JP6965153B2 - グロープラグ - Google Patents

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Description

本発明はグロープラグに関する。
近年、ディーゼルエンジンの排ガス規制の強化に伴い、グロープラグの高温化が要求されている。そこで、高温化を達成するために、W(タングステン)を主成分とする発熱体を備えたグロープラグが提案されている(特許文献1参照)。この特許文献1のグロープラグでは、筒状体(チューブ)の先端の溶融部内に発熱体が挿入されて両者が接合されている。これは、Wを主成分とする発熱体の融点が高いため、発熱体は殆ど溶融せずに、筒状体が溶融して溶融部が形成されるためである。さらに、特許文献1では、コイル状の発熱体は、溶融部内において先端に向かうにつれて縮径している。
国際公開第2014/206847号
グロープラグの製造においては、筒状体の先端を溶融凝固させて、溶融部内にコイル状の発熱体の先端を固定している。具体的には、発熱体の先端が配置された筒状体の先端を溶融させ、その後、溶融した部分が凝固して、発熱体の先端が挿入された溶融部が形成される。そして、凝固の際、溶融部は、その外縁から凝固が始まり、徐々に中心に向けて凝固される。
ところで、上記特許文献1のグロープラグの場合、発熱体の先端は、溶融部の中心付近に固定されている。この溶融部の中心付近は凝固が最も遅い部分である。このため、発熱体が固定されるまでに発熱体が動いたり、偏心したりしてしまうおそれがあった。特に、溶融部は凝固の際に収縮するため、溶融部の外縁が凝固した際に、溶融部の中心に引張応力が加わり、発熱体が動きやすかった。そして、この結果、発熱体が所望の位置に固定されない場合があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、
先端が溶融部にて閉塞された筒状体と、
前記筒状体の内側に配置されたコイル状でWを主成分とする発熱体と、を備えるグロープラグであって、
前記筒状体は、前記溶融部に連接されると共に、前記溶融部の組織とは異なる組織を有する母材部をさらに有し、
前記発熱体の先端部は、前記溶融部内に挿入されて、前記筒状体と接合されており、
前記グロープラグを、前記グロープラグの軸線に沿いつつ、前記溶融部内の前記発熱体の断面が前記軸線を中心線とした両側に同数現れるように切断した切断面において、
前記溶融部内に少なくとも一部が配置され、前記軸線の一方側に配された前記発熱体の断面のうち最後端に位置する第1発熱体断面の最外側から前記母材部の最内側までの径方向の距離Fが0.200mm以内であり、
前記溶融部に少なくとも一部が配置され、前記軸線の他方側に配された前記発熱体の断面のうち最後端に位置する第2発熱体断面の最外側から前記母材部の最内側までの径方向の距離Gが0.200mm以内であることを特徴とする。
本発明の一形態によれば、溶融部内で、第1発熱体断面の最外側から母材部の最内側までの径方向の距離が0.200mm以内であり、且つ第2発熱体断面の最外側から母材部の最内側までの径方向の距離が0.200mm以内とされている。すなわち、溶融部内の発熱体を、より母材部側に近接させている。よって、溶融部の凝固の際に、早い段階で凝固される部分(溶融部の外縁)に発熱体を位置させることで、発熱体が動いたり、偏心したりせずに、所望の位置に固定される。従って、グロープラグの周方向の温度分布が均一化でき、エンジン始動性を安定化することができる。また、発熱体が偏心していないから、発熱体の側部が筒状体に接触することが抑制されて、短絡が少なくなり、耐久性が向上する。
なお、「第1発熱体断面」、及び「第2発熱体断面」は、それぞれ溶融部内に少なくとも一部が配置されていればよく、第1発熱体断面全体、第2発熱体断面全体が溶融部内に配置されていても良いし、第1発熱体断面の一部、第2発熱体断面の一部が溶融部内に配置されていても良い。
(2)前記距離Fと前記距離Gとの差の絶対値が0.150mm以内である(1)に記載のグロープラグとすることができる。
この構成とすると、発熱体の偏心がさらに抑制されて、耐久性がより向上する。
(3)前記切断面において、
前記溶融部外に配置され、前記軸線の一方側に配された前記発熱体の断面のうち最先端に位置する第3発熱体断面の径方向の両端から前記軸線の方向に2直線を引き、これら2直線によって挟まれた領域を領域Aとし、
前記第1発熱体断面の径方向の両端から前記軸線の方向に2直線を引き、これら2直線によって挟まれた領域を領域Bとした場合に、
前記領域Aの半分以上は、前記領域Bに重なっており、
前記溶融部外に配置され、前記軸線の他方側に配された前記発熱体の断面のうち最先端に位置する第4発熱体断面の径方向の両端から前記軸線の方向に2直線を引き、これら2直線によって挟まれた領域を領域Cとし、
前記第2発熱体断面の径方向の両端から前記軸線の方向に2直線を引き、これら2直線によって挟まれた領域を領域Dとした場合に、
前記領域Cの半分以上は、前記領域Dに重なっている(1)又は(2)に記載のグロープラグとすることができる。
発熱体の径が、溶融部外に比べて溶融部内で縮径している場合がある。この場合には、発熱体が溶融部に固定される部分は、筒状体の中心部(溶融部の中心)に近くなり、母材部(溶融部の外縁)から離れていることになる。このため、発熱体周りの凝固が遅く、発熱体が所望の位置に固定されない場合がある。
本発明の一形態によれば、溶融部内の発熱体は、ほとんど縮径されていないから、所望の位置に固定されやすい。
(4)前記発熱体の線径が0.1mm〜0.25mmである(1)乃至(3)のいずれかに記載のグロープラグとすることができる。
タングステン(W)を主成分とする発熱体は、比抵抗が小さいため、発熱量が比較的小さくなることがある。これに対し、発熱体の線径を0.1mm〜0.25mmと比較的細径とすることで、タングステン(W)を主成分とする発熱体の発熱量を確保できる。
一方、発熱体の線径が0.1mm〜0.25mmの場合には、発熱体の剛性が低く、溶融部の凝固の際に、引張応力を受けて所望の位置に固定されずに偏心等する傾向にある。
本発明の一形態によれば、早い段階で凝固される部分(溶融部の外縁)に発熱体が位置しているから、細い線径の発熱体を用いても偏心等せずに、所望の位置に固定される。
(5)前記切断面において、
前記溶融部外に配置され、前記軸線の一方側に配された前記発熱体の断面のうち最先端に位置する断面を第3発熱体断面とし、
前記溶融部外に配置され、前記軸線の他方側に配された前記発熱体の断面のうち最先端に位置する断面を第4発熱体断面とし、
前記溶融部外に配置され、前記軸線の一方側に配された前記発熱体の断面のうち前記第3発熱体断面の1つ後ろ側に位置する断面を第5発熱体断面とし、
前記溶融部外に配置され、前記軸線の他方側に配された前記発熱体の断面のうち前記第4発熱体断面の1つ後ろ側に位置する断面を第6発熱体断面とした場合に、
前記第1発熱体断面の最後端と前記第3発熱体断面の最先端との前記軸線の方向における隙間は、前記第3発熱体断面の最後端と前記第5発熱体断面の最先端との前記軸線の方向における隙間よりも大きく、
前記第2発熱体断面の最後端と前記第4発熱体断面の最先端との前記軸線の方向における隙間は、前記第4発熱体断面の最後端と前記第6発熱体断面の最先端との前記軸線の方向における隙間よりも大きい(1)乃至(4)のいずれかに記載のグロープラグとすることができる。
第1発熱体断面の最後端と第3発熱体断面の最先端との軸線方向における隙間が小さい場合には、第3発熱体断面を形成する発熱体の部位が溶融部内に取り込まれて発熱体としての機能を果たさないおそれがある。本形態では、第1発熱体断面の最後端と第3発熱体断面の最先端との軸線方向における隙間は、第3発熱体断面の最後端と第5発熱体断面の最先端との軸線方向における隙間よりも大きいから、第3発熱体断面を形成する発熱体の部位が溶融部内に取り込まれるおそれが少なくなる。
同様に、第2発熱体断面の最後端と第4発熱体断面の最先端との軸線方向における隙間が小さい場合には、第4発熱体断面を形成する発熱体の部位が溶融部内に取り込まれて発熱体としての機能を果たさないおそれがある。本形態では、第2発熱体断面の最後端と第4発熱体断面の最先端との軸線方向における隙間は、第4発熱体断面の最後端と第6発熱体断面の最先端との軸線方向における隙間よりも大きいから、第4発熱体断面を形成する発熱体の部位が溶融部内に取り込まれるおそれが少なくなる。
このように、第3発熱体断面を形成する発熱体の部位、及び第4発熱体断面を形成する発熱体の部位がともに、溶融部内に取り込まれるおそれが少なくなり、これらの部位が、発熱体として機能するから、グロープラグの高温化を担保できる。
グロープラグを示す図である。 シースヒータの詳細な構成を示す断面図である。 シース管の先端部付近の断面図である。 シース管の先端部付近の断面図である。 シース管の先端部付近の断面図である。 グロープラグの製造方法を示すフローチャートである。 ステップS20における溶接工程を示す説明図である。 他の実施形態のステップS20における溶接工程を示す説明図である。
1.グロープラグ
図1は、グロープラグ10を示す図である。グロープラグ10は、熱を発生させるシースヒータ(発熱装置)800を備え、ディーゼルエンジンを始めとする内燃機関(図示せず)の始動時における点火を補助する熱源として機能する。グロープラグ10は、シースヒータ800の他、中軸200と、主体金具500とを主に備える。これらグロープラグ10を構成する部材は、グロープラグ10の軸線方向ODに沿って組み付けられている。図1では、軸線Oから紙面右側に外観構成を図示し、軸線Oから紙面左側に断面構成を図示した。なお、本明細書では、グロープラグ10におけるシースヒータ800側を「先端側」と呼び、係合部材100側を「後端側」と呼ぶ。
主体金具500は、炭素鋼を筒状に成形した部材である。主体金具500は、先端側の端部においてシースヒータ800を保持する。また、主体金具500は、後端側の端部において絶縁部材410及びOリング460を介して中軸200を保持する。絶縁部材410の軸線Oに沿った位置は、絶縁部材410の後端に接するリング300が中軸200に加締められることで固定される。さらに、主体金具500の軸孔510内には、絶縁部材410からシースヒータ800に至る中軸200の部位が配置される。軸孔510は、軸線Oに沿って形成された貫通孔であり、中軸200よりも大きな径を有する。軸孔510に中軸200が位置決めされた状態で、軸孔510と中軸200との間には、両者を電気的に絶縁する空隙が形成される。また、軸孔510の先端側には、シースヒータ800が圧入されて接合されている。さらに、主体金具500は、工具係合部520と、雄ネジ部540とを備える。主体金具500の工具係合部520は、グロープラグ10の取り付け及び取り外しに用いられる工具(図示せず)に係合する。雄ネジ部540は、内燃機関(図示せず)に形成された雌ネジに嵌り合う。
中軸200は、導電材料で円柱状(棒状)に成形された部材である。中軸200は、主体金具500の軸孔510に挿入された状態で軸線Oに沿って組み付けられる。中軸200は、先端側に形成された先端部210と、後端側に設けられた雄ネジ部290とを備える。先端部210は、シースヒータ800の内部に挿入される。雄ネジ部290は、主体金具500から後端側に突出している。雄ネジ部290には、係合部材100が嵌り合う。
図2は、シースヒータ800の詳細な構成を示す断面図である。シースヒータ800は、シースヒータ800の内部に中軸200の先端部210が挿入された状態で、主体金具500の軸孔510内に圧入され接合されている。シースヒータ800は、シース管810と、発熱コイル820と、後端コイル830と、絶縁体870とを備える。発熱コイル820のことを「先端コイル」とも呼ぶ。発熱コイル820は、本発明のコイル状の発熱体に相当する。
シース管810は、軸線方向ODに延び、先端が閉じられた筒状部材であり、本発明の筒状体に相当する。シース管810は、発熱コイル820と、後端コイル830と、絶縁体870と、を内包する。シース管810は、軸線方向ODに延びる側面部814と、側面部814の先端側に接続し、外側に向けて丸く形成された先端部813と、先端部813とは反対側に開口した端部である後端部819とを備える。この後端部819からシース管810の内部に中軸200の先端部210が挿入されている。シース管810は、パッキン600及び絶縁体870によって中軸200と電気的に絶縁される。一方、シース管810は、主体金具500と接触して電気的に接続されている。シース管810は、例えば、鉄(Fe)とクロム(Cr)と炭素(C)とを含有するオーステナイト系ステンレス材料や、インコネル601(「INCONEL」は登録商標)、Alloy602(ドイツ工業規格(DIN)で規定されたDIN2.4633合金に相当)といったニッケル(Ni)基合金によって形成されている。
絶縁体870は、電気絶縁性を有する絶縁材料の粉末により形成されている。絶縁体870としては、例えば、酸化マグネシウム(MgO)の粉末が用いられる。絶縁体870は、シース管810が中軸200、発熱コイル820、及び後端コイル830を内包することによって、シース管810内に形成された隙間に充填(配置)され、その隙間を電気的に絶縁する。
発熱コイル820は、シース管810の内側に軸線方向ODに沿って配置され、通電によって発熱する。発熱コイル820は、先端側のコイル端部である先端部822と、後端側のコイル端部である後端部829とを備える。先端部822は、シース管810の先端部813内に位置しており、シース管810と電気的に接続される。後端部829は、発熱コイル820と後端コイル830とが溶接されることによって形成された接続部840を介して、後端コイル830と電気的に接続される。発熱コイル820の主成分は、タングステン(W)である。なお、主成分とは、含有率(質量%)が50質量%以上の物質をいう。また、発熱コイル820におけるタングステン(W)の含有率は、99質量%以上であることがより好ましい。
発熱コイル820の線径は特に限定されないが、好ましくは0.1mm〜0.25mmであり、より好ましくは0.15mm〜0.25mmであり、特に好ましくは0.18mm〜0.25mmである。発熱コイル820を0.1mm〜0.25mmとすることで、比抵抗が小さくなる、タングステン(W)を主成分とする発熱体の発熱量を確保できる。一方、発熱コイル820が細くなると、剛性が低く、後述の溶融部891の凝固の際に、応力を受けて所望の位置に固定されずに偏心等する傾向にある。本実施形態によれば、早い段階で冷却される部分(溶融部891の外縁)に発熱コイル820が位置しているから、細い線形の発熱コイル820を用いても偏心等せずに、所望の位置に固定される。
後端コイル830は、先端側のコイル端部である先端部831と、後端側のコイル端部である後端部839とを備える。先端部831は、発熱コイル820の後端部829に溶接されることにより発熱コイル820と電気的に接続される。後端部839は、中軸200の先端部210に接合されることにより中軸200と電気的に接続される。後端コイル830は、例えば、ニッケル(Ni)−クロム(Cr)合金や、鉄(Fe)−クロム(Cr)−アルミニウム(Al)合金により形成されている。
なお、急速昇温性を確保する観点から、グロープラグ10の20℃における抵抗値R20は、0.6(Ω)以下であることが好ましい。グロープラグ10の20℃における抵抗値R20とは、本実施形態では、発熱コイル820の20℃における抵抗値と、後端コイル830の20℃における抵抗値との合計値である。本実施形態では、グロープラグ10の20℃における抵抗値R20は、0.4(Ω)である。また、本実施形態では、発熱コイル820の20℃での抵抗値R120に対する1000℃での抵抗値R11000の比である抵抗比R1と、後端コイル830の20℃での抵抗値R220に対する1000℃での抵抗値R21000の比である抵抗比R2とは、R1>R2の関係にある。
図3は、シース管810の先端部813付近の断面図である。シース管810は、先端が溶融部891にて閉塞されている。
図3は、グロープラグ10を、グロープラグの軸線Oに沿いつつ、溶融部891内の発熱コイル820の断面が軸線Oを中心線とした両側に同数現れるように切断した切断面を示している。図3においては、軸線Oよりも左側を一方側とし、軸線Oよりも右側を他方側とする。図3では、溶融部891内の両側にそれぞれ2つの断面が現れている。図3には、軸線Oを通る位置において切断された発熱コイル820と、シース管810と、絶縁体870と、が示されている。
シース管810は、溶融部891に柱状晶(デンドライト)が含まれている一方、溶融部891以外の母材部893は、溶融部891の組織とは異なる組織を有している。母材部893の組織としては、例えば、繊維状組織、鍛造組織等が含まれている。なお、柱状晶、繊維状組織、鍛造組織であるか否かの判断は、切断面をシュウ酸溶液中で電解エッチングする(JIS G 5071 2012年発行)等の公知の金属組織観察により行うことができる。
発熱コイル820の先端部822は、溶融部891内に挿入された状態とされている。溶融部891内には、軸線Oの一方側に配された発熱コイル820の断面のうち最後端に位置する第1発熱体断面901が現れている。同様にして、溶融部891内には、軸線Oの他方側に配された発熱コイル820の断面のうち最後端に位置する第2発熱体断面902が現れている。
溶融部891の外では、軸線Oの一方側に配された発熱コイル820の断面のうち最先端に位置する第3発熱体断面903が現れている。同様にして、溶融部891の外では、軸線Oの他方側に配された発熱コイル820の断面のうち最先端に位置する第4発熱体断面904が現れている。この第3発熱体断面903及び第4発熱体断面904は、溶融部891と離間している。
さらに、溶融部891の外では、軸線Oの一方側に配された発熱コイル820の断面のうち第3発熱体断面903の1つ後ろ側に位置する第5発熱体断面905が現れている。同様にして、溶融部891の外では、軸線Oの他方側に配された発熱コイル820の断面のうち第4発熱体断面904の1つ後ろ側に位置する第6発熱体断面906が現れている。
そして、本実施形態では、第1発熱体断面901の最外側から母材部893の最内側までの径方向の距離Fが0.200mm以内である。
すなわち、第1発熱体断面901の最外側から軸線方向に引いた直線L1と、母材部893の最内側から軸線方向に引いた直線L2との距離Fが0.200mm以内である。この距離Fは、好ましくは0.180mm以内である。
さらに、本実施形態では、第2発熱体断面902の最外側から母材部893の最内側までの径方向の距離Gが0.200mm以内である。
すなわち、第2発熱体断面902の最外側から軸線方向に引いた直線L3と、母材部893の最内側から軸線方向に引いた直線L4との距離Gが0.200mm以内である。この距離Gは、好ましくは0.180mm以内である。
このように、第1発熱体断面901と母材部893の距離関係、及び第2発熱体断面902と母材部893の距離関係を規定すると以下の作用効果を奏する。すなわち、このような距離関係では、溶融部891内の発熱コイル820を、より母材部893側に近接させている。よって、溶融部891の凝固の際に、早い段階で凝固される部分(溶融部891の外縁)に発熱コイル820を位置させることで、発熱コイル820が動いたり、偏心したりせずに、所望の位置に固定される。従って、グロープラグ10の周方向の温度分布が均一化でき、エンジン始動性を安定化することができる。また、発熱コイル820が偏心していないから、発熱コイル820の側部がシース管810に接触することが抑制されて、短絡が少なくなり、耐久性が向上する。なお、以上の距離関係によって、短絡が少なくなり、耐久性が向上する点については、後述する実施例によって詳細に説明する。
本実施形態では、距離Fと距離Gとの差の絶対値が0.150mm以内であることが好ましい。距離Fと距離Gとの差の絶対値がこの範囲にあると、発熱コイル820の偏心がさらに抑制されて、耐久性がより向上する。
さらに、本実施形態では、第1発熱体断面901、第2発熱体断面902、第3発熱体断面903、第4発熱体断面904は以下の関係を満たしている。
図4に示すように、第3発熱体断面903の径方向の両端から軸線O方向に2直線M1を引き、この2直線によって挟まれた領域を領域Aとする。第1発熱体断面901の径方向の両端から軸線O方向に2直線N1を引き、この2直線によって挟まれた領域を領域Bとする。この場合に、領域Aの半分以上は、領域Bに重なっていることが好ましい。重なりは、より好ましくは領域Aの65%以上であり、特に好ましくは領域Aの75%以上である。
同様に、図4に示すように、第4発熱体断面904の径方向の両端から軸線O方向に2直線M2を引き、この2直線によって挟まれた領域を領域Cとする。第2発熱体断面902の径方向の両端から軸線O方向に2直線N2を引き、この2直線によって挟まれた領域を領域Dとする。この場合に、領域Cの半分以上は、領域Dに重なっていることが好ましい。重なりは、より好ましくは領域Cの65%以上であり、特に好ましくは領域Dの75%以上である。
このように、第1発熱体断面901、第2発熱体断面902、第3発熱体断面903、第4発熱体断面904の関係を規定すると以下の作用効果を奏する。
発熱コイル820の径が、溶融部891の外に比べて溶融部891の内で縮径している場合がある。この場合には、発熱コイル820が溶融部891に固定される部分は、シース管810の中心部(溶融部891の中心)に近く、母材部893(溶融部891の外縁)から離れていることになる。このため発熱コイル820の周りの凝固が遅く、発熱コイル820が所望の位置に固定されない場合がある。
本実施形態によれば、溶融部891の内の発熱コイル820の径は、溶融部891の外の発熱コイル820の径から、ほとんど縮径されていないから、発熱コイル820の周りの凝固が早く、所望の位置に固定されやすい。
さらに、本実施形態では、第1発熱体断面901、第2発熱体断面902、第3発熱体断面903、第4発熱体断面904、第5発熱体断面905、第6発熱体断面906は以下の関係を満たしている。
図5に示すように、第1発熱体断面901と第3発熱体断面903との軸線O方向における隙間(a1)は、第3発熱体断面903と第5発熱体断面905との軸線O方向における隙間(b1)よりも大きい。
同様にして、第2発熱体断面902と第4発熱体断面904との軸線O方向における隙間(a2)は、第4発熱体断面904と第6発熱体断面906との軸線O方向における隙間(b2)よりも大きい。
第1発熱体断面901と第3発熱体断面903との隙間(a1)が小さい場合には、第3発熱体断面903を形成する発熱コイル820の部位が溶融部891内に取り込まれて発熱体としての機能を果たさないおそれがある。本実施形態では、隙間(a1)は、隙間(b1)よりも大きいから、第3発熱体断面903を形成する発熱コイル820の部位が溶融部891内に取り込まれるおそれが少なくなる。
同様に、第2発熱体断面902と第4発熱体断面904との隙間(a2)が小さい場合には、第4発熱体断面904を形成する発熱コイル820の部位が溶融部891内に取り込まれて発熱体としての機能を果たさないおそれがある。本実施形態では、隙間(a2)は、隙間(b2)よりも大きいから、第4発熱体断面904を形成する発熱コイル820の部位が溶融部891内に取り込まれるおそれが少なくなる。
このように、第3発熱体断面903を形成する発熱コイル820の部位、及び第4発熱体断面904を形成する発熱コイル820の部位がともに、溶融部891内に取り込まれるおそれが少なくなり、これらの部位が、発熱体として機能するから、グロープラグ10の高温化を担保できる。
2.グロープラグ10の製造方法
図6は、グロープラグ10の製造方法を示すフローチャートである。グロープラグ10の製造では、まず、発熱コイル820と中軸200と、が溶接される(ステップS10)。具体的には発熱コイル820と後端コイル830とが溶接され、さらに、後端コイル830の後端部839と、中軸200の先端部210と、が溶接される。次に、発熱コイル820の先端部822と、シース管810の先端部813と、が溶接される(ステップS20)。ステップS20を「溶接工程」とも呼ぶ。
図7は、ステップS20における溶接工程を示す説明図である。この工程では、まず、開口815を有する先端部813Pを備え、この開口815に向かって次第に縮径する形状に成形されたシース管810Pを用意する。用意されたシース管810Pの先端部813Pの内側に、発熱コイル820の先端部822の2巻き目822Pを当接するようにして配置する(図7(a))。次に、先端部813Pの外側から、例えばアーク溶接によって先端部813Pを溶融して凝固させることにより開口815を閉塞させつつ、発熱コイル820の先端部822とシース管810の先端部813とを溶接する(図7(b))。こうすることにより、発熱コイル820の先端部822がシース管810の先端部813に取り囲まれて埋め込まれる。また、溶接工程において、発熱コイル820の融点より低く、シース管810の融点より高い温度で発熱コイル820とシース管810とが溶接されるように、溶接機器の出力や、溶接時間などを調整する。
なお、シース管810の先端部813と発熱コイル820の先端部822との間に、シース管810を構成する金属と発熱コイル820を構成する金属との合金が形成された場合、その合金からなる合金部の厚さは10(μm)以下である。合金部は、発熱コイル820の先端部822とシース管810の先端部813との境界付近を例えばEPMA(Electron Probe Micro Analyser)などによって分析することにより検出して、厚さを算出することができる。なお、本実施形態のグロープラグ10には、合金部は形成されていない。
ステップS20における溶接工程が完了すると、次に、シース管810の内に絶縁体870が充填される(ステップS30)。絶縁体870が、発熱コイル820と、後端コイル830と、中軸200とを内包することによってシース管810内に形成された空隙に充填されて、シースヒータ800の組み立てが完了する。
シースヒータ800が組み立てられると、シースヒータ800に対し、スウェージング加工が施される(ステップS40)。スウェージング加工とは、シースヒータ800に対して打撃力を加えてシースヒータ800を縮径させ、シース管810内に充填した絶縁体870を緻密化させる加工である。スウェージングに伴ってシースヒータ800に打撃力が加えられると、打撃力がシースヒータ800内部に伝えられることにより、絶縁体870が緻密化される。
シースヒータ800にスウェージング加工が施されると、シースヒータ800と主体金具500とが組み付けられて、グロープラグ10が組み立てられ(ステップS50)、グロープラグ10が完成する。具体的には、中軸200が一体化されたシースヒータ800を主体金具500の軸孔510に圧入して固定すると共に、主体金具500の後端部分において、Oリング460や絶縁部材410を中軸200に嵌め込み、係合部材100を主体金具500の後端に設けられた中軸200の雄ネジ部290に締め付ける。また、ステップS50では、グロープラグ10に対してエージング処理が施される。具体的には、組み立てられたグロープラグ10に通電することによって、シースヒータ800を発熱させて、シースヒータ800の外表面に酸化膜を形成させる。
実施例により本発明を更に具体的に説明する。
なお、実験例1〜7は、本発明の実施例に該当し、実験例8〜9は、比較例に該当する。
1.グロープラグの作製
各実験例のグロープラグ10では、発熱コイル820の先端形状をそれぞれ調整することによって、第1発熱体断面901の最外側から母材部893の最内側までの径方向の距離F、及び第2発熱体断面902の最外側から母材部893の最内側までの径方向の距離Gを調整した。なお、母材部893から発熱コイル820までの距離は、解体前にX線で発熱コイル820の偏芯を確認し、第1発熱体断面901又は第2発熱体断面902が軸線Oの一方側又は他方側に一番偏っている位置が含まれる半断面で切断し、測定した。
その他の条件は以下の通りである。
・発熱コイル820には、タングステン材(線径φ0.20mm)を使用した。
・後端コイル830には、ニッケル−クロム合金材(線径φ0.38mm)を使用した。
・常温抵抗値は0.310Ωに調整した。
・シース管810の外径は、細径部ではφ3.25mm、後端部ではφ4.00mmとした。
2.耐久性試験
各グロープラグ10に、2秒で1000℃昇温する電圧を印加後、1150℃で飽和となる電圧を180秒間継続して印加した。その後、120秒間風冷し、常温に戻した。これを1サイクルとするサイクル試験を実施した。そして、サイクル試験中に短絡が発生するサイクル数を確認した。
判定は以下のようにした。

○(非常に良好):7000サイクル以内で短絡無し
△(良好) :3501〜7000サイクルで短絡が発生
×(不可) :3500サイクル以内で短絡が発生

なお、温度は、シース管810の先端から2mmの位置を、PR熱電対(白金−白金ロジウム熱電対)及び放射温度計にて測定した。
3.試験結果
試験結果を表1に示す。実験例1〜7は、3500サイクル以内では短絡が発生しなかった。一方、実験例8、9では、3500サイクル以内で短絡が発生した。従って、第1発熱体断面901の最外側から母材部893の最内側までの径方向の距離F、及び第2発熱体断面902の最外側から母材部893の最内側までの径方向の距離Gが共に、0.200mm以内の場合には、耐久性が向上することが確認された。
また、実験例1〜7の中でも、距離Fと距離Gとの差の絶対値が0.150mm以内の実験例1〜5は、7000サイクルでも短絡が発生しなかった。従って、距離Fと距離Gとの差の絶対値が0.150mm以内であると、耐久性が更に向上することが確認された。
なお、耐久性試験により短絡が発生する理由は、次のように推測される。耐久性試験中に充填した絶縁粉末同士の間に空隙発生する。すると、発熱コイル820が過昇温した場合、発熱コイル820の熱によってシース管810が溶融して発熱コイル820側に溶け出し、その結果、短絡すると考えられる。
Figure 0006965153
<他の実施形態(変形例)>
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、グロープラグ10は、図7(a)に示すように、開口815を有するシース管810Pを用いて製造されていたが、図8(a)に示すように製造に用いるシース管810Rに開口を設けなくてもよい。図8では、上記実施形態のグロープラグと略同じ構成部位には同符号を付けて、構造、作用及び効果の説明は省略する。
(2)また、上記実施形態では、第1発熱体断面901の最外側から母材部893の最内側までの径方向の距離F、及び第2発熱体断面902の最外側から母材部893の最内側までの径方向の距離Gが、異なる距離であった。しかしながら、第1発熱体断面901の最外側から母材部893の最内側までの径方向の距離F、及び第2発熱体断面902の最外側から母材部893の最内側までの径方向の距離Gが、ともに0.200mm以下であれば、別の距離である必要は無く、同じ距離であっても良い。
10…グロープラグ
100…係合部材
200…中軸
210…先端部
290…雄ネジ部
300…リング
410…絶縁部材
460…Oリング
500…主体金具
510…軸孔
520…工具係合部
540…雄ネジ部
600…パッキン
601…インコネル
800…シースヒータ
810…シース管
813…先端部
814…側面部
815…開口
819…後端部
820…発熱コイル
822…先端部
829…後端部
830…後端コイル
831…先端部
839…後端部
840…接続部
870…絶縁体
891…溶融部
893…母材部
901…第1発熱体断面
902…第2発熱体断面
903…第3発熱体断面
904…第4発熱体断面
905…第5発熱体断面
906…第6発熱体断面

Claims (5)

  1. 先端が溶融部にて閉塞された筒状体と、
    前記筒状体の内側に配置されたコイル状でWを主成分とする発熱体と、を備えるグロープラグであって、
    前記筒状体は、前記溶融部に連設されると共に、前記溶融部の組織とは異なる組織を有する母材部をさらに有し、
    前記発熱体の先端部は、前記溶融部内に挿入されて、前記筒状体と接合されており、
    前記グロープラグを、前記グロープラグの軸線に沿いつつ、前記溶融部内の前記発熱体の断面が前記軸線を中心線とした両側に同数現れるように切断した切断面において、
    前記溶融部内に少なくとも一部が配置された第1発熱体断面であり、前記軸線の一方側に配された前記発熱体の断面のうち最後端に位置する前記第1発熱体断面の最外側から前記母材部の最内側までの径方向の距離Fが0.200mm以内であり、
    前記溶融部内に少なくとも一部が配置された第2発熱体断面であり、前記軸線の他方側に配された前記発熱体の断面のうち最後端に位置する前記第2発熱体断面の最外側から前記母材部の最内側までの径方向の距離Gが0.200mm以内であるグロープラグ。
  2. 前記距離Fと前記距離Gとの差の絶対値が0.150mm以内である請求項1に記載のグロープラグ。
  3. 前記切断面において、
    前記溶融部外に配置され、前記軸線の一方側に配された前記発熱体の断面のうち最先端に位置する第3発熱体断面の径方向の両端から前記軸線の方向に2直線を引き、これら2直線によって挟まれた領域を領域Aとし、
    前記第1発熱体断面の径方向の両端から前記軸線の方向に2直線を引き、これら2直線によって挟まれた領域を領域Bとした場合に、
    前記領域Aの半分以上は、前記領域Bに重なっており、
    前記溶融部外に配置され、前記軸線の他方側に配された前記発熱体の断面のうち最先端に位置する第4発熱体断面の径方向の両端から前記軸線の方向に2直線を引き、これら2直線によって挟まれた領域を領域Cとし、
    前記第2発熱体断面の径方向の両端から前記軸線の方向に2直線を引き、これら2直線によって挟まれた領域を領域Dとした場合に、
    前記領域Cの半分以上は、前記領域Dに重なっている請求項1又は2に記載のグロープラグ。
  4. 前記発熱体の線径が0.1mm〜0.25mmである請求項1乃至3のいずれか1項に記載のグロープラグ。
  5. 前記切断面において、
    前記溶融部外に配置され、前記軸線の一方側に配された前記発熱体の断面のうち最先端に位置する断面を第3発熱体断面とし、
    前記溶融部外に配置され、前記軸線の他方側に配された前記発熱体の断面のうち最先端に位置する断面を第4発熱体断面とし、
    前記溶融部外に配置され、前記軸線の一方側に配された前記発熱体の断面のうち前記第3発熱体断面の1つ後ろ側に位置する断面を第5発熱体断面とし、
    前記溶融部外に配置され、前記軸線の他方側に配された前記発熱体の断面のうち前記第4発熱体断面の1つ後ろ側に位置する断面を第6発熱体断面とした場合に、
    前記第1発熱体断面の最後端と前記第3発熱体断面の最先端との前記軸線の方向における隙間は、前記第3発熱体断面の最後端と前記第5発熱体断面の最先端との前記軸線の方向における隙間よりも大きく、
    前記第2発熱体断面の最後端と前記第4発熱体断面の最先端との前記軸線の方向における隙間は、前記第4発熱体断面の最後端と前記第6発熱体断面の最先端との前記軸線の方向における隙間よりも大きい請求項1乃至4のいずれか1項に記載のグロープラグ。
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