JP6957705B2 - 気液分離装置及び圧縮空気供給システム - Google Patents
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Description
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フィルタの目詰まりが発生した場合においてもその下流に空気を送ることのできる気液分離装置及び圧縮空気供給システムを提供することにある。
上記課題を解決する気液分離装置は、吸気ポート、排気ポート、及びドレン液を貯留する空間を有する筐体と、前記筐体内に設けられたフィルタ部と、前記吸気ポート及び前記フィルタ部を接続する接続流路から分岐し、前記吸気ポート側及び前記排気ポート側を連通するバイパス流路と、前記バイパス流路に設けられ、前記フィルタ部よりも上流側の圧力が所定値以上であるときに開く弁機構と、を備え、前記フィルタ部よりも上流側の圧力が所定値以上である場合には、前記吸気ポートから供給された空気が、前記バイパス流路を通過して前記排気ポートから排出されることを要旨とする。
上記構成によれば、突部の大きさや数を調整することにより、バイパス流路の内周面と弁体との摩擦力を調整しやすくなる。
上記構成によれば、弁機構は、ドレン液の液面よりも上方にあるため、ドレン液の跳ね等により汚れにくい。そのため、ドレン液が弁機構に付着することによる弁機構の作動不良が生じにくい。
上記構成によれば、カバーにより、フィルタ部がドレン液の跳ね等により汚れることを抑制することができる。
図1を参照して、圧縮空気乾燥システムの構成について説明する。圧縮空気乾燥システムは、コンプレッサ10の下流に設けられ、コンプレッサ10から供給される圧縮空気から油分及び水分等の不純物を分離して、油分及び水分が除去された圧縮空気をシステムタンク13に供給する。システムタンク13は、ブレーキやサスペンション等の空気圧システムに供給する乾燥した清浄度の高い圧縮空気を貯留するタンクである。
図2に示すように、オイルミストセパレータ12は、筐体20を備えている。筐体20は、ボディ21と、貯留ボウル22とを備えている。貯留ボウル22は、ボディ21の鉛直方向下方に取り付けられる。
図5に示すように、ボディ21には、第1通路33と空間45とを連通する第1連通路61及び第2連通路62が形成されている。第1連通路61及び第2連通路62は、バイパス流路64を構成し、第2通路35の延在方向と直交する方向に延在している。第1連通路61の内径は、第2連通路62の内径よりも小さい。第2連通路62の一端には、第1連通路61と第2連通路62との段差面である弁座63が設けられている。第2連通路62には、弁機構60が収容されている。弁機構60は、バイパス流路64の内周面を摺動する弁体65と、バイパス流路64に嵌合するばね座67と、一方の端部が弁体65に接続し、他方の端部がばね座67に接続し、弁体65を閉位置に付勢する付勢ばね66とを備える。第2連通路62の内周面には、環状の溝62Aが形成されている。
(1)フィルタ部50に目詰まりが生じた場合、フィルタ部50よりも上流側の圧力が所定値以上となることにより弁機構60が開く。これにより、フィルタ部50よりも上流側の圧縮空気がバイパス流路64を介して第2ポート27に供給される。したがって、フィルタ部50に詰まりが生じた場合に、オイルミストセパレータ12よりも下流において圧縮空気が不足することを防ぐことができる。また、弁機構60は、フィルタ部50に目詰まりが生じていない正常状態には空気が通過しないバイパス流路64に設けられる。そのため、弁機構60の開弁圧を、フィルタ部50や他の流路への影響を考慮することなく独立して設定することができるので、車両の振動や一時的な空気供給量の増加に耐えて、弁機構60に閉弁状態を維持させることができる。
なお、上記実施の形態は、以下のような形態をもって実施することもできる。
・図9に示すように、オイルミストセパレータ12は、ドレン液を排出するための排出バルブ70を備えていてもよい。排出バルブ70は、貯留ボウル22の底部に設けられた排出孔22Aに設けられている。排出バルブ70は、円盤状の密閉部70Aと、排出孔22Aに嵌挿される嵌挿部70Bとを備えている。嵌挿部70Bの外周には、雄螺子70Cが形成されている。貯留ボウル22の底部外側には、嵌挿部70Bの雄螺子70Cに螺合する固定部材70Dが設けられている。固定部材70Dの中央には、雌螺子70Eが設けられている。固定部材70Dを嵌挿部70Bに螺合させて締め付けることで、排出バルブ70と固定部材70Dとが貯留ボウル22に固定される。
・図11に示すように、オイルミストセパレータ12にヒータ71を設けるようにしてもよい。ヒータ71は、例えば第1ポート26側を延ばしたポート形成部25の外周面に取付けられる。この構成によれば、寒冷時でも、ヒータ71が、ボディ21を介して圧縮空気を加熱することで、霜の発生等を要因とする第1ポート26の目詰まりを抑制することができる。
Claims (6)
- コンプレッサから供給される圧縮空気から油分及び水分を除去する気液分離装置であって、
圧縮空気を吸入する吸気ポート、前記圧縮空気を排出する排気ポートを有し、前記吸気ポート及び前記排気ポートが水平方向に延出した筐体と、
前記筐体内に設けられ前記圧縮空気に含まれる油分を捕捉するフィルタ部と、
前記吸気ポート及び前記フィルタ部を接続する接続流路に連通するとともに、前記吸気ポート側及び前記排気ポート側を連通するバイパス流路と、
前記バイパス流路に設けられ、前記フィルタ部よりも上流側の圧力が所定値以上であるときに開く弁機構と、を備え、
前記フィルタ部よりも上流側の圧力が所定値以上である場合には、前記吸気ポートから供給された空気が、前記バイパス流路を通過して前記排気ポートから排出され、
前記筐体は、ドレン液を貯留する貯留空間を備え、
前記弁機構は、前記バイパス流路の内周面を摺動する弁体と、前記バイパス流路に嵌合するばね座と、一方の端部が前記弁体に接続し、他方の端部が前記ばね座に接続し、前記弁体を閉位置に付勢する付勢ばねとを備え、
前記吸気ポートから吸入した前記圧縮空気を、水平方向に延出する通路と鉛直方向に延出する通路とを含む前記接続流路を介して前記吸気ポートよりも鉛直下側に設けられた前記フィルタ部へ供給して前記フィルタ部内を通過させ、
前記フィルタ部の外側へ出た前記圧縮空気を、水平方向に延出する通路と鉛直方向に延出する通路とを介して前記フィルタ部よりも鉛直上側に設けられた前記排気ポートへ供給する
気液分離装置。 - 前記弁機構は、前記貯留空間よりも鉛直方向上方に位置する
請求項1に記載の気液分離装置。 - 前記フィルタ部の底部に、ドレン液が前記フィルタ部に付着することを抑制するカバーを備える
請求項1又は2に記載の気液分離装置。 - 前記筐体の上面は、外縁に向かうにつれ鉛直方向下方に位置するように傾斜し、
前記筐体の上面には、取付部が設けられ、
前記取付部が被取付体に取付けられることにより、吊り下げられた状態で前記筐体が配置される
請求項1〜3のいずれか1項に記載の気液分離装置。 - 圧縮空気を供給する車両用コンプレッサと、
圧縮空気に含まれる油分を捕捉する気液分離装置とを備えた圧縮空気供給システムであって、
前記気液分離装置は、
吸気ポート、排気ポートを有し、前記吸気ポート及び前記排気ポートが水平方向に延出した筐体と、
前記筐体内に設けられ前記圧縮空気に含まれる油分を捕捉するフィルタ部と、
前記吸気ポート及び前記フィルタ部を接続する接続流路に連通するとともに前記吸気ポート側及び前記排気ポート側を連通するバイパス流路と、
前記バイパス流路に設けられ、前記フィルタ部よりも上流側の圧力が所定値以上であるときに開く弁機構と、を備え、
前記フィルタ部よりも上流側の圧力が所定値以上である場合には、前記吸気ポートから供給された空気が、前記バイパス流路を通過して前記排気ポートから排出され、
前記筐体は、ドレン液を貯留する貯留空間を備え、
前記弁機構は、前記バイパス流路の内周面を摺動する弁体と、前記バイパス流路に嵌合するばね座と、一方の端部が前記弁体に接続し、他方の端部が前記ばね座に接続し、前記弁体を閉位置に付勢する付勢ばねとを備え、
前記吸気ポートから吸入した前記圧縮空気を、水平方向に延出する通路と鉛直方向に延出する通路とを含む前記接続流路を介して前記吸気ポートよりも鉛直下側に設けられた前記フィルタ部へ供給して前記フィルタ部内を通過させ、
前記フィルタ部の外側へ出た前記圧縮空気を、水平方向に延出する通路と鉛直方向に延出する通路とを介して前記フィルタ部よりも鉛直上側に設けられた前記排気ポートへ供給する
圧縮空気供給システム。 - 圧縮空気を乾燥するエアドライヤをさらに備え、
前記エアドライヤと前記気液分離装置との間に、前記気液分離装置の下流側の圧力が設定値に到達した場合に閉じる逆止弁をさらに備える
請求項5に記載の圧縮空気供給システム。
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