JP6953921B2 - バンド用熱可塑性エラストマー組成物 - Google Patents
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Description
成分(A):スチレン系エラストマー及び/又はその水添物
成分(B):炭化水素系ゴム用軟化剤
成分(C):歪み硬化ポリプロピレン
本発明のグリップ又はバンドを有する成形体は、商品価値の高い成形体として各種用途に有用である。
成分(A):スチレン系エラストマー及び/又はその水添物
成分(B):炭化水素系ゴム用軟化剤
成分(C):歪み硬化ポリプロピレン
本発明で用いる成分(A)はスチレン系エラストマー及び/又はその水添物である。成分(A)としては、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、スチレン−イソプレン共重合体ゴム等が挙げられるが、これらの中でも耐熱性及び柔軟性の点から、本発明に用いる成分(A)のスチレン系エラストマーは、スチレン系のブロック共重合体が好ましく、以下の式(1)及び/又は式(2)で表されるビニル芳香族炭化水素と共役ジエンブロックとの共重合体及び/又はその水添物(水素添加誘導体)(以下、「水添ブロック共重合体」と称する場合がある。)であるのがより好ましく、以下の式(1)及び/又は式(2)で表されるビニル芳香族炭化水素と共役ジエンブロックとの共重合体の水添物であるのが更に好ましく、以下の式(1)で表されるスチレン系のブロック共重合体の水添物、即ち、ビニル芳香族炭化水素単位からなる重合体ブロック(S)と、共役ジエン単位からなる重合体ブロック(D)を、S−D−Sの直鎖状トリブロック構造で有するスチレン系のブロック共重合体の水添物が特に好ましい。
(S−D)n …(2)
(式中、Sはビニル芳香族炭化水素単位からなる重合体ブロックを表し、Dは共役ジエン単位からなる重合体ブロックを表し、m及びnは1〜5の整数を表す)
Dの重合体ブロックを構成する共役ジエン単量体としては、ブタジエン及び/又はイソプレンが好ましい。
機器:日本ミリポア社製「150C ALC/GPC」
カラム:昭和電工社製「AD80M/S」3本
検出器:FOXBORO社製赤外分光光度計「MIRANIA」測定
波長:3.42μm
溶媒:o−ジクロロベンゼン
温度:140℃
流速:1cm3/分
注入量:200マイクロリットル
濃度:2mg/cm3
酸化防止剤として2,6−ジ−t−ブチル−p−フェノール0.2重量%添加
本発明で用いる成分(B)の炭化水素系ゴム用軟化剤は、本発明の熱可塑性エラストマー組成物の柔軟性、流動性の向上に有効である。
本発明で用いる成分(C)の歪み硬化ポリプロピレンは、歪み硬化性を示すポリプロピレンである。
本発明の熱可塑性エラストマー組成物において、成分(A)、成分(B)及び成分(C)の配合割合は、好ましくは、成分(A)10〜70重量部、成分(B)10〜70重量部及び成分(C)1〜50重量部である(ただし、成分(A)、成分(B)及び成分(C)の合計を100重量部とする。)。より好ましくは、成分(A)20〜50重量部、成分(B)30〜60重量部、成分(C)18〜40重量部であり、特に好ましくは、成分(A)25〜40重量部、成分(B)40〜50重量部及び成分(C)22〜28重量部である。
また、成分(C)の歪み硬化ポリプロピレンを上記範囲内で含むことにより、他の成分の配合効果を十分に得た上で、耐油性の向上効果を十分に得ることができる。
本発明の熱可塑性エラストマー組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、必要に応じて、成分(A)〜(C)以外の他の成分(本明細書において、単に「その他の成分」と称することがある。)を含有していてもよい。その他の成分としては、成分(A),(C)以外の樹脂やエラストマー(本明細書においてはこれらをまとめて単に「その他の樹脂」と称することがある。)や各種添加剤が挙げられる。
本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、ポリオレフィン樹脂、特にメルトフローレート(230℃、21.18N)が0.1〜2,000g/10分で、歪み硬化性を示さないポリプロピレンを含むことにより、所望の流動性や機械物性に制御することができる。
これらの中でも特にテトラキス[メチレン−3(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタンのような分子量が500以上のものの使用が好ましい。
本発明の熱可塑性エラストマー組成物の製造方法は、特に限定されるものではなく、例えば、常法に従って、成分(A)、成分(B)及び成分(C)と、必要に応じて添加されるその他の成分とをドライブレンドした後、溶融混練することにより製造することができる。
本発明の熱可塑性エラストマー組成物を成形することにより、種々の成形体として用いることができる。成形体の具体例としては、射出成形体、押出成形体等が挙げられる。本発明の熱可塑性エラストマー組成物には、通常の射出成形法、押出成形法等の各種成形方法を用いることができる。
本発明のグリップ用熱可塑性エラストマー組成物を成形してなる本発明のグリップは、例えば、はさみ、ドライバー、歯ブラシ、自転車、オートバイ、自動車、スキーストック、ゴルフクラブ、ボールペン、シャープペンシル、カミソリ、包丁などの握り部などに用いられる。該握り部は、通常、本発明のグリップ用熱可塑性エラストマー組成物からなるグリップと基材部用樹脂(例えば、ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリメタクリル酸エステル樹脂、アクリロニトリル−スチレン樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂など)からなる基材部との積層成形体となっている。
該積層成形体の製造方法には特に制限はなく、押出成形、射出成形、中空成形、圧縮成形、カレンダー成形など公知の方法を用いて本発明のグリップ用熱可塑性エラストマー組成物をグリップに加工し該グリップをブラシの柄や筆記具の軸体などの基材部に嵌着してもよく、また、本発明の樹脂組成物と基材部用樹脂とを複合成形(例えば2色成形)してもよい。
本発明のバンド用熱可塑性エラストマー組成物を成形してなる本発明のバンドは、前記の熱可塑性エラストマー組成物を、従来公知の方法、例えば熱プレス、射出成形、押出成形、カレンダー成形することにより得られる。さらに、押出成形やカレンダー成形したシートやフィルムを圧縮成形によって細部を加工する2工程による成形方法を用いてもよい。2色成形やインサート成形等の2種材料による複合射出成形、あるいは多層押出成形によって、本発明の熱可塑性エラストマー組成物とプロピレン系樹脂等の硬質樹脂を一体成形してもよい。
<成分(A)>
A−1: クレイトンポリマー社製「クレイトン(登録商標)G1651HU」
スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体
(前記式(1)で表されるもの)
重量平均分子量:25万
スチレン含有量:33重量%
A−2:クラレ社製「セプトン(登録商標)4055」
スチレン−イソプレン/ブタジエン−スチレンブロック共重合体の水添物
(前記式(1)で表されるもの)
重量平均分子量:25万
スチレン含有量:30重量%
B−1:出光興産社製「ダイアナ プロセスオイルPW90」
パラフィン系オイル
動粘度(40℃):90センチストークス
C−1:日本ポリプロピレン社製「WAYMAX MFX3」歪み硬化ポリプロピレン
MFR:8g/10分
C−2:日本ポリプロピレン社製「WAYMAX MFX8」歪み硬化ポリプロピレン
MFR:1g/10分
C−3:カネカ社製「SLB039N」歪み硬化ポリプロピレン
MFR:60g/10分
(ポリプロピレン)
D−1:ポリプロピレン
日本ポリプロピレン社製「ノバテックPP(登録商標)SA06GA」
歪み硬化性を示さないポリプロピレン
MFR:60g/10分
E−1:酸化防止剤
BASF社製「イルガノックス(登録商標)1010」
ヒンダードフェノール系酸化防止剤
F−1:着色剤
大日精化工業社製「PC40C」
カーボンマスターバッチ
ポリエチレン含有量:60重量%
カーボン含有量:40重量%
<射出成形性:MFR>
実施例、参考例及び比較例で得られた熱可塑性エラストマー組成物のペレットについて、ISO1133に準拠し、メルトインデクサー(東洋精機製作所製)を用い、230℃、21.18Nの条件でMFRを測定した。MFRが高いほど流動性が高く、射出成形性に優れており、10g/10分以上が好ましく、20g/10分以上が更に好ましい。
実施例、参考例及び比較例で製造された射出成形体(120mm×80mm×2mm)について、ISO7619に準拠してデュロA硬度を測定し、柔軟性を評価した。デュロA硬度はその値が小さいほど柔軟性に優れることを示し、95以下であることが好ましい。なお、本発明における熱可塑性エラストマー組成物における柔軟性においては、デュロA硬度は±4の範囲においては同等である。
実施例、参考例及び比較例で製造された射出成形体(120mm×80mm×2mm)を50mm×25mmのサイズに打抜いた。打抜いたサンプルを流動パラフィンの入ったガラス管内に、80℃で24時間浸漬し、その前後での重量の測定値から、下記式により重量変化率(%)を算出した。重量変化率(%)は小さい程耐油性に優れる。
重量変化率(%)=(浸漬後重量/浸漬前重量)×100
表−1〜表−3に示す配合で原料を混合し、得られた混合物を二軸混練機により溶融混練(シリンダー温度180℃〜200℃)し、熱可塑性エラストマー組成物のペレットを製造した。
得られた熱可塑性エラストマー組成物のペレットを用いてMFRの測定を行い、結果を表−1〜表−3に示した。
また、得られた熱可塑性エラストマー組成物を、型締力180tで、電動の射出成形機(住友重機械工業株式会社製)で、シリンダー温度200℃、金型温度40℃にて、縦120mm×横80mm×厚さ2mmのシート状の金型中に射出速度30mm/秒で射出充填した。充填完了後30秒間冷却してから射出成形体を取り出した。得られた射出成形体について柔軟性と耐油性の評価を行い、結果を表−1〜表−3に示した。
表−1〜表−3から次のことが言える。
実施例及び参考例と比較例とで、デュロA硬度が同等である実施例1〜3、参考例4,5及び実施例9〜11、参考例12と比較例1及び比較例3を対比すると、耐油浸漬試験による重量変化率が比較例1,3よりも、実施例1〜3,参考例4,5及び実施例9〜11、参考例12の方が低い。これにより、成分(C)を含むことによって、柔軟性を維持しつつ耐油性を向上できることがわかる。
また、上記の実施例1〜3、参考例4,5及び実施例9〜11、参考例12と比較例1及び比較例3よりも、デュロA硬度が低く、より柔軟な領域でデュロA硬度が同等の参考例6〜8及び参考例13〜15と比較例2,4とを対比しても、耐油浸漬試験による重量変化率が比較例2,4よりも、参考例6〜8及び参考例13〜15の方が低い。これにより、デュロA硬度が低くなっても(柔軟性が高くなっても)、成分(C)を含むことによって、耐油性の低下を抑制できることがわかる。
Claims (3)
- バンド用熱可塑性エラストマー組成物であって、下記成分(A)、成分(B)及び成分(C)を含み、かつ成分(A)〜(C)の合計100重量部に対し、成分(A)20〜50重量部、成分(B)30〜60重量部及び成分(C)18〜40重量部を含む(ただし、成分(A)と成分(B)との重量比[成分(A)の重量]:[成分(B)の重量]が30:70〜45:55の範囲外である場合を除く)熱可塑性エラストマー組成物。
成分(A):スチレン系エラストマー及び/又はその水添物
成分(B):炭化水素系ゴム用軟化剤
成分(C):歪み硬化ポリプロピレン - 前記成分(A)〜(C)の合計100重量部に対し、成分(A)25〜40重量部、
成分(B)40〜50重量部及び成分(C)22〜28重量部を含む(ただし、成分(A)と成分(B)との重量比[成分(A)の重量]:[成分(B)の重量]が30:70〜45:55の範囲外である場合を除く)、請求項1に記載の熱可塑性エラストマー組成物。 - 請求項1又は2に記載の熱可塑性エラストマー組成物からなるバンド。
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