JPH10228525A - カード - Google Patents

カード

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JPH10228525A
JPH10228525A JP10085013A JP8501398A JPH10228525A JP H10228525 A JPH10228525 A JP H10228525A JP 10085013 A JP10085013 A JP 10085013A JP 8501398 A JP8501398 A JP 8501398A JP H10228525 A JPH10228525 A JP H10228525A
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JP
Japan
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card
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present
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main body
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JP10085013A
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English (en)
Inventor
Yasuyoshi Ochiai
庸良 落合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読取機への挿入方向やカードの用途などを、
暗所で使用する場合や目の不自由な人にも容易に識別で
きるようにする。 【解決手段】 カード本体1に読取機への挿入方向やカ
ードの用途などの情報を示す表示部3を指先の触覚によ
り識別可能となるように設けたものであり、例えば表示
部3が凹部または凸部によって形成されたり、カード本
体1に設けた切り抜きによって形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記録部を有する
カードに関するものであり、例えばプリペイドカード、
クレジットカード、デビットカードなどとして用いられ
るものである。
【0002】
【従来の技術】近頃、公衆電話や高速道路、鉄道など、
更にはショッピング、銀行手続などにおいて、情報記録
部を有するカードによって形成されたプリペイドカー
ド、クレジットカード、デビットカードなどが多用され
ている。
【0003】そして、これらのカードの殆どは、情報記
録部を読取機の読取部と合致させる目的から、読取機へ
の挿入方向が定められている。
【0004】従来から使用されているこの種のカード
は、その表面に差し込み方向を示す矢印の表示や、それ
に加えて矢印の方向に挿入するようにといった意味の言
葉などが、印刷などの手段により表示されている。
【0005】従って、使用者は前記表示を視覚により認
識しなければならず、暗所で使用する場合や目の不自由
な人にとっては、読取機への挿入方向の識別が困難であ
り、誤った方向に挿入した場合には、差し込み方向を換
えて挿入し直さなければならないため、きわめて不便で
あった。
【0006】また、カードは、用途に合ったものを使用
しなければならないが、従来のカードでは、表面に印刷
されている絵柄や文字によりカードの用途を識別しなけ
ればならないので、暗所で使用する場合や目の不自由な
人にとって、使用目的に合致したカードであるか否かを
認識することはきわめて困難であった。これは、カード
化が進み、多種類のカードが用いられる今日のカード社
会において、きわめて重要な問題である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来の情報記録部を有するカードは、読取
機への挿入方向ならびに特にカードの用途を識別するこ
とが視覚によるものであるため、暗所で使用する場合や
殊に目の不自由な人にとってきわめて不便である、とい
う点である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、カード本体にカードの用途を示す表示部
を、指先の触覚により識別可能となるように設けること
とした。
【0009】このような手段としたことによって、カー
ドの用途を、視覚だけでなく、指先の触覚でもきわめて
容易に識別することができ、殊に目の不自由な人にとっ
ては有意義である。
【0010】そして、本発明における第一の形態は、表
示部が凹部或いは凸部により形成されることによって触
覚で識別可能とされているものである。
【0011】また、第二の形態は、表示部をカード本体
の一部分に設けた切り抜きとし、第三の形態は、周端縁
の形状を変えることによって触覚で識別できる表示部を
形成するものである。
【0012】更に、第四の形態は、上記のような表示部
の位置や形が、カードの用途毎に統一されるものであ
り、こうすることによって、どのようなカードでもカー
ドの用途を容易且つ瞬時に認識することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
【0014】本発明が適用されるカードは、適宜厚さの
合成樹脂材や厚紙などにより全体が薄い矩形状に形成さ
れており、カード本体の例えば裏面全体に磁気層からな
る情報記録部が形成されている。
【0015】本発明における第一の実施の形態は、カー
ドの情報を示す表示部が、カード本体の一部に例えば押
圧成形によって凹部または凸部状に形成されているもの
である。
【0016】そして、凹部または凸部によって形成され
た表示部の形状や数などから、読取機への挿入方向は勿
論のことカードの用途、その他の情報を、指先の触覚を
介して認識することができるようになっている。
【0017】これらの表示部は、カード本体の平面にお
いて非対称位置、例えば表面の右下部などのような位置
に形成されるようにすれば、表示部の位置から読取機へ
の挿入方向を容易に識別することが可能となり、好まし
い。
【0018】尚、表示部は、凹部または凸部により形成
されていて指先の触覚により識別可能なものであれば、
図形や点字など、どのようなものでもよく、また、形成
手段も問わない。
【0019】本発明の第二の実施の形態は、カード本体
の一部分に切り抜きによる表示部を設けるものである。
【0020】この表示部は、例えば打ち抜き加工によっ
てカード本体に孔をあけたり、或いは、周端縁の一部を
切り欠いたりすることによって形成され、その形状や位
置によってカードの情報が識別されるようにするもので
ある。
【0021】この場合も、第一の形態の場合と同様、読
取機への挿入方向を容易に識別できるために、カード本
体の平面上の非対称位置に形成されることが好ましい。
【0022】そして、本発明の第三の実施の形態は、カ
ード本体の周端縁を構成する辺や角部のうち、一部を他
の部分と異なる形状とすることにより、表示部を形成す
るものである。
【0023】この場合、読取機への挿入を阻害しない部
分に限って、その形状を変えることとする。こうして、
カード本体の外形を触ることで、容易にカードの情報や
挿入方向を識別することができる。
【0024】更に、本発明の第四の実施の形態は、前記
のいずれかの実施の形態によって形成される表示部の位
置や形を、カードの用途毎に統一するものである。
【0025】例えば、全てのカードについて同じ形状の
表示部とした場合には、カードの用途によって表示部の
位置や数を変えたり、或いは、表示部の位置を一個所に
統一した場合には、カードの用途によって表示部の形状
を変えることによって、指先の触覚だけでカードの用途
などを識別できるようにする。これを、全てのカードに
ついて統一した規格で実施することによって、誰でも、
どんなカードでも、容易に指先の触覚だけでカードの情
報を識別することができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0027】本発明が適用されるカード本体1の裏側に
は、磁気層からなる情報記録部2が形成されており、カ
ード本体1の一部分には、指先の触覚により識別可能な
表示部3が形成されている。
【0028】図1乃至図4は、本発明の第一の実施の形
態に関する実施例であり、図1は三角形、図2は点や線
の組み合わせ、図3は波形、図4はバーコードがそれぞ
れ凹部または凸部によって形成されている。これらの形
状や位置によって、読取機(図示せず)への挿入方向や
カードの用途などを示している。
【0029】また、図5乃至図10は本発明の第2の実
施の形態に関する実施例を示すものであり、表示部3が
切り抜きにより形成されている点が前記図1乃至図4に
示した実施の形態と異なる。
【0030】図5および図6は、円形や三角形の切り抜
きによる表示部3を形成したものであり、図7および図
8は、カード本体1の周端縁4に沿った半円形およびコ
字形の切り欠きによる表示部3を形成したものである。
【0031】そして、図9は、例えば記念カード5とカ
ード本体1とを切り込み部6を有する切取り部7を形成
して連設したものであり、図10に示すように、切取り
部7においてカード本体1と記念カード5とを切り離し
たときに、切り込み部6によって本体1に切り欠き状の
表示部3が出現するものである。
【0032】更に、図11および図12は、本発明の第
3の実施の形態に関する実施例を示すものであり、図1
1は表示部3をカード本体1における周端縁4を構成す
る一辺41を傾斜させることにより形成したもの、図1
2はカード本体1における一つの角部8を他の角部9と
異なる形状とすることにより形成したものである。
【0033】これらの実施の形態については、指先でカ
ード本体1の周端縁4を触り、カード本体1の外形を確
認することにより、読取機への挿入方向を簡単に識別す
ることができる。
【0034】更に、図13乃至図15は本発明における
第4の実施の形態に関する実施例を示すものであり、カ
ード本体1に形成された表示部3が、読取機への挿入方
向の識別だけでなく、予め定めたカードの用途を表示す
るものである。
【0035】図13の実施例は、複数種類のカードA,
B,Cのそれぞれのカード本体11,12,13の所定
位置に、異なる形状の切り欠きにより形成された表示部
31,32,33をそれぞれ有している。
【0036】この実施例において、例えば表示部31
(V形)を形成したカードAを公衆電話用、表示部32
(半円形)を形成したカードBを鉄道用、表示部33
(コ字形)を形成したカードCをショッピング用などの
ように予め統一して定めておくことにより、表示部31
(または32,33)を指先で触るだけで、カードの用
途、更には読取機への挿入方向をきわめて簡単に識別す
ることができる。
【0037】また、図14に示した実施例は、複数種類
のカードA,B,Cのそれぞれのカード本体11,1
2,13における異なる位置に、半円形の表示部31,
32,33をそれぞれ形成することにより、カードの用
途を、指先の触覚により識別可能としたものである。
【0038】更に、図15は複数種類のカードA,B,
Cに、同一形状で数の異なる表示部31,32,33を
形成したものであり、これらの場合にも、図13ならび
に図14に示した実施例と同様の機能を発揮させること
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、カー
ド本体に指先の触覚により識別可能な表示部を設けたこ
とにより、暗所での使用や目の不自由な人でも読取機へ
の挿入方向やカードの用途を容易に識別することができ
るものである。
【0040】そして、表示部の形成位置や形状などを予
めカードの用途毎に定めておくことにより、きわめて簡
単且つ瞬時に使用目的に合致したものを選別することが
できる。
【0041】また、本発明にかかる表示部は、視覚的な
認識も可能であるので、目の不自由な人に限らず、挿入
方向やカードの用途などを視覚と触覚の両方から容易に
識別でき、きわめて便利である。
【0042】更に、指先の触覚により識別可能な表示部
は、挿入方向ならびにカードの用途などを表示するだけ
でなく、それ以外の情報、例えば各種のメッセージなど
を包含させることも可能である。
【0043】更にまた、本発明における指先の触覚によ
り識別可能な表示部は、カードの使用前に予め形成する
だけでなく、読取時、即ち使用時において形成すること
も可能であり、この場合には、使用状況に係る情報を指
先により認識できる表示部として順次形成することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第一の実施の形態の実施例を示
す平面図である。
【図2】本発明における第一の実施の形態の異なる実施
例を示す平面図である。
【図3】本発明における第一の実施の形態の更に異なる
実施例を示す平面図である。
【図4】本発明における第一の実施の形態の更に異なる
実施例を示す平面図である。
【図5】本発明における第二の実施の形態の実施例を示
す平面図である。
【図6】本発明における第二の実施の形態の異なる実施
例を示す平面図である。
【図7】本発明における第二の実施の形態の更に異なる
実施例を示す平面図である。
【図8】本発明における第二の実施の形態の更に異なる
実施例を示す平面図である。
【図9】本発明における第二の実施の形態の更に異なる
実施例を示す平面図である。
【図10】図9を切り離した状態を示す平面図である。
【図11】本発明における第三の実施の形態の実施例を
示す平面図である。
【図12】本発明における第三の実施の形態の異なる実
施例を示す平面図である。
【図13】本発明における第四の実施の形態の実施例を
示す平面図である。
【図14】本発明における第四の実施の形態の異なる実
施例を示す平面図である。
【図15】本発明における第四の実施の形態の更に異な
る実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 カード本体、3 表示部、4 周端縁、5 角部、
11,12,13 カード本体、31,32,33 表
示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカードのカード本体の夫々に、指
    先の触覚により識別可能であり且つカードの用途毎に異
    なった形態を有する表示部を設けたことを特徴とするカ
    ード。
  2. 【請求項2】 表示部が凹部または凸部により形成され
    ている請求項1記載のカード。
  3. 【請求項3】 表示部がカード本体に設けた切り抜きに
    より形成されている請求項1記載のカード。
  4. 【請求項4】 表示部がカード本体の周端縁に形成され
    ている請求項1記載のカード。
  5. 【請求項5】 表示部の位置や形がカードの用途毎に統
    一されている請求項1,2,3,4いずれかに記載のカ
    ード。
JP10085013A 1998-03-16 1998-03-16 カード Pending JPH10228525A (ja)

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JP14496896A Division JP3271653B2 (ja) 1996-05-15 1996-05-15 カード

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019005957A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 東日本旅客鉄道株式会社 小型非接触icカード

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