JP6578741B2 - 乗物用シートのリクライナ取付用ブラケット - Google Patents

乗物用シートのリクライナ取付用ブラケット Download PDF

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Description

本発明は、自動車、飛行機、船、電車等の乗物に搭載される乗員着座用シートに関し、特にリクライナ取付用ブラケットに関する。
自動車用シートにおいて、必要な強度を確保しつつ、軽量化を図るべくシートバックのバックフレームにおけるサイドフレームに閉断面構造材を使用した技術が開発されている(下記特許文献1参照)。係るバックフレームにおいては、リクライナを取り付けるために、閉断面構造材から成るサイドフレームの下端部にブラケットを固定している。
特開2013−193586号公報
しかし、リクライナを取り付けるためのブラケットは、その機能上、高い強度が求められ、そのため重量も大きくなり、シートの軽量化の阻害要因となる。
このような問題に鑑み本発明の課題は、閉断面構造材により構成されたサイドフレームの下端部に設けられるリクライナ取付用ブラケットにおいて、閉断面構造を成す板材をブラケット内各部位の必要強度に応じて組合せることにより、ブラケットとして必要な強度を確保しつつ、軽量化を図ることにある。
第1発明は、閉断面構造材により構成されたサイドフレームの下端部に設けられる乗物用シートのリクライナ取付用ブラケットであって、閉断面構造材の両側部に中空の閉断面構造を残しつつ中央部を潰して2枚の板材が面合せ状態とされて、リクライナを取り付けるための面を形成したリクライナ取付部が構成され、該リクライナ取付部の下端部は、板材1枚のみにて構成されている。
第1発明において、リクライナ取付用ブラケットは、サイドフレームと一体成形されてもよいし、サイドフレームとは別体に形成されて一体に結合されてもよい。また、閉断面構造材は、押出成形にて一体に形成されたものでもよいし、1枚の板材を環状に接合したものでもよい。更に、リクライナは、閉断面構造を潰して形成されたリクライナ取付部の面の表裏どちら側に取り付けられてもよい。
第1発明によれば、リクライナ取付用ブラケットにおいて、強度を求められる部位から順次、中空の閉断面構造、2枚の板材の面合せ構造、板材1枚のみの構造とされている。そのため、閉断面構造を成す板材の適切な組合せにより、ブラケットとして必要な強度を確保しつつ、軽量化を図ることができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記リクライナ取付部では、面合せ状態の板材が互いの重なり方向で離れないように結合されている。
第2発明において、結合の仕方は、溶接、接着、機械的結合など各種の結合が可能である。
第2発明によれば、2枚の板材が互いに結合されているため、2枚の板材が1枚ずつに分離しないようにして、リクライナ取付部の強度を高めることができる。
第3発明は、上記第1又は第2発明において、前記リクライナ取付部の下端部は、前記リクライナ取付部のリクライナ取付面から突出する前記中空の両側部と同方向に突出されるように、屈曲されてフランジ部が形成されている。
第3発明によれば、リクライナ取付部の下端部は、屈曲されたフランジ部とされているため、フランジ部がリブ構造を成し、リクライナ取付部の下端部を補強することができる。
第4発明は、上記第1ないし第3発明のいずれかにおいて、前記リクライナ取付部には、リクライナに形成された取付用突起を受け入れる嵌合孔が形成され、該嵌合孔は、面合せ状態の2枚の板材を貫通して形成され、且つ前記2枚の板材のうち、リクライナから離れた側の板材の方を他方より前記取付用突起周りの面積が大きくされている。
第4発明によれば、リクライナの取付用突起の先端側の嵌合孔の面積が大きくされているため、面合せ状態の2枚の板材を合わせた厚さよりリクライナの取付用突起の高さが低い場合、取付用突起の先端側周りを囲む板材を控えることができる。そのため、リクライナ取付部にリクライナを取り付けるために取付用突起とリクライナ取付部とを溶接する際、取付用突起の周りに溶材が入るスペースを大きく確保して溶接強度を高めることができる。
本発明の第1実施形態を適用した自動車用シートの斜視図である。 上記自動車用シートにおけるサイドフレーム部分の拡大分解斜視図である。 上記サイドフレーム部分の製造過程を示す拡大斜視図である。 第1実施形態であるリクライナ取付用ブラケットの拡大斜視図である。 図4のリクライナ取付用ブラケットの正面図である。 図5のVI−VI線断面矢視図である。 図5のVII−VII線断面矢視図である。 図5のVIII−VIII線断面矢視図である。 図5のIX−IX線断面矢視図である。 本発明の第2実施形態における図9に対応する断面図である。 本発明の第3実施形態における図9に対応する断面図である。 第1実施形態であるリクライナ取付用ブラケットを加工する前の閉断面構造材を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態であるリクライナ取付用ブラケットを加工する前の閉断面構造材を示す斜視図である。 本発明の第5実施形態であるリクライナ取付用ブラケットを加工する前の閉断面構造材を示す斜視図である。 第5実施形態における図8に対応する断面図である。 本発明の第6実施形態の図4に対応するリクライナ取付用ブラケットの斜視図である。 図16のリクライナ取付用ブラケットの正面図である。 図17のXVIII−XVIII線断面矢視図である。 本発明の第7実施形態の図5に対応するリクライナ取付用ブラケットの正面図である。
図1は、本発明の第1実施形態であるリクライナ取付用ブラケット(以下、単にブラケットという)27が適用された自動車用シート(以下、単にシートという)1を示す。また、図2は、閉断面構造材により構成されたサイドフレーム21等を拡大して示す。図1、2において、矢印によりシート1を自動車に搭載した状態における各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。
シート1は、着座乗員の体重を支持するシートクッション3に、着座乗員の背中を後方から支持するシートバック2が組み合わされて成り、シートバック2の頂部には、着座乗員の頭部を後方から支持するヘッドレスト6が取り付けられている。この場合、シートバック2は、シートクッション3に対して前後方向に角度調整可能とされている。
図1では、シートバック2のバックフレーム20について、その詳細構成を示している。バックフレーム20は、車両外側のサイドフレーム21と車両内側のサイドフレーム22との間が、各上部でアッパフレーム23により連結して構成されている。この場合のシート1は、シート1にシートベルト(不図示)を組み込んだ構成で、車両外側のサイドフレーム21の上部にはシートベルトをシートバック2の肩口から外部に引き出すためのベルト引出口28が設けられている。このようにシート1がシートベルトを組み込んだものであるため、バックフレーム20はシートベルトを組み込んでいないものに比べて強度を高くする必要があり、ベルト引出口28が設けられた側のサイドフレーム21は強度を高めた閉断面構造材によって構成されている。
サイドフレーム21の下端部にはリクライナ4を取り付けるためのブラケット27が設けられ、リクライナ4は、クッションフレーム30のロアアーム31とブラケット27との間に固定されている。一方、サイドフレーム22の下端部にも、クッションフレーム30のロアアーム31との間にリクライナ4が取り付けられている。各リクライナ4は、操作レバー41を回動操作することによりロックを解除されて、シートバック2のシートクッション3に対する角度を任意に調整可能とされている。左右両側のリクライナ4は連結ロッド44により連結されており、一つの操作レバー41の操作により両側のリクライナ4のロック解除操作が同時に行われる。
公知のようにサイドフレーム21とロアアーム31との間、並びにサイドフレーム22とロアアーム31との間には、それぞれ渦巻きばね5が設けられ、シートバック2を前方に倒すように付勢している。
図2は、サイドフレーム21、ブラケット27及びリクライナ4を抽出し拡大して示している。ここから明らかなように、ブラケット27は、サイドフレーム21の下端部に挿入して固定されるように構成され、サイドフレーム21と同様に閉断面構造体によって構成されている。ブラケット27がサイドフレーム21に挿入された状態で、両者は溶接、接着又はリベット結合により一体化されている。そして、ブラケット27にリクライナ4が溶接して固定されている。この場合、サイドフレーム21はアルミニウムを押出成形して構成され、ブラケット27は鉄板をプレス加工したものである。そのため、鉄製品であるリクライナ4のブラケット27に対する溶接を特殊なものとする必要がなく、安価に製造できる。
図3は、サイドフレーム21にブラケット27となる閉断面構造材27Aを挿入した状態を示す。この状態から閉断面構造材27Aにプレス加工を施してブラケット27とされる。但し、閉断面構造材27Aにプレス加工を施してブラケット27とされた後にサイドフレーム21に挿入して一体化されてもよい。
図4〜9は、プレス加工後のブラケット27を単独で示す。ブラケット27は、サイドフレーム21の下端部への挿入部277となる部分を除き、プレス加工により両側部に中空の閉断面構造部271を残しつつ中央部を潰して2枚の板材が面合せ状態とされる。両側部は、サイドフレーム21にブラケット27を挿入して固定したとき、前後方向端部となる部分であり、中央部は、リクライナ4を固定するための面を形成したリクライナ取付部272となる。
リクライナ取付部272の両側の閉断面構造部271は、挿入部277に近い側から下端側に向けて漸次突出高さを低くされると共に、両側に広がるように加工されている。このようにリクライナ取付部272の両側を挿入部277の幅より広がるように構成したため、リクライナ4の大きさに合わせてブラケット27全体の幅を大きくする必要はなく、ブラケット27を小型・軽量化することができる。
リクライナ取付部272には、操作レバー41のヒンジ軸42(図18参照)が貫通するためのヒンジ孔274と、リクライナ4の取付用突起43(図18参照)を受け入れる嵌合孔275、276が形成されている。ヒンジ孔274は、リクライナ取付部272の中心に一つ設けられ、嵌合孔275、276がヒンジ孔274の周りに合計6個設けられている。5個の嵌合孔275が円形に形成されているのに対して、一つの嵌合孔276は、円形の一部が欠けた形状とされている。これはリクライナ4の取付位置を常時一定に位置決めするためである。各孔274、275、276は、プレス加工と同時に穿孔され、2枚の板材間で同一形状とされている。
図9によく示されるように、リクライナ取付部272の下端側では、表面側部272aに比べて裏面側部272bが下端側に長く延ばされている。そして、表面側部272aの先端部に対応する位置で裏面側部272bを屈曲させ、表面側部272aの先端部を裏面側部272bの表裏両面で挟むようにして結合部278を構成している。このようにして結合部278により、表面側部272aと裏面側部272bとを互いに結合している。結合部278の先端側では、裏面側部272bがリクライナ取付部272から突出した閉断面構造部271と同方向に突出されてフランジ部273が形成されている。閉断面構造部271とフランジ部273とは、リクライナ取付部272を囲むように全体として環状に形成されている(図4、5参照)。
このように、ブラケット27においては、強度を求められる部位から順次、中空の閉断面構造部271、2枚の板材の面合せ構造のリクライナ取付部272、板材1枚のみの構造のフランジ部273とされている。即ち、プレス加工により閉断面構造を成す板材を適切に組合せることにより、ブラケット27として必要な強度を確保しつつ、軽量化を図ることができる。しかも、ブラケット27は、閉断面構造の挿入部277がサイドフレーム21の下端部に挿入して固定されるため、ブラケット27がサイドフレーム21の断面崩れを抑制する機能も果たしている。そのため、サイドフレーム21に対して断面崩れを防止するための部品として、カラーやパイプを挿入する必要をなくすことができる。
また、結合部278によってリクライナ取付部272の表面側部272aと裏面側部272bとが互いに結合されているため、表面側部272aと裏面側部272bとが1枚づつに分離しないようにして、リクライナ取付部272の強度を高めることができる。更に、結合部278では、裏面側部272bが屈曲されているため、結合部278及びフランジ部273がリブ構造を成し、リクライナ取付部272の下端部を補強することができる。
図10は、本発明の第2実施形態を示す。第2実施形態が第1実施形態に対して特徴とする点は、結合部278の構造を変更した点である。その他の点は、両者同一であり、同一部分についての再度の説明は省略する。
第2実施形態では、リクライナ取付部272の裏面側部272bに比べて表面側部272aが下端側に長く延ばされて屈曲されている。そして、表面側部272aの先端がリクライナ取付部272から突出した閉断面構造部271と同方向に突出されてフランジ部273が形成されている。また、表面側部272aの屈曲部に沿うように裏面側部272bの先端部も屈曲され、表面側部272aの屈曲部を裏面側部272bの先端部でかしめるようにして結合部278を構成し、表面側部272aと裏面側部272bとを互いに結合している。
このように結合部278によってリクライナ取付部272の表面側部272aと裏面側部272bとが互いに結合されているため、表面側部272aと裏面側部272bとが1枚づつに分離しないようにして、リクライナ取付部272の強度を高めることができる。
図11は、本発明の第3実施形態を示す。第3実施形態が第1実施形態に対して特徴とする点は、結合部278の構造を変更した点である。その他の点は、両者同一であり、同一部分についての再度の説明は省略する。
第3実施形態では、リクライナ取付部272の表面側部272aに比べて裏面側部272bが下端側に長く延ばされて屈曲されている。そして、裏面側部272bの先端がリクライナ取付部272から突出した閉断面構造部271と同方向に突出されてフランジ部273が形成されている。また、表面側部272aの先端部は、スポット溶接により裏面側部272bと一体に結合され、結合部278が構成されている。このように結合部278によってリクライナ取付部272の表面側部272aと裏面側部272bとが互いに結合されているため、第1実施形態及び第2実施形態と同様にリクライナ取付部272の強度を高めることができる。
図12は、第1実施形態におけるブラケット27を形成するための閉断面構造材27Aを示す。この閉断面構造材27Aの形状は、予めサイドフレーム21に挿入される形状に加工されている。
図13、14は、本発明の第4、第5実施形態を示す。第4、第5実施形態が第1実施形態に対して特徴とする点は、ブラケット27を形成するための閉断面構造材の形状を変更した点である。その他の点は、両者同一であり、同一部分についての再度の説明は省略する。
第4実施形態の閉断面構造材27Bは、実質四角筒とされている。この場合、サイドフレーム21の形状も、閉断面構造材27Bと同形状とされていることが望ましい。また、第5実施形態の閉断面構造材27Cは、第1実施形態における閉断面構造材27Aと類似したビードを備えた形状とされているが、ビードが表裏両面に形成されている。この場合も、サイドフレーム21の形状も、閉断面構造材27Cと同形状とされていることが望ましい。
図15は、第5実施形態の閉断面構造材27Cをプレス加工して形成されたブラケット27を示す。この場合のブラケット27は、両側部に中空の閉断面構造部271xを残しつつ中央部を潰してリクライナ取付部272が形成されるとき、閉断面構造材27Cの形状の影響で、閉断面構造部271xがリクライナ取付部272の表裏両面に突出した形状とされている。このような形状とされることにより、閉断面構造材を潰してリクライナ取付部27を形成する際の材料の絞り加工度合が第1実施形態の場合に比べて小さくなり、加工の難度を低くすることができる。また、リクライナ4の取付面側に突出する閉断面構造部271xの高さが、第1実施形態における閉断面構造部271の高さより低いため、リクライナ取付部272にリクライナ4を取り付ける際の取付作業性を良くすることができる。更に、リクライナ4を挟んで配置されるロアアーム31(図1参照)がブラケット27と相対回転する際に閉断面構造部271xに干渉する恐れを抑制することができる。
図16〜18は、本発明の第6実施形態を示す。第6実施形態が第1実施形態に対して特徴とする点は、嵌合孔275、276の形状を変更した点、並びにリクライナ取付部272に対するリクライナ4の取付面を反対側に変更した点である。その他の点は、両者同一であり、同一部分についての再度の説明は省略する。
第6実施形態では、リクライナ取付部272に形成される嵌合孔275、276が、表面側部272aに形成される表面側嵌合孔275a、276aに比べて裏面側部272bに形成される裏面側嵌合孔275b、276bが小径に形成されている。そのため、表面側嵌合孔275a、276aと裏面側嵌合孔275b、276bとの径の違いによって、嵌合孔275、276は孔内が階段状に形成されている。
第6実施形態では、図18に良く示されるように、リクライナ4は、リクライナ取付部272の裏面側部272bに取り付けられる。そのため、嵌合孔275、276に挿入されたリクライナ4の取付用突起43の先端部周りには、表面側嵌合孔275a、276aの縁部との間に隙間が形成される。その結果、取付用突起43とリクライナ取付部272とを溶接する際、取付用突起43の周りに溶材が入るスペースを大きく確保して溶接強度を高めることができる。この場合、取付用突起43の高さが、面合せ状態の2枚の板材を合わせた厚さより低いが、表面側嵌合孔275a、276aの径が取付用突起43の径より大きく、取付用突起43の周りに溶材が入るスペースを確保している。
図19は、本発明の第7実施形態を示す。第7実施形態が第6実施形態に対して特徴とする点は、嵌合孔275、276の形状を変更した点である。その他の点は、両者同一であり、同一部分についての再度の説明は省略する。
第7実施形態では、各表面側嵌合孔275a、276aの内径の一部が2箇所で径を小さくされて、各裏面側嵌合孔275b、276bの径と等しくされている。それら2箇所の小径部の位置は、各表面側嵌合孔275a、276aの円の中心を通るヒンジ孔274と同心円上にある。
リクライナ4とブラケット27とのリクライナ4の回転方向における力の伝達は、リクライナ4の取付用突起43と嵌合孔275、276とが、ヒンジ孔274と同心円上で互いに係合して行われる。第7実施形態によれば、各嵌合孔275、276に嵌合されたリクライナ4の取付用突起43は、各裏面側嵌合孔275b、276bの内縁と、各表面側嵌合孔275a、276aの2箇所の小径部の内縁とに対して、力の伝達方向で係合することになる。そのため、力の伝達経路中に溶接の溶材が挟まれることはなく、大きな力の伝達を行うことができる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、上記各実施形態では、サイドフレーム21をアルミニウムを押出成形したものとし、ブラケット27は鉄板をプレス加工したものとしたが、サイドフレーム21とブラケット27の両方をアルミニウムの押出成形体、又は鉄板のプレス加工体としてもよい。若しくは、アルミニウム、鉄以外の閉断面構造材を用いて構成してもよい。また、上記各実施形態では、ブラケット27の下端部にフランジ部273を備えているが、係るフランジ部273を備えず、リクライナ取付部272の下端で面合せ状態の2枚の板材が切断されていてもよい。このとき2枚の板材は互いに結合されていても、結合されていなくてもよい。更に、上記各実施形態では、本発明を自動車のシートに適用したが、飛行機、船、電車等に搭載のシートに適用しても良い。
1 自動車用シート
2 シートバック
3 シートクッション
4 リクライナ
41 操作レバー
42 ヒンジ軸
43 取付用突起
44 連結ロッド
5 渦巻きばね
6 ヘッドレスト
20 バックフレーム
21、22 サイドフレーム
23 アッパフレーム
26 支持ブラケット
27 ブラケット
27A、27B、27C 閉断面構造材
271、271x 閉断面構造部
272 リクライナ取付部
272a 表面側部
272b 裏面側部
273 フランジ部
274 ヒンジ孔
275 嵌合孔
275a 表面側嵌合孔
275b 裏面側嵌合孔
275c 表面側嵌合孔
276 嵌合孔
277 挿入部
278 結合部
28 ベルト引出口
30 クッションフレーム
31 ロアアーム

Claims (2)

  1. 閉断面構造材により構成されたサイドフレームの下端部に設けられる乗物用シートのリクライナ取付用ブラケットであって、
    閉断面構造材の両側部に中空の閉断面構造を残しつつ中央部を潰して2枚の板材が面合せ状態とされて、リクライナを取り付けるための面を形成したリクライナ取付部が構成され、
    該リクライナ取付部のサイドフレーム側部は、閉断面構造とされており、
    前記リクライナ取付部では、面合せ状態の板材が互いの重なり方向で離れないように結合されて結合部が構成されており、
    該結合部における2枚の板材のうちの一方の板材の先端側が前記リクライナ取付部のリクライナ取付面から突出する前記中空の両側部と同方向に突出されるように屈曲されてフランジ部が形成されている乗物用シートのリクライナ取付用ブラケット。
  2. 請求項1において、
    前記リクライナ取付部には、リクライナに形成された取付用突起を受け入れる嵌合孔が形成され、
    該嵌合孔は、面合せ状態の2枚の板材を貫通して形成され、且つ前記2枚の板材のうち、リクライナから離れた側の板材の方を他方より前記取付用突起周りの面積が大きくされている乗物用シートのリクライナ取付用ブラケット。
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