JP6946921B2 - 発受光装置の筐体 - Google Patents

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Description

本開示は、光を送受信する発受光装置の筐体に関する。
光を利用した計測装置の一つとして、発光素子を発光させて、予め設定された監視領域に向けて測定光を照射し、対象物で反射した反射光を受光素子に受光させ、発光から受光までに要した時間から、対象物までの距離を計測する距離計測装置が知られている。
この種の装置において、発光素子、受光素子、及びその他の光部品は、品質確保や見映えの観点から筐体内に収められる。そして、筐体には、測定光を出射し、反射光を入射するための窓部が設けられ、窓部には測定光を透過する材料で製造された窓部材が取り付けられる。
なお、発光素子から出射した光の一部は、窓部材の筐体の内部に面した内側境界面、及び筐体の外部に面した外側境界面等で反射する。この反射光(以下、戻り光)が受光素子にて受信されると、戻り光の経路長に相当する距離に、実際には存在しない物体が存在するとして誤検知されるなど、不具合の原因となる。
これに対して、特許文献1には、筐体内部において、発光素子と受光素子との間に伝搬抑制部材を設置することで戻り光を抑制する技術が記載されている。
特開2011−214926号公報
しかしながら、発明者の詳細な検討の結果、特許文献1に記載の従来技術では、窓部材で反射して筐体内部を伝搬する戻り光には効果的であるが、窓部材の外部との境界面で繰り返し反射して窓部材の内部を伝搬した後、受光素子に至る戻り光には対処できないという課題が見出された。
本開示の1つの局面は、誤検出の原因となる戻り光を、より抑制する技術を提供することにある。
本開示の一態様による発受光装置の筐体は、筐体本体(20)と、窓部材(30、30a〜30d、33〜39)と、を備える。 筐体本体は、一つ以上の発光素子を有する発光部(41)及び一つ以上の受光素子を有する受光部(44)を収納する。窓部材は、筐体本体に設けられた開口部(23)を塞ぎ、発光部から出射され、筐体の外部に照射される出射光を透過させると共に、筐体の外部から到来し受光部に入射する入射光を透過させる。そして、窓部材には、窓部材内での光の伝搬を抑制するように構成された伝搬抑制部(32、32a〜32d)が設けられる。
このような構成によれば、発光部から出射され、窓部材の外部との境界面で繰り返し反射することで窓部材内を伝搬して、受光部に入射される戻り光を抑制することができる。その結果、受光部が受光した信号を利用して実施される処理での戻り光に基づく誤検出や誤判定を抑制することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
発受光装置1の構成を示す斜視図である。 第1実施形態における窓部材の形状等を示す断面図である。 伝搬抑制部の作用を示す説明図である。 第2実施形態における窓部材の形状等を示す断面図である。 第2実施形態における窓部材の変形例を示す説明図である。 第3実施形態における窓部材の形状等を示す断面図である。 伝搬抑制部の作用を示す説明図である。 第3実施形態における窓部材の変形例を示す説明図である。 第4実施形態における窓部材の形状等を示す断面図である。 伝搬抑制部の形成位置の変形例を示す説明図である。 第1実施形態における窓部材の変形例を示す説明図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1及び図2に示す発受光装置1は、車載レーザレーダに用いられ、光の発光および受光を行う装置である。
発受光装置1は、筐体10を備える。筐体10は、筐体本体20と窓部材30とを備える。筐体本体20は、1つの面に開口部23を有する箱体であり、例えば、直方体の外形を有する。なお、筐体本体20の外形は、直方体に限定されるものではなく、様々な形状を採用することが可能である。窓部材30は開口部23を塞ぐように筐体本体20に取り付けられている。以下では、開口部23が形成された面をxz平面、開口部23の長手方向に沿った軸をx軸、開口部23の短手方向に沿った軸をz軸、xz平面に直交する軸をy軸という。また、y軸方向において筐体本体20の内部から見て開口部23側を手前側、その逆方向を奥側という。x軸方向を横方向、z軸方向を上下方向という。
筐体本体20は、発光部41と、投光レンズ42と、受光レンズ43と、受光部44とを少なくとも収納する。筐体本体20が形成する内部空間のうち、下側に位置する半分の空間を下部収納部21、上側に位置する半分の空間を上部収納部22という。
発光部41は、赤外線を発光する1つ以上の発光素子を有する。発光部41は、下部収納部21に配置される。投光レンズ42は、発光部41と窓部材31との間に配置される。投光レンズ42は、発光部41から出射された出射光を、所望のビーム形状に変えて窓部材30を介して筐体10の外部に測定光として照射する。
受光部44は、赤外線を受光する1つ以上の受光素子を有する。受光部44は、上部収納部22に配置される。つまり、受光部44は、発光部41の上方に配置される。受光レンズ43は、受光部44と窓部材31との間に配置される。受光レンズ43は、筐体10の外部から到来する入射光を、収束させて受光部44に受光させる。
窓部材30は、窓部本体31と伝搬抑制部32とを備える。
窓部本体31は筐体本体20の開口部23を塞ぐ大きさ及び形状を有する板状部材である。窓部本体31は、赤外線を透過し、可視光線を遮断する特性を有した樹脂材料を用いて成形される。窓部本体31のうち、下部収納部21を覆う部位を出射部位311、上部収納部22を覆う部位を入射部位312という。
伝搬抑制部32は、出射部位311と入射部位312との間に配置され、窓部本体31と一体に形成された板状部材である。伝搬抑制部32は、一端(以下、奥側端)が下部収納部21と上部収納部22とを仕切るように筐体本体20が形成する収納空間に突出し、他端(以下、手前側端)が窓部本体31の筐体外部との境界面と同一面を形成するように配置される。つまり、伝搬抑制部32は窓部本体31の厚さ方向の全体に渡って設けられている。但し、伝搬抑制部32は、奥側端、及び左右方向の両端のいずれも筐体本体20との間に隙間が生じるような大きさを有する。伝搬抑制部32は、赤外線及び可視光線をいずれも遮断する特性を有した樹脂材料を用いて成形される。
以下、伝搬抑制部32において、窓部本体31に埋設されている部位を埋設部位321、収納空間側に突設されている部位を内側突出部位322という。
窓部材30の製造には、例えば、インサート成形又は二色成形を用いることができる。インサート成形の場合、窓部本体31及び伝搬抑制部32のうち、いずれを先に成形してもよいが、伝搬抑制部32を先に成形し、形状の精度がより要求される窓部本体31を後から成形することが望ましい。
また、窓部本体31及び伝搬抑制部32は、例えば、共通のベース材料に、それぞれ異なる添加物を加えることで所望の特性を実現してもよい。但し、ベース材料は、光沢や色合い等、同等な外観を実現できるのであれば、窓部本体31と伝搬抑制部32とで異なっていてもよい。ベース材料は、合成樹脂に限るものではなく、ガラス等を用いてもよい。
[1−2.作用]
このように構成された発受光装置1では、図3中の太い実線で示すように、発光部41から出射した光は、投光レンズ42、窓部本体31の出射部位311介して筐体10外部に測定光として照射され、計測対象となる対象物Tにて反射される。対象物Tから到来する反射光は、窓部本体31の入射部位312、受光レンズ43を介して受光部44に受光される。
発光部41から出射された出射光は、測定光として筐体10の外部に照射されるだけでなく、窓部本体31の内側境界面及び外側境界面等で反射し、その一部は、受光部44に向かう戻り光となる。外側境界面とは、窓部本体31において、筐体10の外部に接する側の面である。内側境界面とは、窓部本体31において、筐体10の内部、即ち収納空間に接する側の面である。
戻り光の経路には、例えば、筐体本体20の収納空間内を直接的に受光部44に向かう経路パターンL1、及び窓部本体31内を伝搬した後、受光部44に向かう経路パターンL2等が存在する。但し、経路パターンL1に代表されるように収納空間内を直接的に伝搬する戻り光は、伝搬抑制部32の内側突出部位322によって、受光部44に向けた伝搬が直接的に阻止される。また、経路パターンL2に代表されるように窓部本体31を伝搬する戻り光は、伝搬抑制部32の埋設部位321によって窓部材30内部での伝搬が阻止されることにより、受光部44に向けた伝搬が間接的に阻止される。なお、図3中、点線で示す経路は、伝搬抑制部32が存在しない場合の戻り光の経路である。
[1−3.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1a)測定光である赤外線を遮る伝搬抑制部32が、出射部位311と入射部位312との間において窓部本体31に埋設された埋設部位321を有すると共に、下部収納部21と上部収納部22との間に突出した内側突出部位322を有する。
このため、収納空間を伝搬する戻り光だけでなく、窓部本体31内を伝搬する戻り光も抑制することができる。その結果、受光信号を利用する処理での戻り光に基づく誤検出や誤判定を低減することができる。
(1b)窓部材30を構成する窓部本体31及び伝搬抑制部32は、共通のベース材料を用いて、添加物を異ならせることで所望の特性を実現し、特に、両者とも可視光線を遮る特性が付与されている。このため、筐体10を外部から見た場合における窓部本体31及び伝搬抑制部32の色及び質感を、ほぼ均一なものとすることができ、窓部材30の外観を向上させることができる。
即ち、この種の装置は、自動車や公共施設など、人目に触れる箇所に設置される場合があり、外観の良さが要求される。例えば、出射部位311と入射部位312とを最初から分離して形成すれば、伝搬抑制部32を設けることなく、窓部材内を伝搬する戻り光を抑制することが可能となる。しかし、この場合、窓部材が二つの部位に仕切られた外観となるが、本実施形態における窓部材30は、窓部本体31と伝搬抑制部32との境界が外部から認識され難いため、戻り光を抑制しつつ優れた外観も実現することができる。
[1−4.変形例]
本実施形態において、伝搬抑制部32は、埋設部位321が窓部本体31の外側境界面から内側境界面までの全体に渡って設けられているが、これに限定されるものではない。例えば、図11に示す窓部材39のように、伝搬抑制部32は、埋設部位321と外側境界面との間に隙間を有するように設けられていてもよい。この場合、窓部材39において、伝搬抑制部32が設けられた部位と他の部位との外観をより均一に見せることができ、外観の良さをより一層向上させることができる。
[2.第2実施形態]
[2−1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
第2実施形態では、伝搬抑制部の形状が第1実施形態と相違する。
図4に示すように、第2実施形態の発受光装置1aにおいて、筐体10aは筐体本体20と窓部材30aとを備える。また、窓部材30aは、窓部本体31と伝搬抑制部32aとを備える。
伝搬抑制部32aは、第1実施形態の伝搬抑制部32における内側突出部位322が省略された構造を有する。つまり、伝搬抑制部32aは、埋設部位321に相当する部位だけを有する。
[2−2.効果]
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1b)を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
(2a)測定光である赤外線を遮る伝搬抑制部32aが、出射部位311と入射部位312との間において窓部本体31に埋設されている。このため、窓部本体31内を伝搬する戻り光を抑制することができる。その結果、受光信号を利用する処理において、戻り光に基づく誤検出又は誤判定を低減することができる。
なお、本実施形態において、筐体本体20は、下部収納部21と上部収納部22との間に、赤外線を遮る遮光壁を備えていてもよい。
[2−3.変形例]
本実施形態において、伝搬抑制部32aは、窓部本体31の外側境界面から内側境界面までの全体に渡って設けられているが、これに限定されるものではない。
例えば、図5に示すように、伝搬抑制部32aと内側境界面との間に隙間を設けた窓部材33、逆に伝搬抑制部32aと外側境界面との間に隙間を設けた窓部材34、又は、伝搬抑制部32aと内側境界面及び外側境界面の両方との間に隙間を設けた窓部材35を用いてもよい。特に、伝搬抑制部32aと外側境界面との間に隙間を設けた場合には、伝搬抑制部32aが設けられた部位と他の部位との外観をより均一に見せることができ、外観の良さをより一層向上させることができる。
[3.第3実施形態]
[3−1.第1実施形態との相違点]
第3実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
第3実施形態では、伝搬抑制部の形状が第1実施形態と相違する。
図6に示すように、第3実施形態の発受光装置1bにおいて、筐体10bは筐体本体20と窓部材30bとを備える。また、窓部材30bは、窓部本体31と伝搬抑制部32bとを備える。
伝搬抑制部32bは、第1実施形態の伝搬抑制部32に、外側境界面から突出させた外側突出部位323を付加した構造を有する。外側境界面からの外側突出部位323の突出量は、外側境界面に付着する可能性のある水滴や塵などの付着物の大きさと同程度に設定される。
[3−2.作用]
このように構成された発受光装置1bでは、図7に示すように、発光部41から出射光は、測定光として筐体10の外部に照射されるだけでなく、窓部本体31の出射部位311の外側境界面に付着した付着物M1で反射し、その一部は、入射部位312の外側境界面に付着した付着物M2に向かう。更に、付着物M2で反射した光の一部は、受光部44に向かう戻り光となる。
つまり、付着物M1,M2が付着する可能性のある環境下で使用される場合、戻り光の経路には、図3で示した経路パターンL1,L2に加えて、付着物M1,M2に反射して受光部44に向かう経路パターンL3が存在する。但し、経路パターンL3に代表されるように付着物M1,M2を介して伝搬する戻り光は、伝搬抑制部32bの外側突出部位323によって伝搬が阻止される。
[3−3.効果]
以上詳述した第3実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1a)(1b)を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
(3a)測定光である赤外線を遮る伝搬抑制部32aが、窓部本体31の外側境界面から突出した外側突出部位323を有する。このため、窓部本体31の外側境界面に付着した付着物で反射して受光部44に向かう戻り光の伝搬を抑制することができる。その結果、受光信号を利用する処理において、戻り光に基づく誤検出又は誤判定をより低減することができる。
[3−4.変形例]
本実施形態において、伝搬抑制部32bが有する外側突出部位323は、単純な板状に形成されているが、これに限定されるものではない。
例えば、図8に示すように、外側突出部位323の先端を尖らせた形状にした窓部材36、外側突出部位323の先端を外側境界面に沿って少し広げることで、断面形状をT字状にした窓部材37、又は、窓部材37の外側突出部位323の断面形状が、外側境界面に接する辺がこれと対向する辺より長い台形形状を有する窓部材38を用いてもよい。特に、窓部材36,38は、外側突出部位323が外側境界面に対して傾斜した形状を有するため、外側突出部位323に付着物が留まり続けてしまうことを抑制することができる。
[4.第4実施形態]
[4−1.第1実施形態との相違点]
第4実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
第4実施形態では、伝搬抑制部の形状が第1実施形態と相違する。
図9に示すように、第4実施形態の発受光装置1cにおいて、筐体10cは筐体本体20と窓部材30cとを備える。また、窓部材30cは、窓部本体31と伝搬抑制部32cとを備える。
伝搬抑制部32cは、第1実施形態の伝搬抑制部32における内側突出部位322が省略され、第3実施形他の伝搬抑制部32bにおける外側突出部位323が付加された構造を有する。
[4−2.効果]
以上詳述した第4実施形態によれば、前述した第1〜第3実施形態の効果(1b)、(2a)、(3a)を奏する。
[5.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(5a)上記実施形態では、伝搬抑制部32と筐体本体20との間に隙間を有しているが、これに限定されるものではない。例えば、図10に示す発受光装置1dの筐体10dのように、窓部材30dが有する伝搬抑制部32dは、筐体本体20の横方向の両壁面と接するような大きさを有していてもよい。更に伝搬抑制部32dは、筐体本体20の奥側の壁面と接触するような大きさを有していてもよい。
(5b)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(5c)上述した発受光装置の筐体の他、当該発受光装置を構成要素とするシステム、戻り光の抑制方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…発受光装置、10…筐体、20…筐体本体、21…下部収納部、22…上部収納部、23…開口部、30…窓部材、31…窓部本体、32…伝搬抑制部、41…発光部、42…投光レンズ、43…受光レンズ、44…受光部、311…出射部位、312…入射部位、321…埋設部位、322…内側突出部位。

Claims (7)

  1. 一つ以上の発光素子を有する発光部(41)及び一つ以上の受光素子を有する受光部(44)を収納するように構成された筐体本体(20)と、
    前記筐体本体に設けられた開口部を塞ぎ、前記発光部から出射され、前記筐体の外部に照射される出射光を透過させると共に、前記筐体の外部から到来し前記受光部に入射する入射光を透過させるように構成された窓部材(30、30a〜30d、33〜38)と、
    を備え、
    前記窓部材に、前記窓部材内での光の伝搬を抑制するように構成された板状の伝搬抑制部(32、32a〜32d)が設けられ
    前記伝搬抑制部は、可視光の透過と、前記発光部及び前記受光部にて送受信される前記可視光とは異なる測定光の透過とをいずれも抑制する材料を用いて構成され、
    前記窓部材の前記伝搬抑制部以外の部位である窓部本体(31)は、前記測定光を透過し且つ前記可視光の透過を抑制する材料を用いて構成された
    発受光装置の筐体。
  2. 請求項1に記載の発受光装置の筐体であって、
    前記伝搬抑制部が、前記発光部からの出射光を透過させる出射部位(311)と、前記受光部に入射する入射光を透過させる入射部位(312)との間に位置するように構成された
    発受光装置の筐体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の発受光装置の筐体であって、
    前記伝搬抑制部が、前記出射光及び前記入射光を透過させる方向である前記窓部材の厚さ方向の全体に渡って設けられた
    発受光装置の筐体。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の発受光装置の筐体であって、
    前記伝搬抑制部が、前記出射光及び前記入射光を透過させる方向である前記窓部材の厚さ方向の一部に設けられた
    発受光装置の筐体。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の発受光装置の筐体であって、
    前記伝搬抑制部は、前記発光部及び前記受光部を収納する空間に向けて突出した内側突出部位(322)を有するように構成された
    発受光装置の筐体。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の発受光装置の筐体であって、
    前記伝搬抑制部は、前記発光部及び前記受光部を収納する空間とは反対側に向けて突出した外側突出部位(323)を有するように構成された
    発受光装置の筐体。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の発受光装置の筐体であって、
    前記伝搬抑制部及び前記窓部本体は、同等の外観を有する材料を用いて構成された
    発受光装置の筐体。
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