JP6933067B2 - ステアリングホイール - Google Patents

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本発明は、車両において進行方向又は後退方向を変える際に回転操作されるステアリングホイールに関する。
車両用ステアリングホイールの一形態として、機能装置及び制御装置が組み込まれ、それら機能装置及び制御装置が電気的に接続されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。機能装置としては、ホーン装置、オーディオ機器、エアコン等の車載機器の作動に際し、運転者により操作される各種スイッチ、車両に前方から衝撃が加わった場合にその衝撃から運転者を保護するためのエアバッグ装置等が挙げられる。
機能装置と制御装置との電気的な接続は、柔軟性を有する線状のハーネスを介して行なわれる。すなわち、ハーネスを介して機能装置に接続されたコネクタが、制御装置側のコネクタに結合されることで、機能装置が制御装置に電気的に接続される。
特開2008−56093号公報
ところが、上記従来のステアリングホイールでは、機能装置を制御装置に電気的に接続する際には、機能装置側のハーネス毎のコネクタを、ハーネスを変形させながら制御装置側のコネクタに結合することになり、その作業がしづらい。
特に、近年では、より多くの機能装置がステアリングホイールに組み込まれる傾向にある。この点、上記従来のステアリングホイールでは、組み込まれる機能装置が多くなると、それに伴ってハーネスの本数が増える。ハーネスを制御装置に結線する上記作業が多くなり、このことが結線の作業性の悪化を招く。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、制御装置に対する機能装置の結線作業性の向上を図ることのできるステアリングホイールを提供することにある。
上記課題を解決するステアリングホイールは、機能装置と、前記機能装置が電気的に接続される制御装置とを備えるステアリングホイールであって、前記機能装置の外殻部分を構成する機能ケースの外部には第1コネクタの一部が露出し、前記制御装置の外殻部分を構成する制御ケースの外部には第2コネクタの一部が露出し、前記第1コネクタが前記第2コネクタに結合されることで、前記機能ケース及び前記制御ケースの間にハーネスを介さずに、前記機能装置が前記制御装置に電気的に接続されている。
上記の構成によれば、第1コネクタが第2コネクタに結合されると、機能ケース及び制御ケースの間にハーネスを介さずに、機能装置が制御装置に電気的に接続される。
ここで、上記第1コネクタの一部は機能ケースの外部に露出し、第2コネクタの一部は制御ケースの外部に露出している。そのため、第1コネクタを第2コネクタに結合する際には、従来のものとは異なり、ハーネスを変形させながら第1コネクタを第2コネクタに結合する作業を行なわなくてもすむ。機能ケースを制御ケースに近づけ、第1コネクタを第2コネクタに結合するのみでよい。その結果、機能装置を制御装置に結線する作業がしやすくなる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記機能ケースの内部には、機能部品が実装された機能基板と、前記機能基板から前記第1コネクタへ伝達される応力を吸収する応力吸収部とが設けられていることが好ましい。
ここで、機能装置に対し入力操作が行なわれたり、機能装置の構成部品に寸法ばらつきがあったり、ステアリングホイールが回転操作されたりした場合、機能基板から第1コネクタに応力が伝わるおそれがある。
この点、上記の構成によるように、機能ケースの内部に応力吸収部が設けられることで、機能基板から応力が第1コネクタに伝わる前に、その応力の一部が応力吸収部で吸収される。その吸収の分、第1コネクタに伝わる応力が小さくなる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記応力吸収部は、前記機能基板及び前記第1コネクタを、前記機能ケースの内部において、弛んだ状態で電気的に接続するハーネスにより構成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、機能基板と第1コネクタとの間のハーネスは、それら機能基板及び第1コネクタを電気的に接続する機能を発揮する。また、このハーネスは弛んでいることから、機能基板から応力が加わった場合に変形することで、その応力の一部を吸収する。その吸収の分、機能基板から第1コネクタに伝わる応力が小さくなる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記制御ケースの内部には、制御部品が実装された制御基板と、前記制御基板から前記第2コネクタへ伝達される応力を吸収する応力吸収部とが設けられていることが好ましい。
ここで、制御装置の構成部品に寸法ばらつきがあったり、ステアリングホイールが回転操作されたりした場合、制御基板から第2コネクタに応力が伝わるおそれがある。
この点、上記の構成によるように、制御ケースの内部に応力吸収部が設けられることで、制御基板から応力が第2コネクタに伝わる前に、その応力の一部が応力吸収部で吸収される。その吸収の分、第2コネクタに伝わる応力が小さくなる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記応力吸収部は、前記制御基板及び前記第2コネクタを、前記制御ケースの内部において、弛んだ状態で電気的に接続するハーネスにより構成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、制御基板と第2コネクタとの間のハーネスは、それら制御基板及び第2コネクタを電気的に接続する機能を発揮する。また、このハーネスは弛んでいることから、制御基板から応力が加わった場合に変形することで、その応力の一部を吸収する。その吸収の分、制御基板から第2コネクタに伝わる応力が小さくなる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記制御ケースは、前記制御基板の前方に位置する前壁部と同制御基板の後方に位置する後壁部とを有し、前記機能装置は、前記前壁部よりも前側に配置された前側機能装置と、前記後壁部よりも後側に配置された後側機能装置とを備え、前記第2コネクタは、前側第2コネクタ及び後側第2コネクタを備え、前記前側第2コネクタのうち、前記前側機能装置における前記第1コネクタが結合される箇所は前記前壁部に設けられ、前記後側第2コネクタのうち、前記後側機能装置における前記第1コネクタが結合される箇所は、前記後壁部であって、前記前側第2コネクタの後方に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、前壁部の前方から前側機能装置の第1コネクタが前側第2コネクタに結合される。また、後壁部の後方から後側機能装置の第1コネクタが後側第2コネクタに結合される。これらの結合により、前側機能装置及び後側機能装置が、制御ケースの前後両側から制御装置に対し結線される。しかも、後側第2コネクタは前側第2コネクタの後方に位置している。
そのため、前側機能装置及び後側機能装置を制御装置に結線するのに必要なスペースのうち、制御基板の面に沿う方向の寸法は、前側及び後側の両第2コネクタが制御基板の厚み方向の同じ側(前側又は後側)に設けられる場合の同方向の寸法よりも小さくてすむ。従って、同方向における結線箇所の省スペース化を図ることが可能となる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記前側第2コネクタは、前記前壁部に一体に形成されて、前記制御ケースの内外を連通させる前側コネクタハウジングと、前記制御基板を貫通して前記前側コネクタハウジングに向けて突出する前側ピンとを備え、前記後側第2コネクタは、前記後壁部に一体に形成されて、前記制御ケースの内外を連通させる後側コネクタハウジングと、前記前側ピンに対し前記制御基板の面に沿う方向に隣接した箇所で同制御基板を貫通して前記後側コネクタハウジングに向けて突出する後側ピンとを備えることが好ましい。
上記の構成によれば、前側機能装置が制御装置に結線される際には、制御ケースの前壁部の前方から前側機能装置の第1コネクタが、前側コネクタハウジング及び前側ピンに結合される。また、後側機能装置が制御装置に結線される際には、制御ケースの後壁部の後方から後側機能装置の第1コネクタが、後側コネクタハウジング及び後側ピンに結合される。
ここで、仮に、前側コネクタハウジング及び後側コネクタハウジングを、制御ケースに代えて制御基板に設けようとすると、ハンダ付け等の固定手段が必要となる。前側機能装置及び後側機能装置を制御装置に結線するのに必要なスペースのうち、制御基板の面に沿う方向の寸法が、上記固定手段の分大きくなる。
この点、上記の構成によれば、前側コネクタハウジングが前壁部に一体に形成され、後側コネクタハウジングが後壁部に一体に形成される。そのため、前側コネクタハウジングを前壁部に固定したり、後側コネクタハウジングを後壁部に固定したりしなくてすみ、上記固定手段が不要となる。前側機能装置及び後側機能装置を制御装置に結線するのに必要なスペースのうち、制御基板の面に沿う方向の寸法を、不要となった固定手段の分、小さくすることが可能となる。
上記ステアリングホイールによれば、制御装置に対する機能装置の結線作業性の向上を図ることができる。
一実施形態を示す図であり、車両内におけるステアリングホイールをその周辺箇所とともに示す概略側面図。 一実施形態におけるステアリングホイールの正面図。 一実施形態における制御装置に対し、前側及び後側の両機能装置が結線される前のステアリングホイールを示す図であり、(a)は部分正面図、(b)は部分背面図。 一実施形態における制御装置と、これに結線された前側及び後側の両機能装置との関係を示す部分平断面図。 変形例における制御装置と、これに結線された前側及び後側の両機能装置との関係を示す部分平断面図。 変形例における制御装置と、これに結線された前側及び後側の両機能装置との関係を示す部分平断面図。
以下、ステアリングホイールの一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように、車両10内の運転席11の前方には、同車両10を操舵する際に運転者Dによって操作される操舵装置12が設けられている。操舵装置12は、ステアリングコラム13と、ステアリングコラム13の後側に回転操作可能に配置されたステアリングホイール14とを備えている。ステアリングコラム13内には、ステアリングホイール14の回転をステアリングギヤボックス(図示略)に伝達するステアリングシャフト15が配置されている。ステアリングシャフト15は、後側ほど高くなるように傾斜した状態で配置されている。
本実施形態では、ステアリングホイール14の各部について説明する際には、ステアリングシャフト15の軸線L1を基準とする。この軸線L1に沿う方向をステアリングホイール14の「前後方向」といい、軸線L1に直交する面に沿う方向のうち、ステアリングホイール14の起立する方向を「上下方向」というものとする。従って、ステアリングホイール14の前後方向及び上下方向は、車両10の前後方向(水平方向)及び上下方向(鉛直方向)に対し若干傾いていることとなる。
図2に示すように、ステアリングホイール14は、ハンドル部(リング部、リム部と呼ばれることもある)16、パッド部17及びスポーク部18を備えている。ハンドル部16は、運転者Dによって把持されて回転操作される部分であり、略円環状をなしている。パッド部17は、ハンドル部16によって囲まれた空間に配置されている。スポーク部18は、ハンドル部16及びパッド部17の間の複数箇所に設けられている。
ステアリングホイール14の骨格部分は、図3(a),(b)に示す芯金21によって構成されている。芯金21は、円環状のリング部芯金(図示略)と、リング部芯金の中心部分に位置するボス部芯金22と、リング部芯金及びボス部芯金22を連結する複数のスポーク部芯金23とを備えている。ボス部芯金22は、上記ステアリングシャフト15の後端部に対し、一体回転可能に取付けられている。
図3(a),(b)及び図4に示すように、ステアリングホイール14には、複数の機能装置及び制御装置51が組み込まれている。各機能装置は制御装置51に電気的に接続されている。複数の機能装置としては、例えば、ホーン装置、オーディオ機器、エアコン等の車載機器の作動に際し、運転者Dにより操作される各種スイッチが挙げられる。そのほかにも、車両に前方から衝撃が加わった場合にその衝撃から運転者を保護するためのエアバッグ装置等も機能装置として挙げられる。
本実施形態では、機能装置は、制御装置51の後述する前壁部53よりも前側に配置された左右一対の前側機能装置31と、制御装置51の後述する後壁部54よりも後側に配置された左右一対の後側機能装置41とからなる。
各前側機能装置31は、左右の各スポーク部18のハンドル部16との連結部分の前方近傍に配置されている。各前側機能装置31は、その外殻部分を構成する樹脂製の前側機能ケース32と、変速指示用のパドルスイッチ等の機能部品が実装された機能基板33とを備えている。なお、図1及び図2中の「30」は、パドルスイッチに接続され、かつ同スイッチの状態を変化させる際に操作される操作部である。各前側機能ケース32は、図示しない位置決め部により、芯金21に対し位置決めされた状態で取付けられている。各前側機能ケース32は後方へ突出する突出部32aを有している。この突出部32aには、前側第1コネクタ34が取付けられている。前側第1コネクタ34の後部は、突出部32aから後方へ露出している。
さらに、各前側機能ケース32の内部には、機能基板33から前側第1コネクタ34へ伝達される応力を吸収する応力吸収部が設けられている。応力吸収部は、機能基板33及び前側第1コネクタ34を、前側機能ケース32の内部において、弛んだ状態で電気的に接続するハーネス35によって構成されている。
各後側機能装置41は、各スポーク部18に配置されたハンドルスイッチモジュールによって構成されている。各後側機能装置41は、その外殻部分を構成する樹脂製の後側機能ケース42と、オートクルーズスイッチ、オーディオスイッチ、エアコンの温度設定スイッチ等の機能部品が実装された機能基板43とを備えている。なお、図2中の「40」は、各種スイッチに接続され、かつ同スイッチの状態を変化させる際に操作される操作部である。各後側機能ケース42は、図示しない位置決め部により、芯金21に対し位置決めされた状態で取付けられている。各後側機能ケース42は、前方へ突出する突出部42aを有している。この突出部42aには、後側第1コネクタ44が取付けられている。後側第1コネクタ44の前部は、突出部42aから前方へ露出している。
さらに、各後側機能ケース42の内部には、機能基板43から後側第1コネクタ44へ伝達される応力を吸収する応力吸収部が設けられている。応力吸収部は、機能基板43及び後側第1コネクタ44を、後側機能ケース42の内部において、弛んだ状態で電気的に接続するハーネス45によって構成されている。
図3(a),(b)及び図4に示すように、制御装置51は、その外殻部分を構成する樹脂製の制御ケース52と、制御部品が実装された制御基板55とを備えている。制御ケース52は、前後方向に相対向する前壁部53及び後壁部54を有している。前壁部53は、前側機能装置31の後方近傍に位置し、後壁部54は、後側機能装置41の前方近傍に位置している。制御基板55は、前壁部53及び後壁部54の間に配置されている。制御ケース52は、図示しない位置決め部により、芯金21に対し位置決めされ、この状態で、ねじ等の締結部材56によって同芯金21に取付けられている。
制御装置51には、左右一対の前側第2コネクタ57と、左右一対の後側第2コネクタ61とが設けられている。各前側第2コネクタ57は、前側第1コネクタ34が結合される箇所を前壁部53に有している。すなわち、各前側第2コネクタ57は、前側コネクタハウジング58及び前側ピン59を備えている。前側第2コネクタ57毎の前側コネクタハウジング58は、制御ケース52の内外を連通させた状態で前壁部53から前方へ突出しており、同前壁部53に一体に形成されている。前側第2コネクタ57毎の前側ピン59は、制御基板55を貫通して前側コネクタハウジング58に向けて突出している。
各後側第2コネクタ61は、後側第1コネクタ44が結合される箇所を、後壁部54における上記前側第2コネクタ57の後方に有している。すなわち、各後側第2コネクタ61は、後側コネクタハウジング62及び後側ピン63を備えている。後側第2コネクタ61毎の後側コネクタハウジング62は、制御ケース52の内外を連通させた状態で後壁部54から後方へ突出しており、同後壁部54に一体に形成されている。後側第2コネクタ61毎の後側ピン63は、前側ピン59に対し制御基板55の面に沿う方向(図4の左右方向)に隣接した箇所で同制御基板55を貫通して後側コネクタハウジング62に向けて突出している。
なお、上記前側ピン59及び後側ピン63としては、一般に、プレスフィットピンと呼ばれるものが用いられている。また、図4では、それぞれ紙面に直交する方向に設けられた複数の前側ピン59及び複数の後側ピン63のうちの1本ずつが図示されている。
次に、上記のように構成された本実施形態のステアリングホイール14の作用及び効果について説明する。
<結線作業について>
制御装置51に両前側機能装置31及び両後側機能装置41を結線する作業は、次のようにして行なわれる。
制御ケース52の前壁部53の前方から各前側第1コネクタ34が、対応する前側第2コネクタ57における前側コネクタハウジング58及び前側ピン59に結合される。この結合により、前側機能ケース32及び制御ケース52の間にハーネスを介さずに、前側機能装置31が制御装置51に電気的に接続される。
また、制御ケース52の後壁部54の後方から各後側第1コネクタ44が、対応する後側第2コネクタ61における後側コネクタハウジング62及び後側ピン63に結合される。この結合により、後側機能ケース42及び制御ケース52の間にハーネスを介さずに、後側機能装置41が制御装置51に電気的に接続される。
ここで、各前側第1コネクタ34の一部(後部)が前側機能ケース32の外部に露出し、各後側第1コネクタ44の一部(前部)が後側機能ケース42の外部に露出し、各前側第2コネクタ57の一部及び各後側第2コネクタ61の一部が制御ケース52の外部に露出している。
そのため、従来のものとは異なり、ハーネスを変形させながら各前側第1コネクタ34を、対応する前側第2コネクタ57に結合する作業を行なわなくてもすむ。各前側機能装置31を制御装置51に対し前側から近づけ、各前側第1コネクタ34を、対応する前側第2コネクタ57に結合するのみでよい。その結果、各前側機能装置31を制御装置51に結線する作業がしやすくなる。
また、従来のものとは異なり、ハーネスを変形させながら各後側第1コネクタ44を、対応する後側第2コネクタ61に結合する作業を行なわなくてもすむ。各後側機能装置41を制御装置51に対し後側から近づけ、各後側第1コネクタ44を、対応する後側第2コネクタ61に結合するのみでよい。その結果、各後側機能装置41を制御装置51に結線する作業がしやすくなる。
<省スペース化について>
上述したように、各前側機能装置31と各後側機能装置41とが、前後両側から制御装置51に結線される。しかも、各後側第2コネクタ61は、各前側第2コネクタ57の後方に位置している。
そのため、前側機能装置31及び後側機能装置41を制御装置51に結線するのに必要なスペースのうち、制御基板55の面に沿う方向(図4の左右方向)の寸法は、前側第2コネクタ57及び後側第2コネクタ61が制御基板55の厚み方向における同じ側(前側又は後側)に設けられる場合の同方向の寸法よりも小さくてすむ。従って、同方向における結線箇所の省スペース化を図ることができる。
ここで、仮に、前側コネクタハウジング58及び後側コネクタハウジング62を、制御ケース52に代えて制御基板55に設けようとすると、ハンダ付け等の固定手段が必要となる。前側コネクタハウジング58は制御基板55の前面に固定され、後側コネクタハウジング62は同制御基板55の後面に固定される。前側機能装置31及び後側機能装置41を制御装置51に結線するのに必要なスペースのうち、制御基板55の面に沿う方向(図4の左右方向)の寸法が、上記固定手段の分大きくなる。
この点、本実施形態では、前側コネクタハウジング58が前壁部53に一体に形成され、後側コネクタハウジング62が後壁部54に一体に形成されている。そのため、前側コネクタハウジング58を前壁部53に固定し、後側コネクタハウジング62を後壁部54に固定しなくてすみ、上記固定手段が不要となる。前側機能装置31及び後側機能装置41を制御装置51に結線するのに必要なスペースのうち、制御基板55の面に沿う方向(図4の左右方向)の寸法を、不要となった固定手段の分、小さくすることができる。
<前側機能装置31及び後側機能装置41に対する入力操作時>
各前側機能装置31では、機能基板33がハーネス35によって前側第1コネクタ34に電気的に接続されている。また、各後側機能装置41では、機能基板43がハーネス45によって後側第1コネクタ44に電気的に接続されている。
さらに、前側第1コネクタ34が前側第2コネクタ57に結合されることにより、各前側機能装置31が制御装置51に電気的に接続されている。また、後側第1コネクタ44が後側第2コネクタ61に結合されることにより、各後側機能装置41が制御装置51に電気的に接続されている。
そのため、ハンドル部16を把持した状態で、操作部30,40を通じ、両前側機能装置31及び両後側機能装置41のいずれかに対し入力操作を行なうと、制御装置51によって、対応する車載機器が制御される。車載機器を入力操作に対応した態様で作動させることができる。すなわち、車載機器を作動させるための入力操作を手元で行なうことができる。
<応力吸収について>
各操作部30を通じて前側機能装置31に対し入力操作が行なわれたり、同前側機能装置31の構成部品に寸法ばらつきがあったり、ステアリングホイール14が回転操作されたりした場合、機能基板33から前側第1コネクタ34に応力が伝わるおそれがある。
この点、前側機能ケース32の内部に応力吸収部が設けられている本実施形態では、機能基板33から応力が前側第1コネクタ34に伝わる前に、その応力の一部が応力吸収部で吸収される。すなわち、機能基板33と前側第1コネクタ34とを繋ぐハーネス35は弛んでいることから、機能基板33から応力が加わった場合に変形することで、その応力の一部を吸収する。その吸収の分、機能基板33から前側第1コネクタ34に伝わる応力が小さくなる。機能基板33と前側第1コネクタ34とが電気的に接続された状態を、良好に維持することができる。
また、各操作部40を通じて、各後側機能装置41に対し入力操作が行なわれたり、同後側機能装置41の構成部品に寸法ばらつきがあったり、ステアリングホイール14が回転操作されたりした場合にも、上記と同様に、機能基板43から後側第1コネクタ44に応力が伝わるおそれがある。
この点、後側機能ケース42の内部に応力吸収部が設けられている本実施形態では、機能基板43から応力が後側第1コネクタ44に伝わる前に、その応力の一部が応力吸収部で吸収される。すなわち、機能基板43と後側第1コネクタ44とを繋ぐハーネス45は弛んでいることから、機能基板43から応力が加わった場合に変形することで、その応力の一部を吸収する。その吸収の分、後側第1コネクタ44に伝わる応力が小さくなる。機能基板43と後側第1コネクタ44とが電気的に接続された状態を、良好に維持することができる。
なお、上記実施形態は、これを以下のように変更した変形例として実施することもできる。
・図5に示すように、制御装置51における制御基板55の前面に前側第2コネクタ71が固定されるとともに、同制御基板55の後面に後側第2コネクタ75が固定されてもよい。
前側第2コネクタ71は、前面が開放された前側コネクタハウジング72と、その前側コネクタハウジング72の底部72aから前方へ向けて突出する前側ピン73とを備えている。前側コネクタハウジング72は、はんだ付け等の固定手段によって制御基板55に固定されている。なお、図5中の符合74は、はんだによる固定部を示している。前側第2コネクタ71の前部は、前壁部53に設けられた孔部53aに挿通されて同前壁部53よりも前方へ露出している。そして、前側第2コネクタ71に対し前側第1コネクタ34が前方から結合される。
後側第2コネクタ75は、後面が開放された後側コネクタハウジング76と、その後側コネクタハウジング76の底部76aから後方へ向けて突出する後側ピン77とを備えている。後側コネクタハウジング76は、はんだ付け等の固定手段によって制御基板55に固定されている。なお、図5中の符合78は、はんだによる固定部を示している。後側第2コネクタ75の後部は、後壁部54に設けられた孔部54aに挿通されて同後壁部54よりも後方へ露出している。そして、後側第2コネクタ75に対し後側第1コネクタ44が後方から結合されている。
なお、図5では、上記実施形態で説明したものと同様の要素については、同一の符号が付されている。
この変形例でも、上記実施形態と同様の作用及び効果が得られる。そのほかにも、前側第1コネクタ34及び前側第2コネクタ71の組み合わせと、後側第1コネクタ44及び後側第2コネクタ75の組み合わせとを制御基板55の面に沿う方向(図5の左右方向)の同一箇所、表現を変えると前後方向に対向する箇所に配置することができる。
・図6に示すように、制御ケース52の内部に、制御基板55から前側第2コネクタ57及び後側第2コネクタ61へ伝達される応力を吸収する応力吸収部が設けられてもよい。応力吸収部は、制御基板55と、前側第2コネクタ57及び後側第2コネクタ61とを、制御ケース52の内部において、弛んだ状態で電気的に接続するハーネス83により構成されている。
なお、図6では、上記実施形態で説明したものと同様の要素については、同一の符号が付されている。
従って、制御装置51の構成部品に寸法ばらつきがあったり、ステアリングホイール14が回転操作されたりして、制御基板55からハーネス83に応力が加わった場合には、ハーネス83が変形することで、応力の一部を吸収する。その吸収の分、制御基板55から前側第2コネクタ57及び後側第2コネクタ61に伝わる応力を小さくすることができる。制御基板55と、前側第2コネクタ57及び後側第2コネクタ61とが電気的に接続された状態を、良好に維持することができる。
・各前側機能装置31及び制御装置51は、芯金21の互いに異なる箇所に対し位置決めされた状態で取付けられる。取付け位置のばらつきにより、前側第1コネクタ34と前側第2コネクタ57との位置がずれるおそれがある。位置のずれ量が多くなると、前側第1コネクタ34と前側第2コネクタ57との結合が難しくなるおそれがある。そこで、前側第1コネクタ34及び前側第2コネクタ57の一方が、制御基板55の面に沿う方向に移動可能に設けられてもよい。このようにすると、位置のばらつきを吸収し、前側第1コネクタ34を前側第2コネクタ57に結合することが可能となる。
各後側機能装置41及び制御装置51は、芯金21の互いに異なる箇所に対し位置決めされた状態で取付けられる。取付け位置のばらつきにより、後側第1コネクタ44と後側第2コネクタ61との位置がずれるおそれがある。位置のずれ量が多くなると、後側第1コネクタ44を後側第2コネクタ61に結合することが難しくなるおそれがある。そこで、上記と同様に、後側第1コネクタ44及び後側第2コネクタ61の一方が、制御基板55の面に沿う方向に移動可能に設けられてもよい。このようにすると、位置のばらつきを吸収し、後側第1コネクタ44を後側第2コネクタ61に結合することが可能となる。
・制御装置51によって作動を制御される車載機器、例えば、エアバッグ装置が機能装置とされてもよい。この機能装置の第1コネクタが、制御ケース52の第2コネクタに結合されることで、機能装置及び制御装置が電気的に接続されてもよい。
・前側第2コネクタ57,71及び後側第2コネクタ61,75が制御基板55の厚み方向における同じ側(前側又は後側)に設けられてもよい。
14…ステアリングホイール、31…前側機能装置、32…前側機能ケース、33,43…機能基板、34…前側第1コネクタ、35,45,83…ハーネス(応力吸収部)、41…後側機能装置、42…後側機能ケース、44…後側第1コネクタ、51…制御装置、52…制御ケース、53…前壁部、54…後壁部、55…制御基板、57,71…前側第2コネクタ、58,72…前側コネクタハウジング、59,73…前側ピン、61,75…後側第2コネクタ、62,76…後側コネクタハウジング、63,77…後側ピン。

Claims (5)

  1. 機能装置と、前記機能装置が電気的に接続される制御装置とを備えるステアリングホイールであって、
    前記機能装置の外殻部分を構成する機能ケースの外部には第1コネクタの一部が露出し、前記制御装置の外殻部分を構成する制御ケースの外部には第2コネクタの一部が露出し、
    前記第1コネクタが前記第2コネクタに結合されることで、前記機能ケース及び前記制御ケースの間にハーネスを介さずに、前記機能装置が前記制御装置に電気的に接続され、
    前記制御ケースの内部には、制御部品が実装された制御基板と、前記制御基板から前記第2コネクタへ伝達される応力を吸収する応力吸収部とが設けられ、
    前記制御ケースは、前記制御基板の前方に位置する前壁部と、同制御基板の後方に位置する後壁部とを有し、
    前記機能装置は、前記前壁部よりも前側に配置された前側機能装置と、前記後壁部よりも後側に配置された後側機能装置とを備え、
    前記第2コネクタは、前側第2コネクタ及び後側第2コネクタを備え、
    前記前側第2コネクタのうち、前記前側機能装置における前記第1コネクタが結合される箇所は前記前壁部に設けられ、
    前記後側第2コネクタのうち、前記後側機能装置における前記第1コネクタが結合される箇所は、前記後壁部であって、前記前側第2コネクタの後方に設けられ、
    前記前側第2コネクタは、前記前壁部に一体に形成されて、前記制御ケースの内外を連通させる前側コネクタハウジングと、前記制御基板を貫通して前記前側コネクタハウジングに向けて突出する前側ピンとを備え、
    前記後側第2コネクタは、前記後壁部に一体に形成されて、前記制御ケースの内外を連通させる後側コネクタハウジングと、前記前側ピンに対し前記制御基板の面に沿う方向に隣接した箇所で同制御基板を貫通して前記後側コネクタハウジングに向けて突出する後側ピンとを備えるステアリングホイール。
  2. 機能装置と、前記機能装置が電気的に接続される制御装置とを備えるステアリングホイールであって、
    該ステアリングホイールの骨格部分は、円環状のリング部芯金と、前記リング部芯金の中心部分に位置するボス部芯金とを備え、
    前記制御装置は、前記ボス部芯金より後方に配設され、
    前記機能装置の外殻部分を構成する機能ケースの外部には第1コネクタの一部が露出し、前記制御装置の外殻部分を構成する制御ケースの外部には第2コネクタの一部が露出し、
    前記第1コネクタが前記第2コネクタに結合されることで、前記機能ケース及び前記制御ケースの間にハーネスを介さずに、前記機能装置が前記制御装置に電気的に接続されており、
    前記制御ケースの内部には、制御部品が実装された制御基板と、前記制御基板から前記第2コネクタへ伝達される応力を吸収する応力吸収部とが設けられており、
    前記制御ケースは、前記制御基板の前方に位置する前壁部と、同制御基板の後方に位置する後壁部とを有し、
    前記機能装置は、前記前壁部よりも前側に配置された前側機能装置と、前記後壁部よりも後側に配置された後側機能装置とを備え、
    前記第2コネクタは、前側第2コネクタ及び後側第2コネクタを備え、
    前記前側第2コネクタのうち、前記前側機能装置における前記第1コネクタが結合される箇所は前記前壁部に設けられ、
    前記後側第2コネクタのうち、前記後側機能装置における前記第1コネクタが結合される箇所は、前記後壁部であって、前記前側第2コネクタの後方に設けられ、
    前記前側第2コネクタは、前記前壁部に一体に形成されて、前記制御ケースの内外を連通させる前側コネクタハウジングと、前記制御基板を貫通して前記前側コネクタハウジングに向けて突出する前側ピンとを備え、
    前記後側第2コネクタは、前記後壁部に一体に形成されて、前記制御ケースの内外を連通させる後側コネクタハウジングと、前記前側ピンに対し前記制御基板の面に沿う方向に隣接した箇所で同制御基板を貫通して前記後側コネクタハウジングに向けて突出する後側ピンとを備えるステアリングホイール。
  3. 前記応力吸収部は、前記制御基板及び前記第2コネクタを、前記制御ケースの内部において、弛んだ状態で電気的に接続するハーネスにより構成されている請求項に記載のステアリングホイール。
  4. 前記機能ケースの内部には、機能部品が実装された機能基板と、前記機能基板から前記第1コネクタへ伝達される応力を吸収する応力吸収部とが設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
  5. 前記機能ケースの内部に設けられた前記応力吸収部は、前記機能基板及び前記第1コネクタを、前記機能ケースの内部において、弛んだ状態で電気的に接続するハーネスにより構成されている請求項に記載のステアリングホイール。
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