JP6939642B2 - 乗物用シート - Google Patents
乗物用シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP6939642B2 JP6939642B2 JP2018031077A JP2018031077A JP6939642B2 JP 6939642 B2 JP6939642 B2 JP 6939642B2 JP 2018031077 A JP2018031077 A JP 2018031077A JP 2018031077 A JP2018031077 A JP 2018031077A JP 6939642 B2 JP6939642 B2 JP 6939642B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- engaging claw
- end portion
- pressure receiving
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
図1は、乗物用シート100の概略構成を示す側面図である。乗物用シート100は、シートクッション1とシートバック2とを備え、たとえば自動車の後部側座席として利用される。乗物用シート100の内部にはシートフレーム3が設けられる。シートフレーム3は、シートクッション1およびシートバック2の骨格をなしている。本実施の形態のシートフレーム3は、シートクッション1の内部に配置されるクッションフレーム4と、シートバック2の内部に配置されるバックフレーム5とを有する。
図2は、クッションフレーム4を示す側面図である。図3は、クッションフレーム4を左斜め上前方から見た際に視認されるクッションフレーム4の外観態様を示す斜視図である。図4は、クッションフレーム4を左斜め上後方から見た際に視認されるクッションフレーム4の外観態様を示す斜視図である。図5は、クッションフレーム4を構成しているクッションパネル10、後側フレーム部20、前側フレーム部30およびビス70Lの互いに分離された状態を示す斜視図である。
フロントパネル40は、下面部40A、前端部40B、後端部40C、上面部40P、中間接続部40Q、湾曲部40R、嵌合溝40G、および支持リブ40Lを備え、これらはいずれも、シート幅方向に延びるように形成されている。フロントパネル40は、シート幅方向に対して直交する方向において一定の断面形状を有するアルミニウム合金製またはマグネシウム合金製の押し出し材から切り出されることで作製される。
図6は、図2中のVI線で囲まれた領域を拡大して示す側面図である。図5および図6を主として参照して、クッションパネル10(図5)は、基台部10A、前端部10B、後端部10C、および複数のリブ10Dを備え、これらはいずれも、シート幅方向に延びるように形成されている。クッションパネル10も、シート幅方向に対して直交する方向において一定の断面形状を有するアルミニウム合金製またはマグネシウム合金製の押し出し材から切り出されることで作製される。
後側フレーム部20(図5参照)は、下面部20A、下方前端部20B、後端部20C、上面部20P、上方前端部20Q、接続部20R、複数の支持リブ20Lおよび複数のリブ20Dを備え、これらはいずれも、シート幅方向に延びるように形成されている。後側フレーム部20も、シート幅方向に対して直交する方向において一定の断面形状を有するアルミニウム合金製またはマグネシウム合金製の押し出し材から切り出されることで作製される。
前側フレーム部30(図5)は、下面部30A、下方前端部30B、下方後端部30C、上面部30P、上方前端部30Q、上方後端部30R、および複数の支持リブ30Lを備え、これらはいずれも、シート幅方向に延びるように形成されている。前側フレーム部30も、シート幅方向に対して直交する方向において一定の断面形状を有するアルミニウム合金製またはマグネシウム合金製の押し出し材から切り出されることで作製される。
フロントパネル40(図2〜図4)に設けられた嵌合溝40Gおよび中間接続部40Qは、シート幅方向に延びている。嵌合溝40Gにはサイドフレーム50L,50R(前側フレーム部30,30)の各々の上方前端部30Qが嵌め込まれる。嵌合溝40Gと上方前端部30Qとはシート幅方向において相互に摺接しながら嵌合する。中間接続部40Qにはサイドフレーム50L,50R(前側フレーム部30,30)の各々の下方前端部30Bが嵌め込まれる。中間接続部40Qと下方前端部30Bとはシート幅方向において相互に摺接しながら嵌合する。
クッションパネル10は、後側フレーム部20の下方に配置される。クッションパネル10(図2〜図4)に設けられた後端部10Cおよびリブ10Dは、シート幅方向に延びている。クッションパネル10の後端部10Cの内側には、後側フレーム部20の後端部20Cが嵌め込まれる。後端部10C,20Cは、シート幅方向において相互に摺接しながら嵌合する。複数のリブ10D,20Dについても同様に、これらの各々はシート幅方向において相互に摺接しながら嵌合する。
前側フレーム部30および後側フレーム部20は、ビス70Lおよびクッションパネル10の前端部10Bと協働しながら互いに一体化され、サイドフレーム50Lを構成する。ビス70Rおよびサイドフレーム50Rについても同様である。サイドフレーム50L,50Rは、フロントパネル40とクッションパネル10とを介して互いに一体化され、クッションフレーム4を構成することとなる。
上述の実施の形態においては、クッションパネル10が「第1部材」に相当し、後側フレーム部20が「第2部材」に相当し、前側フレーム部30が「第3部材」に相当する。一方で、図8に示す態様(第1変形例)においては、クッションパネル10が「第1部材」に相当し、前側フレーム部30が「第2部材」に相当し、後側フレーム部20が「第3部材」に相当する。
図9に示す態様(第2変形例)においては、前側フレーム部30が「第1部材」に相当し、後側フレーム部20が「第2部材」に相当し、クッションパネル10が「第3部材」に相当する。
Claims (7)
- シートクッションおよびシートバックと、
前記シートクッションおよび前記シートバックの骨格をなすシートフレームと、を備え、
前記シートフレームは、
第1係合爪および第1受圧面が設けられた第1部材と、
第2係合爪および第2受圧面が設けられた第2部材と、
第1凹所および第2凹所が設けられた第3部材と、
前記第1受圧面と前記第2受圧面とに対向するように配置される挿入部材と、を備え、
前記第1凹所の内側に前記第1係合爪が配置され、前記第2凹所の内側に前記第2係合爪が配置され、且つ、前記挿入部材が前記第1受圧面と前記第2受圧面とを押圧していることにより、前記第1係合爪は前記第1凹所に係合し、前記第2係合爪は前記第2凹所に係合している、
乗物用シート。 - 前記第1凹所と前記第2凹所とは、相互に対向するように形成されている、
請求項1に記載の乗物用シート。 - 前記挿入部材は、
前記第1受圧面と前記第2受圧面との間に挿入される軸部と、
前記軸部のシート幅方向における外側に設けられ、前記第1部材、前記第2部材および前記第3部材にシート幅方向における外側から接触することで、前記第1部材と前記第2部材と前記第3部材とのシート幅方向における相対位置を規定する、頭部と、を有する、
請求項1または2に記載の乗物用シート。 - 前記第1部材は、一対のサイドフレームの間に配置されるクッションパネルであり、前記第1係合爪および前記第1受圧面は、前記クッションパネルの前端部に設けられ、
前記第2部材は、前記サイドフレームを構成している後側フレーム部であり、前記後側フレーム部は、上方前端部と下方前端部とを有し、前記第2係合爪および前記第2受圧面は、前記下方前端部に設けられ、
前記第3部材は、前記サイドフレームを構成している前側フレーム部であり、前記前側フレーム部は、上方後端部と下方後端部とを有し、前記第1凹所および前記第2凹所は、前記下方後端部に設けられる、
請求項1から3のいずれか1項に記載の乗物用シート。 - 前記第3部材の前記下方後端部は、下方側が開放された凹形状を有しており、前記第1凹所および前記第2凹所は、当該凹形状の内側に形成されている、
請求項4に記載の乗物用シート。 - 前記第1凹所は、前記第2凹所よりも前方側に設けられ、
前記クッションパネルとしての前記第1部材は、前記後側フレーム部としての前記第2部材の下方に配置されている、
請求項5に記載の乗物用シート。 - 前記第1部材、前記第2部材および前記第3部材の各々は、シート幅方向に対して直交する方向において一定の断面形状を有するアルミニウム合金製またはマグネシウム合金製の押し出し材から切り出されることで構成されている、
請求項1から6のいずれか1項に記載の乗物用シート。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018031077A JP6939642B2 (ja) | 2018-02-23 | 2018-02-23 | 乗物用シート |
DE102019202221.9A DE102019202221B4 (de) | 2018-02-23 | 2019-02-19 | Fahrzeugsitz |
CN201910125214.4A CN110182113B (zh) | 2018-02-23 | 2019-02-20 | 交通工具用座椅 |
US16/282,975 US10793036B2 (en) | 2018-02-23 | 2019-02-22 | Vehicle seat |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018031077A JP6939642B2 (ja) | 2018-02-23 | 2018-02-23 | 乗物用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019142454A JP2019142454A (ja) | 2019-08-29 |
JP6939642B2 true JP6939642B2 (ja) | 2021-09-22 |
Family
ID=67770927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018031077A Active JP6939642B2 (ja) | 2018-02-23 | 2018-02-23 | 乗物用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6939642B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019202221B4 (de) | 2018-02-23 | 2023-02-02 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Fahrzeugsitz |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH022043U (ja) * | 1988-05-25 | 1990-01-09 | ||
JP2526693Y2 (ja) * | 1989-11-15 | 1997-02-19 | 株式会社東洋シート | 車両用シートのシートフレーム構造 |
JP5239332B2 (ja) * | 2007-12-27 | 2013-07-17 | アイシン精機株式会社 | 車両用シートスライド装置 |
DE102009017380A1 (de) * | 2009-04-14 | 2010-10-21 | GM Global Technology Operations, Inc., Detroit | Modulare Fahrzeugsitzrahmenkomponente |
GB2539372A (en) * | 2015-04-13 | 2016-12-21 | Unwin C N Ltd | Flooring |
-
2018
- 2018-02-23 JP JP2018031077A patent/JP6939642B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019142454A (ja) | 2019-08-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6939642B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP6578741B2 (ja) | 乗物用シートのリクライナ取付用ブラケット | |
EP3124826B1 (en) | Winding collar, winding collar production device, and winding collar production method | |
JP6922783B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP6939092B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2005178765A (ja) | 車両シート用のランナー、及びかかるランナーを含む車両シート | |
JP2015011511A (ja) | ペダルアーム | |
CN110182113B (zh) | 交通工具用座椅 | |
WO2017168888A1 (ja) | 車両用シートスライド装置 | |
CN108928276B (zh) | 交通工具用座椅 | |
JP5406559B2 (ja) | 構造部材及びその製造方法 | |
JP6939091B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP6485216B2 (ja) | シートフレーム | |
JP5880323B2 (ja) | シートバックフレームの製造方法 | |
JP4842303B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP4949339B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP4997530B2 (ja) | 立体構造物 | |
JP6652878B2 (ja) | 金属板の結合構造、引出し及びキャビネット | |
CN115139874B (zh) | 汽车用座椅的后连杆总成及其制造方法 | |
JP6658276B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP5813578B2 (ja) | シートフレーム及びその製造方法 | |
JP2009269415A (ja) | 車両用トリム | |
KR20150012506A (ko) | 자동차 시트의 다이브 피벗 장치 | |
JP2005287538A (ja) | 車両用シート | |
JP2009179107A (ja) | 車体前部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20201021 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201022 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20201021 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210625 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210803 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210816 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6939642 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |