JP6950510B2 - 流路部材、液体噴射装置及び流路部材の製造方法 - Google Patents

流路部材、液体噴射装置及び流路部材の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、液体の流路を形成する流路部材、流路部材を備える液体噴射装置、及び流路部材の製造方法に関する。
特許文献1には、流路部材の一例として、光吸収性部材と光透過性部材とをレーザー光によって溶着することで形成された流路を有する流路構造体が記載されている。
特開2017−24387号公報
特許文献1に記載された流路構造体においては、光透過性部材と対向する側から流路内を視認できる。換言すると、この流路構造体においては、光透過性部材と対向する一方向からしか流路内を視認できない。
本発明の課題は、複数の方向から流路内を視認できる流路部材、液体噴射装置及び流路部材の製造方法を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段について記載する。
上記課題を解決する流路部材は、複数の流路形成部材により液体の流路を形成する流路部材であって、レーザー光に対して吸収性を有する光吸収性部材からなる第1流路形成部材と、前記レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなり、前記第1流路形成部材の第1面に溶着されることで前記流路の下流側部分である第1流路を形成する第2流路形成部材と、前記レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなり、前記第1流路形成部材の第2面に溶着されることで前記流路の上流側部分である第2流路を形成する第3流路形成部材と、を備え、前記第1面と前記第2面は、それぞれの面に沿う平面が交わるように設けられる。
液体噴射装置の一実施形態を模式的に示す正面図。 キャリッジの斜視図。 流路部材及び接続部材の斜視図。 流路部材の斜視図。 流路部材における第1面の正面図。 流路部材における第2面の正面図。 流路部材が取り外されたキャリッジの斜視図。 図5におけるA−A線矢視断面図。 第1配置工程及び第1照射工程を模式的に示す断面図。 第2配置工程及び第2照射工程を模式的に示す断面図。 流路部材における第1の変形例を模式的に示す断面図。 流路部材における第2の変形例を模式的に示す断面図。 流路部材における第3の変形例を模式的に示す断面図。 流路部材における第4の変形例を模式的に示す断面図。
以下、液体噴射装置の一実施形態について図を参照しながら説明する。液体噴射装置は、例えば、用紙等の媒体に液体の一例であるインクを噴射することによって、文字、写真等の画像を記録するインクジェット式のプリンターである。
図1に示すように、液体噴射装置11は、筐体12と、媒体Sを支持する支持台13と、液体を噴射する液体噴射部14とを備える。液体噴射装置11は、液体を収容する液体収容部15と、液体噴射部14のメンテナンスを実行する排出機構16とを備える。支持台13、液体噴射部14、液体収容部15及び排出機構16は、筐体12内に位置する。
筐体12は、幅方向Xが長手方向となる直方体形状を有する。支持台13は、筐体12内において、幅方向Xの中央寄り且つ鉛直方向Zの下方寄りに位置する。支持台13は、例えば筐体12内を搬送方向Yに搬送される媒体Sを支持する。搬送方向Yは、幅方向X及び鉛直方向Zと異なる方向である。液体噴射装置11は、例えば、媒体Sをセット可能なカセット、トレイ等から支持台13に向けて媒体Sを搬送する。
液体噴射部14は、筐体12内において支持台13の上方に位置する。液体噴射部14は、筐体12内において幅方向Xに延びるガイド軸17と、ガイド軸17に支持されるキャリッジ18と、キャリッジ18に搭載される液体噴射ヘッド19とを有する。キャリッジ18は、ガイド軸17に沿って往復移動可能とされる。液体噴射ヘッド19は、液体を噴射するためのノズル21を有する。液体噴射ヘッド19において、ノズル21が形成される面はノズル面22とされる。ノズル面22は、印刷時において支持台13と対向する面である。液体噴射ヘッド19は、キャリッジ18とともに幅方向Xに移動しながら、支持台13に支持される媒体Sにノズル21から液体を噴射する。
液体収容部15は、筐体12内において、幅方向Xの一端寄り且つ鉛直方向Zの上方寄りに位置する。液体収容部15は、液体噴射部14が噴射するための液体を収容する。液体収容部15は、筐体12に対して着脱可能に構成されてもよいし、外部から液体を補充可能に構成されてもよい。
液体収容部15は、供給流路23を介して液体噴射ヘッド19と接続される。供給流路23は、液体収容部15に収容される液体を液体噴射部14に供給するための流路である。供給流路23は、例えば可撓性を有するチューブである。この場合、供給流路23は、液体噴射ヘッド19の移動に伴って変形する。
排出機構16は、幅方向Xにおいて支持台13と隣り合うように位置する。排出機構16は、液体噴射ヘッド19をキャッピングするキャップ24と、液体噴射ヘッド19から排出される液体を廃液として収容する廃液タンク25とを有する。排出機構16は、キャップ24と廃液タンク25とを接続する廃液流路26と、廃液流路26の途中に配置されるポンプ27とを有する。キャッピングとは、キャップ24が液体噴射ヘッド19に接触することによりノズル21を含む空間を形成することである。
排出機構16が液体噴射ヘッド19にメンテナンスを実行する際、液体噴射ヘッド19は、排出機構16の直上となる位置に向けて移動する。次に、キャップ24が液体噴射ヘッド19に接近して、液体噴射ヘッド19をキャッピングする。このとき、液体噴射ヘッド19がキャップ24に対して接近することによりキャッピングしてもよい。
キャップ24が液体噴射ヘッド19をキャッピングした状態でポンプ27が駆動すると、キャップ24内の空間が負圧になる。これにより、ノズル21から強制的に液体が排出される。キャップ24内に排出された液体は、廃液流路26を通じて廃液タンク25に収容される。このような動作は吸引クリーニングと呼ばれる。すなわち、排出機構16は、液体噴射ヘッド19に対して吸引クリーニングを実行する。
本実施形態では、幅方向Xにおいて、キャップ24によりキャッピング可能となる液体噴射ヘッド19の位置をホーム位置とする。幅方向Xにおいて、ホーム位置とは反対側となる位置を反ホーム位置とする。幅方向Xにおいて、排出機構16はホーム位置寄りに位置し、液体収容部15は反ホーム位置寄りに位置する。
液体噴射装置11は、例えば液体噴射ヘッド19内の液体を加圧することによって、ノズル21から液体を排出する加圧クリーニングを実行する場合もある。加圧クリーニングによって排出される液体は、排出機構16のキャップ24によって受け止められてもよいし、その他の部材によって受け止められてもよい。
液体噴射装置11は、ノズル21内で液体が増粘又は固化することを抑制するために、印刷とは無関係の液体をノズル21から噴射するフラッシングを実行する場合もある。フラッシングによって排出される液体は、排出機構16のキャップ24によって受け止められてもよいし、その他の部材によって受け止められてもよい。
吸引クリーニング、加圧クリーニング等によりノズル21から液体を排出すると、ノズル面22が液体により汚れることがある。そのため、液体噴射装置11は、ノズル面22に接触して払拭する払拭部を備えるとよい。払拭部は、例えばゴムワイパー、布ワイパーで構成される。
図2に示すように、キャリッジ18には、流路部材31及び接続部材32が取り付けられる。キャリッジ18は、上部が開口する箱体状をなすように構成される。キャリッジ18は、開口する上部を覆うためのカバーを備えてもよい。
流路部材31及び接続部材32は、キャリッジ18内に位置する。流路部材31は、キャリッジ18内において接続部材32及び供給流路23と接続される。接続部材32は、キャリッジ18内において流路部材31及び液体噴射ヘッド19と接続される。そのため、供給流路23から供給される液体は、流路部材31及び接続部材32を介して液体噴射ヘッド19に供給される。
供給流路23は、キャリッジ18内に向けて延びる。供給流路23は複数設けられ、本実施形態では4本並んで設けられる。供給流路23はそれぞれ異なる種別の液体を供給する。そのため、本実施形態の液体収容部15は、供給流路23に対応して4つ設けられ、それぞれ異なる種別の液体を収容する。供給流路23は、例えばブラック、シアン、マゼンタ、イエローのインクをそれぞれ供給する。供給流路23は、4本に限らず3本以下でもよいし5本以上でもよい。供給流路23は、複数設けずともよく、例えば1本だけでもよい。キャリッジ18には、液体噴射ヘッド19に電気を供給するフレキシブルケーブル28が取り付けられる。フレキシブルケーブル28は、キャリッジ18内に向けて、供給流路23に沿うように延びる。
図2及び図3に示すように、流路部材31は、ホルダー33に保持される。流路部材31は、ホルダー33を介してキャリッジ18に取り付けられる。ホルダー33は板金で構成されるとよい。この場合、ホルダー33は、流路部材31を補強するための補強板としても機能する。ホルダー33は、ねじ34によりキャリッジ18に固定される。流路部材31は、ねじ34を外すことにより、ホルダー33とともにキャリッジ18から取り外される。ねじ34は、キャリッジ18内を上方から見たときに視認しやすい位置に位置する。
ホルダー33は、流路部材31を保持するための第1孔35及び第2孔36を有する。第1孔35及び第2孔36は、流路部材31を幅方向Xで挟み込むように位置する。第1孔35は、幅方向Xにおいてホーム位置寄りに位置する。第2孔36は、幅方向Xにおいて反ホーム位置寄りに位置する。第1孔35には、流路部材31が有する突起37が挿入される。第2孔36には、流路部材31を保持するためのねじ38が挿入される。
流路部材31と接続される供給流路23の端部には、複数の供給流路23を横並びの状態で保持するための保持体39と、流路部材31と接続されるための接続体41とが設けられる。複数の供給流路23は、保持体39によって一体的に取り扱うことが可能とされる。供給流路23は、接続体41を介して流路部材31と接続される。
ホルダー33は、保持体39を保持するための切欠42を有する。保持体39は、切欠42に引っ掛けることが可能な爪43を有する。爪43を切欠42に引っ掛けることにより、ホルダー33に対する保持体39の姿勢が安定化される。保持体39は、供給流路23を流路部材31に取り付ける際に、爪43が切欠42に引っ掛かるように構成される。
接続体41は、例えば、供給流路23と流路部材31とをシールするためのシール部材を有する。接続体41は、供給流路23を流路部材31に取り付けることによって両者をシールする。接続体41は、ホルダー33が流路部材31を保持するためのねじ38によって流路部材31に固定される。
図3に示すように、流路部材31は、供給流路23が接続されるための上流側接続部44を有する。上流側接続部44は、液体収容部15に一端が接続される供給流路23の他端と接続される。供給流路23は、液体収容部15と流路部材31とを接続する第1接続流路として機能する。
流路部材31は、接続部材32が接続されるための下流側接続部45を有する。下流側接続部45は、液体噴射ヘッド19に一端が接続される接続部材32の他端と接続される。接続部材32は、流路部材31と液体噴射ヘッド19とを接続する第2接続流路として機能する。
図4、図5及び図6に示すように、流路部材31は液体の流路46を有する。流路46は、液体噴射ヘッド19に液体を供給する流路の少なくとも一部を構成する。流路部材31は、第1流路形成部材47と、第2流路形成部材48と、第3流路形成部材49とを有する。
第2流路形成部材48及び第3流路形成部材49は、第1流路形成部材47に取り付けられる。第2流路形成部材48は、第1流路形成部材47の第1面51に溶着される。第3流路形成部材49は、第1流路形成部材47の第2面52に溶着される。第1面51及び第2面52は、第1流路形成部材47において、それぞれ第1面51、第2面52に沿う平面が互いに交わるように設けられる面である。すなわち、第1面51及び第2面52は、互いに異なる方向を向く。
第2流路形成部材48及び第3流路形成部材49は、第1流路形成部材47に対し、レーザー光によってレーザー溶着される。第1流路形成部材47は、レーザー光に対して吸収性を有する光吸収性部材からなる。第2流路形成部材48及び第3流路形成部材49は、レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなる。第1流路形成部材47は、少なくとも第2流路形成部材48及び第3流路形成部材49よりも、レーザー光に対して高い吸収性を有する。第2流路形成部材48及び第3流路形成部材49は、少なくとも第1流路形成部材47よりも、レーザー光に対して高い透過性を有する。
光吸収性部材として、例えば黒色の樹脂が好ましい。光吸収性部材として、例えばポリアミド(PA)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等に、カーボンブラック、染料、顔料等の所定の着色材を混入したものを採用できる。光透過性部材として、例えば透明又は半透明の樹脂が好ましい。透過性を有する第2流路形成部材48、第3流路形成部材49を介して第1流路形成部材47の第1面51及び第2面52が視認可能となる。流路46には、液体の他に気泡が流れる場合がある。第1面51及び第2面52を視認可能とすることにより、流路46内における気泡の有無を視認できる。
流路46内の気泡がノズル21に流れると、液体を正常に噴射することができず、印刷品質に影響する。そのため、媒体Sに画像を印刷する場合においては、気泡が液体噴射ヘッド19へ流れないことが好ましい。流路46内に気泡がある場合には、加圧クリーニング、吸引クリーニング等を実行するとよい。加圧クリーニング、吸引クリーニング等を実行すると、気泡が液体とともにノズル21から排出される。
光透過性部材として、例えばポリアミド(PA)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ABS樹脂、アクリル樹脂(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等を採用できる。なお、必要に応じてガラス繊維、炭素繊維等の補強繊維、着色材を添加した樹脂材料を用いてもよい。
第2流路形成部材48が第1流路形成部材47の第1面51に溶着されると、流路46の下流側部分である第1流路53が形成される。第3流路形成部材49が第1流路形成部材47の第2面52に溶着されると、流路46の上流側部分である第2流路54が形成される。すなわち、流路部材31は、複数の流路形成部材47、48、49により液体の流路46を形成する。第1流路53は、第1面51に沿って延びるように形成される。第2流路54は、第2面52に沿って延びるように形成される。そのため、流路部材31は、流路46内で異なる方向に移動する気泡の移動を視認可能に構成される。
第1流路53及び第2流路54は、第1流路形成部材47が有する貫通路55を介して連なる。貫通路55は、第1流路53の上流端且つ第2流路54の下流端に位置する。第1流路53の下流端には、下流側接続部45と連なる下流接続路56が設けられる。第2流路54の上流端には、上流側接続部44と連なる上流接続路57が設けられる。下流接続路56により、下流側接続部45は第1流路53の下流側と連なる。上流接続路57により、上流側接続部44は第2流路54の上流側と連なる。
下流接続路56は、第1面51において一列に並ぶように配列される。上流接続路57は、第2面52において一列に並ぶように配列される。下流接続路56は、上流接続路57と比較して、間隔が少し広くなるように並ぶ。下流接続路56の配列と上流接続路57の配列とが異なるように第1流路53及び第2流路54を形成すると、流路46を流れる液体の配列を液体収容部15から液体噴射ヘッド19に向かう途中で変更できる。例えば、供給流路23においてブラック、シアン、マゼンタ、イエローの順に並んで液体が流れている場合に、接続部材32においてはブラック、マゼンタ、イエロー、シアンの順に並んで液体が流れるように、流路部材31によって液体の配列を変更できる。本実施形態の流路部材31は、上流接続路57の配列と貫通路55の配列とが異なるように構成される。
第1面51及び第2面52には、垂直に突出するリブ58、59が設けられる。リブ58、59は、それぞれ第1面51、第2面52において環状をなすように延びる。第2流路形成部材48及び第3流路形成部材49は、第1流路形成部材47に対してそれぞれリブ58、59の先端に溶着される。そのため、リブ58、59の先端面が、第2流路形成部材48及び第3流路形成部材49に対する第1流路形成部材47の溶着面となる。リブ58の先端面は第1面51の一部である。リブ59の先端面は第2面52の一部である。リブ58に第2流路形成部材48が溶着されることにより、リブ58によって囲まれる第1流路53が形成される。リブ59に第3流路形成部材49が溶着されることにより、リブ59によって囲まれる第2流路54が形成される。
流路部材31は、第1面51が鉛直方向Zの上方を向く面となるようにキャリッジ18に取り付けられることが好ましい。こうすると、筐体12内を上方から覗き込んだ場合に、流路部材31の第1面51を目視しやすくなり、第1流路53内を視認しやすくなる。
流路部材31は、鉛直方向Zにおいて第1面51が第2面52よりも上方に位置するようにキャリッジ18に取り付けられることが好ましい。この場合、第2面52に設けられる第2流路54は、鉛直方向Zにおいてその下方から上方に向けて延びる。これにより、第2流路54内の気泡は、その浮力によって第1流路53に流れやすくなる。その結果、流路46内の気泡が第1流路53に集まりやすくなる。気泡を第1流路53に集めることにより、流路46内の気泡を第1面51から視認できる。
本実施形態の流路部材31は、第1面51が水平となるようにキャリッジ18に取り付けられる。そのため、第1面51に設けられる第1流路53は水平に延び、第2面52に設けられる第2流路54は鉛直に延びる。第2流路54は、上流から下流にかけて、下方から上方に向けて延びる。第1流路53は、上流から下流にかけて、第2面52が位置する側からその反対側に向けて、すなわち幅方向Xにおいて反ホーム位置側からホーム位置側に向けて延びる。
図3及び図4に示すように、下流側接続部45は、第1流路形成部材47に設けられる。下流側接続部45は、鉛直方向Zにおいて第1面51より下方に位置することが好ましい。こうすると、第1流路53内の気泡が下流側接続部45を通じて液体噴射ヘッド19側に流れにくくなる。換言すると、気泡を第1流路53内に溜めることができる。
下流側接続部45は、第1流路形成部材47において第1面51とは反対側の面となる第4面61に設けられる。下流側接続部45は、第4面61から垂直に延びる。本実施形態の下流側接続部45は、円筒状に設けられ、第4面61から鉛直方向Zの下方に向けて延びる。
上流側接続部44は、第1流路形成部材47に設けられる。上流側接続部44は、第1流路形成部材47において第2面52とは反対側となる第3面62に設けられるとよい。この場合、上流側接続部44が水平に延びるため、流路部材31よりも上流にある気泡、例えば供給流路23内の気泡が第2流路54に流れやすくなる。その結果、流路46内の気泡を視認しやすくなる。上流側接続部44は、第3面62から垂直に延びる。本実施形態の上流側接続部44は、円筒状に設けられ、幅方向Xにおいて反ホーム位置側からホーム位置側に向けて延びる。
図2及び図7に示すように、接続部材32は、接続部材32を保護する保護部材65とともにねじ66により液体噴射ヘッド19と固定される。接続部材32は、キャリッジ18内において流路部材31よりも下方に位置する。接続部材32は、液体噴射ヘッド19と固定された状態で、ねじ34によりキャリッジ18に固定される。
保護部材65は、例えば板金で構成される。保護部材65は、流路部材31のホルダー33が有する係止片67と対応する板ばね68を有する。板ばね68は、保護部材65の端部に位置し、上方に向けて延びる。ホルダー33は、係止片67が板ばね68に引っ掛かることによって、キャリッジ18に固定される接続部材32に対して仮止めされる。
ホルダー33は、接続部材32と液体噴射ヘッド19とを固定するねじ66を上方から覆うように突出する突出片69を有する。突出片69は、ホルダー33において、係止片67と隣り合うように位置する。突出片69により、上方からキャリッジ18内を見たときにねじ66が視認しにくくなる。これにより、流路部材31をキャリッジ18から取り外す際に、ねじ66が外される虞が低減される。すなわち、流路部材31をキャリッジ18から取り外す際に、接続部材32が液体噴射ヘッド19から取り外される虞が低減される。
図3及び図7に示すように、接続部材32は、液体の流路71を有する。この流路71は、液体噴射ヘッド19に液体を供給する流路の少なくとも一部である。接続部材32は、ベース部材72と、第1カバー部材73と、第2カバー部材74とを有する。第1カバー部材73及び第2カバー部材74は、ベース部材72に取り付けられる。第1カバー部材73は、ベース部材72の下面75に溶着される。第2カバー部材74は、ベース部材72の上面76に溶着される。下面75及び上面76は、互いに平行に延びる面であり、本実施形態においては水平に延びる。
接続部材32は、流路部材31と接続するための第1接続管77と、液体噴射ヘッド19と接続するための第2接続管78とを有する。第1接続管77は、接続部材32の上面76から上方に向けて垂直に延び、流路部材31の下流側接続部45と接続される。第2接続管78は、接続部材32の下面75から下方に向けて垂直に延び、液体噴射ヘッド19と接続される。流路71は、第1接続管77と第2接続管78との間を延びる。
接続部材32が有する流路71は、ベース部材72に第1カバー部材73及び第2カバー部材74が取り付けられることで形成される。第1カバー部材73は、ベース部材72の下面75の一部に溶着される。第2カバー部材74は、ベース部材72の上面76の一部に溶着される。第1カバー部材73及び第2カバー部材74はレーザー溶着によってベース部材72に取り付けられることが好ましい。そのため、ベース部材72は、第1流路形成部材47と同様に、レーザー光に対して吸収性を有する光吸収性部材からなる。第1カバー部材73及び第2カバー部材74は、第2流路形成部材48及び第3流路形成部材49と同様に、レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなる。こうすると、第1カバー部材73及び第2カバー部材74を介して、ベース部材72の下面75及び上面76が視認可能となる。
第1カバー部材73及び第2カバー部材74は、ベース部材72に対して熱溶着されてもよい。この場合、第1カバー部材73及び第2カバー部材74は、フィルム、シートのように薄い膜状の部材であることが好ましい。第1カバー部材73及び第2カバー部材74は、熱溶着に限らず、その他の方法によって溶着されてもよい。第1カバー部材73及び第2カバー部材74として、採用する溶着方法に適した部材を選択できる。
第1カバー部材73がベース部材72の下面75に溶着されると、流路71の上流側部分である上流側流路81が形成される。第2カバー部材74がベース部材72の上面76に溶着されると、流路71の下流側部分である下流側流路82が形成される。上流側流路81及び下流側流路82は、ベース部材72が有する貫通路83を介して連なる。貫通路83は、上流側流路81の下流端且つ下流側流路82の上流端に位置する。上流側流路81の上流端には、第1接続管77と連なる上流接続路84が設けられる。下流側流路82の下流端には、第2接続管78と連なる下流接続路85が設けられる。
接続部材32の下面75及び上面76には、垂直に突出するリブ86、87が設けられる。リブ86、87は、それぞれ下面75、上面76において環状をなすように延びる。第1カバー部材73及び第2カバー部材74は、ベース部材72に対してそれぞれリブ86、87の先端に溶着される。そのため、リブ86、87の先端面が、第1カバー部材73及び第2カバー部材74に対するベース部材72の溶着面となる。リブ86の先端面は下面75の一部である。リブ87の先端面は上面76の一部である。リブ86に第1カバー部材73が溶着されることにより、リブ86によって囲まれる上流側流路81が形成される。リブ87に第2カバー部材74が溶着されることにより、リブ87によって囲まれる下流側流路82が形成される。
図8に示すように、第1接続管77と接続される下流側接続部45は、その内部に漏れ止め機構91を有する。漏れ止め機構91は、弁体92と、押付部材93と、弾性部材94とを有する。弁体92は、例えば樹脂材料やエラストマー、ゴム等で形成され、下流側接続部45内を移動可能とされる。押付部材93は、例えばばねで構成され、弁体92を下流側接続部45の先端に向けて押し付ける。弾性部材94は、弾性変形可能に構成され、例えばエラストマー、ゴム等で形成される。弾性部材94は、環状をなすように形成され、下流側接続部45内においてその先端寄りに位置する。弾性部材94は、押付部材93により押し付けられる弁体92と接触する。漏れ止め機構91は、弁体92と弾性部材94とが接触することにより下流側接続部45を閉塞し、下流側接続部45から液体が漏れ出ることを抑制する。
接続部材32と流路部材31とを接続する際、第1接続管77が下流側接続部45に挿入される。このとき、複数の第1接続管77が複数の下流側接続部45に一斉に挿入されるため、異なる種別の液体が流れる下流側接続部45に第1接続管77を誤って挿入する虞が小さい。
第1接続管77を下流側接続部45に挿入する際、第1接続管77は、まず、下流側接続部45内において環状の弾性部材94に挿入される。第1接続管77は、その外周と弾性部材94の内周とが接触することにより、弾性部材94にシールされる。弾性部材94は、下流側接続部45内において、第1接続管77をその径方向にシールする。第1接続管77が弾性部材94に挿入される際に弾性部材94に加わる外力は、第1接続管77の外径と弾性部材94の内径とによって決まる。すなわち、第1接続管77の挿入量によらず弾性部材94に加わる外力がほぼ一定となるため、弾性部材94が長寿命となる。
第1接続管77をそのまま下流側接続部45に挿入すると、第1接続管77が弁体92と接触する。第1接続管77は、押付部材93の押付力に抗して弁体92を移動させる。弁体92は、第1接続管77に押されることによって、下流側接続部45の先端から基端に向けて移動し、弾性部材94から離れる。弁体92と弾性部材94とが非接触となると、下流側接続部45が開放され、第1接続管77に液体を供給可能となる。
接続部材32から流路部材31を取り外す際、第1接続管77が下流側接続部45から抜き出される。第1接続管77が下流側接続部45から抜き出されることに伴い、弁体92は、押付部材93の押付力によって移動し、弾性部材94に接触する。これにより、下流側接続部45が閉塞される。そのまま第1接続管77を下流側接続部45から抜き出すと、第1接続管77が弾性部材94から抜き出される。すなわち、弾性部材94による第1接続管77のシールが解除される。このように、漏れ止め機構91は、流路部材31と接続部材32との着脱時における液体の漏れ出しを抑制する。
第1流路形成部材47において、第1面及び第4面61は、互いに平行に延びる。第2面52及び第3面62は、互いに平行に延びる。第1面51及び第4面61に沿って延びる仮想面F1、第2面52及び第3面62に沿って延びる仮想面F2を考えると、仮想面F1及び仮想面F2は互いに交わる。
次に、上記のように構成される流路部材31の製造方法について説明する。
図9に示すように、まず、第1流路形成部材47の第1面51と第2流路形成部材48とが接触するように配置する。本実施形態では、第1面51のリブ58の先端と第2流路形成部材48とが接触するように配置する。このように配置することを第1配置工程と呼ぶ。
第1流路形成部材47の第1面51と第2流路形成部材48とが接触するように配置した後、第1流路形成部材47の第1面51と第2流路形成部材48とが接触する位置に光源装置96からレーザー光Lを照射する。本実施形態では、リブ58に沿うようにレーザー光Lを照射する。このようにレーザー光Lを照射することを第1照射工程と呼ぶ。すなわち、第1配置工程を実行した後に、第1照射工程を実行する。
照射されたレーザー光Lは、光透過性部材からなる第2流路形成部材48を透過し、光吸収性部材からなる第1流路形成部材47に吸収される。第1流路形成部材47がレーザー光Lを吸収すると、熱が発生する。この熱によって第1流路形成部材47及び第2流路形成部材48が溶融し、互いに溶着される。
図10に示すように、次に、第1流路形成部材47の第2面52と第3流路形成部材49とが接触するように配置する。本実施形態では、第2面52のリブ59の先端と第3流路形成部材49とが接触するように配置する。このように配置することを第2配置工程と呼ぶ。
第1流路形成部材47の第2面52と第3流路形成部材49とが接触するように配置した後、第1流路形成部材47の第2面52と第3流路形成部材49とが接触する位置に光源装置96からレーザー光Lを照射する。本実施形態では、リブ59に沿うようにレーザー光Lを照射する。このようにレーザー光Lを照射することを第2照射工程と呼ぶ。すなわち、第2配置工程を実行した後に第2照射工程を実行する。
照射されたレーザー光Lは、光透過性部材からなる第3流路形成部材49を透過し、光吸収性からなる第1流路形成部材47に吸収される。第1流路形成部材47がレーザー光Lを吸収することによって発生する熱により、第1流路形成部材47及び第2流路形成部材48が溶融し、互いに溶着される。
流路部材31を製造する際、第1流路形成部材47に対して第3流路形成部材49を溶着させてから第2流路形成部材48を溶着させてもよい。すなわち、第2配置工程及び第2照射工程を実行した後に、第1配置工程及び第1照射工程を実行してもよい。
光源装置96として、ガルバノミラーを用いた装置が好ましい。レーザー溶着は、熱溶着、超音波溶着、接着剤による溶着など、その他の溶着方法と比較して、溶着のムラを低減できる。流路部材31をレーザー溶着で形成する場合、第2流路形成部材48及び第3流路形成部材49として厚みのある板状の部材を採用できる。そのため、第2流路形成部材48及び第3流路形成部材49としてフィルム状、シート状の部材を採用する場合と比較して、流路部材31の耐久性を向上できる。
次に、上記のように構成された流路部材31を備える液体噴射装置11の作用及び効果について説明する。
(1)流路部材31の流路46は、光吸収性部材からなる第1流路形成部材47と、光透過性部材からなる第2流路形成部材48及び第3流路形成部材49とによって形成される。第2流路形成部材48及び第3流路形成部材49は、第1流路形成部材47においてそれぞれ第1面51及び第2面52に溶着される。第1面51及び第2面52は、第1流路形成部材47において互いに異なる方向を向く面である。流路部材31の流路46のうち、第1面51と対向する側から第2流路形成部材48を介して第1流路53を視認でき、第2面52と対向する側から第3流路形成部材49を介して第2流路54内を視認できる。したがって、複数の方向から流路46内を視認できる。
(2)第1面51が上方を向くため、比較的目視しやすい上方から第1流路53内を視認できる。これにより、流路46内を視認しやすくできる。
(3)流路46内の液体に気泡が存在する場合、その気泡は浮力によって上方に移動する。第1面51は、鉛直方向Zにおいて第2面52よりも上方に設けられる。すなわち、流路部材31において第1面51が第2面52よりも上方に設けられるため、流路46の上流側部分を構成する第2流路54は、鉛直方向Zの上方に向けて延びる。これにより、第2流路54を流れる気泡は、上方から目視しやすい第1流路53へ移動しやすい。これにより、流路46内の気泡を視認しやすくできる。
(4)下流側接続部45は第1面51よりも下方に位置するため、流路46内の気泡が下流側接続部45に流れにくい。これにより、第1流路53内に気泡を溜めることができる。
(5)第2面52とは反対側となる第3面62に上流側接続部44が位置するため、流路部材31の流路46よりも上流にある気泡を第2流路54へ流入させやすくできる。これにより、流路46内において気泡を視認しやすくできる。
(6)下流側接続部45は、液体噴射ヘッド19に一端が接続される供給流路(第1接続流路)23の他端と接続される。上流側接続部44は、液体を収容する液体収容部15に一端が接続される接続部材(第2接続流路)32の他端と接続される。そのため、液体収容部15から液体噴射ヘッド19までの流路の一部として流路部材31を適用できる。
上記実施形態は、以下に示す変更例のように変更してもよい。また、上記実施形態に含まれる構成と下記変更例に含まれる構成とを任意に組み合わせてもよいし、下記変更例に含まれる構成同士を任意に組み合わせてもよい。
・図11に示すように、上流側接続部44は、鉛直方向Zにおいて第2面52より下方に位置してもよい。この場合、上流側接続部44は、第1流路形成部材47から鉛直方向Zの下方に向けて延びる。上流側接続部44は、第2面52及び第3面62と連続するように延びる。この変更例によれば、以下の効果を得ることができる。
(7)第2面52より下方となる位置に上流側接続部44が位置するため、流路部材31の流路よりも上流にある気泡を第2流路54へ流入させやすくできる。これにより、流路46内において気泡を視認しやすくできる。
・図12に示すように、流路部材31は、第2面52が鉛直方向Zの上方を向くように配置されてもよい。こうすると、上方から流路部材31を見た場合に、第2流路54内の気泡を視認しやすくなる。第1流路53が上方から下方に向けて延びるため、第2流路54から第1流路53に気泡が流れにくくなる。すなわち、第2流路54に気泡を溜めることができる。
・図13に示すように、流路部材31は、第1面51が幅方向Xの反ホーム位置側、第2面52が搬送方向Yの下流側を向くように配置されてもよい。すなわち、流路部材31は、第1面51及び第2面52の何れもが鉛直方向Zの上方を向かないように配置されてもよい。
・流路部材31は、上述した実施形態及び変更例に示す配置に限らない。流路部材31は、例えば、第3面62が鉛直方向Zの上方を向くように配置されてもよいし、第4面61が鉛直方向Zの上方を向くように配置されてもよい。流路部材31の配置は自由に決定してよい。
・図14に示すように、流路46の途中に、気泡を捕捉するための気泡捕捉部97を設けてもよい。気泡捕捉部97とは、例えば気泡を溜めることが可能な空間である。流路46の途中に経路の大きくなる部分を設け、これを気泡捕捉部97としてもよい。気泡捕捉部97は、流路部材31において鉛直方向Zの上方を向く面に形成される流路46に設けられることが好ましい。図14に示す変更例においては、第1面51が鉛直方向Zの上方を向くため、第1流路53に気泡捕捉部97が設けられる。この気泡捕捉部97は第2流路形成部材48に形成される。第2面52が鉛直方向Zの上方を向くように流路部材31が配置される場合は、第2流路54に気泡捕捉部97を設けるとよい。
・図14に示すように、気泡を検出可能な検出部98を備えてもよい。検出部98は、例えば光センサー、超音波センサー等で構成される。流路部材31において鉛直方向Zの上方を向く面に形成される流路46内の気泡を検出するように検出部98を配置することが好ましい。すなわち、流路部材31において鉛直方向Zの上方を向く面と対向する位置に検出部98を配置するとよい。図14に示す変更例においては、第1面51が鉛直方向Zの上方を向くため、第1面51に対向するように検出部98が位置する。
流路部材31が気泡捕捉部97を備える場合、気泡捕捉部97内の気泡を検出するように検出部98を配置することが好ましい。検出部98を光センサーで構成する場合、流路46に光を反射する反射シートを配置するとよい。こうすると、検出部98による検出精度が向上する。検出部98の検出結果に基づいて、加圧クリーニング、吸引クリーニング等のクリーニングを実行するように構成されてもよい。検出部98の検出結果に基づいて、適切なクリーニングを選択して実行するように構成されてもよい。
・接続部材32は、チューブでもよい。
・第1面51及び第2面52にそれぞれリブ58及びリブ59を設けなくともよい。例えば、リブ58、59に替えて、第1面51及び第2面52のそれぞれに流路46を形成するための溝を設けてもよい。
・第2流路54は、第1流路形成部材47によって一体的に形成されてもよい。すなわち、流路部材31は、その第1面51だけにレーザー溶着が施される構成でもよい。
・液体噴射ヘッド19が幅方向Xにおいて長尺となるラインヘッドプリンターに流路部材31を採用してもよい。液体噴射ヘッド19が幅方向X及び搬送方向Yに移動可能なラテラルプリンターに流路部材31を採用してもよい。
・媒体Sは用紙に限らず、プラスチックフィルムまたは薄い板材などでもよいし、捺染装置などに用いられる布帛でもよい。媒体SはTシャツなど、任意の形状の衣類等でもよいし、食器または文具のような任意の形状の立体物でもよい。
・液体噴射ヘッド19が噴射する液体はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などでもよい。例えば、液体噴射ヘッド19が液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材または色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射してもよい。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
[思想1]
複数の流路形成部材により液体の流路を形成する流路部材であって、
レーザー光に対して吸収性を有する光吸収性部材からなる第1流路形成部材と、
前記レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなり、前記第1流路形成部材の第1面に溶着されることで前記流路の下流側部分である第1流路を形成する第2流路形成部材と、
前記レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなり、前記第1流路形成部材の第2面に溶着されることで前記流路の上流側部分である第2流路を形成する第3流路形成部材と、を備え、
前記第1面と前記第2面は、それぞれの面に沿う平面が交わるように設けられることを特徴とする流路部材。
この構成によれば、流路部材の流路のうち、第1面と対向する側から第2流路形成部材を介して第1流路を視認でき、第2面と対向する側から第3流路形成部材を介して第2流路内を視認できる。したがって、複数の方向から流路内を視認できる。
[思想2]
液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
複数の流路形成部材により、前記液体噴射ヘッドに供給される前記液体の流路の少なくとも一部を形成する流路部材と、を備え、
前記流路部材は、レーザー光に対して吸収性を有する光吸収性部材からなる第1流路形成部材と、前記レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなり、前記第1流路形成部材の第1面に溶着されることで前記流路の下流側部分である第1流路を形成する第2流路形成部材と、前記レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなり、前記第1流路形成部材の第2面に溶着されることで前記流路の上流側部分である第2流路を形成する第3流路形成部材と、を有し、
前記第1面と前記第2面は、それぞれの面に沿う平面が交わるように設けられることを特徴とする液体噴射装置。
この構成によれば、[思想1]と同様の効果を得ることができる。
[思想3]
前記第1面は、鉛直方向において上方を向くことを特徴とする[思想2]に記載の液体噴射装置。
この構成によれば、第1面が上方を向くため、比較的目視しやすい上方から第1流路内を視認できる。これにより、流路内を視認しやすくできる。
[思想4]
前記第1面は、鉛直方向において前記第2面よりも上方に設けられることを特徴とする[思想3]に記載の液体噴射装置。
この構成によれば、流路内の液体に気泡が存在する場合、その気泡は浮力によって上方に移動する。流路部材において第1面が第2面よりも上方に設けられるため、流路の上流側部分を構成する第2流路は、鉛直上方に向けて延びる。これにより、第2流路を流れる気泡は、上方から目視しやすい第1流路へ移動しやすい。これにより、流路内の気泡を視認しやすくできる。
[思想5]
前記第1流路形成部材は、前記第1流路の下流側と連なる下流側接続部を有し、
前記下流側接続部は、鉛直方向において前記第1面より下方に位置することを特徴とする[思想3]又は[思想4]に記載の液体噴射装置。
この構成によれば、下流側接続部は第1面よりも下方に位置するため、第1流路内に気泡を溜めることができる。
[思想6]
前記第1流路形成部材は、前記第2流路の上流側と連なる上流側接続部を有し、
前記上流側接続部は、鉛直方向において前記第2面より下方となる位置、又は前記第2面とは反対側となる前記第1流路形成部材の第3面に位置することを特徴とする[思想5]に記載の液体噴射装置。
この構成によれば、第2面より下方となる位置、又は第2面とは反対側となる第3面に上流側接続部が位置するため、流路部材の流路よりも上流にある気泡を第2流路へ流入させやすくできる。これにより、流路内において気泡を視認しやすくできる。
[思想7]
前記下流側接続部は、前記液体噴射ヘッドに一端が接続される第1接続流路の他端と接続され、
前記上流側接続部は、液体を収容する液体収容部に一端が接続される第2接続流路の他端と接続されることを特徴とする[思想6]に記載の液体噴射装置。
この構成によれば、液体収容部から液体噴射ヘッドまでの流路の一部として流路部材を適用できる。
[思想8]
複数の流路形成部材をレーザー溶着することにより、液体の流路を有する流路部材を製造する流路部材の製造方法であって、
レーザー光に対して吸収性を有する光吸収性部材からなる第1流路形成部材の第1面と、前記レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなる第2流路形成部材とが接触する状態になるように配置することと、
前記第1面と前記第2流路形成部材とが接触する状態になるように配置した後に、前記第1面と前記第2流路形成部材とが接触する位置に光源装置から前記レーザー光を照射することと、
前記第1面に沿う平面と交わる平面に沿って設けられた第1流路形成部材の第2面と、前記レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなる第3流路形成部材とが接触する状態になるように配置することと、
前記第2面と前記第3流路形成部材とが接触する状態になるように配置した後に、前記第2面と前記第3流路形成部材とが接触する位置に前記光源装置から前記レーザー光を照射することと、を含むことを特徴とする流路部材の製造方法。
この方法によれば、複数の方向から流路内を視認できる流路部材を形成できる。
11…液体噴射装置、12…筐体、13…支持台、14…液体噴射部、15…液体収容部、16…排出機構、17…ガイド軸、18…キャリッジ、19…液体噴射ヘッド、21…ノズル、22…ノズル面、23…供給流路(第1接続流路)、24…キャップ、25…廃液タンク、26…廃液流路、27…ポンプ、28…フレキシブルケーブル、31…流路部材、32…接続部材(第2接続流路)、33…ホルダー、34…ねじ、35…第1孔、36…第2孔、37…突起、38…ねじ、39…保持体、41…接続体、42…切欠、43…爪、44…上流側接続部、45…下流側接続部、46…流路、47…第1流路形成部材、48…第2流路形成部材、49…第3流路形成部材、51…第1面、52…第2面、53…第1流路、54…第2流路、55…貫通路、56…下流接続路、57…上流接続路、58…リブ、59…リブ、61…第4面、62…第3面、65…保護部材、66…ねじ、67…係止片、68…板ばね、69…突出片、71…流路、72…ベース部材、73…第1カバー部材、74…第2カバー部材、75…下面、76…上面、77…第1接続管、78…第2接続管、81…上流側流路、82…下流側流路、83…貫通路、84…上流接続路、85…下流接続路、86…リブ、87…リブ、91…止め機構、92…弁体、93…押付部材、94…弾性部材、96…光源装置、97…気泡捕捉部、98…検出部、F1…仮想面、F2…仮想面、L…レーザー光、S…媒体、X…幅方向、Y…搬送方向、Z…鉛直方向。

Claims (8)

  1. 複数の流路形成部材により液体の流路を形成する流路部材であって、
    レーザー光に対して吸収性を有する光吸収性部材からなる第1流路形成部材と、
    前記レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなり、前記第1流路形成部材の第1面に溶着されることで前記流路の下流側部分である第1流路を形成する第2流路形成部材と、
    前記レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなり、前記第1流路形成部材の第2面に溶着されることで前記流路の上流側部分である第2流路を形成する第3流路形成部材と、を備え、
    前記第1面と前記第2面は、それぞれの面に沿う平面が交わるように設けられることを特徴とする流路部材。
  2. 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    複数の流路形成部材により、前記液体噴射ヘッドに供給される前記液体の流路の少なくとも一部を形成する流路部材と、を備え、
    前記流路部材は、レーザー光に対して吸収性を有する光吸収性部材からなる第1流路形成部材と、前記レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなり、前記第1流路形成部材の第1面に溶着されることで前記流路の下流側部分である第1流路を形成する第2流路形成部材と、前記レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなり、前記第1流路形成部材の第2面に溶着されることで前記流路の上流側部分である第2流路を形成する第3流路形成部材と、を有し、
    前記第1面と前記第2面は、それぞれの面に沿う平面が交わるように設けられることを特徴とする液体噴射装置。
  3. 前記第1面は、鉛直方向において上方を向くことを特徴とする請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記第1面は、鉛直方向において前記第2面よりも上方に設けられることを特徴とする請求項3に記載の液体噴射装置。
  5. 前記第1流路形成部材は、前記第1流路の下流側と連なる下流側接続部を有し、
    前記下流側接続部は、鉛直方向において前記第1面より下方に位置することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の液体噴射装置。
  6. 前記第1流路形成部材は、前記第2流路の上流側と連なる上流側接続部を有し、
    前記上流側接続部は、鉛直方向において前記第2面より下方となる位置、又は前記第2面とは反対側となる前記第1流路形成部材の第3面に位置することを特徴とする請求項5に記載の液体噴射装置。
  7. 前記下流側接続部は、前記液体噴射ヘッドに一端が接続される第1接続流路の他端と接続され、
    前記上流側接続部は、液体を収容する液体収容部に一端が接続される第2接続流路の他端と接続されることを特徴とする請求項6に記載の液体噴射装置。
  8. 複数の流路形成部材をレーザー溶着することにより、液体の流路を有する流路部材を製造する流路部材の製造方法であって、
    レーザー光に対して吸収性を有する光吸収性部材からなる第1流路形成部材の第1面と、前記レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなる第2流路形成部材とが接触する状態になるように配置することと、
    前記第1面と前記第2流路形成部材とが接触する状態になるように配置した後に、前記第1面と前記第2流路形成部材とが接触する位置に光源装置から前記レーザー光を照射することと、
    前記第1面に沿う平面と交わる平面に沿って設けられた第1流路形成部材の第2面と、前記レーザー光に対して透過性を有する光透過性部材からなる第3流路形成部材とが接触する状態になるように配置することと、
    前記第2面と前記第3流路形成部材とが接触する状態になるように配置した後に、前記第2面と前記第3流路形成部材とが接触する位置に前記光源装置から前記レーザー光を照射することと、を含むことを特徴とする流路部材の製造方法。
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