装置およびテーピング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、キャリアテープの部品収納凹部内に複数個の部品を順次一括挿入する機能を備えたテーピング装置と、順次一括挿入する工程を備えたテーピング方法に関する。
後記特許文献1には、径方向に並んだ複数の保持穴を有し、かつ、回転軸が水平に支持された回転可能な搬送テーブルを用い、供給部から搬送テーブルの径方向に並んだ複数の保持穴内にチップ部品を供給し、径方向に並んだ複数の保持穴に供給されている複数のチップ部品を排出部を通じてキャリアテープの複数の凹部内に収納する装置が開示されている。
また、後記特許文献2には、径方向の複数の整列穴から成る整列穴群を有する回転可能な円板を用い、被処理物供給手段から円板の整列穴群(複数の整列穴内)に被処理物を嵌め込み、整列穴群に嵌め込まれている複数の被処理物をホールディングプレートに受け渡す装置が開示されている。
ところで、キャリアテープの部品収納凹部内に部品、例えばコンデンサやバリスタやインダクタ等の電子部品を順次挿入する機能を備えたテーピング装置には、部品挿入のさらなる高速化が求められている。この部品挿入の高速化に関しては、キャリアテープの部品収納凹部内に部品を1個ずつ挿入するよりも、複数個の部品を一括で順次挿入する方が望ましい。
しかしながら、後記特許文献1に開示されている装置は、径方向に並んだ複数の保持穴に供給されている複数のチップ部品を排出部を通じてキャリアテープの複数の凹部内に収納するものであるため、当該排出部において排出不良や部品詰まり等を生じ得る懸念を鑑みると、部品挿入の高速化に適したものとは言いがたい。
一方、後記特許文献2に開示されている装置は、円板の回転軸が邪魔になるが故に整列穴が並んだ方向(径方向)にキャリアテープを移動させることができないため、後記特許文献1のような排出部が必要となる。すなわち、後記特許文献2に開示されている装置も、後記特許文献1に開示されている装置と同様に、部品挿入の高速化に適したものとは言いがたい。
特開2006−168754号公報 特開平11−292252号公報
本発明が解決しようとする課題は、部品挿入の高速化に適したテーピング装置およびテーピング方法を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明に係るテーピング装置は、キャリアテープの部品収納凹部内に複数個の部品を順次一括挿入する機能を備えたテーピング装置であって、前記部品を収容可能な部品取込溝を等角度間隔で外周部分に有する部品搬送ディスクと、前記部品搬送ディスクを間欠回転させるためのディスク回転手段と、前記部品取込溝内に前記部品を供給するための部品供給手段と、前記キャリアテープを間欠移動させるためのテープ送り手段と、前記部品取込溝内に収容されている部品を前記部品収納凹部内に挿入するための部品挿入手段とを備えており、前記部品取込溝は前記複数個に対応した数でグループ化されていて、当該各グループを構成する複数の部品取込溝内に収容されている前記部品が前記部品挿入手段によって前記部品収納凹部内に一括挿入されるように構成されており、前記各グループは隣接する一方のグループを構成する複数の部品取込溝の間に他方のグループを構成する複数の部品取込溝のうちの1個が設けられた配置形態を有しており、前記各グループを構成する複数の前記部品取込溝の数は、2個または3個とされている。
一方、本発明に係るテーピング方法は、キャリアテープの部品収納凹部内に複数個の部品を順次一括挿入する工程を備えたテーピング方法であって、前記工程は、前記部品を収容可能な部品取込溝を等角度間隔で外周部分に有する部品搬送ディスクを間欠回転させ、かつ、前記キャリアテープを間欠移動させたときの停止過程で実行されるものであり、前記部品搬送ディスクの前記部品取込溝は3個ずつでグループ化されおり、当該各グループを構成する3個の部品取込溝それぞれの間に1個の部品取込溝が在り、隣接する一方のグループの前記1個の部品取込溝が他方のグループを構成する3個の部品取込溝の1個となっており、前記停止過程では、前記各グループを構成する前記3個の部品取込溝内に収容されている前記部品が前記キャリアテープの部品収納凹部内に順次一括挿入される。
また、本発明に係る他のテーピング方法は、キャリアテープの部品収納凹部内に複数個の部品を順次一括挿入する工程を備えたテーピング方法であって、前記工程は、前記部品を収容可能な部品取込溝を等角度間隔で外周部分に有する部品搬送ディスクを間欠回転させ、かつ、前記キャリアテープを間欠移動させたときの停止過程で実行されるものであり、前記部品搬送ディスクの前記部品取込溝は2個ずつでグループ化されおり、当該各グループを構成する2個の部品取込溝それぞれの間には2個の部品取込溝が在り、隣接する一方のグループを構成する2個の部品取込溝それぞれの間にある前記2個のうちの1個の部品取込溝が他方のグループを構成する2個の部品取込溝の1個となっており、前記停止過程では、前記各グループを構成する前記2個の部品取込溝内に収容されている前記部品が前記キャリアテープの部品収納凹部内に順次一括挿入される。
本発明に係るテーピング装置およびテーピング方法によれば、部品挿入の高速化に貢献することができる。
図1(A)は部品の外観斜視図、図1(B)は図1(A)に示した部品が挿入されるキャリアテープの部分上面図、図1(C)は図1(B)に示したキャリアテープのS1−S1線に沿う断面図である。 図2は本発明を適用したテーピング装置の縦断面図である。 図3は本発明を適用したテーピング装置を部品搬送ディスクの前面と正対した向きから見た図である。 図4(A)〜図4(B)は図2および図3に示した部品搬送ディスクにおける部品取込溝の配置形態の詳細を説明するための図である。 図5は図4に示した部品取込溝の形状および向きの詳細を説明するための図である。 図6(A)および図6(B)は図5に示した部品取込溝に部品が供給される挙動を説明するための図である。 図7(A)〜図7(D)は図1(B)に示したキャリアテープの部品収納凹部内に複数個の部品が一括挿入される様子を説明するための図である。 図8(A)は部品取込溝の他の配置形態の詳細を説明するための図、図8(B)および図8(C)は図1(B)に示したキャリアテープの部品収納凹部内に複数個の部品が一括挿入される様子を説明するための図である。
まず、図1を用いて、挿入対象となる部品PAと、当該部品PAが挿入されるキャリアテープCTについて説明する。
部品PAは、図1(A)に示したように、基準寸法が長さL>幅W=高さHの関係を有する略直方体状を成している。ここでの長さLと幅Wと高さHは各々の基準寸法を指すものであるため、寸法公差を加味すると幅W>高さHとなるものや幅W<高さHとなるものも実際は含んでいる。また、部品PAはコンデンサやバリスタやインダクタ等の電子部品の他、電子部品以外の部品をも含む。さらに、部品PAは磁力による吸引を可能としている。
キャリアテープCTは、図1(B)および図1(C)に示したように、長尺な帯状を成しており、図1(A)に示した部品PAに対応した略直方体状の凹部から成る部品収納凹部CTaをピッチPctaにてテープ走行方向(図1(B)の左右方向)に有している。また、キャリアテープCTは、テープ送り用のスプロケット(図示省略)の凸部が係合する貫通孔CTbを、部品収納凹部CTaと異なるピッチでテープ走行方向(図1(B)の左右方向)に有している。
次に、図2および図3を用いて、テーピング装置10の構成について説明する。この説明では、便宜上、図2の左を前、右を後、手前側を左、奥側を右、上側を上、下側を下と表記し、他の図についてもこれらに準じて向きを表記する。
なお、図3はテーピング装置10を部品搬送ディスク15の前面と正対した向きから見た図であり、テーピング装置10を図2の左から見た図ではない。また、図2および図3には、便宜上、後記部品取込溝Gを簡略的に描いている。
図2および図3に示した符号11はディスク支持部、符号12は部品供給部、符号13は部品挿入部、符号14は基礎部、符号15は部品搬送ディスク、符号16はディスク用モータ、符号17はソレノイド、符号18は永久磁石である。
なお、図2および図3には、部品挿入後の部品収納凹部CTaを覆うカバーテープを熱圧着等によってキャリアテープCTに付着するための機構の図示を省略している。
部品供給部12はディスク支持部11の下部前面に設けられ、部品挿入部13はディスク支持部11の上部前面に設けられている。また、ディスク支持部11および部品供給部12の一部は、基礎部14の凹部14a内に差し込まれている。すなわち、ディスク支持部11の前面は上向きに傾いており、その傾斜角度は部品搬送ディスク15の傾斜角度と略同じである。
ディスク支持部11の略中央には、ディスク支持部11を貫通するシャフト配置孔11aが設けられている。また、ディスク支持部11の上部前面には、キャリアテープCTの直線走行を案内するためのテープ案内部11bが設けられている。テープ案内部11bはキャリアテープCTの断面形に対応した断面形を有し、かつ、ディスク支持部11の左右方向に延びた凹部から成る。
さらに、ディスク支持部11の前面の最上部(部品挿入部13と向き合う部分)を除く部分には、部品搬送ディスク15の曲率半径よりも僅かに大きな曲率半径のガイド面を内側に有するディスクガイド部11cが設けられている。すなわち、部品搬送ディスク15の最上部を除く外周面は、ディスクガイド部11cのガイド面によって覆われている。さらに、ディスク支持部11の上部後面には、後面からテープ案内部11bに至るスプロケット配置孔11dが設けられている。スプロケット配置孔11dにはテープ送り用のスプロケット(図示省略)が設けられており、スプロケットの凸部はテープ案内部11b内に移動自在に差し込まれたキャリアテープCTの貫通孔CTbに係合している。
図示を省略したが、スプロケットはスプロケット用モータのシャフトに連結されている。すなわち、スプロケットとスプロケット用モータはキャリアテープCTを間欠移動させるためのテープ送り手段に該当する。
さらに、ディスク支持部11の上部後面のスプロケット配置孔11dよりも下側には、永久磁石配置凹部11eが設けられている。永久磁石配置凹部11eは少なくとも後記3本の部品挿入ピン17aと向き合う位置から右方向に延びており、その内側には希土類永久磁石等から成る永久磁石18が配置されている。
部品供給部12には、部品PAをバルク状態(向きがばらばらな状態)で多数個貯蔵可能な部品貯蔵室12aが設けられている。部品貯蔵室12aの底面12a1は、部品搬送ディスクの曲率半径よりも僅かに小さな曲率半径を有し、かつ、後ろ下がりに傾いている。また、部品貯蔵室12aの底面12a1の後端部分には、底面12a1から部品搬送ディスク15の前面の外周に向かう誘導部12a2が連続して設けられている(図6を参照)。すなわち、部品供給部12は、部品搬送ディスク15の部品取込溝G内に部品PAを供給するための部品供給手段に該当する。
なお、図6には、補助誘導部12a2として、部品貯蔵室12aの底面12a1の後端から部品搬送ディスク15の前面の外周に向かって湾曲した凸曲面から成るものを示してあるが、部品貯蔵室12aの底面12a1の後端から部品搬送ディスク15の前面の外周に向かって傾く傾斜面としてもよい。
部品挿入部13には、部品搬送ディスク15の最上部が回転自在に入り込むディスク挿入凹部13aが設けられている。ディスク挿入凹部13aを部品搬送ディスク15の前面と正対した向きから見たときの形状は弓形である。また、部品挿入部13には、ディスク挿入凹部13aの前側部分に向かって貫通するピン配置孔13bが設けられている。
ディスク用モータ16は、ディスク支持部11の後面に固定されており、そのシャフト16aを軸受16bを介してシャフト配置孔11a内に設けられ、その先端をディスク支持部11の前面から突出している。シャフト16aの突出部分には、ディスク連結板16cを用いて部品搬送ディスク15が連結されている。すなわち、モータ16は、部品搬送ディスク15を間欠回転させるためのディスク回転手段に該当する。
ソレノイド17は、ソレノイド17は部品挿入部13の前面に固定されており、そのプランジャ(図示省略)に連結された3本の部品挿入ピン17aがピン配置孔13b内に移動可能に設けられている。ソレノイド17によって駆動される3本の部品挿入ピン17aの並び方向はテープ案内部11bと平行であり、各々の中心線の間隔はキャリアテープCTの部品収納凹部CTaのピッチPctaと2倍となっている。すなわち、ソレノイド17および3本の部品挿入ピン17aは、部品搬送ディスク15の部品取込溝Gに収容されている部品PAをキャリアテープCTの部品収納凹部CTa内に3個一括で挿入するための部品挿入手段に該当する。
部品搬送ディスク15は、少なくとも外周部分が一定の厚さを有するもので、シャフト連結孔15aを中心に有している。また、部品搬送ディスク15の外周部分には、部品PAを収容可能な多数の部品取込溝G(配置形態と形状および向きの詳細については後に説明)が等角度間隔で設けられている。すなわち、部品搬送ディスク15はその前面が上向きに傾いた姿勢でディスク用モータ16により間欠回転する。部品搬送ディスク15の傾斜角度、代替的には図2に示した部品搬送ディスク15の回転中心線RCLと仮想鉛直線VLとの成す角度θは鋭角範囲内で設定されている。
なお、図2には、角度θが65度のものを示してあるが、当該角度θは鋭角範囲内であれば増減しても構わない。
次に、図4を用いて、部品搬送ディスク15における部品取込溝Gの配置形態の詳細について説明する。
図4に示した部品搬送ディスク15は、キャリアテープCTの部品収納凹部CTa内に3個の部品PAを順次一括挿入する場合に対応したものであり、部品取込溝Gの総数は3の倍数である。多数の部品取込溝Gは3個に対応した数でグループ化されていて、各グループG1〜Gnは隣接する一方のグループを構成する3個の部品取込溝の間に他方のグループを構成する3個の部品取込溝のうちの1個が設けられた配置形態を有している。
なお、図4(A)〜図4(D)の三角印は、第1グループG1〜第4グループG4に対応した部品搬送ディスク15の目標停止位置を示している。また、図4(A)〜図4(D)の黒丸印は、第1グループG1〜第4グループG4を構成する3個の部品取込溝G1a〜G1c・・・G4a〜G4cを示している。さらに、図4(A)〜図4(D)の1点鎖線SL1〜SL5およびSLnは、第1グループG1〜第5グループG5および第nグループGnの基準線(部品搬送ディスク15の中心から延びた線)を示している。
第1グループG1〜第4グループG4を構成する3個の部品取込溝G1a〜G1c・・・G4a〜G4cの配置形態を図4(A)〜図4(D)に基づいて具体的に説明すると、第1グループG1を構成する3個の部品取込溝G1a〜G1cのうちの部品取込溝G1bと部品取込溝G1cの間に、第2グループG2を構成する3個の部品取込溝G2a〜G2cのうちの1個の部品取込溝G2aが設けられている。また、第2グループG2を構成する3個の部品取込溝G2a〜G2cのうちの部品取込溝G2bと部品取込溝G2cの間に、第3グループG3を構成する3個の部品取込溝G3a〜G3cのうちの1個の部品取込溝G3aが設けられている。さらに、第3グループG3を構成する3個の部品取込溝G3a〜G3cのうちの部品取込溝G3bと部品取込溝G3cの間に、第4グループG4を構成する3個の部品取込溝G4a〜G4cのうちの1個の部品取込溝G4aが設けられている。さらに、第4グループG4を構成する3個の部品取込溝G4a〜G4cのうちの部品取込溝G4bと部品取込溝G4cの間に、第5グループG5を構成する3個の部品取込溝G5a〜G5c(部品取込溝G5cは図示省略)のうちの1個の部品取込溝G5aが設けられている。
つまり、第1グループG1〜第4グループG4を構成する部品取込溝G1a〜G1c・・・G4a〜G4cの数が3個であるため、第1グループG1〜第4グループG4を構成する部品取込溝G1a〜G1c・・・G4a〜G4cそれぞれの間に、計2個の部品取込溝(GncおよびG2a、G1cおよびG3a、G2cおよびG4a、G3cおよびG5aを参照)が設けられている。
なお、第5グループG5〜第nグループGnを構成する3個の部品取込溝G5a〜G5c・・・Gna〜Gncも、前記同様の配置形態を有している。
次に、図5および図6を用いて、部品搬送ディスク15における部品取込溝Gの形状および向きの詳細について説明する。
第1グループG1を構成する3個の部品取込溝G1a〜G1cの形状および向きを図5および図6に基づいて具体的に説明すると、各部品取込溝G1a〜G1cは、部品PAの幅Wおよび高さHよりも僅かに大きな幅Wgと、部品PAの長さLよりも僅かに大きな最小深さDa〜Dcを有する略矩形状である。また、各部品取込溝G1a〜G1cの幅方向中心線は互いに平行である。すなわち、中央1個の部品取込溝G1bの幅方向中心線(基準線SL1を参照)は部品搬送ディスク15の半径方向に沿っているものの、両側2個の部品取込溝G1aおよびG1cの幅方向中心線は部品搬送ディスク15の半径方向に対して傾いている。
また、3個の部品取込溝G1a〜G1cは、各々の最小深さDa〜Dcを規定する最深面G1a1〜G1c1が、中央1個の部品取込溝G1bの幅方向中心線(基準線SL1を参照)と直交する方向において一致している。部品搬送ディスク15はその曲率半径に準じた外周面を有しているため、中央1個の部品取込溝G1bの最小深さD1よりも、両側2個の部品取込溝G1aおよびG1cの最小深さDaおよびDcは僅かに小さくなっている。
さらに、3個の部品取込溝G1a〜G1cは、各々の最深面G1a1〜G1c1から部品搬送ディスク15の前面に至る誘導部G1a2〜G1c2を有している。ちなみに、各誘導部G1a2〜G1c2は、最深面G1a1〜G1c1から部品搬送ディスク15の前面との間に形成された傾斜面から成る。各部品取込溝G1a〜G1cの幅方向中心に沿う各誘導部G1a2〜G1c2の寸法da〜dcは、中央1個の部品取込溝G1bの誘導部G1b2の寸法dbよりも、両側2個の部品取込溝G1aおよびG1cの誘導部G1a2およびG1c2の寸法daおよびdcの方が僅かに大きくなっている。この寸法daおよびdc>寸法dbの関係は、両側2個の部品取込溝G1aおよびG1c内への部品PAの供給に対する配慮である。
なお、図5および図6に全体を描いていないが、第2グループG2〜第nグループGnを構成する3個の部品取込溝G2a〜G2c・・・Gna〜Gncも、前記同様の形状および向きを有している。
次に、図5および図6を用いて、部品搬送ディスク15における部品取込溝G内に部品PAが供給される挙動について説明する。
なお、図5の2点鎖線は、部品搬送ディスク15に対する部品貯蔵室12aの底面12a1の位置を示している。また、図6の2点鎖線は、部品PAの向きが変わる様子を示している。
第1グループG1を構成する3個の部品取込溝G1a〜G1c内に部品PAが供給される挙動を図6を基づいて具体的に説明すると、各部品取込溝G1a〜G1cの最深面G1a1〜G1c1側の一部は、部品貯蔵室12aに向けて開放している(図5を参照)。部品貯蔵室12aの底面12a1はその曲率半径に準じた面であるため、両側2個の部品取込溝G1aおよびG1cの開放部分の幅方向中心線に沿う最小寸法は、中央1個の部品取込溝G1bの開放部分の幅方向中心線に沿う最小寸法よりも小さいが、両側2個の部品取込溝G1aおよびG1cの誘導部G1a2およびG1c2の幅方向中心線に沿う寸法が、中央1個の部品取込溝G1bの誘導部G1b2の幅方向中心線に沿う寸法よりも大きくなっている。すなわち、各部品取込溝G1a〜G1cの最小寸法と、各部品取込溝G1aおよびG1cの誘導部G1a2〜G1c2の幅方向中心線に沿う寸法との和は、部品PAの幅Wおよび高さHよりも大きく、部品PAの長さLよりも小さくなっている。
部品貯蔵室12a内の部品PAは、図6に示したように、部品搬送ディスク15の間欠回転に伴って、底面12a1の傾きにしたがって破線矢印方向に移動する。破線矢印方向に移動した部品PAは、長さL方向の一端が各誘導部G1a2〜G1c2に接したところで図中時計回り方向に回転変位し、その向きが各部品取込溝G1a〜G1cと整合したところで、各部品取込溝G1a〜G1c内に収容される。
なお、図6には描いていないが、第2グループG2〜第nグループGnを構成する3個の部品取込溝G2a〜G2c・・・Gna〜Gnc内にも、前記同様の挙動にて部品PA供給され、かつ、収容される。
次に、図1〜図4および図7を用いて、テーピング装置10の動作について説明する。
キャリアテープCTの部品収納凹部CTaに3個の部品PAを順次一括挿入するときには、図2および図3に示したように、部品貯蔵室12a内に部品PAをバルク状態で貯蔵するとともに、キャリアテープCTをテープ案内部11b内に差し込む。そして、ディスク用モータ16によって部品搬送ディスク15を図4に示した基準線SL1〜SLnの角度間隔に対応する角度αで図3の破線矢印方向に間欠回転させるとともに、図示省略のスプロケット用モータによってスプロケットを間欠回転させて、キャリアテープCTを図1に示したピッチPctaの3倍の寸法で図3の破線矢印方向に間欠移動させる。
部品貯蔵室12a内にバルク状態で貯蔵されている部品PAは、部品搬送ディスク15の間欠回転に伴って、先に説明した挙動によって各溝G内(第1グループG1〜第nグループGnを構成する3個の部品取込溝G1a〜G1c・・・Gna〜Gnc内)に供給され、かつ、収容される。
部品搬送ディスク15の第1グループG1が図4(A)に三角印で示した目標停止位置で停止し、かつ、キャリアテープCTの5個の部品収納凹部CTaが図7(A)に三角印で示した目標停止位置で停止すると、ソレノイド17によって3本の部品挿入ピン17aがキャリアテープCTに向かって移動し、第1グループG1を構成する3個の部品取込溝G1a〜G1c内に収容されている部品PAがキャリアテープCTの3個(5個のうちの中央と両側の計3個)の部品収納凹部CTa内に一括で挿入される(図7(A)の1を参照)。一括挿入後は3本の部品挿入ピン17aは復帰し、3個の部品収納凹部CTa内に一括挿入された部品PAはその後側に存する永久磁石18の磁力によって吸引されて保持される。
続いて、部品搬送ディスク15の第2グループG2が図4(B)に三角印で示した目標停止位置で停止し、かつ、キャリアテープCTの5個(5個のうちの1個には既に部品PAが挿入されている)の部品収納凹部CTaが図7(B)に三角印で示した目標停止位置で停止すると、ソレノイド17によって3本の部品挿入ピン17aがキャリアテープCTに向かって移動し、第2グループG2を構成する3個の部品取込溝G2a〜G2c内に収容されている部品PAがキャリアテープCTの3個(5個のうちの中央と両側の計3個)の部品収納凹部CTa内に一括で挿入される(図7(B)の2を参照)。一括挿入後は3本の部品挿入ピン17aは復帰し、3個の部品収納凹部CTa内に一括挿入された部品PAはその後側に存する永久磁石18の磁力によって吸引されて保持される。
続いて、部品搬送ディスク15の第3グループG3が図4(C)に三角印で示した目標停止位置で停止し、かつ、キャリアテープCTの5個(5個のうちの1個には既に部品PAが挿入されている)の部品収納凹部CTaが図7(C)に三角印で示した目標停止位置で停止すると、ソレノイド17によって3本の部品挿入ピン17aがキャリアテープCTに向かって移動し、第3グループG3を構成する3個の部品取込溝G3a〜G3c内に収容されている部品PAがキャリアテープCTの3個(5個のうちの中央と両側の計3個)の部品収納凹部CTa内に一括で挿入される(図7(C)の3を参照)。一括挿入後は3本の部品挿入ピン17aは復帰し、3個の部品収納凹部CTa内に一括挿入された部品PAはその後側に存する永久磁石18の磁力によって吸引されて保持される。
続いて、部品搬送ディスク15の第4グループG4が図4(D)に三角印で示した目標停止位置で停止し、かつ、キャリアテープCTの5個(5個のうちの1個には既に部品PAが挿入されている)の部品収納凹部CTaが図7(D)に三角印で示した目標停止位置で停止すると、ソレノイド17によって3本の部品挿入ピン17aがキャリアテープCTに向かって移動し、第4グループG4を構成する3個の部品取込溝G4a〜G4c内に収容されている部品PAがキャリアテープCTの3個(5個のうちの中央と両側の計3個)の部品収納凹部CTa内に一括で挿入される(図7(D)の4を参照)。一括挿入後は3本の部品挿入ピン17aは復帰し、3個の部品収納凹部CTa内に一括挿入された部品PAはその後側に存する永久磁石18の磁力によって吸引されて保持される。
この後も、部品搬送ディスク15の間欠回転とキャリアテープCTの間欠移動と部品挿入が繰り返される。すなわち、キャリアテープCTの部品収納凹部CTa内には、3個の部品PAが順次一括挿入される。
次に、前述のテーピング装置10によって得られる主たる効果について説明する。
〈効果1〉キャリアテープCTの部品収納凹部CTa内に3個の部品PAを順次一括挿入できるため、部品挿入の高速化に貢献することができる。
〈効果2〉隣接する一方のグループ、例えば第1グループG1を構成する3個の部品取込溝G1a〜G1cの間に他方のグループ、例えば第2グループG2を構成する3個の部品取込溝G2a〜G2cのうちの1個(部品取込溝G2a)が設けられた配置形態を採用しているので、キャリアテープCTの部品収納凹部CTaのピッチPctaの大小に拘わらず、より多くのグループG1〜Gnを部品搬送ディスク15の外周部分に設けることができ、これにより部品搬送ディスク15の間欠回転角度を極力小さくして部品挿入の高速化に貢献することができる。
〈効果3〉各部品取込溝G1a〜G1c・・・Gna〜Gncの幅が部品PAの幅Wおよび高さHよりも僅かに大きな幅Wgと部品PAの長さよりも僅かに大きな最小深さDa〜Dcを有する矩形状であり、しかも、各グループG1〜Gnを構成する3個の部品取込溝G1a〜G1c・・・Gna〜G4nそれぞれの幅方向中心線が互いに平行であるため、各グループG1〜Gn毎に3個の部品PAをキャリアテープCTの部品収納凹部CTa内にスムースに一括挿入することができる。
〈効果4〉部品貯蔵室12a内にバルク状態で貯蔵されている部品PAを、部品搬送ディスク15の間欠回転に伴って各部品取込溝G1a〜G1c・・・Gna〜Gnc内に供給して収容できるので、各部品取込溝G1a〜G1c・・・Gna〜Gnc内に部品PAを供給するために複雑な装置を必要としない。
〈効果5〉部品貯蔵室12aの底面12a1の後端部分に、底面12a1から部品搬送ディスク15の前面の外周に向かう誘導部12a2が連続して設けているので、各部品取込溝G1a〜G1c・・・Gna〜Gnc内への部品PAの供給および収容をスムースに行うことができる。
次に、前述のテーピング装置10の変形例について説明する。
〈変形例1〉キャリアテープCTの部品収納凹部CTa内に奇数個(3個)の部品PAを順次一括挿入するものを示したが、キャリアテープCTの部品収納凹部CTa内に偶数個の部品PAを順次一括挿入するようにしてもよい。
図8(A)は2個の部品PAを順次一括挿入する場合の部品取込溝Gの配置形態の詳細を示す。図8(A)に示した部品搬送ディスク15は、キャリアテープCTの部品収納凹部CTa内に2個の部品PAを順次一括挿入する場合に対応したものであり、部品取込溝Gの総数は2の倍数である。多数の部品取込溝Gは2個に対応した数でグループ化されていて、3個の場合と同様、各グループG1〜Gnは隣接する一方のグループを構成する2個の部品取込溝の間に他方のグループを構成する2個の部品取込溝のうちの1個が設けられた配置形態を有している。
第1グループG1〜第4グループG4を構成する3個の部品取込溝G1aおよびG1b・・・G4aおよびG4bの配置形態を図8(A)に基づいて具体的に説明すると、第1グループG1を構成する2個の部品取込溝G1aおよびG1bの間に、第2グループG2を構成する2個の部品取込溝G2aおよびG2bのうちの1個の部品取込溝G2aと、第nグループGnを構成する2個の部品取込溝GnaおよびGnbのうちの1個の部品取込溝Gnbとが設けられている。また、第2グループG2を構成する2個の部品取込溝G2aおよびG2bの間に、第3グループG3を構成する2個の部品取込溝G3aおよびG3bのうちの1個の部品取込溝G3aと、第1グループG1を構成する2個の部品取込溝G1aおよびG1bのうちの1個の部品取込溝G1bが設けられている。さらに、第3グループG3を構成する2個の部品取込溝G3aおよびG3bの間に、第4グループG4を構成する2個の部品取込溝G4aおよびG4bのうちの1個の部品取込溝G4aと、第2グループG2を構成する2個の部品取込溝G2aおよびG2bのうちの1個の部品取込溝G2bが設けられている。さらに、第4グループG4を構成する2個の部品取込溝G4aおよびG4bの間に、第5グループG5を構成する2個の部品取込溝G5aおよびG5bのうちの1個の部品取込溝G5aと、第3グループG3を構成する2個の部品取込溝G3aおよびG3bのうちの1個の部品取込溝G3bが設けられている。
つまり、第1グループG1〜第4グループG4を構成する部品取込溝G1aおよびG1b・・・G4aおよびG4bの数が2個であるため、第1グループG1〜第4グループG4を構成する部品取込溝G1aおよびG1b・・・G4aおよびG4bそれぞれの間に2個の部品取込溝(GnbおよびG2a、G1bおよびG3a、G2bおよびG4a、G3bおよびG5aを参照)が設けられている。
なお、第5グループG5〜第nグループGnを構成する2個の部品取込溝G5aおよびG5b・・・GnaおよびGnbも、前記同様の配置形態を有している。また、第1グループG1〜第nグループを構成する2個の部品取込溝G1aおよびG1b・・・GnaおよびGnbの形状および向きは、3個の場合の中央1個と片側1個と同様である。
キャリアテープCTの部品収納凹部CTaに2個の部品PAを順次一括挿入するときには、図2および図3に示したように、部品貯蔵室12a内に部品PAをバルク状態で貯蔵するとともに、キャリアテープCTをテープ案内部11b内に差し込む。そして、ディスク用モータ16によって部品搬送ディスク15を図8(A)に示した基準線SL1〜SLnの角度間隔に対応する角度β(先に述べた角度αよりも小さい)で図3の破線矢印方向に間欠回転させるとともに、図示省略のスプロケット用モータによってスプロケットを間欠回転させて、キャリアテープCTを図1に示したピッチPctaの2倍の寸法で図3の破線矢印方向に間欠移動させる。ちなみに、2個の場合の部品挿入ピン17aの数は2本である。
部品貯蔵室12a内にバルク状態で貯蔵されている部品PAは、部品搬送ディスク15の間欠回転に伴って、先に説明した挙動によって各溝G内(第1グループG1〜第nグループGnを構成する2個の部品取込溝G1aおよびG2b・・・GnaおよびGnb内)に供給され、かつ、収容される。
部品搬送ディスク15の第1グループG1が図8(A)に三角印で示した目標停止位置で停止し、かつ、キャリアテープCTの4個の部品収納凹部CTaが図8(B)に破線三角印で示した目標停止位置で停止すると、ソレノイド17によって2本の部品挿入ピン17aがキャリアテープCTに向かって移動し、第1グループG1を構成する2個の部品取込溝G1aおよびG1b内に収容されている部品PAがキャリアテープCTの2個(4個のうちの両側の2個)の部品収納凹部CTa内に一括で挿入される(図8(B)の1を参照)。一括挿入後は2本の部品挿入ピン17aは復帰し、2個の部品収納凹部CTa内に一括挿入された部品PAはその後側に存する永久磁石18の磁力によって吸引されて保持される。
続いて、部品搬送ディスク15の第2グループG2が次の目標停止位置で停止し、かつ、キャリアテープCTの4個(4個のうちの1個には既に部品PAが挿入されている)の部品収納凹部CTaが図8(B)に三角印で示した目標停止位置で停止すると、ソレノイド17によって2本の部品挿入ピン17aがキャリアテープCTに向かって移動し、第2グループG2を構成する2個の部品取込溝G2aおよびG2b内に収容されている部品PAがキャリアテープCTの2個(4個のうちの両側の2個)の部品収納凹部CTa内に一括で挿入される(図8(B)の2を参照)。一括挿入後は2本の部品挿入ピン17aは復帰し、2個の部品収納凹部CTa内に一括挿入された部品PAはその後側に存する永久磁石18の磁力によって吸引されて保持される。
続いて、部品搬送ディスク15の第3グループG3が次の目標停止位置で停止し、かつ、キャリアテープCTの4個(4個のうちの1個には既に部品PAが挿入されている)の部品収納凹部CTaが図8(C)に三角印で示した目標停止位置で停止すると、ソレノイド17によって2本の部品挿入ピン17aがキャリアテープCTに向かって移動し、第3グループG3を構成する2個の部品取込溝G3aおよびG3b内に収容されている部品PAがキャリアテープCTの2個(4個のうちの両側の2個)の部品収納凹部CTa内に一括で挿入される(図7(C)の3を参照)。一括挿入後は2本の部品挿入ピン17aは復帰し、2個の部品収納凹部CTa内に一括挿入された部品PAはその後側に存する永久磁石18の磁力によって吸引されて保持される。
この後も、部品搬送ディスク15の間欠回転とキャリアテープCTの間欠移動と部品挿入が繰り返される。すなわち、キャリアテープCTの部品収納凹部CTa内には、2個の部品PAが順次一括挿入される。
〈変形例2〉部品搬送ディスク15の傾斜角度θに拘わらず、部品取込溝内に収容された後の部品PAが部品搬送ディスク15が間欠回転するときに飛び出してしまうことを未然に防止する手法として、(1)各部品取込溝に至るエア吸引通路を部品搬送ディスク15の後面等に形成して、各部品取込溝内に収容された後の部品PAをエア吸引力(負圧)によって各部品取込溝内に保持する手法や、(2)各部品取込溝と向き合う永久磁石をディスク支持部11に設けて、各部品取込溝内に収容された後の部品PAを磁力によって各部品取込溝内に保持する手法、等を採用してもよい。
〈変形例3〉部品搬送ディスク15としてその前面が上向きに傾いているものを例示したが、当該部品搬送ディスク15は水平または略水平な向きとしてもよい。この場合は、、部品供給部12に変えて、部品搬送ディスク15の部品取込溝G内に強制的に部品PAを送り込む装置、例えばボールフィーダに連結されたリニアフィーダの先端から部品取込溝G内に部品PAを供給する装置等を用いるとよい。
〈変形例4〉部品PAとして基準寸法が長さL>幅W=高さHの関係を有するものを示したが、基準寸法が長さL>幅W>高さHの関係を有する部品や、基準寸法が長さL>高さH>幅Wの関係を有する部品であっても、各部品取込溝等の寸法を変更することによって挿入対象とすることができる。
〈変形例5〉キャリアテープCTの部品収納凹部CTa内に奇数個の部品PAを順次一括挿入する場合として3個の部品PAを順次一括挿入するものを示し、また、キャリアテープCTの部品収納凹部CTa内に偶数個の部品PAを順次一括挿入する場合として2個の部品PAを順次一括挿入するもの(変形例1を参照)を示したが、奇数個の場合には各グループG1〜Gnを5個の部品取込溝で構成するようにしてもよく、また、偶数個の場合には各グループG1〜Gnを4個の部品取込溝で構成するようにしてもよい。
PA…部品、CT…キャリアテープ、CTa…部品収納凹部、10…テーピング装置、11…ディスク支持部、11b…テープ案内部、12…部品供給部、12a…部品貯蔵室、13…部品挿入部、15…部品搬送ディスク、G,G1a〜G1c・・・Gna〜Gnc…部品取込溝、G1〜Gn…部品取込溝のグループ、16…ディスク用モータ、17…ソレノイド、17a…部品挿入ピン、18…永久磁石。

Claims (10)

  1. キャリアテープの部品収納凹部内に複数個の部品を順次一括挿入する機能を備えたテーピング装置であって、
    前記部品を収容可能な部品取込溝を等角度間隔で外周部分に有する部品搬送ディスクと、前記部品搬送ディスクを間欠回転させるためのディスク回転手段と、前記部品取込溝内に前記部品を供給するための部品供給手段と、前記キャリアテープを間欠移動させるためのテープ送り手段と、前記部品取込溝内に収容されている部品を前記部品収納凹部内に挿入するための部品挿入手段とを備えており、
    前記部品取込溝は前記複数個に対応した数でグループ化されていて、当該各グループを構成する複数の部品取込溝内に収容されている前記部品が前記部品挿入手段によって前記部品収納凹部内に一括挿入されるように構成されており、
    前記各グループは隣接する一方のグループを構成する複数の部品取込溝の間に他方のグループを構成する複数の部品取込溝のうちの1個が設けられた配置形態を有しており、
    前記各グループを構成する複数の前記部品取込溝の数は、2個または3個である、
    テーピング装置。
  2. 前記グループを構成する複数の部品取込溝の数が3個の場合、当該複数の部品取込溝それぞれの間に1個の部品取込溝が設けられている、
    請求項1に記載のテーピング装置。
  3. 前記部品搬送ディスクの前記部品取込溝の総数は前記3個の倍数である、
    請求項2に記載のテーピング装置。
  4. 前記グループを構成する複数の部品取込溝の数が2個の場合、当該複数の部品取込溝それぞれの間に2個の部品取込溝が設けられている、
    請求項1に記載のテーピング装置。
  5. 前記部品搬送ディスクの前記部品取込溝の総数は前記2個の倍数である、
    請求項4に記載のテーピング装置。
  6. 前記部品は長さ>幅および高さの関係を有する略直方体状であり、
    前記部品取込溝は前記部品の幅および高さよりも僅かに大きな幅と前記部品の長さよりも僅かに大きな深さとを有する略矩形状である、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のテーピング装置。
  7. キャリアテープの部品収納凹部内に複数個の部品を順次一括挿入する工程を備えたテーピング方法であって、
    前記工程は、前記部品を収容可能な部品取込溝を等角度間隔で外周部分に有する部品搬送ディスクを間欠回転させ、かつ、前記キャリアテープを間欠移動させたときの停止過程で実行されるものであり、
    前記部品搬送ディスクの前記部品取込溝は3個ずつでグループ化されおり、当該各グループを構成する3個の部品取込溝それぞれの間に1個の部品取込溝が在り、隣接する一方のグループの前記1個の部品取込溝が他方のグループを構成する3個の部品取込溝の1個となっており、
    前記停止過程では、前記各グループを構成する前記3個の部品取込溝内に収容されている前記部品が前記キャリアテープの部品収納凹部内に順次一括挿入される、
    テーピング方法。
  8. 前記部品搬送ディスクの前記部品取込溝の総数は前記3個の倍数である、
    請求項7に記載のテーピング方法。
  9. キャリアテープの部品収納凹部内に複数個の部品を順次一括挿入する工程を備えたテーピング方法であって、
    前記工程は、前記部品を収容可能な部品取込溝を等角度間隔で外周部分に有する部品搬送ディスクを間欠回転させ、かつ、前記キャリアテープを間欠移動させたときの停止過程で実行されるものであり、
    前記部品搬送ディスクの前記部品取込溝は2個ずつでグループ化されおり、当該各グループを構成する2個の部品取込溝それぞれの間には2個の部品取込溝が在り、隣接する一方のグループを構成する2個の部品取込溝それぞれの間にある前記2個のうちの1個の部品取込溝が他方のグループを構成する2個の部品取込溝の1個となっており、
    前記停止過程では、前記各グループを構成する前記2個の部品取込溝内に収容されている前記部品が前記キャリアテープの部品収納凹部内に順次一括挿入される、
    テーピング方法。
  10. 前記部品搬送ディスクの前記部品取込溝の総数は前記2個の倍数である、
    請求項9に記載のテーピング方法。
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