JP6930286B2 - 推定装置及び、推定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、推定装置及び、推定方法に関し、特に、シンクロ装置の寿命推定に関する。
一般的な変速機のシンクロ装置は、シャフトに相対回転可能な変速ギヤに固定されたドグギヤと、シャフトに固定されてドグギヤと対向するシンクロハブと、シンクロハブの外周歯と噛合する内周歯を有するシンクロスリーブと、シンクロハブとドグギヤとの間に設けられたシンクロナイザリングとを備えている。
この種のシンクロ装置においては、シンクロスリーブのシフト移動によってシンクロナイザリングが押圧されると、シンクロナイザリングとドグギヤとの間に同期荷重が生じ、これらの回転が同期するとシンクロスリーブがさらにシフト移動してドグギヤと噛合することにより、変速ギヤをシャフトと同期結合(ギヤイン)させるように構成されている。
特開2008−064228号公報 特開2006−329369号公報
ところで、シンクロ装置においては、入出力の回転数差が大きくなる飛び段シフト操作がなされたり、或は、エンジンが過回転の状態でギヤイン操作がなされたりすると、シンクロ装置の同期要素に大きな負荷が掛かり、同期要素の早期摩耗を引き起こすことになる。このような摩耗が進行すると、ギヤイン時にギヤ鳴り等の異音を発するようになり、運転者に不快感を与える場合がある。また、同期要素の摩耗によって同期荷重が発生しにくくなると、ギヤイン時間を長引かせたり、或は、ギヤインの失敗を引き起したりする可能性もある。このため、同期要素の寿命を効果的に予測して運転者に適宜知らせることが望まれる。
本開示の技術は、シンクロ装置の同期要素の摩耗を効果的に推定することを目的とする。
本開示の装置は、シャフトに相対回転可能な変速ギヤに固定されたドグギヤと、前記シャフトに固定されたシンクロハブ及び前記ドグギヤと噛合可能なシンクロスリーブと、前記シンクロハブと前記ドグギヤとの間に設けられたシンクロナイザリングとを備えるシンクロ装置の推定装置であって、前記シンクロスリーブのシフトストローク量を検出可能なストロークセンサと、ギヤイン動作時に前記ストロークセンサの検出値に基づいて、前記シンクロスリーブが前記シンクロナイザリングと接触する同期開始時のシフトストローク量と、前記シンクロスリーブが前記ドグギヤと噛合するギヤイン終了時のシフトストローク量との差であるストローク差を演算するストローク差演算手段と、前記ストローク差に基づいて、前記シンクロ装置の同期要素の摩耗量又は摩耗度合いを推定する摩耗推定手段と、を備えることを特徴とする。
また、本開示の装置は、シャフトに相対回転可能な変速ギヤに固定されたドグギヤと、前記シャフトに固定されたシンクロハブ及び前記ドグギヤと噛合可能なシンクロスリーブと、前記シンクロハブと前記ドグギヤとの間に設けられたシンクロナイザリングとを備えるシンクロ装置の推定装置であって、前記シンクロスリーブのシフトストローク量を検出可能なストロークセンサと、前記シンクロスリーブのシフト推進力を検出可能な荷重センサと、ギヤイン動作時に前記ストロークセンサ及び前記荷重センサの各検出値に基づいて、前記シンクロスリーブが前記シンクロナイザリングと接触する同期開始から前記シンクロスリーブが前記ドグギヤと噛合するギヤイン終了までの実所要時間と、新品のシンクロ装置の前記シフト推力に応じた同期開始からギヤイン終了までの基準所要時間との差である所要時間差を演算する所要時間差演算手段と、前記所要時間差に基づいて、前記シンクロ装置の同期要素の摩耗量又は摩耗度合いを推定する摩耗推定手段と、を備えることを特徴とする。
また、車両走行量又はギヤイン回数と、前記摩耗量又は摩耗度合いとの相関データを線形近似して得られる線形近似線に基づいて、前記同期要素の残寿命を推定する寿命推定手段をさらに備えることが好ましい。
また、本開示の方法は、シャフトに相対回転可能な変速ギヤに固定されたドグギヤと、前記シャフトに固定されたシンクロハブ及び前記ドグギヤと噛合可能なシンクロスリーブと、前記シンクロハブと前記ドグギヤとの間に設けられたシンクロナイザリングとを備えるシンクロ装置の推定方法であって、ギヤイン動作時に前記シンクロスリーブが前記シンクロナイザリングと接触する同期開始時のシフトストローク量と、前記シンクロスリーブが前記ドグギヤと噛合するギヤイン終了時のシフトストローク量との差であるストローク差を演算し、該ストローク差に基づいて、前記シンクロ装置の同期要素の摩耗量又は摩耗度合いを推定することを特徴とする。
また、本開示の方法は、シャフトに相対回転可能な変速ギヤに固定されたドグギヤと、前記シャフトに固定されたシンクロハブ及び前記ドグギヤと噛合可能なシンクロスリーブと、前記シンクロハブと前記ドグギヤとの間に設けられたシンクロナイザリングとを備えるシンクロ装置の推定方法であって、ギヤイン動作時に前記シンクロスリーブが前記シンクロナイザリングと接触する同期開始から前記シンクロスリーブが前記ドグギヤと噛合するギヤイン終了までの実所要時間と、新品のシンクロ装置のシフト推力に応じた同期開始からギヤイン終了までの基準所要時間との差である所要時間差を演算し、該所要時間差に基づいて、前記シンクロ装置の同期要素の摩耗量又は摩耗度合いを推定することを特徴とする。
本開示の技術によれば、シンクロ装置の同期要素の摩耗を効果的に推定することができる。
第一実施形態に係る変速機の一部を示す模式的な断面図である。 シンクロ装置によるギヤイン動作の順序を模式的に説明する図である。 第一実施形態に係る電子制御ユニットの機能ブロック図である。 第一実施形態に係るストローク差の演算を説明する模式的なタイミングチャート図である。 第一実施形態に係る摩耗マップの一例を説明する模式図である。 第一実施形態に係る寿命推定に用いる車両走行距離と摩耗量(又は、摩耗度合い)との相関データの一例を示す概念図である。 第二実施形態に係る変速機の一部を示す模式的な断面図である。 第二実施形態に係る電子制御ユニットの機能ブロック図である。 第二実施形態に係る基準時間マップの一例を説明する模式図である。 第二実施形態に係る摩耗マップの一例を説明する模式図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態に係る推定装置及び推定方法について説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態に係る変速機の一部を示す模式的な断面図である。第一実施形態の変速機は、例えば、オートメーテッドマニュアルトランスミッション(AMT)であって、変速機ケース2内には、図示しないベアリングを介して回転自在に軸支されたメインシャフト10及び、カウンタシャフト11が互いに平行に配置されている。
メインシャフト10には、ニードルベアリング12を介してメインギヤ(変速ギヤの一例)20が相対回転可能に軸支されている。また、メインシャフト10には、メインギヤ20の側部に隣接して配置されて、メインギヤ20をメインシャフト10と選択的に同期結合(ギヤイン)させるシンクロ装置40が設けられている。メインギヤ20は、その内周面をニードルベアリング12に軸支された円環状のハブ21と、ハブ21の外周に所定のピッチで形成された複数のギヤ歯22とを備えている。
カウンタシャフト11には、カウンタギヤ30が一体回転可能に設けられている。カウンタギヤ30は、カウンタシャフト11にスプライン結合された円環状のハブ31と、ハブ31の外周に所定のピッチで形成されてメインギヤ20のギヤ歯22と常時噛合するギヤ歯32とを備えている。
シンクロ装置40は、メインシャフト10にスプライン結合されたシンクロハブ41と、シンクロハブ41の外周歯41Gと噛合する内周歯42Gを有するシンクロスリーブ42と、メインギヤ20のハブ21にスプライン結合されたドグギヤ43と、シンクロハブ41とドグギヤ43との間に設けられたシンクロナイザリング45とを備えている。
シンクロナイザリング45は、同期要素の一例であって、径方向外側に位置する外側リング45Aと、径方向内側に位置する内側リング45Bと、これら外側リング45Aと内側リング45Bとの間に挟持された中間リング45Cとを備えている。外側リング45Aの外周には、シンクロ歯45Gが設けられている。内側リング45Bの内周には、後述するテーパコーン部43Cに摺接可能な摩擦面が形成されている。
ドグギヤ43は、同期要素の一例であって、外周部にドグ歯43Gを有する円環状のハブ43Bと、ハブ43Bからシンクロハブ41側に突出して形成されたテーパコーン部43Cとを備えている。テーパコーン部43Cには、軸方向に対して傾斜する摩擦面が形成されている。ギヤイン動作時には、テーパコーン部43Cの摩擦面にシンクロナイザリング45の内側リング45Bの摩擦面が摺接することにより同期荷重が生じるようになっている。
シンクロスリーブ42は、同期要素の一例であって、その外周部にはシフトフォーク50が一体移動可能に係合している。また、シフトフォーク50には、シフトロッド51が一体移動可能に連結されている。シフトロッド51には、ギヤイン動作時にシフトロッド51をシフト方向に移動させる図示しないアクチュエータが接続されている。アクチュエータの駆動は、シフト操作装置90の操作に応じて電子制御ユニット(以下、ECU)100から入力される指示信号に応じて制御されるようになっている。
ECU100には、シフトストローク量Sを検出するシフトストロークセンサ80、シフト操作装置90のシフトポジションSPを検出するシフトポジションセンサ81、不図示のプロペラシャフトの回転数から車速を検出する車速センサ82等が電気的に接続されている。
以上のように構成されたシンクロ装置40においては、図2(A)〜(D)に示す順序にて、メインギヤ20をメインシャフト10に同期結合させるギヤイン動作が行われる。
まず、図2(A)に示すように、シンクロスリーブ42のシフト移動により内周歯42Gがシンクロナイザリング45のシンクロ歯45Gと接触すると、ドグギヤ43の摩擦面とシンクロナイザリング45の摩擦面との間に同期荷重が発生する(以下、内周歯42Gとシンクロ歯45Gとが接触してシンクロスリーブ42のシフト移動が停止する状態を「同期開始」という)。このように、同期荷重が生じた状態が維持されると、結果として、シンクロスリーブ42とドグギヤ43との回転が同期される。
シンクロスリーブ42とドグギヤ43との回転が同期されると(同期終了)、図2(B)に示すように、シンクロスリーブ42の内周歯42Gがシンクロ歯45Gを掻き分けることで、シンクロスリーブ42はシフト方向に向けて移動を再開する。
その後、図2(C)に示すようにシンクロスリーブ42の内周歯42Gとドグギヤ43のドグ歯43Gとが噛合を開始し、さらに、図2(D)に示すように、内周歯42Gとドグ歯43Gとが完全に噛合することで、ギヤイン動作が終了するようになっている(以下、内周歯42Gとドグ歯43Gとが完全に噛合してシンクロスリーブ42のシフト移動が停止する状態を「ギヤイン終了」という)。
ECU100は、車両の各種制御を行うもので、公知のCPUやROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備え構成されている。また、ECU100は、図3に示すように、ストローク差演算部110と、摩耗推定部120と、寿命推定部130と、報知処理部140とを一部の機能要素として有する。これら各機能要素は、一体のハードウェアであるECU100に含まれるものとして説明するが、これらの何れか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
ストローク差演算部110は、ギヤイン動作時にシフトストロークセンサ80から入力されるシフトストローク量Sに基づいて、同期開始時のシフトストローク量S1とギヤイン終了時のシフトストローク量S2との差であるストローク差ΔSを演算する。
より詳しくは、ストローク差演算部110は、図4に示すように、ギヤイン動作開始の時刻t0から同期開始の時刻t1に達すると、当該同期開始時にシフトストロークセンサ80により取得されるシフトストローク量S1を一旦記憶する。その後、時刻t2にて回転同期が終了し、シンクロスリーブ42がシフト移動を再開してギヤイン終了の時刻t3に達すると、ストローク差演算部110は、当該ギヤイン終了時にシフトストロークセンサ80により取得されるシフトストローク量S2から同期開始時のシフトストローク量S1を減算することによりストローク差ΔS(=S2−S1)を演算する。同期開始及びギヤイン終了は、シフトストロークセンサ80のセンサ値に基づいて判別すればよい。
このようにして得られるストローク差ΔSは、同期要素の摩耗(摩耗度合い)が進行すると減少する。すなわち、図4中に破線で示すように、シフト移動開始の時刻t0から同期開始の時刻t1までのシフトストローク量が増加することにより、ストローク差ΔSは次第に減少するようになる。これは同期要素のうち、特に摩耗が生じ易いシンクロナイザリング45の摩擦面が摩耗すると、これに伴いシンクロナイザリング45がドグギヤ43側に相対的に移動するためである。
同期要素の摩耗進行に伴いストローク差ΔSが小さくなると、回転同期よりも前にシンクロスリーブ42の内周歯42Gがドグギヤ43のドグ歯43Gに当接することによりギヤ鳴りを生じたり、或は、シンクロナイザリング45とドグギヤ43との間に生じる同期荷重が低下することによりギヤインに要する時間が長引いたり、ギヤイン失敗を引き起こすようになる。
摩耗推定部120は、ストローク差演算部110により演算されるストローク差ΔSに基づいて、同期要素の摩耗量(又は、摩耗度合い)Wを推定する。より詳しくは、ECU100のメモリには、予め実験等により作成したストローク差ΔSと同期要素の摩耗量(又は、摩耗度合い)Wとの関係を規定する摩耗マップM1(図5参照)が記憶されている。摩耗マップM1において、摩耗量(又は、摩耗度合い)Wはストローク差ΔSが減少するに従い大きくなるように設定されている。摩耗推定部120は、シフトストローク量演算部110から入力されるストローク差ΔSに基づいて摩耗マップM1を参照することにより、同期要素の摩耗量(又は、摩耗度合い)Wを推定する。
寿命推定部130は、摩耗推定部120により推定される同期要素の摩耗量(又は、摩耗度合い)Wと、車両走行距離Dとの関係に基づいて、同期要素の摩耗量(又は、摩耗度合い)Wが所定の上限閾値WLim(例えば、新品時に対して90〜95%の摩耗量又は摩耗度合い)に達するまでの残寿命である走行可能距離DMaxを推定する。
より詳しくは、寿命推定部130は、車速センサ82のセンサ値から得られる車両走行距離Dと、摩耗推定部120から入力される同期要素の摩耗量(又は、摩耗度合い)Wとのデータを処理し、これら走行距離Dと、摩耗量(又は、摩耗度合い)Wとの相関データを算出してECU100のメモリに記憶する。
図6は、算出される相関データの一例である。寿命推定部130は、図6に示す相関データを線形近似することにより線形近似線S1を算出すると共に、該線形近似線S1に基づいて、摩耗量(又は、摩耗度合い)Wが上限閾値WLimに達する上限走行距離DLimを算出する。さらに寿命推定部130は、上限走行距離DLimから現在の走行距離DCurを減算することにより、シンクロ装置40の同期要素の交換が必要になるまでの走行可能距離DMaxを算出する。
なお、相関データは必ずしも図6に示すようなグラフ化を行う必要はなく、数値データとして記憶してもよい。また、相関データは、摩耗量Wと車両走行距離との関係に限定されず、摩耗量Wとギヤイン回数、或は、摩耗量Wと車両走行時間との関係であってもよい。また、線形近似線S1の算出は、摩耗初期から現在に至るまでの全領域に基づいて算出する必要は無く、例えば、図6中に線形近似線S2で示すように、線形近似線の傾きが所定量以上変化する変曲点Cから現在に至るまでの領域E1に基づいて算出してもよい。或は、現在から摩耗進行度合いを評価するのに十分な所定走行距離までの領域E2に基づいて線形近似線S3を算出してもよい。
図3に戻り、報知処理部140は、寿命推定部130から入力される残寿命としての走行可能距離DMaxを運転室内の表示器300に表示させる指示信号を出力する。なお、報知の手法は表示器300への表示に限定されず、図示しないスピーカ等による音声により行ってもよい。
以上詳述した本実施形態によれば、同期開始時のシフトストローク量S1とギヤイン終了時のシフトストローク量S2とのストローク差ΔSに基づいて、シンクロ装置40の同期要素の摩耗量(又は、摩耗度合い)Wが推定されるように構成されている。これにより、同期要素の摩耗程度を精度よく推定することが可能になる。
また、同期要素の摩耗量(又は、摩耗度合い)Wと車両走行距離Dとの相関データを線形近似することにより線形近似線Sを算出し、該線形近似線Sに基づいて残寿命としての走行可能距離DMaxが推定されるようになっている。これにより、車両の運転状況(運転頻度や負荷の大きさ等)に応じて変化するシンクロ装置40の同期要素の残寿命を効果的に推定することが可能となり、適切な部品交換時期を予め把握することができる。
[第二実施形態]
図7は、第二実施形態に係る変速機の一部を示す模式的な断面図である。第二実施形態の変速機は、マニュアルトランスミッション(MT)であって、シフト操作装置90が何れも図示しないリンク機構やシフトブロック等を介してシフトロッド51に連結されている。シフト操作装置90が運転者によりセレクト操作されると、不図示の任意のシフトブロックが選択され、さらに、シフト操作装置90が運転者によりシフト操作されることにより、シフトロッド51がシフトフォーク50と一体にシフト移動するように構成されている。他の基本構造については第一実施形態と略同様に構成されるため、詳細な説明は省略する。
第二実施形態の診断装置は、運転者によるシフト操作装置90の操作力に応じたシフトロッド51のシフト推進力Fを取得可能な荷重センサ84を備えている。荷重センサ84により検出されるシフト推進力Fは、電気的に接続されたECU200に入力される。
図8に示すように、第二実施形態のECU200は、所要時間差演算部210と、摩耗推定部220と、寿命推定部230と、報知処理部240とを一部の機能要素として有する。これら各機能要素は、一体のハードウェアであるECU200に含まれるものとして説明するが、これらの何れか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
所要時間差演算部210は、ギヤイン操作時のシフト推進力F(運転者によるシフト操作装置90の操作力)に応じて変化する同期開始からギヤイン終了までの実所要時間TActと、新品のシンクロ装置40の同期開始からギヤイン終了までに要する基準所要時間TStdとの所要時間差ΔTを演算する。
より具体的には、ECU200のメモリには、予め実験等により作成したシフト推進力Fと新品のシンクロ装置40の基準所要時間TStdとの関係を規定する基準時間マップM2(図9参照)が記憶されている。基準時間マップM2において、基準所要時間TStdはシフト推進力Fが大きくなるに従い短くなるように設定されている。
所要時間差演算部210は、まず、運転者によりギヤイン操作がなされると、ECU200内蔵のタイマにより同期開始からギヤイン終了までの実所要時間TActを計時する。同期開始及びギヤイン終了は、シフトストロークセンサ80のセンサ値に基づいて判別すればよい。そして、所要時間差演算部210は、荷重センサ84で検出されるシフト推進力Fに応じて基準時間マップM2から読み取られる基準所要時間TStdを実所要時間TActから減算することにより、所要時間差ΔT(=TAct−TStd)を演算する。
摩耗推定部220は、所要時間差演算部210により演算される所要時間差ΔTに基づいて、同期要素の摩耗量(又は、摩耗度合い)Wを推定する。より詳しくは、ECU200のメモリには、予め実験等により作成した所要時間差ΔTと同期要素の摩耗量(又は、摩耗度合い)Wとの関係を規定する摩耗マップM3(図10参照)が記憶されている。摩耗マップM3において、摩耗量(又は、摩耗度合い)Wは所要時間差ΔTが長くなるに従い増加するように設定されている。摩耗推定部220は、所要時間差演算部210から入力される所要時間差ΔTに基づいて摩耗マップM3を参照することにより、同期要素の摩耗量(又は、摩耗度合い)Wを推定する。
寿命推定部230及び報知処理部240は、第一実施形態の寿命推定部130及び報知処理部140と同様に機能するため、詳細な説明は省略する。
以上詳述した第二実施形態によれば、ギヤイン操作時のシフト推進力Fに応じて変化する同期開始からギヤイン終了までの実所要時間TActと、新品の同期開始からギヤイン終了までに要する基準所要時間TStdとの所要時間差ΔTに基づいて、シンクロ装置40の同期要素の摩耗量(又は、摩耗度合い)Wが推定されるように構成されている。これにより、運転者のシフト操作力に応じた同期要素の摩耗程度を精度よく推定することが可能となり、適切な部品交換時期を効果的に把握することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、シンクロ装置40の配置位置は、メインシャフト10側に限定されず、カウンタシャフト11側であってもよい。
また、変速機は図示例のAMT又はMTに限定されず、シンクロ装置40により変速ギヤをシャフトにギヤインさせる他の型式の変速機にも広く適用することが可能である。
10 メインシャフト
11 カウンタシャフト
20 メインギヤ
30 カウンタギヤ
40 シンクロ装置
41 シンクロハブ
42 シンクロスリーブ
43 ドグギヤ
45 シンクロナイザリング
50 シフトフォーク
51 シフトロッド
80 シフトストロークセンサ
81 シフトポジションセンサ
82 車速センサ
90 シフト操作装置
100 ECU

Claims (4)

  1. シャフトに相対回転可能な変速ギヤに固定されたドグギヤと、前記シャフトに固定されたシンクロハブ及び前記ドグギヤと噛合可能なシンクロスリーブと、前記シンクロハブと前記ドグギヤとの間に設けられたシンクロナイザリングとを備えるシンクロ装置の推定装置であって、
    前記シンクロスリーブのシフトストローク量を検出可能なストロークセンサと、
    ギヤイン動作時に前記ストロークセンサの検出値に基づいて、前記シンクロスリーブが前記シンクロナイザリングと接触する同期開始時のシフトストローク量と、前記シンクロスリーブが前記ドグギヤと噛合するギヤイン終了時のシフトストローク量との差であるストローク差を演算するストローク差演算手段と、
    前記ストローク差に基づいて、前記シンクロ装置の同期要素の摩耗量又は摩耗度合いを推定する摩耗推定手段と、
    車両走行距離と、推定された前記摩耗量又は前記摩耗度合いとの相関データを線形近似して得られる第1線形近似線の傾きが所定量以上変化する変曲点に対応する車両走行距離から現在の車両走行距離までの範囲内の相関データを線形近似して得られる第2線形近似線が、前記摩耗量又は前記摩耗度合いの上限閾値に達する上限走行距離を算出し、算出した前記上限走行距離から前記現在の車両走行距離を減算した距離を、前記同期要素の交換が必要になるまでの走行可能距離とする寿命推定手段と、を備える
    ことを特徴とする推定装置。
  2. シャフトに相対回転可能な変速ギヤに固定されたドグギヤと、前記シャフトに固定されたシンクロハブ及び前記ドグギヤと噛合可能なシンクロスリーブと、前記シンクロハブと前記ドグギヤとの間に設けられたシンクロナイザリングとを備えるシンクロ装置の推定装置であって、
    前記シンクロスリーブのシフトストローク量を検出可能なストロークセンサと、
    前記シンクロスリーブのシフト推進力を検出可能な荷重センサと、
    ギヤイン動作時に前記ストロークセンサ及び前記荷重センサの各検出値に基づいて、前記シンクロスリーブが前記シンクロナイザリングと接触する同期開始から前記シンクロスリーブが前記ドグギヤと噛合するギヤイン終了までの実所要時間と、新品のシンクロ装置の前記シフト推進力に応じた同期開始からギヤイン終了までの基準所要時間との差である所要時間差を演算する所要時間差演算手段と、
    前記所要時間差に基づいて、前記シンクロ装置の同期要素の摩耗量又は摩耗度合いを推定する摩耗推定手段と、
    車両走行距離と、推定された前記摩耗量又は前記摩耗度合いとの相関データを線形近似して得られる第1線形近似線の傾きが所定量以上変化する変曲点に対応する車両走行距離から現在の車両走行距離までの範囲内の相関データを線形近似して得られる第2線形近似線が、前記摩耗量又は前記摩耗度合いの上限閾値に達する上限走行距離を算出し、算出した前記上限走行距離から前記現在の車両走行距離を減算した距離を、前記同期要素の交換が必要になるまでの走行可能距離とする寿命推定手段と、を備える
    ことを特徴とする推定装置。
  3. シャフトに相対回転可能な変速ギヤに固定されたドグギヤと、前記シャフトに固定されたシンクロハブ及び前記ドグギヤと噛合可能なシンクロスリーブと、前記シンクロハブと前記ドグギヤとの間に設けられたシンクロナイザリングとを備えるシンクロ装置の推定方法であって、
    ギヤイン動作時に前記シンクロスリーブが前記シンクロナイザリングと接触する同期開始時のシフトストローク量と、前記シンクロスリーブが前記ドグギヤと噛合するギヤイン終了時のシフトストローク量との差であるストローク差を演算し、該ストローク差に基づいて、前記シンクロ装置の同期要素の摩耗量又は摩耗度合いを推定するステップと、
    車両走行距離と、推定された前記摩耗量又は前記摩耗度合いとの相関データを線形近似して得られる第1線形近似線の傾きが所定量以上変化する変曲点に対応する車両走行距離から現在の車両走行距離までの範囲内の相関データを線形近似して得られる第2線形近似線が、前記摩耗量又は前記摩耗度合いの上限閾値に達する上限走行距離を算出するステップと、
    算出した前記上限走行距離から前記現在の車両走行距離を減算した距離を、前記同期要素の交換が必要になるまでの走行可能距離とするステップと、を有する
    ことを特徴とする推定方法。
  4. シャフトに相対回転可能な変速ギヤに固定されたドグギヤと、前記シャフトに固定されたシンクロハブ及び前記ドグギヤと噛合可能なシンクロスリーブと、前記シンクロハブと前記ドグギヤとの間に設けられたシンクロナイザリングとを備えるシンクロ装置の推定方法であって、
    ギヤイン動作時に前記シンクロスリーブが前記シンクロナイザリングと接触する同期開始から前記シンクロスリーブが前記ドグギヤと噛合するギヤイン終了までの実所要時間と、新品のシンクロ装置のシフト推進力に応じた同期開始からギヤイン終了までの基準所要時間との差である所要時間差を演算し、該所要時間差に基づいて、前記シンクロ装置の同期要素の摩耗量又は摩耗度合いを推定するステップと、
    車両走行距離と、推定された前記摩耗量又は前記摩耗度合いとの相関データを線形近似して得られる第1線形近似線の傾きが所定量以上変化する変曲点に対応する車両走行距離から現在の車両走行距離までの範囲内の相関データを線形近似して得られる第2線形近似線が、前記摩耗量又は前記摩耗度合いの上限閾値に達する上限走行距離を算出するステップと、
    算出した前記上限走行距離から前記現在の車両走行距離を減算した距離を、前記同期要素の交換が必要になるまでの走行可能距離とするステップと、を有することを特徴とする推定方法。
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