JP6933296B2 - 呼び登録システム - Google Patents

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Description

この発明は、呼び登録システムに関する。
特許文献1に、エレベーターの群管理システムが記載されている。特許文献1に記載されたシステムでは、利用者は、携帯端末を操作することによって呼びを登録することができる。
日本特開2014−118263号公報
特許文献1に記載されたシステムでは、携帯端末に専用のアプリケーションをインストールすることにより、誰でも呼びを登録することができる。
ビルには、予め定められた人しか立ち入ることが許されていないエリアが設定されている場合がある。このようなセキュリティ管理が行われているビルに特許文献1に記載されたシステムが適用されると、上記エリアの外からでも携帯端末を用いて呼びを登録でき、その呼びにかごが割り当てられてしまう。一方、上記エリア内だけで携帯端末の使用を認めると、利便性が低下するといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、セキュリティ管理が行われているビル等において、利便性を損なうことなく呼びを登録することができる呼び登録システムを提供することである。
この発明に係る呼び登録システムは、第1読取装置を有する照合装置と、照合装置を制御するセキュリティ管理装置と、セキュリティ管理装置と通信するサーバと、特定の識別情報に対して、複数の許可階の情報、及び照合情報を紐付けて記憶する記憶装置と、を備える。サーバは、入力画面を携帯端末に表示させる第1表示制御手段を備える。セキュリティ管理装置は、入力画面から入力された情報が記憶装置に記憶された照合情報に一致するか否かを判定する第1判定手段と、第1判定手段によって一致すると判定された場合に、サーバを介して識別情報に対する権限情報を携帯端末に付与する付与手段と、を備える。第1表示制御手段は、記憶装置に記憶された複数の許可階の情報を参照し、権限情報が付与された携帯端末に、複数の許可階の中から1つの階を選択するための選択画面を表示させる。セキュリティ管理装置は、選択画面において複数の許可階の中から1つの階が選択された場合にその選択されたの情報を保持する保持手段と、第1読取装置が読み取った情報が記憶装置に記憶された識別情報に一致するか否かを判定する第2判定手段と、第2判定手段によって一致すると判定された場合に選択されたの情報が保持手段に保持されているか否かを判定する第3判定手段と、選択されたの情報が保持手段に保持されていると第3判定手段が判定すると選択されたに対する呼び登録を群管理装置に要求する第1要求手段と、を備える。
この発明に係る呼び登録システムは、照合装置、セキュリティ管理装置、サーバ、及び記憶装置を備える。セキュリティ管理装置は、第1要求手段を備える。第1要求手段は、選択されたの情報が保持手段に保持されていると第3判定手段が判定すると選択されたに対する呼び登録を群管理装置に要求する。この発明に係る呼び登録システムであれば、セキュリティ管理が行われているビル等において、利便性を損なうことなく呼びを登録することができる。

実施の形態1における呼び登録システムの例を示す図である。 群管理装置の例を示す図である。 セキュリティ管理装置の例を示す図である。 サーバの例を示す図である。 セキュリティ管理装置の動作例を示すフローチャートである。 通行許可者の出社時の行動の例を説明するための図である。 群管理装置の動作例を示すフローチャートである。 サーバの動作例を示すフローチャートである。 通行許可者の出社時の行動の他の例を説明するための図である。 表示装置に入力画面が表示された携帯端末の例を示す図である。 セキュリティ管理装置の他の動作例を示すフローチャートである。 表示装置にメニュー画面が表示された携帯端末の例を示す図である。 サーバの他の動作例を示すフローチャートである。 セキュリティ管理装置の他の動作例を示すフローチャートである。 表示装置に選択画面が表示された携帯端末の例を示す図である。 通行許可者の出社時の行動の他の例を説明するための図である。 サーバの他の動作例を示すフローチャートである。 表示装置に状態確認画面が表示された携帯端末の例を示す図である。 メニュー画面の他の例を示す図である。 サーバの他の動作例を示すフローチャートである。 通行許可者の出社後の行動の例を説明するための図である。 セキュリティ管理装置の他の動作例を示すフローチャートである。 表示装置に経路指定画面が表示された携帯端末の例を示す図である。 通行許可者の出社後の行動の他の例を説明するための図である。 表示装置にタイマー設定画面が表示された携帯端末の例を示す図である。 呼び登録システムの他の例を示す図である。 通行許可者の出社後の行動の他の例を説明するための図である。 セキュリティ管理装置の他の動作例を示すフローチャートである。 セキュリティ管理装置のハードウェア資源の例を示す図である。 セキュリティ管理装置のハードウェア資源の他の例を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における呼び登録システムの例を示す図である。呼び登録システムは、例えば群管理装置1、ゲート3、セキュリティ管理装置4、記憶装置5、サーバ6、及び変換装置7を備える。
群管理装置1は、例えば、あるビルに備えられた複数台のエレベーターを一群として管理する。本実施の形態では、一例として、群管理装置1が4台のエレベーターを管理する例を示す。例えば、群管理装置1は、エレベーターAからエレベーターDを管理する。各エレベーターは、かご20及び制御装置21を備える。かご20は、昇降路22を上下に移動する。制御装置21は、群管理装置1からの割当情報に基づいてかご20の動作を制御する。
エレベーターAからエレベーターDが備えられたビルには、予め定められた人しか立ち入ることが許されていないエリアが設定されている。以下の説明では、上記エリアのことを制限エリアとも表記する。エレベーターAからエレベーターDは、制限エリアに設置される。例えば、上記ビルにショッピングエリアとオフィスエリアとがある場合、オフィスエリアが制限エリアに設定される。基本的に、関係者以外の人がオフィスエリアに出入りすることは認められていない。エレベーターAからエレベーターDは、例えばオフィスエリアにオフィスを構える会社の関係者によって利用される。
ゲート3は、照合装置の一例である。ゲート3は、制限エリアに入る人が必ず通過しなければならない場所に設置される。以下の説明では、制限エリアに入ることが許されている人のことを通行許可者とも表記する。通行許可者は、ゲート3を通過しなければ、制限エリアに入ることはできない。更に、通行許可者が制限エリアから出る時に必ず通過しなければならない場所に、ゲート3が設置されても良い。
ゲート3は、例えばビルのロビー階に設置される。ロビー階は、例えば1階である。ビルの1階には、かご20に乗るための乗場が設けられる。例えば、ゲート3は、この乗場に通じる通路に設けられる。
ゲート3は、例えば読取装置30及び表示装置31を備える。読取装置30は、社員証等の記憶媒体から識別情報を読み取る。以下においては、読取装置30がカード32から識別情報を読み取る例について説明する。例えば、カード32は、通行許可者によって所有される。カード32に、固有の識別情報が記憶される。カード32が社員証であれば、識別情報は、そのカード32の所有者の社員番号でも良い。制限エリアに複数の会社のオフィスがある場合、識別情報は、会社を表す番号と社員番号との組み合わせでも良い。読取装置30からの電波が届く位置にカード32が配置されると、カード32に記憶された識別情報が読取装置30によって読み取られる。表示装置31は、ゲート3を通過する人或いは通過しようとする人に情報を提供する。
セキュリティ管理装置4は、ゲート3を制御する。例えば、セキュリティ管理装置4は、記憶装置5に記憶された情報に基づいて複数のゲート3を制御する。記憶装置5の機能は、セキュリティ管理装置4に備えられても良い。表1は、記憶装置5が記憶する情報の例を示す。
Figure 0006933296
表1は、通行許可者ごとに、識別情報、通常利用階の情報、許可階の情報、及び照合情報が記憶装置5に記憶される例を示す。表1に示す例では、照合情報にユーザIDとパスワードとが含まれる。許可階には、例えばゲート3の設置階と通常利用階とが含まれる。
例えば、識別情報「11001」は、通行許可者P1が所有するカード32に記憶されている。表1に示す例では、記憶装置5に、識別情報「11001」に紐付けて通常利用階「8階」の情報が記憶される。通常利用階は、通行許可者が行先階としていつも利用する階である。表1は、通行許可者P1のオフィスが8階にあり、出社した際に他の用がなければ通行許可者P1が8階に行く例を示している。
また、記憶装置5に、識別情報「11001」に紐付けて許可階「1階、2階、3階、7階、8階、及び9階」の情報が記憶される。許可階は、通行許可者が行くことを許されている階である。即ち、通行許可者P1は、1階、2階、3階、7階、8階、及び9階に行くことが予め許可されている。
また、記憶装置5に、識別情報「11001」に紐付けてユーザID「abcde」及びパスワード「12345」が記憶される。照合情報は、通行許可者が携帯端末9を利用するために予め登録した情報である。このように、記憶装置5には、各識別情報に対して、識別情報、通常利用階の情報、複数の許可階の情報、及び照合情報が紐付けて記憶される。
サーバ6は、例えば、ビル内のネットワーク8に接続される。サーバ6は、ネットワーク8を介してセキュリティ管理装置4と通信する。また、群管理装置1は、変換装置7を介してネットワーク8に接続される。サーバ6は、変換装置7を介して群管理装置1と通信可能である。セキュリティ管理装置4は、変換装置7を介して群管理装置1と通信可能である。
サーバ6は、携帯端末9と通信する。携帯端末9は、通行許可者が所有する端末である。携帯端末9は、例えばスマートフォンである。通行許可者は、例えばインターネット回線を介して、携帯端末9からサーバ6にアクセスできる。携帯端末9は、例えば表示装置90及び入力装置91を備える。表示装置90と入力装置91とは、例えばタッチパネルによって実現される。
図2は、群管理装置1の例を示す図である。群管理装置1は、例えば割当部10、運行管理部11、及び情報提供部12を備える。
図3は、セキュリティ管理装置4の例を示す図である。セキュリティ管理装置4は、例えば判定部40、判定部41、保持部42、要求部43、表示制御部44、動作制御部45、判定部46、付与部47、リスト取得部48、及び判定部49を備える。表示制御部44は、ゲート3の表示装置31を制御する。動作制御部45は、例えばゲート3のバーの動きを制御する。
図4は、サーバ6の例を示す図である。サーバ6は、例えば判定部60、表示制御部61、通信制御部62、特定部63、特定部64、及び要求部65を備える。
以下に、図5から図15も参照し、本呼び登録システムの機能について説明する。以下においては、通行許可者P1が本システムを利用する例について詳しく述べる。また、記憶装置5には、表1に示す情報が記憶されているものとする。
先ず、通行許可者P1が出社時に自分のオフィスに行く例について説明する。上述したように、通行許可者P1のオフィスはビルの8階にある。通行許可者P1は、識別情報「11001」が記憶されたカード32を所有する。以下の説明では、必要に応じて、通行許可者P1が所有するカードをカード32aと表記し、他のカード32と区別する。
図5は、セキュリティ管理装置4の動作例を示すフローチャートである。図6は、通行許可者P1の出社時の行動の例を説明するための図である。セキュリティ管理装置4では、ゲート3から識別情報を受信したか否かが判定される(S101)。
例えば、通行許可者P1は、出社時にゲート3の読取装置30にカード32aをかざす。これにより、読取装置30は、カード32aから識別情報「11001」を読み取る。読取装置30が読み取った情報は、セキュリティ管理装置4に送信される。読取装置30が読み取った情報をセキュリティ管理装置4がゲート3から受信すると、S101でYesと判定される。
判定部40は、読取装置30が読み取った情報が記憶装置5に記憶されている識別情報の何れかと一致するか否かを判定する(S102)。カード32を読取装置30にかざした人が通行許可者でない場合、S102でNoと判定される。S102でNoと判定されると、ゲート3の通行は許可されない(S110)。例えば、動作制御部45は、ゲート3のバーを開かない。表示制御部44は、表示装置31に、通行が許可されていない旨を表示させる。
カード32aに記憶された識別情報「11001」は、記憶装置5に記憶されている。このため、通行許可者P1がカード32aを読取装置30にかざした場合は、S102でYesと判定される。S102でYesと判定されると、ゲート3の通行が許可される(S103)。例えば、動作制御部45は、ゲート3のバーを開く。
また、読取装置30が読み取った情報が記憶装置5に記憶されている識別情報と一致すると判定部40が判定すると、判定部41は、当該通行許可者の行先階を決定する。例えば、判定部41は、記憶装置5に記憶されている通常利用階及び許可階の中の1つの階を行先階として選択する。識別情報「11001」に対する行先階を決定する場合、判定部41は、1階、2階、3階、7階、8階、及び9階の中の1つの階を行先階として選択する。
具体的に、判定部41は、行先変更要求が保持部42に保持されているか否かを判定する(S104)。例えば、通行許可者P1は、カード32aを読取装置30にかざす前に携帯端末9に対して特定の操作を行うことにより、保持部42に行先変更要求を保持させることができる。通行許可者P1が携帯端末9に対して特定の操作を行っていなければ、S104でNoと判定される。判定部41は、S104でNoと判定すると、記憶装置5に記憶された通常利用階を行先階に決定する(S105)。例えば、判定部41は、S105において、識別情報「11001」に対する行先階を8階と決定する。
要求部43は、判定部41が決定した行先階に対する呼び登録を群管理装置1に要求する(S107)。要求部43は、S104で判定部41がNoと判定すると、通常利用階に対する呼び登録を群管理装置1に要求する。この要求には、例えば、識別情報「11001」と乗車階「1階」の情報と行先階「8階」の情報とが含まれる。乗車階は、例えばゲート3が設置されている階である。
図7は、群管理装置1の動作例を示すフローチャートである。群管理装置1では、呼び登録の要求を受信したか否かが判定される(S201)。要求部43がS107で送信した要求を群管理装置1が受信すると、S201でYesと判定される。S201でYesと判定されると、割当部10は、当該要求に対して割り当てるかご20を決定する(S202)。本実施の形態に示す例では、割当部10は、演算した評価値等に基づいて、エレベーターAのかご20、エレベーターBのかご20、エレベーターCのかご20、及びエレベーターDのかご20の中から割当かごを決定する。
以下の説明では、表記を簡潔にするため、エレベーターAのかご20及び制御装置21をかご20A及び制御装置21Aとも表記する。同様に、エレベーターBのかご20及び制御装置21をかご20B及び制御装置21Bとも表記する。エレベーターCのかご20及び制御装置21をかご20C及び制御装置21Cとも表記する。エレベーターDのかご20及び制御装置21をかご20D及び制御装置21Dとも表記する。
運行管理部11は、割当部10が呼び登録要求に対する割当かごを決定すると、その割当かごを制御する制御装置21に対して割当情報を送信する(S203)。例えば、割当部10がかご20Bを割当かごに決定すると、運行管理部11は、乗車階が1階で行先階が8階である割当情報を制御装置21Bに送信する。制御装置21Bは、当該割当情報を受信すると、乗車階が1階で行先階が8階である呼びを登録する。制御装置21Bは、登録した呼びにかご20Bを応答させる。
また、情報提供部12は、割当部10が呼び登録要求に対する割当かごを決定すると、呼び登録の要求元に割当かごの情報を送信する(S204)。例えば、情報提供部12は、識別情報「11001」に対する割当かごがかご20Bである旨の情報をセキュリティ管理装置4に送信する。
セキュリティ管理装置4では、要求部43がS107で呼び登録の要求を行うと、その応答として割当かごの情報を群管理装置1から受信したか否かが判定される(S108)。情報提供部12がS204で送信した割当かごの情報をセキュリティ管理装置4が受信すると、S108でYesと判定される。S108でYesと判定されると、表示制御部44は、受信した割当かごの情報を表示装置31に表示させる(S109)。通行許可者P1は、ゲート3を通過する際に表示装置31を見ることにより、自分が乗るべきかご20を知ることができる。例えば、表示装置31に、エレベーターBを示す「B」が表示される。通行許可者P1は、ゲート3を通過した後に乗場に移動し、上方に「B」が表示されたドアからかご20Bに乗る。
次に、通行許可者P1が出社時に通常利用階ではない階に立ち寄る例について説明する。図8は、サーバ6の動作例を示すフローチャートである。図9は、通行許可者P1の出社時の行動の他の例を説明するための図である。サーバ6では、携帯端末9が接続されたか否かが判定される(S301)。携帯端末9は、例えばインターネット回線を介してサーバ6に接続可能である。例えば、通行許可者P1は、制限エリアに入る前に携帯端末9を操作し、携帯端末9をサーバ6に接続させる。
携帯端末9がサーバ6に接続されると(S301のYes)、判定部60は、その携帯端末9が認証済みであるか否かを判定する(S302)。例えば、サーバ6に接続した携帯端末9のブラウザのキャッシュに、セキュリティ管理装置4が発行するトークンが保存されていなければ、S302でNoと判定される。なお、当該トークンについては後述する。S302でNoと判定されると、表示制御部61は、ユーザID及びパスワードを入力させるための入力画面を携帯端末9の表示装置90に表示させる(S303)。
図10は、表示装置90に入力画面が表示された携帯端末9の例を示す図である。例えば、通行許可者P1は、入力装置91を用いてユーザIDとパスワードとを入力画面から入力する。図10に示す例では、入力画面に表示されたOKボタンを押すことにより、入力情報、即ち入力したユーザIDとパスワードとが携帯端末9からサーバ6に送信される。
サーバ6では、表示制御部61が携帯端末9に入力画面を表示させると、その携帯端末9から入力情報を受信したか否かが判定される(S304)。入力画面から入力された情報をサーバ6が携帯端末9から受信すると、S304でYesと判定される。通信制御部62は、S304でYesと判定されると、受信した入力情報をセキュリティ管理装置4に送信する(S305)。
図11は、セキュリティ管理装置4の他の動作例を示すフローチャートである。セキュリティ管理装置4では、入力画面から入力された情報をサーバ6から受信したか否かが判定される(S401)。通信制御部62がS305で送信した入力情報をセキュリティ管理装置4が受信すると、S401でYesと判定される。S401でYesと判定されると、判定部46は、入力画面から入力された情報が記憶装置5に記憶されている照合情報の何れかと一致するか否かを判定する(S402)。判定部46は、入力画面から入力された情報が記憶装置5に記憶されている照合情報の何れとも一致しなければ(S402のNo)、照合が失敗したことを示す失敗情報をサーバ6に送信する(S403)。
一方、入力画面から入力された情報が記憶装置5に記憶されている照合情報の何れかと一致すると(S402のYes)、付与部47は、当該識別情報に対する権限情報を、サーバ6を介して携帯端末9に付与する。例えば、通行許可者P1は、入力画面からユーザID「abcde」とパスワード「12345」とを入力し、OKボタンを押す。これにより、S402において、入力画面から入力された情報が識別情報「11001」の照合情報と一致すると判定部46によって判定される。かかる場合、付与部47は、識別情報「11001」に対する権限情報を、サーバ6を介して携帯端末9に付与する。本説明では、この権限情報をトークンともいう。上記例であれば、トークンには、識別情報「11001」について特定の携帯端末9からのログインが成功したことを示す情報が含まれる。S402でYesと判定されると、付与部47は、トークンを発行し、サーバ6に送信する(S404)。
サーバ6では、通信制御部62がS305でセキュリティ管理装置4に入力情報を送信すると、照合が成功したか否かが判定される(S306)。判定部46がS403で送信した失敗情報をサーバ6が受信すると、S306でNoと判定される。S306でNoと判定されると、表示制御部61は、例えばエラー画面を携帯端末9の表示装置90に表示させる(S307)。
一方、付与部47がS404で発行したトークンをサーバ6が受信すると、S306でYesと判定される。S306でYesと判定されると、通信制御部62は、S304で入力情報を送信してきた携帯端末9に、受信したトークンを送信する(S308)。これにより、通行許可者P1の携帯端末9に、付与部47がS404で発行したトークンが保存される。例えば、携帯端末9のブラウザのキャッシュにトークンが保存される。以下の説明では、通行許可者P1が所有する携帯端末であって、ブラウザのキャッシュにトークンが保存された状態のものを携帯端末9aとも表記する。
携帯端末9aがサーバ6に接続されると(S301のYes)、S302でYesと判定される。S302でYesと判定されると、表示制御部61は、例えばメニュー画面を携帯端末9aの表示装置90に表示させる(S309)。
図12は、表示装置90にメニュー画面が表示された携帯端末9の例を示す図である。図12に示す例では、行先変更ボタン91a、及び状態確認ボタン91bが表示装置90に表示される。行先変更ボタン91a、及び状態確認ボタン91bは、入力装置91の例である。
図13は、サーバ6の他の動作例を示すフローチャートである。図13は、表示制御部61がS309で携帯端末9にメニュー画面を表示させた後の動作を示す。サーバ6では、表示制御部61が携帯端末9にメニュー画面を表示させると、その携帯端末9から許可階リスト取得要求を受信したか否かが判定される(S501)。
例えば、通行許可者P1は、制限エリアに入る前に、携帯端末9aのメニュー画面に表示された行先変更ボタン91aを押す。これにより、携帯端末9aからサーバ6に許可階リスト取得要求が送信される。サーバ6が携帯端末9aから許可階リスト取得要求を受信すると、S501でYesと判定される。許可階リスト取得要求には、トークンが含まれる。通信制御部62は、S501でYesと判定されると、受信した許可階リスト取得要求をセキュリティ管理装置4に送信する(S502)。
図14は、セキュリティ管理装置4の他の動作例を示すフローチャートである。セキュリティ管理装置4では、許可階リスト取得要求をサーバ6から受信したか否かが判定される(S601)。通信制御部62がS502で送信した許可階リスト取得要求をセキュリティ管理装置4が受信すると、S601でYesと判定される。S601でYesと判定されると、リスト取得部48は、受信した許可階リスト取得要求に基づいて当該識別情報に対する許可階リストを取得する(S602)。
例えば、通行許可者P1が携帯端末9aで行先変更ボタン91aを押すと、セキュリティ管理装置4は、識別情報「11001」を含む許可階リスト取得要求を受信する。上述したように、記憶装置5に、識別情報「11001」に紐付けて許可階「1階、2階、3階、7階、8階、及び9階」の情報が記憶されている。かかる場合、リスト取得部48は、1階、2階、3階、7階、8階、及び9階の情報を含むリストを許可階リストとして取得する。リスト取得部48は、許可階リストを取得すると、取得した許可階リストをサーバ6に送信する(S603)。
サーバ6では、通信制御部62がS502で許可階リスト取得要求を送信すると、その応答として許可階リストをセキュリティ管理装置4から受信したか否かが判定される(S503)。リスト取得部48がS603で送信した行先階リストをサーバ6が受信すると、S503でYesと判定される。S503でYesと判定されると、表示制御部61は、複数の許可階の中から1つを選択するための選択画面を携帯端末9の表示装置90に表示させる(S504)。
図15は、表示装置90に選択画面が表示された携帯端末9の例を示す図である。図15は、許可階を示す数字が上下にスクロール表示される例を示す。例えば、携帯端末9aの選択画面には、9階を示す「9」、8階を示す「8」、7階を示す「7」、3階を示す「3」、2階を示す「2」、及び1階を示す「1」が表示される。通行許可者P1は、表示された数字をタップすることにより、許可階の1つを選択することができる。以下の説明では、選択画面から選択された許可階のことを、許可階Nとも表記する。選択画面に表示された許可階の1つが選択されると、行先変更要求が携帯端末9からサーバ6に送信される。行先変更要求には、トークンと許可階Nの情報とが含まれる。
サーバ6では、表示制御部61が携帯端末9に選択画面を表示させると、その携帯端末9から行先変更要求を受信したか否かが判定される(S505)。サーバ6が行先変更要求を携帯端末9から受信すると、S505でYesと判定される。通信制御部62は、S505でYesと判定されると、受信した行先変更要求をセキュリティ管理装置4に送信する(S506)。
セキュリティ管理装置4では、リスト取得部48がS603で許可階リストを送信すると、その応答として行先変更要求をサーバ6から受信したか否かが判定される(S604)。通信制御部62がS506で送信した行先変更要求をセキュリティ管理装置4が受信すると、S604でYesと判定される。S604でYesと判定されると、受信した行先変更要求が保持部42によって保持される(S605)。例えば、通行許可者P1が選択画面で数字の7をタップすると、S605において、識別情報「11001」を含むトークンと許可階の1つである7階を示す情報とを含む行先変更要求が保持部42に保持される。
その後、通行許可者P1は、図9に示すように、ゲート3の読取装置30にカード32aをかざす。読取装置30が読み取った情報をセキュリティ管理装置4がゲート3から受信すると(S101のYes)、判定部40は、読取装置30が読み取った情報が記憶装置5に記憶されている識別情報の何れかと一致するか否かを判定する(S102)。S102でYesと判定されると、ゲート3の通行が許可される(S103)。
また、S102でYesと判定されると、判定部41は、行先変更要求が保持部42に保持されているか否かを判定する(S104)。通行許可者P1がカード32aを読取装置30にかざす前にS605の処理が行われていれば、S104でYesと判定される。判定部41は、S104でYesと判定すると、保持部42に保持されている行先変更要求に基づいて許可階の1つを行先階に決定する(S106)。即ち、判定部41は、許可階Nを行先階に決定する。上記例であれば、判定部41は、S106において、識別情報「11001」に対する行先階を7階と決定する。
要求部43は、判定部41が決定した行先階に対する呼び登録を群管理装置1に要求する(S107)。要求部43は、S104で判定部41がYesと判定すると、許可階Nに対する呼び登録を群管理装置1に要求する。この要求には、例えば、識別情報「11001」と乗車階「1階」の情報と行先階「7階」の情報とが含まれる。
その後にセキュリティ管理装置4が群管理装置1から割当かごの情報を受信すると(S108のYes)、表示制御部44は、受信した割当かごの情報を表示装置31に表示させる(S109)。通行許可者P1は、ゲート3を通過する際に表示装置31を見ることにより、自分が乗るべきかご20を知ることができる。例えば、表示装置31に、エレベーターDを示す「D」が表示される。通行許可者P1は、ゲート3を通過した後に乗場に移動し、上方に「D」が表示されたドアからかご20Dに乗る。
なお、保持部42に保持されている行先変更要求は、例えば、当該行先変更要求に基づく呼び登録の要求が群管理装置1に送信されると、保持部42から削除される。保持部42に保持されている行先変更要求は、一定時間が経過した後に保持部42から削除されても良い。
本実施の形態に示す例であれば、通行許可者は、ゲート3の読取装置30にカード32をかざすことによって、予め登録された通常利用階に対する呼びを登録することができる。また、通行許可者は、ゲート3を通過する前に選択画面から許可階の1つを選択することにより、行先階を変更できる。なお、この選択された許可階に対する呼び登録の要求は、通行許可者がカード32を読取装置30にかざすまで群管理装置1に送信されない。このため、ゲート3の通行が許可されていない人に対して、呼びの登録は行われない。また、通行許可者であってもカード32の識別情報を読取装置30に読み取らせていない人に対して、呼びの登録は行われない。このため、セキュリティ管理が行われているビル等において、セキュリティ性及び利便性が損なわれることはない。
また、本システムは、既存のシステムを利用しながら構築できる。例えば、ゲート3及び乗場の外観を変更することなく、本システムを既存のシステムに適用できる。
以下に、本システムが採用可能な他の機能について説明する。本システムは、後述する複数の機能を組み合わせて採用しても良い。先ず、図16から図18も参照し、通行許可者P1がゲート3を通過した後に割当かごを確認する例について説明する。図16は、通行許可者P1の出社時の行動の他の例を説明するための図である。通行許可者P1は、制限エリアに入る前に携帯端末9を操作して行先階を変更しても良い。
図17は、サーバ6の他の動作例を示すフローチャートである。図17は、表示制御部61がS309で携帯端末9にメニュー画面を表示させた後の動作を示す。サーバ6では、表示制御部61が携帯端末9にメニュー画面を表示させると、その携帯端末9から状態確認要求を受信したか否かが判定される(S701)。
例えば、通行許可者P1は、制限エリアに入った後に、携帯端末9aのメニュー画面に表示された状態確認ボタン91bを押す。これにより、携帯端末9aからサーバ6に状態確認要求が送信される。サーバ6が携帯端末9aから状態確認要求を受信すると、S701でYesと判定される。状態確認要求にはトークンが含まれる。
S701でYesと判定されると、特定部63は、受信した状態確認要求に基づいて当該識別情報に対する割当かごを特定する(S702)。上述したように、セキュリティ管理装置4は、S108で群管理装置1から割当かごの情報を受信する。例えば、特定部63は、携帯端末9から状態確認要求を受信すると、セキュリティ管理装置4から当該識別情報に対する割当かごの情報を取得する。即ち、セキュリティ管理装置4は、特定部63からの問い合わせに応じて割当かごの情報をサーバ6に提供する。セキュリティ管理装置4は、群管理装置1から割当かごの情報を受信する度にサーバ6にその情報を転送しても良い。かかる場合、サーバ6は、受信した割当かごの情報を一時的に保持しておく。
また、S701でYesと判定されると、特定部64は、受信した状態確認要求に基づいて当該識別情報に対する割当かごの状態を特定する(S703)。特定部64は、割当かごの位置、走行方向、及びドアの開閉状態等の情報をS703で特定する。例えば、特定部64は、携帯端末9から状態確認要求を受信すると、群管理装置1から割当かごの状態を示す情報を取得する。即ち、群管理装置1は、特定部64からの問い合わせに応じて、対応するかご20の状態を示す情報をサーバ6に提供する。群管理装置1は、各かご20の状態を示す情報を定期的にサーバ6に送信しても良い。かかる場合、サーバ6は、受信した情報を一時的に保持しておく。
表示制御部61は、S701で状態確認要求を送信してきた携帯端末9の表示装置90に、状態確認画面を表示させる(S704)。図18は、表示装置90に状態確認画面が表示された携帯端末9の例を示す図である。状態確認画面には、例えば、特定部63が特定した割当かごの情報と特定部64が特定した割当かごの状態を表す情報とが含まれる。図16から図18に示す例であれば、通行許可者P1は、ゲート3を通過した後にどのかご20に乗るのか忘れてしまった場合でも、携帯端末9aから割当かごを再確認することができる。なお、本実施の形態に示す例では、メニュー画面が、割当かごの状態確認を要求するための確認要求画面としても機能する。
図16等に示すように、割当かごが乗場に到着する際に、携帯端末9から到着案内が行われても良い。
次に、図19から図23も参照し、通行許可者P1が携帯端末9aから乗車階と行先階とを指定する例について説明する。図19は、メニュー画面の他の例を示す図である。図19に示す例では、行先変更ボタン91a、状態確認ボタン91b、及び経路指定ボタン91cが表示装置90に表示される。行先変更ボタン91a、状態確認ボタン91b、及び経路指定ボタン91cは、入力装置91の例である。
図20は、サーバ6の他の動作例を示すフローチャートである。図20は、表示制御部61がS309で携帯端末9にメニュー画面を表示させた後の動作を示す。サーバ6では、表示制御部61が携帯端末9にメニュー画面を表示させると、その携帯端末9から経路指定要求を受信したか否かが判定される(S801)。
図21は、通行許可者P1の出社後の行動の例を説明するための図である。例えば、通行許可者P1は、制限エリアに入った後に、携帯端末9aのメニュー画面に表示された経路指定ボタン91cを押す。例えば、通行許可者P1は、自分のオフィスがある8階で経路指定ボタン91cを押す。これにより、携帯端末9aからサーバ6に経路指定要求が送信される。経路指定要求には、トークンが含まれる。サーバ6が携帯端末9aから経路指定要求を受信すると、S801でYesと判定される。通信制御部62は、S801でYesと判定されると、受信した経路指定要求をセキュリティ管理装置4に送信する(S802)。
図22は、セキュリティ管理装置4の他の動作例を示すフローチャートである。セキュリティ管理装置4では、経路指定要求をサーバ6から受信したか否かが判定される(S901)。通信制御部62がS802で送信した経路指定要求をセキュリティ管理装置4が受信すると、S901でYesと判定される。S901でYesと判定されると、判定部49は、当該識別情報が付与された個人の現在のセキュリティレベルを判定する(S902)。例えば、判定部49は、通行許可者P1の現在のセキュリティレベルを判定する。
図19から図23に示す例では、通行許可者が制限エリアに出入りする際に必ずゲート3を通過するように1台或いは複数台のゲート3が設置される。即ち、通行許可者は、ゲート3を通過しなければ制限エリアに入ることはできない。通行許可者は、ゲート3を通過しなければ制限エリアから出ることはできない。判定部49は、各読取装置30が読み取った情報に基づいて、通行許可者が制限エリアにいるか否かを判定する。例えば、判定部49は、S901で識別情報「11001」を含む経路指定要求をセキュリティ管理装置4が受信すると、通行許可者P1が制限エリアにいるか否かを判定する。
判定部49は、通行許可者が制限エリアにいなければ、その通行許可者のセキュリティレベルがレベル1であると判定する。判定部49は、通行許可者のセキュリティレベルがレベル1であると判定すると、レベル1情報をサーバ6に送信する(S903)。
判定部49は、通行許可者が制限エリアにいれば、その通行許可者のセキュリティレベルがレベル2であると判定する。通行許可者のセキュリティレベルがレベル2であると判定部49によって判定されると、リスト取得部48は、受信した経路指定要求に基づいて当該識別情報に対する許可階リストを取得する(S904)。
例えば、通行許可者P1が携帯端末9aで経路指定ボタン91cを押すと、セキュリティ管理装置4は、識別情報「11001」を含む経路指定要求を受信する。かかる場合、リスト取得部48は、1階、2階、3階、7階、8階、及び9階の情報を含むリストを許可階リストとして取得する。リスト取得部48は、許可階リストを取得すると、取得した許可階リストをサーバ6に送信する(S905)。
サーバ6では、通信制御部62がS802で経路指定要求を送信すると、当該通行許可者のセキュリティレベルを判定する(S803)。上述したように、当該通行許可者のセキュリティレベルがレベル1であると判定部49によって判定されると、セキュリティ管理装置4からサーバ6にレベル1情報が送信される。表示制御部61は、S802の後にサーバ6がレベル1情報を受信すると、例えばエラー画面を携帯端末9の表示装置90に表示させる(S804)。
一方、当該通行許可者のセキュリティレベルがレベル2であると判定部49によって判定されると、セキュリティ管理装置4からサーバ6に許可階リストが送信される。表示制御部61は、S802の後にサーバ6が許可階リストを受信すると、経路指定画面を携帯端末9の表示装置90に表示させる(S805)。経路指定画面は、許可階リストに含まれる複数の許可階の1つから他の1つに移動する経路を指定するための画面である。
図23は、表示装置90に経路指定画面が表示された携帯端末9の例を示す図である。図23は、乗車階を示す「From」の欄及び行先階を示す「To」の欄に許可階を示す数字が上下にスクロール表示される例を示す。例えば、通行許可者P1は、「From」の欄に表示された数字を矢印に合わせて配置することにより、許可階の1つを乗車階として選択することができる。通行許可者P1は、「To」の欄に表示された数字を矢印に合わせて配置することにより、許可階の他の1つを行先階として選択することができる。
例えば、通行許可者P1は、矢印の左側に数字の8を配置し、矢印の右側に数字の7を配置した後にOKボタンを押す。これにより、経路変更要求が携帯端末9aからサーバ6に送信される。経路変更要求には、トークンと経路指定画面から指定された経路の情報とが含まれる。上記経路の情報には、乗車階として選択された許可階の情報と行先階として選択された許可階の情報とが含まれる。
サーバ6では、表示制御部61が携帯端末9に経路指定画面を表示させると、その携帯端末9から経路変更要求を受信したか否かが判定される(S806)。サーバ6が経路変更要求を携帯端末9から受信すると、S806でYesと判定される。要求部65は、S806でYesと判定されると、経路指定画面から指定された経路に対する呼び登録を群管理装置1に要求する(S807)。この要求には、例えば、識別情報「11001」と乗車階「8階」の情報と行先階「7階」の情報とが含まれる。
群管理装置1では、サーバ6から呼び登録の要求を受信すると、S202からS204に示す処理が行われる。情報提供部12は、割当部10が呼び登録要求に対する割当かごを決定すると、呼び登録の要求元に割当かごの情報を送信する(S204)。例えば、情報提供部12は、識別情報「11001」に対する割当かごがかご20Bである旨の情報をサーバ6に送信する。
サーバ6では、要求部65がS807で呼び登録の要求を行うと、その応答として割当かごの情報を群管理装置1から受信したか否かが判定される(S808)。情報提供部12がS204で送信した割当かごの情報をサーバ6が受信すると、S808でYesと判定される。S808でYesと判定されると、表示制御部61は、受信した割当かごの情報を、S806で経路変更要求を送信してきた携帯端末9の表示装置90に表示させる(S809)。通行許可者P1は、経路指定画面で経路を指定した後、携帯端末9aの表示装置90を見ることにより、自分が乗るべきかご20を知ることができる。例えば、表示装置90に、エレベーターBを示す「B」が表示される。通行許可者P1は、8階の乗場に移動し、上方に「B」が表示されたドアからかご20Bに乗る。
次に、図24及び図25も参照し、通行許可者P1が携帯端末9aから乗車階と行先階とを指定する他の例について説明する。図19から図23に示す例では、通行許可者P1は制限エリア内であればどこにいても経路を指定できる。例えば、8階の乗場から遠い場所にいても、8階から7階に移動する経路を携帯端末9aから指定できる。このような状況を考慮し、図24及び図25では、タイマー機能を用いて呼び登録の要求を行うことができる例について説明する。
図24は、通行許可者P1の出社後の行動の他の例を説明するための図である。サーバ6の動作は、図20に示す動作と基本的に同様である。例えば、サーバ6は、S801からS804に示す処理と同じ処理を行う。一方、S802の後にサーバ6が許可階リストを受信すると、表示制御部61は、S805において、経路指定画面とタイマー設定画面とを携帯端末9の表示装置90に表示させる。
例えば、表示制御部61は、先ず、携帯端末9に図23に示す経路指定画面を表示させる。そして、経路指定画面に表示されたOKボタンが押されると、表示制御部61は、携帯端末9にタイマー設定画面を表示させる。
図25は、表示装置90にタイマー設定画面が表示された携帯端末9の例を示す図である。図25は、秒数を示す数字が上下にスクロール表示される例を示す。通行許可者P1は、「Timer」の表記のとなりに希望の数字を配置した後にOKボタンを押すことにより、呼び登録が行われるまでの時間を設定できる。タイマー設定画面のOKボタンが押されることにより、経路変更要求が携帯端末9aからサーバ6に送信される。経路変更要求には、トークンと経路指定画面から指定された経路の情報とタイマー設定画面から設定された時間の情報とが含まれる。
サーバ6では、表示制御部61が携帯端末9に経路指定画面とタイマー設定画面とを表示させると、その携帯端末9から経路変更要求を受信したか否かが判定される(S806)。サーバ6が経路変更要求を携帯端末9から受信すると、S806でYesと判定される。要求部65は、S806でYesと判定されると、タイマー設定画面から設定された時間が経過した後に、経路指定画面から指定された経路に対する呼び登録を群管理装置1に要求する(S807)。
サーバ6では、要求部65がS807で呼び登録の要求を行うと、その応答として割当かごの情報を群管理装置1から受信したか否かが判定される(S808)。S808でYesと判定されると、表示制御部61は、受信した割当かごの情報を、S806で経路変更要求を送信してきた携帯端末9の表示装置90に表示させる(S809)。携帯端末9では、割当かごの情報が表示装置90に表示される際に、音或いは振動による報知が行われても良い。
例えば、通行許可者P1は、タイマー設定画面に表示されたOKボタンを押した後、乗場への移動を開始する。この時、タイマー設定画面から設定された時間が経過しなければ、呼び登録の要求は行われない。通行許可者P1は、呼び登録の要求が開始されるまでの間に乗場に接近することができる。通行許可者P1は、タイマー設定画面において、乗場までの距離に応じた時間を設定すれば良い。
次に、図26から図28も参照し、呼び登録を他の方法で行う例について説明する。図26は、呼び登録システムの他の例を示す図である。図26に示す例は、セキュリティ管理装置4が入退室管理を行う点で図1に示す例と相違する。図26に示す例では、呼び登録システムは、電子錠制御装置33を更に備える。
電子錠制御装置33は、部屋に入るためのドア34の施錠及び解錠を行う。電子錠制御装置33は、制限エリアに設けられる。電子錠制御装置33は、制限エリア内の特定のエリアを更に区画するために使用される。電子錠制御装置33は、例えば読取装置35及び表示装置36を備える。読取装置35は、社員証等の記憶媒体から識別情報を読み取る。例えば、読取装置35は、カード32から識別情報を読み取る。
セキュリティ管理装置4は、電子錠制御装置33を制御する。例えば、セキュリティ管理装置4は、記憶装置5に記憶された情報に基づいて複数の電子錠制御装置33を制御する。
図27は、通行許可者P1の出社後の行動の他の例を説明するための図である。例えば、通行許可者P1は、自分のオフィスにおいて、携帯端末9aのメニュー画面に表示された行先変更ボタン91aを押す。サーバ6では、図13に示す動作が行われる。また、セキュリティ管理装置4では、図14に示す動作が行われる。これにより、S605において、識別情報「11001」を含むトークンと許可階Nを示す情報とを含む行先変更要求が保持部42に保持される。その後、通行許可者P1は、図27に示すように、電子錠制御装置33の読取装置35にカード32aをかざす。
図28は、セキュリティ管理装置4の他の動作例を示すフローチャートである。セキュリティ管理装置4では、電子錠制御装置33から識別情報を受信したか否かが判定される(S121)。通行許可者P1がカード32aを読取装置35にかざすと、読取装置35は、カード32aから識別情報「11001」を読み取る。読取装置35が読み取った情報は、セキュリティ管理装置4に送信される。読取装置35が読み取った情報をセキュリティ管理装置4が電子錠制御装置33から受信すると、S121でYesと判定される。
判定部40は、読取装置35が読み取った情報が記憶装置5に記憶されている識別情報のうち読取装置35に紐付けられている識別情報の何れかと一致するか否かを判定する(S122)。S122でNoと判定されると、ドア34の通行は許可されない(S129)。例えば、動作制御部45は、ドア34を解錠しない。表示制御部44は、表示装置36に、通行が許可されていない旨を表示させる。
S122でYesと判定されると、ドア34の通行が許可される(S123)。例えば、動作制御部45は、ドア34を解錠する。
また、読取装置35が読み取った情報が記憶装置5に記憶されている識別情報と一致すると判定部40が判定すると(S122のYes)、判定部41は、必要に応じて、当該通行許可者の行先階を決定する。具体的に、判定部41は、行先変更要求が保持部42に保持されているか否かを判定する(S124)。S124でNoと判定されると、処理は終了する。S124でNoと判定されると、呼び登録の要求は行われない。
一方、判定部41は、S124でYesと判定すると、保持部42に保持されている行先変更要求に基づいて許可階の1つを行先階に決定する(S125)。即ち、判定部41は、許可階Nを行先階に決定する。
要求部43は、判定部41が決定した行先階に対する呼び登録を群管理装置1に要求する(S126)。即ち、要求部43は、S124で判定部41がYesと判定すると、許可階Nに対する呼び登録を群管理装置1に要求する。この要求には、例えば、識別情報と乗車階の情報と行先階の情報とが含まれる。乗車階は、例えば電子錠制御装置33が設置されている階である。なお、群管理装置1では、要求部43がS126で送信した要求を受信すると、図7に示す動作が行われる。
その後にセキュリティ管理装置4が群管理装置1から割当かごの情報を受信すると(S127のYes)、表示制御部44は、受信した割当かごの情報を表示装置36に表示させる(S128)。通行許可者P1は、表示装置36を見ることにより、自分が乗るべきかご20を知ることができる。図26から図28に示す例においても、通行許可者P1がドア34を通過した後に携帯端末9aから割当かごを確認することができる。また、割当かごが乗場に到着する際に、携帯端末9から到着案内が行われても良い。
本実施の形態において、符号40〜49に示す各部は、セキュリティ管理装置4が有する機能を示す。図29は、セキュリティ管理装置4のハードウェア資源の例を示す図である。セキュリティ管理装置4は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサ101とメモリ102とを含む処理回路100を備える。セキュリティ管理装置4は、メモリ102に記憶されたプログラムをプロセッサ101によって実行することにより、符号40〜49に示す各部の機能を実現する。
プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ或いはDSPともいわれる。メモリ102として、半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク或いはDVDを採用しても良い。採用可能な半導体メモリには、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM及びEEPROM等が含まれる。
図30は、セキュリティ管理装置4のハードウェア資源の他の例を示す図である。図30に示す例では、セキュリティ管理装置4は、例えばプロセッサ101、メモリ102、及び専用ハードウェア103を含む処理回路100を備える。図30は、セキュリティ管理装置4が有する機能の一部を専用ハードウェア103によって実現する例を示す。セキュリティ管理装置4が有する機能の全部を専用ハードウェア103によって実現しても良い。専用ハードウェア103として、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせを採用できる。
同様に、符号10〜12に示す各部は、群管理装置1が有する機能を示す。群管理装置1のハードウェア資源は、図29に示す例と同様である。群管理装置1は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。群管理装置1は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、符号10〜12に示す各部の機能を実現する。群管理装置1は、ハードウェア資源として、プロセッサ、メモリ、及び専用ハードウェアを含む処理回路を備えても良い。また、群管理装置1が有する機能の全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。
同様に、符号60〜65に示す各部は、サーバ6が有する機能を示す。サーバ6のハードウェア資源は、図29に示す例と同様である。サーバ6は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。サーバ6は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、符号60〜65に示す各部の機能を実現する。サーバ6は、ハードウェア資源として、プロセッサ、メモリ、及び専用ハードウェアを含む処理回路を備えても良い。また、サーバ6が有する機能の全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。
この発明は、制限エリアのセキュリティ管理を行うシステムに適用できる。
1 群管理装置、 3 ゲート、 4 セキュリティ管理装置、 5 記憶装置、 6 サーバ、 7 変換装置、 8 ネットワーク、 9 携帯端末、 10 割当部、 11 運行管理部、 12 情報提供部、 20 かご、 21 制御装置、 22 昇降路、 30 読取装置、 31 表示装置、 32 カード、 33 電子錠制御装置、 34 ドア、 35 読取装置、 36 表示装置、 40 判定部、 41 判定部、 42 保持部、 43 要求部、 44 表示制御部、 45 動作制御部、 46 判定部、 47 付与部、 48 リスト取得部、 49 判定部、 60 判定部、 61 表示制御部、 62 通信制御部、 63 特定部、 64 特定部、 65 要求部、 90 表示装置、 91 入力装置、 100 処理回路、 101 プロセッサ、 102 メモリ、 103 専用ハードウェア

Claims (7)

  1. 第1読取装置を有する照合装置と、
    照合装置を制御するセキュリティ管理装置と、
    前記セキュリティ管理装置と通信するサーバと、
    特定の識別情報に対して、複数の許可階の情報、及び照合情報を紐付けて記憶する記憶装置と、
    を備え、
    前記サーバは、入力画面を携帯端末に表示させる第1表示制御手段を備え、
    前記セキュリティ管理装置は、
    前記入力画面から入力された情報が前記記憶装置に記憶された前記照合情報に一致するか否かを判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段によって一致すると判定された場合に、前記サーバを介して前記識別情報に対する権限情報を前記携帯端末に付与する付与手段と、
    を備え、
    前記第1表示制御手段は、前記記憶装置に記憶された前記複数の許可階の情報を参照し、前記権限情報が付与された前記携帯端末に、前記複数の許可階の中から1つの階を選択するための選択画面を表示させ、
    前記セキュリティ管理装置は、
    前記選択画面において前記複数の許可階の中から1つの階が選択された場合にその選択されたの情報を保持する保持手段と、
    前記第1読取装置が読み取った情報が前記記憶装置に記憶された前記識別情報に一致するか否かを判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段によって一致すると判定された場合に前記選択されたの情報が前記保持手段に保持されているか否かを判定する第3判定手段と、
    前記選択されたの情報が前記保持手段に保持されていると前記第3判定手段が判定すると前記選択されたに対する呼び登録を群管理装置に要求する第1要求手段と、
    を備えた呼び登録システム。
  2. 前記記憶装置に、前記識別情報に対して、通常利用階の情報も紐付けて記憶され
    前記第1要求手段は、前記選択されたの情報が前記保持手段に保持されていないと前記第3判定手段が判定すると前記通常利用階に対する呼び登録をエレベーターの群管理装置に要求する請求項1に記載の呼び登録システム。
  3. 前記照合装置は、表示装置を更に備え、
    前記セキュリティ管理装置は、前記第1要求手段が要求した呼び登録に対して前記群管理装置が割当かごを決定すると、その割当かごの情報を前記表示装置に表示させる第2表示制御手段を更に備えた請求項2に記載の呼び登録システム。
  4. 前記第1表示制御手段は、前記権限情報が付与された前記携帯端末に、前記割当かごの状態確認を要求するための確認要求画面を表示させ、
    前記サーバは、
    前記確認要求画面から状態確認の要求が行われると、前記割当かごを特定する第1特定手段と、
    前記確認要求画面から状態確認の要求が行われると、前記割当かごの状態を特定する第2特定手段と、
    を備え、
    前記第1表示制御手段は、前記確認要求画面から状態確認の要求が行われた前記携帯端末に、前記第1特定手段が特定した前記割当かごの情報と前記第2特定手段が特定した前記割当かごの状態を表す情報とを表示させる請求項3に記載の呼び登録システム。
  5. 前記セキュリティ管理装置は、前記識別情報を付与された個人が特定の制限エリアにいるか否かを判定する第4判定手段を更に備え、
    前記第1表示制御手段は、前記個人が前記制限エリアにいると前記第4判定手段によって判定された場合に、前記権限情報が付与された前記携帯端末に、前記複数の許可階の1つから他の1つに移動する経路を指定するための経路指定画面を表示させ、
    前記サーバは、前記経路指定画面から指定された経路に対する呼び登録を前記群管理装置に要求する第2要求手段を更に備えた請求項2から請求項4の何れか一項に記載の呼び登録システム。
  6. 前記第1表示制御手段は、前記個人が前記制限エリアにいると前記第4判定手段によって判定された場合に、前記権限情報が付与された前記携帯端末に、タイマー設定画面を表示させ、
    前記第2要求手段は、前記タイマー設定画面から設定された時間が経過した後に、前記経路指定画面から指定された経路に対する呼び登録を前記群管理装置に要求する請求項5に記載の呼び登録システム。
  7. 第2読取装置を有し、ドアを解錠及び施錠する電子錠制御装置を更に備え、
    前記第3判定手段は、前記第2読取装置が読み取った情報が前記識別情報に一致すると、前記選択されたの情報が前記保持手段に保持されているか否かを判定し、
    前記第1要求手段は、前記第2読取装置が読み取った情報が前記識別情報に一致し且つ前記選択されたの情報が前記保持手段に保持されていると前記第3判定手段が判定すると、前記選択されたに対する呼び登録を前記群管理装置に要求する請求項2から請求項6の何れか一項に記載の呼び登録システム。
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