JP6962515B2 - 半導体レーザ素子の製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体レーザ素子及び半導体レーザ素子の製造方法に関するものである。
特許文献1には、回折格子を備える半導体レーザ素子が開示されている。
特開平5−29703号公報
回折格子を形成する方法として、電子ビーム露光法が知られている。光導波方向に並ぶ複数の半導体レーザ素子をウェハ上に形成する場合、互いに隣り合う半導体レーザ素子の回折格子間には、回折格子を描画しない部分を設ける。その理由は次のとおりである。複数の半導体レーザ素子を劈開により互いに分離する際、その劈開位置が所定の位置からずれる場合がある。互いに隣り合う半導体レーザ素子の回折格子が連続している場合、劈開位置がずれると、回折格子の長さLが変化するので、実効的な結合効率κとLとの積κLが設計値から変化してしまう。回折格子を描画しない部分を回折格子間に設けることによって、劈開位置のずれによるκLの変化を回避することができる。
しかしながら、このように回折格子間に回折格子を描画しない部分を設けると、回折格子を形成した後のエピタキシャル成長時に、回折格子端を起点として結晶欠陥が生ずることがある。このような、回折格子に起因する結晶欠陥が生じた場合、回折格子上に形成される活性層に結晶欠陥が入り込むことにより、半導体レーザ素子の発光効率が低下するという問題が生ずる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、回折格子に起因するエピタキシャル層の欠陥が活性層に入り込む現象を抑えることができる半導体レーザ素子及び半導体レーザ素子の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一形態にかかる半導体レーザ素子は、基板上に形成される第1回折格子と、第1回折格子の光導波方向における少なくとも片端に接続され、第1回折格子の周期の1.05倍以上又は0.95倍以下の周期を有する第2回折格子と、第1回折格子の上に形成される活性層とを備える。第1回折格子と第2回折格子とは、光導波方向に沿って1.0μm以下の間隔をあけて互いに離間している。
本発明による半導体レーザ素子及び半導体レーザ素子の製造方法によれば、回折格子に起因するエピタキシャル層の欠陥が活性層に入り込む現象を抑えることができる。
本実施形態に係る半導体レーザ素子1の光導波方向に垂直な断面を示す図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 半導体レーザ素子1の製造工程を示す図である。 半導体レーザ素子1の製造工程を示す図である。 半導体レーザ素子1の製造工程を示す図である。 半導体レーザ素子1の製造工程を示す図である。 半導体レーザ素子1の製造工程を示す図である。 半導体レーザ素子1の製造工程を示す図である。 半導体レーザ素子1の製造工程を示す図である。 半導体レーザ素子1の製造工程を示す図である。 半導体レーザ素子1の製造工程を示す図である。 半導体レーザ素子1の製造工程を示す図である。 半導体レーザ素子1の製造工程を示す図である。 比較例にかかる半導体レーザ素子18の断面図である。 比較例にかかる半導体レーザ素子18の回折格子を撮影したSEM写真である。 本実施形態にかかる半導体レーザ素子1の回折格子14,15を撮影したSEM写真である。 レーザ発振波長が1.500μmとなるように設計されたMQW構造のゲイン波長と、1.300μmのブラッグ波長を示す図である。 第1回折格子14と第2回折格子15とを互いに離間させない(連続させた)場合を示すSEM写真である。 第1回折格子14と第2回折格子15とを互いに離間させた様子を示すSEM写真である。 第2実施形態にかかる半導体レーザ素子20の断面図である。 第3実施形態にかかる半導体レーザ素子の製造工程のうち、ウェハ16の上に回折格子を形成する工程において、ウェハ16の主面に垂直な方向からウェハ16を見た図である。 図21に示すウェハ16のうち、後に半導体素子になる部分の1つを拡大した図である。 比較例に係る第1回折格子の一部を拡大した図面である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の一形態にかかる半導体レーザ素子は、基板上に形成される第1回折格子と、第1回折格子の光導波方向における少なくとも片端側に設けられ、第1回折格子の周期の1.05倍以上又は0.95倍以下の周期を有する第2回折格子と、第1回折格子の上に形成される活性層と、を備える。第1回折格子と第2回折格子とは、光導波方向に沿って1.0μm以下の間隔をあけて互いに離間している。
また、本発明の一形態にかかる半導体レーザ素子の製造方法は、第1回折格子と、第1回折格子の光導波方向における少なくとも片端側に設けられ、第1回折格子の周期の1.05倍以上又は0.95倍以下の周期を有する第2回折格子とを、電子ビームを用いた露光法によりウェハ上に形成する第1工程と、第1回折格子及び第2回折格子の上に活性層を形成する第2工程と、を含む。第1工程において、第1回折格子と第2回折格子とを、光導波方向に沿って1.0μm以下の間隔をあけて互いに離間させる。
これらの半導体レーザ素子及び半導体レーザ素子の製造方法では、第1回折格子の少なくとも片端側に第2回折格子が設けられる。そして、光導波方向における第1回折格子と第2回折格子との間隔は、1.0μm以下(例えば第1回折格子の周期が0.2μmである場合、5ピッチ以下)と極めて小さい。この場合、回折格子の形成後のエピタキシャル成長において、第1回折格子の端から成長するエピタキシャル層に結晶欠陥は殆ど生じない。したがって、回折格子に起因する結晶欠陥が活性層に入り込む現象を抑えることができる。また、第2回折格子の周期を、第1回折格子の周期の1.05倍以上又は0.95倍以下にすることにより、第2回折格子が半導体レーザ素子のレーザ発振に及ぼす影響を抑えることができる。
また、電子ビームにより複数回露光された回折格子には、異常成長が発生することがある。この回折格子における異常成長の発生により、半導体レーザ素子の発光効率が低下するおそれがある。このような異常成長の発生の低減を図るために、この半導体レーザ素子では、第1回折格子と第2回折格子とが互いに離間している。この場合、第1回折格子のための被露光領域と、第2回折格子のための被露光領域とが光導波方向において互いに重ならないので、第1回折格子及び第2回折格子における異常成長の発生が低減し、良好な発光効率を有する半導体レーザ素子を得ることができる。
上記の半導体レーザ素子及び半導体レーザ素子の製造方法において、上記間隔は0.5μm以上であってもよい。これにより、電子ビーム露光を行う際に第1回折格子のための被露光領域と第2回折格子のための被露光領域とが互いに重なってしまうことをより確実に回避することができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、添付図面を参照しながら本発明による半導体レーザ素子及び半導体レーザ素子の製造方法の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。したがって、以下の実施形態の説明において他の実施形態と重複する記載は省略する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る半導体レーザ素子1の光導波方向に垂直な断面を示す図である。図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。半導体レーザ素子1は、n型InP基板2、n型InPクラッド層3、活性層4、p型InPクラッド層5、p型InPブロック層6、n型InPブロック層7、p型InP層8、コンタクト層9、保護膜10、p型電極11、及び、n型電極12を備えている。
n型InPクラッド層3、活性層4及びp型InPクラッド層5は、n型InP基板2の上に順に積層されている。また、これらのn型InPクラッド層3、活性層4及びp型InPクラッド層5は、メサストライプ構造を有している。このメサストライプ構造の高さは、例えば、2.0μmである。メサストライプ構造は、n型InP基板2の光導波方向に垂直な横方向における中央部分に形成されている。
n型InP基板2は、例えば、1.0×1018/cm3のSi(シリコン)がドープされたn型InP基板である。n型InPクラッド層3は、例えば、1.0×1018/cm3のSi(シリコン)がドープされたInP層である。n型InPクラッド層3の厚さは、例えば0.5μmである。活性層4は、例えば、AlInGaAsを含む層の積層体から形成される多重量子井戸(MQW:Multi Quantum Well)構造を有する。p型InPクラッド層5は、例えば、1.0×1018/cm3のZnがドープされたInP層である。p型InPクラッド層5の厚さは、例えば0.2μmである。
n型InPクラッド層3の内部には、第1回折格子14及び第2回折格子15が形成されている。第1回折格子14及び第2回折格子15は、例えばAlInGaAs等を含んでおり、第1回折格子14及び第2回折格子15の屈折率は、n型InPクラッド層3の屈折率と異なっている。第2回折格子15は、第1回折格子14の光導波方向における一端側及び他端側にそれぞれ設けられている。レーザ発振波長が1.3μmとなるように設計された第1回折格子14の周期は、0.20μmである。
第1回折格子14と第2回折格子15とは、光導波方向に沿って互いに離間している。第1回折格子14の両端と、第2回折格子15の第1回折格子14側の端との間隔Dは、1.0μm以下であり、より好適には0.6μm以下である。或いは、第1回折格子14の周期(ピッチ)が0.20μmである場合、間隔Dは5周期以下、より好適には3周期以下である。また、間隔Dは、例えば0.4μm以上であり、より好適には0.5μm以上である。或いは、第1回折格子14の周期が0.20μmである場合、間隔Dは例えば2周期以上である。なお、回折格子の端とは、回折格子の周期構造を構成する高屈折率領域(例えばAlInGaAs等)及び低屈折率領域(例えばInP等)からなる複数のペアのうち、光導波方向における回折格子の端部に位置するペアの外側の端を意味する。
第2回折格子15の両端のうち第1回折格子14とは反対側の端は、劈開面(出射面)13に達している。また、第2回折格子15の周期(ピッチ)は、第1回折格子14の周期の1.05倍以上又は0.95倍以下である。好ましくは、第2回折格子15の周期が、第1回折格子14の周期の1.2倍以上であるか、0.8倍以下であると尚よい。第1回折格子14の周期が0.20μmである場合、第2回折格子の周期は、0.21μm以上、又は、0.19μm以下であるとよい。好ましくは、第2回折格子15の周期は0.24μm以上、又は、0.16μm以下であると尚よい。図2では、第1回折格子14及び第2回折格子15の上に活性層4が形成されている例を示しているが、第2回折格子15の上には、活性層4において発生した光を導波する導波路層が形成されてもよい。この導波路層は、活性層4とは異なる利得を与えない層であれば、MQW構造であってもよいし、バルク構造であってもよい。
p型InPブロック層6及びn型InPブロック層7は、メサストライプ構造の両側(メサストライプ構造の幅方向における両側面)を埋め込むように、n型InP基板2の上に順に積層されている。p型InPブロック層6は、例えば、4.0×1017/cm3のZnがドープされたInP層である。p型InPブロック層6の厚さは、例えば3.0μmである。n型InPブロック層7は、例えば、1.0×1019/cm3のSiがドープされたInP層である。n型InPブロック層7の厚さは、例えば0.4μmである。
p型InP層8及びコンタクト層9は、p型InPクラッド層5及びp型InPブロック層7上を覆うように設けられている。p型InP層8及びコンタクト層9は、順に積層されている。p型InP層8は、例えば、1.2×1018/cm3のZnがドープされたInP層である。p型InP層8の厚さは、例えば2.0μmである。コンタクト層9は、例えば1.2×1019/cm3のZnがドープされたInGaAs層である。コンタクト層9の厚さは、例えば0.5μmである。コンタクト層9のバンドギャップは、p型InP層8のバンドギャップよりも小さい。なお、p型InP層8は、p型InPクラッド層5の一部として機能する。
保護膜10は、コンタクト層9の上に積層されている。保護膜10は、少なくともコンタクト層9におけるメサストライプ構造よりも上方の領域には設けられていない。保護膜10は絶縁膜であり、例えばSiO等を含む。p型電極11は、コンタクト層9が保護膜10から露出した領域、及び保護膜10を覆うように設けられている。p型電極11は、例えば、Ti層とPt層とAu層との積層体である。n型電極12は、n型InP基板2の下面に形成されている。n型電極12は、例えば、Au層とGe層とNi層との積層体である。
次に、本実施形態にかかる半導体レーザ素子1の製造方法を説明する。図3から図13は、半導体レーザ素子の製造工程を示す図である。図3、図4、図7及び図8は、製造途中の半導体レーザ素子の光導波方向における断面図である。図5及び図6は、製造途中の半導体レーザ素子を、光導波方向に垂直な上方向から見た外観図である。図9〜図13は、製造途中の半導体レーザ素子の、光導波方向に垂直な断面図である。ウェハ16が劈開されて半導体レーザ素子1の一部になった後、当該ウェハ16をn型InP基板2と呼ぶ。
図3に示すように、まずウェハ16の主面上に、回折格子層30を成長させる。その後、図4に示すように、電子ビーム露光装置を用いて、第1回折格子14及び第2回折格子15を形成する。図5は、図4に示されるウェハ16を、ウェハ16の主面に垂直な方向から見た図である。図6は、図5に示すウェハ16のうち、半導体レーザ素子1になるべき部分の1つを拡大した図である。図7は、図6に示される製造途中の半導体レーザ素子を、光導波方向に垂直な横方向から見た図である。
図4〜図7に示すように、隣り合う第1回折格子14の間には、周期の異なる第2回折格子15が形成される。前述したように、第1回折格子14と第2回折格子15とは、光導波方向に沿って互いに離間している。第1回折格子14の端と第2回折格子15の端との間隔Dは、1.0μm以下である。また、間隔Dは、例えば0.5μm以上である。第1回折格子14と第2回折格子15とのそれぞれの周期は、以下の通り設定される。すなわち、第2回折格子15の周期は、第1回折格子14の周期の0.95倍以下であるか、1.05倍以上である。好ましくは、第2回折格子15の周期が、第1回折格子14の周期の0.8倍以下であるか、1.2倍以上であるとなおよい。例えば、レーザ発振波長が1.500μmとなるように設計された第1回折格子14の周期は、0.24μmである。したがって、第2回折格子の周期は、0.228μm以下、又は、0.252μm以上であるとよい。好ましくは、第2回折格子15の周期は0.192μm以下、又は、0.288μm以上であると尚よい。
第1回折格子14及び第2回折格子15のパターンを形成する過程を具体的に説明すると、次にようになる。レジスト塗布前に回折格子層30が形成されたウェハ16をベークする(以下「塗布前ベーク」という。)。塗布前ベーク後、回折格子層30上にレジストを塗布し、ウェハ16及びレジストをベークする(以下「プリベーク」という。)。このとき、塗布前ベークの温度は、例えば180℃であるとよく、レジスト塗布の厚さは、例えば1500Åであるとよい。プリベークの温度は、例えば140℃であればよく、プリベークの時間は、例えば3分間であるとよい。次に、電子ビーム露光装置のプローブ電流を用いて、第1回折格子14及び第2回折格子15を形成するためのレジストに微細パターンを描画する。このとき、まず第1回折格子14及び第2回折格子15のうち一方の回折格子のためのパターンをレジストに描画し、電子ビーム露光装置の電子照射量(ドーズ量)を変更したのち、他方の回折格子のためのパターンをレジストに描画する。プローブ電流は、例えば0.1〜1.0nA(ナノアンペア)であるとよい。次に、レジストが設けられたウェハ16を現像液に浸す。このとき、ウェハ16を現像液に浸す時間は、例えば30秒であるとよい。次に、現像液から取り出したウェハ16をベークする(以下「ポストベーク」という。)。ポストベークの温度は、例えば140℃であればよく、ポストベークの時間は、例えば3分間であるとよい。これにより、ストライプ状にパターン化されたレジストを、ウェハ16上に形成する。パターン化されたレジストは、第1の周期を有するストライプ、及び第2の周期を有するストライプから構成される。次に、パターン化されたレジストをマスクとして、回折格子層30の一部にエッチング処理を施した後、残存するレジストを除去することによって、互いに異なる周期を有する第1回折格子14及び第2回折格子15を形成する。
第1回折格子14及び第2回折格子15を形成した後、図8に示すように、ウェハ16の上に、n型InPクラッド層3、活性層4、及びp型InPクラッド層5を、順に成長させる。このとき、n型InPクラッド層3によって、第1回折格子14及び第2回折格子15を埋め込む。n型InPクラッド層3は、例えば、1.0×1018/cm3のSi(シリコン)がドープされたInP層である。n型InPクラッド層3の厚さは、例えば0.5μmである。活性層4は、例えば、AlInGaAsを含む層の積層体から形成される多重量子井戸(MQW:Multi Quantum Well)構造を有する。p型InPクラッド層5は、例えば、1.0×1018/cm3のZnがドープされたInP層である。p型InPクラッド層5の厚さは、例えば0.2μmである。
次に、図9に示すように、p型InPクラッド層5の上にマスク17を形成する。マスク17は、第1回折格子14及び第2回折格子15を含むn型InPクラッド層3、活性層4、及びp型InPクラッド層5から構成されるメサストライプ構造を形成する領域上に、ストライプ状に形成される。このとき、第1回折格子14の幅は、例えば10μmである。また、第1回折格子14の幅より狭い幅であるマスク17は、例えば、幅3.0μm、厚さ0.5μmのSiO膜である。
次に、図10に示すように、マスク17をエッチングマスクとして用いて、p型InPクラッド層5、活性層4、n型InPクラッド層3、及びウェハ16の一部に対して、ドライエッチング処理を施す。これにより、ウェハ16上に、メサストライプ構造が形成される。ドライエッチング処理として、例えばSiClを用いたRIE(Reactive Ion Etching)法を用いることができる。マスク17を除去することによって得られたメサストライプ構造の厚さは、例えば、2.0μm、幅は、例えば、1.5μmである。
次に、図11に示すように、メサストライプ構造の両側(メサストライプ構造の幅方向における両側面)を埋め込むように、p型InPブロック層6及びn型InPブロック層7を、InP基板2上から順に成長させる。p型InPブロック層6は、例えば、4.0×1017/cm3のZnがドープされたInP層である。p型InPブロック層6の厚さは、例えば3.0μmである。n型InPブロック層7は、例えば、1.0×1019/cm3のSiがドープされたInP層である。n型InPブロック層7の厚さは、例えば0.4μmである。
次に、図12に示すように、HF(フッ酸)等を用いてマスク17を除去する。次に、p型InPクラッド層5及びn型InPブロック層7の上面が覆われるように、p型InP層8を成長させる。成長したp型InP層8は、p型InPクラッド層5と一体化する。これにより、p型InPクラッド層5は、p型InP層8の一部として機能する。p型InP層8は、例えば、1.2×1018/cm3のZnがドープされたInP層である。p型InP層8の厚さは、例えば2.0μmである。
次に、図13に示すように、p型InP層8の上に、コンタクト層9を成長させる。コンタクト層9は、例えば1.2×1019/cm3のZnがドープされたp型のInGaAs層である。コンタクト層9の厚さは、例えば0.5μmである。次に、少なくともメサストライプ構造の上方の領域以外のコンタクト層9上に保護膜10を形成する。そして、コンタクト層9において保護膜10から露出した領域及び保護膜10を覆うように、p型電極11を形成する。また、ウェハ16の下面にn型電極12を形成する。保護膜10は絶縁膜であり、例えばSiO等を含む。p型電極11は、例えば、Ti層とPt層とAu層との積層体である。n型電極12は、例えば、Au層とGe層とNi層との積層体である。これにより、図1に示される半導体レーザ素子1に相当する素子がウェハ16に複数形成される。次に、半導体レーザ素子1を製造する場合、第2回折格子15の領域においてウェハ16を劈開する。これによって、複数の半導体レーザ素子1が形成される。
以上の工程により、半導体レーザ素子1が完成する。本実施形態にかかる半導体レーザ素子1及びその製造方法の作用効果について、比較例と比較しながら説明する。
図14は、比較例にかかる半導体レーザ素子18の断面図である。また、図15は、比較例にかかる半導体レーザ素子18の回折格子を撮影したSEM写真である。半導体レーザ素子18は、第1回折格子14の両端に回折格子が形成されていない部分19を有する。半導体レーザ素子18のその他の構成は、本実施形態に係る半導体レーザ素子1と同様である。比較例にかかる半導体レーザ素子18を製造する場合、ウェハ16を劈開する際、回折格子が形成されていない部分19が劈開される(すなわち、当該部分19をウェハ16の劈開位置とする)。このような部分19が予め形成されている場合、エピタキシャル成長時に、第1回折格子14の光導波方向における両端において成長状態に変化が生じる。これにより、第1回折格子14の上記両端を起点としたエピタキシャル層の結晶欠陥の発生、及び終端の形状に乱れが生じる。その結果、上記結晶欠陥が活性層4内に入り込み、比較例にかかる半導体レーザ素子18のレーザ発振効率が低下するという問題が生じる。
他方、本実施形態にかかる半導体レーザ素子1では、第1回折格子14と第2回折格子15とが光導波方向に沿って並んでいる。そして、光導波方向における第1回折格子14と第2回折格子15との間隔Dは、1.0μm以下と極めて小さい。図16は、本実施形態にかかる半導体レーザ素子1の回折格子14,15を撮影したSEM写真である。この場合、エピタキシャル成長時に、第1回折格子14の光導波方向における両端において成長状態は殆ど変化しない。したがって、第1回折格子14の両端から成長するエピタキシャル層の結晶欠陥の発生を抑え、該結晶欠陥が活性層4内における活性領域に入り込む現象を抑えることができる。その結果、レーザ発振効率への影響を抑えることができる。
なお、上記成長状態の変化とは、n型InPクラッド層3等をエピタキシャル成長する際において、第1回折格子14の両端近傍の領域の成長状態と、それ以外の領域の成長状態との違いを示す。また、結晶欠陥は、第1回折格子14の両端を起点として少なくともn型InPクラッド層3に発生するものであり、必ずしも上記両端内に発生することのみを示さない。
もっとも、回折格子は、その有する周期に応じて、特定の波長を有するレーザ光を除いてレーザ光を弱める作用を及ぼす。よって、第2回折格子15が、ゲイン波長を有するレーザ光を残す周期を有する場合、第1回折格子14により発振させたい波長以外の波長においてレーザ発振が生じてしまう。かかるレーザ発振を防ぐために、第2回折格子15の周期は、第2回折格子15が、ゲイン波長を有するレーザ光を残す作用を奏さない範囲であるとよい。具体的には、第2回折格子15の周期は、第1回折格子14の周期の0.95倍以下、又は、1.05倍以上(好ましくは第1回折格子14の周期の0.8倍以下、又は、1.2倍以上)であるとよい。第2回折格子15の周期がこの範囲に収まっている場合、第2回折格子15はゲイン波長を有する光を残す作用をほとんど奏さない。したがって、第2回折格子15を、その周期が上記範囲内に収まるように設計することにより、第2回折格子15がレーザ発振に及ぼす影響を抑えることができる。
図17は、レーザ発振波長が1.500μmとなるように設計されたMQW構造のゲイン波長G1と、1.300μmのブラッグ波長G2を示す図である。図17が示すように、レーザ発振波長が1.500μmとなるようにMQW構造が設計されている場合、ゲイン波長はおよそ1.500μmから1.700μmの範囲内に収まっている。したがって、この場合、第2回折格子15が1.300μm以下の波長を有する光を発振させる作用を奏するとしても、1.300μm以下の波長を有する光はほとんど存在しない。この場合、第2回折格子15がレーザの発振に及ぼす影響は極めて小さい。
レーザ発振波長が1.500μmとなるように設計された第1回折格子14の周期は0.24μmであって、その0.8倍は0.192μmである。この値(0.192μm)は、レーザ発振波長が1.300μmとなるように設計された第1回折格子14の周期である0.20μmよりも小さい。したがって、第2回折格子15の周期を0.192μmにすれば、第2回折格子15は、1.300μmよりもさらに短い波長を有する光のみに作用する。上記波長帯にゲインを有しない本実施形態においては、第2回折格子15がレーザ発振に与える影響は極めて小さい。
また、第1回折格子14及び第2回折格子15を形成する工程では、前述したように、電子ビーム露光により一方の回折格子のためのパターンを描画したのち、描画を一旦止めてから、電子ビーム露光装置の電子照射量(ドーズ量)を変更し、他方の回折格子のためのパターンを描画する。第1回折格子14と第2回折格子15とが連続して設けられる場合、ドーズ量を変更した後のアライメントの誤差により、一方の回折格子のパターンと他方の回折格子のパターンとが互いに重なってしまうことがある。すると、これらのパターンが重なる部分ではレジストが二重に露光されることとなる。このようなレジストマスクを用いて回折格子を形成すると、二重に露光された箇所において異常成長が発生しやすくなる。この異常成長の発生により、半導体レーザ素子の発光効率が低下するおそれがある。
このような異常成長の発生の低減を図るために、本実施形態の半導体レーザ素子1では、第1回折格子14と第2回折格子15とが互いに離間している。この場合、第1回折格子14のためのパターン(被露光領域)と、第2回折格子15のためのパターン(被露光領域)とが光導波方向において互いに重ならないので、第1回折格子14及び第2回折格子15における異常成長の発生を低減し、良好な発光効率を有する半導体レーザ素子1を得ることができる。
図18は、第1回折格子14と第2回折格子15とを互いに離間させない(連続させた)場合を示すSEM写真である。図18を参照すると、第1回折格子14と第2回折格子15とが互いに重なっている様子がわかる。また、図19は、第1回折格子14と第2回折格子15とを互いに離間させた様子を示すSEM写真である。図19を参照すると、第1回折格子14と第2回折格子15とが互いに重ならず、好適に離間している様子がわかる。
また、本実施形態のように、第1回折格子14と第2回折格子15との間隔Dは0.5μm以上であってもよい。これにより、電子ビーム露光を行う際に第1回折格子14のためのパターン(被露光領域)と第2回折格子15のためのパターン(被露光領域)とが互いに重なってしまうことをより確実に回避することができる。
(第2実施形態)
図20は、第2実施形態にかかる半導体レーザ素子20の断面図である。半導体レーザ素子20は、第1実施形態の半導体レーザ素子1の構成に加えて、変調領域21を更に備える。変調領域21は、第2回折格子15上に形成されており、光導波路22と、p型InPクラッド層5上に設けられたコンタクト層23と、コンタクト層23上に設けられたp型電極24とを有する。光導波路22は、量子井戸構造を有する半導体積層体である。なお、変調領域21内のn型InP基板2、p型InPクラッド層5及びn型電極12のそれぞれは、活性層4の上方又は下方に設けられたn型InP基板2、p型InPクラッド層5及びn型電極12の一部である。この半導体レーザ素子20では、p型電極24とn型電極12との間に変調電圧が印加されることにより、活性層4において発生したレーザ光が光導波路22を通過する際に変調される。なお、光導波路22は例えば以下の手法によって形成される。具体的には、最初に図8等に示される活性層4において、第2回折格子15上の該活性層4を選択的にエッチングする。そして、活性層4がエッチングされた領域に選択的に光導波路22となる積層体を形成する。光導波路22を形成した後の工程は、第1実施形態と同じである。本実施形態では変調領域21を形成するための導波路の製造方法を説明したが、変調領域21以外の用途の導波路の形成方法も、本実施形態と同様の方法で形成することができる。
本実施形態の半導体レーザ素子20においても、第1実施形態と同様に、第1回折格子14と第2回折格子15とが1.0μm以下の間隔Dをあけて並んでいる。このため、エピタキシャル成長時に、第1回折格子14の光導波方向における両端において成長状態は変化しない。したがって、第1回折格子14の両端から成長するエピタキシャル層の結晶欠陥の発生を抑えることができる。また、第1回折格子14のためのパターン(被露光領域)と、第2回折格子15のためのパターン(被露光領域)とが光導波方向において互いに重ならないので、第1回折格子14及び第2回折格子15における異常成長の発生を低減し、良好な発光効率を有する半導体レーザ素子20を得ることができる。
(第3実施形態)
図21は、第3実施形態にかかる半導体レーザ素子の製造工程のうち、ウェハ16の上に回折格子を形成する工程において、ウェハ16の主面に垂直な方向からウェハ16を見た図である。図22は、図21に示すウェハ16のうち、後に半導体素子になる部分の1つを拡大した図である。
図21及び図22に示されるように、ウェハ16上には、連続して設けられる第1回折格子14及び第2回折格子15を少なくとも一ずつ含む複数の領域41が、光導波方向に沿ってそれぞれ離間するように設定されている。第1回折格子14及び第2回折格子15を形成する際には、電子ビーム露光装置を用いて、これらの領域41のそれぞれに電子ビームが照射される。したがって、領域41は、電子ビームにより露光される被露光領域とも呼称される。
図23は、比較例に係る第1回折格子の一部を拡大した図面である。図23に示されるように、比較例に係る半導体レーザ素子には、第2回折格子15が設けられていない。また、電子ビームにより露光される複数の領域141は、光導波方向に沿って互いに連結するように設定されている。この場合、複数の領域141を同時に露光することができないため、少なくとも2回照射される。このとき、領域141同士の連結部142においては、アライメントの誤差により、電子ビームが2回照射される。これは、パターンがずれた状態で露光されるため、所望のパターンを得ることができない。したがって、ウェハ16の主面に垂直な方向において連結部142に重なる第1回折格子14が異常成長しやすくなる(特に、当該第1回折格子14の隅側14aが異常成長しやすくなる)。この異常成長した部分が第1回折格子14に設けられる場合、当該第1回折格子14を含むメサストライプ構造の特性が劣化し、半導体レーザ素子の発光効率が低下することがある。
これに対して、本実施形態においては、連続して設けられる第1回折格子14及び第2回折格子15を少なくとも一ずつ含む複数の領域41が、光導波方向に沿ってそれぞれ離間するように設定されている。このため、光導波方向において領域41同士が重ならないので、第1回折格子14及び第2回折格子15において電子ビームにより複数回露光される箇所がなくなる。これにより、第1回折格子14及び第2回折格子15における異常成長の発生が低減するので、良好な発光効率を有する半導体レーザ素子を得ることができる。また、本実施形態では、第1実施形態及び第2実施形態と同様の作用効果が奏される。
本発明による半導体レーザ素子及び半導体レーザ素子の製造方法は、上述した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態では第1回折格子の両端に第2回折格子が設けられているが、第1回折格子の片端側にのみ第2回折格子が設けられてもよい。また、技術的に可能な範囲において、各実施形態に他の実施形態の記載を適宜用いてもよい。
1…半導体レーザ素子、2…n型InP基板、3…n型InPクラッド層、4…活性層、5…p型InPクラッド層、6…p型InPブロック層、7…n型InPブロック層、8…p型InP層、9…コンタクト層、10…保護膜、11…p型電極、12…n型電極、13…劈開面(出射面)、14…第1回折格子、15…第2回折格子、16…ウェハ。

Claims (1)

  1. 基板上に、高屈折率領域と低屈折率領域からなる複数のペアで構成された第1回折格子を、電子ビームを用いた露光法により形成する第1工程と、
    前記第1工程の後、前記電子ビームの電子照射量を変更する第2工程と、
    前記第2工程の後、前記基板上に、前記第1回折格子の光導波方向における少なくとも片端側に設けられ、前記第1回折格子の周期の1.05倍以上又は0.95倍以下の周期を有し、前記第1回折格子の前記高屈折率領域及び前記低屈折率領域と同じ順序で並ぶ高屈折率領域と低屈折率領域からなる複数のペアで構成された第2回折格子を、前記電子ビームを用いた前記露光法により形成する第工程と
    を含む半導体レーザ素子の製造方法であって
    前記第工程前記第2回折格子の端部に位置する前記ペアの外側の端と、該端部に対向する前記第1回折格子の端部に位置する前記ペアの外側の端とを、前記光導波方向に沿って0.5μm以上かつ1.0μm以下の間隔をあけて互いに離間させる、半導体レーザ素子の製造方法。
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