JP4549708B2 - 非接触icカードおよび非接触icカード用アンテナシート - Google Patents

非接触icカードおよび非接触icカード用アンテナシート Download PDF

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Description

本発明は、非接触ICカードおよび非接触ICカード用アンテナシートに関する。
詳しくは、非接触交信時に複数枚の非接触ICカードが重なった状態でも通信特性が低下せず、かつICカード表面にエンボスを施した場合に、アンテナの断線を生じることのないアンテナパターンを設けた非接触ICカード、非接触ICカード用アンテナシートに関する。
本発明の利用分野は、非接触ICカードの製造や利用分野に関し、非接触ICカードの具体的利用用途としては、銀行カードやキャッシュカード、クレジットカード、交通機関用途、等がある。
を入れた磁気カードが使用されている。このエンボス文字は、クレジット決済等をする際に利用者の氏名、会員番号等の情報を迅速に転写して複写する手段として用いられている。一方近年、接触型ICカードや非接触ICカードが多用されるようになってきている。ICカードの場合は、電子的に利用者の氏名、会員番号等を読み取りできるので、エンボス文字は本来的には必要ないかもしれないが、従来からの利用方法を継続する要請が強く、ICカードにもエンボス文字を入れることが行われている。
カード面のエンボス文字加工位置は、JIS規格により規定されている。図8は、JISX6302に規定するエンボス位置であって、後に詳述するが、図中の領域1、領域2が所定のエンボス領域を示す。
一方、非接触ICカードの場合は、カード基体内にループ状アンテナパターンを設ける必要がある。アンテナパターンは、文字エンボス加工により強圧を受けて変形するため、不用意にアンテナ線を設けると断線する場合も多く、JIS規定のエンボス領域との関係でアンテナパターン形状が制約を受けることになる。
アンテナパターンをエンボス加工領域を回避するように、カード上半領域にのみ狭幅で形成すれば断線を考慮する必要は無いが、ループアンテナを鎖交する電磁界面積が小さくなるため、受信効率が低下するという問題がある。
ところで、非接触ICカードは、リーダライタと非接触ICカードとの交信を非接触で行う。非接触交信の際、1のリーダライタに対して複数の非接触ICカードが競合して応答することにより衝突現象(コリジョン)が生じることがある。この衝突現象を回避(アンチコリジョン)して通信を確保する手段が非接触ICカードには組み込まれている。
しかし、非接触ICカードはカード基体内にループ状のアンテナを有していて、当該アンテナのパターンは、カードの中心線に対して対称的な構造になっていることが多い。
この場合、2枚のカードの表面側または裏面側どうしが突き合わせて重なることがあり、アンテナパターンが鏡面対称の位置に置かれる関係になる。したがって、この場合は、各々のカードの電磁界の向きが打ち消し合う方向となるため受信効率が著しく低下し、コリジョンとは別の問題で通信ができなくなる。
そこで、アンテナパターンを楕円形などの非対称的なレイアウトにして、受信効率が低下しないようにすることが考えられている(特許文献1、特許文献2)。
しかし、非接触ICカードの場合も上記のように、従来の磁気カードと同様に、カード面にエンボスを設けることが行われており、かかる場合に非対称的なレイアウトのみを目的としてカード基体内にパターンを設けるとアンテナパターンがエンボス部にかかり、エンボスによる断線を招く結果となる。
また、エンボス領域外に非対称なアンテナを形成した場合には、アンテナ径を大きく取り得ず、カードアンテナの受信効率そのものが低くなってしまい、カード1枚時の通信距離自体が短く利便性が悪いといった問題があった。
この問題を解決する先行技術として、特許文献3、特許文献4、等の提案がある。特許文献3は、エンボス部分にエンボス文字または記号の最大高さよりは広幅のアンテナパターンを全面に入れて、エンボスによる断線を防止しようとするものである。
特許文献4も同様であるが、広幅のアンテナパターンを設けることによるカードの反りを緩和する目的で、メッシュ状の開孔部を備えるアンテナパターンを設けることを提案している。
特開平11−134447号公報 特開2000−137777号公報 特開2001−167242号公報 特開2002−259920号公報
前述の先行技術は、エンボス部分にエンボス文字高さ(平面上の文字長の意味)よりは広幅のアンテナパターンを文字エンボス部に全面に入れて、エンボスによる断線を防止しようとするものである。したがって、プラスチックからなるカード部材中に、広幅の金属箔材料が挿入されることになる。
しかし、文字エンボスは、カード基体の両面からめす型、おす型の凹凸文字形状で押圧するので、金属箔材料が延伸変形することによる応力は、カードに回復し難い反りをあたえる。メッシュ状の金属箔の場合は、変形は緩和されると考えられるが、影響を与えることに変わりはない。また、2枚のカードを逆向きにして重ねると広幅のアンテナ面どうしが重なってしまい相互干渉が大きく、リーダの受信効率が低下する問題を生じる。
そこで、本願発明者は、エンボスによるアンテナパターンの断線を防止しつつ、かつカードに反りを与えず、どのような使用状態であっても通信特性の低下を招かないアンテナパターンを研究して本発明の完成に至ったものである。
上記課題を解決する本発明の要旨の第1は、カード表面に文字エンボスが予定された領域を有し、カード基体内であって当該文字エンボス予定領域部分を、ICチップに接続したアンテナパターンが交差する構造にされているICカードであって、以下の(1)、(2)の特徴を有する非接触ICカード。(1)前記アンテナパターン1のループ線が、エンボス加工が予定された領域を交差する部分においては、エンボス文字の1の最大文字横幅よりは幅広であって、連続する数個の文字の横幅以内であり、かつ交差する直前直後部分においてはエンボス領域に平行する細幅のループ線であるアンテナパターンからなること、(2)前記アンテナパターンの各ループ線が線対称性を持たない形状からなり、アンテナパターンの全体形状もカードの横中心線、またはカードの縦中心線のいずれに対しても線対称の要素を持たないようにされていること、にある。
上記課題を解決する本発明の要旨の第2は、あらかじめ規定された位置にエンボス加工予定領域を有するカード部材と、前記カード部材内に挿入され、ICチップと該ICチップの周辺に配置されると共に該ICチップに接続されたアンテナパターンを有するアンテナシート、を備えるICカードであって、以下の(1)、(2)の特徴を有する非接触ICカード。(1)前記アンテナパターン1のループ線が、エンボス加工が予定された領域を交差する部分においては、エンボス文字の1の最大文字横幅よりは幅広であって、かつ連続する数個の文字の横幅以内であり、かつ交差する直前直後部分においてはエンボス領域に平行する細幅のループ線であるアンテナパターンからなること、(2)前記アンテナパターンの各ループ線が線対称性を持たない形状からなり、アンテナパターンの全体形状もカードの横中心線、またはカードの縦中心線のいずれに対しても線対称の要素を持たないようにされていること、、にある。
上記課題を解決する本発明の要旨の第3は、カード表面に文字エンボスされた領域を有し、カード基体内であって当該文字エンボス領域部分を、ICチップに接続したアンテナパターンが交差する構造にされているICカードであって、以下の(1)、(2)の特徴を有する非接触ICカード。(1)前記アンテナパターン1のループ線が、エンボス加工された領域を交差する部分においては、エンボス文字の1の最大文字横幅よりは幅広であって、かつ連続する数個の文字の横幅以内であり、かつ交差する直前直後部分においてはエンボス領域に平行する細幅のループ線であるアンテナパターンからなること、(2)前記アンテナパターンの各ループ線が線対称性を持たない形状からなり、アンテナパターンの全体形状もカードの横中心線、またはカードの縦中心線のいずれに対しても線対称の要素を持たないようにされていること、にある。
上記課題を解決する本発明の要旨の第4は、あらかじめ規定された位置にエンボス加工された領域を有するカード部材と、前記カード部材内に挿入され、ICチップと該ICチップの周辺に配置されると共に該ICチップに接続されたアンテナパターンを有するアンテナシート、を備えるICカードであって、以下の(1)、(2)の特徴を有する非接触ICカード。(1)前記アンテナパターン1のループ線が、エンボス加工された領域を交差する部分においては、エンボス文字の1の最大文字横幅よりは幅広であって、かつ連続する数個の文字の横幅以内であり、かつ交差する直前直後部分においてはエンボス領域に平行する細幅のループ線であるアンテナパターンからなること、(2)前記アンテナパターンの各ループ線が線対称性を持たない形状からなり、アンテナパターンの全体形状もカードの横中心線、またはカードの縦中心線のいずれに対しても線対称の要素を持たないようにされていること、にある。
上記課題を解決する本発明の要旨の第5は、カード表面に文字エンボスが予定された領域を有し、カード基体内であって当該文字エンボス予定領域部分を、ICチップに接続したアンテナパターンが交差する構造にされている非接触ICカードに使用するアンテナシートであって、以下の(1)、(2)の特徴を有する非接触ICカード用アンテナシート。
(1)前記アンテナパターン1のループ線が、エンボス加工が予定された領域を交差する部分においては、エンボス文字の1の最大文字横幅よりは幅広であって、かつ連続する数個の文字の横幅以内であり、かつ交差する直前直後部分においてはエンボス領域に平行する細幅のループ線であるアンテナパターンからなること、(2)前記アンテナパターンの各ループ線が線対称性を持たない形状からなり、アンテナパターンの全体形状もカードの横中心線、またはカードの縦中心線のいずれに対しても線対称の要素を持たないようにされていること、にある。
上記課題を解決する本発明の要旨の第6は、あらかじめ規定された位置にエンボス加工予定領域を有するカード部材と、前記カード部材内に挿入され、ICチップと該ICチップの周辺に配置されると共に該ICチップに接続されたアンテナパターンを有するアンテナシートであって、以下の(1)、(2)の特徴を有する非接触ICカード用アンテナシート。
(1)前記アンテナパターン1のループ線が、エンボス加工が予定された領域を交差する部分においては、エンボス文字の1の最大文字横幅よりは幅広であって、かつ連続する数個の文字の横幅以内であり、かつ交差する直前直後部分においてはエンボス領域に平行する細幅のループ線であるアンテナパターンからなること、(2)前記アンテナパターンの各ループ線が線対称性を持たない形状からなり、アンテナパターンの全体形状もカードの横中心線、またはカードの縦中心線のいずれに対しても線対称の要素を持たないようにされていること、にある。
本発明の非接触ICカードは、アンテナパターンがエンボス加工領域またはエンボス加工予定領域を交差して横断するようにされているが、1のループ線による横断幅を当該エンボス行におけるエンボス文字の1の最大文字横幅よりは広く、かつ連続する数個の文字の横幅以内にされているので、エンボスによって文字部分の導体が浸食されてもアンテナループ線全体が断線することがないと共に、エンボスによるカードの反りに与える影響を最小限にすることができる。
また、アンテナパターンがエンボス加工領域またはエンボス加工予定領域を交差して横断するようにすることは、アンテナパターンをカードの中心線に対して非対称の形状にし易く、カードの使用時において、表面−表面間で重なった場合、または裏面−裏面間で重なった場合の通信特性の低下を回避し易くできる。
このようなアンテナを内蔵した非接触ICカードは、例えば財布の中に複数枚のカードを重ねて保持した場合でも、使用上十分な通信特性を有して通信処理されるため、わざわざ使用するICカードを財布から取り出して処理する必要性がなく利便性に優れたものとなる。
本発明の非接触ICカード用アンテナシートは、カード基材中に挿入して使用されるものであるから、非接触ICカード化された際に上述の効果を発揮する。
本発明は、通信性能に優れた非接触ICカードに関する発明であって、その主とした特徴は、非接触ICカードをどのような状態で重ねて使用しても通信特性の低下がないアンテナパターンを有することと、当該アンテナパターンによって、カードにエンボスを施した場合であってもアンテナの断線がなく、かつカードの反りに対する影響を最小限にすることができるICカードに関する。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明することとする。
図1は、本発明の非接触ICカードの一般的形態を説明する図、図2は、アンテナパターンの具体例を説明する図、図3は、図2のアンテナパターンにエンボス文字を付加した図、図4〜図6は、アンテナパターンの他の具体例を説明する図、図7は、非接触ICカードの層構成例を説明する図、である。
図8は、JISX6302で規定するエンボス領域を説明する図である。
本発明の非接触ICカード1は、図1のように、カード基体10中に、非接触ICチップ2と当該非接触ICチップ2に接続したアンテナパターン3を有している。
非接触ICチップ2とアンテナパターン3は、通常、カード基体10を構成する層構成中の中心層であるアンテナシートに形成され、当該アンテナシートが、その表裏に積層するカード部材と一体にしてプレスラミネートされた形態とされている。したがって、ICチップ2とアンテナパターン3自体はカード表面からは視認できないものである。
図1において、カード表面に表示する文字、数字または記号(カタカナや英文字も含まれる。)は、カードの所定領域に型押しされたエンボス文字6を意味する。したがって、本発明でいう文字とは数字や記号を含むものである。
本発明の非接触ICカード1の特徴は、第1にアンテナパターン3のループ線31,32が、エンボス加工がされた領域(またはエンボス加工が予定される領域)を横断する部分31c,32c,32dを有し、当該部分のパターン幅が、エンボスによる断線を防止できる幅にされていることにある。
図1の場合、アンテナパターンは2本のループ線31,32を有していて、ループ線31は識別番号の領域21を横断部31cにより横断し、ループ線32は識別番号の領域21と氏名及び住所領域22を横断部32c,32dにより横断している。
上記横断部31c,32c,32dは、図示のようにエンボス加工領域またはエンボス加工予定領域をほぼ直交して交差するようなパターンにされている。したがって、他の部分のアンテナ配線は、できる限りエンボス領域に平行するようにされている。
断線を防止できる幅とは、1のループ線において少なくともエンボス文字の1の文字の最大文字横幅を超える幅であり、かつ連続する数個の文字の横幅以内とする。数個の文字とは、最大4〜5個であり、好ましくは2〜3個または2個以内の範囲である。あまり横幅が広くては、カードの反りに対する影響が大きくなるからである。
当該アンテナパターンの特徴により、エンボスにより生じるカードの反りを低減し、かつアンテナパターンを非対称な形状にすることを容易にする。
エンボス文字の横幅については後述するようにJISにより規定されている。
本発明の非接触ICカード1の他の特徴は、第2にアンテナパターン3が、カードの横中心線X−Y、または縦中心線A−Bに対して非対称の形状にされていることにある。
非接触ICカードの場合、アンテナパターンの形状が対称形であると、当該カードが表面−表面どうし、あるいは裏面−裏面どうしで重ねられた場合、カードの向きの上下方向が揃っていてもいなくてもアンテナどうしの電磁界の向きが打ち消し合う方向となるため、前記のように通信効率が著しく低下する。したがって、上記のように非対称の形状にされていれば、このような通信効率低下を少なくできる利点が生じる。
なお、本発明は非接触ICカードと非接触ICカード用アンテナシートを発明の対象とするが、非接触ICカードには、エンボス加工済みのカードと、エンボス未加工でエンボス加工を予定するカードとが含まれる。
本明細書において、非接触ICカードの者は請求項1、請求項2等に記載される発明であり、者は請求項3、請求項4等に記載される発明に該当する。
次に、カードのエンボス文字、エンボス領域について図8を参照して説明する。
JISX6302には、識別カードの記録技術について規定し「ID−1タイプカード上のエンボス文字位置」についても規定している。当該規定では、エンボス加工のために二つの領域がカードに割り当てられている。
領域1は、ISO/IEC7812に従った識別番号のための領域であり、所定の字体の文字を1行入れることができる。当該行は25.4mm当り7文字の公称文字間隔の場合、最大19文字からなる、とされている。
同規格の5.1.2には文字間隔3.63mm±0.15mmと規定され、文字印字面の最大縦幅は、4.32mmとされ(同5.1.3)、文字横幅は、2.54mmとされている(同5.4)。
領域2は、氏名及び住所領域と呼ばれ、カード保有者の識別エンボスデータ(氏名、住所、その他必要とされるデータ)のための領域である。氏名及び住所領域は、4行分が確保されている。1行は、25.4mm当たり10文字の公称文字間隔の場合、最大27文字入る(同7.3)。これは、10B字体で、文字間隔2.54mm±0.15mmとなる。領域2は氏名及び住所領域とされるが、住所がエンボスされるとは限らず、有効期限や発行会社等のエンボスがされることが多い。
4行分が確保とは、4行のエンボスをすることが必須であることを意味しない。通常は、1行または2行、多くても3行のエンボスがされる。したがって、番号行1行のエンボスを加えて、最大4行のエンボス行となっている。
カードのエンボス領域位置も、図8のように規定されている。図8において、領域1は番号行であり、領域2は、氏名及び住所領域である。なお、図8中のA〜Hの距離等については以下のように規定されている。
a)距離A:識別番号行の中心線とカードの下端辺との距離。 21.42mm±0.12mm
b)距離B:最初の文字位置の中心線とカード左端辺との距離。 10.18mm±0.25mm
c)距離C:最初の文字位置の中心線と19番目の文字位置の中心線との距離。 65.31mm±0.76mm
d)距離H:カードの下端辺から領域1の上端までの最大距離。 24.03mm
e)高さD:氏名及び住所領域の最大高さ。 14.53mm
f)底辺余白E:氏名及び住所領域とカードの下端辺間の距離。 最小2.41mm、最大3.30mm
ただし、磁気ストライプを併用する場合、最低余白は、2.54mmとする。
g)距離F:各行の最初の文字位置の中心線とカード左端辺間の距離。 7.65mm±0.25mm
h)距離G:最初の文字位置の中心線と27番目の文字位置の中心線との距離。 66.04mm±0.76mm
図8のエンボス領域1,2とは反対側の上半には、磁気ストライプ領域23があって、ICチップに磁気ストライプ1本を併用する場合は当該領域を利用することが多い。
なお、a=最大5.54mm、b=最小11.89mm、とされている。
以下、本発明で使用するアンテナパターンの具体的実施形態について順次説明することとする。図2は、アンテナパターンの具体例を説明する図であって、薄板のアンテナシートに形成した状態を示している。アンテナシート11を透明なシートとした場合、アンテナパターン3はアンテナシート11を上面から見て、シートの背面に形成されている。
図2の場合、符号2t部分に非接触ICチップをダイボンディングし、アンテナパターン3の端部e1,e2はICチップ2(不図示)に異方性導電シート等により接続されている。
端子板を有しない非接触ICカードであるため、非接触ICチップ2の装着位置は特に規定されていない。図2では、カードの縦中心線A−Bよりやや左側に装着することになる。アンテナパターン3は、ICチップ2の周囲を5回と1/2程度周回するようにされている。
アンテナパターン3の端部e1からのアンテナ線は、ICチップ2とは反対面側面の回路に導通させるかしめ部41を介して表面回路5を通り、再びかしめ部42を介して、背面側の最外周ループ線31となる。ループ線31は氏名及び住所領域(以下、第2領域とも表現する。)22において、幅広の横断部31cを形成してからカード最下部を走行し、磁気ストライプ部23に至る。
次に、上辺の磁気ストライプ部23に沿って走行し、表面回路5の下を通過してループ線32に通じる。同様に、ループ線32は幅広の横断部32cを形成してから磁気ストライプ部23に至り、磁気ストライプ部23を斜行して走行し、ループ線33に通じて横断部33cを形成する。
磁気ストライプ部23を横切るパターンは自由にできるが、図2のように異なる傾斜の斜行線とすることで非対称性を高めることができる。
すでに、既述のように横断部31c,32c,33cは第2領域22のエンボス部を横切る際に、エンボス加工を受ける当該部分が断線しないように広幅にされている領域である。なお、各ループ線は、線幅0.5〜1.0mm程度に形成できる。最外周のループ線31は、その中心がカードエッジ部から約3.0mmの位置を通過するようにされている。
ループ線34,35,36は、識別番号の領域(以下、第1領域とも表現する。)21において同様に幅広の横断部34c,35c,36cを形成している。当該部分は、第2領域と同様の目的で広幅にされているが、第1領域21は第2領域22に比較して大きな文字がエンボスされるので、第2領域22よりは多少幅を広くする調整が必要と考えられる。もっとも、最大文字幅に対して相当程度余裕をもって幅広に横断部を形成する場合はそのような考慮を必要としない。
図2において、斜線のハッチングを施した部分には、表面回路5または表面コンデンサパターン8bがあることを示している。表面回路5は前記のように5本のループ線を交差しないで通すための導通路である。なお、表面とはカードの文字をエンボス表面から見て、アンテナシートの当該表面に近い側の面(正字形が見える面)を意味する。
また、コンデンサパターンは、電気容量を調整するためのパターンであって、各種大きさの表面コンデンサパターン8bと裏面コンデンサパターン8aからなっている。これら裏面コンデンサパターン8aのいずれかの根本部分を切断することによりコンデンサ容量を調整しようとするものである。
コンデンサパターン8a,8bは、アンテナパターンと並列に設けられている。並列のLC共振回路を調整することにより、所定の13.56MHzの周波数に合わせる微調整を行うものである。パターンの調整は、アンテナシートの完成後であって、プレスラミネート前に行われる。これらの技術については、先行出願がある。
また、検査端子用パターン9は、ICチップ2の検査端子に接続して、アンテナシート作製後に機能検査を行うものである。
図3は、図2のアンテナパターンにエンボス文字を付加した図である。第1領域21に1行の識別番号がエンボスされ、第2領域22に2行の氏名等がエンボスされている。
3本のループ線31,32,33は、第2領域とカードの最下端の間を通り、ループ線34,35,36は、第1領域と第2領域の間を平行して通るようにされているのが明瞭に図示されている。
なお、第2領域に3行のエンボスがされ、第1領域と合わせて都合4行のエンボスがされる場合がある。この場合は、最外周のループ線はさらに外側になり、ほぼカード下端とカード下端から3.0mmの間にループ線を形成することになる。
図4は、アンテナパターンの他の具体例であるが、第2領域22には1行の氏名等がエンボスされるようになっている。エンボス加工部である第1領域21、第2領域22は破線の長矩形状枠で表示されている。この場合、第2領域22が1行エンボスであるため、横断部31c,32c,33cの立ち上がり高さは、図1の場合より低くされている。その他は図1の場合と同様である。
ただし、図3も図1のアンテナパターンも横の中心線X−Y、または縦の中心線A−B(中心線は不図示であるが図2参照)のいずれに対しても線対称の要素を持たないようにされている。カードが重なる場合は、縦または横中心線を共通にして重なる場合が多いからである。
図5も、アンテナパターンの他の具体例であって、エンボス加工部は同様に破線の枠で表示されている。
図5の場合は、第1領域21は1行エンボスであり、第2領域22は2行エンボスであるが、第5周目のループ線35は磁気ストライプ部23の下面において幅広の矩形状の領域35eを形成している。幅広の矩形状の領域35eを形成することで、アンテナパターンの非対称性を高めることができる。なお、磁気ストライプ部下面のパターン形状が磁気特性に与える影響は特にない。
図6も、アンテナパターンの他の具体例であって、エンボス加工部は同様に破線の長矩形状枠で表示されている。図6の場合は、第1領域21は1行エンボスであり、第2領域22も1行エンボスであるが、第5周目のループ線35は磁気ストライプ部23の下面において幅広の領域35eを形成している。ただし、第1〜第4の外周ループ線は磁気ストライプ部23で平行して走行する傾斜線を形成している。これもアンテナパターンの非対称性を高める目的のためである。
次に、本発明の非接触ICカードの製造方法について図面を参照して説明する。図7は、非接触ICカードの層構成の例を説明する分解断面図である。
非接触ICカードの製造は、まず、アンテナシート11の製作から始める。アンテナシート11の基材にはポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等を使用し、フィルムの両面にアンテナパターン3のための金属箔をラミネートする。
金属箔には、銅箔やアルミニュウム箔が好ましく使用され、その厚みは、10〜40μm程度のものとなる。
金属箔部分に感光性レジスト材料を塗布し乾燥して、所定のパターンからなるフォトマスクをあてがって露光し、レジスト膜を形成する。その後、所定のエッチングを行ってアンテナパターンを形成する。
フォトマスクはICカードの種類に応じてエンボス領域等を考慮して設計することになる。道断部の幅広の部分をメッシュ状にする場合は、フォトマスクの当該部分をそのような網目状パターンにあらかじめ形成しておく。
なお、アンテナパターン3は、フォトエッチングによるものに限らず、導電性インキによる印刷パターンであっても良い。
また、アンテナパターン3は、アンテナシート11のいずれの面側に形成しても構わないが、図7の場合は前記具体例のように、カードのエンボス文字突出側とは反対側の面に形成している。非接触ICチップ2をアンテナパターン3と同一面にする場合は、裏面アンテナパターンにする場合がICチップの凹凸の影響がカード表面に出難くなると考えられる。
アンテナパターン3に、非接触ICチップ2を装着する。これには、異方性導電シートを使用するのが簡易かつ確実であるが、限定されるものではない。ICチップ2の厚みは極力薄いものが好ましい。
カード基体の製造は例として、アンテナシート11を中心層として、その両側に接着シート12,13を介して印刷シート14,15を配置し、さらに外面に保護シート16,17を積層し、その集合体を熱圧プレスして一体にすることにより行う。印刷シートとは、あらかじめ印刷の施されているシートのことをいう。
アンテナシート11を含む全体のシートが、塩化ビニルシートやPET−G樹脂シートの場合は、熱圧プレスにより熱融着して一体のカード基体になるが、アンテナシート11や他のシートに非熱融着性のPETシート、ポリカーボネート等を使用する場合は、接着シートを介して熱圧プレスを行う。
カードの仕上げ加工として、ホログラム箔の転写等を行った後、発行処理とエンボス加工を行う。発行処理は、非接触ICチップ2に対してカード利用者の識別番号等のエンコードを行うことである。
エンボス加工は、カードをおす型、めす型の活字輪間に挿入して表裏から熱押圧して、凸状の文字型をエンボス面に形成する。所定のエンボス文字高さが規定されている(JISX6302)。また、エンボスによるカードの反りについても所定の範囲であることが、JISX6301に規定されている(同8.1.12)。
図2、図7を参照して本発明の実施例を説明する。実施例として、乗り物の改札用途に用いられる非接触ICカードを製造した。
(実施例)
<アンテナシートの準備>
厚み50μmのPETフィルムの両面に、厚み16μmの銅箔を接着剤を介して貼り合わせした。このシートの表裏銅箔面を、図2のパターンを有するフォトマスクを使用してレジストパターンを形成した後、エッチングしてアンテナパターン3と表面回路5、コンデンサパターン8a,8b等を形成した。ループ線31は、カードの上下端から3.0mmの位置を走行するようにし、線幅は0.8mmとした。
ループ線31,32,33,34,35,36がエンボスの第1領域、第2領域を横断する部分は、それぞれ幅4.0mmとした。
さらに、平面形状が5mm角で厚み200μmのICチップ2の装着とアンテナパターンの両端e1,e2とICチップ2の接続を異方性導電シート(厚み50μm)を用いて行い、カード基体内に挿入するアンテナシート11を完成した。
<カード基体の製造>
カード基体10の層構成は、図7のように、アンテナシート11の表裏に、厚み50μmの接着シート12,13と、その外側に厚み240μmである白色PET−G樹脂シートからなる印刷シート14,15を使用した。印刷シート14,15のさらにその外側両面には、厚み100μmの透明PET−Gシートからなる保護シート16,17を使用した。
なお、接着シート12,13には、アンテナシートのPETフィルムと印刷シート14,15との接着適性を考慮して、ポリエステル系ホットメルト接着剤を採用した。
カード表面側の印刷シート14には、あらかじめ、アンテナシート11の配置に合わせた絵柄を印刷した。印刷はシルクスクリーン印刷した上にオフセット印刷を刷り重ねる方法で行なった。
これにより、都合7層の層構成となり、コイルアンテナ(アンテナパターン3)とICチップ2の厚みを含めない使用材料の総厚は830μmである。
この7層からなる積層集合体をプレス機の熱板上に載置して、プレスラミネートした。プレス工程の条件は、熱板温度120°C、圧力2.0MPa、成形(加熱)時間20min.に設定して行った。
プレスによって一体化したシートから、絵柄に合わせてカード形状に打ち抜いた後、最後に裏側に絵柄印刷を行った。印刷は表側と同様に、シルクスクリーン印刷の上にオフセット印刷を刷り重ねて行った。
その後、発行処理とエンボス文字加工を行った。エンボス文字は識別番号の第1領域21に1行と氏名及び住所の第2領域22に2行のエンボスを行った。
出来上がった非接触ICカード1は、エンボス文字加工部にアンテナパターンの断線などは無く、エンボス加工後の「初期カール」も、前記JISX6301の規定を満たすものであり、外観品質も優れていた。
非接触ICカード1単体の通信特性は所定の通信条件を満たすものであった。また、カードの表面−表面どうし、または裏面−裏面どうしを接触重ねした状態でも、通信特性が低下する現象は認められなかった。
本発明の非接触ICカードの一般的形態を説明する図である。 アンテナパターンの具体例を説明する図である。 図2のアンテナパターンにエンボス文字を付加した図である。 アンテナパターンの他の具体例を説明する図である。 アンテナパターンの他の具体例を説明する図である。 アンテナパターンの他の具体例を説明する図である。 非接触ICカードの層構成例を説明する図である。 JISX6302で規定するエンボス領域を説明する図である。
符号の説明
1 非接触ICカード
2 非接触ICチップ
3 アンテナパターン
5 表面回路
6 エンボス文字
8a,8b コンデンサパターン
9 検査端子用パターン
10 カード基体
11 アンテナシート
12,13 接着シート
14,15 印刷シート
16,17 保護シート
21 識別番号の領域(第1領域)
22 氏名及び住所領域(第2領域)
23 磁気ストライプ領域
31,32,33,34,35,36 ループ線
31c,32c,33c,34c,35c,36c 横断部
32d 横断部
41,42 かしめ部



Claims (12)

  1. カード表面に文字エンボスが予定された領域を有し、カード基体内であって当該文字エンボス予定領域部分を、ICチップに接続したアンテナパターンが交差する構造にされているICカードであって、以下の(1)、(2)の特徴を有する非接触ICカード。
    (1)前記アンテナパターン1のループ線が、エンボス加工が予定された領域を交差する部分においては、エンボス文字の1の最大文字横幅よりは幅広であって、連続する数個の文字の横幅以内であり、かつ交差する直前直後部分においてはエンボス領域に平行する細幅のループ線であるアンテナパターンからなること、
    (2)前記アンテナパターンの各ループ線が線対称性を持たない形状からなり、アンテナパターンの全体形状もカードの横中心線、またはカードの縦中心線のいずれに対しても線対称の要素を持たないようにされていること、
  2. あらかじめ規定された位置にエンボス加工予定領域を有するカード部材と、前記カード部材内に挿入され、ICチップと該ICチップの周辺に配置されると共に該ICチップに接続されたアンテナパターンを有するアンテナシート、を備えるICカードであって、以下の(1)、(2)の特徴を有する非接触ICカード。
    (1)前記アンテナパターン1のループ線が、エンボス加工が予定された領域を交差する部分においては、エンボス文字の1の最大文字横幅よりは幅広であって、かつ連続する数個の文字の横幅以内であり、かつ交差する直前直後部分においてはエンボス領域に平行する細幅のループ線であるアンテナパターンからなること、
    (2)前記アンテナパターンの各ループ線が線対称性を持たない形状からなり、アンテナパターンの全体形状もカードの横中心線、またはカードの縦中心線のいずれに対しても線対称の要素を持たないようにされていること、
  3. カード表面に文字エンボスされた領域を有し、カード基体内であって当該文字エンボス領域部分を、ICチップに接続したアンテナパターンが交差する構造にされているICカードであって、以下の(1)、(2)の特徴を有する非接触ICカード。
    (1)前記アンテナパターン1のループ線が、エンボス加工された領域を交差する部分においては、エンボス文字の1の最大文字横幅よりは幅広であって、かつ連続する数個の文字の横幅以内であり、かつ交差する直前直後部分においてはエンボス領域に平行する細幅のループ線であるアンテナパターンからなること、
    (2)前記アンテナパターンの各ループ線が線対称性を持たない形状からなり、アンテナパターンの全体形状もカードの横中心線、またはカードの縦中心線のいずれに対しても線対称の要素を持たないようにされていること、
  4. あらかじめ規定された位置にエンボス加工された領域を有するカード部材と、前記カード部材内に挿入され、ICチップと該ICチップの周辺に配置されると共に該ICチップに接続されたアンテナパターンを有するアンテナシート、を備えるICカードであって、以下の(1)、(2)の特徴を有する非接触ICカード。
    (1)前記アンテナパターン1のループ線が、エンボス加工された領域を交差する部分においては、エンボス文字の1の最大文字横幅よりは幅広であって、かつ連続する数個の文字の横幅以内であり、かつ交差する直前直後部分においてはエンボス領域に平行する細幅のループ線であるアンテナパターンからなること、
    (2)前記アンテナパターンの各ループ線が線対称性を持たない形状からなり、アンテナパターンの全体形状もカードの横中心線、またはカードの縦中心線のいずれに対しても線対称の要素を持たないようにされていること、
  5. アンテナパターンが金属箔からなり、前記アンテナパターンのループ線がエンボス加工された領域と交差する部分においては、メッシュ状の金属箔にされていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1の請求項に記載の非接触ICカード。
  6. 数個の文字が、2〜3個の文字であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1の請求項に記載の非接触ICカード。
  7. 磁気ストライプ部に磁気テープ幅に相当するアンテナパターンを有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1の請求項に記載の非接触ICカード。
  8. カード表面に文字エンボスが予定された領域を有し、カード基体内であって当該文字エンボス予定領域部分を、ICチップに接続したアンテナパターンが交差する構造にされている非接触ICカードに使用するアンテナシートであって、以下の(1)、(2)の特徴を有する非接触ICカード用アンテナシート。
    (1)前記アンテナパターン1のループ線が、エンボス加工が予定された領域を交差する部分においては、エンボス文字の1の最大文字横幅よりは幅広であって、かつ連続する数個の文字の横幅以内であり、かつ交差する直前直後部分においてはエンボス領域に平行する細幅のループ線であるアンテナパターンからなること、
    (2)前記アンテナパターンの各ループ線が線対称性を持たない形状からなり、アンテナパターンの全体形状もカードの横中心線、またはカードの縦中心線のいずれに対しても線対称の要素を持たないようにされていること、
  9. あらかじめ規定された位置にエンボス加工予定領域を有するカード部材と、前記カード部材内に挿入され、ICチップと該ICチップの周辺に配置されると共に該ICチップに接続されたアンテナパターンを有するアンテナシートであって、以下の(1)、(2)の特徴を有する非接触ICカード用アンテナシート。
    (1)前記アンテナパターン1のループ線が、エンボス加工が予定された領域を交差する部分においては、エンボス文字の1の最大文字横幅よりは幅広であって、かつ連続する数個の文字の横幅以内であり、かつ交差する直前直後部分においてはエンボス領域に平行する細幅のループ線であるアンテナパターンからなること、
    (2)前記アンテナパターンの各ループ線が線対称性を持たない形状からなり、アンテナパターンの全体形状もカードの横中心線、またはカードの縦中心線のいずれに対しても線対称の要素を持たないようにされていること、
  10. アンテナパターンが金属箔からなり、前記アンテナパターンのループ線がエンボス加工された領域と交差する部分においては、メッシュ状の金属箔にされていることを特徴とする請求項8または請求項9記載の非接触ICカード用アンテナシート。
  11. 数個の文字が、2〜3個の文字であることを特徴とする請求項または請求項記載の非接触ICカード用アンテナシート。
  12. 磁気ストライプ部に磁気テープ幅に相当するアンテナパターンを有することを特徴とする請求項または請求項記載の非接触ICカード用アンテナシート。
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