JP6948859B2 - 屋上の防水構造と防水方法 - Google Patents

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Description

本発明は、水切り部材を用いた屋上の防水構造と防水方法に関する。
パラペットとは、建物のバルコニー等の屋上の周囲に、屋根スラブから立ちあがる形で作られた低い壁である。パラペットは、屋根スラブと壁との接合部分に施された防水層の防水性能を高めるために通常設けられる。
バルコニー等の屋上の防水のため防水シートを用いる場合、防水シートの端部をパラペットの内壁面に固定し端面をシールすることにより、バルコニー等の屋上からの漏水を防止することができる。
しかし、この場合、防水シート端部を押え金物でパラペット内壁面に固定するための釘等により防水シートに穴が開きそこから漏水する可能性がある。また、パラペット内壁面と防水シート端面との間のシール材が劣化すると、そこから漏水する可能性もある。
そこで、従来からバルコニー等の屋上の防水性能をさらに高めるために、種々の防水構造が提案されている(例えば特許文献1,2)。
特許文献1の「パラペットの防水構造」は、水切り金物が、パラペットの側面に当接する立ち上がり部と、立ち上がり部から外方へ下り傾斜の傾斜部と、傾斜部から垂れ下がり外装板の上端部を保持する断面が下向きにコ字形の受け板部とからなる。立ち上がり部がパラペットの側面にビス等の締結具により固定され、水切り金物の受け板部に、スラブ上に立てた外装板の上端部が嵌め込まれ保持される。パラペットの張り出し部と水切り金物との間の目地部は、シール材で防水処理される。
特許文献2の「屋上の防水補修工法、及び同工法で使用する長尺の押さえ金具」は、第1〜第3の工程からなる。第1の工程で屋上床面に施されている既存の防水層の上に新たな防水層を敷設する。第2の工程で、パラペット内壁面の既存防水層の全面と床面の既存防水層上に新設された防水層のパラペット近傍の一定幅部分上にわたって防水シートを貼着する。第3の工程で、防水シートのパラペットからの剥離を防止する長尺の押さえ金具の上部をパラペットのあご部の下面に当接させ、下部をパラペットの内壁面に固着する。この工法で使用する押さえ金具は、パラペットのあご部の下面に当接する部分が、水平面部又は下方に傾斜した庇部を有する。
特開2007−231659号公報 特開2017−66859号公報
上述した従来の防水構造は、以下の問題点があった。
(1)水切り部材の取付け作業に作業員二人が必要であり、労務負担が大きい。
特許文献1,2の水切り金物及び押さえ金具(以下、「水切り部材」)は、一人の作業員(位置決め者)が細長い(例えば、定尺2m)の水切り部材をパラペット壁面に押し付けて定位置に位置決めし保持する必要がある。この際、位置決め者は両手を必要とし、片手を離すことができない。そのため、その状態で壁面を穿孔して水切り部材をアンカービスで固定するために別の作業員が必要であり、二人一組で作業する必要があった。
また、水切り部材が短い場合でも、アンカービスは2本必要であり、同様に二人一組で作業する必要があった。
(2)不測の外力により水切り部材が変形するとシール機能を失いやすい。
例えばルーフバルコニーの場合、ユーザーが水切り部材に誤って足先をぶつけたり、子供が足を載せたりすることが想定される。このような場合、特許文献1,2の水切り部材は、内端部のみで全体が支持されているため、不測の外力により全体が変形しやすく、変形によりシール材の機能が失われ漏水する可能性がある。
(3)突き合わせ部の止水施工が困難。
パラペット壁面は、通常、直線部分の他に出隅部や入隅部がある。出隅部や入隅部の場合、その形状に合わせて水切り部材を切断し、水切り部材の端面同士を互いに突き合わせ、突き合わせ部を止水する必要がある。しかし、特許文献1,2の水切り部材の場合、突き合わせ部の止水施工が困難であった。
例えば、出隅部、入隅部の従来のコーナー役物は、工場における手作りのためコストが高い。また、戸建住宅の土台の水切り部材のような差込み式のコーナー材と直線ジョイント材を用いる場合、水切り部材とコーナー材および直線ジョイント材を交互に施工する必要があり、施工に手間がかかる。さらに、水切り部材とコーナー材を被せて取り付ける場合、コーナー材は躯体にアンカービスで固定する必要があり、水切り部材およびコーナー材にドリルで下穴を開け、さらに躯体にもドリルで穿孔するため、工数が増え手間がかかる。
また、突き合わせ部を止水せずに放置すると、その箇所から漏水する可能性があり、かつ水切り部材の切断面が露出しているため、ユーザー(例えば居住者)が怪我をする可能性がある。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の第1の目的は、作業員一人で水切り部材の取付け作業が容易にでき、不測の外力を受けてもシール機能を喪失する変形が起こり難い、屋上の防水構造と防水方法を提供することにある。また本発明の第2の目的は、突き合わせ部の止水施工が容易である屋上の防水構造と防水方法を提供することにある。
本発明によれば、パラペットの内壁面に防水層端部が固定され、前記防水層端部がシール材で止水された屋上の防水構造であって、
前記パラペットは、前記内壁面から凹んだ目地部を有し、該目地部は、前記防水層端部の上方に位置し水平に延び、かつ前記目地部の下面は外方が低いテーパ面であり、
上端部が前記目地部の内部に固定された水切り部材と、前記目地部に充填されたシール部材と、を備え、
前記水切り部材は、一体部品であり、前記テーパ面に沿って位置し前記目地部の底面に固定された上部固定部と、該上部固定部から前記防水層端部の外方まで延び下端が前記防水層端部より下方に位置する下部カバー部と、を有し、
前記上部固定部は、前記目地部の底面に固定された立ち上がり部と、該立ち上がり部の下端から前記テーパ面に沿ってパラペット内壁面の外側近傍まで延びる緩勾配部と、を有し、
前記下部カバー部は、前記テーパ面より大きい勾配を有し前記緩勾配部の外方端から前記防水層端部の外方まで延びる急勾配部と、該急勾配部の外方端から前記防水層端部より下方まで鉛直下方に延びる鉛直部と、を有する、屋上の防水構造が提供される。
また本発明によれば、上記の屋上の防水構造の前記水切り部材を用いる屋上の防水方法であって、
前記パラペットは、前記内壁面から凹んだ前記目地部を有し、該目地部は、前記防水層端部の上方に位置し水平に延び、かつ前記目地部の下面は外方が低い前記テーパ面であり、
前記水切り部材の前記上部固定部を、前記テーパ面に沿って位置決めし前記目地部の前記底面に固定する水切り固定工程と、
前記目地部にシール部材を充填して止水する目地部シール工程と、を有し、
前記水切り固定工程において、前記緩勾配部を前記テーパ面に載せた状態で、前記立ち上がり部を前記目地部に嵌め込み、前記立ち上がり部を前記目地部の前記底面に固定する、屋上の防水方法が提供される。
上記本発明によれば、パラペットは、内壁面から凹んだ目地部を有し、目地部は、防水層端部の上方に位置し水平に延び、かつ目地部の下面は外方が低いテーパ面である。また、水切り部材は、上部固定部と、上部固定部から防水層端部の外方まで延び下端が防水層端部より下方に位置する下部カバー部と、を有する一体部品であり、その上部固定部を、テーパ面に沿って位置決めし目地部の底面に固定する。
本発明によれば、水切り部材の上部固定部を、目地部のテーパ面に載せるので、目地部に嵌め込んだ状態で水切り部材を位置決めすることができる。また、その状態で、作業員一人で立ち上がり部の一部を目地部の底面に順に固定することで、水切り部材全体を定位置に固定することができる。
従って、本発明によれば、水切り部材を目地部に嵌め込むため、従来のように、水切り部材を壁面に押し付けて定位置に保持する作業員が不要となり、労務の負担を軽減できる。
また、本発明によれば、水切り部材の上部固定部が目地部の底面とテーパ面に密着しているので、水切り部材に作用する水平力は上部固定部とこれを固定するアンカービスで支持され、下向きの力は上部固定部に接するテーパ面で支持される。
従って、ユーザーが水切り部材に足先をぶつけたり、子供が足を載せたりした場合でも、上部固定部は変形せず、水切り部材の変形は、下部カバー部に限定されるため、水切り部材及び目地部に充填されたシール部材は損傷を受けずシール機能を維持することができる。
本発明による屋上の防水構造を示す側面図である。 図1のA部の拡大図である。 水切り部材の模式的斜視図である。 突き合わせ部の止水構造を示す図2と同様の側面図である。 止水カバーの模式的斜視図である。 本発明による屋上の防水方法の全体フロー図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明による屋上の防水構造を示す側面図である。
この図において、1はパラペット、2はパラペット1の内壁面(以下、「パラペット内壁面」)、3は屋上の躯体上面、4は屋上の防水層である。なお、屋上は、バルコニー又はルーフバルコニーであってもよい。
図1において、パラペット1は、建物の躯体の一部であり、好ましくは一体的に形成されている。
防水層4は、躯体上面3からパラペット内壁面2まで、連続的に設けられている。防水層4は、この例では、躯体上面側から順に積層された屋上防水シート4a,4b,4cからなる。屋上防水シート4aは、パラペット内壁面2に防水層を形成するものであり、屋上防水シート4bは、屋上防水シート4aにより形成された防水層を保護するため二重貼りになっている。屋上防水シート4cは、躯体上面3を覆う防水シートである。
なお、バルコニー等の屋上には、防水層の上に断熱層を設けるため、それを押えるコンクリートを打設する。
図2は、図1のA部の拡大図である。
この図において、本発明による屋上の防水構造は、パラペット内壁面2に固定された防水層端部5と、防水層端部5を止水するシール材6と、を有する。
この例において、防水層端部5は、押え金物7とビス8によってパラペット内壁面2との間に挟持され、隙間が生じないように押し付けた状態でパラペット内壁面2に固定されている。
この構成により、シール材6、押え金物7、及びビス8の機能が維持されている限り、パラペット内壁面2と防水層端部5との隙間からの雨水の侵入を防止して、屋上からの漏水を防止することができる。
図2において、パラペット1は、パラペット内壁面2から凹んだ目地部10を有する。
目地部10は、防水層端部5の上方に位置し、パラペット1の全体にわたり水平(図で紙面に垂直)に延びている。
この例で、目地部10の底面10a(図で左端面)は鉛直面であり、上面10bは水平面である。なお、底面10aと上面10bは、この形状に限定されず、底面10aに水切り部材12の立ち上がり部13a(後述する)を固定できる限りで、その他の形状であってもよい。
図2において、目地部10の下面10cは、外方が低いテーパ面10cに形成されている。テーパ面10cの水平に対する下り勾配は、例えば15度(好ましくは5〜20度)である。この角度は、後述する水切り部材12の緩勾配部13bをテーパ面10cに沿って位置決めした際に、摩擦により水切り部材12をその位置に保持できるように設定するのがよい。
上述した目地部10は、躯体の一部であるパラペット1を形成する際に予め形成することが好ましい。また、既設のパラペット1に追加工して目地部10を形成してもよい。
図2において、本発明による防水構造は、さらに、上端部が目地部10の内部に固定された水切り部材12と、目地部10に充填されたシール部材20と、を備える。
水切り部材12は、一体部品であり、上部固定部12aと下部カバー部12bとを有する。
上部固定部12aは、テーパ面10cに沿って位置し目地部10の底面10aに固定される。
上部固定部12aは、目地部10の底面10aに固定された立ち上がり部13aと、立ち上がり部13aの下端からテーパ面10cに沿ってパラペット内壁面2の外側近傍まで延びる緩勾配部13bと、を有する。
立ち上がり部13aは、図の使用状態で目地部10の底面10aに接触する鉛直部であり、目地部10の底面10aに例えばアンカービス9で固定される。
なお、図2において、立ち上がり部13aの上端を上面10bまで延ばし、或いは上面10bに接触する傾斜部を付加して、上部固定部12aが目地部10に固定されるように構成してもよい。
下部カバー部12bは、テーパ面10cより大きい勾配を有し緩勾配部13bの外方端から防水層端部5の外方まで延びる急勾配部13cと、急勾配部13cの外方端から防水層端部5より下方まで鉛直下方に延びる鉛直部13dと、を有する。
また鉛直部13dの下端は、水切れを良くしかつ端部の剛性を高めるため、内側に折り曲げられている。
なお、下部カバー部12bの断面形状はこの例に限定されず、例えば急勾配部13cと鉛直部13dの間に円弧部を設けてもよい。
水切り部材12は、好ましくはアルミ製(アルミニウムまたはその合金)であり、断面形状が一定の定尺部材(例えば2m)であるのがよい。
また、ユーザーが水切り部材12に足先をぶつけたり、子供が足を載せたりした場合でも、上部固定部12aは変形せず、かつ下部カバー部12bの変形も少なくなるように、水切り部材12の板厚を設定するのがよい。水切り部材12の板厚は、例えば1.1〜2mm(この例では1.5mm)である。
また、図2に示すように、水切り部材12の鉛直部13dは、押え金物7の前面から間隔(例えば5〜10mm)を隔てて位置し、下部カバー部12bが内側に変形した場合でも押え金物7により鉛直部13dが防水層端部5に接触しないように設定するのがよい。
上述した構成により、パラペット1の上部からパラペット内壁面2に沿って下降する雨水は、シール部材20の表面から上部固定部12aと下部カバー部12bの外面に沿って自重で下降し、下部カバー部12bの下方に落下する。
また、水切り部材12に直接降り注ぐ雨水も、同様に、上部固定部12aと下部カバー部12bの外面に沿って自重で下降し、下部カバー部12bの下方に落下する。
従ってこの構成により、上述したシール材6、押え金物7、及びビス8の機能の一部が劣化等により損傷を受けても、パラペット内壁面2と防水層端部5との隙間への雨水の侵入を防止して、屋上からの漏水を防止することができる。
図3は、水切り部材12の模式的斜視図である。
この図において、上部固定部12aの緩勾配部13bは、図2の使用状態で目地部10のテーパ面10cの下り勾配と同一の勾配を有し、テーパ面10cに密着して延びる。
また下部カバー部12bの急勾配部13cは、緩勾配部13bの外方に位置しテーパ面10cより大きい勾配を有する。
緩勾配部13bと急勾配部13cの接続位置は、図2の使用状態でパラペット内壁面2に近い外側(パラペット内壁面2から5〜10mmの位置)であるのがよい。
また、急勾配部13cの水平に対する下り勾配は、例えば30度(好ましくは25〜60度)である。この角度は、ユーザー(例えば子供)がこの部分に足を載せた場合でも、足先が滑ってその上に載れないように設定するのがよい。
図3において、水切り部材12は、立ち上がり部13aの下端と緩勾配部13bの上端との間に、L字状の折曲げ部14を有する。折曲げ部14は、図2の使用状態で目地部10の内面との間に隙間11を形成する。
この隙間11は、後述する止水カバー18の上端部を折曲げ部14にドリルビス19で固定した際に、ドリルビス19の先端部により目地部10の内面に傷が付かないように設定するのがよい。
折曲げ部14は、この例では、使用状態で水平な水平部14aと、外面が斜め上方に向いたカバー支持部14bとからなる。カバー支持部14bの法線の水平に対する上向き角度は、例えば15度(好ましくは5〜20度)である。この角度は、後述する止水カバー18の上端部をカバー支持部14bにドリルビス19でビス止めする際に、作業しやすいように設定するのがよい。
図3において、水切り部材12は、さらに、突起部15と凹溝16とを有する。
突起部15は、折曲げ部14(この例ではカバー支持部14b)と緩勾配部13bの上端との連結部からテーパ面10cに沿って目地部10(隙間11)の内側に延びる。
この突起部15により、止水カバー18の上端部をカバー支持部14bにドリルビス19でビス止めする際に、カバー支持部14bに作用する内向きの力を水平部14aと突起部15の2箇所で両端支持し、折曲げ部14の変形を抑制することができる。
また凹溝16は、折曲げ部14(この例ではカバー支持部14b)の外側表面に設けられ水平に延びる。凹溝16の断面形状はV溝であるのが好ましいが、その他の形状(例えば半円溝)であってもよい。
この凹溝16により、止水カバー18の上端部をカバー支持部14bにドリルビス19でビス止めする際に、ビス先端がカバー支持部14bの外側表面に沿って滑るのを防止し、ビス止め作業を容易にすることができる。
図4は、突き合わせ部の止水構造を示す図2と同様の側面図である。また、図5は、止水カバー18の模式的斜視図である。
図4と図5において、本発明による防水構造は、さらに、止水カバー18を有する。
止水カバー18は、好ましくは樹脂製の一体部品であり、下端嵌合部18aとカバー部18bとを有する。
下端嵌合部18aは、上方が開いたU字状部分であり、水切り部材12の下端(鉛直部13dの下端の折曲部)と嵌合する内面を有し、水切り部材12の下端に下方から嵌合する。
カバー部18bは、1対の水切り部材12の外面(下部カバー部12b及び上部固定部12a)に密着して上部固定部12aの上端近傍(立ち上がり部13aの下端近傍)まで延びる。また、カバー部18bの上端には、折曲げ部14のカバー支持部14bに使用状態で密着するカバー固定部18cが設けられている。
止水カバー18は、端面同士が互いに突き合わされて隣接する1対の水切り部材12の突き合わせ部を止水する機能を有する。
止水カバー18は、この機能を満たすため、隣接する1対の水切り部材12の両方に密着するように、構成されている。なお、止水カバー18と1対の水切り部材12との間にシール材を設けてもよい。
なお図5の止水カバー18は、直線部用であり、1対の水切り部材12の両方に密着するように全体として必要なシール幅の2倍以上の幅を有する。
また、出隅部用の止水カバー18は、出隅部で隣接する1対の水切り部材12の両方に密着するように、必要なシール幅の止水カバー18が交差した形状であるのがよい。入隅部用の止水カバー18も同様である。
上述した直線部用、出隅部用、及び入隅部用の止水カバー18は、それぞれ別個に製造された樹脂製の一体部品であるのがよい。
図6は、本発明による屋上の防水方法の全体フロー図である。
本発明の防水方法は、図1におけるパラペット1の内壁面2に防水層端部5が固定され、防水層端部5がシール材6で止水された屋上を対象とする。
また、パラペット1には防水層端部5の上方に位置し水平に延び、下面の外方が低いテーパ面10cである目地部10が予め形成されている。
なお目地部10は、躯体の一部であるパラペット1を形成する際に予め形成することが好ましいが、既設のパラペット1に追加工して目地部10を形成してもよい。
本発明による屋上の防水方法は、防水層端部5からの漏水を防止する方法であり、S1〜S4の各工程(ステップ)を有する。
ステップS1(水切り固定工程)では、水切り部材12の上部固定部12aを、テーパ面10cに沿って位置決めし、目地部10の底面10aに例えばアンカービス9で固定する。この際、水切り部材12の緩勾配部13bをテーパ面10cに載せた状態で、水切り部材12の立ち上がり部13aを目地部10に嵌め込み、立ち上がり部13aを目地部10の底面10aに固定するのがよい。
ステップS2(カバー固定工程)では、端面同士が互いに突き合わされて隣接する1対の水切り部材12の突き合わせ部を止水カバー18で止水する。
カバー固定工程において、最初に止水カバー18の下端嵌合部18aを水切り部材12の下端に下方から嵌合させる。次いで、止水カバー18のカバー部18bを1対の水切り部材12の外面に下端から上部固定部12aの上端近傍(立ち上がり部13aの下端近傍)まで密着させて位置決めする。最後に、止水カバー18の上端部(カバー固定部18c)を1対の水切り部材12にドリルビス19で固定する。
ステップS3(目地部シール工程)では、目地部10にシール部材20を充填して止水する。
上述した本発明の実施形態によれば、パラペット1は、内壁面2から凹んだ目地部10を有し、目地部10は、防水層端部5の上方に位置し水平に延び、かつ目地部10の下面は外方が低いテーパ面10cである。
また、水切り部材12は、上部固定部12aと下部カバー部12bとを有する一体部品であり、その上部固定部12aを、テーパ面10cに沿って位置決めし目地部10の底面10aに固定する。
本発明によれば、水切り部材12の上部固定部12aを、目地部10のテーパ面10cに載せるので、目地部10に嵌め込んだ状態で水切り部材12を位置決めすることができる。また、その状態で、作業員一人で立ち上がり部13aの一部を目地部10の底面10aに順に固定することで、水切り部材全体を定位置に固定することができる。
従って、本発明によれば、水切り部材12を目地部10に嵌め込むため、従来のように、水切り部材12を壁面に押し付けて定位置に保持する作業員が不要となり、労務の負担を軽減できる。
また、本発明によれば、水切り部材12の上部固定部12aが目地部10の底面10aとテーパ面10cに密着している。これにより、水切り部材12に作用する水平力は上部固定部12aとこれを固定するアンカービス9で支持され、下向きの力は上部固定部12aに接するテーパ面10cで支持される。
従って、ユーザーが水切り部材12に足先をぶつけたり、子供が足を載せたりした場合でも、上部固定部12aは変形せず、水切り部材12の変形は、下部カバー部12bに限定される。これにより、水切り部材12及び目地部10に充填されたシール部材20は損傷を受けずシール機能を維持することができる。
なお、本発明の範囲は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 パラペット、2 内壁面(パラペット内壁面)、3 躯体上面、4 防水層、
4a,4b,4c 屋上防水シート、5 防水層端部、6 シール材、
7 押え金物、8 ビス、9 アンカービス、10 目地部、10a 底面、
10b 上面、10c 下面(テーパ面)、11 隙間、12 水切り部材、
12a 上部固定部、12b 下部カバー部、13a 立ち上がり部、13b 緩勾配部、
13c 急勾配部、13d 鉛直部、14 折曲げ部、14a 水平部、
14b カバー支持部、15 突起部、16 凹溝、18 止水カバー、
18a 下端嵌合部、18b カバー部、18c カバー固定部、19 ドリルビス、
20 シール部材

Claims (6)

  1. パラペットの内壁面に防水層端部が固定され、前記防水層端部がシール材で止水された屋上の防水構造であって、
    前記パラペットは、前記内壁面から凹んだ目地部を有し、該目地部は、前記防水層端部の上方に位置し水平に延び、かつ前記目地部の下面は外方が低いテーパ面であり、
    上端部が前記目地部の内部に固定された水切り部材と、前記目地部に充填されたシール部材と、を備え、
    前記水切り部材は、一体部品であり、前記テーパ面に沿って位置し前記目地部の底面に固定された上部固定部と、該上部固定部から前記防水層端部の外方まで延び下端が前記防水層端部より下方に位置する下部カバー部と、を有し、
    前記上部固定部は、前記目地部の底面に固定された立ち上がり部と、該立ち上がり部の下端から前記テーパ面に沿ってパラペット内壁面の外側近傍まで延びる緩勾配部と、を有し、
    前記下部カバー部は、前記テーパ面より大きい勾配を有し前記緩勾配部の外方端から前記防水層端部の外方まで延びる急勾配部と、該急勾配部の外方端から前記防水層端部より下方まで鉛直下方に延びる鉛直部と、を有する、屋上の防水構造。
  2. 前記上部固定部は、前記立ち上がり部の下端と前記緩勾配部の上端との間に、前記目地部の内面との間に隙間を形成するL字状の折曲げ部を有する、請求項に記載の屋上の防水構造。
  3. 前記上部固定部は、前記折曲げ部と前記緩勾配部の上端との連結部から前記テーパ面に沿って前記目地部の内側に延びる突起部と、前記折曲げ部の外側表面に設けられ水平に延びる凹溝と、を有する、請求項に記載の屋上の防水構造。
  4. 端面同士が互いに突き合わされて隣接する1対の前記水切り部材の突き合わせ部を止水する止水カバーを有し、
    前記止水カバーは、前記水切り部材の下端に下方から嵌合する下端嵌合部と、1対の前記水切り部材の外面に密着して前記上部固定部の上端近傍まで延びるカバー部とを有する一体部品である、請求項1に記載の屋上の防水構造。
  5. 請求項1に記載の屋上の防水構造の前記水切り部材を用いる屋上の防水方法であって、
    前記パラペットは、前記内壁面から凹んだ前記目地部を有し、該目地部は、前記防水層端部の上方に位置し水平に延び、かつ前記目地部の下面は外方が低い前記テーパ面であり、
    前記水切り部材の前記上部固定部を、前記テーパ面に沿って位置決めし前記目地部の前記底面に固定する水切り固定工程と、
    前記目地部にシール部材を充填して止水する目地部シール工程と、を有し、
    前記水切り固定工程において、前記緩勾配部を前記テーパ面に載せた状態で、前記立ち上がり部を前記目地部に嵌め込み、前記立ち上がり部を前記目地部の前記底面に固定する、屋上の防水方法。
  6. 端面同士が互いに突き合わされて隣接する1対の前記水切り部材の突き合わせ部を止水カバーで止水するカバー固定工程を有し、
    前記カバー固定工程において、前記止水カバーの下端嵌合部を前記水切り部材の下端に下方から嵌合させ、前記止水カバーのカバー部を1対の前記水切り部材の外面に前記下端から前記上部固定部の上端近傍まで密着させて位置決めし、前記止水カバーの上端部を1対の前記水切り部材に固定する、請求項に記載の屋上の防水方法。
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