JP6928879B2 - レーザー溶接装置 - Google Patents
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Description
組立体配置部は、ケース本体の開口に蓋が装着された密閉型電池の組立体が、蓋が上に向けられて配置される部位である。
レーザー照射部は、組立体配置部の上方に配置されている。
吸引治具は、密閉型電池の組立体が組立体配置部に配置されている状態においてケース本体の側面に当てられる治具である。
吸引治具は、ケース本体の側面に沿って蓋と同じまたは蓋よりも低い位置に開口した第1吸引口と、第1吸引口の上部に配置され、蓋よりも高い位置まで開口した第2吸引口と、第1吸引口に連通した第1吸引経路に設けられた第1コネクタと、第2吸引口に連通した第2吸引経路に設けられた第2コネクタとを備えている。
吸引装置は、第1コネクタおよび第2コネクタに接続されている。
図2では、第1ノズル41は、蓋113の左上方に配置されており、蓋113の左上方から右側の周縁部113aに向けて不活性ガスを噴射するように構成されている。第2ノズル42は、蓋113の右上方に配置されており、蓋113の右上方から左側の周縁部113aに向けて不活性ガスを噴射するように構成されている。第1ノズル41と第2ノズル42とは、蓋113の周縁部113aに不活性ガスが吹き付けられるように所要の長さを備えている。不活性ガス供給部40は、かかる形態に限定されない。例えば、不活性ガス供給部40は、蓋113の周縁部113aに沿って複数のノズルを備えていてもよい。
第1ノズル41および第2ノズル42が噴射する不活性ガスの量は特に限定されないが、例えば、60〜80l/min程度であるとよい。
第1吸引口52aは、ケース本体112の側面112bに沿って蓋113と同じか蓋113よりも低い位置に開口するように設けられている。第2吸引口52bは、第1吸引口52aの上部に配置され、蓋113よりも高い位置まで開口するように設けられている。第1コネクタ54aは、第1吸引口52aに連通した第1吸引経路52cに設けられている。第2コネクタ54bは、第2吸引口52bに連通した第2吸引経路52dに設けられている。
テーパ面51bは、ケース本体112の側面112bに当てられる接触面51aの上縁の角部に設けられており、接触面51aから離れるに従って下方に傾斜した面である。換言すると、クランパ51の接触面51aの上縁は、接触面51aから離れるに従って下方に傾斜している。
集塵ガイド53の下面には、ホルダ52と集塵ガイド53との間隙を仕切るための仕切り壁53aが設けられている。仕切り壁53aは、ホルダ52と集塵ガイド53との間隙を、第1吸引経路52cに比べて上下方向に広く、かつ、幅が狭い空間に仕切っている。また、ホルダ52の上部に上述のように段差52f3が設けられているため、ホルダ52と集塵ガイド53との間隙は、奥に行くほど高くなり、上下方向に狭くなっている。いくつかの仕切り壁53aは、ホルダ52と集塵ガイド53との間隙の奥まで届いていない。仕切り壁53aによって仕切られた間隙は、第2コネクタ54bが設けられたホルダ52の壁52f5に沿って適宜に繋がっている。仕切り壁53aは、例えば、集塵ガイド53の下面に溶接されているとよい。
このため、吸引治具50L,50Rは、溶接箇所の近傍の第1吸引口52aと第2吸引口52bが機能するとよい。したがって、バルブV1〜V6を順に開放して、溶接箇所の近傍の第1吸引口52aと第2吸引口52bが順に機能するように制御されてもよい。これによって、溶接箇所の近傍の第1吸引口52aと第2吸引口52bに、吸引する吸引口が限定される。このため、溶接箇所の近傍の第1吸引口52aと第2吸引口52bの吸引力を高く維持できる。この場合、レーザー溶接装置10のバルブV1〜V6の制御は、レーザー照射部30の制御と同期させるとよい。そして、溶接箇所の近傍の第1吸引口52aと第2吸引口52bが順にスパッタやヒュームを吸引するように構成されているとよい。
この実施形態では、不活性ガス供給部40は、蓋113の左上方に配置された第1ノズル41と、蓋113の右上方に配置された第2ノズル42の2つのノズルを備えている。ここで、蓋113の周縁部113aのうち右側半分を溶接するときには、蓋113の左上方に配置された第1ノズル41から不活性ガスが噴射されるように構成されているとよい。また、このとき右側の吸引治具50Rが機能しているとよい。噴射された不活性ガスは、蓋113の周縁部113aのうち右側半分の溶接箇所に吹き付けられるように構成されているとよい。
さらに、吸引治具50L,50Rは、それぞれ溶接箇所の近傍の第1吸引口52aと第2吸引口52bが機能するとよい。
20 組立体配置部
21F,21Rr クランプ部材
30 レーザー照射部
40 不活性ガス供給部
41 第1ノズル
42 第2ノズル
50L,50R 吸引治具
51 クランパ
51a 接触面
51b テーパ面
51c クランパ51の上面
51d 窪み
52 ホルダ
52a 第1吸引口
52b 第2吸引口
52c 第1吸引経路
52c1 仕切り
52d 第2吸引経路
52e ホルダ52の下面の窪み
52f1 テーパ面
52f2 第1平坦面
52f3 段差
52f4 第2平坦面
52f5,52f6 第2平坦面52f4から立ち上がった壁
53 集塵ガイド
53a 仕切り壁
54a 第1コネクタ
54b 第2コネクタ
55 ベース
60 吸引装置
61 ホース
110 密閉型電池の組立体
111 電池ケース
112 ケース本体
112a ケース本体112の開口
112b ケース本体112の側面(幅広面)
113 蓋
113a 周縁部
113b 電解液注入口
114 電極体
115 集電端子
115a 取付片
116 ボルト端子
117 絶縁部材
V1-V6 バルブ
Claims (1)
- ケース本体の開口に蓋が装着された密閉型電池の組立体が、前記蓋が上に向けられて配置される組立体配置部と、
前記組立体配置部の上方に配置されたレーザー照射部と、
前記密閉型電池の組立体が前記組立体配置部に配置されている状態において前記ケース本体の側面に当てられる吸引治具と、
吸引装置と
を備え、
前記吸引治具は、
前記ケース本体の側面に沿って前記蓋と同じか前記蓋よりも低い位置に開口した第1吸引口と、
前記第1吸引口の上部に配置され、前記蓋よりも高い位置まで開口した第2吸引口と、
前記第1吸引口に連通した第1吸引経路に設けられた第1コネクタと、
前記第2吸引口に連通した第2吸引経路に設けられた第2コネクタと
を備え、
前記吸引装置は、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタに接続されている、
レーザー溶接装置。
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JP2018013892A JP6928879B2 (ja) | 2018-01-30 | 2018-01-30 | レーザー溶接装置 |
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JP2018013892A JP6928879B2 (ja) | 2018-01-30 | 2018-01-30 | レーザー溶接装置 |
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JP6928879B2 true JP6928879B2 (ja) | 2021-09-01 |
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ID=67545441
Family Applications (1)
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JP2018013892A Active JP6928879B2 (ja) | 2018-01-30 | 2018-01-30 | レーザー溶接装置 |
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