JP6957403B2 - 簡易建物 - Google Patents

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本発明は、テラス囲い、サンルーム等の簡易建物に関する。
従来、テラス囲いやサンルーム等の簡易建物の施工においては、腕木の先端を前桁の後面に突き当てて金具で固定し、腕木と前桁との突合せ部をシーリング材でシールしている(例えば、非特許文献1参照。)。腕木には、屋根側面パネルを取付けるためのパネル保持溝が形成されており、腕木と前桁との突合せ部をシーリング材でシールする際、シーリング材が腕木のパネル保持溝に流れ、シールし難い問題があった。
三協立山株式会社 三協アルミ社発行の施工要領書「晴れもよう3 土間仕様 施工要領書」No.HZ0202R、2016年12月、p.59
本発明は以上に述べた実情に鑑み、腕木と前桁との突合せ部のシールがしやすい簡易建物の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による簡易建物は、妻垂木と前桁と腕木とのコーナー部に設けた屋根側面コーナー部品を備え、屋根側面コーナー部品は、側面パネルの前側縁部を保持するパネル保持溝と、腕木のパネル保持溝内に挿入されて、腕木先端と前桁との間のシールを受けるシール受け部を有することを特徴とする。
請求項1記載の発明による簡易建物は、妻垂木と前桁と腕木とのコーナー部に屋根側面コーナー部品が設けてあり、屋根側面コーナー部品は、腕木のパネル保持溝内に挿入されて、腕木先端と前桁との間のシールを受けるシール受け部を有することで、シールが腕木のパネル保持溝に流れるのをシール受け部で防げるので、腕木と前桁との突合せ部のシールがしやすく、シールが適切に行える。
図4のA−A断面図である。 図1のX方向矢視図である。 図1のB−B断面図である。 (a)は本発明に係る簡易建物の一実施形態を示す正面図であり、(b)は同簡易建物の側面図である。 (a)は屋根側面コーナー部品の平面図、(b)は同側面図、(c)は同後面図である。 腕木と前桁との突合せ部をシールするときの手順を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜4は、本発明の簡易建物の一実施形態であって、建物の外壁10に沿って設置されるテラス囲いに適用した例を示している。本簡易建物は、図4に示すように、建物の外壁10に左右一対の躯体方立11,11と、躯体方立11,11上に跨って垂木掛け12が取付けられ、前側に左右一対の柱13,13が地面Gから立設され、左右の柱13,13の上端に雨樋14を備えた前桁2が架設してあり、左右の躯体方立11,11と前桁2の間に腕木3,3が取付けてある。垂木掛け12と前桁2間には、左右両端に妻垂木1,1が取付けてあり、妻垂木1,1の間に複数の垂木27,27,…が間隔をおいて取付けてあり、妻垂木1と垂木27の間、垂木27同士の間に、樹脂製の屋根パネル15が取付けてある。妻垂木1と腕木3との間の開口部には、樹脂製の側面パネル5が取付けてある。腕木3の下の側面開口部16と、前桁2の下の前面開口部17には、引違い戸や折戸等の建具(図示省略)が取付けてある。柱13,13間の下部には下前桁18が取付けてあり、柱13の下部と躯体方立11間には妻桁19が取付けてあり、下前桁18と妻桁19に支持して床部20が構成してある。
腕木3は、図1,2に示すように、略矩形断面の中空のアルミ形材よりなり、先端を前桁2の後面に突き当てて金具21で固定した上で、前桁2との突合せ部をシール8でシールしてある。腕木3は、上面にパネル保持溝7が長手方向に沿って設けてあり、該パネル保持溝7に側面パネル5の下縁部を先付けビード22と後付けビード23を介して保持している。パネル保持溝7の外側の側壁には、パネル保持溝7内に入った結露水を屋外に排水するための排水部品24が取付けてある。
前桁2は、図1に示すように、前側に雨樋14を有し、上面に屋根パネル15を押さえる押え片25と、屋根パネル15を受けるビード26を長手方向に沿って有し、押え片25とビード26とで屋根パネル15の前縁部を保持している。ビード26の後側の前桁2の傾斜した上面には、妻垂木1と垂木27の先端が突き当てられ、金具28で固定してある。前桁2の上面の後側の位置には、屋根パネル15の下面を伝ってきた結露水を受ける結露水受け溝29が設けてある。前桁2の左右両端部には、キャップ30が取付けてある。
図1〜3,5に示すように、妻垂木1と前桁2と腕木3とのコーナー部には、樹脂製の屋根側面コーナー部品4が設けてある。屋根側面コーナー部品4は、妻垂木1の下面と前桁2の後面と腕木3の上面とで形成されるコーナー部に嵌まる台形状部分31と、腕木3のパネル保持溝7内に嵌合するパネル保持溝嵌合部32と、腕木3の上面にネジ33で固定されるネジ止め片34とを一体に有している。台形状部分31は、図3,5に示すように、平面視略H形断面となっており、前側にスリット35が縦に形成してあり、後側に側面パネル5の前側縁部を保持するパネル保持溝6を有している。台形状部分31の底部には、パネル保持溝嵌合部32と連通する孔36が形成されている。パネル保持溝嵌合部32は、図2,5に示すように、腕木2のパネル保持溝7の内面に沿って形成された周壁37と、周壁37の前側を塞ぐように設けた垂直壁9(シール受け部に相当)を有している。垂直壁9は、図1,5に示すように、腕木3の先端から3mm程度後側に下がった位置にあって、パネル保持溝7内に充填されたシール8を受けている。
前桁2の結露水受け溝29の後側の壁には、図2,3に示すように、屋根側面コーナー部品4の台形状部分31の前側のスリット35に対応した位置に排水孔38が設けてあり、結露水受け溝29に入った結露水は、排水孔38からスリット35を通って台形状部分31の内部に導かれ、台形状部分31の底部に形成された孔36を通過して、シール8によるシール部よりも後側の腕木3のパネル保持溝7内に導かれる(図1の矢印39参照)。腕木3のパネル保持溝7に入った結露水は、先に述べたように排水部品24を通じて屋外に排水される。
腕木3を取付ける際の手順を説明する。まず、腕木3の先端よりパネル保持溝7内にパネル保持溝嵌合部32を挿入して、屋根側面コーナー部品4を腕木3にあらかじめ取付けておく。このとき屋根側面コーナー部品4は、図6(a)に示すように、腕木3の先端より少し後側に下がった位置に配置しておく。次に、腕木3の先端を前桁2の後面に突き当てて金具21で固定し、図6(a)に示すように、腕木3と前桁2との突合せ部に周囲からシール8を充填してシールする。このとき、腕木3のパネル保持溝7内にもシール8が充填される。その後、図6(b)に示すように、屋根側面コーナー部品4を前側にスライドさせ前桁2に押し付ける。これにより、屋根側面コーナー部品4のパネル保持溝7内の垂直壁9によりパネル保持溝7内のシール8が押され、前桁2の後面に圧着する。その後、屋根側面コーナー部品4をネジ33で腕木3に固定する。
以上に述べたように本簡易建物は、妻垂木1と前桁2と腕木3とのコーナー部に屋根側面コーナー部品4が設けてあり、屋根側面コーナー部品4は、腕木3のパネル保持溝7内に挿入されて、腕木3先端と前桁2との間のシール8を受けるシール受け部(垂直壁)9を有することで、シール8が腕木3のパネル保持溝7に流れるのをシール受け部9で防げるので、腕木3と前桁2との突合せ部のシールがしやすく、シールが適切に行える。
シール受け部9は、腕木3先端より後側に下がった位置に設けてあることで、シール8のためのスペースを確保して、シールをより確実に行える。
また、屋根側面コーナー部品4は、腕木3の長手方向にスライド可能に設けてあり、前桁2に押し付けて固定されるため、前桁2に腕木3を取付ける際に屋根側面コーナー部品4が邪魔にならず、施工がしやすい。前桁2と腕木3との突合せ部のシール作業も一層しやすくなる。
さらに、屋根側面コーナー部品4は、結露水を前桁2の結露水受け溝29から腕木3のシール部よりも後側のパネル保持溝7内に導く排水経路39を有するので、結露水を確実に屋外に排水できる。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。屋根側面コーナー部品のシール受け部は、パネル保持溝に合わせて種々の形態で設けることができる。本発明は、テラス囲いに限らず、テラス屋根(側面と前面が囲われてないもの)、サンルーム、ガーデンルーム等、建物の外壁に沿って設置されるあらゆる簡易建物に適用することができる。
1 妻垂木
2 前桁
3 腕木
4 屋根側面コーナー部品
5 側面パネル
6 パネル保持溝
7 パネル保持溝(腕木)
8 シール
9 垂直壁(シール受け部)

Claims (1)

  1. 妻垂木と前桁と腕木とのコーナー部に設けた屋根側面コーナー部品を備え、屋根側面コーナー部品は、側面パネルの前側縁部を保持するパネル保持溝と、腕木のパネル保持溝内に挿入されて、腕木先端と前桁との間のシールを受けるシール受け部を有することを特徴とする簡易建物。
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