JP2015098280A - シートバックフレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】前側フレーム片と後側フレーム片とから構成されるシートバックフレームであって、組立てを効率的に行うことができるシートバックフレームを提供する。【解決手段】シートバックフレームは、前側フレーム片41と後側フレーム片40とから構成された樹脂製のものである。シートバックフレームの幅方向の端部に設けられたサイドフレームは、前側フレーム片41が有する前側サイドフレーム部と、後側フレーム片40が有する後側サイドフレーム部とから構成される。サイドフレームにおける幅方向の一端部では、前側サイドフレーム部と後側サイドフレーム部とが幅方向に重なって互いに接合されている。一方、サイドフレームにおける幅方向の他端部のうち、少なくとも一部の領域では、前側サイドフレーム部と後側サイドフレーム部とがシートバックフレームの前後方向において互いに離間して隙間46を形成している。【選択図】図5

Description

本発明は、シートバックフレームに係り、特に、樹脂材料からなる前側フレーム片と後側フレーム片とを組み合せて形成されるシートバックフレームに関する。
車両部品の軽量化等のために、金属材料ではなく、樹脂成形品をシートバックのフレームに採用することがある。
例えば、特許文献1には、シートバックフレームの軽量化、組立の効率化を図るために、樹脂成形品から成るシートバックフレームのサイドフレームを振動溶着することによって成形する技術が開示されている。
特許文献1に開示されている技術は、具体的には、外側半体に形成された上下に延びる溶着用突条と内側半体に形成された上下に延びる溶着用受部とから成る2箇所の部位を振動溶着することによって、シートバックフレームを比較的簡単に組立てることができるというものである。更に、サイドフレームを構成する内側半体と外側半体とを互いに固定して中空の閉断面を成すことで、剛性を向上させるというものである。
特開2004−322881号公報
しかしながら、特許文献1に記載された車両用シートのシートバックフレームにおいては、組立ての効率化という面では十分なものではなかった。
具体的には、サイドフレームを閉断面形状とするために、溶着用突条と溶着用受部との2箇所を振動溶着しなくてはならず、振動溶着を施す箇所が上下方向に広範囲にわたり位置決めが困難であるため、シートバックフレームの組立てを効率的に行うことができなかった。
また、サイドフレームのすべてを閉断面形状とすると、その剛性によりクッション性が損なわれ着座者に違和感を生じさせることがあった。また、特許文献1のように、溶着用突条と溶着用受部との2箇所の溶着部が対向する側にあり閉断面形状であると、回り込んで視点を変えなければ、その溶着部の溶着状態を確認することはできなかった。
また、軽量化することを重視し過ぎることによって、必要な剛性を確保できなくなることがあった。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、組立効率の高いシートバックフレームを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、シートに着座する着座者の違和感を低減することにある。
また、本発明の他の目的は、前側フレーム片と後側フレーム片と接合状態を容易に確認できるようにすることにある。
また、本発明の他の目的は、軽量化しつつ、必要な剛性を確保することにある。
前記課題は、本発明に係るシートバックフレームによれば、前側フレーム片と後側フレーム片とから構成された樹脂製のシートバックフレームであって、該シートバックフレームの幅方向の端部に設けられたサイドフレームは、前記前側フレーム片が有する前側サイドフレーム部と、前記後側フレーム片が有する後側サイドフレーム部とを組み合わせることにより構成され、前記サイドフレームにおける前記幅方向の一端部では、前記前側サイドフレーム部と前記後側サイドフレーム部とが前記幅方向に重なって互いに接合されており、前記サイドフレームにおける前記幅方向の他端部のうち、少なくとも一部の領域では、前記前側サイドフレーム部と前記後側サイドフレーム部とが前記シートバックフレームの前後方向において互いに離間して隙間を形成していることで解決される。
上記の構成であれば、前側フレーム片の前側サイドフレーム部と後側フレーム片の後側サイドフレーム部との間で互いに重ならずに離間した隙間がサイドフレームにおける幅方向の他端部に形成されていることで、幅方向の両端部で重なって接合されているものと比較して、接合する作業が少なくなることによって、両者を組み付ける際の組立効率を高めることができる。
また、前記幅方向の他端部は、前記シートバックフレームの前記幅方向の内側にあると好ましい。
上記の構成であれば、シートバックフレームの幅方向の内側における前側フレーム片と後側フレーム片との間に隙間があることで、その隙間にシートバックフレームに被せられるクッション材が入り込むことを許容して着座者を受け入れやすくなり、シートに着座する着座者の違和感を低減させ、また、サイドフレームの幅方向外側に機器を取り付けやすくすることができる。
更に、前記前側フレーム片及び前記後側フレーム片の少なくともいずれかの前記シートバックフレームの幅方向の外側の部位であって、前記前側サイドフレーム部と前記後側サイドフレーム部とが前記幅方向に重なって接合されている部位の近傍に、前記幅方向に開いた開口が形成されていると好ましい。
上記の構成であれば、前側サイドフレーム部と後側サイドフレーム部と幅方向に重なって接合されている部位の近傍に、幅方向に開いた開口が形成されていることで、前側サイドフレーム部と後側サイドフレーム部との接合状態を開口から容易に確認することができる。
また、前記後側フレーム片に、前記シートバックフレームの前記幅方向に架設される弾性部材を取り付ける弾性部材取付部が形成されていると好ましい。
上記の構成では、後側フレーム片に弾性部材を取り付けることで弾性部材の弾性変形範囲を後方側に広くでき、後方に凭れかかる着座者を好適に支持できる。
更に、前記弾性部材取付部は、前記後側フレーム片から前記シートバックフレームの前記幅方向の内側に張り出していると好ましい。
上記の構成では、弾性部材取付部が幅方向内側に張り出した形状であることによって、それ自身の剛性を高めることができ、更に弾性部材を幅方向にコンパクトに配設することができる。
更に、前記弾性部材取付部は、上下に複数形成されており、前記前側サイドフレーム部と前記後側サイドフレーム部とは、上下に配置された前記弾性部材取付部の間であり前記サイドフレームにおける前記幅方向の前記他端部で、前記幅方向に重なって接合されていると好ましい。
上記の構成では、上下に配された弾性部材取付部の間で、前側サイドフレーム部と後側サイドフレーム部とが幅方向の他端部で重なって接合されていることで、単体としては剛性を向上させることが構造上困難な弾性部材取付部を含めて、全体としてサイドフレームの剛性を向上させることができる。
更に、前記弾性部材取付部は、前記シートバックフレームの前記幅方向内側に向かって突出する凸状の形状を有して、該凸状の形状の突出部側の角部分を跨ぐように形成された孔を有し、該孔には、前記弾性部材が挿入されて掛け止めされると好ましい。
上記の構成であれば、弾性部材取付部は、凸状に形成されており、弾性部材取付部の突出部側にある剛性の高い角部分を跨ぐように形成された孔を有することで、孔が形成されることによる剛性の低下を抑制でき、弾性部材を弾性部材取付部に取り付けることが容易となる。
更に、前記前側フレーム片又は前記後側フレーム片の前記サイドフレームを構成する部位における前記シートバックフレームの前記幅方向の外側に、エアバッグ収納用のエアバッグケースが取り付けられるエアバッグ取付部が形成されており、前記前側サイドフレーム部と前記後側サイドフレーム部とは、前記エアバッグ取付部が形成されている部位における前記シートバックフレームの前記幅方向の内側で、前記幅方向に重なって接合されていると好ましい。
上記の構成であれば、エアバッグ取付部が形成されている部位の幅方向の内側で前側フレーム片と後側フレーム片とが厚さ方向に重なって接合されていることで、エアバッグケース取付部近傍の剛性を高めることができる。
また、前記前側サイドフレーム部と前記後側サイドフレーム部とは、固定具によって固定されており、該固定具によって固定されている部位の前記幅方向の他端部側で、前記幅方向に重なって接合されていると好ましい。
上記の構成では、固定具によって固定されている部位の幅方向の他端部側で、前側フレーム片と後側フレーム片とが幅方向に重なって接合されていることで、固定部近傍の剛性を高めることができる。
また、前記前側フレーム片又は前記後側フレーム片の前記サイドフレームを構成する部位における前記シートバックフレームの前記幅方向の外側に、アームレストの回動軸が取り付けられるアームレスト取付部が形成されており、前記前側サイドフレーム部と前記後側サイドフレーム部とは、前記アームレスト取付部が形成されている部位の前記幅方向の内側で、前記幅方向に重なって接合されていると好ましい。
上記の構成では、サイドフレームを構成する部位におけるアームレスト取付部が形成されている部位のシート幅方向の内側で前側フレーム片と後側フレーム片とが幅方向に重なって接合されていることで、アームレスト取付部近傍の剛性を高めることができる。
本発明のシートバックフレームによれば、前側フレーム片の前側サイドフレーム部と後側フレーム片の後側サイドフレーム部との間で互いに重ならずに離間した隙間がサイドフレームにおける幅方向の他端部に形成されていることで、幅方向の両端部で重なって接合されているものと比較して、接合する作業が少なくなることによって、両者を組み付ける際の組立効率を高めることができる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、シートバックフレームの幅方向の内側における前側フレーム片と後側フレーム片との間に隙間があることで、その隙間にシートバックフレームに被せられるクッション材が入り込むことを許容して着座者を受け入れやすくなり、シートに着座する着座者の違和感を低減させ、また、サイドフレームの幅方向外側に機器を取り付けやすくすることができる。
更に、本発明のシートバックフレームによれば、前側サイドフレーム部と後側サイドフレーム部と幅方向に重なって接合されている部位の近傍に、幅方向に開いた開口が形成されていることで、前側サイドフレーム部と後側サイドフレーム部との接合状態を開口から容易に確認することができる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、後側フレーム片に弾性部材を取り付けることで弾性部材の弾性変形範囲を後方側に広くでき、後方に凭れかかる着座者を好適に支持できる。
更に、本発明のシートバックフレームによれば、弾性部材取付部がシート幅方向内側に張り出した形状であることによって、それ自身の剛性を高めることができ、更に弾性部材をシート幅方向にコンパクトに配設することができる。
更に、本発明のシートバックフレームによれば、上下に配された弾性部材取付部の間で、前側サイドフレーム部と後側サイドフレーム部とが幅方向の他端部で重なって接合されていることで、単体としては剛性を向上させることが構造上困難な弾性部材取付部を含めて、全体としてサイドフレームの剛性を向上させることができる。
更に、本発明のシートバックフレームによれば、弾性部材取付部は、凸状に形成されており、弾性部材取付部の突出部側にある剛性の高い角部分を跨ぐように形成された孔を有することで、孔が形成されることによる剛性の低下を抑制でき、弾性部材を弾性部材取付部に取り付けることが容易となる。
更に、本発明のシートバックフレームによれば、エアバッグ取付部が形成されている部位の幅方向の内側で前側フレーム片と後側フレーム片とが厚さ方向に重なって接合されていることで、エアバッグケース取付部近傍の剛性を高めることができる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、固定具によって固定されている部位の幅方向の他端部側で、前側フレーム片と後側フレーム片とが厚さ方向に重なって接合されていることで、固定部近傍の剛性を高めることができる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、サイドフレームを構成する部位におけるアームレスト取付部が形成されている部位のシート幅方向の内側で前側フレーム片と後側フレーム片とが幅方向に重なって接合されていることで、アームレスト取付部近傍の剛性を高めることができる。
本発明の第1の実施形態に係る車両用シートの斜視図である。 第1の実施形態に係るシートフレームを示す斜視図である。 第1の実施形態に係る後側フレーム片及び前側フレーム片を示す斜視図である。 図2に示されたサイドフレームのIV-IV断面を示す断面矢視図である。 図2に示されたシートフレームのV-V断面を示す断面矢視図である。 (A)は、ばね取付部の正面を示す模式図、(B)は、ばね取付部の側面を示す模式図である。 第2の実施形態に係るサイドフレームを示す図であり、図2のV-V断面に対応する断面を示す断面矢視図である。 図7のVIII-VIII断面を示す断面矢視図である。 第3の実施形態に係るサイドフレームを示す図であり、図2のV-V断面に対応する断面を示す断面矢視図である。 第4の実施形態に係るサイドフレームを示す図であり、図2のV-V断面における矢視方向の逆方向の断面を示す断面矢視図である。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)に係るシートバックフレームについて説明する。
ここで、以下の説明中、シートバックフレームの前後方向とは、着座者がシートに座った状態における着座者を基準とした前後方向のことであり、以下では単に前後方向と呼ぶ。また、シートバックフレームの幅方向とは、シートバックフレームの横幅に沿う方向と一致する方向のことであり、以下では単に幅方向又はシート幅方向と呼ぶ。また、上下方向とは、シートバックフレームの上下方向のことである。
以下の説明で述べる方向や位置は、上記の状態における方向や位置であることとする。
<<第1の実施形態>>
本発明の第1の実施形態(以下、本実施形態)に係るシートバックフレーム4、及びシートバックフレーム4を備える車両用シートSについて、図1〜6を参照して説明する。
ここで、図1は、本発明の第1の実施形態に係る車両用シートSの斜視図、図2は、第1の実施形態に係るシートフレーム3を示す斜視図、図3は、第1の実施形態に係る後側フレーム片40及び前側フレーム片41を示す斜視図、図4は、図2に示されたサイドフレーム4sのIV-IV断面を示す断面矢視図、図5は、図2に示されたシートフレーム3のV-V断面を示す断面矢視図、図6(A)は、ばね取付部43の正面を示す模式図、図6(B)は、ばね取付部43の側面を示す模式図である。
車両用シートSは、図1に示すように、乗員の臀部を支持するシートクッション1、乗員が凭れ掛かるシートバック2を構成要素として備える。シートクッション1及びシートバック2は、それぞれ、クッションフレーム5にクッションパッド1a、シートバックフレーム4にクッションパッド2aが配され、さらに表皮材1b,2bで被覆されて構成されている。
本実施形態に係る車両用シートSのシートフレーム3は、図2に示すように、シートバック2を構成するシートバックフレーム4とシートクッション1を構成するクッションフレーム5とを有する。シートバックフレーム4及びクッションフレーム5は、樹脂材料としての炭素繊維強化プラスチック(以下、CFRPと記載する。)から成り、それぞれの各部品は、金型成形によって一体成形されている。
なお、シートバックフレーム4及びクッションフレーム5の材質についてはCFRPに限定されず、CFRP以外の他の樹脂材料、例えば、ガラス繊維入りのプラスチック、炭素繊維なしのプラスチックで形成されたものであってもよい。また、シートバックフレーム4及びクッションフレーム5の成形方法については、金型内にCFRPを投入して一体成形する場合に限定されず、金型成形以外の方法、例えば、樹脂材料からなるシートをフレーム形状に合わせて積層させることでシートバックフレーム4及びクッションフレーム5を成形することとしてもよい。
シートバックフレーム4は、図3に示すように、正面視において略矩形状に形成された後側フレーム片40と、後側フレーム片40の前側に接合され、正面視において略倒立U字状であり、下側がシート幅方向において離間している前側フレーム片41とから構成されている。前側フレーム片41と後側フレーム片40は、前後方向に組み合わせられるものであり、外形が略一致するように、各部の形状が対応して形成されている。
後側フレーム片40は、シート幅方向の左右において上下に延在する後側サイドフレーム部40sと、後側サイドフレーム部40sからシート幅方向内方に凸状に突出する後述するばね取付部43とを備える。
後側サイドフレーム部40sは、後述する前側フレーム片41の前側サイドフレーム部41sと接合されて、シートバックフレーム4のサイドフレーム4sを構成する。後側サイドフレーム部40sは、具体的には、図4に示すように、後面部40aと本発明に係る他端部としての内側部40bと本発明に係る一端部としての外側部40cとから構成されて断面略倒立U字状に形成されており、外側部40cが後述する前側フレーム片41の外側部41cに接合されている。
また、後側フレーム片40には、図2に示すように、本発明に係る弾性部材としてのSばねである線ばね42が取り付けられている。線ばね42は、上下に一対設けられており、ばね取付部43に両端を取り付けられている。
本発明に係る弾性部材取付部としてのばね取付部43は、2本の線ばね42が取り付けられるように、上下に2箇所、後側フレーム片40のシート幅方向左右に一対ずつ形成されている。具体的には、図2及び図6に示すように、ばね取付部43は、左右の後側サイドフレーム部40sから内側に凸状に張り出して形成されており、突出部側の角部分に跨って斜面に延在する通し孔43aを有する。通し孔43aに線ばね42の端部が通されて、線ばね42が後側フレーム片40に取り付けられることとなる。
なお、通し孔43aは、ばね取付部43における剛性の高い角部分に跨って形成されていることで、ばね取付部43の全体の剛性が低減することが抑制されている。
このように、後側フレーム片40にばね取付部43が形成されていることで、前側フレーム片41に形成されている場合と比較して、着座者が凭れかかる後方の撓み量を大きくすることができ、着座者に対するクッション性を向上させることができる。また、ばね取付部43が左右の後側サイドフレーム部40sから内側に凸状に張り出して形成されているため、張り出して形成されていないものと比べてばね取付部43の剛性が高まり、更に、線ばね42をシート幅方向にコンパクトに配設することができる。
前側フレーム片41は、シート幅方向の左右において、上方に延在する前側サイドフレーム部41sを備えて、正面視において略倒立U字状に形成されている。
前側サイドフレーム部41sは、図4に示すように、前面部41aと本発明に係る他端部としての内側部41bと本発明に係る一端部としての外側部41cとから構成されて断面略U字状に形成されている。前側サイドフレーム部41sは、外側部41cの外側面が後側フレーム片40の外側部40cの内側面に厚さ方向に重ねられた部分において、図5に示す接着剤47や本発明に係る固定具としてのリベット44等によって、後側サイドフレーム部40sに接合されている。
なお、後側フレーム片40と前側フレーム片41とが前後に重ね合わせられた状態において、後側フレーム片40の内側部40bと前側フレーム片41の内側部41bとは、その大部分において幅方向に重ならずに離間して、前後方向に隙間46を形成するように配置されている。
このように、サイドフレーム4sは、後側フレーム片40の外側部40cと前側フレーム片41の外側部41cとが重なった部分のみで接合されて構成されているため、閉断面を構成するように2箇所で重ねられて接合されたものと比較して、重なる部分が少なく接合部分が少ない。このため、後側フレーム片40と前側フレーム片41とを接合する接合作業が容易となり、シートバックフレーム4の組立て作業の効率を高めることができる。
更に、隙間46がシート幅方向内側に形成されていることで、隙間46にクッション材が入り込むことを許容し、そのクッション材の移動の許容量分、シート幅方向内側に着座する着座者を受け入れやすくなることで、着座者に違和感を生じさせることを抑制できる。一方、サイドフレーム4sのシート幅方向外側には、隙間46が形成されていないので、後述するエアバッグケース6やアームレスト7等の外部機器の取り付けが容易となる。
また、図5に示すように、後側フレーム片40の外側部40cには、開口45が形成されている。この開口45は、後側フレーム片40の外側部40cと前側フレーム片41の外側部41cとが重なった部分の近傍に形成されている。なお、後側フレーム片40の外側部40cと前側フレーム片41の外側部41cとが重なった部分の一部は、図5において、前側フレーム片41の内側部41bからが露出している。
このように開口45が形成されていることによって、シートバックフレーム4を組立てる作業者は、開口45を介して、外側部40cと外側部41cの結合状態、例えば、接着剤47の塗布状態を確認することができる。
更に、ばね取付部43の近傍に開口45を形成するようにしもよい。このようにすれば、作業者は、開口45を介して、線ばね42のばね取付部43への取付状態を確認することができる。
以上のように、第1の実施形態に係るシートバックフレーム4は、後側フレーム片40の後側サイドフレーム部40sと、前側フレーム片41の前側サイドフレーム部41sとのシート幅方向における重なり部分が、外側部40cと外側部41cとの間のみである。このため、これらの部分のみを接合すればサイドフレーム4sを形成することができ、サイドフレーム4s全体が閉断面形状に形成されたものと比較して組み付けが効率的に行えることとなる。
<<第2の実施形態>>
次に、第2の実施形態に係るサイドフレーム8sについて、図7及び図8を参照して説明する。
ここで図7は、第2の実施形態に係るサイドフレーム8sを示す図であり、図2のV-V断面に対応する断面を示す断面矢視図、図8は、図7のVIII-VIII断面を示す断面矢視図である。
第2の実施形態に係るサイドフレーム8sは、後側フレーム片40の内側部40bと前側フレーム片41の内側部41bとの間に隙間46が形成されている点については第1実施形態に係るサイドフレーム4sと変わりはないが、その一部が所定箇所で閉断面を形成するように重ねられて接合されている点で異なる。
具体的には、前側フレーム片41は、その内側部41bの一部に後側フレーム片40の内側部40b側に向かって延出する延出部41eを備える。延出部41eが形成されている箇所においては、サイドフレーム8sは閉断面となり、剛性が高められることとなる。
延出部41eは、ばね取付部43近傍を避けて、上下のばね取付部43の間に形成されている。このように延出部41eが形成されていることによって、ばね取付部43の周辺の剛性の向上させることができ、剛性を向上させることが構造上困難なばね取付部43を含めて、全体としての剛性を向上させることができる。
<<第3の実施形態>>
次に、第3の実施形態に係るサイドフレーム9sについて、図9を参照して説明する。図9は、第3の実施形態に係るサイドフレーム9sを示す図であり、図2のV-V断面に対応する断面を示す断面矢視図である。
第3の実施形態に係るサイドフレーム9sの外側面には、図示せぬエアバッグを収納するエアバッグケース6が取り付けられている。そして、サイドフレーム9sは、エアバッグケース6をサイドフレーム9sに締結する2個の締結具6aに対向する位置で、図8に示したものと同様の閉断面に形成されている。
具体的には、前側フレーム片41の内側部41bにおける2個の締結具6aに対向する位置に、後側フレーム片40に向かって延出する2個の延出部41fが形成されており、図8に示した第2の実施形態に係る延出部41eと同様に、後側フレーム片40の内側部40bと前側フレーム片41の内側部41bとが重ねられて接合されている。
このように、エアバッグケース6の締結具6aに対向する部分のサイドフレーム9sを閉断面として剛性を高めることで、エアバッグケース6の締結位置がずれることを抑制することができる。
<<第4の実施形態>>
次に、第4の実施形態に係るサイドフレーム10sについて、図10を参照して説明する。図10は、第4の実施形態に係るサイドフレーム10sを示す図であり、図2のV-V断面における矢視方向の逆方向の断面を示す断面矢視図である。
第4の実施形態に係るサイドフレーム10sの外側面には、本発明のアームレスト取付部としてのブラケット7aを介してアームレスト7が取り付けられている。ブラケット7aは、アームレスト7の回動軸7bを回動可能に支持するための取付部品である。
そして、サイドフレーム10sにおいては、ブラケット7aに対向する位置で、サイドフレーム10sが閉断面を成すように構成されている。
具体的には、サイドフレーム10sにおける前側フレーム片41の内側部41bにおけるブラケット7aに対向する位置に、後側フレーム片40に向かって延出する延出部41gが形成されており、図8に示した第2の実施形態に係る延出部41eと同様に、後側フレーム片40の内側部40bと前側フレーム片41の内側部41bとが重ねられて接合されている。
延出部41gが形成されている部位において、サイドフレーム9sは閉断面となる。また、アームレスト7からの荷重は、ブラケット7aを介してサイドフレーム10sに加わるため、ブラケット7aに対向する部分のサイドフレーム9sを閉断面となり剛性が高まることで、アームレスト7を安定的に支持することが可能となる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、上記の実施形態に係るシートバックフレームの各部の形状、寸法、配置等、シートバック製造方法の製造工程については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
例えば、上記実施形態においては、サイドフレームを構成する前側フレーム片と後側フレーム片との間に形成された隙間は、シート幅方向内側にあるものとして説明したが、シート幅方向外側に形成するようにしてもよい。このようにしても、前側フレーム片と後側フレーム片とが幅方向に重なる部分を減らすことができ、接着剤や、固定具によって接合する部位が少なくなるため、組立効率を高めることができる。
また、前側フレーム片と後側フレーム片との相互を固定するリベット等による固定位置に対応させて、サイドフレームを閉断面とするようにしてもよい。このようにすれば、前側フレーム片と後側フレーム片との結合をより強固にすることができる。
また、上記実施形態においては、サイドフレーム部において、後側フレーム片よりも内側に前側フレーム片が組み合わせられているものとして説明したが、この内外の組み合わせ方法は逆であってもよい。このため、後側フレーム片よりも外側に前側フレーム片が組み合わせられている場合には、双方の接合部を確認するための開口は、外側にある前側フレーム片に形成すると好適である。
S 車両用シート
1 シートクッション
1a クッションパッド
1b 表皮材
2 シートバック
2a クッションパッド
2b 表皮材
3 シートフレーム
4 シートバックフレーム
4s サイドフレーム
40 後側フレーム片
40s 後側サイドフレーム部
40a 後面部
40b 内側部(他端部)
40c 外側部(一端部)
41 前側フレーム片
41s 前側サイドフレーム部
41a 前面部
41b 内側部(他端部)
41c 外側部(一端部)
41d 締結具
41e,41f,41g 延出部
42 線ばね(弾性部材)
43 ばね取付部(弾性部材取付部)
43a 通し孔
44 リベット(固定具)
45 開口
46 隙間
47 接着剤
5 クッションフレーム
6 エアバッグケース
6a 締結具
7 アームレスト
7a ブラケット(アームレスト取付部)
7b 回動軸
8s,9s,10s サイドフレーム

Claims (10)

  1. 前側フレーム片と後側フレーム片とから構成された樹脂製のシートバックフレームであって、
    該シートバックフレームの幅方向の端部に設けられたサイドフレームは、前記前側フレーム片が有する前側サイドフレーム部と、前記後側フレーム片が有する後側サイドフレーム部とを組み合わせることにより構成され、
    前記サイドフレームにおける前記幅方向の一端部では、前記前側サイドフレーム部と前記後側サイドフレーム部とが前記幅方向に重なって互いに接合されており、
    前記サイドフレームにおける前記幅方向の他端部のうち、少なくとも一部の領域では、前記前側サイドフレーム部と前記後側サイドフレーム部とが前記シートバックフレームの前後方向において互いに離間して隙間を形成していることを特徴とするシートバックフレーム。
  2. 前記幅方向の他端部は、前記シートバックフレームの前記幅方向の内側にあることを特徴とする請求項1に記載のシートバックフレーム。
  3. 前記前側フレーム片及び前記後側フレーム片の少なくともいずれかの前記シートバックフレームの幅方向の外側の部位であって、前記前側サイドフレーム部と前記後側サイドフレーム部とが前記幅方向に重なって接合されている部位の近傍に、前記幅方向に開いた開口が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシートバックフレーム。
  4. 前記後側フレーム片に、前記シートバックフレームの前記幅方向に架設される弾性部材を取り付ける弾性部材取付部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシートバックフレーム。
  5. 前記弾性部材取付部は、前記後側フレーム片から前記シートバックフレームの前記幅方向の内側に張り出していることを特徴とする請求項4に記載のシートバックフレーム。
  6. 前記弾性部材取付部は、上下に複数形成されており、
    前記前側サイドフレーム部と前記後側サイドフレーム部とは、上下に配置された前記弾性部材取付部の間であり前記サイドフレームにおける前記幅方向の前記他端部で、前記幅方向に重なって接合されていることを特徴とする請求項4又は5に記載のシートバックフレーム。
  7. 前記弾性部材取付部は、前記シートバックフレームの前記幅方向内側に向かって突出する凸状の形状を有して、該凸状の形状の突出部側の角部分を跨ぐように形成された孔を有し、
    該孔には、前記弾性部材が挿入されて掛け止めされることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載のシートバックフレーム。
  8. 前記前側フレーム片又は前記後側フレーム片の前記サイドフレームを構成する部位における前記シートバックフレームの前記幅方向の外側に、エアバッグ収納用のエアバッグケースが取り付けられるエアバッグ取付部が形成されており、
    前記前側サイドフレーム部と前記後側サイドフレーム部とは、前記エアバッグ取付部が形成されている部位における前記シートバックフレームの前記幅方向の内側で、前記幅方向に重なって接合されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシートバックフレーム。
  9. 前記前側サイドフレーム部と前記後側サイドフレーム部とは、固定具によって固定されており、該固定具によって固定されている部位の前記幅方向の他端部側で、前記幅方向に重なって接合されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシートバックフレーム。
  10. 前記前側フレーム片又は前記後側フレーム片の前記サイドフレームを構成する部位における前記シートバックフレームの前記幅方向の外側に、アームレストの回動軸が取り付けられるアームレスト取付部が形成されており、
    前記前側サイドフレーム部と前記後側サイドフレーム部とは、前記アームレスト取付部が形成されている部位の前記幅方向の内側で、前記幅方向に重なって接合されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシートバックフレーム。
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