JP2021123125A - 乗物用シート - Google Patents

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【課題】アームレストを支持するブラケットとバックフレームとの固定強度が高められる乗物用シートを提供する。【解決手段】本開示の一態様は、シートクッションと、シートバックと、シートバックに取り付けられたアームレストと、シートバックを支持するバックフレームと、アームレストを支持する支持ブラケットと、固定用パッチとを備える乗物用シートである。バックフレームは、シート幅方向の端部に配置されると共に、シート幅方向とシート前後方向との双方に交差する方向に延伸する筒状の閉断面部を有する。支持ブラケットは、閉断面部のシート後方の面に固定される。固定用パッチは、支持ブラケットに固定された第1固定部と、閉断面部のシート前方の面に固定された第2固定部とを有する。【選択図】図2

Description

本開示は、乗物用シートに関する。
シートバックを支持するバックフレームに、アームレストを取り付けるための支持ブラケットが固定された乗物用シートが公知である(特許文献1参照)。支持ブラケットは、アームレストを揺動可能に支持する。
特開2017−197078号公報
上記公報のようにバックフレームの側面にアームレストの支持ブラケットが固定されると、乗物用シートに対するシート前後方向から作用する力に対する支持ブラケットの固定強度が不十分となる。
一方、バックフレームの後方の面に支持ブラケットを固定した場合、乗物用シートに後方から力が作用すると、この力によって支持ブラケットとバックフレームとの固定領域が圧縮されるため、固定強度の低下が抑えられる。しかし、乗物用シートに前方から力が作用すると、この力によって固定領域が引張されるため、支持ブラケットの脱離、バックフレームの変形又は破損等の不具合が発生するおそれがある。
本開示の一局面は、アームレストを支持するブラケットとバックフレームとの固定強度が高められる乗物用シートを提供することを目的としている。
本開示の一態様は、シートクッション(2)と、シートバック(3B)と、シートバック(3B)に取り付けられたアームレスト(4)と、シートバック(3B)を支持するバックフレーム(5)と、アームレスト(4)を支持する支持ブラケット(6)と、固定用パッチ(8)と、を備える乗物用シート(1)である。
バックフレーム(5)は、バックフレーム(5)におけるシート幅方向の端部に配置されると共に、シート幅方向とシート前後方向との双方に交差する方向に延伸する筒状の閉断面部(52)を有する。支持ブラケット(6)は、閉断面部(52)のシート後方の面に固定される。固定用パッチ(8)は、支持ブラケット(6)に固定された第1固定部(83)と、閉断面部(52)のシート前方の面に固定された第2固定部(84)と、を有する。
このような構成によれば、閉断面部(52)をシート前後方向に挟むように支持ブラケット(6)と固定用パッチ(8)とが閉断面部(52)に固定される。そのため、乗物用シート(1)に前方又は後方から作用する力が、支持ブラケット(6)と閉断面部(52)との固定領域と、固定用パッチ(8)と閉断面部(52)との固定領域とでシートの前後方向に分散される。その結果、支持ブラケット(6)とバックフレーム(5)との固定強度が高められる。
また、支持ブラケット(6)とバックフレーム(5)との固定強度の向上に基づいて、閉断面部(52)、支持ブラケット(6)、及び固定用パッチ(8)の厚みを低減することができる。その結果、乗物用シート(1)を軽量化することができる。
本開示の一態様では、支持ブラケット(6)及び第2固定部(84)は、それぞれ、閉断面部(52)に溶接されてもよい。第1固定部(83)は、支持ブラケット(6)に溶接されてもよい。このような構成によれば、支持ブラケット(6)とバックフレーム(5)との固定強度を的確に高めることができる。また、乗物用シート(1)の部品点数を低減できる。
本開示の一態様では、閉断面部(52)は、シート幅方向の長さがシート前後方向の長さよりも大きい矩形状の断面を有してもよい。このような構成によれば、バックフレーム(5)のシート前後方向の寸法を小さくしつつ、閉断面部(52)に対する支持ブラケット(6)及び固定用パッチ(8)の固定面積を大きくすることができる。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
図1は、実施形態における乗物用シートを示す模式的な斜視図である。 図2は、図1の乗物用シートのバックフレーム、支持ブラケット及び固定用パッチを示す模式的な斜視図である。 図3は、図1の乗物用シートのバックフレーム、支持ブラケット及び固定用パッチを示す模式的な斜視図である。 図4は、図1の乗物用シートのバックフレーム及び支持ブラケット示す模式的な背面図である。 図5Aは、図4のVA−VA線での模式的な切断部端面図であり、図5Bは、図4のVB−VB線での模式的な切断部端面図である。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す乗物用シート1は、シートクッション2と、第1シートバック3Aと、第2シートバック3Bと、アームレスト4と、バックフレーム5とを備える。
シートクッション2は、着席者の臀部等を支持するための部位である。第1シートバック3A及び第2シートバック3Bは、それぞれ、着席者の背部を支持するための部位である。第1シートバック3A及び第2シートバック3Bは、互いに分離してシートクッション2に対してシート前後方向に揺動可能である。
アームレスト4は、着席者の肘掛けを構成する部位である。アームレスト4は、第2シートバック3Bに対してシート前後方向に揺動可能に第2シートバック3Bに取り付けられている。
具体的には、アームレスト4は、第2シートバック3Bに収納された収納位置と、図1に示すようにシートクッション2の上方に展開した展開位置とに移動可能に構成されている。アームレスト4は、収納位置から前方に揺動することで展開位置に移動する。
バックフレーム5は、第2シートバック3Bを支持する部材であり、第2シートバック3Bの内部に配置されている。バックフレーム5は、第2シートバック3Bと共に、シートクッション2に対して揺動する。
本実施形態の乗物用シート1は、乗用車の座席シートとして使用される。なお、以下の説明及び各図面における方向は、乗物用シート1を乗物(つまり乗用車)に組み付けた状態における方向を意味する。また、本実施形態では、シート幅方向は、乗物の左右方向に一致し、シート前方は、乗物の前方に一致する。
乗物用シート1は、図2,3,4に示される第1支持ブラケット6と、第2支持ブラケット7と、第1固定用パッチ8と、第2固定用パッチ9とをさらに備える。
<バックフレーム>
バックフレーム5は、中央部51と、第1閉断面部52と、第2閉断面部53とを有する。中央部51は、バックフレーム5のシート幅方向の中央に配置されたパネル状の部位である。
第1閉断面部52は、バックフレーム5におけるシート幅方向の端部(つまり、中央部51の右側)に配置されている。第1閉断面部52は、シート幅方向とシート前後方向との双方に交差する方向(つまり第2シートバック3Bが前倒しされていない状態における上下方向)に延伸する筒状の部位である。
図5Aに示すように、第1閉断面部52は、シート幅方向の長さがシート前後方向の長さよりも大きい矩形状の断面を有する。第1閉断面部52は、後方の面を構成する後方パネル52Aと、前方の面を構成する前方パネル52Bとを有する。
後方パネル52Aは、厚み方向がシート前後方向と平行となる向きに配置されている。後方パネル52Aは、中央部51と連結されている。具体的には、後方パネル52Aは、中央部51を構成するパネルと一体化されている。後方パネル52Aの右端部は、シート前方に向かって折り曲げられている。
前方パネル52Bは、後方パネル52Aの前方に配置されている。前方パネル52Bは、第1接合部52C及び第2接合部52Dにおいて、後方パネル52Aに接合されている。後方パネル52Aと前方パネル52Bとは、例えば溶接によって接合されている。
第1接合部52Cは、前方パネル52Bの左端部が後方パネル52Aにシート前後方向に重ね合わされた部分であり、閉断面よりも左側に配置されている。第2接合部52Dは、前方パネル52Bの右端部が後方パネル52Aの右端部にシート幅方向に重ね合わされた部分であり、閉断面の側面に設けられている。
第2閉断面部53は、図2に示すように、バックフレーム5のシート幅方向の第1閉断面部52とは反対側の端部(つまり、中央部51の左側)に配置されている。第2閉断面部53は、第1閉断面部52と平行に(つまりシート幅方向とシート前後方向との双方に交差する方向に)延伸する筒状の部位である。
図5Bに示すように、第2閉断面部53は、シート幅方向の長さがシート前後方向の長さよりも大きい矩形状の断面を有する。第2閉断面部53は、後方の面を構成する後方パネル53Aと、前方の面を構成する前方パネル53Bとを有する。
後方パネル53Aは、厚み方向がシート前後方向と平行となる向きに配置されている。後方パネル53Aは、中央部51と連結されている。具体的には、後方パネル53Aは、中央部51を構成するパネルと一体化されている。後方パネル53Aの左端部は、シート前方に向かって折り曲げられている。
前方パネル53Bは、後方パネル53Aの前方に配置されている。前方パネル53Bは、第1接合部53C及び第2接合部53Dにおいて、後方パネル53Aに接合されている。後方パネル53Aと前方パネル53Bとは、例えば溶接によって接合されている。
第1接合部53Cは、前方パネル53Bの右端部が後方パネル53Aにシート前後方向に重ね合わされた部分であり、閉断面よりも右側に配置されている。第2接合部53Dは、前方パネル53Bの左端部が後方パネル53Aの左端部にシート幅方向に重ね合わされた部分であり、閉断面の側面に設けられている。
<支持ブラケット>
図2に示す第1支持ブラケット6及び第2支持ブラケット7は、アームレスト4を揺動可能に支持する。
第1支持ブラケット6及び第2支持ブラケット7は、シート幅方向に互いに離間して配置されている。また、第1支持ブラケット6及び第2支持ブラケット7は、バックフレーム5からシート前方に突出するようにバックフレーム5に取り付けられている。
第1支持ブラケット6は、プレス加工された板材で構成されている。図5Aに示すように、第1支持ブラケット6の厚みは、第1閉断面部52を構成するパネルの厚みよりも大きい。第1支持ブラケット6は、アームレスト支持部61と、フレーム当接部62と、ブラケット固定部63とを有する。
アームレスト支持部61は、バックフレーム5よりもシート前方に突出した部位である。アームレスト支持部61には、アームレスト4の揺動中心軸となるボルトが軸回転可能に挿通される。アームレスト支持部61の後端部は、第1閉断面部52よりも右側に位置する。
フレーム当接部62は、アームレスト支持部61の後端からシート幅方向内側(つまり左側)に向かって延伸する部位である。フレーム当接部62の前面(つまりシート前方の面)は、第1閉断面部52の後面(つまりシート後方の面)に当接している。つまり、フレーム当接部62は、第1閉断面部52の後面の一部に重ね合わされている。
ブラケット固定部63は、第1閉断面部52の後面に固定された部位である。ブラケット固定部63は、フレーム当接部62の左端部、上端部及び下端部に設けられている(図4参照)。本実施形態では、ブラケット固定部63は、溶接によって第1閉断面部52に固定されている。
図3に示す第2支持ブラケット7は、プレス加工された板材で構成されている。図5Bに示すように、第2支持ブラケット7の厚みは、第2閉断面部53を構成するパネルの厚みよりも大きい。第2支持ブラケット7は、アームレスト支持部71と、フレーム当接部72と、ブラケット固定部73とを有する。
アームレスト支持部71は、バックフレーム5よりもシート前方に突出した部位である。アームレスト支持部71には、アームレスト4の揺動中心軸となるボルトが軸回転可能に挿通される。アームレスト支持部71の後端部は、第2閉断面部53の側面にシート幅方向外側から当接している。
フレーム当接部72は、アームレスト支持部71の後端からシート幅方向内側(つまり右側)に向かって延伸する部位である。フレーム当接部72の前面は、第2閉断面部53の後面に当接している。つまり、フレーム当接部72は、第2閉断面部53の後面の一部に重ね合わされている。
ブラケット固定部73は、第2閉断面部53のシート後方の面に固定された部位である。ブラケット固定部73は、フレーム当接部72の右端部、上端部及び下端部に設けられている(図4参照)。本実施形態では、ブラケット固定部73は、溶接によって第2閉断面部53に固定されている。
<固定用パッチ>
第1固定用パッチ8は、図5Aに示すように、第1支持ブラケット6とバックフレーム5とに固定された板状の部材である。第1固定用パッチ8の厚みは、第1閉断面部52を構成するパネルの厚みよりも大きい。
第1固定用パッチ8は、第1当接部81と、第2当接部82と、第1固定部83と、第2固定部84とを有する。
第1当接部81は、第1支持ブラケット6のアームレスト支持部61にシート幅方向に重ね合わされた部位である。第1当接部81は、シート前後方向に延伸し、アームレスト支持部61のシート幅方向内側の面(つまり左面)に当接している。
第2当接部82は、第1閉断面部52にシート前後方向に重ね合わされた部位である。第2当接部82は、第1当接部81の後端から左側に向かって延伸し、第1閉断面部52の前面に当接している。第2当接部82は、第1支持ブラケット6のフレーム当接部62と共に、第1閉断面部52をシート前後方向に挟むように配置されている。
第1固定部83は、第1支持ブラケット6のアームレスト支持部61に溶接によって固定された部位である。本実施形態では、第1固定部83は、第1当接部81に設けられた貫通孔の縁に設けられている。第1固定部83は、第1閉断面部52よりもシート前方に位置する。
第2固定部84は、第1閉断面部52の前面に溶接によって固定された部位である。第2固定部84は、第2当接部82の左端部、上端部及び下端部に設けられている(図2参照)。第2固定部84の上端部及び下端部は、溶接長を大きくするために、シート幅方向に対して傾斜している。
第2固定用パッチ9は、図5Bに示すように、第2支持ブラケット7とバックフレーム5とに固定された板状の部材である。第2固定用パッチ9の厚みは、第2閉断面部53を構成するパネルの厚みよりも大きい。
第2固定用パッチ9は、第1当接部91と、第2当接部92と、第1固定部93と、第2固定部94とを有する。
第1当接部91は、第2支持ブラケット7のアームレスト支持部71にシート幅方向に重ね合わされた部位である。第1当接部91は、シート前後方向に延伸し、アームレスト支持部71のシート幅方向内側の面(つまり右面)に当接している。
第2当接部92は、第2閉断面部53にシート前後方向に重ね合わされた部位である。第2当接部92は、第1当接部91の後端から右側に向かって延伸し、第2閉断面部53の前面に当接している。第2当接部92は、第2支持ブラケット7のフレーム当接部72と共に、第2閉断面部53をシート前後方向に挟むように配置されている。
第1固定部93は、第2支持ブラケット7のアームレスト支持部71に溶接によって固定された部位である。本実施形態では、第1固定部93は、第1当接部91の前端部に設けられている。第1固定部93は、第2閉断面部53よりもシート前方に位置する。
第2固定部94は、第2閉断面部53の前面に溶接によって固定された部位である。第2固定部94は、第2当接部92の右端部、上端部及び下端部に設けられている(図3参照)。第2固定部94の上端部及び下端部は、溶接長を大きくするために、シート幅方向に対して傾斜している。
[1−2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)第1閉断面部52をシート前後方向に挟むように第1支持ブラケット6と第1固定用パッチ8とが第1閉断面部52に固定される。そのため、乗物用シート1に前方又は後方から作用する力が、第1支持ブラケット6と第1閉断面部52との固定領域と、第1固定用パッチ8と第1閉断面部52との固定領域とでシートの前後方向に分散される。その結果、第1支持ブラケット6とバックフレーム5との固定強度が高められる。
同様に、第2閉断面部53に対し第2支持ブラケット7と第2固定用パッチ9とが固定されることによって、第2支持ブラケット7とバックフレーム5との固定強度も高められる。
(1b)支持ブラケット6,7とバックフレーム5との固定強度の向上に基づいて、第1閉断面部52、第2閉断面部53、第1支持ブラケット6、第2支持ブラケット7、第1固定用パッチ8及び第2固定用パッチ9の厚みを低減することができる。その結果、乗物用シート1を軽量化することができる。
(1c)支持ブラケット6,7及び固定用パッチ8,9の第2固定部84,94が閉断面部52,53に溶接されると共に、固定用パッチ8,9の第1固定部83,93が支持ブラケット6,7に溶接されることで、支持ブラケット6,7とバックフレーム5との固定強度を的確に高めることができる。また、乗物用シート1の部品点数を低減できる。
(1d)閉断面部52,53が矩形状の断面を有することで、バックフレーム5のシート前後方向の寸法を小さくしつつ、閉断面部52,53に対する支持ブラケット6,7及び固定用パッチ8,9の固定面積を大きくすることができる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態の乗物用シート1において、第1閉断面部52及び第2閉断面部53の断面は、必ずしもシート幅方向の長さがシート前後方向の長さよりも大きい矩形状でなくてもよい。
(2b)上記実施形態の乗物用シート1において、支持ブラケット6,7及び固定用パッチ8,9の第2固定部84,94は、必ずしも閉断面部52,53に溶接されなくてもよい。例えば、支持ブラケット6,7及び固定用パッチ8,9の第2固定部84,94は、閉断面部52,53にボルト又はリベットを用いた締結によって固定されてもよい。同様に、固定用パッチ8,9の第1固定部83,93は、支持ブラケット6,7に締結によって固定されてもよい。
(2c)上記実施形態の乗物用シート1において、バックフレーム5は、必ずしも中央部51を有しなくてもよい。例えば、バックフレーム5は、それぞれ閉断面部を有する2つのサイドフレームと、2つのサイドフレームの上端を連結するパネル又はパイプと、2つのサイドフレームの下端を連結するパネル又はパイプとを有してもよい。
(2d)上記実施形態の乗物用シート1は、乗用車以外の自動車に用いられるシートや、自動車以外の例えば鉄道車両、船舶、航空機等の乗物に用いられるシートにも適用できる。
(2e)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…乗物用シート、2…シートクッション、3A…第1シートバック、
3B…第2シートバック、4…アームレスト、5…バックフレーム、
6…第1支持ブラケット、7…第2支持ブラケット、8…第1固定用パッチ、
9…第2固定用パッチ、51…中央部、52…第1閉断面部、52A…後方パネル、
52B…前方パネル、52C…第1接合部、52D…第2接合部、
53…第2閉断面部、53A…後方パネル、53B…前方パネル、
53C…第1接合部、53D…第2接合部、61,71…アームレスト支持部、
62,72…フレーム当接部、63,73…ブラケット固定部、
81,91…第1当接部、82,92…第2当接部、83,93…第1固定部、
84,94…第2固定部。

Claims (3)

  1. シートクッションと、
    シートバックと、
    前記シートバックに取り付けられたアームレストと、
    前記シートバックを支持するバックフレームと、
    前記アームレストを支持する支持ブラケットと、
    固定用パッチと、
    を備え、
    前記バックフレームは、前記バックフレームにおけるシート幅方向の端部に配置されると共に、シート幅方向とシート前後方向との双方に交差する方向に延伸する筒状の閉断面部を有し、
    前記支持ブラケットは、前記閉断面部のシート後方の面に固定され、
    前記固定用パッチは、
    前記支持ブラケットに固定された第1固定部と、
    前記閉断面部のシート前方の面に固定された第2固定部と、
    を有する、乗物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    前記支持ブラケット及び前記第2固定部は、それぞれ、前記閉断面部に溶接され、
    前記第1固定部は、前記支持ブラケットに溶接される、乗物用シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の乗物用シートであって、
    前記閉断面部は、シート幅方向の長さがシート前後方向の長さよりも大きい矩形状の断面を有する、乗物用シート。
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