JP6989435B2 - 開口部建材 - Google Patents
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Description
以下、ベース材30について詳説する。ベース材30は、前壁34と、後壁35と、下枠70の支持部32と、接地部36,37,38と、水平部39と、立上り壁31と、シール受け部40から構成されている。
前壁34および後壁35は、ベース材30の長手方向にわたって略鉛直に設けられており、前壁34の上端と後壁35の上部の間には、支持部32が略水平に設けられている。支持部32には、下枠70をネジ止めするための孔が左右方向に間隔を空けて複数設けられている。
前壁34は、その下端の接地部37において地面Gに当接している。
固定部33は、前壁34の下部から地面Gと間隔を保って室外側へ略水平に延びて設けられていて、固定部33の下面から下方に伸びた接地部36の下端において地面と当接しており、接地部36よりも室内側において、地面Gに上からネジ止めされている。
シール受け部40は、ベース材30の長手方向にわたって後壁35の下端から室外側下方へと延伸して形成され、室内側へ向けて開口した凹部である。
接地部38は、シール受け部40の下端から室外側へ水平方向に延伸して設けられていて、地面Gに当接している。
水平部39は、後壁35の上端から室内側に略水平に延伸している。
立上り壁31は、水平部39の室内側端部から略鉛直上方へ延びて設けられていて、建具枠60の下枠70の室内側見付面に当接している。立上り壁31の高さは、下枠70の見付面の高さと略同じである。
上枠61は、室内側見付面の上端部において、桁22の室内側見付面下端に設けられた垂下片22aに当接している。
縦枠62は、室外側端部に有する当接片62aの室内側面において、柱21の室外側見付面に当接している。また、縦枠62の当接片62aよりも室内側には、前側開口部Oに対し建具枠60を水平方向に挿入する際に障害となるものが存在しない。
下枠70は、室外側の接地部73,74,75において地面Gに当接しており、室内側の固定部72においてベース材30の支持部32に上からネジ止めしてある。
以下、下枠70について詳説する。下枠70は長手方向にわたって、室外側に接地部73,74,75を有し、室内側に後壁71及び固定部72を有する。後壁71は、下枠70の室内側端部において略鉛直方向に立ち上がって設けられており、ベース材30の立上り壁31の室外側面に当接している。固定部72は、後壁71の下端部から室内側へ延びて設けられていて、固定部72の下端は、室内側と室外側の2箇所においてベース材30の支持部32に当接している。そして、固定部72は、ベース材30の支持部32に上からネジ止めされている。
ベース材30は、地面でなくデッキ材80に固定されている。また、シール受け部40には、止水の為のシール材が充填されている。立上り壁31は、後壁35の上端から上方に伸びて形成されており、その高さは、下枠70の室内側見付面の高さよりも低い。
下枠70は、固定部72の室内側下端に設けられた当接片77の室内側面において、ベース材30の立上り壁31の室外側面に当接している。また、下枠70の接地部73の数は1箇所のみである。
そして、下枠70、ベース材30の立上り壁31、及び後壁35それぞれの室内側見付面は略面一である。
まず、前側開口部Oに対し、建具枠60を室外側から水平方向に挿入し、ベース材30上に載置する。このとき、前側開口部Oに対し建具枠60が適正な位置まで挿入されると、下枠70の室内側見付面はベース材30の立上り壁31に当接し、上枠61の室内側見付面の上端部は桁22の垂下片22aに当接し、縦枠62の室外側端部の当接片62aは柱21の室外側見付面に当接するので、建具枠60をそれ以上室内側へ挿入することはできない。次に、上枠61を桁22に下からネジ止めし、下枠70の固定部72をベース材30の支持部32に上からネジ止めする。その後、左右の縦枠62、62を柱21、21に水平方向にネジ止めする。以上で建具枠60の固定が完了する。
そして、ベース材30よりも室内側を土間仕上げとする場合は、下枠70の室内側見付面の上端高さまでコンクリートによる土間仕上げ処理を行う。ベース材30よりも室内側を土間仕上げとしない場合は、ベース材30と地面Gの境界の止水のため、シール受け部40にシール材を充填する。なお、土間仕上げの場合は土間Fのコンクリートによる止水効果が得られるため、シール材の充填は不要である。そして、土間仕上げ作業及びシール材の充填作業は、ベース材30を地面Gに固定した後であれば、建具枠60を取付ける前でも後でも実施可能である。以上で建具枠60の取付けが完了する。
本発明の開口部建材は、従来のように下枠70を地面Gに直接固定するのではなく、地面Gに固定されるベース材30によって地面Gと下枠70の縁を切り、下枠70をベース材30に対して上からネジで固定する構成である。このような構成によれば、立上り壁31の室内側を土間仕上げとした場合にも、土間を斫ることなくネジを外すだけで建具枠60を前側開口部Oから外すことができるので、メンテナンス性が良い。
そして、前側開口部Oに対し建具枠60を水平方向に挿入して取り付けようとした場合に、桁22の垂下片22aよりも室外側の下端面が面一であり、桁22の下面の室外側に障害となるものが存在せず、また、縦枠62の当接片62aよりも室内側にも障害となるものが存在しない構成である。したがって、前側開口部Oに建具枠60を室外側から水平方向に挿入し、ベース材30に載置して上からネジ止めするだけで取り付けることができるので、大型で重量のある建具枠60を取付ける際にも作業者に負担がかからず、施工性が良い。
30 ベース材
31 立上り壁
32 支持部
60 建具枠
61 上枠
62 縦枠
70 下枠
73 接地部
74 接地部
75 接地部
76 接地部
G 地面
Claims (1)
- 開口部枠と、建具枠とを備え、
建具枠は、上枠と下枠と縦枠からなり、
開口部枠は、ベース材を有し、ベース材は、室内側端部に下枠を突き当てる立上り壁を有していて、立上り壁が、室内側に仕上げる土間との仕切となるものであると共に、立上り壁の室外側に下枠の支持部を有し、支持部より室外側に位置する固定部において地面に固定してあり、下枠は、ベース材の固定部よりも室外側に位置する接地部において地面に当接しており、ベース材の固定部よりも室内側においてベース材の支持部に載置して上からネジ止めしてあることを特徴とする開口部建材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018081731A JP6989435B2 (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | 開口部建材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018081731A JP6989435B2 (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | 開口部建材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019190070A JP2019190070A (ja) | 2019-10-31 |
JP6989435B2 true JP6989435B2 (ja) | 2022-01-05 |
Family
ID=68389408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018081731A Active JP6989435B2 (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | 開口部建材 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Family Cites Families (2)
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-
2018
- 2018-04-20 JP JP2018081731A patent/JP6989435B2/ja active Active
Also Published As
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