JP6962852B2 - ヒータ - Google Patents
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Description
そして、ヒータを液体の加熱源として用いる場合には、ハウジング内に液体が入り込まないようにするため、シース管とハウジングとの水密性が重要となる。そのため、シース管とハウジングとを周方向に亘ってレーザ溶接することが知られている。(特許文献1、2参照)
しかしながら、ヒータのシース管は熱伝導性を考慮して、厚みが非常に薄くされているため、特許文献1や特許文献2のように、ハウジングに単に薄肉部を設けるだけでは、シース管とハウジングとの良好な接合ができない虞がある。具体的には、薄肉部とシース管とに形成される溶融部が十分にシース管に入り込まず、シース管とハウジングとの接合強度が十分でなく、その結果、ハウジングとシース管との水密性が確保できない虞があった。他方、溶融部が十分にシース管に入り込むようにするために、溶接条件を変更する(例えば、レーザ出力を上げる等)と、溶融部がシース管を貫通してしまい、シース管に穴が形成されてシース管内に配置された発熱体が酸化消耗してしまう虞があった。
さらに、「境界における薄肉部の厚みがシース管の厚みより薄い」とは、先端側境界における薄肉部の厚みがシース管の厚みより薄い形態のほか、後端側境界における薄肉部の厚みがシース管の厚みより薄い形態が挙げられる。なお、先端側境界及び後端側境界の両方が存在する場合には、何れか一方の境界の厚みとシース管の厚みとが上述の関係になっていればよく、より好ましくは両方の境界の厚みとシース管との厚みとが上述の関係になっていればよい。他方、先端側境界、後端側境界の一方のみが存在する場合には、存在する一方の境界の厚みとシース管との厚みとが上述の関係になっていればよい。
なお、圧入部は、薄肉部の一部に設けていても良いし、薄肉部全体に設けられていても良い。
その上、形成された溶融部の外表面が径方向内側に向かって凹みにくくなるため、溶融部が周方向に亘ってほぼ均一で良好な形状を得ることができる。
その上、形成された溶融部560の外表面が径方向内側に向かって凹みにくくなるため、溶融部560が周方向に亘ってほぼ均一で良好な形状を得ることができる。
また、本実施形態では、溶融部560、560a、560bは薄肉部550、550a、550bの一部に設けられていたが、これに限られるものでなく、薄肉部の全体に亘って設けられていてもよい。
また、本実施形態では、薄肉部550、550a、550bの全部位の厚みがシース管810の厚みT2よりも薄くされていたが、これに限られず、薄肉部550、550a、550bの厚みT1(境界S1、S2の位置における薄肉部550、550a、550bの厚みT1)がシース管810の厚みT2よりも薄くされていればよく、例えば、薄肉部550、550a、550bが軸線方向ODの先端側に向かうにつれて厚みが薄くなるテーパ部であってもよい。
また、本実施形態では、シース管810内に発熱コイル820のみを配置する形態であったが、これに限られることなく、発熱コイルと発熱コイルを制御する制御コイルがシース管内に配置される形態であってもよい。
500、500a、500b…主体金具
550、550a、550b…薄肉部
552、552a、552b…圧入部
560、560a、560b…溶融部
800…シースヒータ
810…シース管
820…発熱コイル
Claims (8)
- 軸線方向に延びるとともに先端部が閉塞した筒状のシース管と、
前記シース管内に配置され、通電により発熱する発熱体と、
前記シース管の後端側を自身の筒孔内に挿通する筒状のハウジングと、
を備え、
前記ハウジングは、本体部と、前記本体部よりも先端側で、且つ、前記シース管に対して前記軸線方向に重なるように配置され、前記本体部の厚みよりも薄い筒状の薄肉部と、を有し、
前記薄肉部と前記シース管とに全周に亘ってレーザ溶接により形成された溶融部が設けられるヒータであって、
前記溶融部に隣接する非溶融部と前記溶融部との前記薄肉部の外表面の境界における前記薄肉部の厚みが、前記シース管の厚みより薄い
ことを特徴とするヒータ。 - 前記溶融部は、前記薄肉部のうち前記本体部と離間した位置に設けられてなることを特徴とする請求項1に記載のヒータ。
- 前記溶融部の後端と前記本体部の先端との軸線方向の距離が1mmより大きいことを特徴とする請求項2に記載のヒータ。
- 前記薄肉部の少なくとも一部には、前記シース管が圧入されてなる圧入部が設けられてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のヒータ。
- 前記溶融部は、前記圧入部に重なるように設けられてなることを特徴とする請求項4に記載のヒータ。
- 前記圧入部は、前記薄肉部の一部に設けられてなり、前記溶融部と前記圧入部とは前記軸線方向にずれて形成されてなることを特徴とする請求項4に記載のヒータ。
- 前記溶融部は、前記圧入部よりも先端側に設けられてなることを特徴とする請求項6記載のヒータ。
- 前記溶融部は、前記薄肉部の先端に設けられてなることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載のヒータ。
Priority Applications (1)
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JP2018071199A JP6962852B2 (ja) | 2018-04-02 | 2018-04-02 | ヒータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018071199A JP6962852B2 (ja) | 2018-04-02 | 2018-04-02 | ヒータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019184087A JP2019184087A (ja) | 2019-10-24 |
JP6962852B2 true JP6962852B2 (ja) | 2021-11-05 |
Family
ID=68340519
Family Applications (1)
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JP2018071199A Active JP6962852B2 (ja) | 2018-04-02 | 2018-04-02 | ヒータ |
Country Status (1)
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2018
- 2018-04-02 JP JP2018071199A patent/JP6962852B2/ja active Active
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JP2019184087A (ja) | 2019-10-24 |
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