JP6937170B2 - 棒状体選別機 - Google Patents

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本発明は、ロングパスタ、棒拉麺、素麺等の棒状乾麺、その他の棒状体から着色やクラック等が発生した不良品を除去する棒状体選別機に関する。
従来、スパゲッティ等のロングパスタや素麺等の棒状食品において、クラックや色むらの発生を検出し、不良品を分別する装置が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された分別装置は、ホッパに投入されるパスタを繰り出す振動移送手段と、前記振動移送手段から繰り出されるパスタが移載される搬送コンベアと、前記パスタを搬送する搬送コンベアの経路途中に設定される検査スペースと、前記搬送コンベアから排出されるパスタの中から検査結果に基づいて排除すべき異色パスタを別経路に誘導する分別手段を備える。
特許文献1に記載された分別装置によれば、色むらのある異色パスタを検査員の人手に頼らず排除することができる。
しかしながら、特許文献1に記載された分別装置は、搬送コンベアが水平配置されるとともに、前記搬送コンベアの経路途中に検査スペースが設定されるものであり、前記搬送コンベアが長大化して装置の設置面積が増大する問題がある。
一方、傾斜配置されたシュートにより原料を移送し、色彩等の検出結果に基づいて良品と不良品に選別する装置が知られている(特許文献2参照)。
特許文献2に記載された選別装置は、タンクに貯留される粒状物を繰り出す振動フィーダと、前記振動フィーダから繰り出される粒状物が移載される傾斜配置されたシュートと、前記シュート上を移送され該シュートの下端から落下する粒状物の落下軌跡の前後に配設される一対の光学検出装置と、前記光学検出装置の検出結果に基づいて前記粒状物の不良品等を排除するエジェクタ手段を備える。
特許文献2に記載された選別装置によれば、粒状物を移送するシュートが傾斜配置されるとともに、前記粒状物の落下軌跡に沿って光学検出装置が配設されるものであり、設置面積を小さくすることで、装置をコンパクトに小型化することができる。
また、特許文献2に記載された選別装置は、選別対象となる原料が粒状物の場合、前記粒状物が前記シュートの下端から分散した状態で落下するため、不良品を精度良く検出することができる。
しかしながら、特許文献2に記載された選別装置は、棒状食品のような長尺物を原料とする場合、多数の長尺物が前記シュートの下端から重なり合った状態で落下しやすく、不良品を精度良く検出することができない問題がある。
特許第3916619号公報 特開2007−283204号公報
そこで、本発明は、傾斜配置されたシュートを備える棒状体選別機であって、多数の棒状体がシュートの下端から重なり合った状態で落下することを防止できる棒状体選別機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
棒状体を移送方向に直交する状態で移送する傾斜配置されたシュートと、
前記シュートの下端から落下する前記棒状体を検出位置において検出する光学検出手段と、
前記光学検出手段による検出信号に基づいて前記棒状体の良品・不良品を判別する判別手段と、
前記判別手段による判別結果に基づいて前記棒状体の不良品を排除するエジェクタ手段と、を備える棒状体選別機であって、
前記シュートの上方には、前記シュートの表面上における前記棒状体の移送高さを制限し、前記シュートの下端から落下する前記棒状体の落下量を規制する流量規制手段が配設されることを特徴とする。
本発明は、
前記流量規制手段が前記シュートの表面を覆うように配設される流量規制板であり、前記流量規制板は上端部を中心に回動可能とされるとともに下端側が上方へ向けて付勢されており、前記流量規制板が押付板により下方へ押し付けられて前記シュートの表面上における前記棒状体の移送高さを制限す
本発明は、
前記シュートが振動シュートを有し、前記振動シュートにより前記棒状体を移送方向に直交する状態で移送す
本発明は、
前記シュートが前記振動シュートの先端側に微小な隙間を設けて配設される固定シュートを有し、前記棒状体が前記固定シュートの先端から落下す
本発明は、
前記シュートの両側部に押圧板が配設され、前記押圧板により前記シュート上を移送される棒状体の端部を押圧す
本発明は、
前記シュートの表面に、前記棒状体の移送方向に沿って複数の突条部が設けられ、前記棒状体は前記突条部の上を移送されることが好ましい。
本発明は、
棒状体を繰出方向に直交する状態で繰り出す振動フィーダをさらに有し、前記振動フィーダから繰り出される棒状体が前記シュートに移載され
本発明の棒状体選別機は、前記シュートの上方に、前記シュートの表面上における前記棒状体の移送高さを制限し、前記シュートの下端から落下する前記棒状体の落下量を規制する流量規制手段が配設されるので、前記棒状体を前記シュートの下端から一層又は二層程度の薄層で落下させることができる。
したがって、本発明の棒状体選別機によれば、多数の棒状体がシュートの下端から重なり合った状態で落下することを防止できるので、不良品を精度良く検出することができる。
本発明の棒状体選別機は、前記流量規制手段が前記シュートの表面を覆うように配設される流量規制板であり、前記流量規制板が上端部を中心に回動可能とされるとともに下端側が上方へ向けて付勢されており、前記流量規制板が押付板により下方へ押し付けられて前記シュートの表面上における前記棒状体の移送高さを制限することとすれば、前記シュートの移送方向に沿って前記シュート表面上における前記棒状体の移送高さを制限することで、前記シュート上を移送される前記棒状体の移送量(流量)を規制し、前記棒状体が前記シュート上を多積層状態となって移送されることを防止できる。
したがって、本発明の棒状体選別機によれば、多数の棒状体がシュートの下端から重なり合った状態で落下することを防止できる。
本発明の棒状体選別機は、前記シュートが振動シュートを有し、前記振動シュートにより前記棒状体を移送方向に直交する状態で移送することとすれば、前記振動シュートの振動作用により前記シュート上を移送される棒状体の積層状態を解消するとともに、前記棒状体の姿勢を変化させることなく整列した状態で移送することができる。
したがって、本発明の棒状体選別機によれば、多数の棒状体がシュートの下端から重なり合った状態で落下することを防止できる。
本発明の棒状体選別機は、前記シュートが前記振動シュートの先端側に微小な隙間を設けて配設される固定シュートを有し、前記棒状体が前記固定シュートの先端から落下することとすれば、前記振動シュート上を整列移送された棒状体を、前記固定シュート先端の定位置から落下させることができる。
したがって、本発明の棒状体選別機によれば、多数の棒状体がシュートの下端から重なり合った状態で落下することを防止できる。
本発明の棒状体選別機は、前記シュートの両側部に押圧板が配設され、前記押圧板により前記シュート上を移送される棒状体の端部を押圧することとすれば、前記シュートの両側からはみ出た棒状体の端部を揃えながら整列移送することができる。
したがって、本発明の棒状体選別機によれば、多数の棒状体がシュートの下端から重なり合った状態で落下することを防止できる。
本発明の棒状体選別機は、前記シュートの表面に、前記棒状体の移送方向に沿って複数の突条部が設けられ、前記棒状体は前記突条部の上を移送されることとすれば、前記棒状体と前記シュート表面との摩擦を低減し、前記シュート上において前記棒状体を円滑に移送することができる。
したがって、本発明の棒状体選別機によれば、多数の棒状体がシュートの下端から重なり合った状態で落下することを防止できる。
本発明の棒状体選別機は、棒状体を繰出方向に直交する状態で繰り出す振動フィーダをさらに有し、前記振動フィーダから繰り出される棒状体が前記シュートに移載されることとすれば、前記振動フィーダの振動作用により整列した状態で繰り出される棒状体を、前記整列を維持した状態で前記シュートに移載することができる。
したがって、本発明の棒状体選別機によれば、多数の棒状体がシュートの下端から重なり合った状態で落下することを防止できる。
また、本発明の棒状体選別機は、前記振動フィーダをさらに有することとすれば、前記シュート上を移送される棒状体にかかる後続の棒状体による重量負荷を低減することができるので、素麺などの折れやすい性質の棒状体が折損することを防止できる。
本発明の実施の形態における棒状体選別機の要部側断面図。 図1の要部拡大図。 棒状体がシュート下端から落下する様子の概略説明図。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態における棒状体選別機の内部構造を説明する要部側断面図を示す。図2は本発明の実施の形態における棒状体選別機の要部拡大図を示す。図3は棒状体がシュート下端から落下する様子を図2の左方向からみた概略説明図を示す。
本発明の実施の形態における棒状体選別機1は、原料供給部2、シュート3、光学選別部4を備える。ここでは、棒状体の一例としての棒状乾麺を原料とする場合を例として説明する。
前記原料供給部2は、原料としてロングパスタ、棒拉麺、素麺等の棒状乾麺を貯留する原料ホッパ21と前記原料ホッパ21から棒状乾麺を繰り出す振動フィーダ22を有する。前記振動フィーダ22は棒状乾麺の繰出方向に向けて前方へ緩やかに傾斜する。前記振動フィーダ22の上方には、前記原料ホッパ21側の後端部を中心に自重により回動し、先端側が前記振動フィーダ22上を繰り出される棒状乾麺の上面へ当接する自重押圧板23が配設される。前記振動フィーダ22はバイブレータ等を有する第1振動発生装置24に載置固定され、前記第1振動発生装置24における振動数等を調整することで棒状乾麺の繰出量等を制御する。
前記シュート3は、振動シュート31と、該振動シュート31の先端側に微小な隙間を設けて配設される固定シュート32を有する。前記振動シュート31及び前記固定シュート32は棒状乾麺の移送方向に向けて前記振動フィーダ22よりも急傾斜状に配置される。前記振動シュート31は前記振動フィーダ22の下方に非接触状態で配設される。前記振動シュート31は第2振動発生装置37に載置固定され、前記第2振動発生装置37における振動数等を調整することで棒状乾麺の移送量等を制御する。前記固定シュート32は前記振動シュート31に比べて移送方向長さが短く両側部が筐体に固定支持されており、当該シュート3下端から落下する棒状乾麺の落下位置を前記固定シュート32先端の定位置に固定する。
前記シュート3の上方には、前記振動シュート31及び前記固定シュート32の全体表面を覆うように流量規制板34が配設される。図2に示すように、前記流量規制板34は、上端部を中心に回動可能とされるとともに下端側がバネ33により上方へ向けて付勢されており、エンコーダ付エアシリンダ35により上下駆動される押付板36により下方へ押し付けられて前記振動シュート31及び前記固定シュート32の表面との間にカラス口状の移送路を形成し、前記シュート3の移送方向に沿って前記シュート3の表面上における前記棒状乾麺の移送高さを制限する。
前記シュート3の両側部には水平駆動される押圧板38が配設される。図3に示すように、前記押圧板38は、前記シュート3の両側部からはみ出した状態で該シュート3上を移送される前記棒状乾麺の端部を周期的に押圧する。
また、前記振動シュート31及び前記固定シュート32の表面には、前記棒状乾麺の移送方向に沿って複数の突条部39が設けられ、前記棒状乾麺は当該振動シュート31及び前記固定シュート32の表面に設けられる前記突条部39の上を移送される。
前記光学選別部4は、棒状乾麺の落下軌跡の前後に配設される一対の光学検出装置41a,41bの検出信号に基づいて前記棒状乾麺の良品・不良品を判別する図示しない判別装置を有する。
前記各光学検出装置41a,41bは、CCD等のラインセンサやエリアセンサを内蔵するCCDカメラ等の撮像手段、前記棒状乾麺の検出位置を照明するLED光源等の照明手段、前記検出位置において前記撮像手段により前記棒状乾麺を撮像する際の背景となるバックグラウンドを有する。
前記光学選別部4は、前記シュート3下端から落下する前記棒状乾麺の落下軌跡上に始端側が位置するよう前記シュート3の移送方向の下流側に配設される良品排出コンベア42、前記良品排出コンベア42の終端側に配設されて良品乾麺が落下する良品排出カスケードシュート43及び前記良品排出カスケードシュート43から落下する良品乾麺を回収する良品回収箱44を有する。
また、前記光学選別部4は、前記判別装置の判別結果に基づいて不良品を前記落下軌跡から前記良品排出コンベア42外へ向けて排除する排除板45、前記排除板45により排除された不良品乾麺が落下する不良品排出カスケードシュート46及び前記不良品排出カスケードシュート46から落下する不良品乾麺を回収する不良品回収箱47を有する。前記排除板45は、下端側が前記不良品を前記落下軌跡から排除する方向に屈折し、上部を支点として前記棒状乾麺の落下軌跡の前後に揺動可能に配設される。
前記光学選別部4は、前記良品排出コンベア42の始端側上方であって前記排除板45よりも下方に配設されるガイドローラ48をさらに有する。前記ガイドローラ48は、前記棒状乾麺の落下軌跡近傍であって回転軸が前記落下軌跡よりも前記シュート3側、即ち不良品が排除される側に位置するように配設される。前記ガイドローラ48はモータ等により回転駆動される駆動ローラであり、前記判別装置の良品判別信号に基づいて前記良品排出コンベア42の駆動方向と同じ方向に回転駆動され、前記判別装置の不良品判別結果に基づいて前記回転駆動が停止される。
次に、本発明の実施の形態における棒状体選別機の作用について説明する。
本発明の実施の形態における棒状体選別機1は、原料供給部2において、原料となる棒状乾麺が紙面に垂直な向きとなるよう前記原料ホッパ21に積層状態に貯留される。そして、前記原料ホッパ21に貯留された棒状乾麺は、前記振動フィーダ22上において繰出方向に直交する状態で前記自重押圧板23により上面を押圧されながら当該振動フィーダ22の振動作用により整列した状態で繰り出される。
前記振動フィーダ22から繰り出された棒状乾麺は、前記整列状態を維持したまま前記シュート3に移載される。前記シュート3に移載された棒状乾麺は、前記流量規制板34と前記振動シュート31及び前記固定シュート32の表面との間に形成されるカラス口状の移送路に沿って移送方向に直交する状態で移送される。その際、前記棒状乾麺は、前記振動シュート31の振動作用により積層状態が解消されるとともに姿勢を変化させることなく整列状態を維持しながら移送される。また、前記棒状乾麺は、前記押圧板38により前記シュート3の両側部からはみ出した端部が押圧されて揃えられながら整列移送される。
前記振動シュート31及び前記固定シュート32の表面には、前記棒状乾麺の移送方向に沿って複数の突条部39が設けられており、前記棒状乾麺は前記振動シュート31及び前記固定シュート32の表面に設けられる前記突条部39の上を摩擦が低減された状態で円滑に移送される。
前記棒状乾麺は、前記流量規制板34により前記シュート3の表面上にカラス口上の移送路が形成され、前記シュート3の移送方向に沿って前記シュート3の表面上における移送高さが制限され、前記シュート3上を移送される移送量(流量)が規制されるため、前記シュート3上を多積層状態となって移送されることが防止され、前記固定シュート32の先端の定位置から一層又は二層程度の薄層となって整列状態を維持したまま所定の落下軌跡に沿って落下方向に直交する状態で落下する。
前記シュート3の下端から落下する棒状乾麺は、検出位置において一対の光学検出装置41a,41bにおける前記撮像手段により撮像される。前記撮像手段により撮像された棒状乾麺は、図示しない前記判別装置において撮像信号における光量や色成分の信号レベルがしきい値と比較され、着色やクラックの発生等が検出されて良品と不良品のいずれかに判別される。
前記判別装置において良品に判別された棒状乾麺は、前記所定の落下軌跡に沿って前記良品排出コンベア42の始端側に向けて落下し、前記良品排出コンベア42上を搬送されて終端側から前記良品排出カスケードシュート43へ落下し、前記良品回収箱44に回収される。
また、前記判別装置において不良品に判別された棒状乾麺は、前記判別装置から送られる不良品の排除信号に基づいて、前記排除板45の揺動駆動により前記所定の落下軌跡から前記良品排出コンベア42と反対側へ向けて排除され、前記不良品排出カスケードシュート46へ落下し、前記不良品回収箱47に回収される。
ここで、前記棒状乾麺が良品と判別される場合、前記ガイドローラ48は前記良品排出コンベア42の搬送方向と同じ方向に回転駆動されるので、良品乾麺が前記良品排出コンベア42の始端側に向けて落下する際に前記ガイドローラ48に当接した場合でも、前記良品乾麺を確実に前記良品排出コンベア42側へ誘導することができる。
また、棒状乾麺が不良品と判別される場合、前記ガイドローラ48の回転が停止されるので、不良品乾麺が前記所定の落下軌跡から排除されて前記不良品カスケードシュート46へ落下する際に前記ガイドローラ48に当接した場合でも、前記不良品乾麺を確実に前記不良品排出カスケードシュート46へ誘導して落下させることができる。
本発明の実施の形態における棒状体選別機は、流量規制板34によりシュート3表面上における棒状乾麺の移送高さが制限されるため、前記シュート3の下端から落下する前記棒状乾麺の落下量が規制され、前記棒状乾麺が一層又は二層程度の薄層となって所定の落下軌跡に沿って落下方向に直交する状態で落下する。
したがって、本発明の実施の形態における棒状体選別機によれば、多数の棒状乾麺がシュート3の下端から重なり合った状態で落下することを防止できるので、不良品を精度良く検出することができる。
また、本発明の実施の形態における棒状体選別機は、原料ホッパ21に貯留された棒状乾麺を、振動フィーダ22を介して振動シュート31に供給することで、前記シュート3上を移送される棒状乾麺にかかる後続の棒状乾麺による重量負荷を低減することができるので、素麺などの折れやすい性質の棒状乾麺が折損することを防止できる。
なお、本発明の実施の形態おいて、前記シュート3の上方に、前記振動シュート31及び前記固定シュート32の全体表面を覆うように流量規制板34が配設されることとしたが、流量規制手段として、例えばシュート3の先端に上下動するシャッタを配設することで前記シュート3表面上における棒状乾麺の移送高さを制限し、前記シュート3の下端から落下する前記棒状乾麺の落下量を規制することもできる。
もできる。
本発明の実施の形態おいて、シュート3は振動シュート31と固定シュート32を有することとしたが、振動シュート31のみ又は固定シュート32のみから構成することもできる。また、不良品に判別された棒状乾麺を排除するエジェクタ手段として排除板45を用いることとしたが、エアを用いることもできる。さらに。棒状乾麺を検出する検出手段として、落下軌跡の前後に配設される一対の光学検出装置41a,41bを用いることとしたが、落下軌跡の前後いずれか一方のみに配設される光学検出装置を用いることもできる。
本発明の実施の形態では、原料としてロングパスタ、棒拉麺、素麺等の棒状乾麺を例として説明したが、これに限るものでなく、その他の棒状体を原料とすることもできる。
本発明の棒状体選別機は、上記実施の形態に限らず、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、その構成を適宜変更できることはいうまでもない。
本発明の棒状体選別機は、多数の棒状体がシュートの下端から重なり合った状態で落下することを防止できるので、不良品を精度良く検出することができるものであり、極めて実用性が高い。
1 棒状体選別機
2 原料供給部
21 原料ホッパ
22 振動フィーダ
23 自重押圧板
24 第1振動発生装置
3 シュート
31 振動シュート
32 固定シュート
33 バネ
34 流量規制板
35 エンコーダ付エアシリンダ
36 押付板
37 第2振動発生装置
38 押圧板
39 突条部
4 光学選別部
41a,41b 光学検出装置
42 良品排出コンベア
43 良品排出カスケードシュート
44 良品回収箱
45 排除板
46 不良品排出カスケードシュート
47 不良品回収箱
48 ガイドローラ

Claims (5)

  1. 棒状体を移送方向に直交する状態で移送する傾斜配置されたシュートと、
    前記シュートの下端から落下する前記棒状体を検出位置において検出する光学検出手段と、
    前記光学検出手段による検出信号に基づいて前記棒状体の良品・不良品を判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に基づいて前記棒状体の不良品を排除するエジェクタ手段と、を備える棒状体選別機であって、
    前記シュートの上方には、前記シュートの表面上における前記棒状体の移送高さを制限し、前記シュートの下端から落下する前記棒状体の落下量を規制する流量規制手段が配設されてなり、
    前記流量規制手段は前記シュートの表面を覆うように配設される流量規制板であり、前記流量規制板は上端部を中心に回動可能とされるとともに下端側が上方へ向けて付勢されており、前記流量規制板が押付板により下方へ押し付けられて前記シュートの表面上における前記棒状体の移送高さを制限することを特徴とする棒状体選別機。
  2. 棒状体を移送方向に直交する状態で移送する傾斜配置されたシュートと、
    前記シュートの下端から落下する前記棒状体を検出位置において検出する光学検出手段と、
    前記光学検出手段による検出信号に基づいて前記棒状体の良品・不良品を判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に基づいて前記棒状体の不良品を排除するエジェクタ手段と、を備える棒状体選別機であって、
    前記シュートの上方には、前記シュートの表面上における前記棒状体の移送高さを制限し、前記シュートの下端から落下する前記棒状体の落下量を規制する流量規制手段が配設されてなり、
    前記シュートは振動シュートを有し、前記振動シュートにより前記棒状体を移送方向に直交する状態で移送し、
    前記シュートは前記振動シュートの先端側に微小な隙間を設けて配設される固定シュートを有し、前記棒状体は前記固定シュートの先端から落下することを特徴とする棒状体選別機。
  3. 棒状体を移送方向に直交する状態で移送する傾斜配置されたシュートと、
    前記シュートの下端から落下する前記棒状体を検出位置において検出する光学検出手段と、
    前記光学検出手段による検出信号に基づいて前記棒状体の良品・不良品を判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に基づいて前記棒状体の不良品を排除するエジェクタ手段と、を備える棒状体選別機であって、
    前記シュートの上方には、前記シュートの表面上における前記棒状体の移送高さを制限し、前記シュートの下端から落下する前記棒状体の落下量を規制する流量規制手段が配設されてなり、
    前記シュートの両側部には押圧板が配設され、前記押圧板により前記シュート上を移送される棒状体の端部を押圧することを特徴とする棒状体選別機。
  4. 棒状体を移送方向に直交する状態で移送する傾斜配置されたシュートと、
    前記シュートの下端から落下する前記棒状体を検出位置において検出する光学検出手段と、
    前記光学検出手段による検出信号に基づいて前記棒状体の良品・不良品を判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に基づいて前記棒状体の不良品を排除するエジェクタ手段と、を備える棒状体選別機であって、
    前記シュートの上方には、前記シュートの表面上における前記棒状体の移送高さを制限し、前記シュートの下端から落下する前記棒状体の落下量を規制する流量規制手段が配設されてなり、
    棒状体を繰出方向に直交する状態で繰り出す振動フィーダをさらに有し、前記振動フィーダから繰り出される棒状体が前記シュートに移載されることを特徴とする棒状体選別機。
  5. 前記流量規制手段は前記シュートの表面を覆うように配設される流量規制板であり、前記流量規制板は上端部を中心に回動可能とされるとともに下端側が上方へ向けて付勢されており、前記流量規制板が押付板により下方へ押し付けられて前記シュートの表面上における前記棒状体の移送高さを制限する請求項2乃至4のいずれかに記載の棒状体選別機。
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