JP6956220B2 - 消火器箱 - Google Patents
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Description
設置状態においてトンネル内の道路に面する前面に開口した前面扉開口に対して設けられた前扉と、
前扉とは別に、トンネル内の上方側に面する上面に開口した上面扉開口に対して設けられた上扉と、
前扉及び上扉を相互に連動して開放可能な扉開閉機構と、
を備え、
上扉は、前扉に連動した開放と、前扉を閉鎖状態とした前扉に連動しない開放とで開放可能であることを特徴とする。
本発明は、トンネル壁面に沿った監視員通路に埋込み設置され、消火器が収納された筐体と、道路側となる筐体の前面扉開口に、下側に固定された固定扉と上側に上下方向にスライド開閉自在に配置された複数枚のスライド扉とを備えた前扉と、監視員通路面側となる消火器箱の扉開口に、前開き及び後開き自在に配置された上扉とを備えたトンネル内消火器箱に於いて、筐体内に収納された消火器を取り出す消火器取出し構造として、消火器の底部側を着脱自在に収納する収納篭と、収納篭を取手に吊り下げる伸縮自在な吊下げ部材と、取手を上扉の裏面に切り離し自在に係止させる取手係止構造が設けられたため、監視員通路から消火器を取り出す場合には、上扉を後開きすると、上扉の裏面の取手係止構造により係止された取手が道路利用者の目の前に現れ、取手を扉裏面から外して引き上げることで、取手に吊り下げている収納篭に収納された消火器を上面扉開口から簡単且つ容易に取り出して消火作業を行うことができる。
また、吊下げ部材として、スパイラル状の樹脂製ストリング、又は、途中にコイルスプリングが形成された金属ワイヤーが設けられたため、監視員通路から操作する場合に、上扉の前開き及び後開きに対する取手の動きに対し樹脂製ストリングのスパイラル部分又は金属ワイヤーのコイルスプリングの部分が伸びて、取手を道路利用者の目の前に出現させることを可能とする。
また、取手係止構造は、取手と上扉に配置された連結部材との間に懸け回された可撓性のリング部材と、リング部材の途中に設けられ、所定の引っ張り力を受けた場合に分離される着脱連結部とにより構成されたため、上扉の裏面にリング部材により係止されている取手を引くと、リング部材の磁気吸着連結部が分離されることで、裏扉の裏面から取手を簡単且つ容易に取り外すことができ、取手をもって消火器を取り出すことができる。
また、取手係止構造は、取手を上扉の裏面に着脱自在に係止させるボールキャッチ構造又は半円筒状の軸受部としたため、監視員通路から操作する場合に、上扉の裏面にボールチャッキ構造により係止されている取手を簡単且つ容易に取り外すことができ、取手をもって消火器を取り出すことができる。
また、収納篭は、消火器を収納する上部に開口した金属性の篭本体と、篭本体を取手に対し円環状に吊下げる複数本の樹脂製ストリングと複数本の樹脂コーティングされた金属ワイヤーが組み合わされた吊下げ網部とにより構成されたため、金属製の篭本体により10キログラム程度と重い消火器の重量に耐えることができ、また、篭本体を取手に対し複数本の樹脂製ストリングと複数本の樹脂コーティングされた金属ワイヤーが組み合わされた吊下げ網部で吊り下げたことで、監視員通路から取手をもって消火器を引き上げる場合、上扉により開放された上面扉開口に接触する吊り下げ網部の滑りが高められ、接触抵抗の低減により、軽い力で滑らかに消火器を取出し可能とする。
本発明の別の形態にあっては、トンネル壁面に沿った監視員通路に埋込み設置され、消火器が収納された筐体と、道路側となる筐体の前面扉開口に、下側に固定された固定扉と上側に上下方向にスライド開閉自在に配置された複数枚のスライド扉とを備えた前扉と、監視員通路面側となる消火器箱の扉開口に、前開き及び後開き自在に配置された上扉とを備えたトンネル内消火器箱に於いて、筐体内に収納された消火器を取り出す消火器取出し構造として、筐体底部に回動軸により前後方向に回動自在に支持された台座と、筐体の背面側となる台座に起立されたガイドプレートと、ガイドプレートの上部に上下方向に回動自在で且つガイドプレートから取外し自在に配置された取手と、台座に載置され、消火器を収納させる上方に開口された収納篭と、収納篭と取手との間がワイヤー連結され、取手の引上げ操作によりガイドプレートに沿って収納篭を引き上げる引上げ機構と、上扉の前開き及び後開きにより、上扉の閉鎖状態で水平位置にある取手を起立させるフック部材とが設けられたため、監視員通路から消火器を取り出す場合には、上扉を後開きすると、閉鎖状態で水平位置にあったフック部材が上向きに起立した状態で道路利用者目の前に出現し、取手を引き上げることで、ガイドプレートに沿ってワイヤー連結されたスライダに固定された収納篭が引き上げられて監視員通路上に消火器が露出し、露出した消火器を簡単且つ容易に取り出して消火作業を行うことができる。
また、引上げ機構は、収納篭の側面に配置されたスライダ部材と、スライダ部材の背面に形成され、ガイドプレートの縦方向に形成されたガイド溝に嵌合して案内移動されるガイド突起と、スライダ部材の両側に軸支され、ガイドプレートの両側に形成された軌道上を転動されるガイドローラと、ガイドプレートに形成された軌道の途中及び上部のスライダ停止位置に配置され、ローラの上方への移動を許容すると共に下方への移動を停止させるラッチ機構と、上扉及び前扉の閉鎖状態でガイドプレートの上部を筐体の背面側に傾けて磁気吸着により引き外し自在に保持させ、収納篭に収納された消火器を筐体の背面側に傾けた状態に収納させる吸着保持部とが設けられたため、上扉及び前扉の閉鎖状態で、ガイドプレートは吸着保持部により背面側に傾いた状態に保持され、このため筐体に収納された消火器は背面側に傾いた状態で収納されており、上扉及び前扉が誤作動などによる誤って開放されたとしても、消火器が道路側に飛び出して建築限界を侵すことがなく、走行する自動車との衝突を確実に防止可能とする。
また、道路側となる筐体の前面扉開口に、下側に固定された固定扉と上側に上下方向にスライド開閉自在に配置された複数枚のスライド扉とを備えた前扉と、監視員通路面側となる消火器箱の扉開口に、前開き及び後開き自在に配置された上扉とが設けられ、前開き自在な配置として、上扉の後縁部を軸として開閉自在に配置され、後開き自在な配置として、上扉の前縁部を軸として開閉自在に配置されるため、車両事故による火災の発生時に、利用者は、道路に面した前扉をスライド開放させると共に上扉を奥行方向に開く前開きとすることで、消火器箱の前面上部及び上面が大きく開口され、筐体内に収納されている消火器を簡単且つ容易に取出して消火を行うことができる。
また、上扉は、前開きハンドルにより操作される前開き機構と、後開きハンドルにより操作される後開き機構とを備え、前開き機構は、上扉が閉鎖位置にある場合に、前扉の上部を係止して閉鎖位置に保持しており、前開きハンドルを操作した場合に、前扉の係止解除によりスライド落下させて前面を開口させると共に上扉の前開き操作による上面の開口を可能とし、後開き機構は、上扉が閉鎖位置にある場合に、筐体側に係止して閉鎖位置に保持しており、上扉の閉鎖位置で後開きハンドルを操作した場合に、筐体側との係止を解除して上扉の後ろ開き操作による上面の開口を可能とするようにしたため、道路側から操作する場合は、道路から操作可能な位置にある前開きハンドルをリフトアップすることで、前扉がスライド開放すると共に上扉を前開きすることができ、また、監視員通路側から操作する場合は、監視員通路から操作可能な位置にある後開きハンドルをリフトアップすることで、上扉を後開きすることができ、車両事故による火災の発生時に、利用者は、消火器箱の設置場所の状況に応じたハンドル操作により簡単且つ確実に前扉及び又は上扉を開き、消火器を取り出して消火を行うことができる。
また、前開き機構は、上扉の前部に配置され、前開きハンドルの非操作でハンドル本体の両側に取り出された第1軸部材を前扉の裏面軸穴に挿入して前扉を係止させ、前開きハンドルの操作で第1軸部材を裏面軸穴から引き外して上扉の係止を解除させる第1扉開閉機構と、上扉の前部両端の下面に支持された第2軸部材を、筐体側に配置されたボールキャッチ機構又は半円筒状の軸受部により上方に着脱自在に軸支させる第2扉開閉機構とを備え、後開き機構は、前開きハンドルの非操作でハンドル本体の両側に取り出された第3軸部材を筐体側軸穴に挿入して上扉を閉鎖位置に係止させ、後開きハンドルの操作で第3軸部材を筐体側軸穴から引き外して上扉の係止を解除し、第2扉開閉機構の第2軸部材を中心に後開き可能とする第3扉開閉機構を備えたため、第1及び第3扉開閉機構は、ハンドル操作により軸部材を固定側の軸穴に着脱させることで、扉を閉鎖位置に係止する閉鎖保持機能と、上扉の回転させる回転軸としての機能を一つの構造で実現しており、機構構造が簡単となる。
図1は自動車専用道路のトンネル内に設置された消火器箱を含むトンネル非常用設備を示した説明図である。図1に示すように、シールド工法により構築されたトンネル10内は円筒形のトンネル壁面12により覆われ、床版17により仕切られることで道路15が設けられており、この例にあっては、道路15は1方向2車線としている。
(消火栓収納箱の外観構造)
図2は消火器箱を消火栓収納箱と共に示した説明図、図3は上扉を前開きして前扉をスライド落下して開放させた消火器箱を示した説明図、図4は上扉を後開きした消火器箱を示した説明図である。なお、図3では、筐体内に設けられる、後の説明で明らかにする消火器取出し構造の図示は省略している。
図5は前扉及び上扉を閉鎖した消火器箱を正面及び平面から示した説明図、図6は消火器箱の前扉側を内部から見て示した説明図、図7は上扉との係止を解除して前扉をスライド開放させる第1扉開閉機構の機能構成を示した説明図、図8は上扉を閉鎖位置に係止すると共に上扉を後開きさせる第2扉開閉機構を横断面で示した説明図である。
図5乃至図8に示すように、消火器箱20の上面扉開口に配置された上扉32は、前開きハンドル34により操作される前開き機構と、後開きハンドル38により操作される後開き機構を備える。
図5乃至図7に示すように、前扉30における最上部のスライド扉36aの上部中央と上扉32の前縁中央に配置された第1扉開閉機構60は、前開きハンドル34の裏側のハンドル本体34aから両側に軸部材(第1軸部材)66を突出させており、軸部材66の先端は、スライド扉36aの裏面に固定された軸受部68の軸穴68aに挿入されており、これにより上扉32にスライド扉36aを係止させて閉鎖位置に保持させている。
図5及び図6に示すように、上扉32の前縁両端に配置された第2扉開閉機構62は、上扉32の内側に軸部材(第2軸部材)72を扉裏面から浮かせた状態で片持ち支持させており、筐体31側に固定された軸受部70に対し、軸部材72を上方から着脱自在としている。
図5(B)に示すように、上扉32の後縁中央に配置された第3扉開閉機構64は、後開きハンドル38の裏側のハンドル本体(不図示)から両側に軸部材(第3軸部材)74を突出させており、軸部材74の先端は、筐体31の背面内面に固定された軸受部材76の軸穴に挿入されており、上扉32の後縁側を筐体31側に係止させて閉鎖位置に保持させている。
図9は消火器取出し構造の第1実施形態を備えた消火器箱を側面から見た断面により示した説明図であり、図9(A)に上扉及び前扉の閉鎖状態を示し、図9(B)に上扉及び前扉を開いた状態を示し、図9(C)に上扉を後開きした状態を示す。また、図10は図9の消火器取出し構造を備えた消火器箱を正面から見た断面で示した説明図、図11は9における取手係止構造を取り出して示した説明図である。
図9(A)及び図10に示すように、消火器箱20には、消火栓取出し構造の第1実施形態として、消火器50の底部側を着脱自在に収納する収納篭90が設けられ、収納篭90は伸縮自在な吊下げ部材として機能する樹脂製のストリング92により取手94に吊下げられており、取手94は着脱連結部98を備えたリング部材96と止め輪100により構成される取手係止構造により上扉32の裏面に切り離し自在に係止されている。
道路利用者が道路側から消火器箱20に収納されている消火器50を取り出す場合には、図3に示したように、道路利用者は前開きハンドル34をリフトアップすると、前扉30における最上部のスライド扉36aの係止が解除され、スライド扉36aはスライド扉36bと共に自重によりスライド落下して固定扉35の裏側に収納され、前扉30が開放される。
道路利用者が監視員通路側から消火器箱20に収納されている消火器50を取り出す場合には、図4に示したように、道路利用者は監視員通路14から体をかがめて後開きハンドル38をリフトアップすると、上扉32の後縁側の筐体31側に対する係止が解除され、図5及び図6に示した、前縁側に配置された第1扉開閉機構60及び第2扉開閉機構62による共通の軸中心線75を中心に、上扉32は後開きされ、上面扉開口が形成される。
図12は取手係止構造としてボールチャッキ構造を設けた消火器箱の実施形態を示した説明図であり、正面から見た断面の一部で示している。
図13は消火器取出し構造に吊下げ網部を設けた消火器箱の実施形態を示した説明図である。
図14は消火器取出し構造の第2実施形態を備えた消火器箱を側面から見た断面により示した説明図、図15は図14の消火器取出し構造を備えた消火器箱を正面から見た断面で示した説明図、図16は図14における消火器取出し構造を取り出して示した説明図、図17は図14における取手係止構造を取り出して示した説明図、図18は図14のガイドプレートに対するスライダのガイド構造を取り出して示した説明図、図19は図14のガイドプレートに設けられたラッチ機構を取り出して示した説明図である。
図14、図15及び図16に示すように、消火器箱20の筐体31内には、底部に支持された回動軸132により前後方向に回動自在に台座130が配置され、台座130の背後にガイドプレート134が起立されている。
道路利用者が道路側から消火器箱20に収納されている消火器50を取り出す場合には、上扉32及び前扉30の開放操作が行われると、図20に示すように、軸部材74を軸中心線とした上扉32の前開きに伴い、上扉32の裏面に固定されたフック部材152により取手146が軸160を中心に回動され、消火器50から遠ざけた位置に起立する。
道路利用者が監視員通路側から消火器箱20に収納されている消火器50を取り出す場合には、上扉32が後開きされると、図21に示すように、軸部材72を軸中心線とした上扉32の後開きに伴い、上扉32の裏面に固定されているフック部材152により取手146が軸160を中心に回動され、上面扉開口から上方に取手146が飛び出すように起立し、取手146が道路利用者の目の前に出現する。
(第1乃至第3扉開閉機構)
上記の実施形態に示した消火器を吊り上げるか消火器を引き上げる消火器取出し構造は一例であり、上扉側に着脱自在に配置された取手を持って消火器を監視員通路側から取り出す構造であれば、適宜の構造が適用できる。
上記の実施形態は、上扉の前開きに伴い前扉の係止を解除してスライド開放させ、また、前扉を閉鎖位置に保持したまま上扉を後ろ開きさせる構造であれば、適宜の構造が含まれる。
上記の実施形態は、消火栓収納箱の片側に、2本の消火器を収納する消火器箱を配置した場合を例にとっているが、消火栓収納箱の両側に、消火器1本を収納する消火器箱を設けるようにしても良い。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に、上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12:トンネル壁面
14:監視員通路
15:道路
16:消火栓設備
17:床版
18:消火栓収納箱
20:消火器箱
22:ダクト
23:管理用通路
24:給水本管
25:放水制御機構収納部
30:前扉
31:筐体
32:上扉
34:前開きハンドル
34a,38a:ハンドル本体
36a,36b:スライド扉
38:後開きハンドル
42:通報装置パネル
44:赤色表示灯
45:発信器
46:応答ランプ
48:電話ジャック
50:消火器
60:第1扉開閉機構
62:第2扉開閉機構
64:第3扉開閉機構
66,72,74:軸部材
68,70:軸受部
73:支持片
75,85:軸中心線
76:軸受部材
78:リンク
80:移動支点
82:回動支点
84:スライド支点
88:スプリング
90,138:収納篭
92,118:ストリング
94,146:取手
96:リング部材
98:着脱連結部
98a:マグネット
98b:磁性体
98c:プラグ
98d:ソケット
100:止め輪
102:ボールキャッチ構造
104:ボールキャッチ本体
110:チャッキ部材
114:吊下げ網部
120:樹脂被覆金属ワイヤー
130:台座
132:回動軸
134:ガイドプレート
136:スライダ
140:ローラ
142:軌道
144:ラッチ機構
148:吸着支持部
150:金属ワイヤー
152:フック部材
154:ガイド溝
156:マグネット
158:取手基台
160:軸
162:ガイド突起
164:止め板
166:ラッチ爪
168:切欠
170:軸ピン
172:バネ
Claims (9)
- トンネル内に設置され、内部に消火器を収納する消火器箱であって、
設置状態において前記トンネル内の道路に面する前面に開口した前面扉開口に対して設けられた前扉と、
前記前扉とは別に、前記トンネル内の上方側に面する上面に開口した上面扉開口に対して設けられた上扉と、
前記前扉及び前記上扉を相互に連動して開放可能な扉開閉機構と、
を備え、
前記上扉は、前記前扉に連動した開放と、前記前扉を閉鎖状態とした前記前扉に連動しない開放とで開放可能であることを特徴とする消火器箱。
- 請求項1記載の消火器箱に於いて、
前記扉開閉機構は、前記前扉と前記上扉とを相互に係止することによって、前記前扉及び前記上扉を同時に閉鎖状態に保持可能であることを特徴とする消火器箱。
- 請求項1又は2記載の消火器箱に於いて、
前記扉開閉機構は、所定の第1の扉開操作を受けたときに、前記前扉と前記上扉との相互の係止を解除して、前記前扉及び前記上扉を相互に連動して同時に開放することを特徴とする消火器箱。
- 請求項3記載の消火器箱に於いて、
前記扉開閉機構は、前記上扉に対する前記所定の第1の扉開操作を受けたときに、前記上扉の開放に連動して前記前扉を開放することを特徴とする消火器箱。
- 請求項1乃至4の何れかに記載の消火器箱に於いて、
前記前扉は、設置状態において上下方向にスライドすることによって開閉することを特徴とする消火器箱。
- 請求項1乃至5の何れかに記載の消火器箱に於いて、
前記上扉は、前記前扉に連動して開放する場合、設置状態において前面よりも奥行側を回転軸として前開きに開放可能であることを特徴とする消火器箱。
- 請求項1乃至6の何れかに記載の消火器箱に於いて、
前記上扉は、前記前扉に連動しないで開放する場合、設置状態において前面側を回転軸として、前記前扉の閉鎖状態で後開きに開放可能であることを特徴とする消火器箱。
- 請求項7記載の消火器箱に於いて、
前記上扉は、所定の第2の扉開操作を受けたときに、前記後開きに開放することを特徴とする消火器箱。
- 請求項1乃至8の何れかに記載の消火器箱に於いて、
前記前扉が前記道路側に露出し、前記上扉が前記トンネル内の監視員通路の路面側に露出するように、前記監視員通路に埋込み設置されたことを特徴とする消火器箱。
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