JP5896369B1 - 伸縮搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の水平及び/または垂直方向のみに直線移動を精度良く行い、かつ、2軸または3軸の直行ロボットとしても使用できること。【解決手段】モータ13及びその出力軸13bで第1ピニオンギヤ14を回動自在に回転させる駆動源20と、駆動源20を配設し、特定された個所に固着する基体10と、第1ピニオンギヤ14と噛み合う第1ラック15を有し、基体10に対して水平方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第1杆体30と、第1杆体30に配設された第2ピニオンギヤ35及びその回転を伝達した第2ピニオンギヤ24からなる駆動源40と、第3ピニオンギヤ42と噛み合う第3ラック52を有し、第1杆体30に対し、水平方向のみに移動自在で他方向の移動を拘束した第2杆体50と、第1杆体30の上部位置及び第2杆体50の上部位置よりも高い位置の第2杆体50に配設された搬送テーブル60とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、アーム上の積載物を水平移動等の特定の直線方向、即ち、水平、上下方向に移動自在な伸縮搬送装置であり、特に、複数段に設定したアームをモータまたはエアシリンダ、油圧リンダ等の駆動によって伸縮自在とした伸縮搬送装置に関するものである。
現在、製造工場での自動化ライン、手動化ラインでは、機械と機械間のワーク(製作品)の受け渡しではローラーコンベヤ、ベルトコンベヤ、オートローダ等が使用されている。
特定の箇所から他の特定の箇所まで積載物を移動する手段として、特許文献1のベルトコンベヤについて説明する。ベルトコンベヤは、コンベヤ本体の左右両側にフレームを具備し、左右両フレームは搬送路を構成する無端状のベルトの左右両側に沿って配設され、搬送路を構成するベルトの往路側を下面から支承する略平板状の連結板を介して平面視並行状に連結されている。従来のベルトコンベヤは、左右両フレームは前記連結板で一体になっている。
特許文献1の如く並行状に連結される左右両フレームの一端部と他端部には、折り返し用のローラを架設し、これらローラの間に搬送路を構成するベルトを架け渡してある。前述したように、ローラ間に架け渡したベルトの往路側は前記連結板により下側から支承されて水平な平面を維持する。また、ベルトの復路側は、両フレームの下部に設置した駆動ユニット内に引き込み、該駆動ユニット内に設けた駆動ローラに架け渡してある。上記駆動ローラは、無端状チェーンを介して駆動モータと連絡し、該駆動モータの駆動回転により上記ベルトを回転駆動せしめるように構成してある。
なお、前記ベルトコンベヤは、脚体の上に設置し、搬送路が所定の高さにて水平に維持されるように構成され、しかも、両フレームの下部に設置した駆動ユニット内に引き込み、該駆動ユニット内に設けた駆動ローラに架け渡すことにより、左右両フレーム間の距離を自在に設定できるようにしている。
このようなベルトコンベヤの長さを調節するには、両フレームの下部に設置した駆動ユニット内に引き込み、該駆動ユニット内に設けた駆動ローラに架け渡し、駆動ローラは、無端状チェーンを介して駆動モータと連絡し、該駆動モータの駆動回転により上記ベルトを回転駆動せしめるように構成している。そして、ベルトコンベヤは、脚体の上に設置し、搬送路が所定の高さにて水平に維持されるように構成している。
特開2003−182832
このように、特許文献1は、ベルトコンベヤの基本形態を一時的にベルトコンベヤの余剰長さを調節設定し、それによってベルトコンベヤにテンションを付与していた。そのため、直線移動であっても、積載物を精度の高い位置で位置決めができず、精度の高い制御は困難であった。
また、ベルトコンベヤにベルトのテンションを付与する余剰長さを必要とし、ベルトコンベヤとしては大型化ならざるを得ない。例えば、狭い作業スペースでオートローダ、二次元ロボット等を設置すると、これらの機械装置の設置面積は最大長さで決定されるスペースが必要となり、機械寸法と同じくらい以上の場所が専有されてしまう。
そして、市販商品としてはテレスコシリンダがあるが、これをワークの水平移動に使用しようとすると両サイドに2輪または4輪の車輪が必要となり、かつ、当該車輪は搬送物の荷重に耐えるものである必要がある。また、垂直移動に使用する場合には、水平方向の移動を拘束するガイドが必要であり、そのガイドが搬送物の横揺れ、搬送物の重心位置からのずれ、荷崩れ等を補正するためには、搬送物の荷重に耐えるガイドが必要であり、正確には横揺れ等の加速度を受けると搬送物の何倍かの荷重に耐える機構が必要となる。即ち、市販商品のテレスコシリンダは搬送物の荷重に相当する他の機構を必要としている。
更に、既成の二次元ロボットでは、制御装置等の複雑な電子システムが必要となり、高価となる問題点があった。
そこで、本発明はかかる従来の問題点を解消し、限られたスペースでも可動自在であり、特定の直線移動を精度良く行うことができ、かつ、2軸または3軸の直交ロボットとしても使用可能な廉価な伸縮搬送装置の提供を課題とするものである。
請求項1の発明の伸縮搬送装置は、エアーシリンダまたは油圧シリンダのピストンを直線運動させる駆動源を配設し、特定方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第1のラックを配設し、所望位置に固定自在な基体と、特定の方向に移動自在で他方向の移動を拘束してなる第2のラックからなる第1杆体と、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達する前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなる動力伝達源と、前記第3のピニオンギヤと噛み合う第2のラックを有し、前記第1杆体に対し、特定方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第2杆体とを具備するものである。
ここで、上記駆動源は、エアーシリンダまたは油圧シリンダのピストンを直線運動するものであればよい。
また、上記動力伝達源は、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達する前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなるものである。したがって、前記第2のピニオンギヤの回転を第3のピニオンギヤに伝達できるものであれば、チェーンとスプロケットに代えて、タイミングベルトとプーリ等としても使用できる。
そして、前記第2杆体と第3のピニオンギヤと噛み合う第2のラックは、前記第1杆体に対し、特定方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなるものである。例えば、前記第2杆体の自由端に搬送テーブルを設けるとすれば、前記第1杆体の上部位置及び前記第2杆体の上部位置よりも高い位置の前記第2杆体に配設されもので、前記搬送テーブルが自由に移動できるものである。
ここで、第2のピニオンギヤの回転は第2のラックを左右に移動させ、また、第1のラックは前記第1杆体に取付けられた出力軸が第1のピニオンギヤとの回転とし、第1のラックを移動させる。このとき、第1のラックと第2のラックは、第2のピニオンギヤの回転を第2のピニオンギヤの上面及び下面で噛み合わせているに等しいから、そのように噛み合わせることもできる。
加えて、この発明の伸縮搬送装置の前記基体は、正面視において、前記第1杆体側の反対側に延びた逆L字状または両側に延びたT字状とすることができる。即ち、前記第1杆体側の反対側に延びた逆L字状または両側に延びたT字状とすることにより、前記第1杆体側が延びても基体またはその付近に重心位置があるように配設できる。
また、この発明の伸縮搬送装置の前記第2杆体の自由端側には、前記第1杆体の上部位置及び前記第2杆体の上部位置よりも高い位置の移動が自在で、前記基体の上で移動停止する搬送テーブルを配設したものである。
上記搬送テーブルは、搬送材料に応じて形態を変形させることができる。特に、本実施の形態では、前記第1杆体の上部位置及び前記第2杆体の上部位置よりも高い位置の移動を自在としたものであるから、用途によって形態を任意に設定できる。
そして、この発明の伸縮搬送装置の前記動力伝達源は、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達するスプロケット及びチェーン並びに前記チェーンと連結された他のスプロケット及び前記他のスプロケットで回転される前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなるものである。
上記動力伝達源は、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤがからなるが、基本的に、離れた位置にある第2のピニオンギヤから第3のピニオンギヤに回転力を伝達できる手段であればよい。
請求項2の発明の伸縮搬送装置は、モータで第1のピニオンギヤを回動自在とする駆動源と、前記駆動源を配設し、特定方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第1のラックを配設し、所望個所に固定自在な基体と、前記第1のピニオンギヤと、特定の方向に移動自在で他方向の移動を拘束してなる第2のラックとが噛み合う第1杆体と、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達する、例えば、スプロケット及びチェーン並びに前記チェーンと連結された他のスプロケット及び前記他のスプロケットで回転される前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなる動力伝達源と、前記第3のピニオンギヤと噛み合う第2のラックを有し、前記第1杆体に対し、水平方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第2杆体とを具備するものである。
ここで、上記基体は、モータの出力軸に第1のピニオンギヤを回動自在に配設されたもので、出来れば重心位置が常に前記基体の何れかの位置または前記基体の近傍位置にあることが望ましい。
また、上記第1杆体は、前記第1のピニオンギヤと特定の方向に移動自在で他方向の移動を拘束してなる第2のラックとが噛み合うものであり、前記第1のピニオンギヤと前記第2のラックとの噛み合い方向には直線移動が自在となる。
そして、上記動力伝達源は、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達する前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなるものである。したがって、前記第2のピニオンギヤの回転を第3のピニオンギヤに伝達できるものであれば、チェーンとスプロケットに代えて、タイミングベルトとプーリ等としても使用できる。
具体的には、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達するスプロケットで回転される前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤで構成され、前記基体の前記第1のラックと前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤとが噛み合い、前記第2のピニオンギヤの回転をスプロケットで伝達する前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤで構成されたものである。なお、第1のラックと第2のラックは、互いに反対方向の移動となる。
更に、前記第2杆体と第3のピニオンギヤと噛み合う第2のラックは、前記第1杆体に対し、特定方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなるものである。例えば、前記第2杆体の自由端に搬送テーブルを設けるとすれば、前記第1杆体の上部位置及び前記第2杆体の上部位置よりも高い位置の前記第2杆体に配設されもので、前記搬送テーブルが自由に移動できるものである。
ここで、第2のピニオンギヤの回転は第2のラックを左右に移動させ、また、第1のラックは前記第1杆体に取付けられた出力軸が第1のピニオンギヤとの回転とし、第1のラックを移動させる。このとき、第1のラックと第2のラックは、第2のピニオンギヤの回転を第2のピニオンギヤの上面及び下面で噛み合わせているに等しいから、そのように噛み合わせることもできる。
加えて、この発明の伸縮搬送装置の前記基体は、正面視において、前記第1杆体側の反対側に延びた逆L字状または両側に延びたT字状とすることができる。即ち、前記第1杆体側の反対側に延びた逆L字状または両側に延びたT字状とすることにより、前記第1杆体側が延びても基体またはその付近に重心位置があるように配設できる。
また、この発明の伸縮搬送装置の前記第2杆体の自由端側には、前記第1杆体の上部位置及び前記第2杆体の上部位置よりも高い位置の移動が自在で、前記基体の上で移動停止する搬送テーブルを配設したものである。
上記搬送テーブルは、搬送材料に応じて形態を変形させることができる。特に、本実施の形態では、前記第1杆体の上部位置及び前記第2杆体の上部位置よりも高い位置の移動を自在としたものであるから、用途によって形態を任意に設定できる。
そして、この発明の伸縮搬送装置の前記動力伝達源は、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達するスプロケット及びチェーン並びに前記チェーンと連結された他のスプロケット及び前記他のスプロケットで回転される前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなるものである。
上記動力伝達源は、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤがからなるが、基本的に、離れた位置にある第2のピニオンギヤから第3のピニオンギヤに回転力を伝達できる手段であればよい。
請求項1にかかる発明は、基体がエアーシリンダまたは油圧シリンダのピストンを直線運動を行う駆動源及び第1のラックを配設し、前記第1のピニオンギヤと第1杆体の第2のラックとが噛み合い、前記第1のピニオンギヤが第2のラックをその長さ方向に移動させる。同時に、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合うに配設した第2のピニオンギヤは、前記第1のラックの移動を検出し、回転する。この第2のピニオンギヤの回転を伝達する前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなる動力伝達源は、前記第3のピニオンギヤと噛み合う第2杆体の第2のラックが、前記第1杆体に対して水平方向のみに移動自在となる。
したがって、前記基体から前記第1杆体が伸縮し、前記第1杆体から前記第2杆体が伸縮する。このとき、前記第1杆体及び前記第2杆体は水平方向、垂直方向等の特定の希望する直線方向のみに移動自在である(単に水平方向、垂直方向と記載するが、斜め方向も設定自在である)。市販されているベルトコンベヤの搬送距離を変更するような無駄な時間をとらなくても、任意の距離まで搬送物を移動できる。そして、前記第1杆体及び前記第2杆体が直線運動のみを行うから、搬送物の受け渡しを行うことができる。
また、上記動力伝達源は前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達する前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなり、前記第1のラックとの相対移動により伸縮膨張を行うから、第3のピニオンギヤを前記第1杆体の先端に配設でき、有効長さを長くできる。また、前記第1のラックの移動により、噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤが回転するものであるから、前記第1のラックの長さで前記第2杆体の移動距離が決定される。
更に、上記動力伝達源は、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達する前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなるものである。したがって、前記第2のピニオンギヤの回転を第3のピニオンギヤに伝達できるものであれば、チェーンとスプロケットに代えて、タイミングベルトとプーリ等としても使用できる。
また、伸縮搬送装置の限られたスペースでも可動自在であり、特定の直線移動を精度良く行うことができ、かつ、二次元または三次元直交ロボットとしても使用できる。特に、本発明の伸縮搬送装置を垂直方向の搬送とすることにより、リフター昇降装置として機能し、市販品のリフター昇降装置に比較して設置面積が少なくてよく、市販品のリフター昇降装置の機能を全て処理できる能力を具備する。
加えて、モータ駆動をエアーシリンダまたは油圧シリンダに置き換えたものであり、エアーシリンダまたは油圧シリンダのストロークを、例えば、750mmにすると、この伸縮装置を介して先端ストロークは1000mm強までは増長することができる。また、強度、合成も強いから両サイドにガイドシャフトを配設する必要性がない。よって、リフター昇降装置として使用すると設置面積も少なくてよい。
また、この発明の前記基体は、前記第1杆体側の反対側に延びた逆L字状または両側に延びたT字状としたものであるから、前記基体に荷重が集中し、重心の位置を安定化させることができる。
そして、この発明は、前記第2杆体の自由端側には、前記第1杆体の上部位置及び前記第2杆体の上部位置よりも高い位置の移動が自在で、前記基体の上で移動停止する搬送テーブルを配設したものであるから、搬送テーブルが当接することなく移動できるから、搬送テーブルの有無に関係なく畳み込むことができる。
更に、この発明の伸縮搬送装置の前記動力伝達源は、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達するスプロケット及びチェーン並びに前記チェーンと連結された他のスプロケット及び前記他のスプロケットで回転される前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなるから、請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載の効果に加えて、伝達するスプロケット及びチェーンのタイミングが、経年変化しないから、常に正確な制御が可能である。
更にまた、この発明の伸縮搬送装置は、駆動源及び動力伝達源が、第1のモータと第1のピニオンギヤ、第2のモータとスプロケット及びチェーンと第2のピニオンギヤで形成されているから、搬送テーブルに基体を積載し、2台を直交させれば、二次元的に位置決めを行うことができる。勿論、三次元も同様に構成でき、二次元、三次元ロボットよりも安価に製造できる。
したがって、限られたスペースでも可動自在であり、特定の直線移動を精度良く行うことができ、かつ、2軸または3軸の直交ロボットとしても使用可能な廉価な伸縮搬送装置を提供できる。
請求項2にかかる発明は、基体がモータで第1のピニオンギヤを回動自在とする駆動源及び第1のラックを配設し、前記第1のピニオンギヤと第1杆体の第2のラックとが噛み合い、前記第1のピニオンギヤが第2のラックをその長さ方向に移動させる。同時に、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合うに配設した第2のピニオンギヤは、前記第1のラックの移動を検出し、回転する。この第2のピニオンギヤの回転を伝達する前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなる動力伝達源は、前記第3のピニオンギヤと噛み合う第2杆体の第2のラックが、前記第1杆体に対して水平方向のみに移動自在となる。
したがって、前記基体から前記第1杆体が伸縮し、前記第1杆体から前記第2杆体が伸縮する。このとき、前記第1杆体及び前記第2杆体は水平方向、垂直方向等の特定の希望する直線方向のみに移動自在である(単に水平方向、垂直方向と記載するが、斜め方向も設定自在である)。市販されているベルトコンベヤの搬送距離を変更するような無駄な時間をとらなくても、任意の距離まで搬送物を移動できる。そして、前記第1杆体及び前記第2杆体が直線運動のみを行うから、搬送物の受け渡しを行うことができる。
また、上記動力伝達源は前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達する前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなり、前記第1のラックとの相対移動により伸縮膨張を行うから、第3のピニオンギヤを前記第1杆体の先端に配設でき、有効長さを長くできる。また、前記第1のラックの移動により、噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤが回転するものであるから、前記第1のラックの長さで前記第2杆体の移動距離が決定される。
更に、上記動力伝達源は、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達する前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなるものである。したがって、前記第2のピニオンギヤの回転を第3のピニオンギヤに伝達できるものであれば、チェーンとスプロケットに代えて、タイミングベルトとプーリ等としても使用できる。
加えて、伸縮搬送装置の限られたスペースでも可動自在であり、特定の直線移動を精度良く行うことができ、かつ、二次元または三次元直交ロボットとしても使用できる。特に、本発明の伸縮搬送装置を垂直方向の搬送とすることにより、リフター昇降装置として機能し、市販品のリフター昇降装置に比較して設置面積が少なくてよく、市販品のリフター昇降装置の機能を全て処理できる能力を具備する。
また、この発明の前記基体は、前記第1杆体側の反対側に延びた逆L字状または両側に延びたT字状としたものであるから、前記基体に荷重が集中し、重心の位置を安定化させることができる。
そして、この発明は、前記第2杆体の自由端側には、前記第1杆体の上部位置及び前記第2杆体の上部位置よりも高い位置の移動が自在で、前記基体の上で移動停止する搬送テーブルを配設したものであるから、搬送テーブルが当接することなく移動できるから、搬送テーブルの有無に関係なく畳み込むことができる。
更に、この発明の伸縮搬送装置の前記動力伝達源は、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達するスプロケット及びチェーン並びに前記チェーンと連結された他のスプロケット及び前記他のスプロケットで回転される前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなるから、請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載の効果に加えて、伝達するスプロケット及びチェーンのタイミングが、経年変化しないから、常に正確な制御が可能である。
更にまた、この発明の伸縮搬送装置は、駆動源及び動力伝達源が、第1のモータと第1のピニオンギヤ、第2のモータとスプロケット及びチェーンと第2のピニオンギヤで形成されているから、搬送テーブルに基体を積載し、2台を直交させれば、二次元的に位置決めを行うことができる。勿論、三次元も同様に構成でき、二次元、三次元ロボットよりも安価に製造できる。
したがって、限られたスペースでも可動自在であり、特定の直線移動を精度良く行うことができ、かつ、2軸または3軸の直交ロボットとしても使用可能な廉価な伸縮搬送装置を提供できる。
図1は本発明の実施の形態における伸縮搬送装置の伸張状態を示す斜視図である。 図2は本発明の実施の形態における伸縮搬送装置の縮小状態を示す斜視図である。 図3は本発明の実施の形態における伸縮搬送装置の駆動部分を示す要部斜視図である。 図4は本発明の実施の形態における伸縮搬送装置の正面の伸張状態を示す正面図である。 図5は本発明の実施の形態における伸縮搬送装置の正面の縮小状態を示す正面図である。 図6は図4の切断線A−Aによる断面を示す端面図である。 図7は図4の切断線B−Bによる断面を示す端面図である。 図8は図4の切断線C−Cによる断面を示す端面図である。 図9は本発明の他の実施の形態における伸縮搬送装置の伸張状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態において、図示の同一記号及び同一符号は、同一または相当する機能部分であるから、ここではその重複する説明を省略する。
[実施の形態]
本実施の形態の伸縮搬送装置は、所望個所のアンカーボルト11に固着する基体10は、板材の溶接または鋳込みによって形状が形成されている。本実施の形態は補強材12によって補強及びウエイトとして基体10に取付けられている。本実施の形態の基体10は正面視で逆L字状となっている。基体10は1枚の板材を切曲して板材面16a,16bを対向させた形状となっており、2枚の板材面16a,16bの間隔はベース部材39で維持されている。第1杆体30及び第2杆体50を最も引き込んだときには、基体10の上面に搬送テーブル60の下面が乗るように構成されている。搬送テーブル60上に搬送物61が載置されているときには、その位置がスタート位置または中継位置または終点位置となる。
本実施の形態では、第1のモータ13及び減速ギヤ13aを介して、その出力軸13bで第1のピニオンギヤ14を回動自在とし、基体10に取付けられている第1のラック15と、第1杆体30に取付けられている第2のラック24は駆動源20を構成している。
この駆動源20は、基体10のカバー部17a,17bによって対向する板材面16a,16bの内側によって覆われている。なお、第1のラック15は基体10に取付けられており一体となっている。また、第2のラック24は第2杆体30に取付けられており、第2杆体30に一体となっている。
第1のピニオンギヤ14と第2のラック24が噛み合い、基体10の第1のラック15は出力軸35aに接続された第2のピニオンギヤ35と噛み合っており、ここで第1杆体30は、基体10に対して特定方向、即ち、水平方向のみに移動自在で、かつ、他方向の移動を拘束している。第1杆体30は、間隔部材39で保持した並行する1対の板材21aと板材21bを対向させ、その板材21a,21bの内側には、本実施例においては、水平方向のみに移動自在で、かつ、他方向の移動を拘束するための、断面四角の長尺内直線レール22a,22bが配設され、その外側には、断面四角の長尺外直線レール23a,23bが配設されている。これらの長尺内直線レール22a,22b、その外側の長尺外直線レール23a,23bは1対の板材21a,21bの強度を上げる作用もしている。
これらの長尺内直線レール22a,22bは図7に示すように、カムフォロワー55a,55bで上下の移動を拘束し、長尺外直線レール23a,23bは、基体10の上下に配設したカムフォロワー18aで上面及び下面が特定方向の移動を自在とし、結果的に第1のピニオンギヤ14と噛み合う第2のラック24を特定方向に移動自在としている。
ここで、基体10に対して水平方向のみに移動自在で、かつ、他方向の移動を拘束してなる第1杆体30は、第1のピニオンギヤ14と噛み合う第2のラック24と、1対の板材21a,21b、板材21a,21bの内側の断面四角の長尺内直線レール22a,22b、その外側の断面四角の長尺外直線レール23a,23b、及びカムフォロワー18a,18bによって構成されている。
1対の板材21aと板材21bの基体10側には、第2のピニオンギヤ35が配設させられ、その出力軸35aにスプロケット35bが配設され、チェーン35cを介して基体10の反対側のスプロケット42bを回転軸42aに配設した第3のピニオンギヤ42を介して、第2のピニオンギヤ35の回転を第3のピニオンギヤ42の回転としている。
このとき、第3のピニオンギヤ42をモータに置換し、または、第3のラック52を長くするものでなく、第2のピニオンギヤ35を基体10側に置いているから、重心位置が第2のピニオンギヤ35側となり、伸縮搬送装置の安定度が高くなる。
ここで、第1杆体30(基体10に対して水平方向のみに移動自在で、かつ、他方向の移動を拘束してなる第1杆体30)に配設された第2のピニオンギヤ35及び第3のピニオンギヤ42の回転を伝達するスプロケット35b及びチェーン35c並びにチェーン35cと連結されたスプロケット42b、回転軸42a、第2のピニオンギヤ42は、動力伝達源40を構成している。
第3のピニオンギヤ42と噛み合う第3のラック52を有し、基体10に対して水平方向のみに移動自在で、かつ、他方向の移動を拘束してなる第2杆体50は、間隔部材56で保持した並行する1対の板材51a,51bを対向させている。長尺外直線レール53a(図示しないが53bに対向する位置),53bは、1対の板材51aと板材51bに取付けたカムフォロワー55a、55bによって、上面及び下面が特定方向の移動を自在とし、結果的に第2のピニオンギヤ42と噛み合う第3のラック52を特定方向に移動自在としている。1対の板材51aと板材51bは、長尺内直線レール22a,22b、長尺外直線レール23a,23bによって機械的強度を挙げている。
即ち、第3のピニオンギヤ42と噛み合う第3のラック52を有し、1対の板材51a,51b等からなる第2杆体50は、本実施の形態においては、水平方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束したもので、その自由端に搬送テーブル60が配設されている。
ここで、第3のピニオンギヤ42と噛み合う第3のラック52、1対の板材51a,51b、1対の板材21aと板材21bの上下に取付けたカムフォロワー55a,56bは、水平方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束したもので、第2杆体50を構成している。
なお、本実施の形態において、第1杆体30の上部位置及び第2杆体50の上部位置よりも高い位置に配設された搬送テーブル60は、全長1.5mのもので、1m以上の往復動ができる。第1杆体30の上部位置及び第2杆体50の上部位置よりも高い位置に配設されたとは、機械的にストッパーとして機能させないためであり、搬送テーブル60が自在に動く移動範囲を長くしている。
モータ13が回転し、第1のピニオンギヤ14が図3の右回転をすると、第1のピニオンギヤ14が第2のラック24を紙面の右方向に移動させる。第2のラック24はその回転により右方向に移動する。この右方向への移動は、第1のラック15の左方向の移動からすれば、第1のラック15から離れる方向となる。第1のラック15から離れる方向の動きは、第2のピニオンギヤ35は右回転となり、第3のピニオンギヤ42も右回転となり、第3のピニオンギヤ42と噛み合う第3のラック52も右に移動する。即ち、基体10の第1のラック15から第2のラック24の相対距離が離れ、更に、第3のラック52が右に離れるように移動し、膨張する構造となる。
モータ13が逆回転し、第1のピニオンギヤ14が図1の左回転をすると、第1のピニオンギヤ14が第2のラック24を紙面の左方向に移動させる。第2のラック24の左方向への移動は、第1のラック15に対して左方向の移動方向となる。第1のラック15に対する第2のピニオンギヤ35の動きは左回転となり、第3のピニオンギヤ42も左回転となり、第3のピニオンギヤ42と噛み合う第3のラック52も左に移動する。即ち、基体10の第1のラック15から第2のラック24、更に、第3のラック52も左に移動し、伸縮する構造となる。
このとき、第1のラック15は、第2のラック24と第3のラック52の移動の逆になるから、第3のラック52の移動に伴う重心位置の移動が僅かになり、基体10の重心移動を少なくすることができる。
更に、第2のピニオンギヤ35の回転は、第2のラック24を左右に移動させ、また、第1のラック15は第1杆体30に取付けられた出力軸35aに配設されている第2のピニオンギヤ35の回転とし、第1のラック15を左右に移動させる。このとき、全ての移動が等速移動であるから、第1のラック15と第2のラック24は、第2のピニオンギヤ35の回転を第2のピニオンギヤ35の上面及び下面のサンドイッチで噛み合わせているに等しいから、そのように噛み合わせることもできる。または、第1のピニオンギヤ14の上面及び下面のサンドイッチで噛み合わせているに等しいから、そのように噛み合わせて実施することもできる。
前述した駆動源20は、モータ13で第1のピニオンギヤ14を回動自在とするパルスモータ、サーボモータ等からなり、所定の回転数を得るものである。当然ながら必要に応じて減速ギヤ13aからなる減速機を配設する必要がある。なお、本発明の実施物で、停止位置の正確性を問うものでは、モータ13の位置が制御可能なパルスモータ、サーボモータ等の使用が望ましい。しかし、精度を問うものでない場合には、如何なるモータでもよい。
また、基体10は、駆動源20を内部に配設し、水平方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第1のラック15によって構成している。
第1杆体30は、第1のピニオンギヤ14と噛み合う第2のラック24とで構成され、更に詳しくは、第1のピニオンギヤ14は1対の板材21aと板材21bと、1対の板材21aと板材21bの機械的強度を強くし、方向性を決定する板材21a,21bの長尺内直線レール22a,22b、その外側の断面四角の長尺外直線レール23a,23b、及びそれらと転動自在に結合されたカムフォロワー18a,18bによって構成されている。
動力伝達源40は、基体10に配設した第1のラック15と噛み合う第1杆体30に配設した第2のピニオンギヤ35と、第2のピニオンギヤ35の回転を伝達する出力軸35a、スプロケット35b、チェーン35c、スプロケット42b、出力軸42a、第3のピニオンギヤ42で構成されている。
そして、第2杆体50は、第3のピニオンギヤ42と噛み合う第3のラック52を具備し、第1杆体30に対し、水平方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる構成からなるものである。
搬送テーブル60は、第1杆体30の上部位置及び第2杆体50の上部位置よりも高い位置に配設することにより、基体10の上まで移動自在となる。
この搬送テーブル60は、第2杆体50の上部に配設してもよいし、搬送テーブル60を省略し、他のハンド等を接続することができる。
上記実施の形態の伸縮搬送装置は、モータ13で第1のピニオンギヤ14を回動自在とする駆動源20と、この駆動源20を配設し、水平等の特定方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第1のラック15を配設し、所望の取付個所に固定自在な基体10と、第1のピニオンギヤ14と、特定の方向に移動自在で他方向の移動を拘束してなる第2のラック24とが噛み合う第1杆体30と、基体10に配設した第1のラック15と噛み合う第1杆体30に配設した第2のピニオンギヤ24と、第2のピニオンギヤ24の回転を伝達するスプロケット42b及びチェーン42c並びに前記チェーン35cと連結された他のスプロケット42b及び前記他のスプロケット42bで回転される第1杆体30の自由端に配設された第3のピニオンギヤ42からなる動力伝達源40と、第3のピニオンギヤ42と噛み合う第2のラック24を有し、第1杆体30に対し、水平方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第2杆体50と、第1杆体30の上部位置及び第2杆体50の上部位置よりも高い位置の移動が自在で、基体10の上で移動停止する搬送テーブル60を具備する。
したがって、基体10から第1杆体30が伸縮し、第1杆体30から第2杆体50が伸縮する。このとき、第1杆体30及び第2杆体50は水平方向のみに移動自在であるから、水平方向のみ搬送テーブル60を移動させることができる。市販されているベルトコンベヤの搬送距離を変更するような無駄な時間をとらなくても、任意の距離まで搬送テーブルで搬送物61を移動できる。そして、搬送テーブル60が直線運動のみを行うから、搬送テーブル60による受け渡しを行うことができる。
また、動力伝達源40は第1杆体30に配設された第2のピニオンギヤ24及び当該第2のピニオンギヤ24の回転を伝達するスプロケット35b及びチェーン35c並びにチェーン35cと連結されたスプロケット42b、第3のピニオンギヤ42からなるものであり、動力伝達源のような重たいものを第1杆体30の基体10側に配設し、軽量な第3のピニオンギヤ42を基体10側の反対側に配設することにより、伸縮した場合の重心移動を少なくすることができる。
特に、第1のラック15は、第2のラック24と逆の移動になるから、第3のラック52の移動に伴う基体10の中心付近にある重心位置の移動が僅かになり重心移動を少なくすることができる。したがって、装置の取付状態が安定する。
そして、本実施の形態の伸縮搬送装置は、駆動源20及び動力伝達源40が、第1のモータ13と第1のピニオンギヤ14、第2のラック24、第2のピニオンギヤ35とスプロケット35b及びチェーン35cと第3のピニオンギヤ42で形成されているから、搬送テーブル60に基体10を重ね、2台を直交させれば、2次元的に位置決めを行うことができる。勿論、3次元も同様に構成でき、二次元、三次元ロボットよりも本実施例の装置の方が安価に製造できる。また、ロボットでは対応できなかった重量物、寸法の大きいものにも対応できる。
上記実施の形態の基体10は、第1杆体30側の反対側に延びた逆L字状または両側に延びたT字状としたものであるから、基体10に荷重が集中し、重心の位置を安定化させることができる。特に、基体10をT字状としたものでは、両側に搬送テーブル60を移動させるように構成できる。
上記実施の形態の水平方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる構造は、長尺内直線レール22a,22b、長尺外直線レール23a,23b、長尺外直線レール53a(図示せず),53b、とその直線レールを挟むカムフォロワー18a,18b、55a,55bによって方向性を出しているから、第1杆体30及び第2杆体50の伸縮の際、接触抵抗を最小とすることができる。
上記実施の形態では、基体10に第1杆体30及び第2杆体50の位置を検出するホトカプラ等の光位置検出センサS1,S2を配設したものであるから、ホームポジションの検出ができ、所定のプログラム制御を特定の動作から開始できる。
特に、機械的ストッパーに衝突させ停止状態にするものでは、機械的歪を形成させる可能性があるから、位置検出センサS1,S2を配設し、その位置検出センサの検出位置で停止または駆動するのが望ましい。
上記実施の形態では、長尺内直線レール22a、長尺外直線レール23b、長尺外直線レール53a(図示せず),53bとそれを挟むカムフォロワー18a,18b、55a,55bによって方向性を出している旨説明したが、本発明を実施する場合には、第1杆体30の両側の1対の板材21a,21bには、長尺内直線レール22a、長尺外直線レール23bが配設されており、基体10のカムフォロワー18aによって方向性を決定している。
また、第1杆体30の内側には、長尺内直線レール22a,22bが配設されており、第2杆体50のカムフォロワー55a,55aによって方向性を決定している。ここで、本発明を実施する場合のカムフォロワー18a、長尺内直線レール22a,22b、カムフォロワー55a,55b等の配置及び数が限定されるものではない。
本実施の形態の伸縮搬送装置は、既存の二次元ロボットと比較するとストロークは同じで、設置面積は半分以下となり、機械加工機、組付機、圧入機等のワーク投入、取出しに使用することができる。
また、第1杆体30の内側には長尺内直線レール22a,22bが配設され、第2杆体50のカムフォロワー55a,55bによって方向性を決定しているから、隙間調整が簡単にでき、撓み量を低く押えることができる。例えば、実施物では、先端負荷重量20Kgで、0.05mmまでに抑えることができた。
そして、ボールネジ、リミッターガイド等を使用していないため、安価で設定でき、また、剛性も大きくとれる。
更に、本実施の形態では、サーボモータを使用していないので複雑な電気制御回路が不要となり安価である。しかし、モータ13をサーボモータに切り替える場合でも簡単にすることができる。
上記実施の形態の伸縮搬送装置は、モータ13で第1のピニオンギヤ14を回動自在とする駆動源20と、駆動源20を配設し、特定方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第1のラック15を配設し、所望の個所に固定自在な基体10と、第1のピニオンギヤ14と特定の方向に移動自在で他方向の移動を拘束してなる第2のラック24とが噛み合う第1杆体30と、基体10に配設した第1のラック15と噛み合う第1杆体30に配設した第2のピニオンギヤ35と、第2のピニオンギヤ35の回転を伝達するスプロケット42b及びチェーン42c並びに前記チェーン35cと連結された他のスプロケット42b及び前記他のスプロケット42bで回転される第1杆体30の自由端に配設された第3のピニオンギヤ42からなる動力伝達源40と、第3のピニオンギヤ42と噛み合う第2のラック24を有し、第1杆体30に対し、水平方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第2杆体50とを具備する構成とすることもできる。
したがって、基体10から第1杆体30が伸縮し、第1杆体30から第2杆体50が伸縮する。このとき、第1杆体30及び第2杆体50は水平方向のみに移動自在であるから、水平方向のみに移動させることができ、市販されているベルトコンベヤの搬送距離を変更するような無駄な時間をとらなくても、任意の距離まで搬送できる。
また、動力伝達源40は第1杆体30に配設された第2のピニオンギヤ35及び当該第2のピニオンギヤ35の回転を伝達するスプロケット35b及びチェーン35c並びにチェーン35cと連結されたスプロケット42b、第3のピニオンギヤ42からなるものであり、第2のピニオンギヤ35のような重たいものを第1杆体30の基体10側に配設し、軽量な第3のピニオンギヤ42を基体10側の反対側に配設することにより、伸縮した場合の重心移動を少なくすることができる。即ち、第2のピニオンギヤ35と第3のピニオンギヤ42の重さの重心位置がその中心に来るから、伸縮した場合の重心移動を少なくすることができる。
そして、本実施の形態の伸縮搬送装置は、駆動源20及び動力伝達源40が、モータ13と第1のピニオンギヤ14、第2のピニオンギヤ35とスプロケット35b及びチェーン35cと第3のピニオンギヤ42で形成されているから、2台を直交させれば、2次元的に位置決めを行うことができる。勿論、3次元的にも同様に対応できる構成がとれ、二次元、三次元ロボットよりも安価に製造できる。また、ロボットでは対応できなかった重量物、寸法の大きいものにも対応できる。
即ち、本実施の形態で使用している搬送テーブル60は、次の機構と接続する場合には、省略することができる。
本実施の形態で使用している前記水平方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる構造は、長尺内直線レール22a,22b、長尺外直線レール23a,23b、長尺外直線レール53a,53b等からなる直線レールとその直線レールを挟むカムフォロワー18a,18bからなるカムフォロワーによって直線精を出している。しかし、本発明を実施する場合の水平方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる構造は、長尺内直線レール22a,22b、長尺外直線レール23a,23b、長尺外直線レール53a,53b等からなり、直線走行するリニアレール(LMレール)、LMガイド、LMブロック等に置き換えることができる。
したがって、本発明は、限られたスペースでも可動自在であり、特定の直線移動を精度良く行うことができ、かつ、2軸または3軸の直交ロボットとしても使用可能な廉価な伸縮搬送装置を構成できる。
本実施の形態の伸縮搬送装置の動力伝達源40は、基体10に配設した第1のラック15と噛み合う第1杆体30に配設した第2のピニオンギヤ35と、第2のピニオンギヤ35の回転を伝達するスプロケット35a及びチェーン35c並びにチェーン35cと連結された他のスプロケット42b及び他のスプロケット42bで回転される第1杆体30の自由端に配設された第3のピニオンギヤ42からなるものであるから、基体10に配設した第1のラック15と噛み合う第1杆体30に配設した第2のピニオンギヤ35と、第2のピニオンギヤ35の回転を伝達する第1杆体30の自由端に配設された第3のピニオンギヤ42からなる構成とすることができる。
また、2のピニオンギヤ35の回転を第3のピニオンギヤ42に伝達できるものであれば、チェーン35cとスプロケット35aに代えて、タイミングベルトとプーリ等としても使用できる。
図9は本発明の他の実施の形態の伸縮搬送装置である。図1乃至図8との相違点は、本実施の形態では、モータ13に代えてエアーシリンダ(または油圧シリンダ)101で往復どうするピストン102を駆動する。ピストン102の先端は、第2のラック24または方向性を決定する板材21aに直接取付けている。上記実施の形態のモータ13で第1のピニオンギヤ14を回動自在とする駆動源20は、次のような構成とすることができる。
即ち、本発明の他の実施の形態の伸縮搬送装置は、往復同するエアーシリンダ(または油圧シリンダ)101の駆動源20を配設し、特定方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第1のラック15を配設し、所望位置に固定自在な基体10と、特定の方向に移動自在で他方向の移動を拘束してなる第1杆体30と、基体10に配設した第1のラック15と噛み合う第1杆体30に配設した第2のピニオンギヤ35と、第2のピニオンギヤ35の回転を伝達する第1杆体30の自由端に配設された第3のピニオンギヤ35からなる動力伝達源40と、第1杆体30の第3のピニオンギヤ42と噛み合い、特定方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第2杆体50とを具備する。
したがって、基体10から第1杆体30が伸縮し、第1杆体30から第2杆体50が伸縮する。このとき、第1杆体30及び第2杆体50は水平方向、垂直方向等の特定の希望する直線方向のみに移動自在である。市販されているベルトコンベヤの搬送距離を変更するような無駄な時間をとらなくても、任意の距離まで搬送物61を移動できる。そして、第1杆体30及び第2杆体50が直線運動のみを行うから、搬送物61の受け渡しを行うことができる。
また、上記動力伝達源40は基体10に配設した第1のラック15と噛み合う第1杆体0に配設した第2のピニオンギヤ35と、第2のピニオンギヤ35の回転を伝達する第1杆体30の自由端に配設された第3のピニオンギヤ42からなり、第1のラック15との相対移動により伸縮膨張を行うから、第3のピニオンギヤ42を第1杆体30の先端に配設でき、有効長さを長くできる。また、第1のラック15の移動により、噛み合う第1杆体30に配設した第2のピニオンギヤ35が回転するものであるから、第1のラック15の長さで第2杆体50の移動距離が決定される。
更に、上記動力伝達源40は、基体10に配設した第1のラック15と噛み合う第1杆体30に配設した第2のピニオンギヤ35と、第2のピニオンギヤ35の回転を伝達する第1杆体30の自由端に配設された第3のピニオンギヤ42からなるものである。したがって、第2のピニオンギヤ35の回転を第3のピニオンギヤ42に伝達できるものであれば、チェーン35cとスプロケット35bに代えて、タイミングベルトとプーリ等としても使用できる。
加えて、伸縮搬送装置の限られたスペースでも可動自在であり、特定の直線移動を精度良く行うことができ、かつ、二次元または三次元直交ロボットとしても使用できる。特に、本発明の伸縮搬送装置を垂直方向の搬送とすることにより、リフター昇降装置として機能し、市販品のリフター昇降装置に比較して設置面積が少なくてよく、市販品のリフター昇降装置の機能を全て処理できる能力を具備する。
したがって、限られたスペースでも可動自在であり、特定の直線移動を精度良く行うことができ、かつ、2軸または3軸の直交ロボットとしても使用可能な廉価な伸縮搬送装置を提供できる。
本実施の形態の伸縮搬送装置は、発明者らが工場内の生産ラインに施工して実用テストを行った。このとき、生産ラインが環状に閉じていても、本実施の形態によって環状の生産ラインを開くことができ、生産ラインの変更に好適であることが確認された。
また、ベルトコンベヤから流れてくる商品を軽トラックに荷積みする場合には、前方から順次積み込むことができた。
そして、2台の伸縮搬送装置を用いて1台の搬送テーブル60に基台10を取付けて位置制御した結果、二次元ロボットと同様の特性が得られた。
10 基体
13 モータ
13b 出力軸
14 第1のピニオンギヤ
15 第1のラック
20 駆動源
24 第2のラック
30 第1杆体
35 第2のピニオンギヤ
35b スプロケット
35c チェーン
40 動力伝達源
42 第3のピニオンギヤ
42a 回転軸
42b スプロケット
50 第2杆体
52 第3のラック
60 搬送テーブル
101 エアーシリンダ(油圧シリンダ)
102 ピストン

Claims (2)

  1. エアーシリンダまたは油圧シリンダのピストンを直線運動させる駆動源を配設し、特定方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第1のラックを配設し、所望位置に固定自在な基体と、
    特定の方向に移動自在で他方向の移動を拘束してなる第2のラックからなる第1杆体と、
    前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達する前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなる動力伝達源と、
    前記第3のピニオンギヤと噛み合う第2のラックを有し、前記第1杆体に対し、特定方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第2杆体と
    前記第2杆体の自由端側に配設した前記基体の上部位置及び前記第1杆体の上部位置よりも高い位置の移動が自在で、前記基体の上で移動停止する搬送テーブルとを具備し、
    前記基体は、前記第1杆体側の反対側に延びた逆L字状または両側に延びたT字状とし、また、前記動力伝達源は、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達するスプロケット及びチェーン並びに前記チェーンと連結された他のスプロケット及び前記他のスプロケットで回転される前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなることを特徴とする伸縮搬送装置。
  2. モータで第1のピニオンギヤを回動自在とする駆動源と、
    前記駆動源を配設し、特定方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第1のラックを配設し、所望位置に固定自在な基体と、
    前記第1のピニオンギヤと特定の方向に移動自在で他方向の移動を拘束してなる第2のラックとが噛み合う第1杆体と、
    前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達する前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなる動力伝達源と、
    前記第3のピニオンギヤと噛み合う第2のラックを有し、前記第1杆体に対し、特定方向のみに移動自在で、他方向の移動を拘束してなる第2杆体と
    前記第2杆体の自由端側に配設した前記基体の上部位置及び前記第1杆体の上部位置よりも高い位置の移動が自在で、前記基体の上で移動停止する搬送テーブルとを具備し、
    前記基体は、前記第1杆体側の反対側に延びた逆L字状または両側に延びたT字状とし、また、前記動力伝達源は、前記基体に配設した前記第1のラックと噛み合う前記第1杆体に配設した第2のピニオンギヤと、前記第2のピニオンギヤの回転を伝達するスプロケット及びチェーン並びに前記チェーンと連結された他のスプロケット及び前記他のスプロケットで回転される前記第1杆体の自由端に配設された第3のピニオンギヤからなることを特徴とする伸縮搬送装置。
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