JP2021134608A - 開口部建材 - Google Patents

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智久 面谷
Tomohisa Mentani
智久 面谷
純平 保坂
Junpei Hosaka
純平 保坂
英司 若松
Eiji Wakamatsu
英司 若松
勝也 岩崎
Katsuya Iwasaki
勝也 岩崎
洋平 山口
Yohei Yamaguchi
洋平 山口
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Abstract

【課題】 施工性および水密性に優れる開口部建材を提供する。【解決手段】 外周側横材と、内周側横材とを備え、外周側横材は、下面の室外側端部に凹凸部を有し、内周側横材は、室外側見付面の上端が、外周側横材の凹凸部と対向している。【選択図】 図1

Description

本発明は、開口部建材に関する。
従来、下記非特許文献1に開示されるような開口部建材は、雨水等の液体が、外周側横材と内周側横材の間を通り室外側から室内側に浸入してしまうことを防ぐため、外周側横材と内周側横材の間にシーリングを施す必要があり、施工に手間が掛かっていた。
「晴れもようIII(土間仕様) 施工要領書(HZ0202R)」三協立山株式会社、2016年12月、p.50
本発明は上記課題に鑑み、施工性および水密性に優れる開口部建材を提供することを目的とする。
本発明の開口部建材は、外周側横材と、内周側横材とを備え、外周側横材は、下面の室外側端部に凹凸部を有し、内周側横材は、室外側見付面の上端が、外周側横材の凹凸部と対向していることを特徴とする。
本発明によれば、外周側横材は、下面の室外側端部に凹凸部を有し、内周側横材は、室外側見付面の上端が、外周側横材の凹凸部と対向しているので、外周側横材の室外側見付面を伝い落ちてきた雨水等の液体は、重力の作用により外周側横材の凹凸部の凸部下端に集中したのち、内周側横材の室外側見付面を伝い落ちるため、雨水等の液体は、外周側横材と内周側横材の間を通じて室外側から室内側に浸入してしまうことが無く、よって、外周側横材と内周側横材の間におけるシーリングが不要となるので、施工性および水密性に優れる。
図3のCの拡大図である。 本発明の開口部建材を備える簡易構造物の(a)は側面図、(b)は正面図である。 開口部建材の要部縦断面図である。 図2のA−A線断面図であり、施工手順を示す図である。 図2のB−B線断面図であり、施工手順を示す図である。 図3のCの拡大図であって、他の実施形態例を示す図である。 図3のCの拡大図であって、他の実施形態例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明の開口部建材とは、ここでは、図2(a)に示すような、建物の外壁Xに沿って設置される簡易構造物Yに用いられるようなものであり、簡易構造物Yとは、テラス囲いである場合の実施形態を示す。なお、以下の説明において左右方向とは、図2(b)のように簡易構造物Yを正面視した際の左右方向を示す。本簡易構造物Yは、図2に示すように、建物の外壁Xに左右一対の躯体方立21,21が取付けられ、屋外側に2本の柱20,20が地面から立設され、柱20,20の上端に雨樋を備えた桁22が架設してあり、躯体方立21と、桁22の間に腕木25が取付けてある。
柱20,20間の桁22の下方には、無目23が取付けられ、柱20と躯体方立21の間の腕木25の下方には、側面無目26が取付けてある。柱20間の下部には前桁27が取付けてあり、左右の柱20の下部と躯体方立21間には妻桁28が取付けてある。
桁22と無目23と柱20,20間の前側開口部OにはFIX窓が、無目23と前桁27と柱20,20間の前側開口部Pには引違い戸が納められており、腕木25と側面無目26と柱20と躯体方立21間の側面開口部にはFIX窓が、側面無目26と妻桁28と柱20と躯体方立21間の側面開口部には引き違い窓が納められている。以下、前側開口部Oに適用した本発明の開口部建材について説明する。
前側開口部Oは、桁(外周側横材)22と、無目23と、柱20,20から構成され、前側開口部OにFIX窓W,Wが、方立24に区切られて左右の2窓取付けられている。
桁22は、開口部を構成する部材で、後述する上枠(内周側横材)33と対向し、上枠を取り付けるためのものである。桁22の下面の室外側端部には、図1に示すように、室外側端部から室内側に向かって桁22の長手方向にわたる複数の溝が形成されることによって波状の断面が連続した、複数の凹凸を有する凹凸部22aを有する。また、桁22の凹凸部22aの下端面22bと、桁22の凹凸部22aよりも室内側の下面22cは略面一である。
FIX窓Wは、上枠33と、下枠32と、竪枠31と、竪枠31によって四方を枠組みされており、その枠内にガラス等のパネル34を保持している。
図1に示すように、上枠33の室外側見付面33fは、桁22の凹凸部22aと対向する上端部33bを備え、下方は上端部33bよりも室外側に位置している。よって、上枠33は、室外側見付面33fの上部に長手方向にわたり、凹部33aを形成し、凹部33aは桁22の凹凸部22aと対向する。凹部33aは、凹凸部に対向して位置することにより、凹凸部22aから垂下する雨水を受けて室外側に排出可能であって、詳しくは、上枠33の上端部33bは、基部33eと、傾斜部33cと、先端部33dとで構成されている。基部33eは、上枠33の室外側上端面33gから上方へ延出しており、傾斜部33cは、基部33eの上端から室内側に向かって延出している。先端部33dは、傾斜部33cの上端から上方へと略鉛直に延びており、傾斜部33cと先端部33dによって、室外側及び上方に開口する凹部33aが形成してある。そして、先端部33dの上端は、桁22の凹凸部22aの室内側端部の下方に間隔を空けて位置しており、桁22の凹凸部22aと上枠33の凹部33aは、垂直方向に対向している。また、上枠33の室外側見付面33fと、桁22の室外側見付面22dは、略同一面上に位置するので、意匠性に優れる。そして、上枠33は、桁の凹凸部22aよりも室内側に桁22の下面22cに当接するタイト材35を有する。
なお、上枠33の上端部33bは、桁22の凹凸部22aに対向していれば、図6に示すように、上枠33の上端部33bは、基部33eと、先端部33dとで構成されていてもよく、基部33eは、上枠33の室外側上端面33gから上方へ延出しており、先端部33dは、基部33eの上端から上方へと略鉛直に延びて形成されている。また、図7に示すように、上枠33の室外側見付面33fと、桁22の室外側見付面22dとは、略同一面上に位置していてもよい。
次に、本発明の開口部建材における、FIX窓Wの取付け方法について図4及び図5を用いて説明する。
まず、前側開口部Oに対し、FIX窓Wを室外側から水平方向に挿入し嵌め込む。次に、上枠33を桁22に下から上方向にネジ止めする。次いで、無目23を下枠32に水平方向にネジ止めする。そして、左右の竪枠31、31を方立24、柱20に水平方向にネジ止めする。以上でFIX窓Wの取付けが完了する。
次いで、本発明の開口部建材の構成による作用および効果について説明する。
本発明の開口部建材において、桁22の凹凸部22aと上枠33の上端部33bは、鉛直方向に対向しているので、簡易構造物Yの上部より桁22の室外側見付面22dを伝い落ちてきた雨水等の液体は、重力の作用により桁22の凹凸部22aの凸部下端に集中したのち、内周側横材の室外側見付面を伝い落ちる。そして、室外側へと排出される。また、先端部33dが略鉛直であるので、雨水等が先端部33dを室内側へと乗り越えにくい。したがって、桁22と上枠33の間から簡易構造物Yの室内へと水が浸入することなく水密性が良いため桁22と上枠33の間のシールが不要であり、施工性にも優れる。
また、桁22の凹凸部22aの下端面22bと、桁22の凹凸部22aよりも室内側の下面22cは略面一であり、桁22の下面の室外側にFIX窓Wを取付ける際に障害となるものが存在しない。そして、図5に示すように、柱20及び方立24の側面20a,24aの室外側にも、FIX窓Wを取付ける際に障害となるものは存在しない。したがって、FIX窓Wを前側開口部Oへ取付ける際には、FIX窓Wを室外側から水平方向に嵌め込むだけで容易に取付けることができる。つまり、FIX窓Wを前側開口部Oに対して斜め方向に挿入する必要がないため、大型で重量のあるFIX窓Wを取付ける際にも作業者に負担がかからず、施工性が良い。
また、桁22の室外側見付面22dと、上枠33の室外側見付面33fは、略面一である。つまり、桁22と上枠33の室外側見付面がほぼ同一平面上に構成されているので、独特の美観を発揮することができ、意匠性に優れる。
また、凹凸部22aよりも室内側に桁22に当接するタイト材35を有するので、上記の凹凸部22aによる止水効果に加えて、水密性がさらに良くなる。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。例えば、内周側横材は、FIX窓の上枠でなくてもよく、引き違い窓や、折戸等の上枠であってもよいし、回転障子等の上框であってもよい。そして、外周側横材は、無目や、腕木、であってもよいし、引き違い窓や、折戸等の下框であってもよい。即ち、外周側横材及び内周側横材は、上下に隣接し、開口部を構成する横材であればよい。また、上記の実施形態では、内周側横材の上端は、略鉛直に延びて形成されていたが、外周側横材の凹凸部と対向していれば、室内側上方に傾斜して形成されていてもよい。また、内周側横材の室外側見付面の上端は、上記実施例のような片状でなくてもよく、凹凸部と対向する部分があればよい。外周側横材の凹凸部は、外周側横材桁の下面と面一でなくても、開口部に建材を取付ける際に邪魔にならなければ良く、外周側横材の下面よりも上側に位置するように設けても良い。そして、外周側横材の凹凸部の断面の形状は波状に限らず、例えば矩形状であってもよいし、凸部の先が尖っていてもよい。外周側横材の凹凸部の凹凸の数も任意である。本発明は、テラス囲い等の簡易構造物に限らず、様々な構造物に広く適用可能である。
22 桁(外周側横材)
22a 凹凸部
22c 下面
33 上枠(内周側横材)
33a 凹部
33f 見付面

Claims (1)

  1. 外周側横材と、内周側横材とを備え、外周側横材は、下面の室外側端部に凹凸部を有し、内周側横材は、室外側見付面の上端が、外周側横材の凹凸部と対向していることを特徴とする開口部建材。
JP2020033104A 2020-02-28 2020-02-28 開口部建材 Withdrawn JP2021134608A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019190070A (ja) * 2018-04-20 2019-10-31 三協立山株式会社 開口部建材

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