JP6169416B2 - シート支持ユニット及び乳母車 - Google Patents

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Description

本発明は、乳母車に用いられシートを支持するシート支持ユニット及び乳母車に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、乳幼児を乗車させる乳母車が広く利用に供されている。昨今の多くの乳母車では、枠材と、枠材に取り付けられたシート状布材と、を有する支持体上に、クッション性を有したシートが支持されるようになっている。シート状布材は、その縁部を折り返して縫い付けることによって、筒状部を形成されている。そして、枠材がシート状布材の筒状部を通過して延びることにより、シート状布材が枠材に取り付けられている。
実開昭56−8576号公報
しかしながら、シート状布材に予め筒状部を形成し、その後に、シート状布材の筒状部に枠材を通していくことは、すなわち従来の支持体におけるシート状布材の枠材への取付作業は、非常に煩雑な作業となる。また、シート状布材には、シートベルト等が通過するための貫通孔等を形成し、且つ、貫通孔の周囲を補強しておく必要がある。したがって、シート状布材の作製自体も煩雑であり、その結果、製造コストが上昇してしまう。さらに、従来の乳母車では、シート状布材を張った状態で枠材に取り付けることは困難である。このため、乳母車に乳幼児が乗車すると、シート状布材が大きく落ち込むように変形する。この場合、衝撃吸収性や振動吸収性が低下し、乳母車の乗り心地が低下してしまう。
本発明は、以上のような従来における問題点を考慮してなされたものであり、製造が容易であるとともに安価であり、且つ、乳幼児の乳母車への乗車時における変形を効果的に抑制することができるシート支持ユニットを提供することを目的とする。
本発明によるシート支持ユニットは、
乳母車に用いられシートを支持するシート支持ユニットであって、
フレーム要素と、
前記フレーム要素に取り付けられた積層板要素と、を含み、
前記積層板要素は、不織布と、前記不織布の両側にそれぞれ積層された一対の布地と、を含む。
本発明によるシート支持ユニットは、
座部支持体と、
前記座部支持体に対して揺動可能に接続された背部支持体と、を備え、
前記背部支持体が、前記座部支持体に接続された前記フレーム要素と、前記フレーム要素に取り付けられた積層板要素と、を含んでいてもよい。
本発明によるシート支持ユニットにおいて、前記積層板要素は、前記不織布と、前記不織布の両側に位置する一対の布地と、を熱プレス加工によって一体化することにより形成されていてもよい。
本発明によるシート支持ユニットにおいて、前記不織布および前記不織布の両側に位置する一対の布地は、ヒートシールにより互いに接合されていてもよい。
本発明によるシート支持ユニットにおいて、前記積層板要素は、前記フレーム要素の外輪郭に沿って曲面状に延びる曲面部を含むようにしてもよい。
本発明によるシート支持ユニットにおいて、前記曲面部に位置する前記積層板要素の不織布は、前記曲面部以外となる前記積層板要素の他の少なくとも一部分に位置する不織布よりも圧縮されていてもよい。
本発明によるシート支持ユニットにおいて、前記積層板要素の縁部の少なくとも一部分に位置する不織布は、前記一部分以外となる前記積層板要素の他の少なくとも一部分に位置する不織布よりも圧縮されていてもよい。
本発明によるシート支持ユニットにおいて、前記積層板要素は、前記フレーム要素に対面する位置に延び出る延出部を有し、前記延出部には、前記積層板要素と前記フレーム要素とを連結するための締結具が貫通する孔が形成されていてもよい。
本発明によるシート支持ユニットにおいて、前記延出部に位置する前記積層板要素の不織布は、前記延出部以外となる前記積層板要素の他の少なくとも一部分に位置する不織布よりも圧縮されていてもよい。
本発明によるシート支持ユニットにおいて、前記積層板要素は、貫通孔を形成されており、前記貫通孔の周縁となる部分に位置する前記積層板要素の不織布は、前記周縁となる部分以外の前記積層板要素の他の少なくとも一部分に位置する不織布よりも圧縮されていてもよい。
本発明による乳母車は、
上述した本発明によるシート支持ユニットのいずれかと、
前記支持ユニットを支持する乳母車本体と、を備える。
本発明による積層板要素は、
乳母車においてシートを支持する部位に使用される積層板要素であって、
不織布と、
前記不織布の両側にそれぞれ積層された一対の布地と、を含む。
本発明による積層板要素は、前記不織布と、前記不織布の両側に位置する一対の布地と、を熱プレス加工によって一体化することにより形成されていてもよい。
本発明による積層板要素において、前記不織布および前記不織布の両側に位置する一対の布地は、ヒートシールにより互いに接合されていてもよい。
本発明によれば、シート支持ユニットを安価且つ容易に製造することができ、且つ、乳幼児の乗車時におけるシート支持ユニットの変形を効果的に抑制することができる。
図1は、本発明の一実施の形態を説明するための図であって、シート支持ユニットの背部支持体が立ち上がった状態で乳母車を示す斜視図である。 図2は、図1の乳母車のシート支持ユニットを背部支持体が倒れた状態で示す側面図である。 図3は、シート支持ユニットの積層板要素を示す斜視図である。 図4は、図3のIV−IV線に沿った断面において、積層板要素の層構成を示す断面図である。 図5は、図3のV−V線に沿った断面において、積層板要素の層構成を示す断面図である。 図6は、図2に対応する図であって、シート支持ユニット20の一変形例を示す斜視図である。 図7は、シート支持ユニット20の他の変形例を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1〜図4は本発明の一実施の形態を説明するための図である。
図1及び図2には、本実施の形態における乳母車10の全体構成が示されている。図示された乳母車10は、前脚15および後脚16を有する乳母車本体11と、乳母車本体11に支持されたシート支持ユニット20と、を有している。シート支持ユニット20上には、シートが支持されるようになる。シートは、クッション性を有した既知のものを用いることができ、好ましくは、シート支持ユニット20に対して着脱可能となっている。乳幼児は、このシート上に座る又は寝ることになる。
本実施の形態において、乳母車本体11は、前脚15および後脚16を有する本体フレーム13と、本体フレーム13に揺動可能に接続された手押しハンドル18と、を有している。この乳母車10では、ハンドル18が本体フレーム13に対して揺動可能となっている。ハンドル18は、図1に示す背面押し位置(後方位置)と、前方に揺動した対面押し位置(前方位置)と、に固定され得る。ハンドル18を本体フレーム13に対して揺動可能とする構成は、既知の構成、例えば、JP2008−254688Aに開示された構成を、採用することができる。
また、本実施の形態における乳母車10は、前脚15、後脚16およびハンドル18が互いに接近するようにして、折り畳むことが可能となっている。乳母車本体11の多くの構成要素は、折り畳みを可能とするため互いに枢着されている。また、以下に詳述するシート支持ユニット20の一部が、乳母車本体11の折り畳み動作を可能とするためのリンクとして機能してもよい。さらに、シートは、柔軟性を有した布材等を用いて形成されており、乳母車10の折り畳み動作にともなって変形可能となっている。乳母車10及び乳母車本体11を折り畳み可能とする構成は、既知の構成、例えば、JP2008−254688Aに開示された構成を、採用することができる。
なお、本明細書中において、乳母車10、乳母車本体11及びシートシート支持ユニット20に対する「前」、「後」、「上」および「下」の用語は、特に指示がない場合、展開状態にある乳母車10に乗車する乳幼児を基準とした「前」、「後」、「上」および「下」を意味する。したがって、「前後方向」とは、図1における紙面の左下と右上とを結ぶ方向に相当する。そして、特に指示がない限り、「前」とは、乗車した乳幼児が向く側であり、図1における紙面の左下側が「前側」となる。一方、「上下方向」とは前後方向に直交するとともに乳母車10の接地面に直交する方向である。したがって、乳母車10の接地面が水平面である場合、「上下方向」とは垂直方向をさす。また、「横方向」および「幅方向」とは、「前後方向」および「上下方向」のいずれにも直交する方向である。さらに、「右」および「左」についても、それぞれ、乳母車10に乗車する乳幼児を基準とした横方向または幅方向における「右」および「左」のことを意味する。
以下、図1〜図4を参照しながら、本実施の形態におけるシート支持ユニット20について順に詳述していく。図1〜図4から理解され得るように、乳母車10及びシート支持ユニット20は、全体的に、前後方向に沿って延びる幅方向中心面を中心として概ね対称な構成となっている。
図1および図2によく示されているように、シート支持ユニット20は、座部支持体25と、座部支持体25と接続された背部支持体30と、を有している。座部支持体25は、クッション性を有したシートのうちの、乳母車10に乗車した乳幼児の臀部に接触するようになる部位を支持する。また、背部支持体30は、シートのうちの、乳母車10に乗車した乳幼児の背部に接触するようになる部位を支持する。すなわち、座部支持体25は、乳母車10に乗車した乳幼児の臀部に下方からシートを介して対面する位置に配置され、背部支持体30は、乳母車10に乗車した乳幼児の背部にシートを介して後方から対面する位置に配置される。また、背部支持体30は、座部支持体25に対して揺動可能(傾倒可能)となっている。これにより、乳母車10のリクライニング動作が可能となっている。なお、背部支持体30のリクライニング角度は、背部支持体30の背面を通過して乳母車本体11に取り付けられたリクライニング調節部材17(図1参照)の長さを調節することによって、制御し得る。
座部支持体25は、プレート状に形成された座面本体部26と、座面本体部26の両側部の後方から上方に延び出た、係合用突出部27と、を有している。本実施の形態では、シート支持ユニット20は、座部支持体25が乳母車本体11と接続されることにより、乳母車本体11に支持されている。
一方、背部支持体30は、座部支持体25に接続されたフレーム要素(フレーム)35と、フレーム要素35に取り付けられた積層板要素(積層板部材)40と、を含んでいる。積層板要素40は、その周縁の少なくとも一部分において、フレーム要素35に取り付けられている。本実施の形態において、背部支持体30は、一対の側部35aと、一対の側部35aを一方の側の端部分、図示された例では上方側の先端において連結する連結部35bと、を有し、積層板要素40を支持する三方枠を形成している。このようにU字状(より厳密にはやや角張った略U字の輪郭)に形成されたフレーム要素35の各端部が、座部支持体25の対応する側の係合用突出部27に枢着されている。積層板要素40は、一対の側部35a及び連結部35bの各々に対して、例えばリベット等の固定具を介して固定されている。
なお、図1〜図3に示すように、座部支持体25と積層板要素40との隙間を埋めるため、背部支持体30は、積層板要素40に取り付けられ、積層板要素40から下方に延び出る布状部材33をさらに有している。布状部材33は、布等の柔軟性を有した部材である。シート状材33は、締結具を介して座部支持体25の座面本体部26に固定されている。
背部支持体30のフレーム要素35は、U字状に形成されフレーム材36と、フレーム材36がなすU字の端部にそれぞれ取り付けられた端部材(キャップ材)37と、を有している。フレーム材36は、一対の側枠部36aと、一対の側枠部36aの間を延びる連結枠部36bと、を有している。連結枠部36bは、一対の側枠部36aの後側端部を繋ぐように延びている。図示された例のように、フレーム材36は、単一の材料、例えばアルミニウムからなる金属製のパイプを曲げることによって形成された一体物の部品(部材)とすることができる。一方、フレーム材36の端部に固着された端部材37は、フレーム材36の端部を覆うキャップ状の部材として構成されている。本実施の形態では、フレーム材36の連結枠部36bによって、フレーム要素35の連結部35bが形成され、フレーム材36の側枠部側枠部36aと端部材37とによって、フレーム要素35の側部35aが形成されている。
次に積層板要素40について説明する。図4及び図5に示すように、積層板要素40は、不織布42と、不織布42の両側にそれぞれ積層された第1布地41及び第2布地43と、を含む積層材料によって形成されている。とりわけ、本実施の形態においては、第1布地41が、乳幼児側(シート側)の表面をなす表生地として、不織布42を被覆し、第2布地43が、乳幼児とは逆側(シートとは逆側)の表面をなす裏生地として、不織布42を被覆している。
不織布42は、周知の通り、微細な繊維を密に集合させた繊維の集合体であり、より具体的には、繊維を撚らずに、熱、機械的または化学的な処理によって接合または絡み合わせてなる布である。不織布42は、繊維の集合体であるため、通気性を確保することができ、また、繊維を撚らないため市場で安価に入手可能である。また、不織布42は、或る程度の嵩を有することで圧縮性を発揮することができる。一方、第1布地41及び第2布地43は、不織布42よりも目の細かい織物である。第1布地41及び第2布地43が不織布42を覆うことにより、不織布42の擦れによる繊維の浮き上がりや脱落を防止する。
本実施の形態において、積層板要素40をなす各層は互いに接合されている。したがって、第1布地41及び第2布地43は、不織布42に接合されている。以下においては、熱プレス加工により、すなわち加熱しながら加圧する加工により、不織布42及び布地41,43を一体化した、すなわち不織布42及び布地41,43を互いに接合した例について説明する。この例において、隣り合う二つの層は、熱可塑性の接着剤を用いて、或いは、層を構成する材料自体の熱可塑性を利用して、ヒートシール(溶着、熱接着)される。このような本実施の形態において不織布42が或る程度の嵩を持っていれば、加熱加圧によって作製された積層板要素40に所望の形状、とりわけ三次元形状を付与すること、並びに、加熱加圧によって作製された積層板要素40の不織布42の圧縮の程度、すなわち厚さを変化させることが可能となる。なお、積層板要素40において、不織布42がより圧縮されている部分は、剛性が増し、且つ、賦型性が向上してより複雑な形状、とりわけ三次元形状を実現することができる。その一方で、積層板要素40において、あまり圧縮されていない不織布42は、クッション性に富み、振動吸収性や衝撃吸収性に優れる。一具体例として、加熱により溶融し得る熱接着性繊維を用いて形成された熱接着性繊維集合体から不織布42を形成した場合、積層板要素40を立体的に賦型すること並びに不織布42の圧縮の程度を大きく変化させることが可能となる。
図示された実施の形態においては、図3に示すように、積層板要素40は、三次元的な形状を有している。図1及び図2を参酌すると理解され得るように、積層板要素40は、フレーム要素35の外輪郭に沿って曲面状に延びる曲面部48を含んでいる。図示された曲面部48は、フレーム要素35に前方から対面する位置とフレーム要素35に側方または上方から対面する位置との間を曲面状に延びている。曲面部48は、フレーム要素35の側部35aを少なくとも分部的に包むようにして、フレーム要素35の側部35aの長手方向に沿って延びている。図4に示すように、曲面部48に位置する積層板要素40の不織布は、曲面部48以外の他の少なくとも一部分に位置する積層板要素40の不織布42よりも圧縮されている。すなわち、曲面部48において、不織布42はより強く圧縮されており、不織布42の厚みが薄くなっている。図4に示された例においては、曲面部48における不織布42は、曲面部48に隣接し且つフレーム要素35に取り囲まれた部分内に位置する不織布42よりも圧縮されて薄くなっている。
また、図3及び図4に示すように、積層板要素40は、フレーム要素35に対面する位置に延び出た延出部53を有している。延出部53は、積層板要素40とフレーム要素35との固着を確保するため、フレーム要素35のフレーム材36に対して固着される部分である。延出部53は、積層板要素40の他の部分と一体的に形成されている。延出部53には、孔54が形成されている。孔54が形成された延出部53は、螺子やリベット等の種々の広く普及した締結具を用いて、フレーム要素35のフレーム材36に対して取り付けられている。図4に示すように、延出部53に位置する積層板要素40の不織布42は、延出部53以外となる他の少なくとも一部分に位置する積層板要素40の不織布42よりも圧縮されている。すなわち、延出部53において、不織布42はより強く圧縮されており、不織布42の厚みが薄くなっている。
さらに、図5に示すように、積層板要素40の縁部51のうちの少なくとも一部分に位置する不織布42は、当該部分以外の他の少なくとも一部分に位置する積層板要素40の不織布42よりも圧縮されている。すなわち、縁部51において、不織布42はより強く圧縮されており、不織布42の厚みが薄くなっている。また、図4及び図5に示すように、積層板要素40の縁部をなす側端面は、端部生地(バイアステープ)52によって覆われている。端部生地52は、積層板要素40の縁部に縫い付けられ、積層板要素40の縁部に沿って延びている。この端部生地52は、不織布42及び布地41,43の側端面を覆うことにより、布地41,43が不織布42から剥離することを効果的に防止している。
加えて、図1〜図3に示すように、乳母車10に組み込まれた他の構成要素との関係において、積層板要素40には、貫通孔45や切欠47が形成される、これらの貫通孔45や切欠47の周囲となる部分に位置する不織布42が、他の少なくとも一部分に位置する積層板要素40の不織布42よりも圧縮されているようにしてもよい。図5に示された例では、貫通孔45を画成する当該貫通孔45の周縁となる孔周縁部分46に位置する積層板要素40の不織布42は、孔周縁部分46以外となる他の少なくとも一部分に位置する積層板要素40の不織布よりも圧縮されている。
なお、貫通孔45や切欠47等は、熱プレス加工により作製された積層板要素40に対して、打ち抜き加工等の広く利用されている加工法により、容易かつ安価に形成され得る。この点において、積層板要素40は加工性にも優れていると言える。
また、図2に示すように、シート支持ユニット20は、背部支持体30に接続され背部支持体30に対して揺動可能な上方支持体61と、上方支持体61および座部支持体25にそれぞれ接続された側方支持体62と、を有している。側方支持体62は、上方支持体61と座部支持体25とに対して揺動可能となっている。本実施の形態において、上方支持体61は、幅方向に離間して配置された二つの接続具61aを介して、背部支持体30に間接的に接続されている。接続具61aは、フレーム要素35の連結部35bに、すなわちフレーム材36の連結枠部36bに固着されている。積層板要素40に設けられた切欠47は、連結枠部36b上で接続具61aの取り付けを可能とするために形成されている。
なお、各側方支持体62は、その下端部分を対応する側の座部支持体25の係合用突出部27に枢着されている。また、各側方支持体62の上端部分は、上方支持体61の側方部分と揺動可能に接続されている。そして、図1及び図2にから理解され得るように、側方支持体62は、背部支持体30の座部支持体25に対する揺動動作にともなって、背部支持体30に対する上方支持体61の傾倒を操作するリンク材として機能する。
以上のような本実施の形態によれば、シート支持ユニット20の背部支持体30は、フレーム要素35と、フレーム要素35に取り付けられた積層板要素40と、を有している。積層板要素40は、不織布42と、不織布42の両側にそれぞれ積層された一対の布地41,43と、を含んでいる。このような積層板要素40は、熱プレス加工により極めて簡単且つ容易に作製することができる。また、熱プレス加工において、不織布42と布地41,43とを接合することができる。
このような積層板要素40をなす積層材料は、従来使用されてきた単なる布地からなるシート状布材と比較して、材料自体の強さ、硬さ、剛性が高く、一定を形状、とりわけ一定の立体形状を維持することができる。また、熱プレス加工時における圧縮の程度を増すことにより、不織布42の強さ、硬さ、剛性を向上させることができる。したがって、従来使用されてきた単なる布地からなるシート状布材と比較して、乳幼児が乳母車10に乗車した際に、乳幼児の体重がシートを介してシート支持ユニット20の背部支持体30に加えられたとしても、積層板要素40の変形を抑制することができる。
また、積層板要素40をなす積層材料自体が十分な強さ、硬さ、剛性を有し、一定の形状を維持し得ることから、例えば、従来の広く利用に供されている締結具、例えば、リベットや螺子等を用いて、或いは、取り付け用のストリップを縫い付けることにより、積層板要素40をフレーム要素35に取り付けることができる。このような取付作業は、積層板要素40が加工性に優れること及び積層板要素40が一定の形状を維持し得ることにも起因して、極めて容易かつ安価に行うことができる。また、従来品と異なり取付作業を行うために、素材寸法に余裕を持たせておく必要もない。したがって、積層板要素40を張った状態にてフレーム要素35に取り付け固定することができる。この点からも、乳幼児の乳母車10への乗車時における、積層板要素40の変形を抑制することができる。
以上のことから、乳幼児の乳母車10への乗車時における、シートの沈み込みを大幅に改善することができる。この結果、シート支持ユニット20が、適切な衝撃吸収性や振動吸収性を発揮し、乳母車10の乗り心地を改善することもできる。
また、積層板要素40をなす積層材料は、それ自体安価である。加えて、積層板要素40をなす積層材料は、加工性に優れており、種々の加工法を容易に適用して貫通孔45や切欠47を、熱プレス加工後に作製することができる。このような点から、補強等の観点から布地に縫製や切断といった加工を施して作製される従来のシート状布材と比較して、積層板要素40は安価に作製され得る。
また、図示された本実施の形態によれば、積層板要素40は、フレーム要素35に前方から対面する位置とフレーム要素35に側方から対面する位置との間を曲面状に延びる曲面部48を含んでいる。このような、積層板要素40をフレーム要素35に取り付ける際、曲面部48によって、積層板要素40のフレーム要素35に対する相対位置を容易に仮決めし且つ積層板要素40をフレーム要素35に対する仮決め位置に仮固定することができる。この結果、積層板要素40をフレーム要素35に極めて容易に取り付けることができる。一方、このような曲面部48は、熱プレス加工によって、極めて容易に形成することができる。
加えて本実施の形態によれば、曲面部48に位置する積層板要素40の不織布42は、曲面部48以外となる他の少なくとも一部分に位置する不織布42よりも圧縮されている。すなわち、曲面部48内の不織布42がより圧縮されて剛性を高められている。フレーム要素35との接触部分となる曲面部48の剛性が高められることにより、賦型された曲面部48の形状を安定して維持することが可能となり、その結果、積層板要素40とフレーム要素35とが安定して固着された状態に維持される。その一方で、曲面部48以外の部分において、不織布42を必要以上に圧縮することを防止することができる。したがって、曲面部48以外の他の部分において、不織布42が、本来持ち合わせているクッション性を発揮することができ、振動吸収性や衝撃吸収性において好ましい。
なお、このような曲面部48は、熱プレス加工によって、容易かつ安価に形成することができる。一方、単なる布地からなる従来のシート状布材に立体的な形状を付与することは、実質的に、不可能である。
さらに、図示された本実施の形態において、積層板要素40の縁部51の少なくとも一部分に位置する不織布は、当該一部分以外となる他の少なくとも一部分に位置する積層板要素40の不織布よりも圧縮されている。すなわち、積層板要素40の縁部51内の不織布42が、強く圧縮されて剛性を高められている。これにより、外力を受けやすい縁部51の剛性を改善することができる。その一方で、縁部51以外の部分において、不織布42を必要以上に圧縮することを防止することができる。したがって、縁部51以外の他の部分において、不織布42が、本来持ち合わせているクッション性を発揮することができ、振動吸収性や衝撃吸収性の面において好ましい。
なお、従来のシート状布材において布地に補強処理を行うことと比較して、このような縁部51は、熱プレス加工によって、容易かつ安価に形成することができる。
さらに、図示された本実施の形態において、積層板要素40は、フレーム要素35に対面する位置に延び出る延出部53を有し、延出部53には、積層板要素40とフレーム要素35とを連結するための締結具が貫通する孔54が形成されている。このような延出部53を利用することにより、積層板要素40をフレーム要素35に容易に取り付けることができる。また、この延出部53は、積層板要素40のその他の部分と一体的に形成されている。したがって、積層板要素40とフレーム要素35との固着を安定させることができる。
延出部53に位置する積層板要素40の不織布42は、延出部53以外となる他の少なくとも一部分に位置する積層板要素40の不織布42よりも圧縮されている。すなわち、延出部53内の不織布42が、強く圧縮されて剛性を高められている。締結具と接触し外力が加えられやすくなる延出部53の剛性が高められることにより、積層板要素40とフレーム要素35とが安定して固着された状態に維持される。その一方で、延出部53以外の部分において、不織布42を必要以上に圧縮することを防止することができる。したがって、延出部53以外の他の部分において、不織布42が、本来持ち合わせているクッション性を発揮することができ、振動吸収性や衝撃吸収性の面において好ましい。
なお、従来のシート状布材において布地に貫通孔を形成しさらに補強処理を行うことと比較して、このような延出部53は、熱プレス加工及びその後の機械加工によって、容易かつ安価に形成することができる。
さらに、図示された本実施の形態において、積層板要素40は貫通孔45を形成されており、積層板要素40の不織布42は、貫通孔45を画成する当該貫通孔45の周縁となる部分46に位置する積層板要素40の不織布42は、周縁となる部分46以外の他の少なくとも一部分に位置する積層板要素40の不織布42よりも圧縮されている。すなわち、貫通孔45の周縁となる孔周縁部分46内の不織布42が、他の部分の不織布42を強く圧縮し過ぎることなく、強く圧縮されて剛性を高められている。例えば乳母車10の他の構成要素、一例として乳幼児用シートベルトが貫通孔45と係合し、当該構成要素から力を受けるようになりがちな孔周縁部分46の剛性を高めることができる。その一方で、孔周縁部分46以外の部分において、不織布42を必要以上に圧縮することを防止することができる。したがって、孔周縁部分46以外の他の部分において、不織布42が、本来持ち合わせているクッション性を発揮することができ、振動吸収性や衝撃吸収性の面において好ましい。
なお、従来のシート状布材において布地に貫通孔を形成しさらに補強処理を行うことと比較して、このような貫通孔45は、熱プレス加工及びその後の機械加工によって、容易かつ安価に形成することができる。
さらに、上述した実施の形態において、積層板要素40をなす積層材料は、主として、不織布42及び布地41,43から形成されている。このような積層板要素40は、機械加工や縫い付け加工等に対する加工性に優れている。したがって、例えば、軽量化やその他の目的から、積層板要素40の一部分をくり抜くようにしてもよいし、或いは、他の部材を積層板要素40に取り付けるようにしてもよい。一具体例として、図3において二点鎖線で示した領域Aをくり抜き、通気量を制御し得る通気量制御部材を取り付けるようにしてもよい。また、他の部材を積層板要素40に取り付ける例としては、ナイロンストリップを積層板要素40に縫い付けて、ナイロンストリップと積層板要素40との間で乳幼児用シートベルトを支持するようにしてもよい。積層板要素40をなす積層材料は、不織布42及び布地41,43から形成されているので、非常に加工性が良く、ナイロンストリップを積層板要素40に用意に縫い付けることができる。
以上に説明した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を参照しながら、変形の一例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。
上述した実施の形態において、座部支持体25が、座面本体部26と一対の係合用突出部27とからなる例を示したが、これに限られない。図6に示すように、座部支持体70が、背部支持体30と同様に、背部支持体30と接続されたフレーム要素75と、フレーム要素75に取り付けられた積層板要素80と、を含むようにしてもよい。この変形例における座部支持体70のフレーム要素75は、一対の側部75aと、一対の側部75aを一方の側の端部分において連結する連結部75bと、を有し、積層板要素80を支持する三方枠を形成するようになっている。図6に示された例において、フレーム要素75は、一対の側枠部76aと一対の側枠部76a間を連結する連結枠部76bとを有するフレーム材76と、フレーム材76の側枠部76aの端部に取り付けられた端部材77と、を有している。一方、この変形例における座部支持体70の積層板要素80は、上述した背部支持体30の積層板要素40と同様に構成され得る。したがって、積層板要素80は、貫通孔45、厚みの薄い孔周縁部分46、切欠47、曲面部48、厚みの薄い縁部51、端部生地52、及び、延出部53のいずれか一以上を有するようにしてもよい。座部支持体70の積層体板要素80は、図6に示すように、背部支持体30の積層板要素40と別の部品として構成され、布状部材33を介して互いに接続されていてもよい。或いは、座部支持体70の積層体板要素80は、図6に示す例とは異なり、背部支持体30の積層板要素40と一体的に形成されていてもよい。さらに、座部支持体70がフレーム要素75と積層板要素80とを含む場合、図7に示すように、背部支持体90が、積層板要素40を含まず、例えばプレート状の部材として構成されていてもよい。
また、上述した実施の形態において、貫通孔45、厚みの薄い孔周縁部分46、切欠47、曲面部48、厚みの薄い縁部51、端部生地52、及び、延出部53が、積層板要素40に形成されている例を示したがこれに限られず、これらが積層板要素40に形成されていなくてもよい。
さらに、上述した乳母車本体11は単なる例示に過ぎず、種々の形態の乳母車本体11に対して本発明によるシート支持ユニット20を適用することができる。例えば、前後方向に小型化するように折り畳んだ後にさらに折り畳んで幅方向にも小型化させ得るよう、乳母車本体11及び乳母車10が構成されていてもよい。具体的には、ハンドル18等の乳母車10の幅方向に延びる部材がヒンジ(屈曲点)を有し、乳母車10が前後方向に小型化するように折り畳まれた後に、これらの部材が、さらに、ヒンジを中心として屈曲し得るようにしてもよい。さらに、上述の実施の形態で説明した乳母車10において、ハンドル18が背面押し位置(後方位置)と対面押し位置(前方位置)との間を揺動可能に構成されている例を示したが、これに限られない。
なお、以上において上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
10 乳母車
11 乳母車本体
13 本体フレーム
15 前脚
16 後脚
18 ハンドル
20 シート支持ユニット
25 座部支持体
26 座面本体部
27 係合用突出部
30 背部支持体
33 布状部材
35 フレーム要素
35a 側部
35b 連結部
36 フレーム材
36a 側枠部
36b 連結枠部
37 端部材
40 積層板要素
41 第1布地、表布地
42 不織布
43 第2布地、表布地
45 貫通孔
46 孔周縁部分
47 切欠
48 曲面部
51 縁部
52 端部生地
53 延出部
54 孔
61 上方支持体
61a 接続具
62 側方支持体
70 座面支持体
75 フレーム要素
75a 側部
75b 連結部
76 フレーム材
76a 側枠部
76b 連結枠部
77 端部材
80 積層板要素
90 背部支持体

Claims (14)

  1. 乳母車に用いられシートを支持するシート支持ユニットであって、
    フレーム要素と、
    前記フレーム要素に取り付けられた積層板要素と、を含み、
    前記積層板要素は、不織布と、前記不織布の両側にそれぞれ積層された一対の布地と、を含み、
    前記積層板要素は、前記不織布と、前記不織布の両側に位置する一対の布地と、を熱プレス加工によって一体化することにより形成されている、シート支持ユニット。
  2. 乳母車に用いられシートを支持するシート支持ユニットであって、
    フレーム要素と、
    前記フレーム要素に取り付けられた積層板要素と、を含み、
    前記積層板要素は、不織布と、前記不織布の両側にそれぞれ積層された一対の布地と、を含み、
    前記不織布および前記不織布の両側に位置する一対の布地は、ヒートシールにより互いに接合されている、シート支持ユニット。
  3. 乳母車に用いられシートを支持するシート支持ユニットであって、
    フレーム要素と、
    前記フレーム要素に取り付けられた積層板要素と、を含み、
    前記積層板要素は、不織布と、前記不織布の両側にそれぞれ積層された一対の布地と、を含み、
    前記積層板要素は、前記フレーム要素の外輪郭に沿って曲面状に延びる曲面部を含み、
    前記曲面部に位置する前記積層板要素の不織布は、前記曲面部以外となる前記積層板要素の他の少なくとも一部分に位置する不織布よりも圧縮されている、シート支持ユニット。
  4. 乳母車に用いられシートを支持するシート支持ユニットであって、
    フレーム要素と、
    前記フレーム要素に取り付けられた積層板要素と、を含み、
    前記積層板要素は、不織布と、前記不織布の両側にそれぞれ積層された一対の布地と、を含み、
    前記積層板要素の縁部の少なくとも一部分に位置する不織布は、前記一部分以外となる前記積層板要素の他の少なくとも一部分に位置する不織布よりも圧縮されている、シート支持ユニット。
  5. 乳母車に用いられシートを支持するシート支持ユニットであって、
    フレーム要素と、
    前記フレーム要素に取り付けられた積層板要素と、を含み、
    前記積層板要素は、不織布と、前記不織布の両側にそれぞれ積層された一対の布地と、を含み、
    前記積層板要素は、前記フレーム要素に対面する位置に延び出る延出部を有し、
    前記延出部には、前記積層板要素と前記フレーム要素とを連結するための締結具が貫通する孔が形成され、
    前記延出部に位置する前記積層板要素の不織布は、前記延出部以外となる前記積層板要素の他の少なくとも一部分に位置する不織布よりも圧縮されている、シート支持ユニット。
  6. 乳母車に用いられシートを支持するシート支持ユニットであって、
    フレーム要素と、
    前記フレーム要素に取り付けられた積層板要素と、を含み、
    前記積層板要素は、不織布と、前記不織布の両側にそれぞれ積層された一対の布地と、を含み、
    前記積層板要素は、貫通孔を形成されており、
    前記貫通孔の周縁となる部分に位置する前記積層板要素の不織布は、前記周縁となる部分以外の前記積層板要素の他の少なくとも一部分に位置する不織布よりも圧縮されている、シート支持ユニット。
  7. 座部支持体と、
    前記座部支持体に対して揺動可能に接続された背部支持体と、を備え、
    前記背部支持体が、前記座部支持体に接続された前記フレーム要素と、前記フレーム要素に取り付けられた積層板要素と、を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のシート支持ユニット。
  8. 前記積層板要素は、前記不織布と、前記不織布の両側に位置する一対の布地と、を熱プレス加工によって一体化することにより形成されている、請求項2〜7のいいずれか一項に記載のシート支持ユニット。
  9. 前記不織布および前記不織布の両側に位置する一対の布地は、ヒートシールにより互いに接合されている、請求項1,3,4,5,6,及び7のいずれか一項に記載のシート支持ユニット。
  10. 前記積層板要素は、前記フレーム要素の外輪郭に沿って曲面状に延びる曲面部を含み、
    前記曲面部に位置する前記積層板要素の不織布は、前記曲面部以外となる前記積層板要素の他の少なくとも一部分に位置する不織布よりも圧縮されている、請求項1,2,4,5,6,及び7のいずれか一項に記載のシート支持ユニット。
  11. 前記積層板要素の縁部の少なくとも一部分に位置する不織布は、前記一部分以外となる前記積層板要素の他の少なくとも一部分に位置する不織布よりも圧縮されている、請求項1,2,3,5,6,及び7のいずれか一項に記載のシート支持ユニット。
  12. 前記積層板要素は、前記フレーム要素に対面する位置に延び出る延出部を有し、
    前記延出部には、前記積層板要素と前記フレーム要素とを連結するための締結具が貫通する孔が形成され、
    前記延出部に位置する前記積層板要素の不織布は、前記延出部以外となる前記積層板要素の他の少なくとも一部分に位置する不織布よりも圧縮されている、請求項1,2,3,4,6,及び7のいずれか一項に記載のシート支持ユニット。
  13. 前記積層板要素は、貫通孔を形成されており、
    前記貫通孔の周縁となる部分に位置する前記積層板要素の不織布は、前記周縁となる部分以外の前記積層板要素の他の少なくとも一部分に位置する不織布よりも圧縮されている、請求項1,2,3,4,5,及び7のいずれか一項に記載のシート支持ユニット。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載のシート支持ユニットと、
    前記シート支持ユニットを支持する乳母車本体と、を備える乳母車。
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