JP6949247B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機の室外機に関し、特に、空気調和機の室外機のファンガードの取付構造に関するものである。
従来の空気調和機の室外機として、前面パネルに風路の開口部が形成された筐体と、複数の縦桟及び複数の横桟を組み合わせて構成され、筐体の開口部を覆うファンガードとを備えた室外機が知られている。一般的に、ファンガードは、重力でずり落ちないよう、前面パネルに形成された4箇所の差込みに仮固定され、その後本固定される。
特許文献1には、開口部の上部に取り付けられるひさしを備えた室外機が開示されている。特許文献1の室外機が備えるひさしは、室外機の上部に積もった雪が解けて生じた水を、ベルマウスの右左へ流すために設けられている。これは、降雪地区において、室外機の上部に積もった雪が解けて流れた水がベルマウス内で凍結してプロペラファンに接触すると動作時の機械的破損に繋がるという問題を解消することを目的としている。
特許文献1のひさしには、突起が設けられており、ひさしの突起にファンガードを係合させることでファンガードの下方への移動が規制され、ファンガードが前面パネルに仮固定される構成である。特許文献1は、ひさしにファンガードを仮固定する機能も持たせることで、ファンガードを仮固定するための構造として前面パネルに差込みを形成することを不要としている。
特開2015−34659号公報
雪が降らない地区においては特許文献1に記載されたようなひさしを設ける必要がない。しかし、特許文献1の室外機にひさしを設けない場合には、ひさしに設けた突起で実現していたファンガードの下方への移動の規制を実現することができない。そのため、ファンガードを前面パネルに取り付ける際ファンガードを仮固定することができず、作業性が悪化してしまう。
一方、ひさしを設けない場合には、前面パネルに4箇所の差込みを形成しファンガードを仮固定するための構造を設けなければならず、製造工程が煩雑である。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、簡易な構造によりファンガードを取り付ける際の作業性を向上させることができる空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室外機は、空気が排出される開口部を有する前面パネルと、前記前面パネルに取り付けられて前記開口部を覆うファンガードと、を備え、前記ファンガードは、前記前面パネルの上下方向に沿った複数の桟を有し、前記複数の縦桟は、前記前面パネルに取り付けられた第1縦桟を含み、前記第1縦桟は、前記前面パネルに沿って延びる中央部と、前記中央部の端部から後方斜め上方に延びる延長部と、前記延長部の端部から連続し、前方斜め上方に延び規制部と、を有し、前記前面パネルは、前記前面パネルを貫通している孔を形成しており、前記ファンガードの前記延長部が、前記孔を貫通して前記孔の下縁部に当接し、前記ファンガードの前記規制部が、前記前面パネルの背面側に位置した状態で前記ファンガードが前記前面パネルに取り付けられており、前記規制部の前後方向の距離が、前記前面パネルの背面から前記延長部と前記孔の前記下縁部とが当接している位置までの水平方向の距離よりも大きいものである。
本発明によれば、ファンガードの少なくとも1本の桟が有する延長部が孔を形成する前面パネル1の下縁部に当接し、規制部が前面パネルの背面側に位置しており、ファンガードが孔に引っ掛けられている。これにより、ファンガードの下方への移動が規制されるため、ファンガードを仮固定することを容易にし、ファンガード取り付けの作業性を向上させることを簡易な構造により実現することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の正面図である。 図2のB−B断面を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機のファンガードを取り外した状態の斜視図である。 図4のA部の拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機のファンガードを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機のファンガードの第1係止部周辺の拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機のファンガードの第1係止部周辺の拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機のファンガードの第1係止部周辺を正面から見た正面図である。 図9のC−C断面を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機のファンガードの取付方法を説明する説明図である。 図11のファンガードを上方に移動させた状態を説明する説明図である。 変形例に係る空気調和機の室外機のファンガードの第1係止部周辺の断面図である。
実施の形態1.
以下に、本実施の形態に係る空気調和機の室外機について説明する。なお、図面の形態は一例であり、本発明を限定するものではない。また、各図において同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。更に、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
<室外機100の全体構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100の斜視図である。図1に示すように、空気調和機の室外機100は、筐体10と、筐体10の内部に設けられたファン4とを備える。筐体10は、前面パネル1と、側面パネル2と、天面パネル3と、前面パネル1と対向する背面パネル6とにより構成されている。前面パネル1には、ファンガード5が取り付けられている。以下の説明において、筐体10の前面パネル1が配置されている方向を「前」、筐体10の背面パネル6が配置されている方向を「後」、筐体10の前面パネル1に向かって左右方向を「左」及び「右」と呼ぶ。また、筐体10の天面パネル3が配置されている方向を「上」、筐体10の天面パネル3に対向する面が位置する方向を「下」と呼ぶ。
図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100の正面図である。図2に示すように、室外機100の前面パネル1に取り付けられるファンガード5は、複数の横桟51と複数の縦桟52とを組み合わせて構成されており、前面パネル1の開口部1aを覆っている。ファンガード5は、作業者、ユーザ又は子供の手などがファン4に接触することを防ぐために設けられている。ファンガード5を構成する複数の横桟51及び複数の縦桟52は、例えば鉄線又はアルミニウムなどの金属のワイヤー部材から構成されている。ファンガード5を構成する部材は、金属に限定されず樹脂を用いてもよいが、難燃性を有する部材を用いることが望ましい。
ファンガード5を構成する横桟51と縦桟52とは、互いに直交している。横桟51は、それぞれが前面パネル1の左右方向に延びるように設けられ、前面パネル1の上下方向に所定の間隔で複数配置されている。縦桟52は、それぞれが筐体10の上下方向に延びるように設けられ、前面パネル1の左右方向に所定の間隔で複数配置されている。縦桟52の左右方向の間隔は、作業者、ユーザ又は子供の指などが挿入されることを防ぐことができる幅であればよい。横桟51の上下方向の間隔は、縦桟52の左右方向の間隔よりも大きくてもよい。横桟51の上下方向の間隔を大きくすることでファンガード5による通風抵抗が低減される。
図3は、図2のB−B断面を示す断面図である。図3に示すように、筐体10の内部に設置されるファン4は、前面パネル1に形成された開口部1aの後方に位置している。ファン4には、モータ8が同軸上に取り付けられている。モータ8は、固定部材7に固定され、筐体10に取り付けられている。ファン4及びモータ8と背面パネル6との間には、熱交換器15が配置されている。ファン4がモータ8の駆動により回転すると、外気が筐体10に形成された図示せぬ空気吸込口から筐体10の内部に導入される。筐体10に流入した外気は、熱交換器15を通過しながら熱交換器15の内部を流れる冷媒と熱交換した後、開口部1aから排出される。
図4は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100のファンガード5を取り外した状態の斜視図である。図4に示すように、ファンガード5を構成する複数の横桟51及び複数の縦桟52は、前面パネル1に平行に延びる中央部と、中央部の端部のから斜め後方に延びる屈曲部53とを有する。
複数の縦桟52は、ファンガード5の中央に対し左右方向に対称な位置に配置された2本の第1縦桟52a、及び、2本の第2縦桟52bを有する。第1縦桟52a及び第2縦桟52bよりも中央寄りで左右方向に対称な位置には、2本の第3縦桟52cが設けられている。
前面パネル1には、表面の一部分に、表面が後方に凹んだ矩形部1eが形成されている。前面パネル1の矩形部1eの中心には、開口部1aが形成されている。前面パネル1の矩形部1eには、上部の左右対称な位置に取付部11が2箇所形成され、下部の左右対称な位置に固定部1cが2箇所形成されている。第1縦桟52aが取付部11に取り付けられ、第2縦桟52bが固定部1cに挿入されるネジ1dにより前面パネル1に固定されて、ファンガード5が前面パネル1の矩形部1eに取り付けられている。なお、第1縦桟52aは、本発明における少なくとも1本の桟の一例である。
図5は、図4のA部の拡大図である。図5に示すように、取付部11は、孔13と、ガイドくぼみ12とから構成されている。図5は、取付部11が前面パネル1に向かって右上に取り付けられた例を示しているが、左上にも同様の形状の取付部11が設けられている。
孔13は、前面パネル1の上縁部13aと、下縁部13bとにより形成されており、前面パネル1を貫通している。
ガイドくぼみ12は、前面パネル1の矩形部1eの一部が後方に凹む形状に形成されている。ガイドくぼみ12は、例えば、前面パネル1を構成する板金などの部材を曲面状に塑性変形させて形成されている。ガイドくぼみ12の下部は、正面視において下方に向けて先細りする形状を有する導入部12aになっている。ガイドくぼみ12の上部は、導入部12aの上端から上方に延ばされた形状の半円筒部12bになっている。半円筒部12bは、上端の位置で切断された形状であり、切断部分が孔13の下縁部13bとなっている。
導入部12aを形成する前面パネル1と、半円筒部12bを形成する前面パネル1とは、互いに滑らかに連なっている。導入部12aと半円筒部12bとにより取付部11を形成することで第1縦桟52aを導入部12aから半円筒部12bに沿って移動させることができることとなる。このように、ガイドくぼみ12により図4に図示する第1縦桟52aの取付部11への取り付けを容易にしている。
孔13の下縁部13bは、前面パネル1が後方に凹んで形成された半円筒部12bの上端が切断された形状であり、後方に向けて湾曲した形状になっている。そのため、孔13が斜め下方を向いて開口することとなり、第1縦桟52aを取付部11の孔13に取り付けることが容易になる。半円筒部12bの切断面は、前面パネル1に対し垂直でもよいが、前面パネル1に対し垂直な面から前方が上方に位置するように傾斜しているほうが孔13が前面下方に向けて開口するため好ましい。
<ファンガード5の構成>
図6は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100のファンガード5を示す斜視図である。図6に示すように、ファンガード5の第1縦桟52aは、上部に第1係止部521を備え、第2縦桟52bは、下部に第2係止部522を備える。第3縦桟52cは、上部に設けられた当接部523と、下部に設けられた当接部523と同様の図示せぬ当接部とを備える。
第1縦桟52aの第1係止部521は、図4に示す前面パネル1の取付部11に挿入されている。これにより、ファンガード5が図4に示す開口部1aを覆うように前面パネル1に仮固定されている。第2縦桟52bの第2係止部522は、下端が正面視で円形に曲げられた形状であり、第2係止部522に挿通された図4に示すネジ1dが前面パネル1の固定部1cで締結されて、ファンガード5が前面パネル1に固定される。
第3縦桟52cの当接部523は、第3縦桟52cの端部において、屈曲部53が前面パネル1の表面に対し垂直な方向に更に屈曲された形状であり、図4に示す前面パネル1の表面に当接している。当接部523は、前面パネル1に当接し、ファンガード5の後方への移動を規制する。
なお、第1縦桟52aは、2本に限定されず、ファンガード5に少なくとも1本設けられていればよく、3本以上設けられていてもよいが、ファンガード5の中央、又は、ファンガード5の中央に対し左右方向に均等に配置されていることが望ましい。また、第2縦桟52bは、2本に限定されず、ファンガード5に少なくとも1本設けられていればよく、3本以上設けられていてもよいが、ファンガード5の中央、又は、ファンガード5の中央に対し左右方向に均等に配置されていることが望ましい。また、第3縦桟52cは、ファンガード5に少なくとも1本設けられていればよく、2本以上設けられていてもよい。また、第3縦桟52cは、上部と下部とに当接部523が設けられた構成でもよく、上部に当接部523が設けられた第3縦桟52cと、下部に当接部523が設けられた第3縦桟52cとを個別に配置した構成であってもよい。
<第1縦桟52aの構成>
図7は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100のファンガード5の第1係止部521の拡大図である。図7に示すように、第1縦桟52aの第1係止部521は、延長部521aと、規制部521bとを有する。延長部521aは、第1縦桟52aの中央部の端部から上方斜め後方に、屈曲部53と平行に延びている。
延長部521aは、屈曲部53よりも長く、中央部とは反対に位置する後方の端部が屈曲部53の後方の端部よりも後方に位置している。規制部521bは、延長部521aの後方の端部で屈曲し、上方斜め前方に延びている。
図8は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100のファンガード5の第1係止部521周辺の拡大図である。図9は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100のファンガード5の第1係止部521周辺を正面から見た正面図である。図10は、図9のC−C断面を示す断面図である。図8〜図10は、第1係止部521が前面パネル1の取付部11に取り付けられた状態を示している。
図8〜図10に示すように、第1係止部521の延長部521aは、前面パネル1に開口する孔13に挿通し、孔13を形成する前面パネル1の下縁部13bに当接している。規制部521bは、前面パネル1の背面側に位置しており、前方の端部が前面パネル1の背面に接触している。ここで、規制部521bの一方の端部は、延長部521aの後方の端部から連続している後方の端部である。規制部521bの他方の端部は、延長部521aから連続する端部とは反対の端部であり、前方の端部である。
規制部521bの前後方向の寸法Dは、前面パネル1の背面からガイドくぼみ12の最深部までの寸法Eよりも大きくなっている。ここで、規制部521bの前後方向の寸法Dとは、規制部521bの前方の端部から規制部521bの後方の端部までの水平方向の距離である。また、前面パネル1の背面からガイドくぼみ12の最深部までの寸法Eとは、前面パネル1の背面から延長部521aと孔13の下縁部13bとが当接している位置までの水平方向の距離である。
ファンガード5は、第1係止部521が前面パネル1の取付部11に取り付けられると、延長部521aが孔13を形成する前面パネル1の下縁部13bに当接し、規制部521bの前方の端部が前面パネル1の背面に接触した状態となる。これによりファンガード5の下方への移動と前方への移動が規制され、ファンガード5が前面パネル1に仮固定された状態となる。
なお、寸法Dと寸法Eとの差は、少なくとも第1縦桟52aの半径よりも大きいとよく、第1縦桟52aの径よりも大きいことが望ましい。第1縦桟52aの径とは、延長部521aの後方の端部から規制部521bが上方斜め前方に屈曲している部分における第1縦桟52aの径である。寸法Dと寸法Eとの差が第1縦桟52aの半径よりも小さいと、振動などにより延長部521aの後方の端部が、孔を形成する前面パネル1の下縁端よりも前方にずれ、仮固定されたファンガード5が落下しやすい。寸法Dと寸法Eとの差を第1縦桟52aの径よりも大きくすることで、延長部521aの後方の端部が下縁部13bよりも第1縦桟52aの径の分だけ後方に位置するため、延長部521aが前面パネル1の下縁部13bに当接した状態が安定的に維持される。これにより、ファンガード5の下方への移動が確実に規制される。
<ファンガード5の取付方法>
図11は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100のファンガード5の取付方法を説明する説明図である。図11に示すように、ファンガード5の取り付けにおいては、まず、ファンガード5の上端が下端よりも後方に位置するようにファンガード5を傾斜させ、第1係止部521の規制部521bを前面パネル1のガイドくぼみ12の導入部12aに位置させる。そして、規制部521bがガイドくぼみ12の半円筒部12bに沿うようにファンガード5を図11の矢印で示すように上方に移動させる。
図12は、図11のファンガード5を上方に移動させた状態を説明する説明図である。図12に示すように、上方に移動させたファンガード5の第1係止部521をガイドくぼみ12の上部に形成された孔13に挿通させる。このとき、ガイドくぼみ12の半円筒部12bの端部の孔13を、規制部521bが通過する。そして、ファンガード5を、延長部521aと孔13の下縁部13bとが接する位置を支点として、ファンガード5の下端が前面パネル1に近づくように図12の矢印の方向に回動させる。
規制部521bの上端が前面パネル1の背面に当接し、当接部523が前面パネル1の表面に当接すると、図10に示す状態となり、ファンガード5の下端の後方への移動が規制されてファンガード5の移動が終了する。ファンガード5の移動が終了した時点において、延長部521aの後方の端部は、前面パネル1の下縁部13bに当接しており、ファンガード5の下方への移動が規制されている。また、規制部521bの前方の端部は、前面パネル1の背面に当接し、前方への移動が規制されている。このように、ファンガード5が孔13を形成する前面パネル1の下縁部13bに引っ掛かり、仮固定されてその状態が維持される。
ファンガード5が仮固定された状態で、ファンガード5の第2係止部522と前面パネル1の固定部1cをネジ止めすることで、ファンガード5が固定される。
なお、規制部521bの水平方向の寸法は、規制部521bが当接部523とともにファンガード5の前後方向の移動が規制できればよく、限定されない。規制部521bは、ファンガード5が固定された状態で、前面パネル1の背面に単に接触するだけでなく、押圧するように長さが決められているとよい。また、当接部523は、ファンガード5が固定された状態で、前面パネル1の前面に単に接触するだけでなく、押圧するように長さが決められているとよい。このような構成により、前面パネル1には、規制部521bから前面に向く押圧力が付与され、当接部523から後方に向く押圧力が付与される。規制部521bから前面パネル1に作用する力と、当接部523から前面パネル1に作用する力とを拮抗させることで前後方向の移動が規制され、ファンガード5の微小な振動を抑制できる。
また、延長部521a及び規制部521bの水平方向の寸法の比率は特に限定されず、延長部521aと規制部521bとの成す角は特に限定されない。延長部521aの水平方向の寸法とは、延長部521aの前方の端部から延長部521aの後方の端部までの水平方向の距離である。ただし、延長部521aの水平方向の寸法が規制部521bの水平方向の寸法と比較して大きすぎると、室外機の大型化に繋がり望ましくない。また、規制部521bの水平方向の寸法が延長部521aの水平方向の寸法と比較して大きすぎる場合には、図11に示す挿入時にファンガード5を大きく傾斜させなければならず作業が繁雑となるため望ましくない。また、延長部521aと規制部521bとの成す角が、例えば、45°以下などで小さすぎる場合も同様に、作業が繁雑となり望ましくない。例えば、延長部521aと規制部521bとの水平方向の寸法の比率が10:3から10:4であり、延長部521aと規制部521bとの成す角が90°以上120°以下であると取付作業が容易となり望ましい。
<変形例>
図13は、変形例に係る空気調和機の室外機100のファンガード5の第1係止部521周辺の断面図である。変形例においては、前面パネル1に孔13を形成する上縁部13aおよび下縁部13bが設けられており、後方に凹むガイドくぼみ12は設けられていない。規制部521bの前後方向の寸法Dは、前面パネル1の背面から延長部521aと下縁部13bとが当接している位置までの寸法Eよりも大きい。
この場合にも、ファンガード5の第1係止部521が前面パネル1に取り付けられると、延長部521aが孔13を形成する前面パネル1の下縁部13bに当接し、規制部521bの前方の端部が前面パネル1の背面に接触した状態となる。そのため、ファンガード5の下方への移動が規制されて、ファンガード5を前面パネル1に仮固定することができる。
以上説明した、本実施の形態に係る空気調和機の室外機100は、ファンガード5の複数の縦桟52の少なくとも1本である第1縦桟52aに第1係止部521が設けられている。第1係止部521は、斜め後方に向けて延びる延長部521aと、延長部521aから連続し前方に向けて延びる規制部521bとを有し、規制部521bの前後方向の寸法Eが、前面パネル1の背面から孔13の下縁部13bまでの距離よりも大きい。そのため、延長部521aが前面パネル1の取付部11の孔13に挿通され、規制部521bが前面パネル1の背面側に位置すると延長部521aが前面パネル1の下縁部13bに当接した構成となり、ファンガード5の下方への移動が規制される。これにより、簡易な構造によりファンガード5が筐体10の前面パネル1に仮固定される。そのため、組立時に一時的にファンガード5から手を離してもファンガード5が筐体10から脱落することを防止し、ファンガード5の取り付けの作業性を向上させることができる。
また、ガイドくぼみ12が孔13を形成する前面パネル1の下縁部13bから連続しており、第1係止部521の規制部521bをガイドくぼみ12に沿って移動させることで規制部521bが孔13に誘導される。このため、ファンガード5の取り付けがより容易になる。
また、ガイドくぼみ12は、導入部12aと、半円筒部12bとが連続した構成であり、半円筒部12bの上端が孔13を形成する前面パネル1の下縁部13bになっている。そのため、第1係止部521の規制部521bを取付部11に位置させること、規制部521bを誘導すること、及び、規制部521bを孔13に貫通させることが容易である。また、ファンガード5を取り付ける際の回動の支点となる前面パネル1の下縁部13bが上縁部13aよりも後方に位置することとなり、第1係止部521の位置が安定するためファンガード5の下方への移動を確実に規制できる。
また、規制部521bの端部のうち、延長部521aに連続している一端が下縁部13bよりも後方に位置していることで、ファンガード5の下方への移動が規制される。規制部521bの前方に位置する他方の端部が前面パネル1の背面に当接していることで、ファンガード5の前方への移動が規制される。これにより、ファンガード5が前面パネル1に仮固定され、組立時にファンガード5が筐体10から脱落することを防止することができる。
また、孔13を形成する前面パネル1の上縁部13aが前面パネル1の下縁部13bよりも前方に位置することで、孔13が下方に開口するため、第1係止部521を孔13に挿入することが容易になる。
また、延長部521aと前面パネル1の下縁部13bとの当接位置から規制部521bの後方の端部までの水平方向の距離が第1縦桟52aの径よりも大きい。これにより、延長部521aが前面パネル1の下縁部13bに当接した状態が安定的に維持され、ファンガード5の下方への移動が確実に規制される。
また、第1係止部521が形成される第1縦桟52aが中央、又は、左右対称に位置することで、ファンガード5が仮固定されたときにファンガード5の高さに左右差が生じることを抑制することができる。
1 前面パネル、1a 開口部、1c 固定部、1d ネジ、1e 矩形部、2 側面パネル、3 天面パネル、4 ファン、5 ファンガード、6 背面パネル、7 固定部材、8 モータ、10 筐体、11 取付部、12 ガイドくぼみ、12a 導入部、12b 半円筒部、13 孔、13a 上縁部、13b 下縁部、15 熱交換器、51 横桟、52 縦桟、52a 第1縦桟、52b 第2縦桟、52c 第3縦桟、53 屈曲部、100 室外機、521 第1係止部、521a 延長部、521b 規制部、522 第2係止部、523 当接部。

Claims (7)

  1. 空気が排出される開口部を有する前面パネルと、
    前記前面パネルに取り付けられて前記開口部を覆うファンガードと、
    を備え、
    前記ファンガードは、前記前面パネルの上下方向に沿った複数の桟を有し、
    前記複数の縦桟は、前記前面パネルに取り付けられた第1縦桟を含み、
    前記第1縦桟は、
    前記前面パネルに沿って延びる中央部と、
    前記中央部の端部から後方斜め上方に延びる延長部と、
    前記延長部の端部から連続し、前方斜め上方に延び規制部と、を有し、
    前記前面パネルは、前記前面パネルを貫通している孔を形成しており、
    前記ファンガードの前記延長部が、前記孔を貫通して前記孔の下縁部に当接し、
    前記ファンガードの前記規制部が、前記前面パネルの背面側に位置した状態で前記ファンガードが前記前面パネルに取り付けられており、
    前記規制部の前後方向の距離が、前記前面パネルの背面から前記延長部と前記孔の前記下縁部とが当接している位置までの水平方向の距離よりも大きい
    空気調和機の室外機。
  2. 前記前面パネルは、後方に凹んだガイドくぼみを有し、
    前記ガイドくぼみは、前記前面パネルの前記孔の前記下縁部から連続して形成されている
    請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記ガイドくぼみは、
    前記前面パネルが後方に凹んで形成されており、
    下端が先細りの形状導入部と、
    前記導入部の上端から上方に延びる半円筒部と、により構成されており、
    前記半円筒部の上端が前記下縁部を構成している
    請求項2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記規制部は、
    前記延長部に連続している一方の端部が前記下縁部よりも後方に位置しており、
    他方の端部は、前記前面パネルの背面に当接している
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記下縁部は、前記孔の上縁部と共に前記孔を形成しており、
    前記上縁部は、前記下縁部よりも前方に位置している
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記規制部の前後方向の距離と、前記前面パネルの背面から前記延長部と前記孔とが当接している位置までの水平方向の距離との差は、
    前記第1縦桟の径よりも大きい
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。
  7. 前記規制部及び前記延長部は、前記複数の縦桟のうちの中央の1本、又は前記前面パネルの左右方向に離れて対称に位置する少なくとも2本に形成されている
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。
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