JP6960254B2 - 小型非接触icカード - Google Patents
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Description
従来提案されているICカードの小型化に関する発明としては、例えば、特許文献1や2に記載されているものがある。
さらに、改札ゲート用の非接触ICカードにおいては、カードが自動改札機のカード情報読み取り部の表面から規格で定められた距離まで離れていても情報を読み取ることができる性能を有する必要がある。しかも、改札ゲート用の非接触ICカードに関しては、カードを小型化しても既設の自動改札機のカードリーダを取り替えたり改造したりすることなく、情報を読み取ることができるようにしたいという要求がある。
本発明の他の目的は、形成するアンテナコイルおよび穴の位置を工夫することで、必要な非接触通信性能を確保しかつ回転を防止しつつ、リストバンド等に結合してウェアラブルなデバイスとして使用することができる小型非接触ICカードを提供することにある。
ICチップとアンテナコイルが例えば厚さ0.84mm以下の長方形をなす絶縁基板に内蔵され、券売機で取り扱い可能な切符サイズの小型非接触ICカードにおいて、
前記アンテナコイルは、前記絶縁基板の外縁部に沿ってループ状に設けられ、
前記絶縁基板の前記アンテナコイルのループ内側であって、カードの中心からいずれかの角部に偏った位置に、円形でない形状の開口穴が形成されているように構成したものである。
前記アンテナコイルは、前記絶縁基板の外縁部に沿ってループ状に設けられ、
前記絶縁基板の前記アンテナコイルのループ内側であって、カードの中心からいずれかの短辺側に偏った位置に、内部を横断するいずれの直線に対しても非対称な形状の開口穴が形成さているように構成しても良い。
前記アンテナコイルは、前記絶縁基板の外縁部に沿ってループ状に設けられ、
前記絶縁基板の前記アンテナコイルのループ内側であって、カードの中心からいずれかの角部または短辺側に偏った位置に、内部を横断するいずれかの1本の直線に対して対称な形状の開口穴が、対称中心の前記直線が前記絶縁基板の長手方向中心線の方向と一致しないように形成されていても良い。
かかる構成によれば、リストバンド等にカードの開口穴と対応する形状の係合凸部を設けてリストバンド等に装着できるようにした際に、装着したカードが外れにくくすることができる。
上記のように、カード本体11の外縁に沿ってアンテナコイル13を設けることによって、カードの大きさが切符サイズであっても、規格で定められた距離までICカード10内のICチップ14へ電力を供給して記憶されている情報を読み取るとともに、ICチップ14に情報を記録できることをカードの試作によって確認した。
第1の利用形態は、カード本体11の開口穴12にストラップの紐を通して利用者が携帯して持ち歩き易くするというものである。ストラップを使用した利用形態は一般的であるので、図示は省略する。
第2の利用形態によれば、手の甲を改札機のカード読み取り部に向けるだけで、カードデータの読み取りによる改札が行える。また、リストバンド20の表面にICカード10を装着する際に、開口穴12および係合凸部22の形状が三角形であるため、カードが回転するのを防止することができる。さらに、係合凸部22が弾性材料で形成されているため、開口穴12の外形よりも若干大きな形状とすることで、係合凸部22に開口穴12を係合させた際に変形し、リストバンド20表面からのカードが脱落しにくくすることができる。
上記のようなホルダ30を使用することで、券売機に投入してチャージを行なったり、定期券の場合には券売機内の既設のプリンタでカード表面に印字を行なったりすることができる。また、ホルダ30を定期入れの代替物として用いて、ICカードをホルダに収納した状態で持ち歩くことも可能である。
図4に示す変形例は、ICカード10のカード本体11の角部に形成されている非対称の三角形状の開口穴12の代わりに、線対称の三角形や三日月形、長方形、線対称の台形、非対称の台形、かまぼこ形等の形状(円形を除く)の開口穴12を形成したものである。
図4に示すように、開口穴12がカード本体11の角部に1つだけ形成されていれば、穴の形状がどのような形状であってもカードの方向性および表裏を識別することができる。円形を除くのは、図2に示すようなリストバンドに装着した際にカードが回転してしまうのを防止するためである。
開口穴12の形状が図5や図6に示すような形状であれば、カードの方向性および表裏を識別することができる。また、開口穴12の形成位置が図5や図6に示すような位置であれば、ストラップの紐を通すことができる。
さらに、上記実施形態では、本発明を、切符サイズの小型非接触ICカードに適用した場合について説明したが、本発明は小型非接触ICカードに限定されず、通常サイズの非接触ICカードはもちろんのこと、接触式のICカードや、ICチップを内蔵しない磁気カードなどにも利用することができる。
11 カード本体
12 開口穴
13 アンテナコイル
14 ICチップ
20 リストバンド
22 係合凸部
30 ホルダ
31 凹部
32 係合凸部
Claims (3)
- ICチップとアンテナコイルが長方形をなす絶縁基板に内蔵され、券売機で取り扱い可能な切符サイズの小型非接触ICカードであって、
前記アンテナコイルは、前記絶縁基板の外縁部に沿ってループ状に設けられ、
前記絶縁基板の前記アンテナコイルのループ内側であって、カードの中心からいずれかの角部に偏った位置に、円形でない形状の開口穴が形成され、
前記開口穴の縁部の少なくとも一部には、一方の面から開口穴内側へ向かって下り傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする小型非接触ICカード。 - ICチップとアンテナコイルが長方形をなす絶縁基板に内蔵され、券売機で取り扱い可能な切符サイズの小型非接触ICカードであって、
前記アンテナコイルは、前記絶縁基板の外縁部に沿ってループ状に設けられ、
前記絶縁基板の前記アンテナコイルのループ内側であって、カードの中心からいずれかの短辺側に偏った位置に、内部を横断するいずれの直線に対しても非対称な形状の開口穴が形成され、
前記開口穴の縁部の少なくとも一部には、一方の面から開口穴内側へ向かって下り傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする小型非接触ICカード。 - ICチップとアンテナコイルが長方形をなす絶縁基板に内蔵され、券売機で取り扱い可能な切符サイズの小型非接触ICカードであって、
前記アンテナコイルは、前記絶縁基板の外縁部に沿ってループ状に設けられ、
前記絶縁基板の前記アンテナコイルのループ内側であって、カードの中心からいずれかの角部または短辺側に偏った位置に、内部を横断するいずれかの1本の直線に対して対称な形状の開口穴が、対称中心の前記直線が前記絶縁基板の長手方向中心線の方向と一致しないようにして形成され、
前記開口穴の縁部の少なくとも一部には、一方の面から開口穴内側へ向かって下り傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする小型非接触ICカード。
Priority Applications (1)
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JP2017122194A JP6960254B2 (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | 小型非接触icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017122194A JP6960254B2 (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | 小型非接触icカード |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019005957A JP2019005957A (ja) | 2019-01-17 |
JP6960254B2 true JP6960254B2 (ja) | 2021-11-05 |
Family
ID=65025718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017122194A Active JP6960254B2 (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | 小型非接触icカード |
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