JP6947396B2 - 搬送装置及び搬送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、簡易な方式でワークを搬送できる搬送装置及び搬送方法に関する。
工場等の生産ラインでは、被搬送体であるワークを搬送するための搬送装置が設置されている。
例えば、特許文献1に示される搬送装置では、X-Y平面上にマトリックス状に形成されたラック歯を有する走行板と、該走行板のラック歯に噛み合いかつ駆動モータにより駆動される走行歯車を有する走行体と、を具備する構成である。
この走行体には、X方向に沿う軸を中心として回転する走行歯車と、Y方向に沿う軸を中心として回転する走行歯車とが共に設置されている。
そして、走行体は、これら異なる方向の走行歯車をそれぞれ駆動することで、走行板上の任意の位置にまで移動することが可能となる。
特開平10−267100号公報
ところで、特許文献1に示される搬送装置は、走行経路となる走行板の上面、すなわち搬送すべき領域の全体に、平面歯車となるラック歯を設置する構成であり、必要とされる搬送領域の全体に所定の加工精度で平面歯車を設けようとすると、コストの増大が避けられない。
さらに、特許文献1に示される搬送装置では、走行体の走行歯車が、走行板上のラック歯と噛み合うことで該走行体を進行させる構成である。このため、状況によっては、走行体の走行歯車と、走行板上のラック歯とが噛み合い不良により、歯車が乗り上げる、歯車が噛み込んで回転〜走行が不可能になるといった不具合も生じ、この点において改善が期待されていた。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、走行経路となる走行板上に平面歯車を使用しないことで全体構成の簡素化を図り、かつ走行体の移動時に歯車が乗り上げる、又は歯車が噛み込んで固まる等の走行不良の発生を抑制することができる搬送装置及び搬送方法を提供する。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の第1態様に示される搬送装置では、被駆動体と、前記被駆動体の表面に沿って所定方向に歯が配列された平面歯車と、前記平面歯車と噛み合ってそれぞれ動力を伝達することで、前記被駆動体を所定方向に順次搬送する複数の駆動歯車を有する搬送ユニットと、を備え、搬送方向に沿い互い隣接する一方の駆動歯車と前記平面歯車との間のバックラッシと、前記互いに隣接する他方の駆動歯車と前記平面歯車との間のバックラッシとを異なる間隔に設けることを特徴とする。
本発明の第2態様に示される搬送方法では、被駆動体の表面に沿って設けられた平面歯車と噛み合ってそれぞれ動力を伝達することで、該被駆動体を所定方向に順次搬送する複数の駆動歯車を有する搬送ユニットを含み、搬送方向に沿い互い隣接する一方の駆動歯車と前記平面歯車との間のバックラッシと、前記互いに隣接する他方の駆動歯車と前記平面歯車との間のバックラッシとを異なる間隔に設けることを特徴とする。
本発明によれば、走行経路となる走行板上に平面歯車を使用しないことで全体構成の簡素化を図り、かつ走行体の移動時に歯車が乗り上げる、又は歯車が噛み込んで固まる等の走行不良の発生を抑制することができる。
本発明に係る搬送装置を示す図であって、(A)は平面図、(B)は平面歯車と駆動歯車の噛み合わせ箇所を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る搬送装置の全体斜視図である。 (A)搬送トレーを示す斜視図、(B)平面歯車の拡大平面図である。 搬送装置を構成している搬送ユニットの斜視図である。 図4の搬送装置の駆動機構を矢印V方向から視た示す図である。 図4の搬送装置の駆動機構を矢印VI方向から視た示す図である。 平面歯車と駆動歯車の噛み合わせ箇所を示す正面図である。 搬送トレーと駆動歯車との位置関係を示す平面図である。 平面歯車に対する一方の駆動歯車と他方の駆動歯車との噛み合わせ状態を示す正面図である。 他方の駆動歯車に平面歯車が乗り上げた状態を示す図である。 搬送ユニットにおける駆動歯車A,Bの配置パターンを示す平面図である。 図11とは異なる配置パターンを示す平面図である。 実施形態の変形例1を示す図であって、図9とは異なる噛み合わせ状態を示す正面図である。 実施形態の変形例2を示す図であって、平面歯車を部分的に加工した状態を示す正面図である。 実施形態の変形例3を示す図であって、搬送トレーの動作パターンを示す平面図である。 実施形態の変形例4を示す図であって、駆動歯車の寸法を示す平面図である。 実施形態の変形例5を示す概略構成図である。 実施形態の変形例6を示す動作説明図である。 実施形態の変形例6を示す動作説明図である。 実施形態の変形例6を示す動作説明図である。 実施形態の変形例6を示す動作説明図である。
本発明の構成について図1(A)及び(B)を参照して説明する。
図1(A)は本発明に係る搬送装置100の全体構成を示す図であって、符号1は被駆動体となる搬送トレーである。
この搬送トレー1は上面に被搬送物(図示略)が載置可能とされるものであって、その下面には、所定方向(矢印(イ)方向)に沿うように歯2Aが配列された平面歯車2が設けられている。
また、この搬送トレー1は、駆動歯車3(3A,3B)及び該駆動歯車3を駆動する駆動モータ(図示略)を有する搬送ユニット4により、所定の搬送方向である矢印(イ)方向に搬送される。
搬送ユニット4は、搬送方向(矢印(イ)方向)に沿って複数台が隣接配置されるものであって、それぞれに設けられた駆動歯車3(3A,3B)が、搬送トレー1側の平面歯車2と噛み合って動力を伝達することで、該搬送トレー1を同方向に順次搬送する。
また、この搬送装置100では、搬送方向(矢印(イ)方向)に沿い互い隣接する一方の駆動歯車3(3A)と平面歯車2との間のバックラッシ5Aと、当該互いに隣接する他方の駆動歯車3(3B)と平面歯車2との間のバックラッシ5Bとが異なる間隔に設けられている。
例えば、図1(A)及び(B)に示される搬送装置100では、搬送方向(矢印(イ)方向)に互いに隣接配置された2つの搬送ユニット4において、隣接する一方の搬送ユニット4内における駆動歯車3(3A)と平面歯車2との間のバックラッシ5Aと、隣接する他方の搬送ユニット4内における駆動歯車3(3B)と平面歯車2との間のバックラッシ5Bとが異なる間隔に設けられている。
これにより本発明の搬送装置100では、図1(B)に示されるように、一方の搬送ユニット4内における駆動歯車3(3A)と平面歯車2との間のバックラッシ5Aを該搬送方向(矢印(イ)方向)の後方側に偏位して設け、かつ他方の搬送ユニット4内における駆動歯車3(3B)と平面歯車2との間のバックラッシ5Bを同方向の前後両側に設けることによって、駆動歯車の位相をずらした設定としている。
以上詳細に説明したように本発明の搬送装置100によれば、搬送方向(矢印(イ)方向)に沿い互い隣接する一方の駆動歯車3(3A)と搬送トレー1表面の平面歯車2との間のバックラッシ5Aと、当該互いに隣接する他方の駆動歯車3(3B)と平面歯車2との間のバックラッシ5Bとを、異なる間隔に設けるようにした。
これにより例えば、一方の搬送ユニット4内における駆動歯車3(3A)と平面歯車2との間のバックラッシ5Aを該搬送方向(矢印(イ)方向)の後方側に偏位して設け、かつ他方の搬送ユニット4内における駆動歯車3(3B)と平面歯車2との間のバックラッシ5Bを該搬送方向(矢印(イ)方向)の前後両側に向けるという、駆動歯車の位相ずらしが可能となる。
その結果、本発明の搬送装置100では、搬送トレー1の平面歯車2が、一方の駆動歯車3(3A)から他方の駆動歯車3(3B)に乗り移る際の噛み合い不良(例えば、平面歯車2が他方の駆動歯車3(3B)に乗り上げる、歯車が噛み込んで固まるといった不良)を未然に防ぐ調整ができ、良好な搬送トレー1の搬送を実現することが可能となる。
また、本発明の搬送装置100は、搬送トレー1の下面という限られた箇所にのみ平面歯車2を設置し、かつ搬送トレー1の走行路となる、搬送ユニット4の上面全体に平面歯車を設置しない構成であるので、平面歯車の設置に係るコストが抑えられ、全体構成の簡素化にも寄与することができる。
なお、上記例では、搬送方向(矢印(イ)方向)に隣接する2つの搬送ユニット4の各駆動歯車3(3A,3B)にてバックラッシ5A,5Bをそれぞれ設定したが、これに限定されず、1つの搬送ユニット4内に位置する同方向の2つの隣接する駆動歯車3において、同様のバックラッシ5A,5Bを設定しても良い。
(実施形態)
本発明の実施形態に係る構成について図2〜図12を参照して説明する。
図2は本発明の実施形態に係る駆動装置101の全体構成を示す図であって、符号11は被駆動体となる搬送トレーである。
この搬送トレー11は上面の収納部11Aにて被搬送物(図示略)が載置可能とされるものであって、その下面には、所定方向に歯12Aが配列された平面歯車12が設けられている。
この平面歯車12の歯12Aは、図3(A)に示されるように、互いに直交する矢印(イ)及び矢印(ロ)方向に沿いマトリックス状に配置されている。
また、平面歯車12の歯12Aは、全体として先端部に小平面の歯先12Bを有する四角錐状に形成されたものであるが、特に、外周部に位置する列の歯12A´については図3(B)に示されるように、四角錐を形成する斜面の角部を面取りしたチャンファ加工がなされている。
このチャンファ加工は、駆動歯車13,14が噛み合う際の当たりを軽減するために行うものであって、歯先12Bの一角部を中心とした四角錐斜面の角部を面取りした処理であって、切削加工等の機械加工により実現することができる。
また、搬送トレー11は、互いに回転方向が異なる駆動歯車13,14を有する複数台の搬送ユニット20により、所定の搬送方向である矢印(イ)方向又は矢印(ロ)方向に移送される。
なお、本実施形態では、所定の搬送方向である矢印(イ)方向又は矢印(ロ)方向からなる水平な搬送面が、搬送ユニット20の支持板22(後述する)上に形成されており、この搬送面に沿って搬送トレー11が移送される。
搬送ユニット20は、図2に示されるように、所定の搬送方向(矢印(イ)及び矢印(ロ)方向)に沿って複数台がマトリックス状に隣接配置されるものであって、それぞれに設けられた駆動歯車13,14が、搬送トレー11上の平面歯車12と噛み合って動力を伝達することで、該搬送トレー11を矢印(イ)又は矢印(ロ)方向に搬送する。
上述した搬送ユニット20の具体的構成について、図4〜図6を参照して詳細に説明する。
各搬送ユニット20は、基部となる台座21と、台座21上に水平に設けられかつその各縁部に4つの開口22Aを有する支持板22と、台座21に回転軸13A,14Aを中心として回転自在に支持された4つの駆動歯車13,14と、駆動歯車13,14をそれぞれ回転駆動する駆動機構23,24と、を具備する。
駆動歯車13は、矢印(ロ)方向に沿う回転軸13Aを中心として回転自在に支持されるものであって、搬送ユニット20内の矢印(イ)方向に間隔をおいて2組配置されている。また、各組の駆動歯車13は一対の小歯車13Bを有しており、その上部は、支持板22の開口22Aから露出して、搬送トレー11の平面歯車12と噛み合うことで、該搬送トレー11を矢印(イ)方向に移送する。
また、駆動機構23は、図5に示されるように搬送ユニット20の下部すなわち、平面視において支持板22に覆われて周囲にはみ出さない位置に配置されるものであって、駆動モータ25と、該駆動モータ25の動力を駆動歯車13に伝達するための伝導歯車26、プーリ27、ベルト28を有している。
一方、駆動歯車14は、矢印(イ)方向に沿う回転軸14Aを中心として回転自在に支持されるものであって、搬送ユニット20内の矢印(ロ)方向に間隔をおいて2組配置されている。また、各組の駆動歯車14は一対の小歯車14Bを有しており、その上部は、支持板22の開口22Aから露出して、搬送トレー11の平面歯車12と噛み合うことで、該搬送トレー11を矢印(ロ)方向に移送する。
また、駆動機構24は、図6に示されるように搬送ユニット20の下部に配置されるものであって、駆動モータ29と、該駆動モータ29の動力を駆動歯車14に伝達するための伝導歯車30、プーリ31、ベルト32を有している。
そして、以上のような搬送ユニット20では、駆動機構23,24を任意に駆動することにより、駆動歯車13又は14のいずれかを回転駆動することができ、これにより該駆動歯車13,14及びこれらと噛み合う平面歯車12を通じて、支持板22上の搬送トレー11を矢印(イ)又は矢印(ロ)方向に移送することができる。
なお、上記搬送ユニット20では、図7に示されるように、駆動歯車13,14の回転駆動により、搬送トレー11を矢印(イ)又は矢印(ロ)方向に移送するに際し、平面歯車12の平らな歯先(符号12Bで示す)を支持板22の上面と摺動させることで、該搬送トレー11を矢印(イ)又は矢印(ロ)方向に案内する。
また、この搬送装置101では、歯車の乗り上げ又は固まり防止のために、搬送方向(矢印(イ)又は(ロ)方向)に沿い互い隣接する一方の駆動歯車13/14と平面歯車12との間のバックラッシ15Aと、他方の駆動歯車13/14と平面歯車12との間のバックラッシ15Bとが異なる間隔となるように調整している。
例えば、図8に示される搬送装置101では、搬送方向(矢印(イ)方向)に互いに隣接配置された2つの搬送ユニット20において、隣接する一方の搬送ユニット20内における駆動歯車13(これを駆動歯車Aとする)と平面歯車12との間のバックラッシ15Aと、隣接する他方の搬送ユニット20内における駆動歯車13(これを駆動歯車Bとする)と平面歯車12との間のバックラッシ15Bとを異なる間隔に設けている。
より具体的には、図9に示されるように、一方の搬送ユニット20内における駆動歯車13(駆動歯車A)と平面歯車12との間のバックラッシ15Aは、該搬送方向(矢印(イ)方向)の後方側に偏位して設けられる。また、他方の搬送ユニット20内における駆動歯車13(駆動歯車B)と平面歯車12との間のバックラッシ15Bは、同方向(矢印(イ)方向)の前後両側にほぼ等間隔に設けられる。
なお、バックラッシ15A,15Bは、駆動歯車13の基準ピッチ円となる位置に形成され、隣接する駆動歯車13の相対回転角度を機械的に調整する、又は各駆動歯車13の回転を制御することで実現する。
そして、以上の図8及び図9に示される搬送装置101では、駆動歯車13の位相ずらしが実現され、図10に示されるような、平面歯車12が他方の駆動歯車13(駆動歯車B)に乗り上げる、又は歯車同士が固く噛み合って動作不能となるという事態発生を防止することが可能となる。
なお、図9に示される駆動歯車A及びBのバックラッシ15A,15Bは、搬送方向(矢印(イ)方向)に互いに隣接配置された2つの搬送ユニット20で形成されたものである。しかし、これに限定されず、搬送方向(矢印(ロ)方向)に互いに隣接配置された2つの搬送ユニット20にて、隣接する一方の駆動歯車14(これを駆動歯車Aとする)と平面歯車12との間のバックラッシ15Aと、他方の搬送ユニット20内における駆動歯車14(これを駆動歯車Bとする)と平面歯車12との間のバックラッシ15Bとを異なる間隔に設けても良い。
そして、以上のような矢印(イ)方向と、矢印(ロ)方向との駆動歯車A,Bの位置関係は、図11で示されるように総括される。
すなわち、図11に示される搬送装置101では、矢印(イ)及び(ロ)方向マトリックス状に配置された搬送ユニット20において、互いに隣接する駆動歯車13,14に、駆動歯車A,Bで示されるバックラッシ15A,15Bを設けることで、平面歯車12と駆動歯車13,14との噛み合い不良を防止するものである。
以上詳細に説明したように実施形態に示される搬送装置101によれば、搬送方向(矢印(イ)又は矢印(ロ)方向)に沿い互い隣接する一方の駆動歯車13,14と搬送トレー11表面の平面歯車12との間のバックラッシ15Aと、当該互いに隣接する他方の駆動歯車13,14と平面歯車12との間のバックラッシ15Bとを、異なる間隔に設けるようにした。
これにより例えば、上記搬送装置101では、一方の搬送ユニット20内における駆動歯車13,14と平面歯車12との間のバックラッシ15Aを該搬送方向(矢印(イ)又は矢印(ロ)方向)の後方側に偏位して設け、かつ他方の搬送ユニット20内における駆動歯車13,14と平面歯車12との間のバックラッシ15Bを該搬送方向(矢印(イ)又は矢印(ロ)方向)の前後両側に向けるという、駆動歯車の位相ずらしが可能となる。
その結果として、上記搬送装置101では、搬送トレー11の平面歯車12が、一方の駆動歯車13,14から他方の駆動歯車13,14に乗り移る際の噛み合い不良(例えば、平面歯車12が他方の駆動歯車13,14に乗り上げる、歯車が噛み込んで固まるといった不良)を未然に防ぐ調整ができ、良好な搬送トレー11の搬送を実現することが可能となる。
また、本実施形態の搬送装置101は、搬送トレー11の下面という限られた箇所にのみ平面歯車12を設置し、かつ搬送トレー11の走行路となる、搬送ユニット20の上面全体に平面歯車を設置しない構成であるので、平面歯車の設置に係るコストが抑えられ、全体構成の簡素化にも寄与することができる。
なお、上記搬送装置101では、搬送方向(矢印(イ)又は矢印(ロ)方向)に隣接する2つの搬送ユニット20の各駆動歯車13,14(駆動歯車A,B)にてバックラッシ15A,15Bをそれぞれ設定した。これに限定されず、図12で示されるように、1つの搬送ユニット20内に位置しかつ搬送方向(矢印(イ)又は矢印(ロ)方向)に隣接する2つの駆動歯車13,14(駆動歯車A,B)の相互間において、同様のバックラッシ15A,15Bを設定しても良い。
また、図11及び図12に示される搬送装置101では、駆動歯車A,Bの配列が設定通りになるように、駆動歯車Aの近傍の搬送ユニット20縁部に凹部33を設け、かつ駆動歯車Bの近傍の搬送ユニット20縁部に凸部34を設け、これら凹部33及び凸部34の嵌合により、駆動歯車A,Bの規則的な配列を実現しても良い。ここで、駆動歯車Aに対応する搬送ユニット20には凹部33のみ、駆動歯車Bに対応する搬送ユニットには凸部34のみを設けることにより、容易に搬送ユニット20の駆動歯車A、Bのバックラッシの状況を外部から認識することができる。そして、凹部33を有する搬送ユニット20と凸部34を有する搬送ユニット20とを交互に並べることにより、搬送領域の全域において、搬送ユニット20相互間に所定のバックラッシを設定することができる。
また、搬送ユニット20は、平面視にて、支持板22と重なる範囲に駆動機構23を配置しているので、支持板22の周囲にはみ出す構成要素が存在せず、したがって、搬送すべき領域全体に搬送ユニット20を隙間なく敷き詰めて配置することにより、連続的な搬送面を構成することができる。
(変形例1)
上記実施形態では、図9に示されるように他方の駆動歯車13/14(駆動歯車B)と平面歯車12との間のバックラッシ15Bを、矢印(イ)方向の前後両側にほぼ等間隔に設けるようにした。
これに限定されず、変形例1では、図13に示されるように、他方の駆動歯車13/14(駆動歯車B)と平面歯車12との間のバックラッシ15Bを、矢印(イ)方向の前後両側に異なる間隔で設けても良い。
このとき、駆動歯車13/14(駆動歯車B)の前方側のバックラッシ15B(15B1)は、駆動歯車13/14(駆動歯車B)の後方側のバックラッシ15B(15B2)よりも大きい寸法に設定しても良い。
そして、変形例1にて、駆動歯車13/14(駆動歯車B)の前方側のバックラッシ15B(15B1)をより大きく形成することにより、平面歯車12と噛み合い後の該駆動歯車13/14(駆動歯車B)の可動範囲を確保することができ、歯車同士が固まって動作不能となるという事態発生を防止できる。
(変形例2)
変形例2では、図14に示されるように、駆動歯車13/14に噛み合う平面歯車12の前方側(矢印(イ)方向側)端部に位置する歯12について、歯先12Bの前側縁部を面取りした面取り部12Cを設けても良い。
そして、このような面取り部12Cでは、駆動歯車13/14(駆動歯車B)が平面歯車12と噛み合う際に、歯車同士が衝突して、平面歯車12が他方の駆動歯車13,14に乗り上げるという事態を未然に回避できる。
(変形例3)
上記実施形態の搬送装置101では、図15に示されるように、駆動歯車13/14を選択的に駆動することにより、該駆動歯車13,14と噛み合う平面歯車12を通じて、搬送トレー11を矢印(イ)又は矢印(ロ)方向に移送するようにした。
これに加えて、上記搬送装置101では、駆動歯車13及び14を所定方向に同時に駆動することで、矢印a方向または矢印b方向で示す斜め方向に搬送トレー11を搬送するようにしても良い。
(変形例4)
上記実施形態では、搬送ユニット20を正方形状とし、該搬送ユニット20内の一対の駆動歯車13,14を、該搬送ユニット20の中心点O(又は中心線)に対して対称となる位置に配置した。
これに限定されず、変形例4では、図16に示されるように、搬送ユニット20の外形寸法(L1,L1´)、搬送ユニット20内の駆動歯車13又は14の間隔(L2,L2´)、駆動歯車13又は14の幅(L3,L3´)、隣接する搬送ユニット20の駆動歯車13の間隔(L4)を適宜設定しても良い。
その際、搬送ユニット20の外形は、対応する方向(矢印(イ)又は矢印(ロ)方向)における、駆動歯車13、14のピッチ円直径の円周長と整数比の関係になるように設定し、これにより搬送ユニット20の制御を簡素化させるようにしても良い。
また、搬送トレー11の下面角部近傍に、搬送ユニット20の支持板22の上面を転がるボールキャスター(図示略)を設け、このボールキャスターを介して、搬送トレー11の一部重量を支持板22にて受けさせ、歯12、駆動歯車13、14等を含む駆動機構の負荷を軽減するようにしても良い。
(変形例5)
上記実施形態に示される搬送装置101では、同一方向の2列の駆動歯車13,14を駆動モータ25,29によりベルト28,32を介して連動するように駆動させていたが、各列の駆動歯車13,14にそれぞれ個別にモータを接続して、各モータ制御により擬似的に位相をずらして駆動させても同様の効果を得ることができる。
また、駆動モータ25,29を制御するための制御部Cは、図17に示されるように、搬送装置101のケース40外に配置し、同じく外部に設置したパーソナルコンピュータPからの操作信号により操作しても良い。
(変形例6)
上記実施形態では、バックラッシ量が異なる駆動歯車A、Bを二つずつ備えた搬送ユニット20をマトリックス状に配置したが。搬送トレー11の搬送方向により、搬送ユニット20の向きを変えて配置することも有効である。この変形例6について、図18〜21により説明する。図18〜21において、駆動歯車Aが左辺および下辺に配置され、駆動歯車Bが右辺および上辺に配置された搬送ユニットに20Aの符号を付し、この搬送ユニット20Aを90度回転させて駆動歯車Aが左辺および上辺に配置され、駆動歯車Bが右辺および下辺に配置された搬送ユニットに20Bの符号を付す。
図18、19は、搬送ユニット20Aのみをマトリックス状に配置した例を示す。この例では、図中左右方向または上下方向への移動に際して、隣り合う搬送ユニット20A間で互いに位相の異なる歯車AとBとの間を搬送トレー11が受け渡される。この受け渡しに際し、受け渡しにかかわらない歯車が左右方向には駆動歯車Bが並び、上下方向には駆動歯車Aが並んでいる。すなわち、受け渡しにかかわらない駆動歯車A、Bが同位相で並ぶので、異なる方向への受け渡しの際に噛み込み等を生じ難く、スムーズに搬送することができる。これに対して、図中矢印(ハ)で示す斜め方向への方向に際して、左下の駆動歯車Bと右上の駆動歯車Aとの間で搬送トレー11が受け渡されることになるため、位相が異なり、スムーズな搬送が難しい。
図20、21は、搬送ユニット20Aと、駆動歯車A、Bの配置を90度回転させた搬送ユニット20Bとを交互にマトリックス状に配置した例を示す。この例では、図中左右方向または上下方向への移動に際して、隣り合う搬送ユニット20A間で互いに位相の異なる歯車AとBとの間を搬送トレーが受け渡される。このとき、図中矢印(ハ)で示す斜め方向への方向に際して、左下の駆動歯車Bと右上の駆動歯車Bとの間で搬送トレー11が受け渡されることになるため、位相が同じとなるため、スムーズに搬送することができる。
変形例6に説明したように、搬送トレー11を搬送すべき方向が縦横方向か斜め方向かによって、図18、19に示す配置、または、図20、21に示す配置を適宜選択することにより、駆動歯車A、Bのスムーズな噛み合いを実現することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、生産ラインでのワーク輸送、物流倉庫でのコンテナ輸送等に適用される搬送装置及び搬送方法に関する。
1 搬送トレー
2 平面歯車
2A 歯
3 駆動歯車
3A 駆動歯車
3B 駆動歯車
4 搬送ユニット
5A バックラッシ
5B バックラッシ
11 搬送トレー
12 平面歯車
12A 歯
13 駆動歯車
14 駆動歯車
15A バックラッシ
15B バックラッシ
20 搬送ユニット
100 搬送装置
101 搬送装置

Claims (10)

  1. 被駆動体と、
    前記被駆動体の表面に沿って所定方向に歯が配列された平面歯車と、
    前記平面歯車と噛み合ってそれぞれ動力を伝達することで、前記被駆動体を所定方向に順次搬送する複数の駆動歯車を有する搬送ユニットと、を備え、
    搬送方向に沿い互い隣接する一方の駆動歯車と前記平面歯車との間のバックラッシと、前記互いに隣接する他方の駆動歯車と前記平面歯車との間のバックラッシとを異なる間隔に設けることを特徴とする搬送装置。
  2. 前記駆動歯車を駆動する場合に、前記被駆動体の搬送方向に沿い互い隣接する一方の駆動歯車と前記平面歯車との間のバックラッシが該搬送方向の後方側に偏位して設けられ、かつ前記他方の駆動歯車と前記平面歯車との間のバックラッシが該搬送方向の前後両側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記他方の駆動歯車と前記平面歯車との間のバックラッシは、前記搬送方向の前後両側にほぼ同じ間隔で設けられることを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記他方の駆動歯車と前記平面歯車との間のバックラッシは、前記搬送方向の前後両側に異なる間隔で設けられることを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
  5. 前記搬送ユニットはマトリックスを形成するように複数が隣接配置されており、
    前記搬送ユニットは、互いに回転方向が異なる第1、第2の駆動歯車が少なくとも2組ずつ設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の搬送装置。
  6. 前記搬送方向に沿い互い隣接しかつ前記バックラッシが設けられた一方の駆動歯車及び他方の駆動歯車は、同一の搬送ユニット内に位置することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の搬送装置。
  7. 前記搬送方向に沿い互い隣接しかつ前記バックラッシが設けられた一方の駆動歯車及び他方の駆動歯車は、隣接する搬送ユニットにそれぞれ位置することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の搬送装置。
  8. 前記搬送ユニットは、前記被駆動体を案内するための支持面の直下位置に、前記駆動歯車を駆動するための駆動モータを含む駆動機構を具備することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の搬送装置。
  9. 前記平面歯車の端部に位置する歯は、前記搬送方向前側の歯先が面取りされていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の搬送装置。
  10. 被駆動体の表面に沿って設けられた平面歯車と噛み合ってそれぞれ動力を伝達することで、該被駆動体を所定方向に順次搬送する複数の駆動歯車を有する搬送ユニットを含み、
    搬送方向に沿い互い隣接する一方の駆動歯車と前記平面歯車との間のバックラッシと、前記互いに隣接する他方の駆動歯車と前記平面歯車との間のバックラッシとを異なる間隔に設けることを特徴とする搬送方法。
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