JP6928851B2 - 回転コネクタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転コネクタ装置に関し、特に、ステアリングホイール側と車体側との間をフラットケーブルにより電気的に接続するために用いられる回転コネクタ装置に関する。
四輪自動車などの車両において、操舵用のステアリングホイールとステアリングシャフトの連結部に、エアバッグ装置等に電力を供給するための回転コネクタ装置が装着されている。回転コネクタ装置は、ステアリングシャフトに囲繞して取り付けられており、また、この回転コネクタ装置とステアリングシャフトの端部とを内包するようにステアリングコラムカバーが装着されている。また、ステアリングホイール側には、ステアリングホイールのボス部を内包するようにステアリングロアカバーが装着されている。
上記のステアリングカバー構造において、ステアリングコラムカバーはステアリングホイールの操舵によって回動せず、一方、ステアリングロアカバーは、ステアリングホイールと一体的に固定されており、ステアリングホイールの操舵に応じて回動する。そして、ステアリングホイールの操舵の際にこれらのカバー同士が干渉しないように、ステアリングコラムカバー及びステアリングロアカバーが、ステアリングシャフトの軸方向に関して所定間隔を空けて配置されている。
上記構成では、例えば運転者が誤って飲料物などの液体をステアリングロアカバーに掛けてしまった場合や、ステアリングロアカバーの上壁部で結露が生じた場合、液体がステアリングコラムカバーとステアリングロアカバーとの間の上記空間(間隔部)に流れ込み、回転コネクタに到達する場合がある。この結果、液体が回転コネクタ装置内部に浸入し、回転コネクタの内壁や回転コネクタ装置の内部に配置されたフラットケーブルに付着してステアリングホイールの操作が重くなることがあった。
そこで、従来から、回転コネクタ装置内への飲料水等の浸入を防止するために、回転コネクタ装置において、ロテータとステータとの間に形成される隙間が鉛直下方に向けて開放された構造が提案されている(特許文献1)。
実開平5−32222号公報
しかしながら、上記のような従来の回転コネクタ装置では、内部に液体等が浸入し難い構造であるものの、フラットケーブルと外部との電気的接続を可能にするコネクタとの接続部に液体が浸入し緑青が生じるおそれがある。ロテータのコネクタが収容されたコネクタ収容部には、コネクタやケーブルを保持するための孔やコネクタから内側に延びるエアバッグ接続用のリードケーブルを外側に折り返すために形成された溝が設けられているため、回転コネクタ装置に到達した液体がこれらの孔や溝を通じてコネクタ収容部の内部へ浸入してフラットケーブルとコネクタとの接続部にまで到達し、接続部に緑青が生じるおそれがある。
また、回転コネクタ装置に到達した液体に含まれる水分や塩分等により、接続部に緑青が生じ、回転コネクタ装置の通電時の電気抵抗値が増大して所望する電気抵抗値よりも大きくなり、エアバッグなどの外部装置が作動しない、又は、誤作動するおそれがある。このように、従来の回転コネクタにおいては、コネクタ収容部の内部へ液体が浸入し難い構造が求められていた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタ収容部内への液体の浸入を抑制することができ、緑青の発生の防止を図ることが可能な回転コネクタ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の回転コネクタ装置は、ロテータと、該ロテータを軸線の周りに回動可能に保持し、前記ロテータとの間に前記軸線の周りに環状の空間を形成する部材であるステータと、前記ロテータに保持され外部との電気的な接続を可能にするロテータ側コネクタと、前記ステータに保持され外部との電気的な接続を可能にするステータ側コネクタと、前記環状の空間内に収容され、前記ロテータ側コネクタ及び前記ステータ側コネクタを電気的に接続する可撓性のフラットケーブルとを備え、前記ロテータは、前記軸線の周りに配置される環状の部材であるロテータ本体と、前記環状の空間と該環状の空間の外側との間を貫通する空間であって該ロテータ本体から該環状の空間の外側に突出して内部に前記ロテータ側コネクタを収容可能なコネクタ収容空間を有するコネクタ収容部とを備え、前記コネクタ収容部は、前記ロテータ側コネクタが保持されて前記ロテータ本体から突出する方向に挿通されることにより前記コネクタ収容空間に前記ロテータ側コネクタを収容するコネクタ保持部と、前記ロテータ本体から突出する方向に沿う周面のうちの外周側の周面において前記コネクタ保持部を前記コネクタ収容空間に係止する係止部とを備え、前記係止部は、前記コネクタ保持部を係止した状態において前記ロテータ側コネクタのうちの前記フラットケーブルが接続される接続部が収容された側の前記コネクタ収容空間の外側から内側に向かう方向にラビリンス構造を有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る回転コネクタ装置において、前記ラビリンス構造は、前記コネクタ収容部の突出する方向の上端から前記ロテータ本体側の下端に亘って形成されている。
本発明の一態様に係る回転コネクタ装置において、前記係止部は、前記コネクタ収容部の外周側に面する周面に沿って形成された溝部と、前記コネクタ保持部の外周側に面する周面から突出して前記溝部に挿入される突壁部とから構成されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る回転コネクタ装置において、前記コネクタ保持部は、前記外周側に面する周面を形成する外周壁部と、該外周壁部の周方向の端部から内周側に向かって該外周壁部に対して略垂直な周面を形成する側周壁部とを備え、前記外周壁部と前記側周壁部とにより前記ロテータ側コネクタが保持されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る回転コネクタ装置において、前記ロテータは、内周側において前記係止部により前記コネクタ収容空間の内部に係止した前記コネクタ保持部を支持するロック部をさらに有し、前記ロック部は、前記コネクタ収容部に形成されたロック孔に前記コネクタ保持部に形成され前記内周側に面する周面から突出したロック爪が係止することにより前記コネクタ収容空間に係止した前記コネクタ保持部を支持し、前記コネクタ保持部は、前記ロック爪と前記接続部との間で前記コネクタ収容部に少なくとも部分的に密接する当接壁部を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る回転コネクタ装置において、前記ロテータ側コネクタは、前記フラットケーブルが接続される接続部のうち少なくとも内周側に露出した接続導体が樹脂材料で覆われていることを特徴とする。
本発明に係る回転コネクタ装置によれば、コネクタ収容部内への液体の浸入を抑制することができ、緑青の発生の防止を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る回転コネクタ装置の概略構成を示す斜視図である。 図1に示す回転コネクタ装置におけるロテータ側コネクタ収容部の斜視図である。 図1に示す回転コネクタ装置におけるコネクタ保持部の斜視図であり、図3(a)は、コネクタ保持部を上側から見た斜視図であり、図3(b)は、コネクタ保持部を内周側から見た斜視図である。 図3に示すコネクタ保持部に保持されるロテータ側コネクタの斜視図である。 図1に示す回転コネクタ装置における係止部の図であり、図5(a)は、図1に示す回転コネクタ装置におけるロテータ側コネクタ収容部を外周側から見た状態を示す平面図であり、図5(b)は、図5(a)に示すA−A線に沿う断面における断面図であり、図5(c)は、図5(a)に示すB−B線に沿う断面における断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る回転コネクタ装置の概略構成を示すための斜視図である。 図6に示す回転コネクタ装置におけるロテータ側コネクタ収容部の斜視図である。 図6に示す回転コネクタ装置におけるコネクタ保持部の斜視図であり、図8(a)は、本発明の第2の実施の形態に係る回転コネクタ装置におけるコネクタ保持部を示す斜視図であり、図8(b)は、本発明の第2の実施の形態に係るコネクタ保持部の係止爪部を示す部分拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係る回転コネクタ装置におけるロテータ側コネクタを示すための斜視図であり、図9(a)は、内周側に保持されるロテータ側コネクタを示すための斜視図であり、図9(b)は、外周側に保持されるロテータ側コネクタを示すための斜視図であり、図9(c)は、図9(a)と図9(b)のロテータ側コネクタを組み立てた状態で示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る回転コネクタ装置について図面を参照して説明する。なお、本実施の形態に係る回転コネクタ装置は、四輪自動車などの車両において操舵装置であるステアリングホイールとステアリングシャフトとの間を電気的に接続するものである。
はじめに、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る回転コネクタ装置1の構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る回転コネクタ装置1の概略構成を示す斜視図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る回転コネクタ装置1は、ロテータ12と、ロテータ12を軸線Xの周りに回動可能に保持し、ロテータ12との間に軸線Xの周りに環状の空間(環状空間S1)を形成する部材であるステータ13とを備えている。また、回転コネクタ装置1は、ロテータ12に保持され外部との電気的な接続を可能にするロテータ側コネクタ14と、ステータ13に保持され外部との電気的な接続を可能にするステータ側コネクタ15と、環状空間S1内に収容され、ロテータ側コネクタ14及びステータ側コネクタ15を電気的に接続する可撓性のフラットケーブルである可撓性ケーブル16とを備えている。車両において、ステータ13はステアリングシャフトに固定されており、ロテータ12はステアリングホイールに取り付けられている。
ロテータ12は、軸線Xの周り(図1の矢印A方向及び矢印B方向)に配置される環状の部材であるロテータ本体21と、環状の空間S1とこの環状の空間S1の外側との間を貫通する空間であってロテータ本体21から環状の空間S1の外側に突出して内部にロテータ側コネクタ14を収容可能なロテータ側コネクタ収容空間S2を形成するロテータ側コネクタ収容部22とを備えている。具体的には、図1に示すように、ロテータ本体21は、軸線Xを中心とする中空円盤状又は略中空円盤状の部分である天板部21aと、天板部21aの内周側の端部から軸線Xに沿って環状の空間S1側に向かって延びる円筒状の円筒部21bとを有している。天板部21aは、回転コネクタ装置1において、上側(図1の矢印C方向)に面する部分を画成している。円筒部21bは、ステータ13の対応する部分に軸線Xについて回動可能に係合されるように形成されている。
ロテータ側コネクタ収容部22は、ロテータ側コネクタ14が保持されてロテータ本体21から突出する方向(軸線X方向)に挿通されることによりロテータ側コネクタ収容空間S2にロテータ側コネクタ14を収容するコネクタ保持部123と、ロテータ本体21から突出する方向(軸線X方向)に沿う周面のうちの外周側の周面においてコネクタ保持部123をロテータ側コネクタ収容空間S2に係止する係止部143とを備えている。係止部143は、コネクタ保持部123を係止した状態においてロテータ側コネクタ収容空間S2の外側から内側に向かう方向にラビリンス構造(迷路形状)を有する(後述する図5参照)。このロテータ側コネクタ収容部22の詳細については後述する。
また、ロテータ側コネクタ収容部22が有するロテータ側コネクタ収容空間S2には、内周側において、係止部143によりロテータ側コネクタ収容空間S2に係止したコネクタ保持部123を支持するロック部25を備えている。このロック部25の詳細については後述する。
ステータ13は、軸線Xを中心とする円形の穴である不図示の係合穴を有する軸線Xを中心とする円環状又は略円環状をなすステータ本体31と、ステータ側コネクタ15を収容するステータ側コネクタ収容空間S3を形成するステータ側コネクタ収容部33とを有している。ステータ本体31に形成されている係合穴は、ロテータ12の円筒部21bの下側(図1の矢印D方向)の端部を収容してこの端部と係合可能に形成されている。ロテータ12は、円筒部21bの下側の端部において、ステータ13のステータ本体31の係合穴に回動可能に係合しており、これによりステータ13に回動可能に保持されている。
上述のように係合穴においてロテータ12がステータ13に取り付けられることにより、ロテータ12の天板部21a及び円筒部21bとステータ13のステータ本体31とによって環状の空間S1が形成される。
次いで、図1及び図2を参照して、回転コネクタ装置1におけるロテータ側コネクタ収容部22の構成について詳細に説明する。図2は、図1に示す回転コネクタ装置1におけるロテータ側コネクタ収容部22を下側(図1のロテータ本体21側)から見た状態を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、ロテータ側コネクタ収容部22は、ロテータ本体21から突出する方向(軸線X方向)に向かって延びて略筒状に形成されたロテータ側コネクタ収容空間S2の一部を画定する筒部24a(図2)と、ロテータ本体21から突出する方向(軸線X方向)に沿う周面のうちの外周側の周面に沿って形成されたロテータ側コネクタ収容空間S2の一部を画定する凹部24b(図2)とを備えている。筒部24aは、後述するように可撓性ケーブル16と接続される部分である接続部116a(後述する図4参照)が収容されるため、接続部116aが収容可能に形成されている。凹部24bは、後述するように不図示のエアバッグ接続用コネクタ付のリードケーブルが通されるため、リードケーブルが通過可能に形成されている。詳細には、凹部24bは、外周側に向かって開放し、外周側の端部から内周側に向かって凹んだ形状を有している。
また、ロテータ側コネクタ収容部22は、外周側に面する周面に沿って形成された溝部24c(図2)を有している。詳細には、溝部24cは外周側に開口しておらず周面に沿う方向(図2の矢印A方向)に開口しており、溝壁部24d,24eの上端部(図1の矢印C方向の端部)が連結した溝形状を有している。後述するように、コネクタ保持部123がロテータ側コネクタ収容空間S2に挿通されて内部に係止する際、溝部24cには突壁部126a(図3参照)が挿入されるため、突壁部126aが挿入可能にロテータ側コネクタ収容部22の上端部(図1の矢印C方向の端部)から下端部(ロテータ本体21の天板部21a側)に亘って溝形状が形成されている。
図1及び図2に示すように、ロテータ側コネクタ収容部22の内周側に面する周面の下端部は、ロテータ本体21の天板部21aから傾斜した傾斜部24fが形成されており、この傾斜部24fには、ロック部25を構成するロック孔165が形成されている。このロック孔165は、内周側に形成されてロテータ側コネクタ収容空間S2の外側と内側との間を貫通する孔である。後述するように、コネクタ保持部123をロテータ側コネクタ収容空間S2に係止すると、ロック爪166(図3参照)がロック孔165に係止することによりコネクタ収容空間S2の内部に係止したコネクタ保持部123を支持する。なお、このロテータ側コネクタ収容部22は、ロテータ本体21とともにフッ素樹脂等の絶縁性樹脂で一体的に形成されている。
次いで、図3を参照して、回転コネクタ装置1におけるコネクタ保持部123の構成について詳細に説明する。図3は、図1に示す回転コネクタ装置1におけるコネクタ保持部123の図であり、図3(a)は、コネクタ保持部123を上側(ロテータ側コネクタ収容部22の上端側)から見た斜視図であり、図3(b)は、コネクタ保持部123を内周側から見た斜視図である。
図3(a),(b)に示すように、コネクタ保持部123は、外周側に面する周面を形成する外周壁部124aと、外周壁部124aの周方向の端部から内周側に向かって外周壁部124aに対して略垂直な周面を形成する側周壁部124b,124cとを備えている。そして、外周壁部124aと側周壁部124b,124cとによりロテータ側コネクタ14が保持されている。この外周壁部124aと側周壁部124b,124cは、コネクタ保持部123をロテータ側コネクタ収容空間S2に係止した際に、上端部(図1の矢印C方向の端部)付近から下端部(ロテータ本体21の天板部21a側)に亘ってロテータ側コネクタ14を覆い、保持することが可能に形成されている。このコネクタ保持部123に保持されるロテータ側コネクタ14の詳細については後述する。
また、コネクタ保持部123は、ロテータ側コネクタ収容部22の凹部24bに位置することが可能な外壁部125a及び周壁部125bを備えている(図3(a))。外壁部125aは、外周側に面する周面に沿って形成されたロテータ側コネクタ収容部22の凹部24bに位置することが可能である。周壁部125bは、ロテータ本体21の天板部21aの外周端部に形成されたロテータ側コネクタ収容部22の凹部24bに位置することが可能である。そして、コネクタ保持部123をロテータ側コネクタ収容空間S2に係止すると、外壁部125aがコネクタ保持部123の外周側の周面の一部を形成する部材となり、周壁部125bは、コネクタ保持部123の外周端部の一部を形成する部材となる。すなわち、外壁部125a及び周壁部125bは、コネクタ保持部123をロテータ側コネクタ収容空間S2の内部に係止すると凹部24bを覆うことが可能に形成されている。このため、外壁部125aの周方向の幅は、凹部24bの周方向の幅と同じ又は凹部24bの周方向の幅よりも小さいことが好ましい。また、周壁部125bの周方向の幅は、凹部24bの周方向の幅と同じ又は凹部24bの周方向の幅よりも小さいことが好ましい。
さらに、コネクタ保持部123は、外周側に面する周面から突出した突壁部126aと、突壁部126aと外周壁部124aの間に設けられて溝壁部24eの内周側に位置することが可能な内周板部126bとを有している(図3(a))。突壁部126aは、溝部24c(図2)に挿入可能に形成されており、コネクタ保持部123がロテータ側コネクタ収容空間S2に挿通されて内部に係止する際、溝部24cに挿入される。この突壁部126aは、ロテータ側コネクタ収容部22の上端部(図1の矢印C方向の端部)から下端部(ロテータ本体21の天板部21a側)に亘って隙間無く連続的に形成されている。突壁部126aの厚さは、溝壁部24d,24eの間隔と同じ又は溝壁部24d,24eの間隔よりも小さいことが好ましい。内周板部126bは、コネクタ保持部123がロテータ側コネクタ収容空間S2に挿通する際、溝壁部24eの内周側に少なくとも部分的に当接することにより突壁部126aを溝壁部24d、24eの間へガイドすることが可能に形成されている。この内周板部126bは、突壁部126aを溝壁部24d,24eの間の下側から上側(図1の矢印C方向)へとガイドを可能にするため、ロテータ側コネクタ収容部22の上端部(図1の矢印C方向の端部)から下端部(ロテータ本体21の天板部21a側)に亘って形成されていることが好ましい。
そして、上述したように、溝部24c(図2参照)、突壁部126a、内周板部126bは、ロテータ側コネクタ収容部22の上端側からロテータ本体21の天板部21aに亘って形成されているため、コネクタ保持部123がロテータ側コネクタ収容空間S2に挿通されて内部に係止されると、ロテータ側コネクタ収容部22の上端側からロテータ本体21の天板部21a(図1参照)に亘ってラビリンス構造が形成される。ここで、ラビリンス構造とは、例えば、係止部143においてロテータ本体21及びコネクタ保持部123の一方に少なくとも1つの凹部、他方に少なくとも1つの凸部がそれぞれ設けられて、一方側の凹部と該凹部に対応して配された他方側の凸部とが互いに係合あるいは嵌合することで形成された入り組んだ構造である(後述する図5(b)及び図5(c)参照)。
また、コネクタ保持部123は、内周側に面する周面から突出してロック部25を構成するロック爪166を備えている。このロック爪166は、ロテータ側コネクタ収容部22に形成されたロック孔165に挿入されてロック孔165に係止することにより、ロテータ側コネクタ収容空間S2に係止したコネクタ保持部123を支持する。
次いで、図4を参照して、コネクタ保持部123で保持されるロテータ側コネクタ14の構成について詳細に説明する。図4は、図3に示すコネクタ保持部123に保持されるロテータ側コネクタ14の斜視図である。図4に示すように、ロテータ側コネクタ14は、矢印E側から矢印F方向に見ると(内周側から見ると)概略L字形状を有しており、コネクタ保持部123により外周側(矢印F側)に保持される外周側コネクタ114aと、矢印E側から矢印F方向に見ると(内周側から見ると)概略L字形状を有しており、コネクタ保持部123により内周側(矢印E側)に保持される内周側コネクタ114bとを有している。外周側コネクタ114aと内周側コネクタ114bは、矢印E側から矢印F方向に見ると(内周側から見ると)右側に複数の金属製のバスバー115aと、このバスバー115aを保持する合成樹脂製のバスバーケース115bと、このバスバーケース115bから露出した部分であって可撓性ケーブル16の導体部分が接続される接続部116aとを有している。バスバー115aは、ステアリングホイールのスイッチ類から引き出されたケーブルが接続された端子が接続された部分であり、バスバーケース115bから所定の方向(図1の矢印C方向)に複数の端子が突出している。バスバーケース115bは、バスバー115aと接続部116aを相互に接続する不図示の中間部を内部に収容している。接続部116aは、可撓性ケーブル16の導体部分が接続された状態で外周壁部124aと側周壁部124bとに囲まれて保持される。
また、外周側コネクタ114aは、矢印E側から矢印F方向に見ると(内周側から見ると)左側にステアリングホイールに取り付けられるエアバッグ装置等の電気回路と接続されるエアバッグ接続用コネクタ付のリードケーブルが収容されるケーブル収容部116bを備えている。このケーブル収容部116bは、接続部116aより所定の方向(図1の矢印C方向)に突出しており、不図示のエアバッグ装置等の電気回路と接続されるエアバッグ接続用コネクタ付のリードケーブルが溶接等により接続される。
次に、図5(a)から図5(c)を参照して、ロテータ側コネクタ14の収容方法について説明する。ロテータ側コネクタ14の収容は、ロテータ側コネクタ14を保持したコネクタ保持部123をロテータ側コネクタ収容空間S2に係止することにより収容する。図5は、図1に示す回転コネクタ装置1におけるロテータ側コネクタ収容部22を示すための図であり、図5(a)は、図1に示す回転コネクタ装置1におけるロテータ側コネクタ収容部22を外周側から見た状態を示す平面図であり、図5(b)は、図5(a)に示すA−A線に沿う断面における断面図であり、図5(c)は、図5(a)に示すB−B線に沿う断面における断面図である。
ロテータ側コネクタ14の収容方法は、まず、ロテータ側コネクタ14をコネクタ保持部123に保持させる。詳細には、ロテータ側コネクタ14を外周壁部124a(図5(c))と側周壁部124b,124cにより覆うことによりロテータ側コネクタ14を保持させる。詳細には、バスバー115a(図3参照)側の外周壁部124aと側周壁部124bは、バスバーケース115b(図3参照)の上端部(図1の矢印C方向の端部)付近から下端部(ロテータ本体21の天板部21a側)に亘って接続部116aを囲うことにより覆う。また、ケーブル収容部116b(図3参照)側の外周壁部124aと側周壁部124cは、ケーブル収容部116bの上端部(図1の矢印C方向の端部)付近から下端部(ロテータ本体21の天板部21a側)に亘ってケーブル収容部116bを覆うことによりロテータ側コネクタ14を保持させる。
そして、ロテータ側コネクタ収容空間S2にコネクタ保持部123を係止するため、コネクタ保持部123を回転コネクタ装置1の軸線X方向下側から、ロテータ側コネクタ収容部22の内部に挿通する。詳細には、コネクタ保持部123の突壁部126aを図2の溝部24cに挿入し、コネクタ保持部123を軸線X方向下側から上側へ移動させて、ロテータ側コネクタ収容部22内へ挿通する。
なお、ロテータ側コネクタ14のケーブル収容部116bには、上述したように、ステアリングホイールに取り付けられるエアバッグ装置等の電気回路と接続されるエアバッグ接続用コネクタ付のリードケーブルがあらかじめ溶接等により接続されている。このリードケーブルは、ロテータ側コネクタ14をコネクタ保持部123に収容した際には下方に延びているため、ロテータ側コネクタ収容部22の凹部24bを通過してリードケーブルを上方に延びるように折り返してコネクタ保持部123をロテータ側コネクタ収容部22内へ挿通する。コネクタ保持部123がロテータ側コネクタ収容部22内へ挿通すると、外壁部125a及び周壁部125bにより凹部24bが覆われ、リードケーブルは、コネクタ保持部123の上方に延ばされた状態となる。
コネクタ保持部123をさらに移動すると、コネクタ保持部123のロック爪166がロック孔165近傍の傾斜部24fと当接して外周側へ撓み変形する。そして、コネクタ保持部123がロテータ側コネクタ収容空間S2に対して所望の係止位置(図1に示す位置)まで移動すると、ロック爪166がロック孔165に挿入されてロック爪166の撓み変形が解消され、ロック爪166がロック孔165にスナップ式に係止される。これにより、コネクタ保持部123がロテータ側コネクタ収容空間S2に係止されるとともに、ロテータ側コネクタ収容空間S2に係止したコネクタ保持部123がロック部25により支持される。
コネクタ保持部123がロテータ側コネクタ収容空間S2に係止された状態において、ロテータ側コネクタ収容部22の係止部143は、可撓性ケーブル16と接続される部分である接続部116aが収容されたロテータ側コネクタ収容空間S2の筒部24a(図1参照)において、ロテータ側コネクタ収容空間S2の外側から内側に向かう方向にラビリンス構造を有している(図5(b),(c))。詳細には、係止部143は、ロテータ側コネクタ収容部22の外周側に面する周面に沿って形成された溝部24c(図2参照)と、コネクタ保持部123の外周側に面する周面から突出して溝部24cに挿入可能な突壁部126aとから構成されており、突壁部126aが溝部24cに挿入され、内周板部126bが突壁部126aの内周側に位置することによりロテータ側コネクタ収容空間S2の外側から内側に向かう方向にラビリンス構造が形成される。また、上述したように、溝部24c、突壁部126a、内周板部126bは、ロテータ側コネクタ収容部22の上端側からロテータ本体21の天板部21aに亘って形成されているため、上記ラビリンス構造は、ロテータ側コネクタ収容部22の上端側からロテータ本体21の天板部21aに亘って形成される。
また、コネクタ保持部123をロテータ側コネクタ収容空間S2に係止することにより、外壁部125aと周壁部125bにより、凹部24bによって形成された空間が密閉される(図5(b),(c))。
コネクタ保持部123がロテータ側コネクタ収容空間S2に係止されると、ロテータ側コネクタ収容部22の係止部143は、ロテータ側コネクタ収容空間S2の外側から内側に向かう方向にラビリンス構造を有するため、凹部24bと外壁部125a又は周壁部125bとの隙間から液体が浸入したとしてもロテータ側コネクタ収容部22の内部への液体の浸入を抑制し、ロテータ側コネクタ14に液体が到達し難くすることができる。従来の回転コネクタ装置においては、ロテータ側コネクタ収容空間内に通じる隙間や穴、溝などがロテータ側コネクタ収容部に形成されていた。このため、従来の回転コネクタ装置においては、ロテータ側コネクタ収容空間内に液体が浸入し、この浸入した液体がロテータ側コネクタの可撓性ケーブルが接続された接続部まで到達することがあった。しかしながら、本発明の第1の実施の形態に係る回転コネクタ装置1においては、上述のように、コネクタ保持部123を係止した係止部143がラビリンス構造となり、回転コネクタ装置1の径方向外部からロテータ側コネクタ収容空間S2までの液体の浸入経路が係止部143の形状が直線形状の場合と比較して長くなるため、ロテータ側コネクタ収容部22の内部への液体の浸入を抑制し、ロテータ側コネクタ14に液体が到達し難くすることができる。特に、係止部143は、ロテータ側コネクタ14のうちの可撓性ケーブル16が接続される接続部116aが収容された側のロテータ側コネクタ収容空間S2の外側から内側に向かう方向にラビリンス構造を有するため、接続部116aに液体が到達し難くすることができる。
このように、本発明の第1の実施の形態に係る回転コネクタ装置1によれば、係止部143のラビリンス構造によってロテータ側コネクタ14や接続部116aまでの液体の浸入経路が長くなるため、ロテータ側コネクタ14や接続部116a等への緑青の発生の防止を図ることができる。
また、ラビリンス構造をロテータ側コネクタ収容部22の上端側からロテータ本体21の天板部21aに亘って形成することにより、さらにロテータ側コネクタ収容部22の内部へ液体を浸入し難くすることができる。
さらに、係止部143は、ロテータ側コネクタ収容部22に形成された溝部24cと、この溝部24cに挿入可能なコネクタ保持部123の突壁部126aとから構成されている。このため、突壁部126aを溝部24cに挿入することにより、コネクタ保持部123を容易にロテータ側コネクタ収容空間S2に係止することができる。そして、溝部24cは、ロテータ側コネクタ収容部22の外周側に面する周面に沿って形成されている。すなわち、溝部24cを周面に沿って形成することにより、液体浸入方向(外周面側)に対して隙間や穴、溝などを設けずにロテータ側コネクタ収容空間S2の内部にコネクタ保持部123を係止するための係止部143を設けることができる。
また、コネクタ保持部123は、外周壁部124aと側周壁部124b,124cによりロテータ側コネクタ14を囲んで保持しているため、浸入した液体がロテータ側コネクタ14にかかり難くすることができる。詳細には、外周側に面する外周壁部124aと、外周壁部124aに対して略垂直な側周壁部124b,124cによりロテータ側コネクタ14を囲んでいるため、凹部24bと外壁部125a又は周壁部125bとの隙間から液体が浸入したとしても、液体の浸入経路が図5(b)及び図5(c)の矢印G方向及び矢印H方向となり、ロテータ側コネクタ14に液体が到達し難くすることができる。
そして、内周側にロテータ側コネクタ収容空間S2に係止したコネクタ保持部123を支持するロック部25を設けることにより、液体浸入方向(外周面側)に対して隙間や穴、溝などを少なくすることができる。
なお、上述した回転コネクタ装置1は、係止部143は、ロテータ側コネクタ収容部22の溝部24cとコネクタ保持部123の突壁部126aとから構成されたラビリンス構造であるとしたが、係止部143の形状は、溝部24cと突壁部126aとから構成された構造に限られない。例えば、溝部がコネクタ保持部123に形成され、突壁部がロテータ側コネクタ収容部22に形成されていてもよい。また、係止部143が有するラビリンス構造は、ロテータ本体21及びコネクタ保持部123に形成された溝部及び/又は突壁部により、ロテータ側コネクタ収容部22とコネクタ保持部123が少なくとも1以上の箇所において入り組んだ複雑な構造であればよい。また、上記入り組んだ構造は、ロテータ側コネクタ収容空間S2の外側から内側に向かう方向に関して、クランプ形状や蛇行形状等の形状を有していてもよい。
また、上述した回転コネクタ装置1は、ロック部25は、ロテータ側コネクタ収容部22に形成されたロック孔165と、コネクタ保持部123に形成されたロック爪166である場合について説明したが、ロック部25の形状は、ロック孔165とロック爪166とから構成された形状に限られない。例えば、ロック部は、コネクタ保持部123に形成されたロック孔とロテータ側コネクタ収容部22に形成されたロック爪であってもよい。
次いで、図6から図8を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る回転コネクタ装置2について説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態に係る回転コネクタ装置2の概略構成を示すための斜視図であり、図7は、図6に示す回転コネクタ装置2におけるロテータ側コネクタ収容部222を示す斜視図である。図8は、図6に示す回転コネクタ装置2におけるコネクタ保持部223の斜視図であり、図8(a)は、コネクタ保持部223を内周側から見た斜視図であり、図8(b)は、コネクタ保持部223におけるロック部225を示す部分拡大斜視図である。
なお、本発明の第2の実施の形態に係る回転コネクタ装置2は、上述の本発明の第1の実施の形態に係る回転コネクタ装置1のロテータ側コネクタ収容部22のロック部25に改良を加えたものであり、その他の部分の構成は同様である。そこで、以下では、上述の本発明の第1の実施の形態に係る回転コネクタ装置1と同一の又は類似する構成等については上述の回転コネクタ装置1と同一の符号を付してその説明を省略し、異なる構成についてのみ説明する。
図6に示すように、ロテータ12は、軸線Xの周り(図1の矢印A方向及び矢印B方向)に環状の部材であるロテータ本体21と、環状の空間S1とこの環状の空間S1の外側との間を貫通する空間であってロテータ本体21から環状の空間S1の外側に突出して内部にロテータ側コネクタ14を収容可能なロテータ側コネクタ収容空間S2を形成するロテータ側コネクタ収容部222とを備えている。
ロテータ側コネクタ収容部222は、ロテータ側コネクタ14が保持されてロテータ本体21から突出する方向(軸線X方向)に挿通されることによりロテータ側コネクタ収容空間S2にロテータ側コネクタ14を収容するコネクタ保持部223と、ロテータ本体21から突出する方向(軸線X方向)に沿う周面のうちの外周側の周面においてコネクタ保持部223をロテータ側コネクタ収容空間S2に係止する係止部243とを備えている。なお、係止部243は、上述した第1の実施の形態に係る回転コネクタ装置1における係止部143と同様の構成を有している。
ロテータ12は、図6に示すように、内周側において係止部243によりロテータ側コネクタ収容空間S2に係止したコネクタ保持部223を支持するロック部225を備えている。このロック部225は、図7及び図8に示すように、ロテータ側コネクタ収容部222に形成されたロック孔265にコネクタ保持部123に形成され内周側に面する周面から突出したロック爪266が係止することによりロテータ側コネクタ収容空間S2に係止したコネクタ保持部223を支持する。コネクタ保持部223は、ロック爪266と接続部116aとの間でロテータ側コネクタ収容部222に少なくとも部分的に当接する当接壁部266bを備えている。すなわち、当接壁部266bは、上端部がロック孔265の周囲の傾斜部24fと当接可能に傾斜した形状を有している。なお、少なくとも部分的に密接するとは、当接壁部266bの上端部の一部が傾斜部24fに当接、当接壁部266bの上端部の複数個所が傾斜部24fに当接、当接壁部266bの上端部の全部が傾斜部24fに当接することを含む。
詳細には、ロック孔265は、内周側であってロテータ側コネクタ収容空間S2の外側から内側に貫通して形成されており、コネクタ保持部223をロテータ側コネクタ収容空間S2に係止するとロック爪166が挿入されて係止することにより、コネクタ収容空間S2の内部に係止したコネクタ保持部223を支持する(図6)。このロック孔265は、後述するように、コネクタ保持部223をロテータ側コネクタ収容空間S2に係止するとロック爪266の爪係止部266aが係止可能な爪当接部265aと、ロック爪266の孔部266cに挿入可能に略棒状に形成された孔挿入部265bと、当接壁部266bのロック側壁部266dに当接してロック爪266をロック孔265へとガイド可能なガイド片265cとを有している。
ロック爪266は、後述するように、コネクタ保持部223をロテータ側コネクタ収容空間S2に係止する際に爪当接部265aに当接可能な爪係止部266aと、ロテータ側コネクタ収容部222のロック孔265の近傍の傾斜部24fに当接可能な当接壁部266bと、孔挿入部265bが挿入可能な孔部266cと、ガイド片265cが当接可能なロック側壁部266dとを有している(図8(b))。
次いで、図6から図8を参照して、ロテータ側コネクタ14の収容方法について説明する。ロテータ側コネクタ14は、ロテータ側コネクタ14を保持したコネクタ保持部223をロテータ側コネクタ収容空間S2に係止することにより収容される。
ロテータ側コネクタ14の収容方法は、まず、ロテータ側コネクタ14をコネクタ保持部223に保持する。そして、ロテータ側コネクタ収容空間S2にコネクタ保持部223を係止するため、コネクタ保持部223を回転コネクタ装置1の軸線X方向下側から動かし、ロテータ側コネクタ収容部222内へ挿通する。
コネクタ保持部223をさらに移動すると、ガイド片265cがロック側壁部266dに当接してロック爪266をロック孔265へガイドするとともに、ロック爪266の先端が下側(ステータ13側)から爪当接部265aと当接して外周側へ撓み変形する。
そして、コネクタ保持部223がロテータ側コネクタ収容空間S2に対して所望の係止位置(図5に示す位置)まで移動すると、ロック爪266が爪当接部265aを乗り越えて撓み変形が解消され、爪係止部266aが上側(天板部21a側)の爪当接部265aに当接して係止する。
また、コネクタ保持部223がロテータ側コネクタ収容空間S2に対して所望の係止位置まで移動すると、孔部266cに孔挿入部265bが挿入され、当接壁部266bがロック孔265の近傍の傾斜部24fに当接する。
コネクタ保持部123をロテータ側コネクタ収容空間S2に係止すると、ロテータ側コネクタ収容空間S2に係止したコネクタ保持部223がロック部225により支持される。
このように、本発明の第2の実施の形態に係る回転コネクタ装置2においても、上述の本発明の第1の実施の形態に係る回転コネクタ装置1と同様に、ロテータ側コネクタ収容部222の内部への液体の浸入を抑制することができ、ロテータ側コネクタ14や可撓性ケーブル16等への緑青の発生の防止を図ることができる。
また、本発明の第2の実施の形態に係る回転コネクタ装置2においては、ロック部225は、ロテータ側コネクタ収容部222の傾斜部24fに形成されたロック孔265にコネクタ保持部223に形成されたロック爪266が挿入されることにより、ロテータ側コネクタ収容空間S2に係止してコネクタ保持部223を支持する。詳細には、孔部266cに孔挿入部265bが挿入され、当接壁部266bがロック孔265の近傍の傾斜部24fに密接することにより、ロック孔265とロック爪266との隙間から液体が浸入し難くすることができる。特に、当接壁部266bがロック爪266と接続部116a(図8(a))との間において、ロック孔265の周囲の傾斜部24fと当接するため、ロック孔265とロック爪266との隙間から浸入した液体を傾斜部24fと当接した当接壁部266bが接続部116a側への液体の浸入を抑制することができる。
さらに、ロテータ側コネクタ収容空間S2にコネクタ保持部223を係止する際に、ガイド片265cがロック側壁部266dに当接してロック爪266をロック孔265へガイドするため、ロック爪266をロック孔265に挿入する作業を容易にすることができる。
次いで、図9(a)から図9(c)を参照して、上述した本発明の実施の形態に係る回転コネクタ装置1,2の変形例について説明する。変形例に係る回転コネクタ装置1,2においては、上述のロテータ側コネクタ14に改良を加えたものであり、その他の部分の構成は同様である。そこで、以下では、上述の本発明の実施の形態に係る回転コネクタ装置1,2と同一の又は類似する構成等については上述の回転コネクタ装置1,2と同一の符号を付してその説明を省略し、異なる構成についてのみ説明する。
ロテータ側コネクタ314は、図9(c)の矢印E側から矢印F方向に見ると(内周側から見ると)概略L字形状を有しており、図9(a)に示す外周側(図9(c)の矢印F側)に保持される外周側コネクタ314aと、図9(b)に示す内周側(図9(c)の矢印E側)に保持される内周側コネクタ314bとを有している。
外周側コネクタ314aと内周側コネクタ314bは、矢印E側から矢印F方向に見ると(内周側から見ると)右側に複数の金属製のバスバー315aと、このバスバー315aを保持する合成樹脂製のバスバーケース315bと、このバスバーケース315bから露出した部分であって可撓性ケーブル16の導体部分が接続される接続部316aとを有している。バスバー315aは、ステアリングホイールのスイッチ類から引き出されたケーブルが接続された端子が接続される部分であり、バスバーケース315bから所定の方向(図1の矢印C方向)に複数の端子が突出している。バスバーケース315bは、バスバー315aと接続部316aを相互に接続する不図示の中間部を内部に収容している。接続部316aは、可撓性ケーブル16の導体部分が接続された状態で外周壁部124aと側周壁部124bとに囲まれて保持される(図3(a),(b)参照)。
また、外周側コネクタ314aは、矢印E側から矢印F方向に見ると(内周側から見ると)左側にステアリングホイールに取り付けられるエアバッグ装置等の電気回路と接続されるエアバッグ接続用コネクタ付のリードケーブルが収容されるケーブル収容部316bを有している。このケーブル収容部316bは、接続部316aより所定の方向(図1の矢印C方向)に突出しており、不図示のエアバッグ装置等の電気回路と接続されるエアバッグ接続用コネクタ付のリードケーブルが溶接等により接続される。
そして、接続部316aは、上述したようにバスバーケース315bから露出しており、不図示の可撓性ケーブル16の導体部と電気的に接続可能に構成されている。そして、接続部316aのうち可撓性ケーブル16の導体部と接続される部分は、カバー部材321aが取り付け可能に形成されている。
詳細には、接続部316aには、外周側コネクタ314aと内周側コネクタ314bの幅方向の端部に、カバー部材321aを取り付けるための取付凹部317a,317bがそれぞれ形成されている。
また、カバー部材321aは、外周側に面する外周面部321bと、この外周面部321bから略垂直な面であって取付凹部317a,317bに挿入可能な突起部321cとを備えている。
そして、図9(a)に示す外周側コネクタ314aと内周側コネクタ314bの接続部316aのうち内周側に露出した接続導体316cの部分、すなわち、図9(c)に示す領域Rの部分がフッ素樹脂等の絶縁性の樹脂材料で覆われている。
次いで、図9(a)から図9(c)を参照して、ロテータ側コネクタ314の組み立て方法について説明する。
ロテータ側コネクタ314の組み立て方法は、まず、接続部316aに不図示の可撓性ケーブル16の導体部を溶接することにより接続部316aと可撓性ケーブル16の導体部を接続する。
また、取付凹部317a,317bにカバー部材321aの突起部321cを挿入することにより、可撓性ケーブル16を接続した接続部316aのうち内周側に露出した接続導体316cをカバー部材321aで覆う。
そして、カバー部材321aで覆った部分、すなわち、図9(c)の領域Rを樹脂で被覆することにより、接続導体316cの部分をフッ素樹脂等の絶縁性の樹脂材料で覆う。
このように、本発明の他の実施の形態に係る回転コネクタ装置においても、上述の本発明の実施の形態に係る回転コネクタ装置1,2と同様に、ロテータ側コネクタ14や可撓性ケーブル16等への緑青の発生の防止を図ることができる。
また、本発明の他実施の形態に係る回転コネクタ装置においては、ロテータ側コネクタ314は、可撓性ケーブル16が接続される接続部316aのうち少なくとも内周側に露出した接続導体316cが樹脂材料で覆われている。このため、ロテータ側コネクタ収容空間内S2に液体が浸入してロテータ側コネクタ14まで浸入した液体が到達したとしても接続導体316cが樹脂材料で覆われているため、緑青の発生の防止を図ることができる。
なお、上述したロテータ側コネクタ314は、可撓性ケーブル16を接続した接続部316aのうち内周側に露出した接続導体316cをカバー部材321aで覆う場合について説明したが、カバー部材321aは、内周側のみならず外周側に露出した接続導体316cを覆うことが可能なカバー部材でもよい。
上記のように、本発明の実施の形態に係る回転コネクタ装置1,2においては、コネクタ保持部123,223がロテータ側コネクタ収容空間S2に係止すると、ロテータ側コネクタ収容部22,222の係止部143,243は、ロテータ側コネクタ収容空間S2の外側から内側に向かう方向にラビリンス構造が形成されてロテータ側コネクタ14までの液体の浸入経路が長くなるため、ロテータ側コネクタ14や接続部116aへの液体の浸入を抑制することができる。
特に、コネクタ保持部123は、外周壁部124aと側周壁部124b,124cによりロテータ側コネクタ14を囲んで保持しているため、浸入した液体がロテータ側コネクタ14にかかり難くすることができる。
また、コネクタ保持部223は、ロック爪266と接続部116aとの間でロテータ側コネクタ収容部222に少なくとも部分的に密接する当接壁部266bを有する。このため、浸入した液体が接続部116aに到達し難くすることができる。
そして、ロテータ側コネクタ314は、可撓性ケーブル16が接続される接続部316aのうち少なくとも内周側に露出した接続導体316cが樹脂材料で覆われているため、ロテータ側コネクタ14や接続部116aにおける緑青の発生を防止することができる。
以上、本発明の実施の形態に係る回転コネクタ装置1,2について説明したが、本発明に係る回転コネクタ装置は、これら回転コネクタ装置1,2に限定されるものではなく、本発明の概念及び請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題及び効果の少なくとも一部を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせてもよい。例えば、上記実施の形態における、各構成要素の形状、材料、配置、サイズ等は、本発明の具体的使用態様によって適宜変更され得る。各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
上述した本発明の実施の形態におけるロテータ側コネクタ収容部22,222、コネクタ保持部123,223、ロテータ側コネクタ14,314の形状は、図示した形状に限定されず適宜変更が可能である。
また、上述した本発明の実施の形態におけるコネクタ保持部123,223は、バスバー315a側の外周壁部124aと側周壁部124bは、バスバーケース315bの上端部(図1の矢印C方向の端部)付近から下端部(ロテータ本体21の天板部21a側)に亘って接続部116aを覆う場合について説明したが、バスバー115aの先端から下端部(ロテータ本体21の天板部21a側)に亘ってロテータ側コネクタ14を覆ってもよい。
同様に、本発明の実施の形態におけるコネクタ保持部123,223は、ケーブル収容部116b側の外周壁部124aと側周壁部124cは、ケーブル収容部116bの上端部(図1の矢印C方向の端部)付近から下端部(ロテータ本体21の天板部21a側)に亘ってケーブル収容部116bを覆うことによりロテータ側コネクタ14を保持させる場合について説明したが、バスバーケース315bの上端部(図1の矢印C方向の端部)付近から下端部(ロテータ本体21の天板部21a側)に亘ってロテータ側コネクタ14を覆ってもよい。
1,2 回転コネクタ装置
12 ロテータ
13 ステータ
14 ロテータ側コネクタ
15 ステータ側コネクタ
16 可撓性ケーブル
21 ロテータ本体
22,222 ロテータ側コネクタ収容部
24c 溝部
25,225 ロック部
31 ステータ本体
33 ステータ側コネクタ収容部
123,223 コネクタ保持部
126a 突壁部
143 係止部
165,265 ロック孔
166,266 ロック爪

Claims (5)

  1. ロテータと、
    該ロテータを軸線の周りに回動可能に保持し、前記ロテータとの間に前記軸線の周りに環状の空間を形成する部材であるステータと、
    前記ロテータに保持され外部との電気的な接続を可能にするロテータ側コネクタと、
    前記ステータに保持され外部との電気的な接続を可能にするステータ側コネクタと、
    前記環状の空間内に収容され、前記ロテータ側コネクタ及び前記ステータ側コネクタを電気的に接続する可撓性のフラットケーブルとを備え、
    前記ロテータは、前記軸線の周りに配置される環状の部材であるロテータ本体と、前記環状の空間と該環状の空間の外側との間を貫通する空間であって該ロテータ本体から該環状の空間の外側に突出して内部に前記ロテータ側コネクタを収容可能なコネクタ収容空間を有するコネクタ収容部とを備え、
    前記コネクタ収容部は、前記ロテータ側コネクタが保持されて前記ロテータ本体から突出する方向に挿通されることにより前記コネクタ収容空間に前記ロテータ側コネクタを収容するコネクタ保持部と、前記ロテータ本体から突出する方向に沿う周面のうちの外周側の周面において前記コネクタ保持部を前記コネクタ収容空間に係止する係止部とを備え、
    前記係止部は、
    前記コネクタ収容部の外周側に面する周面に沿って形成され外周側に開口しておらず周面に沿う方向に開口し、かつ前記コネクタ収容部の突出する方向の上端部から下端部に亘って形成されていて前記上端部において連結した溝部と、前記コネクタ保持部の外周側に面する周面から突出しかつ前記上端部から前記下端部に亘って形成された、前記溝部に挿入される突壁部とから構成され、
    前記コネクタ保持部を係止した状態において前記ロテータ側コネクタのうちの前記フラットケーブルが接続される接続部が収容された側の前記コネクタ収容空間の外側から内側に向かう方向にラビリンス構造を有することを特徴とする回転コネクタ装置。
  2. 前記係止部は、前記上端部から前記下端部に亘って隙間無く連続的に形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転コネクタ装置。
  3. 前記コネクタ保持部は、前記外周側に面する周面を形成する外周壁部と、該外周壁部の周方向の端部から内周側に向かって該外周壁部に対して略垂直な周面を形成する側周壁部とを備え、前記外周壁部と前記側周壁部とにより前記ロテータ側コネクタが保持されていることを特徴とする請求項1又は2記載の回転コネクタ装置。
  4. 前記ロテータは、内周側において前記係止部により前記コネクタ収容空間の内部に係止した前記コネクタ保持部を支持するロック部をさらに備え、
    前記ロック部は、前記コネクタ収容部に形成されたロック孔に前記コネクタ保持部に形成され前記内周側に面する周面から突出したロック爪が係止することにより前記コネクタ収容空間に係止した前記コネクタ保持部を支持し、
    前記コネクタ保持部は、前記ロック爪と前記接続部との間で前記コネクタ収容部に少なくとも部分的に当接する当接壁部を備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載の回転コネクタ装置。
  5. 前記ロテータ側コネクタは、前記フラットケーブルが接続される接続部のうち少なくとも内周側に露出した接続導体が樹脂材料で覆われていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載の回転コネクタ装置。
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