JP6928395B2 - 球形状焼成食品製造装置及び球形状焼成食品製造方法 - Google Patents

球形状焼成食品製造装置及び球形状焼成食品製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、球形焼成食品の自動製造をするための球形状焼成食品製造装置及び球形状焼成食品製造方法に関する。
近年、球形状焼成食品の代表であるたこ焼きが広く普及している。たこ焼きは、半球状の複数の凹型窪みによる焼成型(以下、「凹型焼成型」という。)が付いた鉄板を下部から熱し、該凹型焼成型に小麦粉を主体とした流動性のある食材生地やタコ等を投入し、焼成しながら、目打ち棒或いは竹串等にて周囲が焼き固まってきた生地をひっくり返し、これを繰り返すことにより球形のたこ焼きを焼成する。現在では家庭用のたこ焼きプレートも売り出されて広く普及しているが、熟練を積んだ職人が作るたこ焼きのように、均一に焼成されつつ、外側がカリッと、中がソフトに仕上がるように焼成するのはなかなか難しい。
流動性のある食材生地の焼成具合を見ながら目打ち棒で回転させ、丸く焼成させるにはかなりの経験による技巧(場合によっては名人芸)が必要であるとともに、タコ焼き型を多くしても、人手で全部を短時間で回転させるには数に限界があり、一度に多量のタコ焼きを作ること自体が難しい。一方、くるくる球形になっていくたこ焼きの名人芸による焼成過程を店頭で見せることには絶大な客引き効果(もしくはディスプレイ効果)があると考えられる。こうした点からすると、焼成食品製造装置は、同じような客引き効果があるものが望ましいものといえる。
上記では球形状焼成食品としてたこ焼きを取り上げたが、カステラボールのような球形状焼成食品もある。しかしタコ焼きと違って、注入された流動性のある食品生地が球形状に焼成されていく製造過程を、見物人に見せられる様な製造装置に関する技術開示はされていない。球形状焼成食品の製造装置としては先行技術文献として特許文献1があるが、特許文献1に開示される技術思想においては、たこ焼きの様に焼成型の中で流動性食材がくるくると球状に焼成されていくわけではない。
特開2019−154243号公報
上述したように、自動的に一度に多量の球形状焼成食品を製造することはできなかった。また、たこ焼きの様に焼成型の中で流動性食材がくるくると球状に焼成されていく焼成過程を店頭で見せる効果を備えた球形状焼成食品の製造装置はこれまでに存在しなかった。そこで本願は、できるだけ人手を介さず、自動的に一度に多量の球形状焼成食品を製造することを可能とする球形状焼成食品製造装置を提供することを第1の課題とする。また、店頭での販売時に、製造過程を見せることにより客寄せ効果がある製造方法を提供することを第2の課題とする。
上記の第1の課題を解決するために、本願の第1の態様に係る球形状焼成食品製造装置は、複数の半球状の窪みを有する平板状の焼成部と、前記焼成部を加熱する加熱部と、前記焼成部を、直交する3次元方向の内、少なくとも2方向以上の方向に加振する加振部とを具備して構成される。本態様によれば、複数の半球形凹部による焼成型を有する金属板を略水平に配置し、該金属板の下部に加熱装置を配置し、該金属板の半球型凹部焼成型に流動性のある焼成食品生地を注入し、前記加熱装置で金属板を加熱しながら、該金属板を3次元方向、すなわち前後左右、上下方向に振動させることにより前記焼成食品生地を球形に焼成する。また、其々色の変わった複数種類の前記焼成食品生地を異なった注ぎ口から前記半球形凹部に注入する。注入するタイミングは同時でも良く、注入するタイミングをずらすことも可能である。
本発明の第2の態様として、第1の態様において、前記焼成部の表面にテフロン(登録商標)加工或いはフッ素加工或いはセラミックコーティング等の表面処理が施されるようにしてもよい。
本発明の第3の態様として、第1もしくは第2の態様において、前記焼成部焼成型に注がれた流動状食材は、前記焼成部が前記加熱部によって加熱されながら、前記加振部によって前記焼成部を3次元方向に振動させることにより球形状食品として焼成されるようにしてもよい。
本発明の第4の態様として、第1〜第3の態様の内のいずれかの態様において、前記加振部は、直交する3次元方向のうちの任意の2方向を同時振動させる第1の加振部と、前記2方向を除く1方向を振動させる第2の加振部とを備えて構成されるようにしてもよい。
本発明の第5の態様として、第1〜第3の態様の内のいずれかの態様において、前記加振部は、直交する3次元方向に加振する3つの加振部を備えて構成されるようにしてもよい。
本発明の第6の態様として、第1〜第5の態様の内のいずれかの態様において、前記加振部は、前記焼成部に設置された複数の柱状突起であって前記加熱部の上部に設置された直交する3方向に変化を付けた形状の複数の溝に移動可能に嵌合する複数の柱状突起、を一方向に振動させることにより、前記焼成部に直交する3方向の加振を与えるようにしてもよい。
本発明の第7の態様として、第1〜第6の態様の内のいずれかの態様において、食材を前記焼成型に注入するための第1及び第2の注入口をさらに備え、色の異なる複数の流動状食材を用いてそれぞれの食材が前記第1及び第2の注入口から焼成型に注入されるようにしてもよい。
本発明の第8の態様として、第1〜第7の態様の内のいずれかの態様において、前記加振部は、3次元方向を個々に同時に及び/あるいは個別に加振できるようにしてもよい。
本発明の第9の態様として、第1〜第8の態様の内のいずれかの態様において、前記加熱部をガスボンベによるコンロとし、前記加振部を電池駆動とするようにしてもよい。
上記の第2の課題を解決するために、本願の第10の態様に係る球形状焼成食品製造方法は、平板状の焼成部が有する複数の半球状の窪みに流動性のある焼成食品生地を注入し、加熱部で前記焼成部を加熱しながら、振動部によって前記焼成部を3次元方向、すなわち前後方向、左右方向、上下方向、のうちの少なくともいずれかの方向に振動させることにより前記焼成食品生地を球形状に焼成する、ことを特徴とする。
本発明によれば、目打ち棒による回転焼成のような名人芸等を要せず、球形状焼成食品を自動的に大量製造することが可能になるという効果が得られる。製造過程も焼き板が上下左右の3方向に振動するだけで大量の球形食品が焼成されていく過程は大変壮観で、見物する顧客の購買意欲を掻き立てることができる。また、流動性のある色変わりの食品生地を複数注ぐことにより、複雑な模様のある球形状焼成食品を作成することができる。さらに、振動周波数、振幅、振動方向の加振タイミング、食品生地を注ぐタイミング等を変化させ、複数の色変わりの生地を同時に用いると球形状焼成品に複雑な縞模様や斑点模様を描くことができる。
色変わりの生地を個別の注入口より細流として焼成型に注入する。注入口を回転等移動させながら注入することも可能である。特に、ケーキの生地を使い、一方を普通の略白色生地に、他方にチョコレートを混入した褐色生地とし、焼成部の振動を微妙に変化させると、シマウマのような縞模様になるゼブラケーキができ上がり、褐色生地を間欠的に注げば斑点模様の面白い球形ケーキができ上がる。これは、ミックス味が楽しめるばかりでなく、ケーキ生地が徐々に球形に焼成されていき、その表面に不思議な縞模様ができる様は子供から大人まで楽しめる製造過程であり、この製造過程を見せることにより見物人の購買意欲をそそるという効果が期待される。
本発明の一実施形態に係る球形状焼成食品製造装置の焼成部の概略図である。 本発明の一実施形態に係る球形状焼成食品製造装置の加熱部の概略図である。 本発明の一実施形態に係る球形状焼成食品製造装置の加振機能を実現するための構成例の概略図である。 本発明の一実施形態に係る球形状焼成食品製造装置の加振機能を実現するための他の構成例の概略図である。 本発明の一実施形態に係る球形状焼成食品製造装置の溝形状の概略図である。 本発明の一実施形態に係る球形状焼成食品製造装置の加振機能を実現するためのまた別の構成例の概略図である。 本発明の一実施形態に係る食品生地注入方法の概略図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下では本発明の目的を達成するための説明に必要な範囲を模式的に示し、本発明の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所については公知技術によるものとする。
図1は本発明の一実施形態に係る3D球形状焼成食品製造装置の基本構成の一つである焼成部の概略図である。図1には、複数の半球状の焼成型1−1を有する平板状の焼成部1の平面図(A)とその断面図(B)とを示す。図2は、焼成部1を加熱するための加熱部2の概略図である。同両図に示されるように、本発明の一実施形態に係る3D球形状焼成食品製造装置は焼成部1、加熱部2、焼成部1を3次元方向に加振する加振部(詳細後述)、をそれぞれ備えて構成される。焼成部1は、熱伝導率の良い鉄板のような平板素材の片面に複数の半球状焼成型1−1が形成された構成を備えるものである。図2に示す加熱部2は、焼成部1の下部に設置されて、ガスコンロ、電気コンロ、誘導加熱(IH加熱)或いはコークス等の加熱方法により焼成部1を加熱する。図2では、ガスコンロ2−1によって加熱される場合の焼成部を例示している。
焼成部1の焼成型1−1中に流動性のある食材が注入され、焼成部1の下方から加熱部2により加熱することで、流動性食品が後述の様に球形状に焼成される。このため、焼成型の表面は焼成による焦げ付きが無いようテフロン加工或いはフッ素加工もしくはセラミックコーティング等の表面処理を施されていることが望ましい。流動性のある食材を注入する方法としては、手動でも良いが、自動供給機によって焼成型から流動性食品があふれ出ないように、多数の焼成型に一定量を略同時に注入する機構であることが望ましい。
後述する加振部3は、焼成部1を3次元方向に振動させ、焼成部の複数の半球状窪みに流動性のある食品生地が注ぎ込まれると、(従来の料理人が)半球状窪みの中で丁度フライパンを振動させて徐々にオムレツを裏返す動きと同様な動きで加熱され、球形状の焼成食品になる。従来のたこ焼き製造では一つ一つを熟練者がひっくり返すため同時に作れる個数は限られてしまうが、本発明によれば同時に多数を製造することができる。
図3は、本発明の一実施形態に係る3D球形状焼成食品製造装置の、直交するX,Y,Zの3次元方向に加振するための加振機能を実現する構成例の概略図である。なお、説明を明確にするため、ここではX,Y方向を焼成部平面と同じ水平方向、Z方向を垂直方向とする。焼成部1は、四隅に取り付けられたスプリング3−1で加熱部2の上部に設置されており、スプリング3−1の伸縮により加熱部2の上部で焼成部1が若干上下左右方向に移動することができる。
焼成部1の平板延長の一部には貫通孔3−2が穿設され、貫通孔3−2には加振部3の柱状突起3−3が挿入されている。加振部3は、垂直設置モータ3−5と、垂直設置モータ3−5に係る軸に取り付けられた円板3−4と、垂直回転モータ3-5を垂直に摺動支持する支持部3−6と、垂直回転モータ3−5の下部をカム3-7によって摺動振動させる水平設置モータ3-8とを備えて構成されている。
円盤3−4には、中心軸とは離れた位置に柱状突起3−3が設けられており、柱状突起3−3の突起直径は貫通孔3−2の孔直径より小であるため、突起が付いた円盤を回転させると焼成部1を加振させることができる。
円盤3−4に設けられた柱状突起3−3は上述のように円盤中心とズレた位置に配置されており、円盤3−4の中心軸をモータ3−5で回転させると、焼成部1を略水平方向であるXY方向に同時振動させることになる。円盤3−4の中心から柱状突起3−3の中心までの距離3−9がX,Y方向の振動振幅となる。モータ3−4の単位時間当たりの回転数が振動周波数となる。モータ3−の取付け部を別モータ3−8に取付けたカム3−7により上下振動させることによりZ軸方向の振動を与えることができる。X、Y方向と同様、カム3−7の中心よりのズレが方向の振動振幅となりモータの回転数が振動周波数となる。なお、上記では直交する3方向に略同時振動させる場合について説明したが、流動性食品の流動具合によってはX,Y方向の振動を加えるタイミングとZ方向の振動を加えるタイミングとを変動させることにより、流動性食材をより早く球状に焼成することができる。
図4は、本発明の一実施形態に係る3D球形状焼成食品製造装置の、直交するX,Y,Zの3次元方向に加振するための加振機能を実現する構成例の概略図である。この加振構成例では、焼成部1の底部4に係る隅4−1に先端が滑らかな4つの丸棒状突起4−2が設けてある。一方、加熱部2の頂部の丸棒状突起4−2に対応する位置に略同一形状をなす4つの溝型窪み4−3が穿設されている。4つの溝型窪み4−3の溝幅は丸棒状突起4−2の直径より若干広く設定されている。加熱部2の上部のたとえば1箇所に電動ソレノイド(以下、「ピストン加振部」ともいう。)4−4が固定され、ピストン加振部4−4にはスプリング4−5の一端が結合され、スプリング4−5の他端が焼成部1の一端と結合されている。
図5は、溝型窪み4−3によって形成される形状の一例を示す概念図であり、(A)はその平面図、(B)はその断面図である。溝幅W1は4つの丸棒状突起4−2の直径より若干広く、この例では長さL、曲がり幅W2の、平面視くの字形状に掘られており、溝型窪み4−3の深さは、当該くの字形状に係る中で深さDだけ変化している。加熱部2の上部の4つの隅4−1に設置された溝型窪み4−3はどれも略同じ形状を有している。加熱部2の上部に固定された(固定部詳細部図示省略)ピストン加振部4−4はスプリング4−5を振動させ、これにより焼成部1の一端を振動させる。かくのごとき動作により、焼成部1は加熱部2上の溝4−3の中を往復する動きが生成されることで、溝形状に従ってX,Y,Z方向に振動し、半球状焼成型1−1の中の食品を球形状に焼成することができる。流動性食品の種類によっては2方向の振動のみにて球形状焼成ができる場合もある。
図6は、本発明の一実施形態に係る3D球形状焼成食品製造装置の、直交するX,Y,Zの3方向に加振するための加振機能を実現する別の構成例の概略図である。同図に示されるように、焼成部1の4隅がスプリング5−1にて、加熱部2及び焼成部1を覆う外枠5−2に略水平に取付けられている。焼成部1の下には加熱部2が配置されている。外枠5−2の直交3方向には電動ソレノイド加振部5−3,5−4,5−5が取り付けられ、焼成部をX,Y,Zの3方向に加振するようスプリングにて焼成部1に結合されている。本構成例の場合にはX,Y,Zの3方向を同時に加振することもできるし任意の1方向のみ或いは2方向を同時に加振することもできる。また、任意のシーケンスで各方向を加振することも可能であり、食品種類に合わせて最も球形状焼成に適した振動を加えることができる。また、本構成例の外枠5−2と焼成部2の筐体とを一体としても良い。
図3,4,6にそれぞれの例として示されるように、焼成部を直交するX,Y,Zの3次元方向に加振する加振機構は各種考えられるが、それらは全て本発明の技術思想に含まれるものである。
本発明の一実施形態は、従来から存在するカステラボールあるいはたこ焼き等を、略同時に大量生産/製造することを可能にする一方で、図7に概略的に示されるように、複数の色の異なる流動性食材が焼成部の窪みに注ぎ込まれることにより、不思議な縞模様の球状焼成食品を製造することができる。図7では、2つの注入口6−1及び6-2より色の異なる2種の流動性食材が焼成部1の焼成型6−3に注入される場合を例にとっている。注ぎ方としては2種の流動性食材を同時に注いでも良く、時間差をつけても良いであろう。注入方法として、時間差や注ぎ込み位置を変化させることにより、より複雑な模様の球状焼成食品を製造することができる。
図3、図4、図6の何れの方法においても、食材を焼成型に注入してから、加振周波数を最初はゆっくり(周波数低く)と、徐々に早く(周波数高く)する等コントロールすることにより外側はカリッと、中はフックラ或いはトロッと仕上げることが可能である。
上記の説明では、ボール状のケーキやたこ焼きのような球形状食品の焼成について説明したが、下記に述べる様々な分野への広い応用は全て本発明の技術思想に含まれるものである。
本発明の一実施形態の利用・応用としては、店頭販売用の3D球形状焼成食品製造装置として販売促進に用いても良く、菓子製造業等の大量食品製造業分野へも応用可能である。ガスボンベコンロによる加熱部を用いることにより高電力を使用することなく、電動モータ、電動ソレノイドによる加振部は省電力であるため電池駆動ができ、イベント時や路上販売、車載販売にも利用することが可能である。
更に、菓子やおやつ分野ばかりでなく、球形状の各種副食、総菜食品部門にも、本発明の一実施形態は広く利用可能性が期待できるものである。また、本発明の一実施形態に係る加振部の応用として、複数の流動性食品の混合、攪拌にも利用でき、更には振動振幅を大にして焼成食品を焼成型より取り出しやすくする等、様々な分野に利用できる可能性がある。
1…焼成部、1−1…焼成型2…加熱部、2−1…ガスコンロ、3…加振部、3−1…スプリング、3−2…貫通丸孔、3−3…柱状突起、3−4…円板、3−5…モータ、3−6…支持部、3−7…カム、3−8…モータ、3−9…距離、4−1…4隅、4−2…溝、4−4…電動ソレノイド、4−5…スプリング、5−1…スプリング、5−2…外枠、5−3、5−4、5−5…電動ソレノイド、6−1、6−2…注入口、6−3…焼成型

Claims (8)

  1. 複数の半球状の窪みを有する平板状の焼成部と、
    前記焼成部を加熱する加熱部と、
    前記焼成部を加振する加振部と
    を具備し、前記加振部は、
    垂直方向に縦回転軸を有する第1のモータと、
    前記第1のモータの前記縦回転軸に軸支された板部と、
    前記板部上の前記縦回転軸から偏心した位置に前記縦回転軸と並行に配置される柱状突起と、
    水平方向に横回転軸を有し該横回転軸に軸支されたカムを介して前記第1のモータの下部に対して垂直方向に摺動させる第2のモータと
    を備え、前記焼成部は、
    前記柱状突起が挿通される貫通孔を有する
    ことを特徴とする球形状焼成食品製造装置。
  2. 複数の半球状の窪みを有する平板状の焼成部と、
    前記焼成部を加熱する加熱部と、
    前記焼成部を、直交する3次元方向に加振する3つの加振部と、
    を具備し、
    前記加振部は、前記焼成部に設置された複数の柱状突起であって前記加熱部の上部に設置された直交する3方向に変化を付けた形状の複数の溝に移動可能に嵌合する複数の柱状突起、を一方向に振動させることにより、前記焼成部に直交する3方向の加振を与えることを特徴とする球形状焼成食品製造装置。
  3. 前記焼成部の表面にテフロン(登録商標)加工或いはフッ素加工或いはセラミックコーティング等の表面処理が施されることを特徴とする請求1もしくは2に記載の球形状焼成食品製造装置。
  4. 前記焼成部の前記半球状の窪みに注がれた流動状食材は、前記焼成部が前記加熱部によって加熱されながら、前記加振部によって前記焼成部を3次元方向に振動させることにより球形状食品として焼成されることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の球形状焼成食品製造装置。
  5. 食材を前記焼成に注入するための第1及び第2の注入口をさらに備え、色の異なる複数の流動状食材を用いてそれぞれの食材が前記第1及び第2の注入口から前記焼成に注入されることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項記載の球形状焼成食品製造装置。
  6. 前記加熱部をガスボンベによるコンロとし、前記加振部を電池駆動とすることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項記載の球形状焼成食品製造装置。
  7. 前記第1のモータによって前記加熱部に水平面方向への振動を与えるタイミングと、前記第2のモータによって前記加熱部に垂直方向への摺動を与えるタイミングとを変動させることを特徴とする請求項1記載の球形状焼成食品製造装置。
  8. 前記第1の注入口及び/もしくは前記第2の注入口の位置が変化可能であり、前記第1の注入口からの前記焼成への第1の食材の注入と、前記第2の注入口からの前記焼成への第2の食材の注入とを、時間差及び/もしくは注ぎ込み位置を変化させることを特徴とする請求項5記載の球形状焼成食品製造装置。
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