JP6888990B2 - 下屋の止水構造及び建物 - Google Patents

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Description

本発明は、下屋の止水構造及びそれを備えた建物に関する。
特許文献1には、外壁と外壁から張出した張出部との接続部分における外壁の水切り構造が開示されている。特許文献1の外壁の水切り構造においては、外壁に第一の掘削部、及び第一の掘削部の下方に第二の掘削部が形成されており、第一の掘削部に第一の受材が収納されて、第二の掘削部に第二の受材が収納されている。
第一の受材の外側面には、外側水切り材の上部が取り付けられており、外側水切り材の下部が外壁に沿って、第二の受部材の下方まで立ち下げられている。第二の受材の外側面には、第二の受材と外側水切り材の下部との間に配置された内側水切り材の上部が取り付けられており、外側水切り材の下部が下屋の屋根に沿って配置されている。また、外側水切り部材の上部には、第一の受材の上方に立ち上がった立ち上り部が形成されており、内側水切り部材の上部には、第二の受材の上方に立ち上がった立ち上り部が形成されている。
また、特許文献1の外壁の水切り構造では、外側水切り部材の立ち上り部と第一の掘削部内部との間、及び内側水切り部材の立ち上り部と第二の掘削部内部との間の各々などにシーリング材が充填される。これにより、外壁と外側水切り材との間、及び外壁と内側水切り材との間の防水が図られて、外壁と下屋の屋根との接続部分の雨仕舞い処理がされている。
特開平07−173911号公報
ところで、シーリング処理においては、シーリング材の充填ムラがあると止水性や水切り性の低下が生じやすく、施工場所においてシーリング材を充填する作業は、水切り施工のための作業工数の増加を招く。また、外壁に釘打ちして受材や水切り材を固定するようにした場合、釘の頭などにシーリング処理が行われる。
さらに、シーリング処理に用いるシーリング材に経時劣化などが生じた場合、止水性や水切り性が低下して、雨漏り等の原因となってしまう。このために、シーリング処理部分には、シーリングの打ち替えなどのメンテナンスが必要となる。
本発明は、上記事実を鑑みて成されたものであり、施工場所における雨仕舞い処理の作業を容易にできる下屋の止水構造及びそれを備えた建物を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための第1の態様は、外壁材から張り出されると共に、上部の屋根葺材が前記外壁材に近接された下屋と、前記外壁材と前記屋根葺材とが近接された境界部分に沿って設けられ、前記外壁材に沿って立ち上げられた第1縦板部、及び前記第1縦板部の下端から前記屋根葺材の上面に沿って設けられた水切り部を有する水切り部材と、前記第1縦板部の建物上方側において前記外壁材を貫通して設けられて、前記外壁材の屋内側に取り付けられると共に、前記外壁材の貫通部分から垂下された屋外側止水部を備え、前記屋外側止水部が前記第1縦板部の前記外壁材とは反対側を覆う止水部材と、を含んで構成されている。
第1の態様では、外壁材から張り出された下屋の屋根葺材が外壁材に近接して設けられており、外壁材と屋根葺材との境界部分は、下屋の棟方向及び下屋の流れ方向(下屋が勾配屋根の場合)に連続されている。この外壁材と屋根葺材との境界部分には、屋根葺材上に水切り部材が設けられており、水切り部材が境界部分に沿って配置されている。水切り部材は、第1縦板部が境界部分から外壁材に沿って上方に立ち上げられ、第1縦板部の下端から屋根葺材の上面に沿って水切り部が突出されている。
ここで、外壁材には、止水部材が設けられており、止水部材は、外壁材の屋内側に取り付けられていると共に、水切り部材の第1縦板部の建物上方側において外壁材を貫通している。止水部材の屋外側には、屋外側止水部が設けられており、屋外側止水部が、外壁材の貫通部分から第1縦板部の外壁材とは反対側において、外壁材に沿って垂下されている。
このため、外壁材と水切り部材の第1縦板部との間が、止水部材の屋外側止水部によって覆われて止水されている。これにより、外壁材と水切り部材の第1縦板部との間の止水のためのシーリング処理が不要になるので、外壁材と下屋との間の雨仕舞い処理を容易にできる。
第2の態様は、第1の態様において、前記止水部材は、前記外壁材の貫通部分から前記外壁材の屋内面に沿って立ち上げられた屋内側止水部を含む。
第2の態様では、外壁材の屋内側において止水部材に屋内側止水部が設けられており、屋内側止水部が外壁材への貫通部分から外壁材の屋内側の面に沿って立ち上げられている。このため、止水部材の貫通部分において貫通部分の上側を伝って浸入する雨水が屋内側止水部によって止水される。これにより、外壁材の貫通部分の止水のためのコーキング処理が不要になるので、外壁材と下屋との間の雨仕舞い処理を一層容易にできる。
第3の態様は、第1の態様又は第2の態様において、前記外壁材側から前記屋根葺材の下側に沿って延伸された捨水切り部、及び前記捨水切り部の前記外壁材側から該外壁材に沿って立ち上げられた第2縦板部を備えた捨水切り部材が、前記第1縦板部と前記第2縦板部とが連続するように前記水切り部材に一体にされている。
第3の態様では、水切り部材と一体に捨水切り部材が設けられており、捨水切り部材は、第2縦板部が水切り部材の第1縦板部に連続するように形成されている。また、捨水切り部材は、第2縦板部の下端から屋根葺材の下方に捨水切り部が延伸されている。このため、水切り部材の水切り部と屋根葺材との間から浸入する雨水に対する雨仕舞いをできると共に、捨水切り部材が水切り部材に一体にされているので、捨水切り部材の取り付けが容易となり、外壁材と下屋との間の雨仕舞い処理を容易にできる。
第4の態様は、第1の態様から第3の態様の何れかにおいて、前記屋外側止水部の下端側が前記外壁材側かつ上方側に折り返されて形成された折返し部に、前記第1縦板部の上端側が前記外壁材とは反対側かつ下方側に折り返されて形成された係合部が嵌め込まれて、前記止水部材に前記水切り部材が係止されている。
第4の態様では、止水部材の屋外側止水部に折返し部が設けられていると共に、水切り部材の第1縦板部に係合部が設けられており、折返し部に係合部が係止されることで、水切り部材が止水部材に取り付けられる。このため、境界部分への水切り部材の取り付けが容易になって、外壁材と下屋との間の雨仕舞い処理を容易にできる。
第5の態様は、第1の態様から第4の態様の何れかにおいて、前記外壁材が外壁フレームに取り付けられた外壁パネルのうちで前記境界部分に位置する外壁パネルには、前記外壁材に前記下屋との境界部分に沿うスリットが形成されて、該スリット内に前記止水部材の前記貫通部分が配置されて前記止水部材が取り付けられている。
第5の態様では、外壁フレームに外壁材が取り付けられて外壁フレームが構成されている。この外壁パネルのうちで外壁材が下屋の屋根葺材との境界部分に位置する外壁パネルには、外壁材に止水部材の貫通部分が配置されるスリットが形成されており、このスリットに止水部材の貫通部分が配置されて、止水部材が外壁材に取り付けられている。このため、止水部材を外壁材に取り付けられているので、雨仕舞い処理において止水部材の取り付け不要となり、外壁材と下屋との間の雨仕舞い処理を容易にできる。
第6の態様は、下屋が張り出された外壁材を含んで構成される建物において、前記下屋の屋根葺材が前記外壁材に近接された境界部分に、第1の態様から第5の態様の何れかの下屋の止水構造を備えている。
第6の態様では、建物において外壁材と下屋との間の雨仕舞い処理を容易にできると共に、コーキング処理が行われるのを抑制できるので、コーキング材の打ち替えなどのメンテナンスを抑制できる。
第1の態様によれば、外壁と下屋との間の雨仕舞い処理を容易にできる、という効果を有する。
第2の態様によれば、外壁と下屋との間の雨仕舞い処理をより容易にできる、という効果を有する。
第3の態様によれば、外壁と下屋との間の雨仕舞い処理をより一層容易にできる、という効果を有する。
第4の態様によれば、水切り部材の取り付けを容易にできる、という効果を有する。
第5の態様によれば、施工場所において止水材の取り付けが不要になるので、外壁と下屋との間の雨仕舞い処理を容易にできる、という効果を有する。
第6の態様によれば、コーキング処理を行う部位が削減されているので、コーキング材の打ち替え処理を抑制できる、という効果を有する。
本実施の形態に係る水切り構造を示す建物の主要部の断面図である。 本実施の形態に係る建物の概略構成を示す斜視図である。 (A)及び(B)は、下屋に接する外壁パネルの主要部を示す斜視図である。 (A)は、止水板を示す概略斜視図、(B)は、水切り板を示す概略斜視図である。 (A)は水切り板の他の一例を示す斜視図、(B)は(A)の水切り板を設けた建物の主要部を示す断面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図2には、本実施の形態に係る建物10の概略が斜め上方から見た斜視図にて示されている。建物10は、ユニット式の建物(ユニット住宅)とされており、2階建てにされている。建物10に用いられるユニット(建物ユニット、図示省略)は、4本のフレーム側柱の上部に、一対の桁天井大梁及び一対の妻天井大梁の端部が剛接合されると共に、4本のフレーム支柱の下部に一対の桁床大梁及び一対の妻床大梁の端部が剛接合されて直方体枠状とされている。また、ユニットでは、一対の桁天井大梁の間に配置された複数の天井小梁の各々が桁天井大梁に接合されて天井フレームが形成されると共に、一対の桁床大梁の間に配置された複数の床小梁が桁床大梁に接合されて床フレームが形成されている。
建物10は、直方体枠状の複数のユニットが縦横及び上下に配列されて、互いに隣接するユニット同士(フレーム側柱同士)が連結されることで躯体(例えば、鉄骨ラーメン構造の躯体)が構成されている。また、建物10の上階(2階)の上部には、寄棟屋根とされた屋根12が設けられている。
建物10の周囲は、外壁パネル14によって囲われており、外壁パネル14が建物10の屋内と屋外とを区画している。なお、建物10には、外壁パネル14に窓、出入り口とされるドアや引き戸などが設けられているが、図2では、これらの図示が省略されている。
外壁パネル14は、溝形鋼などの鋼材を用いた一対の縦枠及び複数本の横枠が用いられて矩形枠状に形成された外壁フレーム(図示省略)に矩形板状の外壁材16が取付けられて構成されている。外壁パネル14は、外壁材16の高さ方向寸法が階高に合わせられており、外壁パネル14は、建物10を構成するユニットのうちで屋外に面するユニットの屋外側面に取付けられている。この際、外壁パネル14は、ユニットの桁天井大梁と桁床大梁との間(又は妻天井大梁と床天井大梁の間)に外壁フレームが締結固定される。これにより、ユニットには、外壁材16が屋外側にされている。建物10に用いるユニットは、製造工場において外壁パネル14が取り付けられて、建物10の施工場所に搬送される。なお、外壁材16は、外壁の仕上がり又は仕上がりの下地(例えば外壁が塗装される場合の下地)を形成する公知の材料を適用できる。
本実施の形態に係る建物10には、下屋18が設けられており、下屋18は、建物10の外壁パネル14の外壁材16から張り出された差し掛け屋根にされている。本実施の形態では、一例として下屋18は、外壁パネル14のうちで2階部分(又は1階部分でも良い)の外壁パネル14Aから張り出された勾配屋根にされており、下屋18の妻側が2階部分の外壁パネル14B及び1階部分の外壁パネル14Cに跨って接している。なお、建物10は、下屋18の下側(1階部分)に居室などの居住空間が設けられていても良い。
建物10では、下屋18が接する外壁パネル14(外壁パネル14A、14B、14C、以下、特に区別しない場合は、外壁パネル14という)との間に、本実施の形態に係る止水構造が適用されている。下屋18に接する外壁パネル14には、止水部材としての止水板20が設けられており、下屋18には、外壁パネル14側に水切り部材としての水切り板22が設けられている。図1には、外壁パネル14と下屋18との接続部分の概略構成が側方視の断面図にて示されている。また、図3(A)及び図3(B)には、外壁パネル14の主要部が示されており、図4(A)には、止水板20が斜視図にて示されて、図4(B)には、水切り板22が斜視図にて示されている。なお、図3(A)は、外壁パネル14Aの概略を示し、図3(B)は、外壁パネル14B、14Cの概略を示している。
図3(A)に示す如く、外壁パネル14には、スリット24が形成されており、スリット24は、所定幅の溝状にされて外壁材16に貫通形成されている。スリット24の上下方向の位置は、下屋18が接する位置よりも僅かに上方になる位置にされている(図2参照)。また、スリット24の両端の位置は、外壁パネル14に対する下屋18の水平方向両端に対応する位置にされている。
本実施の形態において下屋18は、外壁パネル14Aの幅方向(水平方向)の全域に渡って接しており、外壁パネル14Aのスリット24は、外壁材16を上下に分割するように形成されている。また、下屋18は、外壁パネル14B、14Cの各々に対して傾斜されて接しており、外壁パネル14B、14Cには、スリット24(24A)が傾斜されて貫通形成されている(図3(B)参照)。スリット24Aの上下方向の位置は、下屋18が外壁パネル14B、14Cに接する位置よりも僅かに上方になる位置にされている。なお、外壁パネル14Bのスリット24Aは、外壁材16を斜めに分割するように形成され、外壁パネル14Cのスリット24Aは、外壁パネル14B側が外壁パネル14Bのスリット24Aと連続するように形成されると共に、下端(外壁パネル14Bとは反対側の端部)が下屋18の下端に対応する位置で止められている。
図3(A)及び図3(B)に示す如く、止水板20は、外壁パネル14の外壁材16に配置されている。図4(A)に示す如く、止水板20は、帯板状の板金用鋼板材が曲げ加工されて形成されており、止水板20には、塩ビ鋼板、フッ素鋼板等の止水又は水切りに用いされる各種の板金用鋼板材が適用される。
止水板20は、長手方向の長さがスリット24の延伸方向(以下、溝方向という)の長さと同様にされている。なお、外壁パネル14Aの外壁材16に配置される止水板20は、長手方向の長さが外壁材16に形成されたスリット24の溝方向長さと同様にされている。また、外壁パネル14B、14Cに配置される止水板20は、長手方向の長さが外壁パネル14Bのスリット24Aと外壁パネル14Cのスリット24Aの長さを合わせた長さと同様にされている。
止水板20には、幅方向の中間部に貫通部分としての平坦部26が設けられ、平坦部26の幅方向の一端側に屋内側止水部としての縦板部28が形成されると共に、平坦部26の幅方向の他端側に屋内側止水部としての上側水切り部30が形成されている。止水板20は、平坦部26を挟んで設けられる縦板部28と上側水切り部30とが、互いに反対方向に向けて折り曲げられており、縦板部28が平坦部26の縁から上側へ向けて折り曲げられて形成され、上側水きり部32は、立ち上り部30とは反対側の平坦部26の縁から、立ち上り部30とは反対側(下側)へ向けて折り曲げられて形成されている。また、止水板20は、縦板部28及び上側水切り部30の各々が長手方向(平坦部26の長手方向)に延伸されている。
止水板20には、上側水切り部30の先端側に折返し部32が設けられている。折返し部32は、上側水切り部30の先端側(下端側)を平坦部26側に略U字状に折り曲げられて形成されている。
図3(A)及び図3(B)に示す如く、止水板20は、平坦部26の長手方向がスリット24の溝方向にされ、かつ、縦板部28が外壁材16の屋内側にされて、平坦部26がスリット24(24A)内に挿入配置されて外壁パネル14に取り付けられる。これにより、止水板20は、縦板部28が外壁材16の屋内側の面に沿って上方に延伸されると共に、平坦部26が外壁材16を貫通した状態にされて、上側水切り部30が外壁材16の屋外側の面に沿って下方に垂下される。
なお、図3(B)に示す如く、外壁パネル14B、14Cには、止水板20が傾斜されて取り付けられる。また、外壁パネル14B、14Cが異なるユニットに取り付けられる場合、外壁パネル14B、14Cの各々の外壁材16に止水板20が分割されて取り付けられる。
図1に示す如く、止水板20は、止水材料としての止水材34が縦板部28と外壁材16との間に配置された状態で外壁材16に固定される。止水材34としては、例えば、細幅帯状かつスポンジ状にされた止水材料が用いられるが、これに限らず、各種の止水材料を適用できる。
外壁材16は、止水板20が取り付けられた状態で外壁フレームに取り付けられる。これにより、止水板20の縦板部28が外壁フレーム(外壁フレームを形成する鋼材)に交差するなどして重なることで、縦板部28が外壁材16と外壁フレームとの間に挟まれて固定される。なお、止水板20の縦板部28を抑える鋼材を別に設けて、当該鋼材を外壁フレームに固定するようにしても良い。
外壁パネル14(14A〜14C)に止水板20が取り付けられることで、外壁パネル14が取り付けられるユニットは、止水板20が取り付けられた状態で施工場所に搬送される。このため、ユニットが組まれることで建物10は、下屋18の屋根が葺かれる前に外壁パネル14に止水板20が取り付けられた状態にされる。
一方、下屋18には、屋根下地とされる下屋屋根パネル36が取付けられており、下屋屋根パネル36の上面がルーフィング(下葺材)38によって覆われている。ルーフィング38は、外壁パネル14側において外壁材16に沿って立上げられて外壁材16に貼り付けられる(止められる)と共に、下屋屋根パネル36上の全面に敷かれている。
下屋18は、ルーフィング38上又はルーフィング38上に組まれた下地上に屋根葺材(屋根材)40が葺かれており、屋根葺材40は、外壁パネル14側において外壁材16に接する(近接する)ように葺かれる。このため、下屋18の外壁パネル14側の屋根葺材40の上方には、止水板20が取り付けられて、止水板20の上側水切り部30が外壁材16のスリット24部分から垂下されている。なお、屋根葺材40には、粘土瓦や金属板、セメント系やスレート系などでの任意の屋根材を適用できる。
図1及び図2に示す如く、下屋18上には、水切り部材及び捨水切り部材としての水切り板22が設けられており、水切り板22は、下屋18の外壁パネル14側に、外壁パネル14(外壁パネル14と下屋18との境界部分)に沿って配置されている。水切り板22は、止水板20と同様の材質で帯状にされた板金用鋼板材が用いられて、帯状の板金用鋼板材が曲げ加工されて形成されており、水切り板22は、長手方向が外壁パネル14のスリット24の溝方向に沿って配置される。
図4(B)に示す如く、水切り板22には、幅方向の一側に水切り部としての下側水切り部42が形成されると共に、幅方向の他側に捨水切り部44が形成されている。また、水切り板22には、第2縦板部を構成すると共に第1縦板部としての重なり部46が設けられており、重なり部46は、水切り板22の幅方向の中間部(下側水切り部42と捨水切り部44との間)に形成されている。即ち、水切り板22は、板金用鋼板材が幅方向の中間部で折り重ねられて重なり部46が形成されており、重なり部46の一側に下側水切り部42が形成されて、重なり部46の他側に捨水切り部44が形成されている。
水切り板22は、重なり部46の先端側(下側水切り部42及び捨水切り部44とは反対側)が下側水切り部42側へ略U字状に折り曲げられて係合部48が形成されている。下側水切り部42は、重なり部46の下端から係合部48側に折曲されて形成されており、下側水切り部42の先端側は、捨水切り部44側に向けて鋭角に折曲されて折返し部50にされている。
捨水切り部44は、下側水切り部42よりも下側(重なり部46とは反対側)において下側水切り部42と同じ方向に折曲されて形成されている。これにより、重なり部46と捨水切り部44との間には、第2縦板部を構成する縦板部52が形成されている。また、捨水切り部44の先端側には、水返し部54が設けられており、水返し部54は、捨水切り部44の先端側が下側水切り部42側(上側)に向けて折り曲げられて形成されている。
図1に示す如く、水切り板22は、重なり部44が外壁パネル14と止水板20の上側水切り部30との間に挿入されて、重なり部46の先端部分の係合部48が上側水切り部30と折返し部32との間に嵌め込まれて係止されている。このため、水切り板22は、重なり部46の長手方向の全域が外壁パネル14の外壁材16と止水板20の折返し部32との間に挟まれて、止水板20に取り付けられる。
また、水切り板22の下側水切り部42は、止水板20の上側水切り部30の下端から突出されて、下屋18の屋根葺材40の上面に沿って配置される。このため、外壁材16と下屋18の屋根葺材40との境界部分が、止水板20の上側水切り部30と水切り板22の下側水切り部42とに覆われる。また、下側水切り部42の先端側の折返し部50は、先端が屋根葺材40の上面に向けられており、折返し部50の先端と屋根葺材40との間には、止水材料としての長尺ブロック状かつスポンジ状の止水材56が挟み込まれている。止水材56は、下側水切り部42の長手方向に延在されており、止水材56が屋根葺材40と下側水切り部42との間を閉鎖して止水(雨仕舞い)している。
さらに、水切り板22は、縦板部52が外壁材16と屋根葺材40との間を、外壁材16に沿って垂下されると共に、捨水切り部44が外壁材16側から下屋屋根パネル36に沿って突出されている。これにより、ルーフィング38は、外壁パネル14(外壁材16)側において、捨て水切り部44及び縦板部52により押さえられている。
なお、外壁パネル14B、14Cには、外壁パネル14Aと同様にされて、水切り板22が跨って取付けられる。また、外壁パネル14A側の水切り板22と外壁パネル14B側の水切り板22との間には、渡り用の水切り板(図示省略)が設けられる。渡り用の水切り板は、例えば、基本的形状が水切り板22から捨水切り部44、縦板部52を除いた形状にされて、外壁パネル14Aと外壁パネル14Bとの間の角度に合わせて下側水切り部44を切欠くと共に、重なり部46を折り曲げた形状とすればよい。渡り用の水切り板は、外壁パネル14A側の水切り板22と外壁パネル14B側の水切り板22とに重ねられて接着等により接合されて取り付けられる。
このように構成されている建物10では、外壁パネル14を製造する際、下屋18に接する外壁パネル14A〜14Cに止水板20が取り付けられる。また、ユニットは、これらの外壁パネル14が取り付けられて製造されて、施工場所に搬送される。この際、外壁パネル14の止水板20は、ダンボールなどの梱包材により覆われることが好ましく、これにより、ユニットの搬送時及び保管時において、止水板20を傷などの損傷、及び湿気等に対して保護(耐損傷及び防水保護)できる。
建物10では、ユニットが組み立てられることで、外壁パネル14に設けている止水板20が下屋18の上方位置に配置されて、止水板20の上側水切り部30が、スリット24から外壁材16の表面(屋外側の面)に沿って垂下される。この止水板20には、下屋18の屋根を葺く際に、水切り板22が取付けられる。
水切り板22は、下屋18の下屋屋根パネル36上にルーフィング38が敷かれた状態で、重なり部46が、外壁パネル14の外壁材16と止水板20の上側水切り部30との間に挿入され、重なり部46の先端側の係合部48が、上側水切り部30と折返し部32との間に嵌め込まれる。これにより、水切り板22が止水板20に係止されて取り付けられる。この際、ルーフィング38の外壁材16側上端において外壁材16と水切り板22の重なり部46との間に止水材58が挟みこまれる。
この後、下屋18の屋根が葺かれることで、屋根葺材40が、水切り板22の下側水切り部42と捨水切り部44との間に挿入され、折返し部50の外壁パネル14側において下側水切り部42と屋根葺材40との間に止水材56が嵌め込まれる。
これにより、下屋18が設けられた建物10において、外壁パネル14と下屋18の屋根葺材40との境界部分では、外壁パネル14と屋根葺材40との境界部分を跨ぐように止水板20の上側水切り部30及び水切り板22の下側水切り部42により覆われる。
ここで、止水板20は、平坦部26が外壁材16を貫通するようにスリット24内に配置され、この平坦部26から連続され上側水切り部30が外壁材16の屋外側の面に沿って垂下されている。また、止水板20は、平坦部26から屋内側に連続された縦板部28が外壁材16の屋内側の面に沿って上方に突出されている。このため、外壁パネル14の外壁材16の屋外面に付着した雨滴等が、平坦部26を伝ってスリット24から屋内に流れても、縦板部28において堰きとめられる。これにより、外壁パネル14の外壁材16と下屋18の屋根葺材40との境界部分から外壁材16の屋内側に雨漏りなどが生じるのを防止できる。しかも、縦板部28と外壁材16との間には、止水材34が詰め込まれているので、外壁パネル14のスリット24から風が吹き込んでしまうのを抑制できると共に、スリット24から吹き込んだ風により雨滴等が縦板部28に沿って押し上げられても、押し上げられた雨滴等を止水材34により堰き止めることができて、雨滴等が外壁パネル14の屋内側に回り込んでしまうのを防止できる。
また、止水板20の上側水切り部30の下側には、水切り板22の下側水切り部42が設けられており、上側水切り部30に付着した雨滴が下側水切り部42上に落下する。水切り板22では、下側水切り部42の外壁パネル14側の重なり部46が立上げられており、重なり部46の上部の係合部48が止水板20の上側水切り部30と折返し部32との間に嵌め込まれている。このため、水切り板22の取り付けが容易となり、外壁パネル14と下屋18との間の雨仕舞い処理を容易にできる。しかも、重なり部46と上側水切り部30との間が閉鎖されるので、風の吹き込みや雨滴等の浸入を防止できる。
さらに、水切り板22の下側水切り部42と屋根葺材40との間には、止水材56が詰め込まれており、屋根葺材40の上面を伝って雨滴等が外壁パネル14(外壁材16)側に浸み込むのが抑えられる。しかも、外壁材16と屋根葺材40との間の下側には、捨水切り部44が設けられており、捨水切り部44には、屋根葺材40の下側に水返し部54が設けられていると共に、外壁パネル14側に縦板部52が設けられている。このため、雨滴等が屋根葺材40の外壁パネル14側の端部から捨水切り部44に落下しても、捨水切り部44から流れ出るのを防止できて、下屋18に雨漏り等が生じるのを防止できる。
従って、建物10では、下屋18が接続された外壁パネル14(14A〜14C)から屋内に雨水が浸み込むのを防止できると共に、下屋18に雨漏り等が生じるのを防止できる。
また、止水板20が予め外壁パネル14に取付けられているので、雨仕舞いのための施工場所における作業は、水切り板22の加工及び取り付けとなるので、下屋18の雨仕舞いのための作業工数を削減できる。さらに、水切り板22を止水板20に取付ける作業においては、水切り板22の係合部48を止水板20に係止させる作業で済む。このため、止水板20及び水切り板22の固定に釘を用いるのを抑制できると共に、止水板20及び水切り板22の周囲の雨仕舞いのためのシーリング処理を、従来に比べて(本止水構造を適用しない場合に比べて)削減できる。これにより、水切り板22の取付け及び雨仕舞いのための作業工数を削減できで、雨仕舞い処理を容易にできる。
また、雨仕舞いのための板金等の取り付けに釘等を使用した場合、釘の周囲からの雨水の浸入や釘の腐食防止のために、釘の頭及び頭の周囲にシーリング処理する必要がある。これに対して、本実施の形態に係る止水構造では、釘等の使用を抑制できるので、シーリング処理の工数を削減できる。また、シーリング処理した場合、シーリング材の打ち替えのためのメンテナンスの必要が生じるが、シーリング材の打ち替えなどのメンテナンスを抑制できて、長期に亘って雨仕舞い性を維持できる。
なお、以上説明した本実施の形態では、止水板20の屋内側に縦板部28を設けたが、縦板部28を設けない構成であっても良い。この場合、平坦部26を外壁材16の屋内側において外壁材16或いは外壁フレームに固定すると共に、平坦部26とスリット24内面との間にスポンジ状(弾性体)の止水材料を充填するなどして止水処理を施せば良い。
また、本実施の形態では、水切り部材と捨水切り部材とを一体にした水切り板22を用いたが、水切り部材と捨水切り部材とは、別体であっても良い。図5(A)及び図5(B)には、水切り部材と捨水切り部材とを別体にした構成が示されている。
図5(A)に示す如く、水切り部材としての水切り板60には、下側水切り部42及び折返し部50が形成されていると共に、第1縦板部としての縦板部62が形成されており、縦板部62は、下側水切り部42の折返し部50とは反対側の端部が上方へ向けて折曲げられて形成されている。縦板部62の上端側には、略U字状に折り返された係合部64が形成されている。水切り板60は、縦板部62が外壁材16と止水板20の上側水切り部30との間挿入されて、係合部64が上側水切り部30と折返し部32との間に嵌め込まれて係止される。これにより、止水板20に水切り板60が取り付けられる。
また、捨水切り部材としての捨水切り板66には、捨水切り部44及び水返し部54が形成されていると共に、第2縦板部としての縦板部68が形成されており、縦板部68は、水返し部54とは反対側の端部から上側に向けて折曲げられて形成されている。捨水切り板66は、縦板部68が水切り板60の縦板部62と外壁材16(ルーフィング38)との間に配置されて、縦板部68が水切り板60の縦板部62に接着等により固定される。これにより、捨水切り板66は、水切り板60を介して止水板20に取り付けられる。なお、捨水切り板66は、外壁材16に固定されても良い。
このように構成された止水構造においても、水切り板22と同様に、止水板20と共に、外壁パネル14と下屋18との接続部分の雨仕舞いを行うことができると共に、雨仕舞いのための作業を容易にできる。
また、本実施の形態では、勾配式の屋根とされた下屋18を例に説明したが、下屋は、勾配式の屋根に限らず、陸屋根であっても良い。
さらに、本実施の形態では、ユニット式の建物10を例に説明したが、建物は、ユニット式に限らず、鉄骨軸組構造などの他の構造であっても良い。建物がユニット式以外の構造である場合には、止水部材を予め取り付けた外壁パネルを建物の躯体に固定する構成とすれば良い。また、止水部材は、外壁パネルに予め取り付けた構成に限らず、施工場所において、水切り部材と共に加工して取り付けるようにしても良い。この場合、止水部材に屋内側止水部を省略することで、外壁材への取り付けを容易にできる。
さらに、建物は、平屋であっても良く、3階建てであっても良い。また、建物の屋根は、寄棟屋根の屋根に限らず、切妻屋根などの他の勾配式の屋根であっても良く、陸屋根であっても良く、勾配式の屋根と陸屋根とが併用された混合屋根であっても良い。
10 建物
14(14A〜14C) 外壁パネル
18 下屋
20 止水板(止水部材)
22 水切り板(水切り部材、捨水切り部材)
24(24A) スリット
26 平坦部(貫通部分)
28 縦板部(屋内側止水部)
30 上側水切り部(屋外側止水部)
32 折返し部
40 屋根葺材
42 下側水切り部(水切り部)
44 捨水切り部(捨水切り部)
46 重なり部(第1縦板部、第2縦板部)
48 係合部
52 縦板部(第2縦板部)
54 水返し部
60 水切り板(水切り部材)
62 縦板部(第1縦板部)
66 捨水切り板(捨水切り部材)
68 縦板部(第2縦板部)

Claims (5)

  1. 外壁材から張り出されると共に、上部の屋根葺材が前記外壁材に近接された下屋と、
    前記外壁材と前記屋根葺材とが近接された境界部分に沿って設けられ、前記外壁材に沿って立ち上げられた第1縦板部、及び前記第1縦板部の下端から前記屋根葺材の上面に沿って設けられた水切り部を有する水切り部材と、
    前記第1縦板部の建物上方側において前記外壁材を貫通して設けられて、前記外壁材の屋内側に取り付けられると共に、前記外壁材の貫通部分から垂下された屋外側止水部を備え、前記屋外側止水部が前記第1縦板部の前記外壁材とは反対側を覆う止水部材と、
    を含んで構成され
    前記外壁材側から前記屋根葺材の下側に沿って延伸された捨水切り部、及び前記捨水切り部の前記外壁材側から該外壁材に沿って立ち上げられた第2縦板部を備えた捨水切り部材が、前記第1縦板部と前記第2縦板部とが連続するように前記水切り部材に一体にされた下屋の止水構造。
  2. 前記止水部材は、前記外壁材の貫通部分から前記外壁材の屋内面に沿って立ち上げられた屋内側止水部を含む請求項1記載の下屋の止水構造。
  3. 前記屋外側止水部の下端側が前記外壁材側かつ上方側に折り返されて形成された折返し部に、前記第1縦板部の上端側が前記外壁材とは反対側かつ下方側に折り返されて形成された係合部が係止されることで、前記止水部材に前記水切り部材が取り付けられた請求項1又は請求項2記載の下屋の止水構造。
  4. 前記外壁材が外壁フレームに取り付けられて構成された外壁パネルのうちで前記境界部分に位置する外壁パネルには、前記外壁材に前記下屋との境界部分に沿うスリットが形成されて、該スリット内に前記止水部材の前記貫通部分が配置されて前記止水部材が取り付けられている請求項1から請求項3の何れか1項記載の下屋の止水構造。
  5. 下屋が張り出された外壁材を含んで構成される建物において、
    前記下屋の屋根葺材が前記外壁材に近接された境界部分に、請求項1から請求項4の何れか1項記載の下屋の止水構造を備えている建物。
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